JP2013008171A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 印刷の際、極力印刷枚数を削減することで省エネ印刷を行ないたいというニーズがある。そのために、印刷する際に、描画ブロックと描画ブロックの空白部分を詰める間締め処理を行ってから印刷を行なうことで印刷ページ数を削減することを目的とする間締め印刷機能を設けている。しかし、ページ全面が背景となるイメージやパターンといった描画オブジェクト、あるいはウォーターマークといった本文に重なる前景オブジェクトで構成されるドキュメントにおいては空白部分が検知できないため、間締め処理の効果が得られないという課題がある。
【解決手段】 背景あるいは前景といった本文以外の描画オブジェクトを検出し、本文以外のオブジェクトを間締め対象オブジェクトから除外し、対象オブジェクトに対してのみ、間締め処理を行う手段を提供する。
【選択図】 図7
【解決手段】 背景あるいは前景といった本文以外の描画オブジェクトを検出し、本文以外のオブジェクトを間締め対象オブジェクトから除外し、対象オブジェクトに対してのみ、間締め処理を行う手段を提供する。
【選択図】 図7
Description
本発明は、レイアウト調整を行ない、文書の総ページ数を削減するための技術に関するものである。
印刷の際、極力印刷枚数を削減することで省エネ印刷を行ないたいというニーズがある。そのための従来技術として、印刷する際に描画オブジェクトと描画オブジェクトの間の空白部分を検出し、その空白部分を詰める間締め処理を行ってから印刷処理を行うことで印刷ページ数を削減することを目的とするレイアウト調整が提案されている。例えば、特許文献1のようなものがある。
特許文献1で開示された技術では、入力データに対してPDL解析を行い、文字、図形、空白の属性判別後にオブジェクト別に矩形領域のブロック単位で分離し、優先度に従って移動対象オブジェクトを決定する。決定した移動対象オブジェクトを縮小し、空白部に移動する。移動後に空いた所は、新たな空白部として再登録する。次の移動対象オブジェクトを縮小し、空白部に移動する。以後、移動対象オブジェクトを全て移動し、最終的にできた空白部を削除する。以上により、余剰な空白部を取り除き、印刷時の用紙節約を図ることができる。
しかしながら、先行技術は重ならないブロック単位での移動により空白部分の間締め処理を行うものであるため、本文データがなく空白に相当する場合であっても何らかの背景データがあると間締めの対象外となってしまう。尚、間締めとは、ブロックとブロック間の余剰な空白部分を詰めることを指す。そのため、全面が背景となるようなイメージやパターンといった描画オブジェクト、あるいはウォーターマークといった本文に重なる前景描画オブジェクトで構成されるドキュメントにおいては、本文として記述されていない空白部分があっても間締めされないという課題がある。
図5は、ページの右上にロゴ描画、およびページ全体の枠描画、およびページ全面のウォーターマーク描画が背景として施されたフォームが全ページに渡って描画され、そのフォームと重ねて本文が描画された例を示している。同図において、見開きの原稿の左ページ(501)および右ページ(502)を、点線矩形で示すようにブロック分割し、ブロック間の空白部分を間締めした結果の左ページ(503)および右ページ(504)を示すものである。しかし、左右ページ共、ページのほとんどが1つのブロックで構成されるため、間締めされていないことを示している。
また、図6は、ページ中央にウォーターマーク描画が前景として施されたフォームが全ページに渡って描画され、そのフォームと重ねて本文が描画された例を示している。同図において、見開きの原稿の左ページ(601)および右ページ(602)を、点線矩形で示すようにブロック分割し、ブロック間の空白部分を間締めした結果の左ページ(603)および右ページ(604)を示すものである。しかし、ブロック605内の空白部分は、ウォーターマークと重なったために間締めされていない。また、ブロック606は、ページ内で位置が固定されたウォーターマークであるにもかかわらず、間締め処理を行ったことにより、ページ上方に移動してしまったことを示している。
電子文書において、描画データを複数のブロックに分割した後、ブロック間の空白部分を詰める間締め処理において、本文以外の描画オブジェクトの検出手段と、検出した描画オブジェクトを分離する分離手段と、本文の描画オブジェクトに間締め処理を行う間締め手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、背景や前景の描画内容に関わらず間締め処理が行われるため、無駄な印刷を削減することができる。また、背景や前景といった本文以外の描画が間締め対象から除外されるため、背景や前景の一部が意図せずに間締めされてしまうことにより見栄えが低下することを防ぐことが出来る。さらに、間締め不要なオブジェクトを除外して間締め処理を行うため、実行時間が削減できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1はページレイアウトを実行するシステムを図示している。
