JP7329957B2 - 仮想オブジェクト表示装置、及びプログラム - Google Patents

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本発明の実施形態は、仮想オブジェクト表示装置及びコンピュータを仮想オブジェクト表示装置として機能させるプログラムに関する。
従来、アイデアの創出などを目的として、付箋のようなメモ媒体を模した仮想オブジェクトをディスプレイ装置においてユーザにより移動可能に表示させる装置が提案されている。ユーザは、例えば、複数の仮想オブジェクトをグループごとにまとめて配置することによって、仮想オブジェクトに示された情報を視覚的に分類、整理することができる。
特開2006-31666号公報 特開2014-229167号公報 特開2015-75925号公報
複数の仮想オブジェクトの整理に係るユーザビリティを向上させることがひとつの課題である。
一実施形態において、仮想オブジェクト表示装置は、基準位置に対する相対位置を少なくとも1つ以上含む配置パターンを記憶するメモリと;ディスプレイ装置に表示される表示領域上に複数の仮想オブジェクトを配置し、前記複数の仮想オブジェクトのいずれかを選択オブジェクトとして選択し、前記表示領域上における前記選択オブジェクトの位置を基準位置として、前記選択オブジェクトに対して前記メモリに記憶される配置パターンを設定し、該配置パターンに基づいて他の仮想オブジェクトを前記表示領域上に配置するCPUと;を備える。
実施形態の仮想オブジェクト表示システムの全体構成を示す概略図である。 実施形態の仮想オブジェクト表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施形態の端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施形態の仮想オブジェクト表示装置のCPUの処理を表すフローチャートである。 実施形態の端末装置により撮像された撮像画像を表す図である。 実施形態の自動抽出される付箋を表す図である。 実施形態の手動抽出される付箋を表す図である。 実施形態の手動抽出される写真を表す図である。 実施形態の全ての付箋が抽出された状態を表す図である。 実施形態の仮想オブジェクト表示処理を表すフローチャートである。 実施形態のパネル上に配置される仮想オブジェクトを表す図である。 実施形態のフローティングアイコンを表す図である。 実施形態の背景画像が設定されたパネルを示す図である。 実施形態の仮想オブジェクトに対して表示されるポップアップメニューを表す図である。 実施形態の撮像画像から抽出された仮想オブジェクトの編集画面を表す図である。 実施形態のパネルに対して表示されるポップアップメニューを表す図である。 実施形態のパネルに追加された仮想オブジェクトの編集画面を表す図である。 実施形態の集合処理を表すフローチャートである。 実施形態の選択オブジェクトに設定される配置パターンを表す図である。 実施形態の配置パターンに配される他の仮想オブジェクトの軌跡を表す図である。 実施形態の配置パターンに配された他の仮想オブジェクトを表す図である。 実施形態の縮小された選択オブジェクト及び配置パターンを表す図である。
以下、仮想オブジェクト表示装置の実施形態について、図面を用いて説明する。各図において、同一構成について同一の符号を付す。
(仮想オブジェクト表示システムの構成)
実施形態の仮想オブジェクト表示装置10を含む仮想オブジェクト表示システム1について説明する。図1は、仮想オブジェクト表示システム1の全体構成を示す概略図である。図2、図3は、それぞれ、仮想オブジェクト表示装置10、端末装置30のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1に示すように、仮想オブジェクト表示システム1は、仮想オブジェクト表示装置10と、タッチパネルセンサを有したディスプレイであるディスプレイ装置20と、プリンタ装置21と、タブレット型端末である端末装置30とを備える。仮想オブジェクト表示装置10は、入出力装置としてのディスプレイ装置20と接続されるとともに、無線ルータ40を介して端末装置30と接続される。
