JP2003319144A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003319144A
JP2003319144A JP2002119614A JP2002119614A JP2003319144A JP 2003319144 A JP2003319144 A JP 2003319144A JP 2002119614 A JP2002119614 A JP 2002119614A JP 2002119614 A JP2002119614 A JP 2002119614A JP 2003319144 A JP2003319144 A JP 2003319144A
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Shigeo Minamino
茂夫 南野
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際に読取り動作を行って、その読取り画像
が記録媒体上にどのように印字されるかを示すコピー画
像を作成することで、ミスコピーのロスを防ぐと共に、
利用者の望む印刷レイアウトに倍率調整してコピー可能
とする。 【解決手段】 操作部6には、コピー画像確認キー13
と用紙サイズ選択キー66とを備え、コピー画像確認キ
ー13の操作に基づいて、MPU1は、用紙サイズの選
択された記録紙画像18に、画像読取り部が読取った原
稿画像17を重ねたコピー画像を、表示部7に表示さ
せ、コピー画像の表示中において、コピー倍率調整キー
15の操作に基づいて、コピー画像における原稿画像1
7の表示倍率を前記出力倍率に対応して変更し、変更後
のコピー画像を再表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、特に、印字を行うコピー動作の実行前に、コピー画
像のレイアウトを確認可能とする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】コピー機能付きのデジタル複合機等の画
像形成装置において、名刺等の不定形原稿をA4等の定
型記録紙にコピーする際、倍率(拡大)をどのくらいに
設定してよいか分からない場合がある。したがって、コ
ピー動作を実行してみて、設定倍率が適正でない場合
は、倍率を設定し直して再度コピーを行う必要があっ
た。このため、ミスコピーによる記録紙のロスが発生し
易い。従来技術として、ミスコピーによるロスの削減を
目的とした、特開平9−247372号の技術がある。
特開平9−247372号には、入力された(コピー画
像の)作像結果を事前に確認できるようにするため、複
写媒体と記録媒体とを重ね合わせて表示することが記載
されている。加えて、この確認時に、複写画像の倍率調
整を行うことが記載されており、適正なサイズで原稿画
像を記録紙に印字可能としている。そして、事前の確認
および調整により、ミスコピーのロス削減を図るものと
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平9−247
372号の技術は、具体的には、「原稿サイズ&方向
(入力もしくは検知による)と、記録紙サイズおよび方
向(入力もしくは自動選択による)とから、作像結果を
作成するもの」である。該技術においては、原稿画像が
画像形成装置の読取り部において読取られた場合であっ
ても、原稿画像そのものは確認用に表示されることは無
く、あくまで入力もしくは検知された原稿サイズのみ
が、記録紙のサイズとの比較対象となる。つまり、原稿
画像そのものの確認は行われない。
【0004】定型でない原稿においては、原稿の縦横比
と、記録紙の縦横比が異なることが多い。原稿と記録紙
の縦横比が同じ場合は、コピーした際に原稿の画像と記
録紙とのレイアウトに変化がないが、異なる場合は、変
化が生じてしまう。例えば、余白の少ない原稿をコピー
したにも関わらず、コピーされた記録紙には上下もしく
は左右に大幅に余白を生じてしまう、などということが
発生する。つまり、特に、原稿と記録紙とで縦横比が異
なる場合は、記録紙上に印刷される原稿画像のレイアウ
トを、利用者が事前に確認したい、という場合がある。
本発明は、実際に読取り動作を行って、その読取り画像
が記録媒体上にどのように印字されるかを示すコピー画
像を作成することで、ミスコピーのロスを防ぐと共に、
利用者の望む印刷レイアウトに倍率調整してコピー可能
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、請求項1においては、画像読
取り部と、画像メモリと、画像記録部と、操作部と、表
示部と、制御手段と、を備え、操作部には、コピー画像
を確認する制御動作を開始させるための確認開始入力手
段と、コピー倍率を変更するための倍率変更入力手段と
が備えられ、制御手段は、確認開始入力手段の操作に基
づいて、原稿の読取りにより得た画像情報を画像メモリ
に格納し、選択されている記録紙の画像に、コピー倍率
に応じた大きさの画像情報を重ねてコピー画像を作成
し、そのコピー画像を表示部に表示するように制御する
ものである。
【0006】請求項2においては、制御手段は、コピー
画像の表示中において、倍率変更手段によりコピー倍率
が変更されると、コピー画像の記録紙に対する画像情報
の表示サイズを、変更後のコピー倍率に対応した大きさ
に変更するように制御するものである。
【0007】請求項3においては、操作部には、記録紙
の大きさおよび向きを変更するための用紙サイズ変更入
力手段が備えられ、制御手段は、コピー画像の表示中に
おいて、用紙サイズ変更入力手段により大きさまたは向
きの少なくとも一方が変更指示されると、コピー画像の
画像情報に対する記録紙の表示を、変更指示された大き
さおよび向きに変更するように制御するものである。
【0008】請求項4においては、操作部には、コピー
動作を実行させるコピー実行指示入力手段を設け、制御
手段は、コピー画像の表示中において、コピー実行指示
操作があると、画像メモリより原稿画像を読み出すと共
に、選択されている記録紙を記録紙収容部から取り出
し、表示部に表示されているコピー画像と同一のレイア
ウトで画像情報を記録紙上に印刷するように制御するも
のである。
【0009】請求項5においては、コピー画像における
画像情報は、画像メモリ内の画像情報から解像度を落と
した簡略画像情報であるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置を備えた一
実施例(以下第一実施例)であるデジタル複合機(以下
複合機)100の概略構成について、図1を用いて説明
する。図1は第一実施例の画像形成装置(複合機10
0)の概略構成を示すブロック図である。複合機100
は、ファクシミリ機能とコピー機能とを備えている。複
