JP4630825B2 - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

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本発明は、画像処理装置及び方法に関し、特に印刷イメージをプレビュー表示する画像処理装置及び方法に関する。
近年、デジタルカメラ及びプリンタの性能向上により、銀塩写真に勝るとも劣らない高品質の写真を撮影し、印刷することが可能となった。それに伴い、アマチュア、プロフェッショナルを問わず、デジタルカメラ及びプリンタを活用するようになってきている。撮影した画像を取り扱うシステムは、一般に、アマチュアがプロフェッショナルかを問わず、パーソナルコンピュータに専用インターフェースケーブルやLAN等を介してプリンタを接続した単純な構成である。そして、パーソナルコンピュータにインストールされているアプリケーションを用いて、デジタルカメラで撮影した画像にカラー補正やサイズ変更等の処理を自由に施し、画質を調整して印刷することも可能である。
特に商業的又はプロフェッショナルな場においては、高画質印刷の性能だけではなく、他にも様々な機能が要求される。そのひとつに、印刷したい画像や文字の印刷媒体上での配置を自由に編集することのできるレイアウト印刷機能がある。一般に印刷機能を有したプログラムでは、ユーザが印刷結果を印刷前に確認するための印刷プレビュー機能が用意されている。このプレビュー機能においては、画像はもちろんのこと文字に対しても色の正確な再現や視認性を向上させるための様々な工夫がなされている。
例えば、特許文献1によれば、アーチファクトの発生を抑え、印刷結果とプレビュー表示との色味や見えを一致させることを目的とした発明が開示されている。具体的には、印刷対象の画像データやテキストデータに対して減色処理と縮小処理を行ってプレビュー表示する際に、縮小処理、減色処理の順番で処理を行うことを特徴とする。
また、文字データを含んだ画像を縮小する際、単純に縮小すると文字に含まれる細線部分などが消えてしまうなど、視認性が低下する場合がある。そのため、印刷用時とは異なるプレビュー用の文字ビットマップを生成し、プレビュー画像を生成することも提案されている(特許文献2)。具体的には、印刷時は印刷用の文字論理情報を使用して印刷解像度のビットマップイメージを作成して印刷を行い、プレビュー時はプレビュー用の文字論理情報を使用してモニタ解像度のビットマップイメージを作成し表示する。つまり、特許文献2記載の発明では、文字サイズや表示画面の解像度を基に、プレビュー用にフォントを選択している(段落0027参照)。
このような場合には、画像についての印刷時とプレビュー時との間の変倍率と、文字についての実際にプリントされるときのフォントサイズと、プレビュー時に選択されるフォントサイズとの変倍率とが、微妙に違うことになる。従って、文字の大きさが、実際の印刷結果とプレビュー表示とで一致しないことがある。なお、本明細書において、文字論理情報とは、フォントの種類、フォントサイズ、文字修飾等を意味する。
特開2002−208018号公報 特開2004−30262号公報
このように、印刷対象となる文字データ(テキストデータ)をプレビュー表示する際に、色再現性や視認性を向上するための発明は多くなされているが、印刷結果の文字サイズを正確にプレビュー表示することを目的としたものはなかった。
つまり、上述の従来技術によれば、格子状の模様などのアーチファクトの発生を抑制したり、文字の視認性が改良された印刷プレビュー画像は実現できる。しかし、その一方で、印刷領域(例えば紙のサイズ)に対する文字の大きさが、実際の印刷結果とプレビュー表示とで一致しないという問題があった。
本発明はこのような従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、印刷プレビュー表示における文字データの表示精度を改善することを目的とする。
上述の目的は、画像と文字とを含む書類の印刷プレビュー画像を生成する画像処理装置であって、予め設定された印刷時の文字論理情報を取得する文字論理情報取得手段と、書類に含まれる画像を、原画像サイズから印刷プレビュー画像の描画領域に応じて変倍し、画像プレビューイメージを生成する第1の生成手段と、書類に含まれる文字から、印刷時の文字論理情報を用いて印刷解像度もしくはそれ以上の解像度のビットマップデータを生成した後、印刷プレビュー画像中の文字領域に応じて変倍して文字プレビューイメージを生成する第2の生成手段と、第1及び第2の生成手段が生成したプレビューイメージから、印刷プレビュー画像を生成して表示する表示手段とを有することを特徴とする画像処理装置によって達成される。
また、上述の目的は、画像と文字とを含む書類の印刷プレビュー画像を生成する画像処理方法であって、予め設定された印刷時の文字論理情報を取得する文字論理情報取得ステップと、書類に含まれる画像を、原画像サイズから印刷プレビュー画像の描画領域に応じて変倍し、画像プレビューイメージを生成する第1の生成ステップと、書類に含まれる文字から、印刷時の文字論理情報を用いて印刷解像度もしくはそれ以上の解像度のビットマップデータを生成した後、印刷プレビュー画像中の文字領域に応じて変倍して文字プレビューイメージを生成する第2の生成ステップと、第1及び第2の生成手段が生成したプレビューイメージから、印刷プレビュー画像を生成して表示する表示ステップとを有することを特徴とする画像処理方法によっても達成される。
このような構成により、本発明によれば、印刷対象となる文字データについても、特に大きさについて精度の高い印刷プレビュー画像を得ることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る画像処理装置の一実施形態としてのコンピュータシステムの構成例を示すブロック図である。
図1において、101は制御手段としてのCPUで、OS及び、OS上で稼働するアプリケーションプログラム(レイアウト印刷プログラムを含む)を実行することにより、システム全体の制御を行い、後述する機能を実現する。102はキーボードで、102aのマウスとともにシステムへの入力手段として使用される。103は表示装置で、CRTや液晶ディスプレイ等である。104はROM、105はRAMで、システムの記憶装置を構成し、CPU101が実行するプログラムやプログラムの実行に必要な各種データを記憶する。106はハードディスク装置、107はフレキシブルディスク装置で、ファイルシステムとして使用される外部記憶装置を構成している。108はプリンタである。
このような構成を有する本実施形態のコンピュータシステムは、画像と文字とを含む書類(文書)の印刷プレビュー画像を生成、表示可能であり、特に文字の表示精度(実際の印刷結果とプレビュー表示との整合性)が良好な印刷プレビュー画像を生成可能である。
<第1の実施形態>
まず、本実施形態における印刷プレビュー機能を実現する、レイアウト印刷プログラムの概要について述べる。本実施形態で説明するレイアウト印刷プログラムは、GUI(Graphical User Interface)を有し、ユーザは、キーボード102、マウス102aを用いてGUIを操作し、プログラムに対して設定や指示を与える。具体的には、印刷レイアウトの編集操作に係る指示を与えたり、印刷するプリンタ,用紙,印刷対象となる画像ファイル等の指定等の設定を行ったり、編集した印刷レイアウトに基づく印刷処理実行を指示したりする。更に、本実施形態によるレイアウト印刷プログラムは、設定された用紙のイメージと、指定された印刷画像とを同時に表示し、印刷後の紙面状態を事前に表示する機能(印刷プレビュー機能)を有する。
図2は、本実施形態によるレイアウト印刷プログラム(以下レイアウト印刷ツール)の動作の基本的な流れを示すフローチャートである。
ステップS201〜S205では、レイアウト印刷ツールの初期設定を行う。
ステップS201では、印刷の対象となる画像ファイル(以下印刷画像)を指定する。
ステップS202では、システムで使用可能なプリンタが存在するかどうかを調べる。これは、システム(OS)に問い合わせることで実現される。システムで使用可能なプリンタが存在すれば、ステップS203に進む。存在しなければ、終了する。
ステップS203では、システムで使用可能なプリンタの中から、印刷に使用するプリンタ(以下印刷プリンタ)を設定する。
ステップS204では、ステップS203で選択した印刷プリンタで使用可能な用紙の中から、印刷に使用する用紙(以下印刷用紙)を設定する。
ステップS205では、上述の設定に基づいて、印刷後の紙面の状態を表す画像(印刷プレビュー画像)を生成し、表示装置103に表示(プレビュー表示)する。
ステップS207〜ステップS214は、ユーザーによる印刷レイアウト編集操作の有無とその種類をチェックし、操作に応じた処理を行う。
ステップS207では、ユーザーにより印刷実行が指示されたかどうかをチェックし、指示されたらステップS215へ進む。印刷実行が指示されていない場合、ステップS208へ進む。
ステップS208では、ユーザーによりキャンセルが指示されたかどうかをチェックし、キャンセル指示がなされていれば処理を終了する。キャンセルが指示されていない場合、ステップS209へ進む。