コンピュータモジュール101はキーボード132やマウス133のようなポインティングデバイスなどの入力装置をつなぎ、ディスプレイ装置144や状況に応じてはローカルプリンタ145を含む出力装置を連結する。入力/出力インタフェイス138はコンピュータモジュール101をネットワーク接続107から接続してシステムの他のコンピュータ装置につなげることができる。そのネットワーク接続107の典型はローカルエリアネットワーク(LAN)、あるいはワイドエリアネットワーク(WAN)である。
コンピュータモジュール101は典型的に少なくとも1つのプロセッサーユニット(CPU)135、例えば半導体のランダムアクセスメモリ(RAM)やリードオンリーメモリ(ROM)から構成されるメモリユニット136、ビデオインタフェイス137を含むINPUT/OUTPUT(I/O)インタフェイス、キーボード132やマウス133のためのI/Oインタフェイス143を含んでいる。記憶装置139は典型的にハードディスクドライブ140やフロッピー(登録商標)ディスクドライブ141を含んでいる。図には示されていないが磁気テープドライブなどもまた使用される可能性がある。CD−ROMドライブ142は不揮発性のデータソースとして提供される。コンピュータモジュール101はLINUXやマイクロソフトウィンドウズ(登録商標)のようなオペレーションシステムや相互接続バス134を介して通信を行うコンピュータモジュール101のコンポーネント135から143を利用する。
本発明のフローチャートで示された手順を実現するソフトウェアは例えば上記に記述されるような記憶装置を含むコンピュータの可読媒体に格納される。ソフトウェアはコンピュータの可読媒体からコンピュータにロードされ、コンピュータ101のCPU135によって実行される。そのコンピュータでコンピュータプログラム製品を使用することによりドキュメントのレイアウト編集に有利な装置として作動することができる。
図2は、本実施例のソフトウェアが、オブジェクトの情報を管理する方法の例を示したものである。各オブジェクトにID201とオブジェクトの種類202、オブジェクトの位置を示す座標203と204、オブジェクト固有情報205がある。そのオブジェクトがリスト構造になって、オブジェクトリスト200に格納されている。オブジェクト固有情報とは、長方形オブジェクトであれば線の太さや、線種といった情報、文字列であれば文字の書体やサイズといった情報であり、オブジェクト毎に固有の情報が格納されている。
図3は、オブジェクトリスト200に格納される情報の例である。図のような座標に位置する長方形オブジェクトは、図に示す内容によって、リストに登録される。
図4は、PDFフォーマットの文書から、図3と同様の長方形オブジェクトがよみこまれ、同じオブジェクト情報として取り出される例を示した図である。PDFフォーマットでは、始点(20,34)から、順次(81,34)、(81,65)、(20,65)、(20,34)を結ぶ図形として表記されたものが、左上座標(20,34)、右下座標(81,65)の長方形としてオブジェクト生成される。
図7は、本発明の実施例の基本動作を示す図で、まず元原稿の見開きの左ページ(701)および右ページ(702)を、背景(703および704)と本文(705および706)に分離する。次に本文をブロック分割(707および708)し、次に間締め処理(709および710)を行い、最後に分離した背景と間締めした本文を合成(711および712)する。これにより、背景に依存しないで本文だけを間締めすることが可能となる。
図8は、図7と同様に本発明の実施例の基本動作を示す図で、まず元原稿の見開きの左ページ(801)および右ページ(802)を、前景(803及び804)と本文(805および806)に分離する。次に本文をブロック分割(807および808)し、次に間締め処理(809および810)を行い、最後に分離した前景と間締めした本文を合成(811および812)する。これにより、前景に依存しないで本文だけを間締めすることが可能となり、また前景が移動することもなくなる。
図9は、本実施例の印刷処理が指定されたときの間締め処理の手順を示すレイアウト処理部のフローチャートである。
本明細書では、レイアウト処理部はCPU135、メモリ136、HDD140等からなる。なお、フローチャートで示す手順がメモリ、HDDのいずれかの記憶手段に記憶され、CPUにより実行される。
レイアウト処理部は、ステップS901において間締め印刷指定がされているか否かを判別し、されていればステップS902へ、されていなければステップS916へ進む。間締め印刷指定は、図14で後述する1402の設定に従って行なう。
ステップS902において間締め対象となるPDFファイルをHDD140から取り出し、4ページ分のデータ抽出を行う。ステップS903でページ抽出できたかを判断し、ページ抽出できれば、ステップS904へ、抽出すべきページがなければステップS913へ進む。