図2に示すように、仮想オブジェクト表示装置10は、CPU(Central Processing Unit)101を搭載する。CPU101は、バスライン106により、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、ストレージ104、ホストコントローラ105と接続される。ROM102は、CPU101によって実行されるプログラムや、プログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM103は、CPU101がプログラムを実行するときに一時的なデータ等を記憶する。接続インタフェース107は、ホストコントローラ105と接続され、ディスプレイ装置20、プリンタ装置21を接続するための接続アダプタである。通信インタフェース108は、ホストコントローラ105と接続されるLAN(Local Area Network)等のネットワークアダプタである。
CPU101は、ホストコントローラ105、接続インタフェース107を介して、ディスプレイ装置20に画面を出力させ、プリンタ装置21にディスプレイ装置20による出力画面を印刷させるとともに、ディスプレイ装置20へのタッチ操作を入力として取得する。CPU101は、端末装置30と無線で通信する無線ルータ40とLANを構成するために、ホストコントローラ105を介して、通信インタフェース108を制御する。
図3に示すように、端末装置30は、CPU301を搭載する。CPU301は、バスライン306により、ROM302、RAM303、ストレージ304、ホストコントローラ305と接続される。ROM302には、CPU301によって実行されるプログラムや、プログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM303は、CPU101がプログラムを実行するときに一時的なデータ等を記憶する。ホストコントローラ305は、タッチパネルセンサを有したディスプレイ307、カメラ308、通信インタフェース309と接続される。通信インタフェース309は、無線LANカード等の無線通信を行うためのネットワークアダプタである。
CPU301は、ホストコントローラ305を介して、ディスプレイ307による画面の表示を行うとともに、ディスプレイ307が有するタッチパネルセンサによる入力を取得する。CPU301は、無線ルータ40と無線で通信するWLANを構成するために、ホストコントローラ305を介して、通信インタフェース309を制御する。
端末装置30は、付箋Sが貼着された掲示板Bをカメラ308により撮像した撮像画像を仮想オブジェクト表示装置10へ送信する。仮想オブジェクト表示装置10は、端末装置30から受信した撮像画像における付箋Sを仮想オブジェクトOとして抽出し、この仮想オブジェクトOをディスプレイ装置20において操作可能に表示する。仮想オブジェクトOは、掲示板Bを仮想化した2次元の表示領域であるパネル上において移動可能に配される仮想のオブジェクトであり、本実施形態においては矩形に形成される。仮想オブジェクト表示システム1を使用するユーザは、ディスプレイ装置20に対するタッチ操作によって、仮想オブジェクトOの移動、縮小、拡大、編集を行うことができる。
(仮想オブジェクト表示装置の動作)
仮想オブジェクト表示装置10のCPU101の処理について説明する。図4は、仮想オブジェクト表示装置10のCPU101の処理を表すフローチャートである。なお、図4においては、端末装置30のカメラ308により撮像された撮像画像が仮想オブジェクト表示装置10により予め受信されているものとする。
図4に示すように、仮想オブジェクト表示装置10のCPU101は、受信された撮像画像をRAM103に格納することにより撮像画像を取得する(S101)。ここで、撮像画像は、図5に示すように、複数の付箋Sや写真Pが貼着された掲示板Bが撮像されたものとする。また、掲示板Bにおける貼着面は灰色等に着色されているものとし、付箋Sのそれぞれは矩形に形成され、少なくとも貼着面に対してコントラスト差のある紙片とする。
