JP5226542B2 - 描画編集方法及び描画編集装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ページ内に描画されるオブジェクトを編集することが可能な描画編集方法及び描画編集装置に関するものである。
近年、文書処理装置は高機能化し、図形を編集する図形編集機能を有するものが主流になっている。文書処理装置が取り扱う文書の各ページに文字列、イメージ、グラフィクス或いはそれらがグループ化されたものといった図形が配置されている。これら図形は描画オブジェクトとも言われ、以後このような図形或いは描画オブジェクトをオブジェクトとする。そして、これらのオブジェクトをユーザがポインティングデバイスなどを活用して選択し、その選択したオブジェクトを移動や削除、変形させ、図形編集を実施するという形態である。
この図形編集において、例えばあるオブジェクトを選択し、移動させようとしたとき、移動先に別のオブジェクトが存在することがある。また、あるオブジェクトを選択し、拡大させようとしたとき、オブジェクトの拡大により周辺の別のオブジェクトと重なることがある。その時、どのように両者のオブジェクトを配置するかの手法として様々な手法がある。
第一の手法としては、そのまま移動させるオブジェクトを移動先に存在するオブジェクトの上に重ねるというものがある。また、予めオブジェクト毎に順番情報を格納しておき、その順番情報に従ってどちらのオブジェクトを上にするかを特定することもできる。
第二の手法としては、重なりを禁止するオブジェクトに対して事前に編集制限を設定する。そして、選択されたオブジェクトの移動先のオブジェクトに編集制限が設定されている場合、その選択されたオブジェクトを移動先のオブジェクトの下側に配置するといった手法がある(例えば、特許文献1参照)。
第三の手法としては、移動先に存在するオブジェクトと重ならないように移動するオブジェクトの配置場所をずらす手法や逆に移動先に存在するオブジェクトの配置場所を重ならないようにずらすという手法も存在する(例えば特許文献2参照)。
第四の手法としては、オブジェクトを拡大する際に、その拡大率に応じて周辺のオブジェクトを縮小し、重ならないようにする手法が存在する(例えば特許文献3参照)。
第五の手法としては、事前にテンプレートを用いてオブジェクト間の関連規則を設定しておき、その規則に従ってオブジェクトが重ならないように配置するという手法がある(例えば特許文献4参照)。
特開2005−331939号公報 特開2002−169793号公報 特開平06−274586号公報 特開2005−135397号公報
しかしながら、上記従来の技術では、移動先に存在するオブジェクトや拡大したことで重なるオブジェクトは基本的に重なりのない1つのオブジェクトであることを前提としている。近年、取り扱うオブジェクトは、3D画像又は影やぼかしが存在する画像など描画表現が豊かな大量の複数のオブジェクトが重なりあって一つの描画表現を実施するものが増えてきた。そして、選択し移動するオブジェクトがそのようなものだったり、移動先にそのようなオブジェクトが存在する場合、従来技術を拡張した対応では、その組み合わせが膨大になり、ユーザが意図しない状況になり得る。
更に、意図した通りに配置されなかったオブジェクトを再編集して意図した通りの編集結果を作ろうとユーザが操作しようとしても、複数のオブジェクトが重なりあった状況で修正するのには多くの作業が必要になり、ユーザの負担となっていた。
本発明は、ユーザが指定したオブジェクトの編集に応じて、そのオブジェクトの周辺に存在するオブジェクトを連携して描画編集可能とすることを目的とする。
本発明は、ページ内に描画されるオブジェクトを編集することが可能な描画編集装置にて実行される描画編集方法であって、
ーザによって編集されるべきオブジェクトが指定されると、指定されたオブジェクトに対して第1の方向の第1の位置に存在する第1オブジェクトと、前記指定されたオブジェクトに対して第2の方向の第2の位置に存在する第2オブジェクトとを認識する認識工程と、
記認識した第1および第2オブジェクトから、前記指定されたオブジェクトと連携して描画編集を行うオブジェクトを特定する特定工程と、
記指定されたオブジェクトに対する編集処理に応じて、前記指定されたオブジェクトと前記特定されたオブジェクトとが重ならないような編集処理を、当該特定されたオブジェクトに対して実行する描画編集工程と
前記認識工程で前記第1および第2の位置に跨る跨りオブジェクトを認識した場合、前記跨りオブジェクトを編集対象から除外する除外工程とを有し、
前記描画編集工程では、前記第1オブジェクトと前記第2オブジェクトに対して異なる編集処理を実行し、前記除外工程により除外された前記跨りオブジェクトには前記編集処理を適用しないことを特徴とする。
また、本発明は、ページ内に描画されるオブジェクトを編集することが可能な描画編集装置であって、
ユーザによって編集されるべきオブジェクトが指定されると、指定されたオブジェクトから予め定められた条件に一致する位置に存在するオブジェクトを複数のグループとして認識する認識手段と、
前記認識した複数のグループから、前記指定されたオブジェクトと連携して描画編集を行うグループを特定する特定手段と、