合機100には、制御手段であるMPU1、ROM2、
RAM3、画像読取り部4、画像記録部5、操作部6、
表示部7、画像メモリ(DRAM)8、CODEC(符
号化・復号器)9、MODEM10、NCU(ネットワ
ーク制御回路)11が備えられ、前記の各部がバス12
を介して、通信可能に接続されている。
【0011】MPU1は、操作部6への入力操作に基づ
いて、複合機100の各部を制御する制御手段である。
ROM2には、複合機100を制御する制御プログラム
等が記憶されている。また、RAM3には、複合機10
0の制御状態等の各種情報が一時的に記憶される。
【0012】画像読取り部4は、写真、文書、図面等の
原稿を光学的に走査(スキャン)して、その反射光や透
過光の強度を計り、これをAD(アナログ−デジタル)
変換して、イメージデータである原稿画像を出力する。
【0013】画像記録部5は、電子写真方式のプリンタ
で構成され、前記画像読取り部4で出力された原稿画像
や、MODEM10を介して受信した受信画像を、記録
紙上に記録(印刷)可能である。画像記録部5には、定
型記録紙を収容するための記録紙収容部25が設けられ
ている。記録紙収容部25は、大きさの異なる複数の定
型記録紙を収容可能としており、各大きさの定型記録紙
毎に収容可能とするように、複数の給紙カセットを備え
ている。
【0014】操作部6には、複合機100を操作するた
めの入力手段として、各種操作キーが設けられている。
まず、FAXモード又はコピーモードに設定するための
FAX/コピーキー61が設けられている。また、FA
Xモードに関わりのある操作キーとしては、短縮番号の
登録又は短縮番号から発信するための短縮キー62、予
め登録したFAX番号をワンタッチで指定するためのワ
ンタッチキー63等がある。FAXモードおよびコピー
モードの双方に関わりのある操作キーとして、電話番号
またはコピー部数等を入力するためのテンキー(*、#
キーを含む)64や、FAXによる送信開始や、コピー
動作を開始させるためのスタートキー65などがある。
コピーモードに関わりのある操作キーとしては、記録紙
の大きさおよび向きを選択する用紙サイズ選択キー6
6、原稿を記録紙にコピーする際の拡大・縮小率を選択
するコピー倍率調整キー15等がある。コピー倍率調整
キー15は、拡大側の操作および縮小側の操作を可能と
するため、拡大キー15aと縮小キー15bとからな
る。
【0015】また、操作部6には、コピー画像の確認制
御に関わる入力手段として、各種操作キーが設けられて
いる。該各種操作キーは、コピー画像確認キー13、コ
ピー動作実行キー14、コピー倍率調整キー15であ
る。コピー倍率調整キー15は、拡大側の操作および縮
小側の操作を可能とするため、拡大キー15aと縮小キ
ー15bとからなる。これらのキーの機能については、
詳しくは後述する。
【0016】表示部7は、LCD(液晶ディスプレイ)
で構成されており、複合機100の動作状態等の各種情
報の表示が可能である。
【0017】画像メモリ8には、前記原稿画像や受信画
像等のイメージデータが一時的に記憶される。
【0018】CODEC(符号化・復号器)9は符号化
器として機能し、画像読取り部4で読取られた原稿画像
を、前記バス12を介して送信するために、MH、M
R、MMR方式等により符号化(エンコード)する。ま
た、CODEC9は復号器としても機能し、前記符号化
したイメージデータを、復号(デコード)する。
【0019】MODEM10は、ITU(国際電気通信
連合)勧告に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づい
て、送信データの変調および受信データの復調を行う。
【0020】NCU(ネットワーク制御回路)11は、
電話回線Lとの接続を制御すると共に、相手先の電話番
号(FAX番号を含む)に対応したダイアル信号の送出
および着信を検出するための機能を備えている。
【0021】本発明の画像形成装置としては、複合機1
00に限定されるものではなく、次のような構成であれ
ばよい。画像読取り部4と、画像メモリ8と、画像記録
部5と、操作部6と、表示部7と、制御手段であるMP
U1と、を備える構成であればよい。つまり、本発明の
画像形成装置は、ファクシミリ機能を持たない単なるコ
ピー機であってもよい。
【0022】これより、本発明の画像形成装置に備える
コピー画像確認機構について、図1、図2から図4を用
いて説明する。図2は第一実施例のコピー画像確認の制
御動作の手順図であり、図3はコピー画像が表示部7に
表示された状態の一例を示す図であり、図4は倍率調整
後のコピー画像が表示部7に表示された状態の一例を示
す図である。
【0023】コピー画像確認機構は、コピー動作を実行
する前に、予めコピー画像が記録紙の枠内にどのように
収まっているかを確認し、確認後にコピー動作を実行可
能とする機能を備えた機構である。該機構は、コピー画
像の確認時において、コピー画像の出力倍率の調節も可
能である。記録紙の枠内に収まるようにコピー画像を縮
小したり、記録紙の枠内の限度までコピー画像を拡大し
たりして、利用者が目で確認しながら記録紙へのコピー
画像の出力サイズを調節することができる。
【0024】コピー画像確認機構は、制御手段であるM
PU1と、MPU1により制御される前記各部とのバス
12を介した接続を利用して、構成されている。コピー
画像確認機構は、図2に示す手順図に従って、作動され
る。
【0025】操作部6に設けるコピー画像確認キー13
は、コピー画像確認機構の制御動作を開始させるための
確認開始入力手段である。コピー画像確認機構は、確認
開始入力手段であるコピー画像確認キー13の操作に基
づいて、制御動作を開始する。つまり、コピー画像確認
キー13を押すという操作により、コピー画像確認機能
の制御動作が開始される。
【0026】図2に示すように、コピー画像確認機構は
複合機100の電源が投入されると起動する(ステップ
101)。該機構が起動すると、確認開始入力手段であ
るコピー画像確認キー13が押された(ON)か、否か
(OFF)、を判定する待機状態となる(ステップ10
2)。ONの検出信号が操作部6よりMPU1に向けて
送信されると、MPU1は、前記各部にコピー画像の確
認作業を指令する(ステップ103以降)。また、OF
Fの検出信号がMPU1に送信される限り(検出信号が
送信されない限り)、MPU1は、コピー画像確認の作
業に関しては、前記コピー画像確認機構を構成する各部
を待機状態に留める。
【0027】コピー画像の確認作業は、コピーの準備が
整ってから行われるものである。本発明は、コピーを実
行するにあたって、コピー画像のプレビューを利用者に
見せることで、利用者が望むコピーが実行できるかどう
かを、確認する構成である。したがって、コピー画像確
認キー13が押される前には、次の作業が利用者により
