JP2018101843A - 画像形成装置、ジョブ設定値の切り替え確認方法及び切り替え確認プログラム - Google Patents

画像形成装置、ジョブ設定値の切り替え確認方法及び切り替え確認プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】タッチ操作によりジョブの設定値を変更していくときに、変更途中の状態が画像形成装置が内在している条件に合致した場合、ユーザーにそれを認識させることができる画像形成装置等を提供する。【解決手段】タッチパネル135のタッチ後所定時間内にタッチ解除され、かつタッチ中のタッチ座標の変動が所定しきい値以内である第1のタッチ操作と、第1のタッチ操作以外の第2のタッチ操作を検出する検出手段131と、第2のタッチ操作の検出に応答してタッチパネルに振動を付与可能な振動手段170と、ジョブの設定画面上で第2のタッチ操作が検出された場合、ジョブ設定値を変更する手段101を備え、設定値の変更途中の状態が、自装置に内在する予め定められた特定の条件に合致したか否かが判定され、合致した場合、振動手段によるタッチパネルの振動に関する制御が切り替えられる。【選択図】図3

Description

この発明は、画像形成装置、ジョブ設定値の切り替え確認方法及び切り替え確認プログラムに関する。
コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等の機能を有する、MFP(Multi Function Peripherals)と称されるような多機能デジタル画像形成装置として、操作パネルの画面上でピンチイン/アウト、ローテーションといったジェスチャー操作を行うことにより、印刷ジョブ等に関する設定値の設定を行うことができるものが従来より提供されている。
例えば、原稿が表示された印刷プレビュー画面において、印刷方向をマルチタッチによるローテーション操作(回転操作)によって設定することが可能な機種が知られている。画像形成装置で印刷可能な方向は、用紙の形状から縦もしくは横に限定されるため、表示画面に表示された原稿を例えば0度〜45度の間で指を離すと0度へ角度が戻り、46度〜90度の間で指を離せば、90度回転が設定される。つまり、画像形成装置は、画面に表示された原稿がしきい値である45度回転したときに印刷方向の設定を切り替える設定になっているが、ユーザーにとっては、どこまで原稿を回転させれば印刷方向が変化するのか分からないため、わざわざ90度付近まで回転させたり、あるいは45度未満の中途半端な回転操作のため方向設定に失敗するといった事態が生じている。
この場合、ローテーション操作により変更途中の原稿の角度が印刷方向の設定値の切り替えが行われるしきい値に達したときに、タッチパネルに振動が付与されるとすれば、ユーザは指を離しても印刷方向が切り替わることを認識でき便利である。なお、画面表示でユーザーに知らせる方法も考えられるが、ジェスチャ操作中は画面が手で隠れるため見逃す恐れがある。また音でユーザーに知らせる方法だと騒音になるうえ、周囲がうるさく聞き取れない場合があり、やはり聞き逃す恐れがある。そのため、触覚的な提示として振動でユーザーに伝えることが適切である。また、指を離すことで確定することからも触覚が最も直感的でわかりやすい。
同様に、原稿が表示された印刷プレビュー画面において、印刷時の原稿サイズの拡大・縮小倍率をピンチイン/アウトによって設定することが可能な機種もある。この場合、読み取り時の原稿サイズから、拡大・縮小後の画像がぴったりと収まる定型サイズが存在するが、ピンチイン/アウト操作により自由に倍率を変化させているときにユーザーはその定型サイズを認識することができない。
この場合も、ピンチイン/アウト操作により自由に倍率を変化させている途中で、その倍率に対応する原稿サイズが定型サイズに合致したときに、タッチパネルに振動が付与されるとすれば、ユーザーは定型サイズに合致したことを認識でき便利である。
なお、特許文献1には、タッチスクリーン上でのマルチタッチを感知し、それに応答して動的な触覚効果を生成するシステムが提案されている。
また、特許文献2には、ユーザ入力又はジェスチャ操作に応答して触覚的効果を生成するユーザーインタフェースを有するデバイスであって、ユーザーが要素のリスト内をスクロールしているという指示及び1つの要素が選択されているという指示を受信すると、スクロール速度を求め、スクロール速度に基づく大きさを有する触覚的効果を生成するデバイスが提案されている。
また、特許文献3には、表示パネルと、前記表示パネルに種々の表示情報及び機能の割り付けられる機能ボタンを適宜の位置に表示する表示パネル制御部と、前記表示パネルに対する表面近傍または接触した状態でのユーザーの操作を検出して操作位置を取得する操作位置検出部と、ユーザーに対して触覚を与える所定のフィードバックを出力するフィードバック出力部と、前記操作位置が、前記表示パネルに表示されている前記機能ボタンの表示位置であるか否か判断する判断部と、前記操作位置が前記機能ボタンの表示位置である場合に、前記機能ボタンに関連する所定のフィードバックを前記フィードバック出力部に出力させる制御部と、を備えた画像形成措置が提案されている。
特開2016−35784号公報 特開2014−199671号公報 特開2012−150794号公報
しかしながら、これらの特許文献に記載された技術は、いずれもマルチタッチあるいはスクロール速度といったユーザーの入力操作の情報のみに基づいて振動を付与するか、機能ボタンの表示位置を押下したことに対して振動を付与する技術である。このため、タッチ操作によりジョブの設定値を変更させているときに、変更途中の状態が画像形成装置が内在している条件に合致したとしても、ユーザーはそれを認識することができなかった。
従って、前述の例で言えば、印刷方向をマルチタッチによるローテーション操作によって設定する場合、ユーザーにとってはどこまで原稿を回転させれば印刷方向が変化するのか分からないとか、印刷時の原稿サイズの拡大・縮小倍率をピンチイン/アウト操作によって設定する場合、ピンチイン/アウト操作により自由に倍率を変化させている途中で、ユーザーは拡大・縮小後の画像がぴったりと収まる定型サイズを認識することができない、という問題に対して、上記特許文献1−3に記載の技術は解決策を提供しうるものではなかった。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、タッチ操作によりジョブの設定値を変更していくときに、変更途中の状態が画像形成装置が内在している条件に合致した場合、ユーザーにそれを認識させることができる画像形成装置、同装置におけるジョブ設定値の切り替え確認方法及び切り替え確認プログラムを提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)表示手段と、前記表示手段の表示画面上に設けられたタッチパネルと、前記タッチパネルがタッチされてから所定の時間内にタッチが解除され、かつタッチ中のタッチ座標の変動が所定のしきい値以内である第1のタッチ操作と、該第1のタッチ操作以外の第2のタッチ操作を検出する検出手段と、前記検出手段による少なくとも前記第2のタッチ操作の検出に応答して、前記タッチパネルに振動を付与可能な振動手段と、前記表示手段に表示されたジョブの設定画面上で、前記検出手段により前記第2のタッチ操作が検出された場合、ジョブの設定値を変更する設定値変更手段と、前記設定値変更手段により変更される設定値の変更途中の状態が、予め定められた特定の条件に合致したかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段により設定値の変更途中の状態が特定の条件と合致したと判定された場合、前記振動手段によるタッチパネルの振動に関する制御を切り替える振動制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(2)前記ジョブの設定画面は印刷プレビュー画面で構成される前項1に記載の画像形成装置。
(3)前記ジョブの設定画面が原稿サイズの拡大・縮小率の設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の拡大・縮小率に対応する原稿サイズが、定型サイズと合致したかどうかである前項1または2に記載の画像形成装置。
(4)前記ジョブの設定画面が原稿サイズの拡大・縮小率の設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の拡大・縮小倍率に対応する原稿サイズが、自装置の給紙トレイに格納されている用紙のサイズと合致したかどうかである前項1または2に記載の画像形成装置。
(5)前記ジョブの設定画面が、該設定画面に表示された原稿の角度を前記第2のタッチ操作によって変更することにより原稿の印刷方向を設定する画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の原稿の角度が前記印刷方向の設定値の切り替えが行われるしきい値に達したかどうかである前項1または2に記載の画像形成装置。
(6)前記ジョブの設定画面が印刷部数の設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の印刷部数と原稿のページ数とに基づいて算出された印刷に必要な用紙の枚数が、自装置の給紙トレイに格納されている用紙の枚数を超えたかどうかである前項1または2に記載の画像形成装置。
(7)前記ジョブの設定画面が両面印刷時の表裏両面の印刷領域の位置及び/または倍率の設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の表裏両面の印刷領域の位置及び/または倍率が合致したかどうかである前項1または2に記載の画像形成装置。
(8)前記ジョブの設定画面が、印刷画像上に重畳して印刷される重畳画像の用紙上の印刷位置の決定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の前記重畳画像の用紙上の印刷位置が、印刷不可領域に重なったかどうかである前項1または2に記載の画像形成装置。
(9)前記ジョブの設定画面が、前記設定画面に表示された原稿の傾きを前記第2のタッチ操作によって変更することにより、画像読み取り手段によって読み取った原稿から検出された原稿の傾きを補正する設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の原稿の傾きが、原稿の傾き0度に補正される傾きに合致したかどうかである前項1または2に記載の画像形成装置。