前記指定されたオブジェクトに対する編集処理に応じて、当該指定されたオブジェクトと前記特定されたグループとが重ならないように、当該特定されたグループを編集する描画編集手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが指定したオブジェクトの編集に応じて、そのオブジェクトの周辺に存在するオブジェクトを連携して描画編集することが可能となる。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態における描画編集処理を実行する情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。図1において、CPU101はROM102、RAM103或いは記憶装置105に格納されたプログラムに従って装置全体の制御を行う。RAM103はCPU101が各種処理を行う際のワークエリアとして使用される。
記憶装置105はオペレーティングシステム(OS)114やアプリケーションソフト112等を記録する。この例では、アプリケーションソフト112として文書処理、編集処理などがインストールされる。また、記憶装置105には、プリンタドライバ113も格納される。
キーボード108やポインティングデバイス109などの入力デバイスは、入力I/F104を通じてユーザが情報処理装置に対して各種指示を与えるためのデバイスである。一方、モニタ110や印刷装置111などの出力デバイスは、出力I/F106を通じてデータを外部に表示出力又は印刷出力するためのデバイスである。
また、印刷装置111はローカルI/Oのみならず、ネットワークを通して接続されていても良い。そして、システムバス107は、それぞれのデータのやりとりを行う。
図2は、情報処理装置で実行されるアプリケーションソフト112の構成の一例を示す図である。アプリケーションソフト112は、文書管理部201にて文書を新規作成又は読み込み、ページの描画情報が記述されるオブジェクト情報204を管理する。表示処理部202は、そのオブジェクト情報204に基づいてページの描画結果をモニタ110といった出力装置に表示する。
また、ユーザが編集処理を行う場合、表示処理部202で表示された描画結果に対してポインティングデバイス109などを用いてオブジェクトの選択や移動、拡大などを行う。その情報が編集処理を実行する編集処理部203に伝えられ、編集処理部203がオブジェクト情報204を更新する。更新されたオブジェクト情報は再度表示処理部202でページの描画結果として表示される。これが一般的な図形編集作業を示す。
図3は、図2に示すオブジェクト情報204の一例を示す図である。オブジェクト毎にオブジェクトID301、オブジェクト種類302、オブジェクトの位置を示す左上座標303と右下座標304、オブジェクト固有情報305がある。オブジェクト情報204には、ページ内に存在するオブジェクトがリスト構造で格納されている。
第1の実施形態においては、表示処理を行う際に、オブジェクト情報204に格納したオブジェクトから順にレンダリングすることで、各オブジェクトは重なり情報を持たない形態をとっている。
尚、別のオブジェクト情報の例としては、各オブジェクトに重なり順番情報を格納し、必ずしも格納順にレンダリングする必要のないオブジェクト格納方法もある。その場合も本実施形態における描画編集処理は同様に成立する。
図4は、オブジェクト情報204に格納されるオブジェクトの具体例を示す図である。図4に示すような座標に位置する長方形のオブジェクトの場合、図4に示す右側の内容がオブジェクト情報204に登録される。
図5は、第1の実施形態における描画編集処理の概要を説明するための図である。アプリケーションソフト112の表示処理部202がオブジェクト情報204に格納された1ページ分の各オブジェクトをレンダリングし、そのページ描画結果501をモニタ110に表示する。そして、ユーザは表示された一つ或いは複数のオブジェクトをポインティングデバイス109などを用いて選択し、移動や拡大などの編集作業を実施する。ここで、選択されたオブジェクトを注目グループ504とする。
注目グループ504が選択されると、編集処理部203は注目グループ504の周辺に存在する複数のオブジェクトを連携候補グループ505〜507として自動的に特定して表示する。502はこの状態を表示したページ描画結果である。尚、連携候補グループは一つ或いは複数のオブジェクトから構成されるものとする。
ここで、ユーザが連携候補グループ505〜507の中から注目グループ504に連携させたいグループを選択する。503に示すページ描画結果のように、508が連携対象グループとして選択されると、連携対象グループ508が注目グループ504と関連付けられる。そして、注目グループ504の移動或いは拡大などを行うと、編集処理部203は連携対象グループ508が注目グループ504に重ならないように、連携対象グループ508に対して縮小などを行う。
つまり、ユーザが編集作業として、任意のオブジェクトを移動させたいとき、編集処理部203が周辺の複数のオブジェクトを自動的にグループ化し、各グループと移動させたいオブジェクトとが重ならないように自動調整を行う。これにより、重なってから複数のオブジェクトをずらしたりといったユーザの手間を軽減させることができる。