ステップS904では、間締め非対象オブジェクトを検索するに当たっての非対象オブジェクト格納領域の初期化処理を行い、次にステップS905で、図10で後述する間締め非対象オブジェクト検索処理を行う。次にステップS906で、非対象オブジェクトの検索結果の判別を行い、非対象オブジェクトがあればステップS907へ進み、なければステップS902へ戻る。
ステップS907では、間締め非対象オブジェクトが格納されている全てのページに対して、間締め非対象オブジェクトと間締め対象オブジェクトとを分離する。次にステップS908では、分離した間締め対象オブジェクトに対して、図13で後述する間締め処理を行う。
次にステップS909で、図14で後述する「背景/前景オブジェクトのみのページは削除する」(1407)が指定され、かつステップS908の間締め処理の結果、空白となるページが生成されたかを判別し、YESであればステップS910へ、NOであればステップS911へ進む。ステップS910では、空白ページの削除処理を行い、ステップS911へ進む。
ステップS911では、図14で後述する「背景/前景オブジェクトを印刷しない」(1406)が指定されているかを判別し、印刷しない設定であればステップS902へ戻り、印刷する設定であればステップS912へ進む。
ステップS912では、ステップS907で分離した間締め非対象オブジェクトを間締めした結果のオブジェクトと合成し、ステップS902へ戻る。
ステップS903の判別でページなしの場合、ステップS913で、間締め結果の確認を行なうか否かを判別し、確認を行なう指定であればステップS914へ、確認を行なわない指定であればステップS916へ進む。印刷前に確認を行なうか否かの指定は、図14で後述する1405の設定に従って行なう。
ステップS914では、間締め処理した結果のプレビュー表示を行なう。
次にステップS915で、印刷処理を続行するか否かの表示および指定の入力を行い、印刷を続行させる指定であればステップS916へ、印刷を続行させない指定であれば、処理を終了する。
ステップS916では、印刷処理を行い、間締め印刷処理を終了する。
以上が、本実施例の基本処理手順である。
図10は、本実施例の間締め非対象オブジェクト検索処理の手順を示すフローチャートである。
まずステップS1001で、現ページと次ページデータの先頭から逐次描画オブジェクトを取得する。次にステップS1002で、取り出した両ページのオブジェクトの比較を行ない、一致すればステップS1003へ、一致しなければステップS1004へ進む。ステップS1003では、一致したオブジェクトの格納処理を行い、ステップS1001へ戻り、次のオブジェクトの処理を行なう。
ステップS1004では、現ページと次ページデータの後端から逐次描画オブジェクトを取得する。次にステップS1005で、取り出した両ページのオブジェクトの比較を行ない、一致すればステップS1006へ、一致しなければステップS1007へ進む。ステップS1006では、一致したオブジェクトの格納処理を行い、ステップS1004へ戻り、次のオブジェクトの処理を行なう。
ステップS1007では、現ページデータの先頭から逐次描画オブジェクトを取得する。次にステップS1008で、取り出したオブジェクトの描画領域の外接矩形を算出し、その外接矩形の面積がページ面積に対し、一定比率以上か否かを判別する。本実施例では、面積比率で64%以上(縦横方向ともに80%以上)か否かで判別する。この判別で、YESであればステップS1009へ、NOであればステップS1010へ進む。ステップS1009では、該当オブジェクトの格納処理を行い、ステップS1007へ戻り、次のオブジェクトの処理を行なう。
ステップS1010では、現ページデータの後端から逐次描画オブジェクトを取得する。次にステップS1011で、取り出したオブジェクトの透過率が一定値以下か否かを判別する。本実施例では、透過率で50%以下か否かで判別する。この判別で、YESであればステップS1012へ、NOであればステップS1013へ進む。ステップS1012では、該当オブジェクトの格納処理を行い、ステップS1010へ戻り、次のオブジェクトの処理を行なう。
ステップS1013では、現ページデータの後端から逐次描画オブジェクトを取得する。次にステップS1014で、取り出したオブジェクトが文字属性でかつ文字サイズが一定値以上か否かを判別する。本実施例では、文字サイズが32ポイント以上か否かで判別する。この判別で、YESであればステップS1015へ、NOであればステップS1020へ進む。ステップS1015では、取り出した文字オブジェクトに傾きがあるか否かを判別する。この判別で、YESであればステップS1016へ、NOであればステップS1020へ進む。ステップS1016では、文字オブジェクトの格納処理を行う。次にステップS1017では、現ページデータの後端から次の描画オブジェクトを取得する。次にステップS1018で、取り出したオブジェクトの色属性および濃度属性が、ステップS1013で取り出したオブジェクト属性と同じか否かを判別する。この判別で、YESであればステップS1019へ、NOであればステップS1020へ進む。ステップS1019では、該当オブジェクトの格納処理を行い、ステップS1017へ戻り、次のオブジェクトの処理を行なう。