(10)前記第2のタッチ操作には、少なくとも2点でタッチ座標を検出し、各タッチ座標間の距離が連続的に変動するピンチイン・アウト操作が含まれる前項1〜4、7、8の何れかに記載の画像形成装置。
(11)前記第2のタッチ操作には、タッチ座標が単位時間あたり所定量以上連続的に変動するドラッグ操作が含まれる前項1〜9の何れかに記載の画像形成装置。
(12)前記第2のタッチ操作には、タッチ座標の移動量が所定値以下である時間が所定時間以上であるロングタップ操作が含まれる前項1〜4,6の何れかに記載の画像形成装置。
(13)前記第2のタッチ操作には、少なくとも2点のタッチ座標間の距離変位が所定量以下の状態を保持したまま、各タッチ座標の位置が連続的に変動するローテーション操作が含まれる前項1、2、5、8、9の何れかに記載の画像形成装置。
(14)前記振動制御手段による振動に関する制御の切り替えは、設定値の変更途中の状態が特定の条件と合致したと判定されるまでに第2のタッチ操作に対して付与されていた振動とは異なる強度及び/または周波数の振動を前記タッチパネルに付与することによって行われる前項1〜13の何れかに記載の画像形成装置。
(15)前記振動制御手段による振動に関する制御の切り替えは、設定値の変更途中の状態と特定の条件との差異が変化するに従い、前記タッチパネルに付与される振動の強度及び/または周波数を連続的に変化させることによって行われる前項1〜14の何れかに記載の画像形成装置。
(16)前記振動制御手段による振動に関する制御の切り替えは、設定値の変更途中の状態が特定の条件と合致したと判定されるまでに第2のタッチ操作に対して付与されていた振動を、合致したと判定されたときに停止させることによって行われる前項1〜13の何れかに記載の画像形成装置。
(17)表示手段と、前記表示手段の表示画面上に設けられたタッチパネルを備えた画像形成装置が、前記タッチパネルがタッチされてから所定の時間内にタッチが解除され、かつタッチ中のタッチ座標の変動が所定のしきい値以内である第1のタッチ操作と、該第1のタッチ操作以外の第2のタッチ操作を検出する検出ステップと、前記検出ステップによる少なくとも前記第2のタッチ操作の検出に応答して、前記タッチパネルに振動を付与する振動ステップと、前記表示手段に表示されたジョブの設定画面上で、前記検出ステップにより前記第2のタッチ操作が検出された場合、ジョブの設定値を変更する設定値変更ステップと、前記設定値変更ステップにより変更される設定値の変更途中の状態が、予め定められた特定の条件に合致したかどうかを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより設定値の変更途中の状態が特定の条件と合致したと判定された場合、前記振動ステップによるタッチパネルの振動に関する制御を切り替える振動制御ステップと、を実行することを特徴とするジョブ設定値の切り替え確認方法。
(18)表示手段と、前記表示手段の表示画面上に設けられたタッチパネルと、前記タッチパネルに振動を付与可能な振動手段とを備えた画像形成装置のコンピュータに、前記タッチパネルがタッチされてから所定の時間内にタッチが解除され、かつタッチ中のタッチ座標の変動が所定のしきい値以内である第1のタッチ操作と、該第1のタッチ操作以外の第2のタッチ操作を検出する検出ステップと、前記検出ステップによる少なくとも前記第2のタッチ操作の検出に応答して、前記振動手段によりタッチパネルに振動を付与する振動ステップと、前記表示手段に表示されたジョブの設定画面上で、前記検出ステップにより前記第2のタッチ操作が検出された場合、ジョブの設定値を変更する設定値変更ステップと、前記設定値変更ステップにより変更される設定値の変更途中の状態が、予め定められた特定の条件に合致したかどうかを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより設定値の変更途中の状態が特定の条件と合致したと判定された場合、前記振動手段によるタッチパネルの振動に関する制御を切り替える振動制御ステップと、を実行させるためのジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
(19)前記ジョブの設定画面は印刷プレビュー画面で構成される前項18に記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
(20)前記ジョブの設定画面が原稿サイズの拡大・縮小率の設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の拡大・縮小率に対応する原稿サイズが、定型サイズと合致したかどうかである前項18または19に記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
(21)前記ジョブの設定画面が原稿サイズの拡大・縮小率の設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の拡大・縮小倍率に対応する原稿サイズが、自装置の給紙トレイに格納されている用紙のサイズと合致したかどうかである前項18または19に記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
(22)前記ジョブの設定画面が、該設定画面に表示された原稿の角度を前記第2のタッチ操作によって変更することにより原稿の印刷方向を設定する画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の原稿の角度が前記印刷方向の設定値の切り替えが行われるしきい値に達したかどうかである前項18または19に記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
(23)前記ジョブの設定画面が印刷部数の設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の印刷部数と原稿のページ数とに基づいて算出された印刷に必要な用紙の枚数が、自装置の給紙トレイに格納されている用紙の枚数を超えたかどうかである前項18または19に記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
(24)前記ジョブの設定画面が両面印刷時の表裏両面の印刷領域の位置及び/または倍率の設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の表裏両面の印刷領域の位置及び/または倍率が合致したかどうかである前項18または19に記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
(25)前記ジョブの設定画面が、印刷画像上に重畳して印刷される重畳画像の用紙上の印刷位置の決定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の前記重畳画像の用紙上の印刷位置が、印刷不可領域に重なったかどうかである前項18または19に記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
(26)前記ジョブの設定画面が、前記設定画面に表示された原稿の傾きを前記第2のタッチ操作によって変更することにより、画像読み取り手段によって読み取った原稿から検出された原稿の傾きを補正する設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の原稿の傾きが、原稿の傾き0度に補正される傾きに合致したかどうかである前項18または19に記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
(27)前記第2のタッチ操作には、少なくとも2点でタッチ座標を検出し、各タッチ座標間の距離が連続的に変動するピンチイン・アウト操作が含まれる前項18〜21、24、25の何れかに記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
(28)前記第2のタッチ操作には、タッチ座標が単位時間あたり所定量以上連続的に変動するドラッグ操作が含まれる前項18〜26の何れかに記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
(29)前記第2のタッチ操作には、タッチ座標の移動量が所定値以下である時間が所定時間以上であるロングタップ操作が含まれる前項18〜21,23の何れかに記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
(30)前記第2のタッチ操作には、少なくとも2点のタッチ座標間の距離変位が所定量以下の状態を保持したまま、各タッチ座標の位置が連続的に変動するローテーション操作が含まれる前項18、19、22、25、26の何れかに記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
(31)前記振動制御ステップによる振動に関する制御の切り替えは、設定値の変更途中の状態が特定の条件と合致したと判定されるまでに第2のタッチ操作に対して付与されていた振動とは異なる強度及び/または周波数の振動を前記タッチパネルに付与することによって行われる前項18〜30の何れかに記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
(32)前記振動制御ステップによる振動に関する制御の切り替えは、設定値の変更途中の状態と特定の条件との差異が変化するに従い、前記タッチパネルに付与される振動の強度及び/または周波数を連続的に変化させることによって行われる前項18〜31の何れかに記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
(33)前記振動制御ステップによる振動に関する制御の切り替えは、設定値の変更途中の状態が特定の条件と合致したと判定されるまでに第2のタッチ操作に対して付与されていた振動を、合致したと判定されたときに停止させることによって行われる前項18〜30の何れかに記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、表示手段に表示されたジョブの設定画面上で、第2のタッチ操作が検出された場合、ジョブの設定値が変更されるが、設定値の変更途中の状態が予め定められた特定の条件に合致したかどうかが判定される。そして、合致したと判定された場合、振動手段によるタッチパネルの振動に関する制御が切り替えられる。従って、第2のタッチ操作を行っているユーザーは、振動に関する制御の切り替えにより、設定値の変更途中の状態が予め定められた特定の条件に合致したことを容易に認識することができ、同時的に指をタッチパネルから離す等の措置を実行することにより、振動に関する制御が切り替えられたときの設定値を容易に設定することができるから、ユーザーにとって極めて便利であり操作性を向上することができる。