次に、図5に示す描画編集処理の概要を具体的に実施するための手順を、図6を用いて説明する。
図6は、第1の実施形態におけるアプリケーションソフト112による描画編集処理を示すフローチャートである。まず、アプリケーションソフト112の表示処理部202がオブジェクト情報204に基づいて1ページ分の描画結果をモニタ110上に表示する。そして、ユーザが編集したいオブジェクトをポインティングデバイス109で選択すると、編集処理部203は描画編集処理を開始する。尚、本願のフローチャートの各ステップは、メモリに記憶されたプログラムをCPUが読み出すことにより実行される。
ステップS601で、アプリケーションソフト112は、ユーザが選択した一つ或いは複数のオブジェクトを注目グループとし、それが存在する矩形領域(注目矩形領域)の座標を算出する。これは、図3に示すオブジェクト情報204からユーザ選択に該当する複数のオブジェクトを抽出し、それらのオブジェクトを図4に示す座標系にマッピングして算出する。
図7は、注目矩形領域の座標算出処理を説明するための図である。図7に示す700は複数のオブジェクトにより構成される注目グループの注目矩形領域である。ここで、注目矩形領域は、左上の頂点が(Left-X,Top-Y)、右下の頂点が(Right-X,Bottom-Y)で指定される座標で求められる。
注目矩形領域の座標が算出されると、ステップS602で、アプリケーションソフト112は、その座標に基づき、複数の連携候補領域を算出する。各連携候補領域は注目グループの周辺に存在するオブジェクトを探し出すための暫定的に特定される領域であり、注目矩形領域に隣接し、各領域が重複しなければ任意に特定される。
図7に示す701〜703に連携候補領域の一例を示す。701は、注目矩形領域の上部、下部、左部、右部にページ全体を覆うように、4つの連携候補領域を定めている。
尚、702に示すような注目矩形領域の4隅とページの4隅を結んだ4つの台形領域で定めたものでも良い。また、703に示すように注目矩形領域の4辺とページの4辺とを結んだ4つの長方形領域で定めたものでも良い。
どのような形態で連携候補領域を定めると編集作業が容易になるかは、各ページの描画内容にも依存するため、704に示すように、連携候補領域をユーザに選択させることも可能である。
上述したように複数の連携候補領域が算出されると、ステップS603で、アプリケーションソフト112は、ページ分のオブジェクト情報204から算出された連携候補領域に存在するオブジェクトを抽出する。つまり、アプリケーションソフト112は、注目グループから連携候補領域という所定の条件に一致する位置に存在するオブジェクトを抽出する。そして、それらのオブジェクトを連携候補グループとして一つのグループにまとめる。そして、ステップS604で、アプリケーションソフト112は、グループを点線で囲む、グループに属する各オブジェクトの頂点を強調などといった方法で連携候補グループをユーザが認識できるように表示する。
このような処理を行うことで、アプリケーションソフト112は、図5の502に示すような、注目グループ504、その周辺に存在する連携候補グループ505〜507を表示することができる。
ここで、上述した連携候補領域から連携候補グループを生成する処理の一例を、図8を用いて説明する。
図8は、第1の実施形態における連携候補グループを生成する処理を説明するための図である。図8に示す800の矩形は連携候補領域である。また、「☆」は一つ一つのオブジェクトを示す記号である。ここで、オブジェクト情報204に格納されたオブジェクトの座標を一つ一つ連携候補領域と比較し、少しでも連携候補領域に入っているオブジェクトを連携候補グループにまとめる。具体的には、オブジェクト811〜815が連携候補グループに属し、オブジェクト816は連携候補グループには属さないと判定する。
尚、801に示すように、連携候補グループはオブジェクトID301だけをリストにしておいても良い。また、この連携候補グループは一つもオブジェクトが存在しない連携候補領域からは作成しない。
連携候補グループが表示されると、ステップS605で、アプリケーションソフト112は、ユーザによる注目グループと連携して編集処理を行う連携対象グループが選択されるまで待機する。これは、連携候補グループの内、一つ以上をユーザが指定する。その際、連携候補グループから必要の無いオブジェクトをユーザが排除しても良い。図8に示す802は連携候補グループからオブジェクト811を排除し、連携対象グループとしたものである。
図9は、ユーザが連携候補グループを選択するためのユーザインターフェース画面を示す図である。901には注目グループ504、複数の連携候補グループ505〜507の表示、「連携対象グループをマウスで選択してください」を描画領域外にメッセージを表示している。
この状態で、ユーザが連携候補グループの何れかをマウスでクリックすると、902に示すように、メッセージボックスを表示する。ここで、他の連携候補グループも連携対象グループにする場合、はい903を押すと901の画面に戻り、更に連携候補グループを選択可能とする。そして、他の連携候補グループが選択されると、再度902のように、メッセージボックスを表示する。一方、いいえ904が押されると、それまで選択された複数の連携候補グループを連携対象グループとして登録する。また、キャンセル905が押されると、登録しないで終了する。