ステップS1020では、ステップS1003あるいはステップS1006あるいはステップS1009あるいはステップS1012あるいはステップS1016あるいはステップS1019で格納したオブジェクトがあるか否かを判別し、あればステップS1022へ、なければステップS1021へ進む。ステップS1021では、図12で後述する近傍ページ検索処理を行い、ステップS1022へ進む。
ステップS1022では、ステップS1003あるいはステップS1006あるいはステップS1009あるいはステップS1012あるいはステップS1016あるいはステップS1019あるいはステップS1021で格納したオブジェクトがあるか否かを判別し、あればステップS1024へ、なければステップS1023へ進む。ステップS1023では、間締め非対象オブジェクトなしとして呼び出し元に戻る。ステップS1024では、図14の1404で後述する、間締め非対象オブジェクトを抽出する際手動による選択を行なうか否かの指定で、選択指定すると指定されていた場合ステップS1026へ進み、選択指定しないと指定されていた場合ステップS1025へ進む。ステップS1025では、間締め非対象オブジェクトありとして呼び出し元に戻る。ステップS1026では、非対象オブジェクトとして格納されているオブジェクトのユーザインタフェース表示を行い、非対象オブジェクトの選択を行なう。次にステップS1027で、ステップS1026での選択処理の結果、非対象オブジェクトがあれば、ステップS1025へ進み、なければステップS1028へ進む。ステップS1028では、間締め非対象オブジェクトなしとして呼び出し元に戻る。
図11は、本発明の実施例の2ページに跨って背景や前景が描画された原稿における間締め動作の説明図である。4ページに渡る元原稿1101〜1104に対して、2ページごとに“Confidential”のウォーターマークが50%濃度の透過モードで前景として描画されている。この元原稿に対して、前景抽出を行なう際、1105と1107のページで共通する前景オブジェクト1109および1111の抽出、および1106と1108のページで共通する前景オブジェクト1110および1112の抽出を行なう。尚、前景オブジェクトの抽出処理の詳細は、図12のフローチャートで後述する。抽出した前景オブジェクトを取り除いた本文のみのオブジェクトに対して間締め処理を行い、間締め後の本文に対し前景オブジェクトを再度合成することで、間締め結果1113〜1116が得られる。尚、図11では前景描画の例を示したが、背景描画においても同様である。
これにより、2ページに跨って背景や前景が描画された原稿においても本文だけを間締めすることが可能となることを示している。
図12は、本実施例の2ページに跨る背景や前景描画がある原稿に対する近傍ページ検索処理の手順を示すフローチャートである。
まずステップS1201で、現ページと次々ページデータの先頭から逐次描画オブジェクトを取得する。次にステップS1202で、取り出した両ページのオブジェクトの比較を行ない、一致すればステップS1203へ、一致しなければステップS1204へ進む。ステップS1203では、一致したオブジェクトの格納処理を行い、ステップS1201へ戻り、次のオブジェクトの処理を行なう。
ステップS1204で、次ページと次々々ページデータの先頭から逐次描画オブジェクトを取得する。次にステップS1205で、取り出した両ページのオブジェクトの比較を行ない、一致すればステップS1206へ、一致しなければステップS1207へ進む。ステップS1206では、一致したオブジェクトの格納処理を行い、ステップS1204へ戻り、次のオブジェクトの処理を行なう。
ステップS1207では、現ページと次々ページデータの後端から逐次描画オブジェクトを取得する。次にステップS1208で、取り出した両ページのオブジェクトの比較を行ない、一致すればステップS1209へ、一致しなければステップS1210へ進む。ステップS1209では、一致したオブジェクトの格納処理を行い、ステップS1207へ戻り、次のオブジェクトの処理を行なう。
ステップS1210では、次ページと次々々ページデータの後端から逐次描画オブジェクトを取得する。次にステップS1211で、取り出した両ページのオブジェクトの比較を行ない、一致すればステップS1212へ、一致しなければ呼び出し元に戻る。ステップS1212では、一致したオブジェクトの格納処理を行い、ステップS1210へ戻り、次のオブジェクトの処理を行なう。
図13は、本実施例の間締め処理の手順を示すフローチャートである。
まずステップS1301で、現ページおよび次ページ内の全オブジェクトを矩形ブロックに分割する。ブロックの分割方法は、ページ内の全描画オブジェクトに対し、まず外接矩形を作成し、外接矩形のY座標が重なる矩形同士を抽出し、それらの外接矩形を作成することで1つのブロックに合成する。これを繰り返すことで、Y軸方向で重なり合わない複数の矩形ブロックが出来上がる。