予め行われている。
【0028】まず、画像読取り部4で、コピーの対象と
なる原稿が読取り可能となるように配置されている。画
像読取り部4の構成は、フラットベッド・タイプ・スキ
ャナであってもよいし、ADF(自動給紙機構)を備え
た読取り位置固定の装置であってもよい。
【0029】また、原稿をコピーする記録紙の用紙サイ
ズ(記録紙の大きさおよび向き)が、利用者により特定
されるか、複合機100による「自動」が選択されてい
るかして、決定されている。「自動」という指示内容
は、原稿読取り開始時に原稿読取り装置4による原稿サ
イズ検出に応じて、原稿に対応した(原稿と同サイズも
しくは原稿を印刷し得る最小サイズの)定型記録紙が自
動選択される、指示内容のことである。用紙サイズを特
定する入力操作および「自動」の入力操作は、用紙サイ
ズ選択キー66の操作により行われる。本実施例の複合
機40においては、利用者による入力操作がない状態で
は、「自動」が選択された状態となっている。そして、
利用者による操作がなくても、原稿に対応した大きさお
よび向きの定型記録紙の選択が自動的に行われる。以上
のようにして、前述した、「画像読取り部4で、コピー
の対象となる原稿が読取り可能となるように配置され」
た段階で、利用者による用紙サイズ選択キー66の操作
の有無に関わり無く、記録紙の選択が行われている。な
お、原稿読取り開始時における定型記録紙の自動選択は
公知の技術である。
【0030】加えて、場合によっては、原稿を記録紙に
コピーするための拡大・縮小率が選択されている。拡大
・縮小率の選択は、操作部6に設けられる前記倍率調整
キー15により行われる。利用者による選択指示がない
場合は、拡大・縮小率として、100%が自動選択され
ている。つまり、前述した、「画像読取り部4で、コピ
ーの対象となる原稿が読取り可能となるように配置さ
れ」た段階で、利用者による倍率調整キー15の操作の
有無に関わり無く、拡大・縮小率の選択が行われてい
る。
【0031】本発明で特に解決を意図しているのは、定
型でない原稿を拡大、もしくは縮小してのコピーが、記
録紙の大きさおよび向きに合った適切なコピーとなるよ
うにすることである。利用者は、定型でない原稿を記録
紙の用紙サイズに合わせるために、推測で、倍率調整キ
ー15を操作して拡大・縮小率を決定することがある。
以上操作のみでは、原稿画像が、選択した記録紙の用紙
サイズに合わない(大きすぎる、または小さすぎる)不
適切なコピーが行われる可能性がある。
【0032】コピー画像確認キー13が押されて、コピ
ー画像の確認作業に入ると、MPU1はまず、画像読取
り部4に原稿画像の読取りを指令して、原稿画像の読取
りを行う(ステップ103)。
【0033】読取られた原稿画像は、MPU1の制御に
より、画像メモリ8に格納されると共に、表示部7で表
示するための簡略原稿画像が作成される(ステップ10
4)。簡略原稿画像は、画像メモリ8内に格納された原
稿画像を低倍率側に変倍処理して作成される画像であ
り、表示部7に設けられる表示用バッファ23に格納さ
れる。表示用バッファ23に格納される簡略原稿画像
は、画像メモリ8内の原稿画像に比して、解像度(単位
面積当りの画素数)が低くなるように形成される。な
お、画像メモリ8内には、読取られた原稿画像が等倍で
(読取り解像度と等しい情報量で)記憶される。
【0034】ステップ104の処理が終了すると、ステ
ップ105に移行する。ステップ105では、利用者
が、コピー動作を実行する際に事前に確認可能となるよ
うに、表示部7に、選択された記録紙に原稿画像がコピ
ーされた記録紙のプレビューが示される。
【0035】MPU1は、ステップ105において、前
記簡略原稿画像と、定型である記録紙の画像とを重ね
て、コピー画像の形成を行う。記録紙画像は、定型記録
紙のサイズ毎に前記ROM2に記憶されており、コピー
画像の形成時にROM2より読み出されて、前記表示用
バッファ23へ送信される。簡略原稿画像および記録紙
画像は共にイメージデータであり、これらの画像より形
成されるコピー画像もイメージデータである。そして、
表示用バッファ23内で両画像を重ねて形成されたコピ
ー画像が、表示部7上に表示される。
【0036】ステップ105において、コピー画像が表
示部7に表示された様子は、例えば、図3に示すような
ものとなる。図3には、複合機100に設けた操作部
(操作パネル)6の一部が示されており、該操作部6
に、表示部7が設けられている。表示部7の周囲には、
各種操作キーが設けられている。図3において、表示部
の右側には、上方から下方に向けて、用紙サイズ選択キ
ー66、スタートキー65が配置される。また、表示部
7の下方にも、各種操作キーが配置され、左方から右方
に向けて、コピー画像確認キー13、コピー倍率調整キ
ー15、コピー動作実行キー14が位置している。
【0037】コピー画像は、前述したように、簡略原稿
画像17と記録紙画像18とを重ねた画像である。原稿
画像17は、図3に示す例においては、上部に文章が記
載され、下部に円グラフが記載されるものとしている。
ここで、原稿画像は矩形状の画像情報(画像データ)で
ある。原稿読取り部4における読取り開始時には原稿サ
イズの検出が行われるが、検出された原稿サイズ(原稿
の大きさおよび向き)に基づいて、原稿の読取り範囲が
決定され、矩形状に読取りが行われる。なお、定型でな
い原稿の場合は、原稿画像が収まる最小の定型原稿のサ
イズが、原稿の読取り範囲としてMPU1に認識され、
該読取り範囲で原稿画像の読取りが行われる。そして、
図3中では、MPU1に認識された原稿画像17の輪郭
線17aを、二点斜線で示している。該輪郭線17a
は、前述したように、MPU1が認識する読取り範囲で
あって、原稿自体のサイズとは必ずしも一致するもので
はない。
【0038】ここで、表示部7に表示されるコピー画像
は、原稿の印刷範囲が判別できる程度の解像度であれば
よく、個々の文字等が判読できるほどの正確さは必要と
されない。したがって第一には、コピー画像として用い
られるイメージデータは、解像度の低いデータであって
よい。このため、前記ステップ104での処理におい
て、低倍率側に変倍処理した解像度の低い簡略原稿画像
を作成し、該簡略原稿画像を用いてコピー画像を構成す
るようにしている。また第二には、画像データを表示す
るハード側に高性能が要求されず、表示部7を構成する
LCDは、既存の画像形成装置に備えられているLCD
に比して、サイズはやや大きめとしながらも、解像度等
の性能に関しては従来と同程度のものとしてよい。つま
り、本発明の画像形成装置を構成するにあたって、コス
トアップを招くことが無い。また、記録紙画像も前記簡
略原稿画像と同様に、解像度の低いデータである。前記
プレビュー(コピー画像の表示)に際して、原稿が記録
紙に対してどのようなレイアウトとなっているか(はみ