ステップS209では、ユーザーにより文字設定が変更されたかどうかをチェックする。変更された場合はステップS210へ進む。文字設定が変更されていない場合、ステップS211へ進む。
ステップS210では、文字の描画領域を決定する。文字の描画領域の決定方法については、図13を用いて後述する。その後、ステップS205へ戻って、変更を反映したプレビュー表示を行う。
ステップS211では、ユーザーにより画像のレイアウトが変更されたかどうかをチェックし、変更された場合にはステップS212へ進む。画像のレイアウトが変更されていない場合、ステップS213へ進む。
ステップS212では、印刷画像の描画領域を決定する。決定処理の結果、描画領域の大きさが変更された場合には、印刷画像のアスペクト比を保つようにする。その後、ステップS210へ進む。
ステップS213では、ユーザーによりプリンタ又は用紙の設定が変更されたかどうかをチェックし、変更された場合にはステップS214へ進む。プリンタ又は用紙の設定が変更されていない場合、ステップS207へ戻り、ユーザ操作の検出と操作に応じた動作を行う。
ステップS214では、ステップS213で設定されたプリンタ,用紙を、それぞれ印刷プリンタ,印刷用紙として設定する。その後、ステップS212へ進む。
ステップS215では、印刷プリンタを用いて、ステップS207〜ステップS214で編集されたレイアウト(編集されなかった場合にはデフォルトのレイアウト)に基づいて印刷処理を実行する。
以下、図面を用いて各ステップにおける操作の実現例について述べる。
図3〜9は、レイアウト印刷ツールのGUIの概要を示す図である。図3は基本となるGUI300の概要を、図4はプレビュー画面306,図5〜図9は設定ダイアログ301の詳細を表す。ユーザは図3に示すGUIを通して印刷レイアウトの編集,印刷実行,キャンセル,設定保存の操作を行う。
図10A〜図10Cは、本実施形態のレイアウト印刷ツールが図2のステップS201で呈示する、印刷画像の指定用GUIの例と、各GUIにおける印刷画像の指定方法を示した図である。図10A〜図10Cのいずれかひとつ、又は組み合わせにより、印刷画像の指定を行うように構成可能である。
図10Aに示すGUIは、図3のGUI300に、フォルダツリーウィンドウ1001,ファイル一覧表示ウィンドウ1002,印刷対象ファイルリストウィンドウ1003,ファイル追加ボタン1004及びファイル削除ボタン1005を加えた構成を有する。
フォルダツリーウィンドウ1001は、ファイルシステム(例えばHDD106)に構築された階層的なディレクトリ構造を視覚的に表す。ユーザは、周知の方法でこのツリーを辿ることで、所望のデータが格納されているディレクトリ(ボリュームやフォルダ)を選択する事ができる。選択されたディレクトリに画像ファイルが含まれる場合、そのファイル名をファイル一覧表示ウィンドウ1002に、選択可能に一覧表示する。あるファイルが画像ファイルかどうかは、例えばファイルの拡張子やヘッダを解析することによって判定することができる。
ファイル一覧表示ウィンドウ1002上でファイルが選択された状態でファイル追加ボタン1004が押下されると、選択されたファイルを印刷画像として選択し、ファイル名を印刷画像リストウィンドウ1003に追加する。同時に、印刷画像のデータを読み出し、プレビュー画面306に合わせて表示する。
印刷画像リストウィンドウ1003上でファイル名が選択された状態でファイル削除ボタン1005が押下(実際にはマウス102aによるクリックや対応するキーの押下)されると、選択された印刷画像を、印刷画像リストウィンドウ1003上から削除する。同時に、プレビュー画面306上の、対応するイメージも削除する。
図10Bの例では、フォルダツリーウィンドウ1001及びファイル一覧表示ウィンドウ1002が、本実施形態のレイアウト印刷ツールではなく、オペレーティングシステムのファイル管理ツールにより与えられている。従って、ユーザは、印刷画像の探索、選択はオペレーティングシステムの機能を用いて行う。しかしながら、図10Aと図10Bとの比較から明らかなように、ディレクトリの選択操作は共通である。
図10Bの例では、印刷画像の選択を行うアプリケーションとレイアウト印刷ツールとが別のアプリケーションであるため、印刷画像の情報をアプリケーション間で伝達する必要がある。ここでは、GUIベースのアプリケーションで一般的に採用されているドラッグアンドドロップ操作による情報伝達を採用している。つまり、ユーザはまず、必要なデータが格納されているディレクトリを選択し、そのディレクトリに含まれるファイルの名前をファイル一覧表示ウィンドウ1002に表示させる。そして、ファイル一覧表示ウィンドウ1002に表示されている、所望のファイルに対応したアイコンをマウス102aを用いて選択する。さらに、選択したファイルアイコンをドラッグして、レイアウト印刷ツールのGUI300上にドロップする。この操作により、ドロップされたファイルの情報がレイアウト印刷ツールに与えられ、レイアウト印刷ツールはドロップされたファイルを印刷画像として選択する。同時に、印刷画像のデータを読み出し、イメージをプレビュー画面306上に表示する。
図10Cは、レイアウト印刷ツールが、OS以外の他のアプリケーションと連携して動作する場合の例を表している。連携アプリケーション1007は、図10Aに示すフォルダツリーウィンドウ1001,ファイル一覧表示ウィンドウ1002と同等の機能を提供する。また、GUIの右下には、ツール起動ボタン1008が設けられ、ツール起動ボタン1008が押下されると、レイアウト印刷ツールが起動される。レイアウト印刷ツールは、起動時に、連携アプリケーション1007のファイル一覧表示ウィンドウ1002で選択されているファイルを印刷画像として選択し、同時に印刷画像のイメージを、プレビュー画面306上に表示する。
本実施形態におけるレイアウト印刷ツールを用いたレイアウト編集について、図3〜図9を用いて説明する。
本実施形態におけるレイアウト印刷ツールは、印刷可能領域を確認しながら、印刷画像及び文字の印刷用紙上の位置や大きさを編集することを可能とする。以下、印刷画像及び文字,印刷可能領域の位置や大きさは、印刷用紙の左上端の点を原点とし、右方向に+X,下方向に+Yとなる2次元直交座標系で表されるものとする。また、特に断りのない場合、「位置」とは、印刷画像及び文字,印刷可能領域の、描画領域の左上端点を原点とするX,Y座標を指すものとする。また、位置,大きさの単位は、ミリメートル又はインチで表される。
図3は、本実施形態におけるレイアウト印刷ツールの基本GUIを表す。
設定ダイアログ301には、排他的に選択することが可能なタブ302〜305が設けられ、設定ダイアログ301に表示されるGUIを切り替えることが出来る。図3では、プリンタタブ302が選択されている状態を示している。レイアウト印刷ツールは、プリンタタブ302,画像タブ303、文字タブ304及び設定タブ305の選択により、設定ダイアログ301に図5,図6、図7及び図9に示すGUIを表示する。
ユーザは、タブ302〜305を選択することにより、図5〜図7及び図9に示すGUIを切り替えながら、それぞれのGUIを通して印刷レイアウトを編集することができる。
プレビュー画面306では、図2のフローチャートで説明したステップS205のプレビュー表示を行う。プレビュー表示の詳細については後述する。
印刷実行ボタン307を押下される(ステップS207,yes)と、その時点の編集状態に基づいて印刷用データを生成し、プリンタ108で出力する印刷処理を実行する(ステップS215)。同時に、印刷プリンタや印刷用紙の情報,及び設定値の各項目について、HDD106に記憶する。
キャンセルボタン308が押下される(ステップS208,yes)と、印刷処理は行わずに、レイアウト印刷ツールを終了する。
適用ボタン309が押下されると、印刷プリンタや印刷用紙の情報,及び設定値の各項目について、HDD106に記憶する。
次に、各タブ302〜305の選択に応じて設定ダイアログ301に表示されるGUIと、設定可能な内容について説明する。
図5は、プリンタタブ302が押下された際に設定ダイアログ301に表示されるGUI(プリンタ設定画面)の例を示す図である。
プリンタ設定画面には、プリンタ選択メニュー501、プロパティ表示ボタン502、用紙選択メニュー503及び用紙方向選択メニュー504が含まれる。501〜504の各メニュー,ボタンのいずれかが操作されると、図2のステップS213、S214、S212及びS210の処理を行い、ステップS205で、変更された情報に基づいてプレビュー画像の生成、表示を行う。
プリンタ選択メニュー501はプルダウンメニューであり、システムで使用可能なプリンタの名前がリストに登録されている。システムで使用可能なプリンタのリストは、レイアウト印刷ツールがOSに問い合わせて取得することが可能である。レイアウト印刷ツールは、プルダウンメニューの中から選択されたプリンタを印刷プリンタとして設定する。同時に、用紙選択メニュー503のリストを更新する。
プリンタプロパティ表示ボタン502が押下されると、印刷プリンタのプロパティ(情報)を、例えば図示しない別ウインドウで、設定可能に表示する。これは、印刷プリンタのドライバプログラムに問い合わせて取得した情報を表示することで実現する。プリンタプロパティウィンドウが閉じられると、プリンタプロパティで設定された情報に基づいて、用紙選択メニュー503及び用紙方向選択メニュー504の内容や選択状態を変化させる。