次にステップS1302で、現ページのブロックをY座標昇順にソートし、次にステップS1303で、ソートした最初のブロックを取り出す。ブロックがあればステップS1304へ、なければステップS1310へ進む。
ステップS1304では、ページ領域の上端Y座標値と抽出したブロック間の上端Y座標値から距離を抽出する。
次にステップS1305では、ステップS1304で抽出した距離に基づき、最初のブロックのY座標位置を減算することで修正する。例えば、ページの上端から最初のブロックのY座標位置の距離が5ピクセルであれば、最初のブロックの全てのY座標は5ピクセル分減少されることになる。
つまり、この距離が空白部分の大きさを示すものであり、ブロックのY座標値を詰めることで、間締めを行う。
次にステップS1306では、Y座標昇順にソートされたブロックを順次取り出し、ブロックがあればステップS1307へ、なければステップS1310へ進む。最初の抽出時は、ステップS1305で処理したブロックを再度取り出すことになる。
ステップS1307では、ステップS1306で抽出したブロックのさらに次のブロックを取り出し、ブロックがあればステップS1308へ、なければステップS1310へ進む。
ステップS1308では、ステップS1306で抽出したブロックの下端Y座標値とステップS1307で抽出したブロックの上端Y座標から、空白部分の距離を抽出する。次にステップS1309で、ステップS1307で抽出した次ブロックのY座標位置をステップS1306で抽出したブロックの下端Y座標値とステップS1307で抽出したブロックの上端Y座標から得られる空白部分の距離で減算することで修正し、ステップS1306に戻る。次のステップS1306で抽出されるブロックは、ステップS1309で修正したブロックとなる。
ステップS1310では、次ページ内の各ブロックをY座標昇順に並び替える。
次にステップS1311で、次ページの最初のブロックを抽出し、ブロックがあればステップS1312へ、なければ、呼び出し元に戻る。
ステップS1312では、当ページの下端と当ページの最終ブロック間の距離を抽出する。
次にステップS1313では、次ページの最初のブロックが当ページの後端に入るか否かを判別し、入るようであればステップS1314へ、入らなければ、呼び出し元に戻る。
次にステップS1314では、次ページの最初のブロックの描画データを当ページの最後端の描画データとして移動し、座標値を修正する。
次にステップS1315では、次ページの次ブロックを抽出し、次ブロックがあればステップS1316へ、次ブロックがなければ、呼び出し元に戻る。
ステップS1316では、当ページの下端と当ページの最終ブロック間の距離を抽出する。
次にステップS1317では、次ページの最初のブロックが当ページの後端に入るか否かを判別し、入るようであればステップS1318へ、入らなければ、呼び出し元に戻る。
次にステップS1318では、次ページの最初のブロックの描画データを当ページの最後端の描画データとして移動し、座標値を修正し、ステップS1313に戻る。
図14は、本実施例の間締め設定のユーザインタフェースを示す図である。
1401は、間締め設定を行なうためのユーザインタフェースで、印刷を実行するアプリケーションから呼び出される。
1402は、間締め印刷を行なうか否かを指定するもので、本チェックをONにすることで本発明による間締め処理が行われる。
1403は、間締め印刷を行なう際、編集画面を用いて、間締め編集を行なうか否かを指定する。本チェックをONにすることで、図7および図8で示す間締め処理の各ステップの表示を行い、また手動によるブロックの選択を行なうことが可能となる。
1404は、背景や前景オブジェクトといった間締め非対象オブジェクトを抽出する際、手動による選択を行なうか否かを指定する。
1405は、間締め印刷実行時に、印刷前に間締め結果のプレビューを行い、間締め印刷を続行するか否かの確認を行なうか否かを指定する。
1406は、間締め印刷実行時に、背景や前景オブジェクトといった間締め非対象オブジェクトを印刷するかしないかを指定する。
1407は、間締め処理の結果、本文が空白となったページを削除するか否かを指定する。
以上により、画像形成装置に本間締め処理を組み込むことで、背景や前景の描画内容に関わらず間締め処理が行われるため、無駄な印刷を削減することができる。また、背景や前景といった本文以外の描画を間締め対象から除外することにより、背景や前景の一部が意図せずに間締めされてしまうことにより見栄えが低下することを防ぐことが出来る。さらに、間締め不要なオブジェクトを除外して間締め処理を行うため、実行時間が削減できる。
101 コンピュータモジュール
132 キーボード
133 マウス
132 キーボード
133 マウス
Claims (12)
- 電子文書において、描画データを複数のブロックに分割した後、ブロック間の空白部分を詰める間締め処理において、