前項(2)に記載の発明によれば、ジョブの設定画面は印刷プレビュー画面で構成されるから、ユーザーは印刷プレビュー画面上で第2のタッチ操作を行うことができ、設定値の入力操作をさらに行い易くなる。
前項(3)に記載の発明によれば、ユーザーは、第2のタッチ操作により変更途中の拡大・縮小率に対応する原稿サイズが、定型サイズと合致したことを容易に認識することができる。
前項(4)に記載の発明によれば、ユーザーは、第2のタッチ操作により変更途中の拡大・縮小倍率に対応する原稿サイズが、画像形成装置の給紙トレイに格納されている用紙のサイズと合致したことを容易に認識することができる。
前項(5)に記載の発明によれば、ユーザーは、第2のタッチ操作により変更途中の原稿の角度が前記印刷方向の設定値の切り替えが行われるしきい値に達したことを容易に認識することができる。
前項(6)に記載の発明によれば、ユーザーは、第2のタッチ操作により変更途中の印刷部数と原稿のページ数とに基づいて算出された印刷に必要に用紙枚数が、画像形成装置の給紙トレイに格納されている用紙の枚数を超えることを容易に認識することができる。
前項(7)に記載の発明によれば、ユーザーは、第2のタッチ操作により変更途中の表裏両面の印刷領域の位置及び/または倍率が合致したことを容易に認識することができる。
前項(8)に記載の発明によれば、ユーザーは、第2のタッチ操作により変更途中の前記重畳画像の用紙上の印刷位置が、印刷不可領域に重なったことを容易に認識することができる。
前項(9)に記載の発明によれば、ユーザーは、第2のタッチ操作により変更途中の原稿の傾きが、原稿の傾き0度に補正される傾きに合致したことを容易に認識することができる。
前項(10)に記載の発明によれば、表示手段に表示されたジョブの設定画面上で、少なくとも2点でタッチ座標を検出し、各タッチ座標間の距離が連続的に変動するピンチイン・アウト操作を行っているときに、ユーザーは、ジョブの設定値の変更途中の状態が予め定められた特定の条件に合致したことを認識することができる。
前項(11)に記載の発明によれば、表示手段に表示されたジョブの設定画面上で、タッチ座標が単位時間あたり所定量以上連続的に変動するドラッグ操作を行っているときに、ユーザーは、ジョブの設定値の変更途中の状態が予め定められた特定の条件に合致したことを認識することができる。
前項(12)に記載の発明によれば、表示手段に表示されたジョブの設定画面上で、タッチ座標の移動量が所定値以下である時間が所定時間以上であるロングタップ操作を行っているときに、ユーザーは、ジョブの設定値の変更途中の状態が予め定められた特定の条件に合致したことを認識することができる。
前項(13)に記載の発明によれば、表示手段に表示されたジョブの設定画面上で、少なくとも2点のタッチ座標間の距離変位が所定量以下の状態を保持したまま、各タッチ座標の位置が連続的に変動するローテーション操作を行っているときに、ユーザーは、ジョブの設定値の変更途中の状態が予め定められた特定の条件に合致したことを認識することができる。
前項(14)に記載の発明によれば、設定値の変更途中の状態が予め定められた特定の条件に合致した場合、設定値の変更途中の状態が特定の条件と合致したと判定されるまでに第2のタッチ操作に対して付与されていた振動とは異なる強度及び/または周波数の振動がタッチパネルに付与されるから、第2のタッチ操作を行っているユーザーは、設定値の変更途中の状態が予め定められた特定の条件に合致したことを容易に認識することができる。
前項(15)に記載の発明によれば、設定値の変更途中の状態が予め定められた特定の条件に合致した場合、設定値の変更途中の状態と特定の条件との差異が変化するに従い、タッチパネルに付与される振動の強度及び/または周波数が連続的に変化するから、第2のタッチ操作を行っているユーザーは、設定値の変更途中の状態が予め定められた特定の条件に合致したことを容易に認識することができる。
前項(16)に記載の発明によれば、設定値の変更途中の状態が予め定められた特定の条件に合致した場合、設定値の変更途中の状態が特定の条件と合致したと判定されるまでに第2のタッチ操作に対して付与されていた振動が、合致したと判定されたときに停止するから、第2のタッチ操作を行っているユーザーは、設定値の変更途中の状態が予め定められた特定の条件に合致したことを容易に認識することができる。
前項(17)に記載の発明によれば、第2のタッチ操作を行っているユーザーは、振動に関する制御の切り替えにより、設定値の変更途中の状態が予め定められた特定の条件に合致したことを容易に認識することができ、同時的に指をタッチパネルから離す等の措置を実行することにより、振動に関する制御が切り替えられたときの設定値を容易に設定することができる。
前項(18)〜(33)の何れかに記載の発明によれば、表示手段に表示されたジョブの設定画面上で、第2のタッチ操作を検出した場合にジョブの設定値を変更し、設定値の変更途中の状態が予め定められた特定の条件に合致したかどうかを判定し、合致したと判定した場合、振動手段によるタッチパネルの振動に関する制御を切り替える処理を、画像形成装置のコンピュータに実行させることができる。
この発明の一実施形態に係る画像形成装置の電気的な構成を示すブロック図である。 操作パネルの拡大図である。 操作パネルの表示部に表示された操作画面上で、ユーザーがジェスチャー操作によりジョブの設定を行う場合のMFP画像形成装置の処理を示すフローチャートである。 (A)〜(D)はジェスチャー操作によりジョブの設定値を変更設定する場合の具体例を説明するための図である。 図4に示した実施形態を実行するときに画像形成装置のCPUが行う処理を示すフローチャートである。 (A)〜(D)はジェスチャー操作によりジョブの設定値を変更設定する場合の他の具体例を説明するための図である。 図6に示した実施形態を実行するときに画像形成装置のCPUが行う処理を示すフローチャートである。 (A)〜(D)は原稿サイズの拡大・縮小率を変更・設定するジェスチャー操作の他の例を説明するための図である。 (A)〜(D)は原稿サイズの拡大・縮小率を変更・設定するジェスチャー操作のさらに他の例を説明するための図である。 (A)〜(E)はジェスチャー操作によりジョブの設定値を変更設定する場合のさらに他の具体例を説明するための図である。 図10に示した実施形態を実行するときに画像形成装置のCPUが行う処理を示すフローチャートである。 (A)〜(E)は原稿の角度を変更するジェスチャー操作の他の例を説明するための図である。 (A)〜(C)はジェスチャー操作によりジョブの設定値を変更設定する場合のさらに他の具体例を説明するための図である。 図13に示した実施形態を実行するときに画像形成装置のCPUが行う処理を示すフローチャートである。 (A)〜(C)は印刷部数を変更・設定するジェスチャー操作の他の例を説明するための図である。 (A)〜(C)はジェスチャー操作によりジョブの設定値を変更設定する場合のさらに他の具体例を説明するための図である。 図16に示した実施形態を実行するときに画像形成装置のCPUが行う処理を示すフローチャートである。 (A)〜(C)は表面の印刷領域の位置及びサイズ(倍率)の両方対して、裏面の印刷領域の位置及び倍率を合致させる場合のジェスチャー操作を示す図である。 (A)〜(C)はジェスチャー操作によりジョブの設定値を変更設定する場合のさらに他の具体例を説明するための図である。 図20に示した実施形態を実行するときに画像形成装置のCPUが行う処理を示すフローチャートである。 (A)〜(C)はスタンプの位置を変更・設定するジェスチャー操作の他の例を説明するための図である。 (A)〜(C)はスタンプの位置を変更・設定するジェスチャー操作のさらに他の例を説明するための図である。 (A)〜(C)はジェスチャー操作によりジョブの設定値を変更設定する場合のさらに他の具体例を説明するための図である。 図23に示した実施形態を実行するときに画像形成装置のCPUが行う処理を示すフローチャートである。 (A)〜(C)は原稿の角度を補正するジェスチャー操作の他の例を説明するための図である。 (A)〜(C)は振動に関する制御の切替の一例を説明するための図である。 (A)〜(C)は振動に関する制御の切替の他の例を説明するための図である。 (A)〜(C)は振動に関する制御の切替のさらに他の例を説明するための図である。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置1の電気的な構成を示すブロック図である。この実施形態では、画像形成装置1として、多機能デジタル画像形成装置である前述したMFPが用いられている。以下、画像形成装置をMFPともいう。
図1に示すように、MFP1は、制御部100、固定記憶装置110、画像読取装置120、操作パネル130、画像出力装置140、プリンタコントローラ150、ネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)160及び振動装置170等を備え、互いにシステムバス175を介して接続されている。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、S−RAM(Static Random Access Memory)103、NV−RAM(Non Volatile RAM)104及び時計IC105等を備えている。
CPU101は、ROM102等に保存されている動作プログラムを実行することにより、MFP1の全体を統括的に制御する。例えばコピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等を実行可能に制御するほか、特にこの実施形態では、操作パネル130のタッチパネル135に対して行われたユーザーによるタッチ操作を検出したり、検出結果に応じてタッチパネル135に振動を付与する等の制御等を行うが、詳細は後述する。
ROM102は、CPU101が実行するプログラムやその他のデータを格納する。
S−RAM103は、CPU101がプログラムを実行する際の作業領域となるものであり、プログラムやプログラムを実行する際のデータ等を一時的に保存する。