用紙選択メニュー503はプルダウンメニューであり、印刷プリンタで使用可能な用紙の用紙名がリストに登録されている。印刷プリンタで使用可能な用紙のリストは、印刷プリンタに問い合わせて取得する。レイアウト印刷ツールは、プルダウンメニューの中から選択された用紙を印刷用紙として設定する。
用紙方向選択メニュー504は、排他的に選択可能なラジオボタンであり、ユーザは用紙方向を選択することができる。縦が選択されると、印刷用紙を縦方向に使用するように設定する。横が選択されると、印刷用紙を横方向に使用するように設定する。
図6は、画像タブ303の選択に対応して設定ダイアログ301に表示されるGUI(画像設定画面)の例を示す図である。
画像サイズ設定部601は、印刷画像の描画領域のX座標,Y座標,幅,高さ、に対応する4つのエディットボックスで構成されている。各エディットボックスに数値を直接入力することで、印刷用紙上の印刷画像の位置,大きさを変更することができる。印刷画像の幅が変更されると、印刷画像のアスペクト比が保たれるように高さを算出し、高さに対応するエディットボックスの値を更新する。同様に、印刷画像の高さが変更されると、印刷画像のアスペクト比が保たれるように幅を算出し、幅に対応するエディットボックスの値を更新する。
中央配置ボタン602が押下されると、印刷画像の中心が印刷用紙の中心と一致するように、印刷画像の位置を設定する。中央配置ボタン602が押下された場合の処理の詳細は後述する。
左右中央配置ボタン603が押下されると、印刷画像の横方向の中心が印刷用紙の横方向の中心と一致するように、印刷画像の位置を設定する。左右中央配置ボタン603が押下された場合の処理の詳細は後述する。
上下中央配置ボタン604が押下されると、印刷画像の縦方向の中心が印刷用紙の縦方向の中心と一致するように、印刷画像の位置を設定する。上下中央配置ボタン604が押下された場合の処理の詳細は後述する。
外接フィットボタン605が押下されると、印刷用紙の印刷可能領域に、印刷画像が外接し、かつ印刷画像のアスペクト比が保たれるように、印刷画像の位置及び大きさを調整する。外接フィットボタン605が押下された場合の処理の詳細は後述する。
内接フィットボタン606が押下されると、印刷用紙の印刷可能領域に、印刷画像が内接し、かつ印刷画像のアスペクト比が保たれるように、印刷画像の位置及び大きさを調整する。内接フィットボタン606が押下された場合の処理の詳細は後述する。
本実施形態におけるレイアウト印刷ツールでは、画像と同様、文字を印刷することができる。具体的には、4種類の場所に文字を配置することができ、文字描画領域の場所により、それぞれヘッダー,フッター,タイトル,キャプションと呼ぶ。ヘッダーは印刷用紙の印刷可能領域の上端,フッターは印刷用紙の印刷可能領域の下端,タイトルは印刷画像の上,キャプションは印刷画像の下に位置する。それぞれの描画領域の詳細については、後述する。
図7は、文字タブ304の選択に対応して設定ダイアログ301に表示されるGUI(文字設定画面)の例を示す図である。
ユーザは、図7のGUIを通して、ヘッダー、フッター、タイトル、キャプションに表示する文字の設定を行うことができる。701〜706の各ボタン、テキストボックスのいずれかが操作されると、ステップS209,S210により、変更された情報を用いて本実施形態におけるS205に示すプレビュー表示を行う。
文字揃え切り替えボタン701は、排他的に選択できる3つのボタンにより構成されており、表示する文字の文字揃えを、左揃え,中央揃え,右揃えの中から選択することができる。文字揃え切り替えボタン701は、ヘッダー,フッター,タイトル,キャプションのそれぞれについて用意されている。
フォント選択ボタン702が押下されると、システムで用意されているフォント選択ダイアログを表示する。該ダイアログ上では、フォントの種類,スタイル,サイズを設定することができる。フォント選択ボタン702は、ヘッダー,フッター,タイトル,キャプションのそれぞれについて用意されている。
ヘッダー入力テキストボックス703では、ヘッダー部に描画する文字列を設定することができる。文字列は、テキストボックスに直接入力することで設定する。
フッター入力テキストボックス704では、フッターに描画する文字列を設定することができる。文字列は、テキストボックスに直接入力することで設定する。
タイトル入力テキストボックス705では、タイトルに描画する文字列を設定することができる。文字列は、テキストボックスに直接入力することで設定する。
キャプション入力テキストボックス706では、キャプションに描画する文字列を設定することができる。文字列は、テキストボックスに直接入力することで設定する。
図8は、フォント選択ボタン702が押下された際に表示される、OSが提供するフォント選択ダイアログの例である。本実施形態におけるレイアウト印刷ツールが動作するシステムでは、ユーザは、該ダイアログにより、フォントの種類,スタイル,サイズを設定することができる。
フォント選択メニュー801では、システムで使用可能なフォントが一覧表示されており、ユーザは、使用するフォントの種類を設定することができる。レイアウト印刷ツールは、フォント選択メニュー801から、フォントが選択されると、選択されたフォントに適用可能なスタイル,サイズを、それぞれフォントスタイル選択メニュー802,フォントサイズ選択メニュー803に一覧表示する。
フォントスタイル選択メニュー802では、使用するフォントのスタイルを設定することができる。ユーザは、フォントスタイルメニュー802から、フォントに適用するスタイルを選択する。一般に、フォントのスタイルには、標準,斜体,太字などがある。
フォントサイズ選択メニュー803では、使用するフォントサイズを設定することができる。ユーザは、フォント選択メニュー801で選択されたフォントに適用可能なサイズの一覧表示から、使用するサイズを選択する。
OKボタン804が押下されると、801〜803で選択されたフォントの種類,スタイル,サイズを設定し、フォント選択ダイアログを終了する。
キャンセルボタン805が押下されると、801〜803で選択されたフォントの種類,スタイル,サイズを設定せずに、フォント選択ダイアログを終了する。
図9は、設定タブ305が押下された際に設定ダイアログ301に表示されるGUI(その他設定画面)の例を示す図である。
図9のGUIを通して、位置・大きさ指定単位,用紙の背景色を設定することができる。
単位選択メニュー901では、印刷画像の位置,大きさを指定する際の単位を設定することができる。単位選択メニュー901はプルダウンメニューであり、例えば”mm”,”inch”のいずれかを選択可能である。”mm”が選択されると、単位はミリメートルに設定される。同時に、画像サイズ設定部601に表示される値を、ミリメートル単位の値に更新する。”inch”が選択されると、単位はインチに設定される。同時に、画像サイズ設定部601に表示される値を、インチ単位の値に更新する。
背景色切り替えチェックボックス902では、印刷領域の背景色を設定することができる。チェックボックス902がチェックされていれば、背景は黒に設定され、印刷画像及び文字の描画領域以外の印刷可能領域を黒く印刷する。チェックボックスがチェックされていなければ、背景は紙白に設定され、印刷画像及び文字の描画領域以外の印刷可能領域には何もしない。背景色切り替えチェックボックス902が操作されると、変更された情報を用いて本実施形態におけるS205に示すプレビュー表示を行う。
図11は、図6に示すGUIにおいて、中央配置ボタン602,左右中央配置ボタン603,上下中央配置ボタン604のいずれかが押下された時の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1101では、印刷用紙の幅WP,mm,高さHP,mmを取得する。これは、プリンタドライバに問い合わせることで実現する。本実施形態におけるシステムでは、上記方法で、ミリメートル単位の値が得られる。
ステップS1102では、現在設定されている単位をチェックする。単位選択メニュー901で単位がインチに設定されていれば、ステップS1103に進む。単位がミリメートルに設定されていれば、ステップS1104に進む。
ステップS1103では、WP,HPへ、WP,mm,HP,mm,それぞれの単位を、ミリメートルからインチに変換して代入する。ミリメートルからインチへの変換は、ミリメートル単位の値に0.04を掛け合わせることで実現する。
ステップS1104では、WP,HPへ、WP,mm,HP,mmそれぞれの値を代入する。
ステップS1105では、印刷画像の幅WI,高さHIを取得する。印刷画像の大きさは、画像サイズ設定部601の対応するテキストボックスで設定されている値を用いる。
ステップS1106では、中央配置が指示されたかどうかをチェックする。中央配置ボタン602が押下されていれば、ステップS1108へ進む。押下されていなければ、ステップS1107へ進む。
ステップS1107では、左右中央配置が指示されたかどうかをチェックする。左右中央配置ボタン603が押下されていれば、ステップS1110へと進む。押下されていなければ、上下中央配置ボタン604が押下されたと判断し、ステップS1111へ進む。