本文以外の描画オブジェクトの検出手段(S905)と、
検出した描画オブジェクトを分離する分離手段(S907)と、
本文の描画オブジェクトに間締め処理を行う間締め手段(S908)
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記検出手段はさらに、
複数ページのページ先頭データから比較(S1002)を行い、同じ描画データまでを抽出する第一の背景抽出手段(S1003)
を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第一の背景抽出手段はさらに、
1ページ置きのページを抽出し(S1201、S1204)、背景抽出する第二の背景抽出手段(S1203、S1206)
を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記検出手段はさらに、
複数ページのページ後端データから比較(S1005)を行い、同じ描画データまでを抽出する第一の前景抽出手段(S1006)
を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第一の前景抽出手段はさらに、
1ページ置きのページを抽出し(S1207、S1210)、前景抽出する第二の前景抽出手段(S1209、S1212)
を有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 前記検出手段はさらに、
ページ先頭データから外接矩形の面積が一定比率以上の連続する描画を背景として抽出する第三の背景抽出手段(S1008、S1009)
を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記検出手段はさらに、
ページ後端データから透過率が一定値以下の連続する描画を前景として抽出する第三の前景抽出手段(S1011、S1012)
を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記検出手段はさらに、
ページ後端データから一定文字サイズ以上でかつ傾きのある文字列、および前記文字列と同じ色属性でありかつ連続する図形描画を前景として抽出する第四の前景抽出手段(S1014、S1015、S1016、S1017、S1018)
を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記検出した描画オブジェクトを選択するか否かを指定する選択指定手段(1404)と、
描画オブジェクト選択手段(S1025)
を有することを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記検出した描画オブジェクトを印刷するか否かを指定する印刷指定手段(1406)と、
前記印刷指定手段で印刷する指定のとき前記分離手段で分離した描画オブジェクトを合成する合成手段(S912)
を有することを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 間締め結果を確認するか否かを指定する確認指定手段(1405)と、
間締め結果を表示する表示手段(S914)と、
前記表示手段において処理を継続するか否かを指定する手段(S915)
を有することを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 間締め処理の結果、空白となるページを削除するか否かを指定する削除指定手段(1407)と、
前記削除指定手段で削除指定され、かつ空白のページがあるか否かを判別する空白判別手段(S909)と、
前記空白判別手段での判別結果に基づき空白ページを削除する削除手段(S910)
を有することを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れか1項に記載の画像形成装置。
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JP (1) | JP2013008171A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015109564A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及び方法とプログラム |
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2011
- 2011-06-24 JP JP2011140002A patent/JP2013008171A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015109564A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及び方法とプログラム |
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