出てているか否か)が判別できればよいので、記録紙画
像としては、輪郭が明確でありさえすればよいためであ
る。
【0039】本第一、第二実施例では、詳しくは後述す
るが、ステップ104(204)において、簡略化した
原稿画像(簡略原稿画像)の作成を行って、該簡略原稿
画像を利用したコピー画像の表示および倍率等の修正を
行っている。そして、コピー動作の実行の際には、画像
メモリ8に格納した(簡略原稿画像に比して解像度の高
い)原稿画像を読み出して、該原稿画像を元にしてコピ
ーの印刷を行う。
【0040】表示部7内には、図3に示すように右上側
に、用紙サイズ選択キー66により選択された定型記録
紙の大きさおよび向き(図3中ではA4縦)と、コピー
倍率調整キー15により選択されたコピー倍率(図3中
では200%)とが表示されている。選択された記録紙
の大きさおよび向きと、選択されたコピー倍率とは、前
述したように、コピー画像確認機構の待機状態におい
て、つまり、コピー画像確認キー13の操作前に、操作
されたものである。
【0041】図3に示すコピー画像の例では、簡略原稿
画像17が記録紙画像18よりはみ出てている様子が、
表示部7に表示されている。図3に示される表示状態で
は、簡略原稿画像17の内、実際に印字が行われている
部分が、記録紙画像18よりはみ出ている。そして、表
示部7にコピー画像を表示させることで、簡略原稿画像
17の一部が記録紙に印刷されない不具合を、コピーを
実行する前に、利用者が確認することが可能である。な
お、表示部7には、記録紙画像に重複する部分の簡略原
稿画像のみならず、記録紙よりはみ出ている部分も表示
されている。この構成に代えて、画像原稿のうち、実際
に記録紙上に印刷される部分のみが表示されて、はみ出
ている部分は表示されない構成としてもよい。
【0042】表示部7に表示されたコピー画像に、記録
紙画像より簡略原稿画像がはみ出ている、あるいは、記
録紙画像に対して簡略原稿画像が小さすぎる等の不具合
が発生した場合には、前記コピー倍率調整キー15によ
り、表示部7における印刷レイアウト(記録紙画像に対
する簡略原稿画像のレイアウト)を変更可能である。コ
ピー倍率調整キー15の操作により、コピー画像表示前
における倍率調整のみならず、コピー画像における原稿
画像の表示倍率を変更し、変更後のコピー画像を表示部
7に表示可能である。利用者は、表示部7に表示される
原稿画像を必要に応じて拡大・縮小して、コピー画像の
調整を行う。調整後のコピー画像は、例えば図4に示す
ようなものであり、記録紙画像18の内部に、簡略原稿
画像17が収まっている様子が示されている。表示部7
内の右上側に、調整後の倍率が表示される。図3に示さ
れる簡略原稿画像の倍率200%が、図4に示される簡
略原稿画像17では、159%となっている。
【0043】以上の作業は、図2に示すコピー画像確認
機構の作動手順上では、次のように進行して行われる。
ステップ105でコピー画像の表示が行われると、MP
U1は、コピー倍率調整キー15の入力操作および、コ
ピー動作実行キー14の入力操作の待機状態となる。ス
テップ105が終了してステップ106に移行すると、
MPU1は、コピー倍率の調整が行われたどうかの判定
を行う。後述するステップ110でコピー動作実行が指
示されるまでは、コピー倍率の調整は何回でも可能であ
る。コピー倍率調整キー15が入力操作されると、MP
U1は、コピー倍率の調整が行われたと判定する。そし
て、表示部7に表示されるコピー画像を、調整後の倍率
に基づいて再描画して(ステップ107)、ステップ1
08へ進む。コピー倍率調整キー15が入力操作されな
い場合は、そのままステップ108へ進む。
【0044】ステップ108においては、MPU1は、
用紙サイズ(記録紙の大きさおよび向き)の選択指示が
入力されたか否かの判定を行う。後述するステップ11
0でコピー動作実行が指示されるまでは、コピー倍率の
調整は何回でも可能である。用紙サイズ選択キー66で
用紙サイズの選択が入力されると、MPU1は、用紙サ
イズ変更が指示されたと判定する。そして、変更が選択
指示された用紙サイズ(大きさおよび向き)に応じた記
録紙画像に、原稿画像を重ねて形成されたコピー画像
を、表示部7に再描画する(ステップ109)。用紙サ
イズ選択キー66により、コピー画像の確認をしなが
ら、コピー対象の定型記録紙の大きさだけでなく、向き
も変更可能である。したがって、利用者が記録紙の選択
を誤って事前に選択指示した場合でも、コピー画像の確
認後に修正可能である。用紙サイズ選択キー66が入力
操作されない場合は、そのままステップ110へ進む。
【0045】ステップ110では、コピー動作実行キー
14の操作が行われたかどうかの判定を行う。コピー動
作実行キー14が押されると、MPU1は、コピーの実
行指令が入力された、と判定する。そして、コピー動作
の実行処理であるステップ1111へ進む。コピー動作
実行キー14が押されない場合は、再びステップ106
へ処理が戻る。そして、コピー倍率調整キー15の入力
操作および、コピー動作実行キー14のいずれも入力操
作がされない限り、コピー画像確認機構は、表示部7に
(変更があった場合は変更後の)コピー画像を表示した
まま待機状態を継続する。
【0046】コピー動作実行キー14が押されてステッ
プ111に進むと、MPU1は、コピー動作を実行す
る。コピー動作は、MPU1が画像メモリ8から格納さ
れた原稿画像を読み出すと共に、表示部7に表示される
コピー画像のレイアウトと対応するように、原稿画像を
記録紙上に印刷することで行われる。コピー画像のレイ
アウトは、コピー倍率調整キー15による簡略原稿画像
の倍率の変更と、用紙サイズ選択キー66による記録紙
画像の大きさおよび向きの変更とに基づいて、最終的に
決定される。
【0047】前記レイアウトに対応した印刷において
は、画像メモリ8より、読取り画像と等倍である原稿画
像を読み出し、該原稿画像に、簡略原稿画像に加えた修
正(コピー倍率調整キー15による全調整)に等しい倍
率で拡大・縮小したサイズで、行われる。
【0048】ステップ111の処理が終了すると、処理
がスタート101に戻り、前記コピー画像確認機構は、
再びコピー画像確認キー13の操作の待機状態となる。
【0049】以上において、複合機100には、第一
に、次の構成が設けられている。操作部6には、コピー
画像を確認する制御動作を開始させるための確認開始入
力手段(コピー画像確認キー13)と、コピー倍率を変
更するための倍率変更入力手段(コピー倍率調整キー1
5)とを備えている。そして、コピー画像確認キー13
の操作に基づいて、制御手段(MPU1)が、原稿の読
取りにより得た画像情報を画像メモリ8に格納し、選択
されている記録紙の画像に、コピー倍率に応じた大きさ
の画像情報を重ねてコピー画像を作成し、そのコピー画
像を表示部7に表示するように制御する。