ステップS1108では、印刷画像の横方向の中心が、印刷用紙の横方向の中心と一致するように、印刷画像の位置を算出し、設定する。印刷用紙上の印刷画像の位置のX座標XIは、XI=WP/2−WI/2と算出される。同時に、画像サイズ設定部601において、印刷画像の位置のX座標に対応するテキストボックスの値を、XIに更新する。
ステップS1109では、印刷画像の縦方向の中心が、印刷用紙の縦方向の中心と一致するように、印刷画像の位置を算出し、設定する。印刷用紙上の印刷画像の位置のY座標YIは、YI=HP/2−HI/2と算出される。同時に、画像サイズ設定部601において。印刷画像の位置のY座標に対応するテキストボックスの値を、YIに更新する。
ステップS1110では、ステップS1108と同様の処理を行う。
ステップS1111では、ステップS1109と同様の処理を行う。
図12は、外接フィットボタン605,内接フィットボタン606のいずれかが押下された時の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1201において、印刷可能領域の位置XR,mm,YR,mm,及び大きさWR,mm,HR,mmを取得する。これは、プリンタドライバに問い合わせることで実現する。本実施形態におけるシステムでは、上記方法で、ミリメートル単位の値が得られる。
ステップS1202では、現在設定されている単位をチェックする。単位選択メニュー901で単位がインチに設定されていれば、ステップS1203に進む。単位がミリメートルに設定されていれば、ステップS1204に進む。
ステップS1203では、XR,YR,WR,HRへ、XR,mm,YR,mm,WR,mm,HR,mm,それぞれの単位を、ミリメートルからインチに変換して代入する。ミリメートルからインチへの変換は、ミリメートル単位の値に0.04を掛け合わせることで実現する。
ステップS1204では、XR,YR,WR,HRへ、XR,mm,YR,inch,WR,mm,HR,mm,それぞれの値を代入する。
ステップS1205では、印刷用紙上の印刷画像の位置XI,YIを取得する。印刷画像の位置は、画像サイズ設定部601の対応するテキストボックスで設定されている値を用いる。
ステップS1206では、印刷画像の幅WI,高さHIを取得する。印刷画像の大きさは、画像サイズ設定部601の対応するテキストボックスで設定されている値を用いる。
ステップS1207では、外接が指示されたかどうかをチェックする。外接フィットボタン605が押下されていれば、ステップS1208へ進む。押下されていなければ、内接フィットボタン606が押下されたとして、ステップS1209へ進む。
ステップS1208では、WR/HRの値とWI/HIの値を比較する。(WR/HR)>(WI/HI)であれば、ステップS1210へ進む。(WR/HR)<(WI/HI)であれば、ステップS1211へ進む。
ステップS1209では、WR/HRの値とWI/HIの値を比較する。(WR/HR)>(WI/HI)であれば、ステップS1211へ進む。(WR/HR)<(WI/HI)であれば、ステップS1210へ進む。
ステップS1210では、フィット後の印刷画像の幅,高さを算出する。フィット後の印刷画像の高さHIは、HI=(HI/WI)×WRと算出される。フィット後の印刷画像のWIは、WRと同一にする。同時に、画像サイズ設定部601において、印刷画像の幅,高さに対応するテキストボックスの値を、それぞれWI,HIに更新する。
ステップS1211では、フィット後の印刷画像の幅,高さを算出する。フィット後の印刷画像の高さHIは、WI=(WI/HI)×HRと算出される。フィット後の印刷画像のHIは、HRと同一にする。同時に、画像サイズ設定部601において、印刷画像の幅,高さに対応するテキストボックスの値を、それぞれWI,HIに更新する。
ステップS1212では、フィット後の印刷画像の幅,高さを算出する。フィット後の印刷画像の左上端の横位置XIは、XI=WR/2−WI/2と算出される。フィット後の印刷画像の左上端の縦位置YIは、YI=HR/2−HI/2と算出される。同時に、画像サイズ設定部601において、印刷画像の位置のX座標,Y座標に対応するテキストボックスの値を、それぞれXI,YIに更新する
図13は、本実施形態におけるステップS210における、印刷用紙上の文字の描画領域を、ミリメートル単位で算出する際の手順を示すフローチャートである。ヘッダー,フッター,タイトル,キャプションいずれかの描画領域を算出する。
ステップS1301では、ヘッダー,フッター,タイトル,キャプションにおいて、描画領域の算出対象とする文字が、図7のGUIを通して入力されているかどうかをチェックする。入力されていればステップS1302へ進む。入力されていなければ、処理を終了する。
ステップS1302では、印刷可能領域の位置XR,mm,YR,mm,及び大きさWR,mm,HR,mmを取得する。これは、プリンタドライバに問い合わせることで実現する。本実施形態におけるシステムでは、上記方法で、ミリメートル単位の値が得られる。
ステップS1303では、印刷画像の位置XI,YI,及び大きさWI,HIを取得する。これらの値は、画像サイズ設定部601の対応するテキストボックスで設定されている値を取得する。
ステップS1304では、現在設定されている単位をチェックする。単位選択メニュー901で単位がインチに設定されていれば、ステップS1304に進む。単位がミリメートルに設定されていれば、ステップS1305に進む。
ステップS1304では、XI,mm,YI,mm,WI,mm,HI,mmへ、XI,YI,WI,HI,それぞれの単位を、インチからミリメートルに変換して代入する。インチからミリメートルへの変換は、インチ単位の値に25.4を掛け合わせることで実現する。
ステップS1305では、XI,mm,YI,mm,WI,mm,HI,mmへ、XI,YI,WI,HI,それぞれの値を代入する。
ステップS1307では、描画領域の算出対象がヘッダーの文字列であるかどうかをチェックする。ヘッダーの文字列であれば、ステップS1310へ進む。ヘッダーの文字列でなければ、ステップS1308へ進む。
ステップS1308では、描画領域の算出対象がフッターの文字列であるかどうかをチェックする。フッターの文字列であれば、ステップS1313へ進む。フッターの文字列でなければ、ステップS1309へ進む。
ステップS1309では、描画領域の算出対象がタイトルの文字列であるかどうかをチェックする。タイトルの文字列であれば、ステップS1316へ進む。タイトルの文字列でなければ、描画領域の算出対象がキャプションの文字列であると判断し、ステップS1319へ進む。
ステップS1310では、文字描画領域の幅WS,mmに、WR,mmを代入する。
ステップS1311では、文字列を幅WS,mmの矩形に描画する場合に必要となる矩形の高さHS,mmを取得する。これは、システム(OS)に問い合わせることで実現する。
ステップS1312では、文字描画領域の位置を算出する。文字描画領域の位置XS,mm,YS,mmは、それぞれ、
S,mm=XR,mm
S,mm=YR,mm
と算出される。
ステップS1313では、文字描画領域の幅WS,mmに、WR,mmを代入する。
ステップS1314では、文字列を幅WS,mmの矩形に描画する場合に必要となる矩形の高さHS,mmを取得する。これは、システム(OS)に問い合わせることで実現する。
ステップS1315では、文字描画領域の位置を算出する。文字描画領域の位置XS,mm,YS,mmは、それぞれ、
S,mm=XR,mm
S,mm=YR,mm+HR,mm−HS,mm
と算出される。
ステップS1316では、文字描画領域の幅WS,mmに、WI,mmを代入する。
ステップS1317では、文字列を幅WS,mmの矩形に描画する場合に必要となる矩形の高さHS,mmを取得する。これは、システム(OS)に問い合わせることで実現する。
ステップS1318では、文字描画領域の位置を算出する。文字描画領域の位置XS,mm,YS,mmは、それぞれ、
S,mm=XI,mm
S,mm=YI,mm−HS,mm
と算出される。
ステップS1319では、文字描画領域の幅WS,mmに、WI,mmを代入する。
ステップS1320では、文字列を幅WS,mmの矩形に描画する場合に必要となる矩形の高さHS,mmを取得する。これは、システム(OS)に問い合わせることで実現する。
ステップS1321では、文字描画領域の位置を算出する。文字描画領域の位置XS,mm,YS,mmは、それぞれ、
S,mm=XI,mm
S,mm=YI,mm+HI,mm+HS,mm
と算出される。
以下、図4及び図14〜16を用いて、図2のステップS205で行うプレビュー表示処理の詳細を説明する。
図4は、図3のGUIにおけるプレビュー画面306の詳細を表す図である。プレビュー画面は、印刷画像の印刷用紙上の配置を表すものであり、印刷画像のイメージと印刷用紙のイメージを同時に表示する。
背景イメージ401は、プレビュー画面306のベースである。
用紙プレビューイメージ402は、設定された印刷用紙の種類や方向などが分かるように、イメージを表示したものである。図5に示すGUIを通して印刷プリンタや印刷用紙の設定が変更されると、用紙プレビューイメージ402を設定に応じて更新する。