ユーザが連携対象グループの選択を終えると、ステップS606で、アプリケーションソフト112は、連携対象グループの存在する矩形領域(連携対象グループ外接矩形)の座標を算出する。これは、ステップS601で説明した注目グループから注目矩形領域の座標を算出する方法と同様の処理である。図8に示す803に連携対象グループ外接矩形の一例を示す。暫定的に定めた連携候補領域と連携対象グループ外接矩形は必ずしも一致する訳ではなく、連携対象グループ外接矩形は一意に決まる。
以上の処理により、編集作業を行う注目グループと、その編集内容に応じて連携して、重ならないように自動的に編集される連携対象グループとが関連付けられる。
次に、ステップS607で、アプリケーションソフト112は、ユーザが注目グループの編集作業を行うまで待機する。この編集作業が行われたか否かは、注目グループのトランスフォームが変更されたか否かで判断する。
第1の実施形態では、トランスフォームとは、移動や拡大縮小を指定するパラメータであり、オブジェクトの情報として、そのパラメータの値が格納される。図10に示すように、各オブジェクトのX座標、Y座標は、変換行列のA〜Fの値を操作することで実施できる。そして、注目グループをユーザがポインティングデバイス109を用いて、例えば移動させるとき、その移動量に応じてトランスフォームが変更される。
このように、ユーザによる注目グループの編集作業が行われ、注目グループのトランスフォームが変更されると、ステップS608で、アプリケーションソフト112は、そのトランスフォームに応じた連携対象グループの修正を自動的に行う。
ここで、連携対象グループの修正の概要を説明する。図5に示す503のように注目グループが移動されると、アプリケーションソフト112は、この注目グループと連携対象グループ508とが重ならないように連携対象グループ外接矩形508を変更する。そして、それに応じて連携対象グループを構成するオブジェクトを加工する。ここでは文字サイズを縮小して対応しているが、例えば変更後の外接矩形内に収まるのであれば、文字列の改行や行間の減少などで対応しても構わない。尚、連携対象グループ外接矩形の修正方法に関しては、図11〜図13を用いて後述する。
その後、ステップS609で、アプリケーションソフト112は、変更後の注目グループと連携対象グループをモニタ110で表示することで、本実施形態における編集処理が終了する。
図11は、注目グループの編集によって変更される連携対象グループ外接矩形の一例を示す図である。ここで、注目グループの外接矩形を示す注目矩形領域1101と連携対象グループ外接矩形1102とは1対1で連携されている。
ユーザが注目矩形領域1101を上方向に移動させると、連携対象グループ外接矩形1102はその分だけ下辺が上方向に上がり、高さが縮まる。また、ユーザが注目矩形領域1101を拡大させると、注目矩形領域1101の上辺が上方向に上がり、連携対象グループ外接矩形1102はその分だけ下辺が上方向に上がり、高さが縮まる。また、ユーザが注目矩形領域1101を下方向に移動させると、連携対象グループ外接矩形1102はその分だけ下辺が下方向に下がり、高さが長くなる。
上述したように、アプリケーションソフト112は、この外接矩形の大きさの変動に応じて、連携対象グループを構成するオブジェクトに対してその外接矩形内に収まるように再配置或いは拡大、縮小などを実施する。このオブジェクト自体をどう収めるかの手法は様々であり、本発明の構成要素ではないため、詳細は言及しない。
図12は、注目グループの編集によって変更される複数の連携対象グループ外接矩形の一例を示す図である。注目矩形領域1201に複数の連携対象グループ外接矩形1202〜1205が関連付けられていても、図11に示すように、連携対象グループ外接矩形が一つしか関連付けられていない場合と、処理としては変わらない。
ここで注目矩形領域1201の上部に存在する連携対象グループ外接矩形1202は、注目矩形領域1201の上辺のY方向変位と同じ量だけ、下辺のY方向が変位する。
また、注目矩形領域1201の右部に存在する連携対象グループ外接矩形1203は、注目矩形領域1201の右辺のX方向変位と同じ量だけ、左辺のX方向が変位する。
更に、注目矩形領域1201の下部に存在する連携対象グループ外接矩形1204は、注目矩形領域1201の下辺のY方向変位と同じ量だけ、上辺のY方向が変位する。
そして、注目矩形領域1201の左部に存在する連携対象グループ外接矩形1205は、注目矩形領域の左辺のX方向変位と同じ量だけ、右辺のX方向が変位する。
図13は、図11、12に示す注目グループの編集により、連携対象グループ外接矩形の修正を具体的に実施するための処理を示すフローチャートである。アプリケーションソフト112は、ユーザがポインティングデバイス109などを活用して注目グループの編集作業を行い、それに応じてトランスフォームが変更されたか否かを判定する(S1301)。S1301にて変更されたと判定されると(S1301でYes)、アプリケーションソフト112は、注目グループの上部に連携対象グループが存在するか否かを判定する(S1302)。ここで、上部に存在する場合、アプリケーションソフト112は、注目グループのトランスフォームにより、注目矩形領域の上辺がY方向に変位があるか否かを判断する(S1303)。ここで、変位があれば、アプリケーションソフト112は、上部に存在する連携対象グループ外接矩形の下辺を同じ変位分だけずらして連携対象グループ外接矩形を更新する(S1304)。そして、アプリケーションソフト112は、更新された連携対象グループ外接矩形に、連携対象グループのオブジェクトが全てその領域内に表現されるように連携対象グループのオブジェクトを変換する(S1305)。