【0050】前記第一の構成により、原稿のサイズが不
定形であるなど、倍率調整をしてコピーを行う必要があ
る場合に、実際に印刷動作を実行することなく、原稿画
像が記録紙上にどのように印刷されるかを、複合機10
0の利用者が確認できる。表示された画像をコピーを実
際に行う前に確認できるので、ミスコピーが発生するこ
とがない。
【0051】複合機100には、第二に、次の構成が設
けられている。制御手段(MPU1)は、コピー画像の
表示中において、倍率変更手段(コピー倍率調整手段1
5)によりコピー倍率が変更されると、コピー画像の記
録紙に対する画像情報の表示サイズを、変更後のコピー
倍率に対応した大きさに変更するように制御する。
【0052】前記第二の構成により、倍率が不適切な場
合には、表示部7上のコピーレイアウトを確認しながら
調整を加えることが可能である。そして、利用者が適切
と考える拡大・縮小倍率を、実際に試しコピーなどを行
う場合と比べて、迅速且つ正確に見つけ出すことができ
る。
【0053】複合機100には、第三に、次の構成が設
けられている。操作部6には、記録紙の大きさおよび向
きを変更するための用紙サイズ変更入力手段66が備え
られる。そして、制御手段(MPU1)は、コピー画像
の表示中において、用紙サイズ変更入力手段により大き
さまたは向きの少なくとも一方が変更指示されると、コ
ピー画像の画像情報に対する記録紙の表示を、変更指示
された大きさおよび向きに変更するように制御する。
【0054】前記第三の構成により、コピー画像の確認
をしながら、コピー対象の定型記録紙の大きさだけでな
く、向きも変更可能である。したがって、利用者が記録
紙の選択を誤って事前に選択指示した場合でも、コピー
画像の確認後に修正可能である。
【0055】また、複合機100には、第四に、次の構
成が設けられている。操作部6には、コピー動作を実行
させるコピー実行指示入力手段(コピー動作実行キー1
4)を設けている。そして、制御手段(MPU1)は、
コピー画像の表示中において、コピー実行指示操作があ
ると、画像メモリ8より原稿画像を読み出すと共に、選
択されている記録紙を記録紙収容部25(記録紙カセッ
ト)から取り出し、表示部7に表示されているコピー画
像と同一のレイアウトで画像情報を記録紙上に印刷する
ように制御する。つまり、コピー倍率の調整や用紙サイ
ズ(記録紙の大きさおよび向き)の変更を行った場合
は、調整後のレイアウトで、原稿画像が記録紙上に印刷
される。
【0056】前記第四の構成により、コピー画像を確認
後、コピー動作の指示が複合機100(画像形成装置)
に行われると、再度読取り動作を行うことなく、直ちに
コピー動作(印字)が実行される。したがって、コピー
画像の確認を行っても、コピーに要する時間が増大する
ことがない。
【0057】また、複合機100には、第五に次の構成
が設けられている。コピー画像における画像情報は、画
像メモリ8内の原稿画像情報から解像度(データ量)を
落とした簡略画像情報としている。
【0058】前記第五の構成により、コピー画像を表示
する表示部に、読取られた原稿画像を表示可能とするよ
うな高性能が要求されず、画像形成装置のコストアップ
を抑制できる。また、表示部でのコピー画像の表示速度
を、原稿画像そのものを表示する場合に比して、迅速な
ものとすることができる。
【0059】また、第一実施例では、表示部7上の原稿
画像を確認しながらの作業性を考慮して、表示部7の下
方に、コピー動作実行キー14と、コピー倍率調整キー
15とを配置している。また、読取りおよびコピー実行
の指令を行うスタートキー65に、コピー動作実行キー
14としての機能を兼用させるようにしてもよい。つま
り、コピー画像確認キー13が押された後の段階でスタ
ートキー65が押された場合は、印字のみの指令を行う
コピー動作実行キー14として、スタートキー65を機
能させるのである。つまり、スタートキー65にコピー
動作実行キー14の機能を兼用させる構成とし、コピー
動作実行キー14を省くようにしてもよい。本実施例で
は、コピー機に通常備えられている倍率変更指示入力手
段(コピー倍率調整キー15)や用紙サイズ変更入力手
段(用紙サイズ選択キー66)を、コピー画像確認機構
においても、倍率変更や用紙サイズ変更の入力手段とし
て兼用している。これらの入力手段を、コピー画像確認
機構専用となるように、別設するようにしてもよい。
【0060】次に、第二実施例の複合機200に備える
コピー画像確認機構について、図5、図6、図7を用い
て説明する。図5は第二実施例の画像形成装置(複合機
200)の概略構成を示すブロック図であり、図6は第
二実施例の操作部16のキー配置を示す図であり、図7
は第二実施例のコピー画像確認の制御動作の手順図であ
る。
【0061】複合機200の構成は前記複合機100と
基本的に同様であり、表示部7に表示されるコピー画像
の調整手段が、複合機100の場合よりも多様化した構
成である。複合機100においては、コピー画像の表示
中において可能な調整は、簡略原稿画像(原稿画像)の
倍率調整および用紙サイズ(記録紙の大きさ及び向き)
変更である。このための操作手段として、倍率変更入力
手段であるコピー倍率調整キー15が設けられている。
【0062】複合機200に備えるコピー画像確認機構
には、コピー画像の表示中において可能な調整として、
倍率調整機能(第一の機能)および用紙サイズ(記録紙
の大きさおよび向き)変更機能(第二の機能)に加え
て、次の調整機能が備わっている。第三の機能は、記録
紙画像と簡略原稿画像(原稿画像)の中央位置とを一致
させるセンタリング機能である。そして、中央位置が一
致した状態で記録紙画像に簡略原稿画像(原稿画像)が
重ねられて、コピー画像が形成される。第四の機能は、
記録紙画像に対して、簡略原稿画像(原稿画像)をXY
方向に平行移動させる位置変更機能である。ここでXY
方向とは、縦方向印刷を行う場合の記録紙の短手・長手
方向とする。そして、記録紙画像と、記録紙画像に対し
て平行移動させた簡略原稿画像(原稿画像)とが重ねら
れて、コピー画像が形成される。第五の機能は、記録紙
画像に対して、簡略原稿画像(原稿画像)を回転させる
角度変更機能である。そして、記録紙画像と、記録紙画
像に対して回転された簡略(原稿画像)とが重ねられ
て、コピー画像が形成される。
【0063】複合機200の操作部(操作パネル)16
には、図6に示すように、第二実施例のコピー画像確認
機能(前記第一から第五の機能)への指令入力手段とし
ての各種キーが設けられている。操作部16内に設ける
表示部7・各種キー等のレイアウトは、複合機100の
操作部6内のレイアウトに、第三から第五の機能の各種
キーを付加したレイアウトとなっている。したがって、
表示部7の配置位置も、操作部6と操作部16とで同一
である。以下において、操作部16内のレイアウトで、