撮像画像の取得後、CPU101は、図6に示すように、撮像画像における付箋Sを仮想オブジェクトOとして自動抽出する(S102)。図6は、仮想オブジェクトOが自動抽出された状態におけるディスプレイ装置20の表示画面を表す。抽出された仮想オブジェクトOのそれぞれには、上方の辺を示すマーカと、仮想オブジェクトOを覆う半透明の矩形とが付される。
CPU101は、所定の閾値以上の彩度の画素が連続する四角形領域を抽出することによって撮像画像から付箋Sを抽出するものとするが、例えば、背景である貼着面とのコントラスト差に基づいて撮像画像から抽出しても良い。撮像画像から抽出された仮想オブジェクトOは、撮像画像の一部を切り抜いた画像を含む。
CPU101は、台形状の四角形領域や傾いた四角形領域についても仮想オブジェクトOとして抽出する。これによって、掲示板Bに対して傾いた位置、すなわち、掲示板Bの平面に対して略垂直ではない撮像方向から撮像された撮像画像であっても、付箋Sを自動抽出することができる。CPU101は、抽出した仮想オブジェクトOのそれぞれに対して、台形補正及び回転補正を行うことによって、仮想オブジェクトOの上下の辺が水平となるように、また、左右の辺が垂直となるように歪みを補正する。
CPU101は、ユーザにより抽出指示がなされたか否かを判定し(S103)、抽出指示がなされた場合(S103,YES)、付箋Sを仮想オブジェクトOとして手動抽出する(S104)。
手動抽出は、図7に示すような、抽出領域Eをユーザが操作することによってなされる。抽出領域Eは、ディスプレイ装置20に対してスワイプ操作がされることによって、全体として四角形の枠体として表示される。抽出領域Eは、枠体の上方の辺を示すマーカと、複数のハンドルとを有し、ハンドルのいずれかが操作されることによって、抽出領域Eの形状が変形、拡大、縮小される。また、抽出領域Eにおけるハンドル以外の部分に対して、2点をタップしたまま少なくとも一点を移動するローテート操作がなされることにより抽出領域Eが回転され、ドラッグ操作されることにより抽出領域Eが移動される。手動抽出によれば、撮像画像の所定の領域が仮想オブジェクトOとして抽出されるため、付箋Sに限らず、図8に示すように、掲示板Bに貼着された写真Pをも抽出することができる。
ステップS103において抽出指示がなされない場合(S103,NO)、または、仮想オブジェクトOの手動抽出後、CPU101は、ユーザにより抽出終了指示がなされたか否かを判定する(S105)。ここで、抽出終了指示は、図9に示すような、ディスプレイ装置20に表示される抽出終了指示ボタンがタップされることによりなされる。ユーザは、撮像画像において仮想オブジェクトOとして抽出すべき全ての部分を抽出した後、抽出終了指示ボタンをタップする。
抽出終了指示がなされた場合(S105,YES)、CPU101は、後述する仮想オブジェクト表示処理を実行する(S106)。一方、抽出終了指示がなされない場合(S105,NO)、CPU101は、再度、ユーザにより抽出指示がなされた否かを判定する(S103)。
(仮想オブジェクト表示処理)
仮想オブジェクト表示処理について説明する。図10は、仮想オブジェクト表示処理を表すフローチャートである。
図10に示すように、仮想オブジェクト表示装置10のCPU101は、パネル上に仮想オブジェクトOを表示する(S201)。ここでパネルとは、前述したように、掲示板Bを仮想化した2次元の表示領域であり、仮想オブジェクトOは、自身が配されるパネルと対応付けてCPU101により管理される。CPU101は、図11に示すように、1つの撮像画像に対する仮想オブジェクトOの抽出に対して、1つのパネルPNを新規に作成し、このパネルPN上に仮想オブジェクトOを重ねて表示するとともに、ユーザがパネルPNまたは仮想オブジェクトOの状態に変更を加える複数の指示を含むフローティングアイコンFIを最前面に表示する。パネルPNの上方の一部は、パネルの名称を表示するタイトルエリアとなっており、ユーザが任意の名称を入力することができる。