上述の上部に存在する連携対象グループと同様の処理を下部に連携対象グループが存在する場合(S1306でYes)、アプリケーションソフト112は、ステップS1307〜S1309を実行する。また、右部に連携対象グループが存在する場合(S1310でYes)、アプリケーションソフト112は、ステップS1311〜S1313を実行する。そして、左部に連携対象グループが存在する場合(S1314でYes)、アプリケーションソフト112は、ステップS1315〜S1317を実行する。
そして、全ての連携対象グループに対して処理を実行すると、変更後の注目グループと連携対象グループを表示し、オブジェクト情報204を更新し、この描画編集処理が完了する。
第1の実施形態によれば、オブジェクトの移動や拡大などによる他のオブジェクトとの重なりを防止することができる。
[第2の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第2の実施形態を詳細に説明する。第1の実施形態では、暫定的に複数の連携候補領域を定め、それを元に編集作業を行うべきオブジェクト(注目グループ)周辺の大量のオブジェクトをグループ化してユーザに提示していた。これにより、特にオブジェクトの移動や拡大などによる他のオブジェクトとの重なりを防いだり、オブジェクト間の間隔を維持することで編集作業を容易に実施できる編集処理方法が提供される。
しかしながら、第1の実施形態では、連携候補領域に属するオブジェクトを抽出し、連携候補グループを生成する際に、あるオブジェクトが複数の連携候補領域に属する場合、問題が生じる。
そこで、図7に示すように、連携候補領域をユーザに選択させ、一つのオブジェクトが極力複数の連携候補領域に重ならないようにすることが考えられるが、図14に示す枠線の場合、回避することができない。
第2の実施形態では、適切な編集が行えないデータ、そのようなデータで適切な編集を行うものである。
図14は、第2の実施形態における描画編集処理の概要を説明するための図である。図14に示す1401はオブジェクト情報204に基づき、アプリケーションソフト112の表示処理部202が表示したページの描画結果である。この例では、「枠線」オブジェクトと「菱形」オブジェクトがそれぞれ複数の連携候補領域にまたがっている。
ここで、「菱形」オブジェクトに関しては、図7に示すように連携候補領域を選択することで複数の連携候補領域にまたがらないようにすることは可能である。しかしながら、「枠線」オブジェクトに関しては、どのように連携候補領域を選択したとしても、複数の連携候補領域にまたがらないようにはできない。
そこで、このような場合にも、描画編集処理を実現するために、複数の連携候補領域にまたがるオブジェクトを除外オブジェクトリスト1407として格納する。また同時に、複数にまたがるオブジェクトを除外した状態で、連携候補領域毎に、その候補領域のみに存在するオブジェクトをまとめた連携候補グループを生成する。尚、連携候補グループは、第1の実施形態で説明した図8に示す801と同様に生成する。
第2の実施形態では、効率化のため、生成した連携候補グループに属するオブジェクトを逐次検索しないように、連携候補領域オブジェクトリスト1403〜1406を作成し、そこにオブジェクトID301を格納する。
その後の処理を第1の実施形態と同様に処理することで、複数の連携候補領域にまたがる「枠線」や「菱形」は注目グループの編集内容に影響を受けなくなる。また、それ以外の部分に対しては第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
ここで、図14に示すような一つのオブジェクトが複数の連携候補領域に属する場合の連携候補グループの生成処理を、図15を用いて説明する。
図15は、第2の実施形態における連携候補グループ生成処理を示すフローチャートである。尚、この処理は、第1の実施形態で説明した図6に示すステップS603の処理に相当するもので、図6に示すステップS601、S602の処理が実行された後に、実行される。
アプリケーションソフト112は、ステップS602で算出された複数の連携候補領域にそれぞれ割り当てられた連携候補領域オブジェクトリスト1403〜1406と除外オブジェクトリスト1407を初期化する(S1501)。そして、アプリケーションソフト112は、オブジェクト情報204からオブジェクトを取り出す(S1502)。ここで取り出したオブジェクトが、ステップS602で算出された連携候補領域に存在するか否かを複数の連携候補領域の全てに対して確認する。その結果、一つの連携候補領域にしか属さない場合(S1503でYes)、アプリケーションソフト112は、その連携候補領域の連携候補領域オブジェクトリストにそのオブジェクトを格納する。このとき、各オブジェクトの情報全てを格納する必要はなく、ここではオブジェクトID301のみを格納する。その後、各オブジェクトの情報を取得する際には、オブジェクト情報204からオブジェクトID301に基づいて検索する。