NV−RAM104は、バッテリでバックアップされた不揮発メモリであり、画像形成に係わる各種の設定や、表示部134の画素数や、表示部134に表示される各種画面のデータ等を記憶するものである。
時計IC105は、時刻を計時すると共に、内部タイマーとして機能し処理時間の計測等を行う。
固定記憶装置110は、ハードディスク等からなり、プログラム、文書その他の各種データを保存する。
画像読取装置120は、スキャナ等を備え、プラテンガラス上にセットされた原稿を走査することによって原稿画像を読み取り画像データに変換する。
操作パネル130は、ユーザーがMFP1へジョブ等の指示や各種設定を行う際に用いられるものであり、図2に拡大図を示すように、リセットキー131、スタートキー132、ストップキー133、表示部134及びタッチパネル135等を備えている。
リセットキー131は、設定をリセットする際に使用されるものであり、スタートキー132はスキャン等の開始操作に使用されるものであり、ストップキー133は動作を中断する場合等に押下されるものである。
表示部134は、例えば液晶表示装置からなり印刷ジョブ等の設定を行うための設定画面を含む各種の操作画面やメッセージ等を表示するものであり、タッチパネル135は表示部134の画面上に形成され、ユーザーのタッチ操作を検出する。
画像出力装置140は、画像読取装置120で読み取られた原稿の画像データや、外部操作から送信されたプリントデータから生成された複写画像を用紙上に印字するものである。
プリンタコントローラ150は、ネットワークインターフェース160によって受信されたプリントデータから複写画像を生成するものである。
ネットワークインターフェース(ネットワークI/F)160は、外部の端末装置等との間でデータの送受信を行う通信手段として機能する。
振動装置170は図示しない振動素子を備え、ユーザーによってタッチパネル135のタッチ操作がなされたときに振動素子を介してタッチパネル135に振動を付与するものである。振動装置170により付与される振動は、CPU101の制御に基づいて強度や周波数等を変更可能であり、タッチ操作の内容等に基づいて振動制御が切り替えられる。
この実施形態において、ユーザーは操作パネル130の画面上でタッチ操作を行い、CPU101はタッチパネル135を介してタッチ操作が行われたことを検出する。この実施形態ではタッチ操作として第1のタッチ操作と第2のタッチ操作がある。
第1のタッチ操作は、タッチパネル135がタッチされてから所定の時間内にタッチが解除され、かつタッチ中のタッチ座標の変動が所定のしきい値以内であるタッチ操作である。例えば、タッチパネル135をタップしてすぐに指をタッチパネルから離すタッチ操作である。
第2のタッチ操作は、第1のタッチ操作以外のタッチ操作である。以下の説明では、第2のタッチ操作をジェスチャー操作とも記す。ジェスチャー操作の一例としては、少なくとも2点でタッチ座標を検出し、各タッチ座標間の距離が連続的に変動するピンチイン・アウト操作や、タッチ座標が単位時間あたり所定量以上連続的に変動するドラッグ操作や、タッチ座標の移動量が所定値以下である時間が所定時間以上であるロングタップ操作や、少なくとも2点のタッチ座標間の距離変位が所定量以下の状態を保持したまま、各タッチ座標の位置が連続的に変動するローテーション操作等を挙げることができる。
図3は、操作パネル130の表示部134に表示された操作画面上で、ユーザーがジェスチャー操作によりジョブの設定を行う場合のMFP1の処理を示すフローチャートである。この処理は、MFP1のCPU101がROM102等の記録媒体に記録された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
ユーザーがタッチパネル135に対してタッチ操作を行うと、ステップS01ではタッチ操作を検出し、ステップS02では、検出したタッチ操作が第2のタッチ操作つまりジェスチャー操作か否かを判定する。ジェスチャー操作でなければ(ステップS02でNO)、第1のタッチ操作であるから、ステップS03で第1のタッチ操作用の振動命令を振動装置170に対して発行した後、ステップS01に戻る。この振動命令を受けて振動装置170はタッチパネル135に第1のタッチ操作用の振動を付与する。
ステップS02において、タッチ操作がジェスチャー操作であれば(ステップS02でYES)、ステップS04でジェスチャー操作の種類を判断し、ステップS05で、ジェスチャー操作に対応する設定値情報を取得する。次いでステップS06で、MFP1の固有の情報を取得したのち、ステップS07で、設定値情報で示される設定値が、MFP固有の情報に基づく特定の条件と合致したかどうかを判定する。どの固有情報を用いて特定の条件とするかは、予め設定しておけば良い。
特定の条件と合致しなければ(ステップS07でNO)、ステップS08で、ジェスチャー操作用の第1振動命令を振動装置170に対して発行した後、ステップS01に戻る。この第1振動命令を受けて振動装置170はタッチパネル135に、第1のタッチ操作用の振動とは異なる第1振動を付与する。
特定の条件と合致した場合(ステップS07でYES)、ステップS09で、第1振動命令とは異なるジェスチャー操作用の第2振動命令を振動装置170に対して発行した後、ステップS01に戻る。この第2振動命令を受けて振動装置170はタッチパネル135に、第1のタッチ操作用の振動及び第1振動命令による振動とは異なる第2振動を付与する。
ジェスチャー操作が行われているときは設定値が変化するが、その間、特定条件と合致したかどうかが連続的に判定され、合致しない場合は第1振動命令による第1振動が付与される。設定値が変化していき特定の条件に合致すると、第2振動命令による第2振動に切り替えられるから、ユーザーは異なる触感を知覚することになり、特定の条件に合致したことを認識することができる。また、異なる触感を知覚したときに指をタッチパネルから離す等の措置を実行することにより、特定の条件に合致したときの設定値を容易に設定することができるから、ユーザーにとって極めて便利であり操作性を向上することができる。
図4は、ジェスチャー操作によりジョブの設定値を変更設定する場合の具体例を説明するための図である。この例では、固定記憶装置110に保存された文書等を印刷する印刷ジョブにおいて、原稿サイズの拡大・縮小率をジェスチャー操作である前述のピンチイン・アウト操作によって設定する場合を示す。なお、固定記憶装置110に保存された文書等を印刷する印刷ジョブに限定されることはなく、他のジョブ例えば原稿を読み込んで印刷するコピージョブ等であっても良い。
図4(A)に示すように、操作パネル130の表示部134には、原稿サイズの拡大・縮小率の設定画面として印刷プレビュー画面が表示され、画面中央部には縦向きの原稿201が表示されている。また、MFP1は補給可能な用紙サイズとして例えばA4、B4等の定型サイズの用紙を有しており、表示部134には定型サイズの大きさを示す枠301、302も原稿201と同心で表示されている。なお、定型サイズの大きさを示す枠は必ずしも表示されなくても良い。
図4(B)に示すように、ユーザーが2本の指をタッチパネル135にタッチするとともに、図4(C)に示すように、タッチした指の距離が小さくあるいは大きくなるようにスライドさせると、MFP1のCPU101はタッチされた2点でタッチ座標を検出し、各タッチ座標間の距離が連続的に変動するピンチイン・アウト操作であると判定する。
ユーザーのピンチイン・アウト操作に応じて、設定値である拡大・縮小率は変更され、表示部134に表示されている印刷プレビュー画面の原稿201は拡大あるいは縮小表示される。ピンチイン・アウト操作中、タッチパネル135には第1振動命令による第1振動が付与される。
設定値の変更途中に、特定条件としてMFP1が有する定型サイズと合致した場合は、同図(D)に示すように、第1振動命令による第1振動から第2振動命令による第2振動に切り替えられる。このため、ユーザーはピンチイン・アウト操作により変化した設定値が定型サイズに合致したこと、換言すれば拡大・縮小後の画像がぴったりと収まる定型サイズを容易に認識することができる。
図5は、図4に示した実施形態を実行するときにMFP1のCPU101が行う処理を示すフローチャートである。このフローチャートは、図3に示したフローチャートにおいて点線で囲んだFの領域のステップに相当するものである。以後に示すフローチャートについても同様である。
ステップS11で、ジェスチャー操作により変更された拡大・縮小率情報を取得したのち、ステップS12で、拡大・縮小後の原稿サイズを計算する。次いで、ステップS13で、計算された原稿サイズがMFP1が有する定型サイズと一致したかどうかを判定する。
一致しなければ(ステップS13でNO)、図3のステップS08へ進み、ジェスチャー操作用の第1振動命令を振動装置170に対して発行する。定型サイズと一致した場合(ステップS13でYES)、図3のステップS09へ進み、第1振動命令とは異なる第2振動命令を振動装置170に対して発行する。
図6は、ジェスチャー操作によりジョブの設定値を変更設定する場合の他の具体例を説明するための図である。この例では、図4に示した例と同様に、固定記憶装置110に保存された文書等を印刷する印刷ジョブにおいて、原稿サイズの拡大・縮小率をジェスチャー操作である前述のピンチイン・アウト操作によって設定する場合を示す。
図6(A)に示すように、操作パネル130の表示部134には、原稿サイズの拡大・縮小率の設定画面として印刷プレビュー画面が表示され、画面中央部には縦向きの原稿201が表示されている。また、表示部134には、MFP1に搭載されている給紙トレーに収容されている、例えばA4,B4等の用紙サイズの大きさを示す枠303、304も原稿201と同心で表示されている。
図6(B)に示すように、ユーザーが2本の指をタッチパネル135にタッチするとともに、図6(C)に示すように、タッチした指の距離が小さくあるいは大きくなるようにスライドさせると、MFP1のCPU101はタッチされた2点でタッチ座標を検出し、各タッチ座標間の距離が連続的に変動するピンチイン・アウト操作であると判定する。
ユーザーのピンチイン・アウト操作に応じて、設定値である拡大・縮小率は変更され、表示部134に表示されている印刷プレビュー画面の原稿201は拡大あるいは縮小表示される。ピンチイン・アウト操作中、タッチパネル135には第1振動命令による第1振動が付与される。