フローティングアイコンFIについて説明する。図12に示すように、フローティングアイコンFIは、指示を示すアイコンとして、仮想オブジェクト編集アイコン、手描入力アイコン、テキスト入力アイコン、仮想オブジェクト消去アイコン、背景設定アイコン、新規作成/読込アイコン、印刷アイコン、保存アイコン、アンドゥアイコンを含む。このうち、仮想オブジェクト編集アイコン、仮想オブジェクト消去アイコンは個々の仮想オブジェクトOに対する変更を指示するものであり、その他のアイコンはパネルPNに対する変更を指示するものである。
手描入力アイコンは、ユーザがパネルPNに対して手描入力を行うことができる手描モードに移行することを指示するものである。CPU101は、手描モードにおいて、ユーザがディスプレイ装置20上をなぞった軌跡を線として描画し、図11に示すような手描オブジェクトDOを生成する。テキスト入力アイコンは、ユーザがパネルPNに対してテキスト入力を行うことができるテキストモードに移行することを指示するものである。CPU101は、テキストモードにおいて、ディスプレイ装置20上にソフトウェアキーボードを表示し、ソフトウェアキーボードにより入力されたテキストにより、図11に示すようなテキストオブジェクトTOを生成する。
保存アイコンは、CPU101がディスプレイ装置20に表示されているパネルPNをパネル情報としてストレージ104に記憶する保存処理の実行をユーザが指示するものである。パネル情報は、パネルPNの状態と、手描オブジェクトDO、テキストオブジェクトTOを含む、パネルPN上に配される全ての仮想オブジェクトOの状態とを示す。保存処理においては、パネル情報に対してファイル名を付与することがユーザに要求され、図11に示すようにパネルPNにパネル名称が設定されている場合は、パネル名称がデフォルトのファイル名として予め入力される。新規作成/読込アイコンは、CPU101が新たなパネルPNを作成する新規作成処理の実行、またはCPU101がストレージ104に格納されたパネル情報を読み出す読出処理の実行をユーザが指示するものである。
印刷アイコンは、CPU101がディスプレイ装置20により表示される画面をプリンタ装置21に印刷させる印刷処理の実行をユーザが指示するものである。アンドゥアイコンは、CPU101がユーザにより直前になされた操作によるパネルPNの状態の変更を取り消してパネルPNを元の状態に戻すアンドゥ処理の実行をユーザが指示するものである。
背景設定アイコンは、図13に示すように、CPU101が仮想オブジェクトOの背景として表示されるパネルPNに対してユーザにより選択された画像を設定する背景設定処理の実行をユーザが指示するものである。このようにパネルPNに画像を設定可能とすることによれば、仮想オブジェクトOの配置基準となるような画像を仮想オブジェクトOの背景として表示させることができる。例えば、図13においては、縦軸と横軸とを表す画像がパネルPNに設定されており、この縦軸と横軸を基準として仮想オブジェクトOをパネルPNで移動させることにより、仮想オブジェクト表示装置10をマトリックス法などによるアイデア発想に利用することができる。
仮想オブジェクト消去アイコンは、ユーザが仮想オブジェクトOの消去を行うことができる消去モードに移行することを指示するものである。CPU101は、消去モードにおいて、ユーザにより選択された仮想オブジェクトOをパネルPNから消去する。仮想オブジェクト編集アイコンは、ユーザが個々の仮想オブジェクトOに対する変更を可能にする編集モードに移行することを指示するものである。
図10に示すように、CPU101は、上述したフローティングアイコンFIを介してユーザによりパネルPNの状態を変更する指示がなされたか否かを判定する(S202)。この判定において、CPU101は、フローティングアイコンFIにおける手描入力アイコン、テキスト入力アイコン、背景設定アイコン、新規作成/読込アイコン、印刷アイコン、保存アイコン、アンドゥアイコンのいずれかが選択されたか否かを判定する。パネルPNの状態を変更する指示がなされた場合(S202,YES)、CPU101は、指示に基づいてパネルPNの状態を更新する(S203)。