操作部6内のレイアウトと同一の部分に関しては、説明
を省略する。
【0064】図6に示すように、表示部7の左側には、
上方より下方に向けて、センタリングキー20、コピー
位置調整キー21、コピー角度調整キー22が備えられ
る。センタリングキー20は、前記センタリング機能
(第二の機能)への指示入力手段であり、コピー位置調
整キー21は、前記位置変更機能(第三の機能)への指
示入力手段であり、コピー角度調整キー22は、前記角
度変更機能(第四の機能)への指示入力手段である。コ
ピー位置調整キー21には、四方向の択一式スイッチが
設けられており、該スイッチの選択操作(押圧操作)に
より、前記XY方向のプラスマイナスの向きを合わせた
四つの向きに、簡略原稿画像(原稿画像)を移動させる
操作が可能である。また、コピー角度調整キー22は、
簡略原稿画像(原稿画像)を時計回りおよび反時計回り
に回転させる操作を可能とするため、時計回り回転キー
22aと反時計回り回転キー22bとからなる。
【0065】第二実施例においても、コピー画像確認機
能は、制御手段であるMPU1と、MPU1により制御
される前記各部とのバス12を介した接続(図5に図
示)を利用して、構成されている。コピー画像確認機構
は、図7に示す手順図に従って、作動される。第二実施
例においては、第一実施例でのステップ106からステ
ップ110までのループ処理において、ステップ106
の倍率調整に加えて、センタリング調整、位置調整、角
度調整の処理が加わっている。
【0066】以下、図7に示す手順図に沿って、第二実
施例のコピー画像確認機構による各調整について説明す
る。また、第一実施例と第二実施例とで共通する部分に
関しては、部分的に記載を省略する。第二実施例におい
ても、コピー画像確認キー13は、コピー画像確認機構
の制御動作を開始させるための確認開始入力手段であ
る。
【0067】図7に示すように、コピー画像確認機構は
複合機200の電源が投入されると起動する(ステップ
201)。該機構が起動すると、確認開始入力手段であ
るコピー画像確認キー13が押された(ON)か、否か
(OFF)、を判定する待機状態となる(ステップ20
2)。ONの検出信号が操作部6よりMPU1に向けて
送信されると、MPU1は、前記各部にコピー画像の確
認作業を指令する(ステップ203以降)。また、OF
Fの検出信号がMPU1に送信される限り(検出信号が
送信されない限り)、MPU1は、コピー画像確認の作
業に関しては、前記各部を待機状態に止める。
【0068】コピー画像確認キー13が押される前に
は、次の作業が利用者により予め行われている。画像読
取り部4で、コピーの対象となる原稿が読取り可能とな
るように配置されている。また、原稿をコピーする記録
紙の用紙サイズが選択されている。加えて、原稿を記録
紙にコピーするための拡大・縮小率が選択されている。
【0069】コピー画像確認キー13が押されて、コピ
ー画像の確認作業に入ると、MPU1はまず、画像読取
り部4に原稿画像の読取りを指令して、原稿画像の読取
りを行う(ステップ203)。読取られた原稿画像は、
MPU1の制御により、画像メモリ8に格納されると共
に、表示部7で表示するための簡略原稿画像が作成され
る(ステップ204)。
【0070】ステップ204の処理が終了すると、ステ
ップ205に移行する。ステップ205では、利用者
が、コピー動作を実行する際に事前に確認可能となるよ
うに、表示部7に、選択された記録紙に原稿画像がコピ
ーされた記録紙のプレビューが示される。
【0071】コピー画像は、前述したように、簡略原稿
画像17と記録紙画像18とを重ねた画像である。簡略
原稿画像17は、図6に示す例においても(図3に示す
例と同様に)、上部に文章が記載され、下部に円グラフ
が記載されるものとしている。図6中では、MPU1に
認識された簡略原稿画像17の輪郭線17aを、二点斜
線で示している。該輪郭線17aは、前述したように、
MPU1が認識する読取り範囲であって、原稿自体のサ
イズとは必ずしも一致するものではない。
【0072】また、表示部7内には、図6に示すよう
に、右側で上から下に向けて、記録紙の用紙サイズ(図
6中ではA4縦)、簡略原稿画像のコピー倍率(図6中
では120%)、簡略原稿画像のセンタリングの有無
(図6中ではセンタリング無)、簡略原稿画像のX方向
の位置変更量(図6中では+5%)およびY方向の位置
変更量(図6中では−3%)、簡略原稿画像の回転角度
量(図6中では+2°)が、表示されている。ここで表
示部7に表示されるコピー画像の状態は、コピー画像確
認機構による各調整処理(後述のステップ206からス
テップ217までのループ処理)が指令された後のもの
としている。
【0073】簡略原稿画像のセンタリングの有無は、コ
ピー画像確認キー13の操作後に、センタリングキー2
0による操作があったかどうかを示すものである。原稿
画像および簡略原稿画像は矩形状の画像データである。
原稿読取り部4における読取り開始時には原稿サイズの
検出が行われるが、検出された原稿サイズに基づいて、
原稿の読取り範囲が決定され、矩形状に読取りが行われ
る。なお、定型でない原稿の場合は、原稿画像が収まる
最小の定型原稿のサイズが、該読取り対象の原稿サイズ
として、MPU1に認識される。
【0074】ここで、読取り範囲とされた原稿サイズに
対し、原稿画像のレイアウトが、端により過ぎているこ
とがある。このような場合、読取り範囲とされた原稿サ
イズと同一の記録紙で印刷を行うと、ズレた状態のまま
コピー画像の印刷が行われることになる。また、読取り
範囲とされた原稿サイズと異なるサイズの記録紙で印刷
する場合には、読取り範囲の原稿サイズに対して原稿画
像のレイアウトが適切(中心側にあるなど)な場合で
も、ズレを生じて印刷されることになる。
【0075】したがって、センタリング操作において
は、前記原稿サイズとして認識された簡略原稿画像の重
心位置と、記録紙画像の重心位置とが一致するように、
コピー画像の形成が行われる。そして、簡略原稿画像と
記録紙画像とのセンタリング操作により、記録紙の中央
位置に原稿画像を印字することが可能である。
【0076】簡略原稿画像のX方向の位置変更量および
Y方向の位置変更量は、コピー画像確認キー13の操作
後に、コピー位置調整キー21により操作された簡略原
稿画像の位置変更量を示すものである。簡略原稿画像の
位置変更の操作により、簡略原稿画像を記録紙画像に対
して上下左右(前記XY方向に)に平行移動させて、記
録紙に対する原稿画像の印字位置の微細な調整が可能で
ある。ここで、選択された記録紙画像18の短手方向長
さが、位置変更量100%に相当するものとして、位置
変更を記録紙のサイズを単位として調整可能となるよう
にしている。なお、XおよびY方向において、それぞれ
の二つの向きを区別可能とするために、+−の向きを用
いている。すなわち、X+(図6中右向き)、X−(左