印刷可能領域線403は、設定された印刷用紙における印刷可能領域の境界線を表す線を、用紙プレビューイメージ402上に表示したものである。
画像プレビューイメージ404は、印刷用紙上の印刷画像のイメージを、プレビュー画面306内に表示したものである。画像プレビューイメージ404は、用紙プレビューイメージ402上に重畳させて、かつ、印刷可能領域線403よりも下になるように(線を隠さないように)表示する。図6に示すGUIを通して、印刷画像のレイアウトが変更されると、変更に応じて画像プレビューイメージ404の表示を更新する。
文字プレビューイメージ405は、印刷用紙上の文字のイメージを、プレビュー画面306内に表示したものである。図7および図8に示すGUIを通して、印刷文字の文字列、フォントの種類、フォントサイズ、文字修飾情報(スタイル)が変更されると、文字プレビューイメージ405の表示を更新する。
本実施形態における401〜405に示す描画オブジェクトは、プレビュー画面306に表示するための画像である。以下、401〜405に示す各描画オブジェクトについて、位置や大きさは、プレビュー画面306の左上端の点を原点とし、右方向に+X,下方向に+Yとなる2次元直交座標系で表されるものとする。更に、401〜405に示す描画オブジェクトの「位置」とは、特に断りがなければ、各オブジェクトの描画領域の左上端点のX,Y座標を指すものとする。上記位置,大きさとも、単位はピクセルである。
図14は、本実施形態におけるS205のプレビュー表示を行う際の、処理の基本的な流れを表すフローチャートである。
ステップS1401では、背景イメージ401を描画する。
ステップS1402では、用紙プレビューイメージ402を描画する。
ステップS1403では、画像プレビューイメージ404を描画する。
ステップS1404では、文字プレビューイメージ405を描画する。
ステップS1405では、印刷可能領域線403を描画する。
図15は、用紙プレビューイメージ402の描画領域XP,px,YP,px,WP,px,HP,pxを取得する際の処理の流れを表すフローチャートである。
ステップS1501では、プレビュー画面306のピクセルサイズの幅WBk,px,高さHBk,pxを取得する。これは、一般的な方法でシステム(OS)に問い合わせることにより実現する。
ステップS1502では、印刷用紙の幅WP,mm,高さHP,mmを取得する。これは、プリンタドライバに問い合わせることにより実現する。本実施形態におけるシステムでは、上記方法で、ミリメートル単位の値が得られる。
ステップS1503では、プレビュー画面306の各端から、用紙プレビューイメージ402までの距離dをピクセル単位で設定する。本実施形態ではd=30(ピクセル)とするが、他の任意の値に設定しても良い。
ステップS1504では、WP,mm/HP,mmの値とWBk,px/HBk,pxの値を比較する。(WP,mm/HP,mm)>(WBk,px/HBk,px)であれば、ステップS1505へ進む。(WP,mm/HP,mm)<(WBk,px/HBk,px)であれば、ステップS1506へ進む。
ステップS1505では、用紙プレビューイメージ402の幅WP,px,高さHP,pxを算出する。用紙プレビューイメージ402の幅WP,px,高さHP,pxは、それぞれ、
P,px=WBk,px−2d
P,px=(HP,mm/WP,mm)×(WBk,px−2d)
と算出される。
ステップS1506では、用紙プレビューイメージ402の幅WP,px,高さHP,pxを算出する。用紙プレビューイメージ402の幅WP,px,高さHP,pxは、それぞれ、
P,px=(WP,mm/HP,mm)×(HBk,px−2d)
P,px=HBk,px−2d
と算出される。
ステップS1507では、用紙プレビューイメージ402の位置XP,px,YP,pxを算出する。用紙プレビューイメージ402のX座標XP,px,Y座標YP,pxは、それぞれ、
P,px=(WBk,px−WP,px)/2
P,px=(HBk,px−HP,px)/2
と算出される。
図16は、印刷可能領域線403の描画領域XR,px,YR,px,WR,px,HR,pxを取得する際の処理の流れを表すフローチャートである。なお、印刷可能領域は、印刷用紙の内部に存在するものとする。
ステップS1601〜S1607は、図15で説明したステップS1501〜S1507を用いて述べた方法と同様である。
ステップS1608では、印刷可能領域の位置及び大きさXR,mm,YR,mm,WR,mm,HR,mmを取得する。これは、プリンタドライバに問い合わせることにより実現する。本実施形態におけるシステムでは、上記方法で、ミリメートル単位の値が得られる。
ステップS1609では、印刷可能領域線403の描画領域XR,px,YR,px,WR,px,HR,pxを算出する。印刷可能領域線403の描画領域XR,px,YR,px,WR,px,HR,pxは、それぞれ、
R,px=XR,mm×(WP,px/WP,mm)+XP,px
R,px=YR,mm×(HP,px/HP,mm)+YP,px
R,px=WR,mm×(WP,px/WP,mm
R,px=HR,mm×(HP,px/HP,mm
と算出される。
図17は、本実施形態におけるS1401の、背景イメージ401を描画する際の処理の流れを表すフローチャートである。以下で、変数i,jはそれぞれ、プレビュー画面306の左上端点を原点とした座標系における位置x,yを表す。
ステップS1701では、プレビュー画面306のピクセルサイズの幅WBk,px,高さHBk,pxを取得する。これは、一般的な方法でシステム(OS)に問い合わせることにより実現する。
ステップS1702では、変数jに0を代入する。
ステップS1703では、変数iに0を代入する。
ステップS1704では、(x,y)=(i,j)の位置における画素のR,G,B値R(i,j),G(i,j),B(i,j)に背景色を設定する。本実施形態においては、背景色は(R(i,j),G(i,j),B(i,j))=(255×0.2,255×0.2,255×0.2)であるとする。背景色には、他の任意のR,G,B値を設定しても良い。
ステップS1705では、変数iに1を加算する。
ステップS1706では、変数iとWBk,pxを比較する。i=WBk,pxである場合、ステップS1707へ進む。i≠WBk,pxである場合、ステップS1704へ進む。
ステップS1707では、変数jに1を加算する。
ステップS1708では、変数jとHBk,pxを比較する。j=HBk,pxである場合、処理を終了する。j≠HBk,pxである場合、ステップS1703へ進む。
図18は、本実施形態におけるS1402の、用紙プレビューイメージ402を描画する際の処理の流れを表すフローチャートである。印刷可能領域は、印刷用紙の内部に存在するものとする。また、以下で、変数i,jはそれぞれ、プレビュー画面306の左上端点を原点とした座標系における位置x,yを表す。
ステップS1801では、用紙プレビューイメージ402の位置XP,px,YP,px,大きさWP,px,HP,pxを取得する。これは、図15を用いて前述した方法により実現する。
ステップS1802では、プレビュー画面306上の、印刷可能領域線の403の位置XR,px,YR,px,大きさWR,px,HR,pxを取得する。これは、図16を用いて前述した方法により実現する。
ステップS1803では、変数jにYP,pxを代入する。
ステップS1804では、変数iにXP,pxを代入する。
ステップS1805では、現在の背景色の設定をチェックする。背景色切り替えチェックボックス902で背景色が黒に設定されていれば、ステップS1806へ進む。背景色が黒に設定されていなければ、ステップS1809へ進む。
ステップS1806では、変数i,jの値の範囲をチェックする。XR,px+WR,px≧i≧XR,pxかつYR,px+HR,px≧j≧YR,pxであれば、ステップS1808へ進む。それ以外であれば、ステップS1809へ進む。
ステップS1808では、(x,y)=(i,j)の位置における画素のR,G,B値について、
(R(i,j),G(i,j),B(i,j))=(0,0,0)
とする。
ステップS1809では、(x,y)=(i,j)の位置における画素のR,G,B値について、
(R(i,j),G(i,j),B(i,j))=(255,255,255)
とする。
ステップS1810では、変数iに1を加算する。
ステップS1811では、変数iと(XP,px+WP,px)を比較する。i=(XP,px+WP,px)である場合、ステップS1812へ進む。i≠(XP,px+WP,px)である場合、ステップ1805へ進む。
ステップS1812では、変数jに1を加算する。
ステップS1813では、変数jと(YP,px+HP,px)を比較する。j=(YP,px+HP,px)である場合、処理を終了する。j≠(YP,px+HP,px)である場合、ステップS1804へ進む。
図19は、本実施形態におけるS1403の、画像プレビューイメージ404を描画する際の処理の流れを表すフローチャートである。印刷画像から画像プレビューイメージ404を作成し、プレビュー画面306上に重畳描画する。なお、印刷可能領域は、印刷用紙の内部に存在するものとする。