パネルPNの状態を変更する指示がなされない場合(S202,NO)、またはパネルPNの状態の更新後、CPU101は、仮想オブジェクトOの状態を変更する指示がなされたか否かを判定する(S204)。この判定において、CPU101はフローティングアイコンFIにおける仮想オブジェクト編集アイコン、仮想オブジェクト消去アイコンのいずれかが選択された場合に、仮想オブジェクトOの状態を変更する指示がなされたと判定する。
仮想オブジェクト編集アイコンが選択されることにより移行される編集モードにおいて、一定時間以上のタップ操作がなされた場合、CPU101は、ポップアップメニューPM1(図14参照)またはポップアップメニューPM2(図16参照)をディスプレイ装置20における最前面に表示する。ポップアップメニューPM1は、仮想オブジェクトO上で一定時間以上のタップ操作がなされることによって仮想オブジェクトOに対して表示され、図14に示すように、編集メニュー、コピーメニュー、集合メニューを含む。ポップアップメニューPM2は、仮想オブジェクトOが表示されない箇所において一定時間以上のタップ操作がなされることによって表示され、図16に示すように、追加メニュー、ペーストメニューを含む。
コピーメニューは、ユーザにより選択されることより、CPU101が対応する仮想オブジェクトOをコピーするコピー処理の実行を指示する。編集メニューは、ユーザにより選択されることにより、CPU101が対応する仮想オブジェクトOを編集する編集処理の実行を指示する。編集処理の実行が指示された場合、CPU101は、図15に示すような編集画面をディスプレイ装置20に表示させる。編集画面によれば、ユーザは編集対象とする仮想オブジェクトOに対して分類タグT1~T5を設定することができる。この分類タグT1~T5のそれぞれは、対応する仮想オブジェクトOに関する属性情報であり、仮想オブジェクトOに属性情報が付加されない場合には仮想オブジェクトOに対して分類タグT0が設定される。分類タグT1~T5を仮想オブジェクトOに設定することによって、ユーザは、所定の観点に即した基準に基づいて仮想オブジェクトOを分類することができる。
集合メニューは、ユーザに選択されることにより、CPU101が対応する仮想オブジェクトOに対してこの仮想オブジェクトOと同一の分類タグが設定された他の仮想オブジェクトを配置する集合処理の実行を指示する。ペーストメニューは、ユーザに選択されることにより、予めコピー処理によってコピーされた仮想オブジェクトOをCPU101がパネルPNにペーストするペースト処理の実行を指示する。
追加メニューは、ユーザに選択されることにより、CPU101がパネルPNに対して新たな仮想オブジェクトOを追加する追加処理の実行を指示する。追加処理の実行が指示された場合、CPU101は、図17に示すような追加画面をディスプレイ装置20に表示させる。追加画面によれば、ユーザは新たな仮想オブジェクトOの背景色を設定することができ、また、手描入力ツール、線消去ツールを用いて新たな仮想オブジェクトOにおいて描画される内容を編集することができる。また、追加画面によれば、編集画面と同様に、新たな仮想オブジェクトOに対して分類タグT1~T5のいずれかを設定することができる。
図10に示すように、仮想オブジェクトOの状態を変更する指示がなされない場合(S204,NO)、CPU101は、再度、パネルPN上に仮想オブジェクトOを表示する(S201)。一方、仮想オブジェクトOの状態を変更する指示がなされた場合(S204,YES)、CPU101は、新たな仮想オブジェクトOをパネルPNに追加する追加指示がなされたか否かを判定する(S205)。ここで、CPU101は、図17に示す追加画面においてOKボタンが選択された場合に追加指示がなされたと判定する。
追加指示がなされた場合(S205,YES)、CPU101は、パネルPNに新たな仮想オブジェクトOを追加し(S206)、再度、パネルPN上に仮想オブジェクトOを表示する(S201)。一方、追加指示がなされない場合(S205,NO)、CPU101は、仮想オブジェクトOの分類タグの変更を指示するタグ変更指示がなされたか否かを判定する(S207)。ここで、CPU101は、図15に示す編集画面において編集対象とする仮想オブジェクトOに設定された分類タグとは異なる分類タグが選択された上でOKボタンが選択された場合にタグ変更指示がなされたと判定する。