また、取り出したオブジェクトが2つ以上の連携候補領域に属する場合(S1503でNo)、アプリケーションソフト112は、そのオブジェクトを除外オブジェクトリストに格納する(S1505)。尚、取り出したオブジェクトが、一つの連携候補領域にも属さない場合は何も行わない。
そして、アプリケーションソフト112は、この分類を、ページ分のオブジェクト情報204内の全てのオブジェジェクトに対して実行する(S1506)。
その後、アプリケーションソフト112は、除外オブジェクトリストに格納されたオブジェクトをグループとしてまとめ、除外グループを生成し(S1507)、その除外グループを表示する(S1508)。尚、表示の仕方はそのグループに属するオブジェクトを特別な色としたり、点滅させたり、頂点を強調したりと様々な方法で良い。また、表示された後、除外グループに属するオブジェクトは注目グループの編集などの影響は受けず、変更されない。
その後、アプリケーションソフト112は、各連携候補領域オブジェクトリストから各連携候補グループを生成する(S1509)。ここで第1の実施形態で生成された連携候補グループとの違いは、第2の実施形態では連携候補グループに属するオブジェクトは必ず他の連携候補グループに属さないということである。
このようにして連携候補グループが生成されると、第1の実施形態のステップS604にて連携候補グループを表示し、それ以降は第1の実施形態と同様に処理を実行する。
第2の実施形態によれば、一つのオブジェクトが複数の連携候補領域に属する場合にも、連携候補グループを生成して表示することができ、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。
[第3の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第3の実施形態を詳細に説明する。第2の実施形態では、複数の連携候補領域にまたがるようなオブジェクトは除外グループとして登録し、その後、注目グループの編集処理の影響を受けないとすることで描画編集処理を実現している。
ここで、図14に示す1401における「枠線」オブジェクトに関して考察する。この「枠線」オブジェクトは、ただの描画を構成するオブジェクトというだけでなく、「その中と外に存在するオブジェクトを明白に区別する」を意味する場合が多い。例えば、複数ページの描画を一つのページにレイアウトした場合、各ページの描画内容を区別するために「枠線」オブジェクトを付けることがある。
また、グラフなどを張り付ける際、そのグラフを一つのグループであることを強調するために「枠線」オブジェクトを付ける場合がある。更に、表にも「枠線」オブジェクトは使用される。
これらのデータにおいては、元々データ作成者の意図として「枠線」の中と外で明確に区別したいというものが存在する。これは描画編集処理においても同様であり、枠線内部のオブジェクトの編集作業を行うとき、枠線外部のオブジェクトは一切影響させたくない場合が多い。
しかし、第2の実施形態では、「枠線」オブジェクトは単なる除外グループを構成するだけで、その内外に存在するオブジェクトは同様に連携候補グループ、連携対象グループに割り当てられ、注目グループの編集内容の影響を受ける。つまり、連携対象グループを登録する際に、ユーザが手動で「枠線」の外側にあるオブジェクトを削除することも可能であるが、オブジェクト数が非常に多い時には不便である。
そこで、第3の実施形態では、除外グループの内外を考慮することで、除外グループの外部は注目グループの編集内容の影響を受けないようにするものである。
図16は、第3の実施形態における描画編集処理の概要を説明するための図である。図16に示す1601は、第2の実施形態における図15に示すS1508で除外グループの表示が完了した時点の状況である。即ち、注目グループから暫定的な連携候補が設定され、オブジェクト情報204に基づいてページ内のオブジェクトが全て除外オブジェクトリスト1407か、連携候補領域オブジェクトリスト1403〜1406の何れかに格納された状況である。除外グループとして除外オブジェクトリスト1407には、「枠線」オブジェクトが格納されており、第2の実施形態では枠線の内部、外部という観点は連携候補領域には存在しない。
これに対して、第3の実施形態は、1602に示すような枠線の中だけに限定した連携候補領域に更新し、そこに格納されるオブジェクトのみを更新連携候補領域オブジェクトリストとして再生成する。これにより、枠線の内部のオブジェクトのみを注目グループと連携して描画編集処理を行う手法を実現する。
図17は、第3の実施形態における連携候補グループ生成処理を示すフローチャートである。尚、この処理は、第2の実施形態で説明した図15に示すS1509の処理に相当するものである。