以下で、変数i,jはそれぞれ、プレビュー画面306の左上端点を原点(0,0)とし、右方向及び下方向に増加するた2次元直交座標系における位置を表す。更に、プレビュー画面306上の任意の位置における画素のR,G,B値を、それぞれRprv(i,j),Gprv(i,j),Bprv(i,j)と表す。
又、変数m,nはそれぞれ、画像プレビューイメージ404の左上端点を原点とした座標系における位置を表す。更に、画像プレビューイメージ404上の任意の位置における画素のR,G,B値を、それぞれRimg(i,j),Gimg(i,j),Bimg(i,j)と表す。
ステップS1901では、印刷画像の位置XI,YI,及び大きさWI,HIを取得する。これらの値は、画像サイズ設定部601の対応するテキストボックスで設定されている値を取得する。
ステップS1902では、現在設定されている単位をチェックする。単位選択メニュー901で単位がインチに設定されていれば、ステップS1903に進む。単位がミリメートルに設定されていれば、ステップS1904に進む。
ステップS1903では、XI,mm,YI,mm,WI,mm,HI,mmへ、XI,YI,WI,HI,それぞれの単位を、インチからミリメートルに変換して代入する。インチからミリメートルへの変換は、インチ単位の値に25.4を掛け合わせることで実現する。
ステップS1904では、XI,mm,YI,mm,WI,mm,HI,mmへ、XI,YI,WI,HI,それぞれの値を代入する。
ステップS1905では、印刷用紙の幅WP,mm,高さHP,mmを取得する。これは、プリンタドライバに問い合わせることにより実現する。本実施形態におけるシステムでは、上記方法で、ミリメートル単位の値が得られる。
ステップS1906では、用紙プレビューイメージ402の位置XP,px,YP,px,大きさWP,px,HP,pxを取得する。これは、図15を用いて前述した方法により実現する。
ステップS1907では、画像プレビューイメージ404の描画領域XI,px,YI,px,WI,px,HI,pxを算出する。画像プレビューイメージ404の描画領域XI,px,YI,px,WI,px,HI,pxは、それぞれ、
I,px=XI,mm×(WP,px /WP,mm)+XP,px
I,px=YI,mm×(HP,px /HP,mm)+YP,px
I,px=WI,mm×(WP,px /WP,mm
I,px=HI,mm×(HP,px /HP,mm
と算出される。
ステップS1908では、WI,px×HI,pxの画像プレビューイメージを保存するための領域を、RAM105に確保する。
ステップS1909では、印刷画像を原画像サイズからWI,px×HI,pxに変倍し、画像プレビューイメージを作成する。印刷画像の変倍は、バイリニア法やバイキュービック法などの公知の方法を用いて行う。なお、印刷画像は、HDD106に保存されているものを読み込む。
ステップS1910では、プレビュー画面306上の、印刷可能領域線の403の位置XR,px,YR,px,大きさWR,px,HR,pxを取得する。これは、図16を用いて前述した方法により実現する。
ステップS1911では、変数jにYI,pxを代入する。
ステップS1912では、変数iにXI,pxを代入する。
ステップS1913では、変数mに(i−XI,px)を代入する。更に、変数nに(j−YI,px)を代入する。
ステップS1914では、画像プレビューイメージ404上の位置(m,n)における画素のR,G,B値を、プレビュー画面306上の位置(i,j)における画素へコピーする。
ステップS1915では、変数iに1を加算する。
ステップS1916では、変数iと(XI,px+WI,px)を比較する。i=(XI,px+WI,px)である場合、ステップS1917へ進む。i≠(XI,px+WI,px)である場合、ステップS1913へ進む。
ステップS1917では、変数jに1を加算する。
ステップS1918では、変数jと(YI,px+HI,px)を比較する。j=(YI,px+HI,px)である場合、処理を終了する。j≠(YI,px+HI,px)である場合、ステップS1912へ進む。
図20は、本実施形態における図4のS1404の、文字プレビューイメージを描画する際の処理の流れを表すフローチャートである。本実施形態のレイアウト印刷ツールでは、ヘッダー、フッター、タイトル、キャプションの4つの文字情報を入力し印刷およびプレビュー表示することができる。ここではまず、ヘッダーの文字プレビューイメージを作成し描画する際の処理について説明する。
ステップS2001では、ヘッダー入力テキストボックス703で入力された文字列を取得する。
ステップS2002では、ヘッダーに対する図8のフォント選択ダイアログ上のフォント選択メニュー801で設定された(印刷時の)フォントの種類(フォント名)を取得する。
ステップS2003では、ヘッダーに対する図8のフォント選択ダイアログ上のフォントサイズ選択メニュー803で設定された(印刷時の)フォントサイズを取得する。
ステップS2004では、ヘッダーに対する図8のフォント選択ダイアログ上のフォントスタイル選択メニュー802で設定された(印刷時の)文字修飾情報(スタイル)を取得する。
ステップS2005では、ヘッダーに対する文字揃え切り替えボタン701により設定された(印刷時の)文字揃え設定を取得する。
このように、本実施形態では、文字のプレビュー画像を生成する際、印刷時の文字論理情報を取得する。
ステップS2006では、背景色切り替えチェックボックス902の状態を取得し印刷領域の色を取得する。
ステップS2007では、印刷領域の色が黒色かどうかを判定する。印刷領域の色が黒色の場合はステップS2008に進み、そうでなければ印刷領域は白色であるものとしてステップS2016に進む。
ステップS2008では、文字描画領域の背景色を黒色に設定する。
ステップS2009では、描画する文字色を白色に設定する。
ステップS2010では、印刷時の文字描画領域の幅と高さ(印刷解像度)を図3で説明した方法を用いて取得する。印刷時のヘッダーの描画領域の幅は印刷時の印刷可能領域の幅と等しいものとする。高さは、描画領域の幅と、文字列、フォントの種類、フォントサイズ、文字修飾情報から、プログラミング言語の文字描画命令等を使用して計算する。本実施形態ではヘッダーは1行と定義するため、描画領域に収まらない文字列は省略記号等を用いて表示する。
ステップS2011では、ステップS2002からステップS2005で取得した印刷時の文字論理情報(フォントの種類、フォントサイズ、文字修飾情報、文字揃え設定)とS2001で取得した文字列を使用し、ステップS2010で取得した文字描画領域の幅と高さをもつ文字ビットマップイメージを作成する。
ステップS2012では、プレビュー時の文字描画領域の幅と高さを計算する。プレビュー時のヘッダーの描画領域の幅は、プレビュー時の印刷可能領域の幅と等しいものとする。高さは、プレビュー時の描画領域の幅をステップS2010で取得した印刷時の描画領域の幅で除算することにより変換係数を求め、その変換係数をステップS2010で取得した印刷時の描画領域の高さに乗算することで算出する。
ステップS2013では、ステップS2011で作成された文字ビットマップイメージをステップS2012で計算されたプレビュー時の文字描画領域のサイズに変倍することで、プレビュー用の文字ビットマップイメージを作成する。ここで、変倍処理には公知の方法であるバイリニア法などを用いる。
ステップS2014では、プレビュー時の文字描画位置を取得する。プレビュー時のヘッダーの描画位置は、印刷可能領域の描画領域の左上端点と等しいものとする。
ステップS2015では、ステップS2013で作成されたプレビュー用の文字ビットマップイメージを用紙プレビューイメージ上のステップS2014で取得された文字描画位置に描画し、処理を終了する。
ステップS2016では、文字描画領域の背景色を白色に設定する。
ステップS2017では、描画する文字色を黒色に設定し、ステップS2010に進む。
以上説明した処理により、ヘッダーの文字プレビューイメージを作成し描画することができる。フッター、タイトル、キャプションについても基本的な処理の流れはヘッダーと同様である。異なる点は、プレビュー時の文字描画領域および描画位置である。
具体的には、フッターの場合は、文字描画領域の左下端点がプレビュー時の印刷可能領域の左下端点と一致するように描画位置を決定する。描画領域はヘッダー同様で、幅は印刷可能領域の幅と等しく、高さはプログラミング言語の文字描画命令等を使用して計算される。また、フッターはヘッダー同様1行と定義するため、描画領域に収まらない文字列は省略記号等を用いて表示する。
また、タイトルの場合は、文字描画領域の左下端点が画像プレビューイメージ404の左上端点と一致するように描画位置を決定する。描画領域については、幅はプレビューイメージの幅と等しく、高さはプログラミング言語の文字描画命令等を使用して計算される。ただし、タイトルはヘッダーと異なり、複数行と定義するため、描画の際に用紙プレビューイメージからはみ出す場合は、はみ出した部分は描画しないようにする。もちろん、はみ出した部分の処理はこれに限らず、はみ出した部分まで描画するように構成しても良い。