タグ変更指示がなされた場合(S207,YES)、CPU101は、編集対象とする仮想オブジェクトOに新たな分類タグを設定して分類タグを更新し(S208)、再度、パネルPN上に仮想オブジェクトOを表示する(S201)。一方、タグ変更指示がなされない場合(S207,NO)、CPU101は、集合処理の実行を指示する集合指示がなされたか否かを判定する(S209)。ここで、CPU101は、図14に示すポップアップメニューPM1における集合メニューが選択された場合に集合指示がなされたと判定する。
集合指示がなされた場合(S209,YES)、CPU101は、後述する集合処理を実行し(S210)、再度、パネルPN上に仮想オブジェクトOを表示する(S201)。一方、集合指示がなされない場合(S209,NO)、CPU101は、コピー処理、ペースト処理を実行する指示に対して、対応する処理を実行し(S211)、再度、パネルPN上に仮想オブジェクトOを表示する(S201)。
(集合処理)
集合処理について説明する。図18は、集合処理を表すフローチャートである。
図18に示すように、CPU101は、集合処理の対象である仮想オブジェクトOを選択オブジェクトとして選択する(S301)。ここで選択オブジェクトとは、図14に示す集合メニューに対応する仮想オブジェクトOである。CPU101は、図19に示すように、選択オブジェクトO0に対して配置パターンAを設定する(S302)。配置パターンAは、ROM102に予め記憶され、選択オブジェクトO0の位置を基準位置として、この基準位置に対する相対位置を少なくとも1つ以上含むものである。図19に示す配置パターンAは、選択オブジェクトO0をマトリクス状に取り囲む複数の相対位置を含み、それぞれの相対位置には1~24で示される配置順が設定される。
配置パターンAの設定後、CPU101は、図20、図21に示すように、選択オブジェクトO0と同一の分類タグが設定された他の仮想オブジェクトO1~O6を配置パターンAに含まれる相対位置に配置する(S303)。本実施形態において、CPU101は、図20に示すように、他の仮想オブジェクトO1~O6の配置位置からそれぞれの相対位置までの移動軌跡が互いに交差しないように、他の仮想オブジェクトO1~O6のそれぞれを対応する相対位置に配置する。また、CPU101は、配置順が小さい順に他の仮想オブジェクトO1~O6を相対位置に配置する。なお、相対位置への仮想オブジェクトOの配置順は、ソート可能な所定の基準に基づいてなされれば良く、このような所定の基準としては、例えば、仮想オブジェクトOに付されるIDの数字または文字、他の仮想オブジェクトOの配置位置と基準位置との距離などが挙げられる。
図21に示すように他の仮想オブジェクトOが相対位置へ配置されると、CPU101は、選択オブジェクトO0のサイズが変更されたか否かを判定する(S304)。選択オブジェクトO0のサイズが変更された場合(S304,YES)、CPU101は、選択オブジェクトO0のサイズに基づいて配置パターンAのサイズを変更する(S305)。ここで、CPU101は、図22に示すように、選択オブジェクトO0が縮小された場合には配置パターンAのサイズを縮小し、選択オブジェクトO0が拡大された場合には配置パターンAのサイズを拡大する。配置パターンAのサイズが変更される際、配置パターンAに含まれる相対位置の基準位置との距離が変更される。
配置パターンAのサイズ変更後、または、選択オブジェクトO0のサイズが変更されない場合(S304,NO)、CPU101は、選択オブジェクトO0に設定される分類タグが変更されたか否かを判定する(S306)。分類タグが変更された場合(S306,YES)、CPU101は、変更された分類タグと同一の分類タグが設定された他の仮想オブジェクトOを配置パターンAに設定する(S303)。一方、分類タグが変更されない場合(S306,NO)、CPU101は、編集モードが解除されたか否かを判定する(S307)。CPU101は、編集モードが解除された場合(S307,YES)には集合処理を終了し、編集モードが解除されない場合(S307,NO)には、再度、選択オブジェクトO0のサイズが変更されたか否かを判定する(S304)。