向き)、Y+(上向き)、Y−(下向き)の四つの向き
がある。例えば+5%の位置変更量とは、X+方向に記
録紙サイズの5%の長さだけ簡略原稿画像を平行移動さ
せた、ことを意味する。
【0077】簡略原稿画像の回転角度量は、コピー画像
確認キー13の操作後に、コピー角度調整キーにより操
作された角度変更量を示すものである。該操作により、
簡略原稿画像が、前記認識された原稿サイズにおける重
心位置を回転中心として、角度調節がされる。記録紙画
像に対する簡略原稿画像の角度調整により、画像読取り
部4への原稿載置の際にズレがあって、傾いた状態で原
稿画像の読取りが行われた場合であっても、表示部7で
のコピー画像の確認中に、ズレの調整が可能である。図
6においては、さらに2°程度、簡略原稿画像を時計回
り方向へ回転させることで、載置時のズレが修正され
る。
【0078】以上の作業は、図7に示すコピー画像確認
機構の作動手順上では、次のように進行して行われる。
ステップ205でコピー画像の表示が行われると、MP
U1は、コピー倍率調整キー15の入力操作および、コ
ピー動作実行キー14の入力操作の待機状態となる。ス
テップ205が終了してステップ206に移行すると、
MPU1は、コピー倍率の調整が行われたどうかの判定
を行う。コピー倍率調整キー15が入力操作されると、
MPU1は、コピー倍率の調整が行われたと判定する。
そして、表示部7に表示されるコピー画像を、調整後の
倍率に基づいて再描画して(ステップ207)、ステッ
プ208へ進む。コピー倍率調整キー15が入力操作さ
れない場合は、そのままステップ208へ進む。
【0079】ステップ208においては、MPU1は、
用紙サイズ(記録紙の大きさおよび向き)の選択指示が
入力されたか否かの判定を行う。用紙サイズ選択キー6
6で用紙サイズの選択が入力されると、MPU1は、用
紙サイズ変更が指示されたと判定する。そして、変更が
選択指示された用紙サイズ(大きさおよび向き)に応じ
た記録紙画像に、原稿画像を重ねて形成されたコピー画
像を、表示部7に再描画する(ステップ209)。
【0080】ステップ210に移行すると、MPU1
は、センタリング操作が行われたかどうかの判定を行
う。センタリングキー20が入力操作されると、MPU
1は、センタリング操作が行われたと判定する。そし
て、表示部7に表示されるコピー画像を、記録紙画像に
簡略原稿画像をセンタリングさせた状態に基づいて再描
画して(ステップ211)、ステップ212へ進む。セ
ンタリングキー20が入力操作されない場合は、そのま
まステップ212へ進む。
【0081】ステップ212に移行すると、MPU1
は、位置変更操作が行われたかどうかの判定を行う。コ
ピー位置調整キー21が入力操作されると、MPU1
は、記録紙画像に対する簡略原稿画像の位置変更操作が
行われたと判定する。そして、表示部7に表示されるコ
ピー画像を、記録紙画像対して簡略原稿画像を位置変更
した状態に基づいて再描画して(ステップ213)、ス
テップ214へ進む。コピー位置調整キー21が入力操
作されない場合は、そのままステップ214へ進む。
【0082】ステップ214に移行すると、MPU1
は、回転角度変更操作が行われたかどうかの判定を行
う。コピー角度調整キー22が入力操作されると、MP
U1は、記録紙画像に対する簡略原稿画像の回転角度変
更操作が行われたと判定する。そして、表示部7に表示
されるコピー画像を、記録紙画像に対して簡略原稿画像
を角度変更した状態に基づいて再描画して(ステップ2
15)、ステップ216へ進む。コピー位置調整キー2
1が入力操作されない場合は、そのままステップ216
へ進む。
【0083】ステップ216では、コピー動作実行キー
14の操作が行われたかどうかの判定を行う。コピー動
作実行キー14が押されると、MPU1は、コピーの実
行指令が入力された、と判定する。そして、コピー動作
の実行処理であるステップ217へ進む。コピー動作実
行キー14が押されない場合は、再びステップ206へ
処理が戻る。そして、コピー倍率調整キー15(倍率調
整)、用紙サイズ選択キー66(記録紙の大きさおよび
向きの変更)、センタリングキー20(センタリング調
整)、コピー位置調整キー21、コピー角度調整キー2
2、そして、コピー動作実行キー14のいずれも入力操
作がされない限り、コピー画像確認機構は待機状態を継
続する。
【0084】コピー動作実行キー14が押されてステッ
プ217に進むと、MPU1は、コピー動作を実行す
る。コピー動作は、具体的には、次のようにして行われ
る。MPU1はまず、前記画像メモリ8よりイメージデ
ータである原稿画像を読み出す。次いで、MPU1は、
コピー倍率調整キー15による簡略原稿画像の倍率の変
更に基づいて、簡略原稿画像の拡大・縮小率を判定す
る。また、用紙サイズ選択キー66による記録紙画像の
大きさおよび向きの変更とに基づいて、記録紙の大きさ
および向きの選択を行う。また、センタリングキー21
およびコピー位置調整キー21による、簡略原稿画像の
記録紙画像に対する位置変更量に基づいて、簡略原稿画
像の印字位置を判定する。さらに、コピー角度調整キー
22による、簡略原稿画像の記録紙画像に対する角度変
更量に基づいて、原稿画像のデータを修正する。そし
て、以上の調整を受けたコピー画像を記録紙上に印刷す
る。
【0085】ステップ217の処理が終了すると、処理
がスタート201に戻り、前記コピー画像確認機構は、
再びコピー画像確認キー13の操作の待機状態となる。
【0086】なお、表示部7における簡略原稿画像の前
記各種調整(倍率、記録紙サイズ変更、位置移動、角度
変更)や、該調整に基づく原稿画像の出力は、汎用のス
キャナおよび該スキャナを作動させるためのアプリケー
ション等により、従来より実施可能である。画像形成装
置においては、原稿画像の出力は、原稿画像の記録紙上
への印字を意味している。本発明はこれらの調整機能
を、画像読取り部および画像記録部を備えた画像形成装
置に適用したものである。
【0087】第二実施例の構成により、コピーに際して
利用者が適正と考える拡大・縮小倍率、記録紙の大きさ
および向きの選択、印字位置、印字角度を、実際にコピ
ーを実行して確認する場合と比べて、迅速に見つけ出す
ことができる。
【0088】
【発明の効果】請求項1記載の如く、画像読取り部と、
画像メモリと、画像記録部と、操作部と、表示部と、制
御手段と、を備え、操作部には、コピー画像を確認する
制御動作を開始させるための確認開始入力手段と、コピ
ー倍率を変更するための倍率変更入力手段とが備えら
れ、制御手段は、確認開始入力手段の操作に基づいて、
原稿の読取りにより得た画像情報を画像メモリに格納
し、選択されている記録紙の画像に、コピー倍率に応じ
た大きさの画像情報を重ねてコピー画像を作成し、その
コピー画像を表示部に表示するように制御するので、原