図15に示すステップS1508にて除外グループが表示されると、アプリケーションソフト112は、図17に示す処理を開始する。まず、アプリケーションソフト112は、除外オブジェクトリスト1407とオブジェクト情報に基づいて除外グループが存在する領域を算出する(S1701)。そして、アプリケーションソフト112は、算出された除外グループが存在する領域が、連携候補領域と重なるか否かを判断する(S1702)。判断の結果、重なる領域が存在しない場合は、連携候補領域や連携候補領域オブジェクトリストを変更しない。
一方、S1702で重なる領域が存在する場合、アプリケーションソフト112は、連携候補領域と除外グループが存在する領域との交点を算出し(S1703)、その交点を頂点とした領域に連携候補領域を更新する(S1704)。
ここで、交点を頂点とした領域としては2つ以上の領域ができあがる。アプリケーションソフト112は、そのうちの注目グループに近い側を連携候補領域として更新する。具体的には、注目グループの上部の連携候補領域の更新に関しては、元領域の下辺がより多く残る領域を更新された連携候補領域とする。また、注目グループの右部の連携候補領域の更新に関しては、元領域の左辺がより多く残る領域を更新された連携候補領域とする。
アプリケーションソフト112は、この連携候補領域の更新を全ての連携候補領域に対して行い(S1705)、その更新された連携候補領域および連携候補領域オブジェクトリストから連携候補グループを生成する(S1706)。
このようにして連携候補グループが生成されると、第1の実施形態のステップS604にて連携候補グループを表示し、それ以降は第1の実施形態と同様に処理を実行する。
このように、大量のオブジェクトの組み合わせによって構成される描画表現に関しては、ユーザのオブジェクト選択の手間や意図しない描画体裁になってしまったときの修正の手間は大きな負荷となっており、著しく軽減される。
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
また、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する。これによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
このプログラムコードを供給するための記録媒体として、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、次の場合も含まれることは言うまでもない。即ち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合である。
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードがコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込む。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
第1の実施形態における描画編集処理を実行する情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 情報処理装置で実行されるアプリケーションソフト112の構成の一例を示す図である。 図2に示すオブジェクト情報204の一例を示す図である。 オブジェクト情報204に格納されるオブジェクトの具体例を示す図である。 第1の実施形態における描画編集処理の概要を説明するための図である。 第1の実施形態におけるアプリケーションソフト112による描画編集処理を示すフローチャートである。 注目矩形領域の座標算出処理を説明するための図である。 第1の実施形態における連携候補グループを生成する処理を説明するための図である。 ユーザが連携候補グループを選択するためのユーザインターフェース画面を示す図である。 第1の実施形態におけるトランスフォームを説明するための図である。 注目グループの編集によって変更される連携対象グループ外接矩形の一例を示す図である。 注目グループの編集によって変更される複数の連携対象グループ外接矩形の一例を示す図である。 図11、12に示す注目グループの編集により、連携対象グループ外接矩形の修正を具体的に実施するための処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態における描画編集処理の概要を説明するための図である。 第2の実施形態における連携候補グループ生成処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態における描画編集処理の概要を説明するための図である。 第3の実施形態における連携候補グループ生成処理を示すフローチャートである。
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 入力I/F
105 記憶装置

Claims (11)

  1. ページ内に描画されるオブジェクトを編集することが可能な描画編集装置にて実行される描画編集方法であって、
    ーザによって編集されるべきオブジェクトが指定されると、指定されたオブジェクトに対して第1の方向の第1の位置に存在する第1オブジェクトと、前記指定されたオブジェクトに対して第2の方向の第2の位置に存在する第2オブジェクトとを認識する認識工程と、
    記認識した第1および第2オブジェクトから、前記指定されたオブジェクトと連携して描画編集を行うオブジェクトを特定する特定工程と、