設定値の変更途中に、特定条件としてMFP1に搭載されている給紙トレーの用紙サイズと合致した場合は、同図(D)に示すように、第1振動命令による第1振動から第2振動命令による第2振動に切り替えられる。このため、ユーザーはピンチイン・アウト操作により変化した設定値が給紙トレーの用紙サイズに合致したことを容易に認識することができる。なお、MFP1に搭載されている用紙サイズのうち、どの用紙サイズに合致したかを表示部134に表示させても良い。
図7は、図6に示した実施形態を実行するときにMFP1のCPU101が行う処理を示すフローチャートである。
ステップS21で、ジェスチャー操作により変更された拡大・縮小率情報を取得したのち、ステップS22で、拡大・縮小後の原稿サイズを計算する。次いで、ステップS23で、MFP1の給紙トレイに格納されている用紙サイズの情報を取得した後、ステップS24で、計算された原稿サイズがMFP1の給紙トレイの用紙サイズと一致したかどうかを判定する。
一致しなければ(ステップS24でNO)、図3のステップS08へ進み、ジェスチャー操作用の第1振動命令を振動装置170に対して発行する。用紙サイズと一致した場合(ステップS24でYES)、図3のステップS09へ進み、第1振動命令とは異なる第2振動命令を振動装置170に対して発行する。
図4〜図7に示した実施形態では、原稿サイズの拡大・縮小率を変更・設定するジェスチャー操作としてピンチイン・アウト操作を例示したが、図8に示すようなドラッグ操作であっても良い。
即ち、図8(A)に示すように、操作パネル130の表示部134に、原稿サイズの拡大・縮小率の設定画面として印刷プレビュー画面が表示されている状態で、同図(B)に示すように、画面上に縦方向にスライドバー401を表示させる。そして、同図(C)に示すように、ユーザーがスライドバー401の操作タブ402を指でタッチした状態でスライドバー401に沿ってドラッグ操作することにより、原稿サイズの拡大・縮小率を変更できるようになっている。
この場合、MFP1のCPU101は、タッチ座標が単位時間あたり所定量以上連続的に変動することを検知してドラッグ操作であると判定し、ドラッグ操作により変更された拡大・縮小率情報を取得し、拡大・縮小後の原稿サイズと定型サイズあるいは給紙トレイの用紙サイズが一致したかどうかを判定する。一致したと判定された場合、タッチパネル135の振動が第1振動から第2振動に切り替わる。
また、原稿サイズの拡大・縮小率を変更・設定するジェスチャー操作は、図9に示すようにロングタップ操作であっても良い。
即ち、図9(A)に示すように、操作パネル130の表示部134に、原稿サイズの拡大・縮小率の設定画面として印刷プレビュー画面が表示されている状態で、同図(B)に示すように、図8(B)と同様にスライドバー401を表示させる。スライドバー401の両端部には+ボタン403と−ボタン404が表示されている。+ボタン403は原稿サイズを拡大させ、−ボタン404は原稿サイズを縮小させるボタンである。
そして、同図(C)に示すように、ユーザーが例えば+ボタン403を指でタッチし、その状態を維持することにより、原稿サイズを連続的に拡大できるようになっている。
この場合、MFP1のCPU101は、タッチ座標の移動量が所定値以下である時間が所定時間以上であることを検知してロングタップ操作であると判定し、ロングタップ操作により変更された拡大・縮小率情報を取得し、拡大・縮小後の原稿サイズと定型サイズあるいは給紙トレイの用紙サイズが一致したかどうかを判定する。一致したと判定された場合、タッチパネル135の振動が第1振動から第2振動に切り替わる。
図10は、ジェスチャー操作によりジョブの設定値を変更設定する場合のさらに他の具体例を説明するための図である。この例では、固定記憶装置110に保存された文書等を印刷する印刷ジョブにおいて、原稿の印刷方向をジェスチャー操作であるローテーション操作によって設定する場合を示す。
図10(A)に示すように、操作パネル130の表示部134には、原稿の印刷方向の設定画面として印刷プレビュー画面が表示され、画面中央部には縦向きの原稿201が表示されている。この状態では、原稿201の縦方向の中心線は同図に示すように上下方向を向いている。
同図(B)に示すように、ユーザーが原稿201の縦辺の近くにおいて2本の指をタッチパネル135にタッチするとともに、タッチした指を画面上で時計方向に回転させると、MFP1のCPU101はタッチされた2点のタッチ座標を検出し、タッチ座標間の距離変位が所定量以下の状態を保持したまま、各タッチ座標の位置が連続的に変動するローテーション操作であると判定する。
ユーザーのローテーション操作に応じて、印刷プレビュー画面の原稿201は同図(B)に矢印で示すように徐々に回転し、角度が変更されていく。ローテーション操作中、タッチパネル135には第1振動命令による第1振動が付与される。
MFP1は、ローテーション操作によって変化する原稿201の角度がしきい値である45度に達すると、印刷方向の設定を縦向きから横向きに変更するようになっている。このため、MFP1はローテーション操作によって変更途中の原稿201の角度が、特定条件である設定値切り替えのしきい値45度に達したかどうかを判定する。そして、原稿201の角度が45度に達した場合は、同図(C)に示すように、第1振動命令による第1振動から第2振動命令による第2振動に切り替える。このため、ユーザーは印刷方向の切り替えしきい値に達したことを容易に認識することができ、どこまで原稿201を回転させれば印刷方向が変化するのか分からないというような不都合を解消できる。振動の切替によりしきい値に達したことを認識したユーザーがタッチ操作を解除すると、同図(E)に示すよう表示画面の原稿201は自動的に横向きとなり、印刷方向の設定値が切り替わる。一方、しきい値に達する前にユーザーがタッチ操作を解除すると、同図(D)に示すように、原稿201は元の縦向きに自動的に戻る。
図11は、図10に示した実施形態を実行するときにMFP1のCPU101が行う処理を示すフローチャートである。
ステップS31で、ジェスチャー操作により変更された原稿の回転率(回転角度)を取得したのち、ステップS32で、取得した回転率がしきい値以上かどうかを判定する。
しきい値以上でなければ(ステップS32でNO)、図3のステップS08へ進み、ジェスチャー操作用の第1振動命令を振動装置170に対して発行する。回転率がしきい値以上である場合(ステップS32でYES)、図3のステップS09へ進み、第1振動命令とは異なる第2振動命令を振動装置170に対して発行する。
図10及び図11に示した実施形態では、原稿201の角度を変更するジェスチャー操作としてローテーション操作を例示したが、図12に示すようなドラッグ操作であっても良い。
即ち、図12(A)に示すように、操作パネル130の表示部134に、縦向きの原稿201がプレビュー表示されている状態で、ユーザーが原稿201の角部をタッチした後、同図(B)に示すように、タッチした指を画面上で時計方向にスライドさせる。この場合、MFP1のCPU101は、タッチ座標が単位時間あたり所定量以上連続的に変動することを検知してドラッグ操作であると判定し、ドラッグ操作により変更された原稿201の角度がしきい値に達すると、印刷方向の設定を縦向きから横向きに変更する。また、原稿201の角度がしきい値に達したときは、同図(C)に示すように、タッチパネル135の振動が第1振動から第2振動に切り替わる。
図12の例においても、振動の切替によりしきい値に達したことを認識したユーザーがタッチ操作を解除すると、同図(E)に示すよう表示画面の原稿201は自動的に横向きとなり、印刷方向の設定値が切り替わる。一方、しきい値に達する前にユーザーがタッチ操作を解除すると、同図(D)に示すように、原稿201は元の縦向きに自動的に戻る。
図13は、ジェスチャー操作によりジョブの設定値を変更設定する場合のさらに他の具体例を説明するための図である。この例では、固定記憶装置110に保存された文書等を印刷する印刷ジョブにおいて、印刷部数をジェスチャー操作であるロングタップ操作によって設定する場合を示す。
図13(A)に示すように、操作パネル130の表示部134には、印刷部数を設定するための設定画面が表示され、この画面内に+ボタン405と−ボタン406が表示されている。+ボタン405は印刷部数を増加させ、−ボタン406は印刷部数を減少させるボタンであり、ユーザーが+ボタン405あるいは−ボタン406を指でタッチし、その状態を維持することにより、印刷部数を連続的に変更できるようになっている。
同図(B)に示すように、ユーザーが+ボタン405をタッチしてそのまま維持すると、MFP1のCPU101は、タッチ座標の移動量が所定値以下である時間が所定時間以上であることを検知してロングタップ操作であると判定し、印刷部数の設定値を増加方向に変動させる。印刷部数の設定値は設定値表示部409に表示される。ロングタップ操作中、タッチパネル135には第1振動命令による第1振動が付与される。
MFP1は、ロングタップ操作によって変化する印刷部数と印刷対象の文書(原稿)のページ数を乗算して印刷に必要な用紙枚数と、自装置の給紙トレイに格納されている用紙の枚数を求め、印刷に必要な用紙の枚数が給紙トレイ内の用紙枚数を超えるかどうかを判定する。そして、超えた場合は紙切れを起こすことから、第1振動命令による第1振動から第2振動命令による第2振動に切り替えて、その旨をユーザーに通知する。
例えば図13(C)に示すように、印刷対象文書が4ページであり、給紙トレイに格納されている用紙枚数が199枚である場合、+ボタン405のロングタップ操作により印刷部数を変化させていくと、片面印刷の場合は、同図(C)に示すように印刷部数が50に変更されたとき、給紙トレイに格納されている用紙枚数を超えることになる。従って、MFP1は印刷部数の設定値が50に達した場合は、第1振動から第2振動に切り替える。これにより、ユーザーは紙切れを起こす印刷部数が設定されたことを容易に認識することができ、印刷部数を減らす等の措置を講ずることができる。なお、印刷に必要な用紙枚数は、印刷モードが片面印刷か両面印刷か、さらにはN枚の原稿を1枚の用紙に印刷する集約印刷モード(Nin1モード)か、等の印刷設定によって異なる。
図14は、図13に示した実施形態を実行するときにMFP1のCPU101が行う処理を示すフローチャートである。
ステップS41で、給紙トレイ内の用紙枚数を取得し、ステップS42で印刷対象文書のページ数を取得する。さらにステップS43でジェスチャ操作によって変更された印刷部数を取得したのち、ステップS44で、印刷設定情報(片面/両面モードか、集約印刷モードか等の情報)を取得する。