キャプションの場合は、文字描画領域の左上端点が画像プレビューイメージ404の左下端点と一致するように描画位置を決定する。描画領域については、幅はプレビューイメージの幅と等しく、高さはプログラミング言語の文字描画命令等を使用して計算される。また、キャプションはタイトル同様複数行と定義するため、描画の際に用紙プレビューイメージからはみ出す場合は、はみ出した部分は描画しないようにする。もちろん、タイトルと同じように、はみ出した部分まで描画するように構成しても良い。
以上の処理により、本実施形態によれば、文字データのプレビュー時は、印刷解像度で作成された印刷用の文字ビットマップイメージに対して変倍処理を施してプレビュー用のサイズの文字ビットマップイメージを作成し、これを用いてプレビュー表示を行う。そのため、印刷領域(例えば紙のサイズ)に対する文字の大きさを印刷結果とプレビュー表示とで一致させ、印刷結果の正確なプレビュー表示を行うことができるようになる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態では、第1の実施形態で説明したレイアウト印刷ツールを用いて説明をする。レイアウト印刷ツールの構成や基本的な動作は第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。第1の実施形態と異なる点は、文字プレビューイメージを描画する処理である。
図21のフローチャートを用いて、第2の実施形態における文字プレビューイメージ描画処理について詳細に説明する。本実施形態のレイアウト印刷ツールでは、ヘッダー、フッター、タイトル、キャプションの4つの文字情報を入力し印刷およびプレビュー表示することができる。ここではまず、ヘッダーの文字プレビューイメージを作成し描画する際の処理について説明する。
ステップS2101では、ヘッダー入力テキストボックス703で入力された文字列を取得する。
ステップS2102では、ヘッダーに対する図8のフォント選択ダイアログ上のフォント選択メニュー801で設定された(印刷時の)フォントの種類(フォント名)を取得する。
ステップS2103では、ヘッダーに対する図8のフォント選択ダイアログ上のフォントサイズ選択メニュー803で設定された(印刷時の)フォントサイズを取得する。
ステップS2104では、ヘッダーに対する図8のフォント選択ダイアログ上のフォントスタイル選択メニュー802で設定された(印刷時の)文字修飾情報(スタイル)を取得する。
ステップS2105では、ヘッダーに対する(印刷時の)文字揃え切り替えボタン701により設定された文字揃え設定を取得する。
ステップS2106では、背景色切り替えチェックボックス902の状態を取得し印刷領域の色を取得する。
ステップS2107では、印刷領域の色が黒色かどうかを判定する。印刷領域の色が黒色の場合はステップS2108に進み、そうでなければ印刷領域は白色であるものとしてステップS2118に進む。
ステップS2108では、文字描画領域の背景色を黒色に設定する。
ステップS2109では、描画する文字色を白色に設定する。
ステップS2110では、印刷時の文字描画領域の幅と高さ(印刷解像度)を図3で説明した方法を用いて取得する。印刷時のヘッダーの描画領域の幅は印刷時の印刷可能領域の幅と等しいものとする。高さは、描画領域の幅と、文字列、フォントの種類、フォントサイズ、文字修飾情報からプログラミング言語の文字描画命令等を使用して計算する。本実施形態ではヘッダーは1行と定義するため、描画領域に収まらない文字列は省略記号等を用いて表示する。
ステップS2111では、
・ステップS2002からステップS2005で取得した印刷時の文字論理情報(フォントの種類、フォントサイズ、文字修飾情報、文字揃え設定)と、
・ステップS2101で取得した文字列
を使用し、ステップS2110で取得した文字描画領域の幅と高さをもつ文字ビットマップイメージを作成するためのメモリ領域を、RAM105に確保しようと試みる。
ステップS2112では、メモリ領域の確保に成功したかどうかを判定する。メモリ領域の確保に成功した場合はステップS2113に進み、失敗した場合はステップS2120に進む。
ステップS2113では、
・ステップS2002からステップS2005で取得した印刷時の文字論理情報(フォントの種類、フォントサイズ、文字修飾情報、文字揃え設定)と、
・ステップS2101で取得した文字列
を使用し、確保されたメモリ領域に対して設定された文字描画領域の幅と高さをもつ文字ビットマップイメージを作成する。
ステップS2114では、プレビュー時の文字描画領域の幅と高さを計算する。プレビュー時のヘッダーの描画領域の幅は、プレビュー時の印刷可能領域の幅と等しいものとする。高さは、まず、プレビュー時の描画領域の幅をステップS2110あるいはステップS2120で設定した印刷時の描画領域の幅で除算することにより変換係数を求める。そして、その変換係数をステップS2110あるいはステップS2120で設定した印刷時の描画領域の高さに乗算することで算出する。
ステップS2115では、ステップS2113で作成された文字ビットマップイメージをステップS2114で計算されたプレビュー時の文字描画領域のサイズに変倍することで、プレビュー用の文字ビットマップイメージを作成する。ここで、変倍処理には公知の方法であるバイリニア法などを用いる。
ステップS2116では、プレビュー時の文字描画位置を取得する。プレビュー時のヘッダーの描画位置は、印刷可能領域の描画領域の左上端点と等しいものとする。
ステップS2117では、ステップS2115で作成されたプレビュー用の文字ビットマップイメージを用紙プレビューイメージ上のステップS2116で取得された文字描画位置に描画し、処理を終了する。
ステップS2118では、文字描画領域の背景色を白色に設定する。
ステップS2119では、描画する文字色を黒色に設定し、ステップS2110に進む。
ステップS2112でメモリ領域の確保に失敗したら、ステップS2120で、現在設定されている印刷時の文字描画領域の幅と高さをそれぞれ1/2して、新しい文字描画領域の幅と高さとして設定する。
ステップS2121では、ステップS2120で新しく設定された文字描画領域の幅と高さをもつ文字ビットマップイメージを作成するためのメモリ領域を確保しようと試み、ステップS2112に進む。
以上の処理により、本実施形態においては、文字データのプレビュー時はメモリ確保の可能な範囲で、できる限り印刷解像度に近い解像度で印刷用の文字ビットマップイメージを作成する。そして、その文字ビットマップイメージに対して変倍処理を施してプレビュー用のサイズの文字ビットマップイメージを作成し、これを用いてプレビュー表示を行う。これにより、本実施形態によるレイアウト印刷ツールが使用されるシステムのメモリ使用量を考慮しつつ、印刷領域(例えば紙のサイズ)に対する文字の大きさを印刷結果とプレビュー表示とで近似させることができる。
以上説明したように、本発明によれば、文字データに対しては、まず印刷時の文字論理情報を使用して印刷解像度のビットマップイメージを作成する。そして、印刷時は、印刷解像度のビットマップイメージをそのまま使用して印刷を行い、プレビュー時は、印刷解像度のビットマップイメージに対して変倍処理を施してプレビュー用のサイズのビットマップイメージを作成し、これを用いて表示を行うことで、印刷領域(例えば紙のサイズ)に対する文字の大きさを印刷結果とプレビュー表示とで一致させ、印刷結果の正確なプレビュー表示を行うことができる。
(他の実施形態)
なお、上述の実施形態では、本発明をレイアウト印刷ツールに適用した例を説明したが、文字データと画像データの印刷結果を正確にプレビュー表示するための任意の画像処理装置、画像処理方法などに本発明を適用可能であることは言うまでもない。
また、上述の実施形態では、説明を容易にするため、文字データのプレビューを行う場合には、印刷解像度に等しい解像度のビットマップイメージを作成し、変倍処理を施してプレビュー用のサイズのビットマップイメージを作成する場合を説明した。しかしながら、プレビュー用のビットマップイメージの元となるビットマップイメージの解像度は、少なくとも印刷解像度であればよい。つまり、印刷解像度もしくはそれ以上の解像度のビットマップイメージを作成し、それを変倍処理してプレビュー用ビットマップイメージを作成するように構成すれば、本発明の効果が達成される。
例えば、メモリ容量が許す範囲で高解像度なデータビットマップイメージを作成したり、プレビューサイズが大きく、表示精度が要求されるほど高解像度とするなど、何らかの条件に応じて解像度を動的に変更することも可能である。例えば、第2の実施形態では、印刷解像度よりも高い解像度のプレビュー用ビットマップイメージを作成することを前提とし、メモリ容量に応じて段階的に解像度を低下させるようにしてもよい。
上述の実施形態は、システム或は装置のコンピュータ(或いはCPU、MPU等)によりソフトウェア的に実現した場合を説明したが、一部又は全部をハードウェアによって実現することも可能である。
また、上述の実施形態をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給されるコンピュータプログラム自体も本発明を実現する。つまり、上述の実施形態の機能を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