稿のサイズが不定形であるなど、倍率調整をしてコピー
を行う必要がある場合に、実際に印刷動作を実行するこ
となく、原稿画像が記録紙上にどのように印刷されるか
を、利用者が確認できる。表示された画像をコピーを実
際に行う前に確認できるので、ミスコピーが発生するこ
とがない。
【0089】請求項2記載の如く、制御手段は、コピー
画像の表示中において、倍率変更手段によりコピー倍率
が変更されると、コピー画像の記録紙に対する画像情報
の表示サイズを、変更後のコピー倍率に対応した大きさ
に変更するように制御するので、コピーにおける倍率調
整が不適切な場合には、表示部上のコピーレイアウトを
確認しながら調整を加えることが可能である。そして、
利用者が適切と考える拡大・縮小倍率を、実際に試しコ
ピーなどを行う場合と比べて、迅速且つ正確に見つけ出
すことができる。
【0090】請求項3記載の如く、操作部には、記録紙
の大きさおよび向きを変更するための用紙サイズ変更入
力手段が備えられ、制御手段は、コピー画像の表示中に
おいて、用紙サイズ変更入力手段により大きさまたは向
きの少なくとも一方が変更指示されると、コピー画像の
画像情報に対する記録紙の表示を、変更指示された大き
さおよび向きに変更するように制御するので、コピー画
像の確認をしながら、コピー対象の定型記録紙の大きさ
だけでなく、向きも変更可能である。したがって、利用
者が記録紙の選択を誤って事前に選択指示した場合で
も、コピー画像の確認後に修正可能である。
【0091】請求項4記載の如く、操作部には、コピー
動作を実行させるコピー実行指示入力手段を設け、制御
手段は、コピー画像の表示中において、コピー実行指示
操作があると、画像メモリより原稿画像を読み出すと共
に、選択されている記録紙を記録紙収容部から取り出
し、表示部に表示されているコピー画像と同一のレイア
ウトで画像情報を記録紙上に印刷するように制御するの
で、コピー画像を確認後、コピー動作の指示が複合機
(画像形成装置)に行われると、再度読取り動作を行う
ことなく、直ちにコピー動作(印字)が実行される。し
たがって、コピー画像の確認を行っても、コピーに要す
る時間が増大することがない。
【0092】請求項5記載の如く、コピー画像における
画像情報は、画像メモリ内の画像情報から解像度を落と
した簡略画像情報であるので、コピー画像を表示する表
示部に、読取られた原稿画像を表示可能とするような高
性能が要求されず、画像形成装置のコストアップを抑制
できる。また、表示部でのコピー画像の表示速度を、原
稿画像そのものを表示する場合に比して、迅速なものと
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の画像形成装置(複合機100)の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】第一実施例のコピー画像確認の制御動作の手順
図である。
【図3】コピー画像が表示部7に表示された状態の一例
を示す図である。
【図4】倍率調整後のコピー画像が表示部7に表示され
た状態の一例を示す図である。
【図5】第二実施例の画像形成装置(複合機200)の
概略構成を示すブロック図である。
【図6】第二実施例の操作部16のキー配置を示す図で
ある。
【図7】第二実施例のコピー画像確認の制御動作の手順
図である。
【符号の説明】
1 MPU(制御手段) 4 画像読取り部 5 画像記録部 6 操作部 7 表示部 8 画像メモリ 13 コピー画像確認キー(確認開始入力手段) 14 コピー動作実行キー(コピー実行指示入力手段) 66 用紙サイズ選択キー(用紙サイズ変更入力手段) 67 コピー倍率調整キー(倍率変更入力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DC19 DC20 FA05 FA06 FD01 FD08 GB01 GB04 ZA07 5C072 AA05 BA05 BA09 BA16 BA20 LA02 LA14 RA01 RA06 RA10 UA11 UA13 XA01 5C076 AA14 AA17 AA21 AA22 AA24 CA02 CB01 CB02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取り部と、画像メモリと、画像記
    録部と、操作部と、表示部と、制御手段と、を備え、 操作部には、コピー画像を確認する制御動作を開始させ
    るための確認開始入力手段と、コピー倍率を変更するた
    めの倍率変更入力手段とが備えられ、 制御手段は、確認開始入力手段の操作に基づいて、原稿
    の読取りにより得た画像情報を画像メモリに格納し、選
    択されている記録紙の画像に、コピー倍率に応じた大き
    さの画像情報を重ねてコピー画像を作成し、そのコピー
    画像を表示部に表示するように制御する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、コピー画像の表示中におい
    て、倍率変更手段によりコピー倍率が変更されると、コ
    ピー画像の記録紙に対する画像情報の表示サイズを、変
    更後のコピー倍率に対応した大きさに変更するように制
    御する、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 操作部には、記録紙の大きさおよび向き
    を変更するための用紙サイズ変更入力手段が備えられ、 制御手段は、コピー画像の表示中において、用紙サイズ
    変更入力手段により大きさまたは向きの少なくとも一方
    が変更指示されると、コピー画像の画像情報に対する記
    録紙の表示を、変更指示された大きさおよび向きに変更
    するように制御する、 ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 操作部には、コピー動作を実行させるコ
    ピー実行指示入力手段を設け、 制御手段は、コピー画像の表示中において、コピー実行
    指示操作があると、画像メモリより原稿画像を読み出す
    と共に、選択されている記録紙を記録紙収容部から取り
    出し、表示部に表示されているコピー画像と同一のレイ
    アウトで画像情報を記録紙上に印刷するように制御す
    る、 ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 コピー画像における画像情報は、画像メ
    モリ内の画像情報から解像度を落とした簡略画像情報で
    ある、 ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像
    形成装置。
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