次いで、取得したこれらの情報を基に、ステップS45で、印刷に必要な用紙枚数を計算する。この計算は、1部あたりの使用枚数×部数によって求めることができる。
次に、ステップS46で、計算した用紙枚数が給紙トレイの用紙枚数を超えるかどうかを判定する。超えなければ(ステップS46でNO)、図3のステップS08へ進み、第1振動命令を振動装置170に対して発行する。超える場合(ステップS46でYES)、紙切れを起こすため図3のステップS09へ進み、第1振動命令とは異なる第2振動命令を振動装置170に対して発行する。
図13及び図14に示した実施形態では、印刷部数を変更・設定するジェスチャー操作としてロングタップ操作を例示したが、図15に示すようなドラッグ操作であっても良い。
即ち、図15(A)に示すように、操作パネル130の表示部134に、印刷部数の設定画面が表示されている状態で、同図(B)に示すように、画面上に横方向にスライドバー407を表示させる。そして、同図に示すように、ユーザーがスライドバー407の操作タブ408を指でタッチした状態でスライドバー407に沿ってドラッグ操作することにより、印刷部数を変更できるようになっている。
この場合、MFP1のCPU101は、タッチ座標が単位時間あたり所定量以上連続的に変動することを検知してドラッグ操作であると判定し、ドラッグ操作により変更された印刷部数の設定値を取得し、印刷に必要な用紙枚数を計算する。そして、計算した用紙枚数が自装置の給紙トレイの用紙枚数を超えたかどうかを判定する。超えたと判定された場合、同図(C)に示すように、タッチパネル135の振動を第1振動から第2振動に切り替える。
図16は、ジェスチャー操作によりジョブの設定値を変更設定する場合のさらに他の具体例を説明するための図である。この例では、固定記憶装置110に保存された文書等を編集して印刷するジョブにおいて、編集対象のページの裏面に別ページのデータを印刷する場合に、表裏両面の印刷領域の位置をジェスチャー操作であるドラッグ操作によって設定する場合を示す。
図16(A)に示すように、操作パネル130の表示部134には、原稿の印刷方向の設定画面として印刷プレビュー画面が表示され、画面中央部には横向きの原稿210の表面が表示されている。また表面の印刷領域211の位置は既に設定済みであり、印刷領域211の位置が枠(破線で示す)で示されている。
ユーザーが原稿210裏面の印刷領域の位置を設定する場合、同図(B)に示すように画面に原稿210の裏面を表示させる。
ユーザーは裏面に印刷したいページの画像の印刷領域221(実線の枠で示す)をタッチし、原稿内へとドラッグする。MFP1のCPU101は、タッチ座標が単位時間あたり所定量以上連続的に変動することを検知してドラッグ操作であると判定する。
ユーザーのドラッグ操作に応じて、設定値である裏面の印刷領域221の位置は変更され、表示部134の画面上で原稿裏面の印刷領域221の位置が変更される。ドラッグ操作中、タッチパネル135には第1振動命令による第1振動が付与される。
原稿裏面の印刷領域221の位置の変更途中に、原稿210の表面の印刷領域211の位置と合致した場合は、特定条件と合致したものとして同図(C)に示すように、第1振動命令による第1振動から第2振動命令による第2振動に切り替えられる。このため、ユーザーはドラッグ操作により変化した裏面の印刷領域221の位置が、表面の印刷領域211の位置に合致したことを容易に認識することができる。
図17は、図16に示した実施形態を実行するときにMFP1のCPU101が行う動作を示すフローチャートである。
ステップS51で印刷設定情報(両面印刷設定情報)を取得した後、ステップS52で両面印刷が有効かどうかを判定する。有効でなければ(ステップS52でNO)、図3のステップS01に戻る。有効であれば(ステップS52でYES)、ステップS53に進む。
ステップS53では印刷位置の編集モードかどうかを判断する。印刷位置の編集モードでなければ(ステップS53でNO)、図3のステップS01に戻る。印刷位置の編集モードであれば(ステップS53でYES)、ステップS54で、編集ページの表面の印刷領域211の位置を取得した後、ステップS55で、ジェスチャー操作により変更された裏面の印刷領域221の位置を取得する。
次いで、ステップS56で、表面の印刷領域211の位置と裏面の印刷領域221の位置が一致するかどうかを判定する。一致しなければ(ステップS56でNO)、図3のステップS08へ進み、第1振動命令を振動装置170に対して発行する。一致する場合(ステップS56でYES)、図3のステップS09へ進み、第1振動命令とは異なる第2振動命令を振動装置170に対して発行する。
図16及び図17の例では原稿210の表面の印刷領域211と裏面の印刷領域221が一致するかどうかを判定したが、表裏両面の印刷領域の基準位置は予め一致しており、裏面の印刷領域221の倍率を変更することにより、表面の印刷領域211のサイズに合致させる場合に本発明を適用しても良い。具体的には、裏面の印刷領域221の倍率を変更設定している時に、表面の印刷領域211のサイズに合致したときに、第1振動から第2振動に切り替えても良い。
また、表面の印刷領域211の位置及びサイズ(倍率)の両方に対して、裏面の印刷領域221の位置及び倍率を合致させる場合であってもよい。この場合はドラッグ操作で裏面の印刷領域221の位置の変更設定を行い、ピンチイン・アウト操作で印刷領域221の倍率を変更設定すれば良い。具体的には、図18(A)に示すように、原稿210の表面の印刷領域211の位置及び倍率の設定を行った後、同図(B)の裏面の印刷領域221の設定画面において、小サイズの裏面印刷領域221の位置を表面の印刷領域211の位置にドラッグ操作により合わせながら、同図(C)に示すようにピンチイン・アウト操作で印刷領域221の倍率を変更する。そして、裏面印刷領域221の位置及び倍率が表面の印刷領域211の位置及び倍率に合致したときに、第1振動から第2振動に切り替わる。
図19は、ジェスチャー操作によりジョブの設定値を変更設定する場合のさらに他の具体例を説明するための図である。この例では、固定記憶装置110に保存された文書等を印刷するジョブにおいて、印刷画像上に重畳して印刷するスタンプの位置をジェスチャー操作であるドラッグ操作によって設定する場合を示す。
図19(A)に示すように、操作パネル130の表示部134には、印刷プレビュー画面が表示され、画面中央部には縦向きの原稿230が表示されている。この例では、MFP1のエンジンの仕様上印刷不可能な領域、例えば枠消し印刷モードにおける枠消し(余白)設定領域、ブック印刷モードにおけるとじしろ設定領域等が設定されている。同図の原稿230の端部にハッチングを付した領域が印刷不可領域231である。
同図(B)に示すように、ユーザーが重畳して印刷するスタンプ240をタッチし、原稿内の印刷希望位置へとドラッグする。MFP1のCPU101は、タッチ座標が単位時間あたり所定量以上連続的に変動することを検知してドラッグ操作であると判定する。
ユーザーのドラッグ操作に応じて、設定値であるスタンプ240の位置は表示部134の画面上で変更される。ドラッグ操作中、タッチパネル135には第1振動命令による第1振動が付与される。
スタンプ240の位置の変更途中において、スタンプの印刷領域である外接矩形領域が原稿230の印刷不可領域231に重なった場合、換言すればスタンプ240の外接矩形領域が原稿230の印刷可能領域に存在しない場合は、同図(C)に示すように、第1振動命令による第1振動から第2振動命令による第2振動に切り替えられる。このため、ユーザーはドラッグ操作によりにより変化したスタンプ240の位置が印刷不可領域231に重なったことを容易に認識することができる。
図20は、図19に示した実施形態を実行するときにMFP1のCPU101が行う動作を示すフローチャートである。
ステップS61で印刷設定情報(枠消し印刷/ブック印刷モードの設定情報)を取得した後、ステップS62で印刷領域が限定される設定が有効かどうかを判定する。有効でなければ(ステップS62でNO)、図3のステップS01に戻る。有効であれば(ステップS62でYES)、ステップS63に進む。
ステップS63では原稿230内の印刷可能領域を取得したのち、ステップS64でジェスチャー操作により変更されたスタンプ240の位置情報を取得し、さらにステップS65で、スタンプ重畳位置における外接矩形領域の位置を算出する。
次いで、ステップS66で、外接矩形領域が印刷可能領域に内包されるかどうかを判定する。内包される場合(ステップS66でYES)、スタンプ240は印刷不可領域231に重ならないから図3のステップS08へ進み、第1振動命令を振動装置170に対して発行する。内包されない場合(ステップS56でNO)、スタンプ240は印刷不可領域231に重なるから図3のステップS09へ進み、第1振動命令とは異なる第2振動命令を振動装置170に対して発行する。
図19及び図20に示した実施形態では、スタンプ240の位置をドラッグ操作により変更したが、ピンチアウト操作によりスタンプ240の倍率を拡大した場合に、拡大後のスタンプ240が印刷不可領域231に重なるかどうかを判定し、重なる場合に振動を切り替えても良い。
即ち、図21(A)に示すように、操作パネル130の表示部134に印刷プレビュー画面が表示された状態で、同図(B)に示すように、ユーザーがスタンプ240をタッチしピンチアウト操作によりスタンプ240を拡大する。MFP1のCPU101は、拡大後のスタンプ240の外接矩形領域が印刷可能領域に内包されるかどうかを判定し、内包されない場合(スタンプ240が印刷不可領域231と重なる場合)は、同図(C)に示すように振動を切り替えるようにしても良い。
また、ローテーション操作によりスタンプ240を回転させた場合に、回転後のスタンプ240が印刷不可領域231に重なるかどうかを判定し、重なる場合に振動を切り替えても良い。
即ち、図22(A)に示すように、操作パネル130の表示部134に印刷プレビュー画面が表示された状態で、同図(B)に示すように、ユーザーがスタンプ240をタッチしローテーション操作によりスタンプ240を回転する。MFP1のCPU101は、回転後のスタンプ240の外接矩形領域が印刷可能領域に内包されるかどうかを判定し、内包されない場合(スタンプ240が印刷不可領域231と重なる場合)は、同図(C)に示すように振動を切り替えるようにしても良い。
図23は、ジェスチャー操作によりジョブの設定値を変更設定する場合のさらに他の具体例を説明するための図である。