なお、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、コンピュータで読み取り可能であり、実行可能形式に変換可能であれば、どのような形態であってもよい。例えば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等で構成することができるが、これらに限るものではない。
上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、記憶媒体又は有線/無線通信によりコンピュータに供給される。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記憶媒体、MO、CD、DVD等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
有線/無線通信を用いたコンピュータプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバを利用する方法がある。この場合、本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムファイル)をサーバに記憶しておく。プログラムファイルとしては、実行形式のものであっても、ソースコードであっても良い。
そして、このサーバにアクセスしたクライアントコンピュータに、プログラムファイルをダウンロードすることによって供給する。この場合、プログラムファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに分散して配置することも可能である。
つまり、上述の実施形態を実現するためのプログラムファイルをクライアントコンピュータに提供するサーバ装置も本発明の一つである。
また、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムを暗号化して格納した記憶媒体をユーザに配布し、所定の条件を満たしたユーザに、暗号化を解く鍵情報を供給し、ユーザの有するコンピュータへのインストールを可能とすることも可能である。鍵情報は、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給することができる。
また、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、すでにコンピュータ上で稼働するOSの機能を利用するものであってもよい。
さらに、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、その一部をコンピュータに装着される拡張ボード等のファームウェアで構成してもよいし、拡張ボード等が備えるCPUで実行するようにしてもよい。
本発明に係る画像処理装置の一実施形態としてのコンピュータシステムの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るレイアウト印刷ツールの動作の基本的な流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るレイアウト印刷ツールのGUIの概要を示す図である。 本発明の実施形態に係るプレビュー画面の詳細を示す図である。 本発明の実施形態に係るプリンタ設定タブの詳細を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像設定タブの詳細を示す図である。 本発明の実施形態に係る文字設定タブの詳細を示す図である。 本発明の実施形態に係るフォント設定ダイアログを示す図である。 本発明の実施形態に係る設定タブの詳細を示す図である。 本実施形態のレイアウト印刷ツールが図2のステップS201で呈示する印刷画像の指定用GUIの例と、各GUIにおける印刷画像の指定方法を示した図である。 図6における中央配置ボタン、左右中央配置ボタン、上下中央配置ボタンが押下されたときの処理の流れを示すフローチャートである。 図6における外接フィットボタン、内接フィットボタンが押下されたときの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る文字の描画領域を算出する手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るプレビュー表示の基本的な流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る印刷用紙のプレビューイメージの大きさを取得する際の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る印刷可能領域のプレビュー画面上での大きさを取得する際の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るプレビュー画面の背景を描画する際の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る印刷用紙のイメージをプレビュー表示する際の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る印刷画像のイメージをプレビュー表示する際の処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態の文字プレビューイメージを描画する際の処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態の文字プレビューイメージを描画する際の処理の流れを示すフローチャートである。

Claims (8)

  1. 画像と文字とを含む書類の印刷プレビュー画像を生成する画像処理装置であって、
    予め設定された印刷時の文字論理情報を取得する文字論理情報取得手段と、
    前記書類に含まれる画像を、原画像サイズから印刷プレビュー画像の描画領域に応じて変倍し、画像プレビューイメージを生成する第1の生成手段と、
    前記書類に含まれる文字から、前記印刷時の文字論理情報を用いて印刷解像度もしくはそれ以上の解像度のビットマップデータを生成した後、印刷プレビュー画像中の文字領域に応じて変倍して文字プレビューイメージを生成する第2の生成手段と、
    前記第1及び第2の生成手段が生成したプレビューイメージから、印刷プレビュー画像を生成して表示する表示手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. さらに、印刷用紙の情報を取得し、印刷用紙のプレビューイメージを生成する第3の生成手段を有し、
    前記表示手段が、前記印刷用紙のプレビューイメージ上に前記第1及び第2の生成手段が生成したプレビューイメージを配置することにより前記印刷プレビュー画像を生成することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. さらに、印刷用紙に対する印刷可能領域を表す境界プレビューイメージを生成する第4の生成手段を有し、
    前記表示手段が、前記境界プレビューイメージが最も上になるように描画して前記印刷プレビュー画像を生成することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記第2の生成手段が、前記印刷解像度のビットマップデータを生成するためのメモリ領域が確保できない場合、前記メモリ領域が確保可能な範囲で前記印刷解像度に近い解像度を有するビットマップデータを生成し、当該ビットマップデータを変倍して前記文字プレビューイメージを生成することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記第2の生成手段が、前記印刷解像度のビットマップデータを生成するためのメモリ領域が確保できない場合、前記印刷解像度を1/2にする操作を繰り返して、前記メモリ領域が確保可能な範囲で前記印刷解像度に近い解像度を有するビットマップデータを生成することを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 画像と文字とを含む書類の印刷プレビュー画像を生成する画像処理方法であって、
    予め設定された印刷時の文字論理情報を取得する文字論理情報取得ステップと、
    前記書類に含まれる画像を、原画像サイズから印刷プレビュー画像の描画領域に応じて変倍し、画像プレビューイメージを生成する第1の生成ステップと、
    前記書類に含まれる文字から、前記印刷時の文字論理情報を用いて印刷解像度もしくはそれ以上の解像度のビットマップデータを生成した後、印刷プレビュー画像中の文字領域に応じて変倍して文字プレビューイメージを生成する第2の生成ステップと、
    前記第1及び第2の生成手段が生成したプレビューイメージから、印刷プレビュー画像を生成して表示する表示ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
  7. コンピュータを、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像処理装置として機能させるプログラム。
  8. 請求項7記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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