    記指定されたオブジェクトに対する編集処理に応じて、前記指定されたオブジェクトと前記特定されたオブジェクトとが重ならないような編集処理を、当該特定されたオブジェクトに対して実行する描画編集工程と
    前記認識工程で前記第1および第2の位置に跨る跨りオブジェクトを認識した場合、前記跨りオブジェクトを編集対象から除外する除外工程とを有し、
    前記描画編集工程では、前記第1オブジェクトと前記第2オブジェクトに対して異なる編集処理を実行し、前記除外工程により除外された前記跨りオブジェクトには前記編集処理を適用しないことを特徴とする描画編集方法。
  2. 前記編集処理は、少なくとも前記指定されたオブジェクトの移動、拡大、縮小の何れか1つであることを特徴とする請求項1に記載の描画編集方法。
  3. 前記認識工程では、前記指定されたオブジェクトに対する上方向の位置、右方向の位置、下方向の位置、左方向の位置に存在するオブジェクトを認識することを特徴とする請求項1又は2に記載の描画編集方法。
  4. 前記認識工程で認識されたオブジェクトを、他のオブジェクトとは識別可能に表示する表示工程を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の描画編集方法。
  5. 前記描画編集工程では、前記指定されたオブジェクトに対して前記除外工程で除外された跨りオブジェクトの外側に存在するオブジェクトには、前記編集処理を適用しないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の描画編集方法。
  6. ページ内に描画されるオブジェクトを編集することが可能な描画編集装置であって、
    ユーザによって編集されるべきオブジェクトが指定されると、指定されたオブジェクトに対して第1の方向の第1の位置に存在する第1オブジェクトと、前記指定されたオブジェクトに対して第2の方向の第2の位置に存在する第2オブジェクトとを認識する認識手段と、
    前記認識した第1および第2オブジェクトから、前記指定されたオブジェクトと連携して描画編集を行うオブジェクトを特定する特定手段と、
    前記指定されたオブジェクトに対する編集処理に応じて、前記指定されたオブジェクトと前記特定されたオブジェクトとが重ならないような編集処理を、当該特定されたオブジェクトに対して実行する描画編集手段と
    前記認識手段が前記第1および第2の位置に跨る跨りオブジェクトを認識した場合、前記跨りオブジェクトを編集対象から除外する除外手段とを有し、
    前記描画編集手段は、前記第1オブジェクトと前記第2オブジェクトに対して異なる編集処理を実行し、前記除外手段により除外された前記跨りオブジェクトには前記編集処理を適用しないことを特徴とする描画編集装置。
  7. ページ内に描画されるオブジェクトを編集することが可能な描画編集装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    ユーザによって編集されるべきオブジェクトが指定されると、指定されたオブジェクトに対して第1の方向の第1の位置に存在する第1オブジェクトと、前記指定されたオブジェクトに対して第2の方向の第2の位置に存在する第2オブジェクトとを認識する認識手段と、
    前記認識した第1および第2オブジェクトから、前記指定されたオブジェクトと連携して描画編集を行うオブジェクトを特定する特定手段と、
    前記指定されたオブジェクトに対する編集処理に応じて、前記指定されたオブジェクトと前記特定されたオブジェクトとが重ならないような編集処理を、当該特定されたオブジェクトに対して実行する描画編集手段としてコンピュータを機能させ、
    前記認識手段が前記第1および第2の位置に跨る跨りオブジェクトを認識した場合、前記跨りオブジェクトを編集対象から除外する除外手段とを有し、
    前記描画編集手段は、前記第1オブジェクトと前記第2オブジェクトに対して異なる編集処理を実行し、前記除外手段により除外された前記跨りオブジェクトには前記編集処理を適用しないことを特徴とするプログラム。
  8. 前記編集処理は、少なくとも前記指定されたオブジェクトの移動、拡大、縮小の何れか1つであることを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記認識手段は、前記指定されたオブジェクトに対する上方向の位置、右方向の位置、下方向の位置、左方向の位置に存在するオブジェクトを認識することを特徴とする請求項7又は8に記載のプログラム。
  10. 前記認識手段で認識されたオブジェクトを、他のオブジェクトとは識別可能に表示する表示手段を更に備えることを特徴とする請求項7乃至9の何れか1項に記載のプログラム。
  11. 前記描画編集手段は、前記指定されたオブジェクトに対して前記除外手段で除外された跨りオブジェクトの外側に存在するオブジェクトには、前記編集処理を適用しないことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載のプログラム。
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