MFP1には、画像読取装置120出読み取った原稿の画像から検出された原稿の傾きを、操作パネル130の表示部134に表示された印刷プレビュー画面上で補正できる機能を有している。図23の例では、検出された原稿の傾きをジェスチャー操作であるローテーション操作によって0度に補正設定する場合を示す。
図23(A)に示すように、操作パネル130の表示部134には、印刷プレビュー画面が表示され、画面中央部には縦向きの原稿250が表示されている。原稿250内には、画像読取装置120出読み取った原稿の画像から検出された文字列の傾きと同じ傾きで、文字列251が水平方向に対して斜めに傾斜して表示されている。
同図(B)に示すように、ユーザーが表示されている原稿250の縦辺付近を2本の指でタッチし、反時計方向に回転させる。MFP1のCPU101は、タッチされた2点のタッチ座標を検出し、タッチ座標間の距離変位が所定量以下の状態を保持したまま、各タッチ座標の位置が連続的に変動するローテーション操作であると判定する。
ユーザーのローテーション操作に応じて、印刷プレビュー画面の原稿250と原稿内の文字列251が図23(C)に示すように徐々に回転し、角度が変更されていく。ローテーション操作中、タッチパネル135には第1振動命令による第1振動が付与される。
MFP1は、ローテーション操作によって変化する原稿250及び文字列251の角度が、傾き0度の補正値に相当する角度に達すると、同図(C)に示すように、第1振動命令による第1振動から第2振動命令による第2振動に切り替える。このため、ユーザーは読み取られた原稿の傾きが0度に補正されたことを容易に認識することができる。
図24は、図23に示した実施形態を実行するときにMFP1のCPU101が行う動作を示すフローチャートである。
ステップS71で、画像読取装置120で読み取った原稿内の文字列に対する傾きを、文字認識処理(OCR)で検出した後、ステップS72で、ジェスチャー操作により変更された回転率を取得する。ステップS73では、取得した文字列に対する傾きと回転率とに基づいて、出力時(印刷時)の文字列の傾きを計算する。
次いでステップS74で、出力後の文字列が水平(横書きの場合)または垂直(縦書きの場合)かどうかを判定する。水平でも垂直でもない場合は(ステップS74でNO)、図3のステップS08へ進み、第1振動命令を振動装置170に対して発行する。水平または垂直の場合は(ステップS74でYES)、図3のステップS09へ進み、第1振動命令とは異なる第2振動命令を振動装置170に対して発行する。
図23及び図24に示した実施形態では、原稿の角度を変更するジェスチャー操作としてローテーション操作を例示したが、図25に示すようなドラッグ操作であっても良い。
即ち、図25(A)に示すように、操作パネル130の表示部134に、原稿250と文字列251がプレビュー表示されている状態で、ユーザーが原稿250の角部近傍をタッチした後、図25(B)に示すように、タッチした指を画面上で反時計方向にスライドさせる。この場合、MFP1のCPU101は、タッチ座標が単位時間あたり所定量以上連続的に変動することを検知してドラッグ操作であると判定し、ドラッグ操作により変更された原稿250及び文字列251の角度が、傾き0度の補正値に相当する角度に達すると、同図(C)に示すように、タッチパネル135の振動が第1振動から第2振動に切り替わる。
次に、タッチパネル135に付与される振動の第1振動から第2振動への切り替えについて説明する。
図26及び図27は、振動切替の各例を説明するための図である。図26及び図27において、各図(A)に示される4個の図は左から図10の(A)〜(C)、(E)に対応する図であり、印刷プレビュー画面上で原稿201をしきい値である45度回転させたときに、第1の振動から第2の振動に切り替わるようになっている。各図(B)は振動装置170の振動素子への駆動信号の入力波形を示し、各図(C)は振動素子の振動振幅波形を示す。
図26の例では、印刷プレビュー画面上で原稿201をしきい値である45度回転させたときに、しきい値に達するまでに付与されていた駆動信号よりも大きさが大きく周波数が高い駆動信号に切り替えられている。このため、ユーザーは異なる強度及び周波数の振動を感知することになり、設定値の切り替え閾値に達したことを容易に認識できる。なお、強度及び周波数のうちの何れかのみを変化させても良い。
一方、図27の例では、印刷プレビュー画面上で原稿201の回転角度が閾値である45度に近づくにつれて、駆動信号の大きさが連続的に大きくなっている。なお、駆動信号の大きさの変化とともにあるいは駆動信号の大きさの変化とは別に、駆動信号の周波数を連続的に高く変化させても良い。そして、印刷プレビュー画面上で原稿201をしきい値である45度回転させたときに、駆動信号がさらに大きく、周波数も高くなっている。この場合も、ユーザーは異なる強度及び/または周波数の振動を感知することになり、設定値の切り替え閾値に達したことを容易に認識できる。
図26及び図27の例を含め、以上の実施形態では、設定値の変更途中の状態が、MFP1に内在する予め定められた特定の条件に合致したときに、タッチパネル135に付与される振動が第1の振動から第2の振動へ切り替えられる場合について説明したが、この発明では、設定値の変更途中の状態が特定の条件と合致したと判定された場合に、振動装置170によるタッチパネル135の振動に関する制御を切り替えて、ユーザーが特定の条件と合致したことを認識できれば良い。
このため、図28に示すように、例えば、印刷プレビュー画面上で原稿201をしきい値である45度回転させたときに、しきい値に達するまでに付与されていた駆動信号を解除して、振動させないように切り替えてもよい。同図(B)(C)における破線で囲った部分は振動が消失したことを示している。ユーザーは今まで付与されていた振動が消失することにより、特定の条件と合致したことを容易に認識することができる。
1 画像形成装置
100 制御部
101 CPU
102 ROM
110 固定記憶装置
120 画像読取装置
130 操作パネル
134 表示部
135 タッチパネル
140 画像出力装置
170 振動装置
201、210、230 原稿

Claims (33)

  1. 表示手段と、
    前記表示手段の表示画面上に設けられたタッチパネルと、
    前記タッチパネルがタッチされてから所定の時間内にタッチが解除され、かつタッチ中のタッチ座標の変動が所定のしきい値以内である第1のタッチ操作と、該第1のタッチ操作以外の第2のタッチ操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段による少なくとも前記第2のタッチ操作の検出に応答して、前記タッチパネルに振動を付与可能な振動手段と、
    前記表示手段に表示されたジョブの設定画面上で、前記検出手段により前記第2のタッチ操作が検出された場合、ジョブの設定値を変更する設定値変更手段と、
    前記設定値変更手段により変更される設定値の変更途中の状態が、予め定められた特定の条件に合致したかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により設定値の変更途中の状態が特定の条件と合致したと判定された場合、前記振動手段によるタッチパネルの振動に関する制御を切り替える振動制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ジョブの設定画面は印刷プレビュー画面で構成される請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ジョブの設定画面が原稿サイズの拡大・縮小率の設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の拡大・縮小率に対応する原稿サイズが、定型サイズと合致したかどうかである請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ジョブの設定画面が原稿サイズの拡大・縮小率の設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の拡大・縮小倍率に対応する原稿サイズが、自装置の給紙トレイに格納されている用紙のサイズと合致したかどうかである請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 前記ジョブの設定画面が、該設定画面に表示された原稿の角度を前記第2のタッチ操作によって変更することにより原稿の印刷方向を設定する画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の原稿の角度が前記印刷方向の設定値の切り替えが行われるしきい値に達したかどうかである請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 前記ジョブの設定画面が印刷部数の設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の印刷部数と原稿のページ数とに基づいて算出された印刷に必要な用紙の枚数が、自装置の給紙トレイに格納されている用紙の枚数を超えたかどうかである請求項1または2に記載の画像形成装置。
  7. 前記ジョブの設定画面が両面印刷時の表裏両面の印刷領域の位置及び/または倍率の設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の表裏両面の印刷領域の位置及び/または倍率が合致したかどうかである請求項1または2に記載の画像形成装置。
  8. 前記ジョブの設定画面が、印刷画像上に重畳して印刷される重畳画像の用紙上の印刷位置の決定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の前記重畳画像の用紙上の印刷位置が、印刷不可領域に重なったかどうかである請求項1または2に記載の画像形成装置。
  9. 前記ジョブの設定画面が、前記設定画面に表示された原稿の傾きを前記第2のタッチ操作によって変更することにより、画像読み取り手段によって読み取った原稿から検出された原稿の傾きを補正する設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の原稿の傾きが、原稿の傾き0度に補正される傾きに合致したかどうかである請求項1または2に記載の画像形成装置。
  10. 前記第2のタッチ操作には、少なくとも2点でタッチ座標を検出し、各タッチ座標間の距離が連続的に変動するピンチイン・アウト操作が含まれる請求項1〜4、7、8の何れかに記載の画像形成装置。