このように、選択した仮想オブジェクトOの位置を基準とした相対位置に同一の分類タグが設定された他の仮想オブジェクトOを自動的に配置させることによって、他の仮想オブジェクトOを手動で個々に移動させて属性ごとに分類して配置させることなく、他の仮想オブジェクトOをユーザが容易に予測可能且つ視認可能な位置に配することができ、複数の仮想オブジェクトOの整理に係るユーザビリティを向上させることができる。更に、選択した仮想オブジェクトOの分類タグを変更した場合に変更後の分類タグが設定された他の仮想オブジェクトOが集合されるため、仮想オブジェクトOの分類基準を変更した場合であっても、多くの仮想オブジェクトOを手動で個々に配置し直す必要がない。
なお、実施形態において、仮想オブジェクトOに対して1つの分類タグを設定するものとしたが、複数の分類タグを設定可能としても良い。この場合、CPU101が、フローティングメニューFM1における集合メニューの選択後に、対象とする仮想オブジェクトOに設定された分類タグを選択可能にユーザに提示し、選択された分類タグと同一の分類タグが設定された他の仮想オブジェクトOを相対位置に配するようにしても良い。
実施形態は、装置内部のプログラム記憶部であるROMに発明の機能を実現させるプログラムが予め記録されているものとしたが、これに限らず、同様のプログラムがネットワークから装置にダウンロードされてもよい。あるいは、記録媒体に記録された同様のプログラムが、装置にインストールされてもよい。記録媒体は、CD-ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。また、プログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 仮想オブジェクト表示システム
10 仮想オブジェクト表示装置
20 ディスプレイ装置
30 端末装置
101 CPU
102 ROM

Claims (5)

  1. 基準位置に対する相対位置を少なくとも1つ以上含む配置パターンを記憶するメモリと;
    ディスプレイ装置に表示される表示領域上に複数の仮想オブジェクトを配置し、前記複数の仮想オブジェクトのいずれかを選択オブジェクトとして選択し、前記表示領域上における前記選択オブジェクトの位置を基準位置として、前記選択オブジェクトに対して前記メモリに記憶されるとともに配置パターンを設定し、該配置パターンに基づいて他の仮想オブジェクトを前記表示領域上に配置するCPUとを備え
    前記配置パターンにおける配置位置は、配置順序と対応付けられており、前記CPUは、前記基準位置との距離に基づいてソートされた他の仮想オブジェクトを前記配置順序に基づいて前記配置位置に配置する、仮想オブジェクト表示装置。
  2. 前記CPUは、前記複数の仮想オブジェクトのそれぞれに対して、該仮想オブジェクトの属性を設定し、前記選択オブジェクトと同一の属性情報が付加された他の仮想オブジェクトを前記相対位置に配置する、請求項1に記載の仮想オブジェクト表示装置。
  3. 前記CPUは、前記仮想オブジェクトのサイズ変更に基づいて、前記配置パターンのサイズを変更する、請求項1または請求項2に記載の仮想オブジェクト表示装置。
  4. 前記CPUは、前記表示領域に対して画像を設定する、請求項1~請求項のいずれか一項に記載の仮想オブジェクト表示装置。
  5. ディスプレイ装置に表示される表示領域上に複数の仮想オブジェクトを配置する機能と;
    前記複数の仮想オブジェクトのいずれかを選択オブジェクトとして選択する機能と;
    前記表示領域上における前記選択オブジェクトの位置を基準位置として、該選択オブジェクトに対する相対位置を少なくとも1つ以上含み、配置位置と配置順序とを対応付ける配置パターンを設定する機能と;
    前記基準位置との距離に基づいてソートされた他の仮想オブジェクトを前記配置順序に基づいて前記配置位置に配置する機能と;
    をコンピュータのCPUに実現させるためのプログラム。
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