  11. 前記第2のタッチ操作には、タッチ座標が単位時間あたり所定量以上連続的に変動するドラッグ操作が含まれる請求項1〜9の何れかに記載の画像形成装置。
  12. 前記第2のタッチ操作には、タッチ座標の移動量が所定値以下である時間が所定時間以上であるロングタップ操作が含まれる請求項1〜4,6の何れかに記載の画像形成装置。
  13. 前記第2のタッチ操作には、少なくとも2点のタッチ座標間の距離変位が所定量以下の状態を保持したまま、各タッチ座標の位置が連続的に変動するローテーション操作が含まれる請求項1、2、5、8、9の何れかに記載の画像形成装置。
  14. 前記振動制御手段による振動に関する制御の切り替えは、設定値の変更途中の状態が特定の条件と合致したと判定されるまでに第2のタッチ操作に対して付与されていた振動とは異なる強度及び/または周波数の振動を前記タッチパネルに付与することによって行われる請求項1〜13の何れかに記載の画像形成装置。
  15. 前記振動制御手段による振動に関する制御の切り替えは、設定値の変更途中の状態と特定の条件との差異が変化するに従い、前記タッチパネルに付与される振動の強度及び/または周波数を連続的に変化させることによって行われる請求項1〜14の何れかに記載の画像形成装置。
  16. 前記振動制御手段による振動に関する制御の切り替えは、設定値の変更途中の状態が特定の条件と合致したと判定されるまでに第2のタッチ操作に対して付与されていた振動を、合致したと判定されたときに停止させることによって行われる請求項1〜13の何れかに記載の画像形成装置。
  17. 表示手段と、前記表示手段の表示画面上に設けられたタッチパネルを備えた画像形成装置が、
    前記タッチパネルがタッチされてから所定の時間内にタッチが解除され、かつタッチ中のタッチ座標の変動が所定のしきい値以内である第1のタッチ操作と、該第1のタッチ操作以外の第2のタッチ操作を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップによる少なくとも前記第2のタッチ操作の検出に応答して、前記タッチパネルに振動を付与する振動ステップと、
    前記表示手段に表示されたジョブの設定画面上で、前記検出ステップにより前記第2のタッチ操作が検出された場合、ジョブの設定値を変更する設定値変更ステップと、
    前記設定値変更ステップにより変更される設定値の変更途中の状態が、予め定められた特定の条件に合致したかどうかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより設定値の変更途中の状態が特定の条件と合致したと判定された場合、前記振動ステップによるタッチパネルの振動に関する制御を切り替える振動制御ステップと、
    を実行することを特徴とするジョブ設定値の切り替え確認方法。
  18. 表示手段と、前記表示手段の表示画面上に設けられたタッチパネルと、前記タッチパネルに振動を付与可能な振動手段とを備えた画像形成装置のコンピュータに、
    前記タッチパネルがタッチされてから所定の時間内にタッチが解除され、かつタッチ中のタッチ座標の変動が所定のしきい値以内である第1のタッチ操作と、該第1のタッチ操作以外の第2のタッチ操作を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップによる少なくとも前記第2のタッチ操作の検出に応答して、前記振動手段によりタッチパネルに振動を付与する振動ステップと、
    前記表示手段に表示されたジョブの設定画面上で、前記検出ステップにより前記第2のタッチ操作が検出された場合、ジョブの設定値を変更する設定値変更ステップと、
    前記設定値変更ステップにより変更される設定値の変更途中の状態が、予め定められた特定の条件に合致したかどうかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより設定値の変更途中の状態が特定の条件と合致したと判定された場合、前記振動手段によるタッチパネルの振動に関する制御を切り替える振動制御ステップと、
    を実行させるためのジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
  19. 前記ジョブの設定画面は印刷プレビュー画面で構成される請求項18に記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
  20. 前記ジョブの設定画面が原稿サイズの拡大・縮小率の設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の拡大・縮小率に対応する原稿サイズが、定型サイズと合致したかどうかである請求項18または19に記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
  21. 前記ジョブの設定画面が原稿サイズの拡大・縮小率の設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の拡大・縮小倍率に対応する原稿サイズが、自装置の給紙トレイに格納されている用紙のサイズと合致したかどうかである請求項18または19に記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
  22. 前記ジョブの設定画面が、該設定画面に表示された原稿の角度を前記第2のタッチ操作によって変更することにより原稿の印刷方向を設定する画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の原稿の角度が前記印刷方向の設定値の切り替えが行われるしきい値に達したかどうかである請求項18または19に記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
  23. 前記ジョブの設定画面が印刷部数の設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の印刷部数と原稿のページ数とに基づいて算出された印刷に必要な用紙の枚数が、自装置の給紙トレイに格納されている用紙の枚数を超えたかどうかである請求項18または19に記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
  24. 前記ジョブの設定画面が両面印刷時の表裏両面の印刷領域の位置及び/または倍率の設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の表裏両面の印刷領域の位置及び/または倍率が合致したかどうかである請求項18または19に記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
  25. 前記ジョブの設定画面が、印刷画像上に重畳して印刷される重畳画像の用紙上の印刷位置の決定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の前記重畳画像の用紙上の印刷位置が、印刷不可領域に重なったかどうかである請求項18または19に記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
  26. 前記ジョブの設定画面が、前記設定画面に表示された原稿の傾きを前記第2のタッチ操作によって変更することにより、画像読み取り手段によって読み取った原稿から検出された原稿の傾きを補正する設定画面であり、設定値の変更途中の状態が特定の条件に合致したかどうかは、前記第2のタッチ操作により変更途中の原稿の傾きが、原稿の傾き0度に補正される傾きに合致したかどうかである請求項18または19に記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
  27. 前記第2のタッチ操作には、少なくとも2点でタッチ座標を検出し、各タッチ座標間の距離が連続的に変動するピンチイン・アウト操作が含まれる請求項18〜21、24、25の何れかに記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
  28. 前記第2のタッチ操作には、タッチ座標が単位時間あたり所定量以上連続的に変動するドラッグ操作が含まれる請求項18〜26の何れかに記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
  29. 前記第2のタッチ操作には、タッチ座標の移動量が所定値以下である時間が所定時間以上であるロングタップ操作が含まれる請求項18〜21,23の何れかに記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
  30. 前記第2のタッチ操作には、少なくとも2点のタッチ座標間の距離変位が所定量以下の状態を保持したまま、各タッチ座標の位置が連続的に変動するローテーション操作が含まれる請求項18、19、22、25、26の何れかに記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
  31. 前記振動制御ステップによる振動に関する制御の切り替えは、設定値の変更途中の状態が特定の条件と合致したと判定されるまでに第2のタッチ操作に対して付与されていた振動とは異なる強度及び/または周波数の振動を前記タッチパネルに付与することによって行われる請求項18〜30の何れかに記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
  32. 前記振動制御ステップによる振動に関する制御の切り替えは、設定値の変更途中の状態と特定の条件との差異が変化するに従い、前記タッチパネルに付与される振動の強度及び/または周波数を連続的に変化させることによって行われる請求項18〜31の何れかに記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
  33. 前記振動制御ステップによる振動に関する制御の切り替えは、設定値の変更途中の状態が特定の条件と合致したと判定されるまでに第2のタッチ操作に対して付与されていた振動を、合致したと判定されたときに停止させることによって行われる請求項18〜30の何れかに記載のジョブ設定値の切り替え確認プログラム。
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