JP2013017109A - 閾値マトリクス作成装置及び閾値マトリクス作成方法 - Google Patents

閾値マトリクス作成装置及び閾値マトリクス作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】モアレの発生を低減可能なFMスクリーンによる閾値マトリクスを作成することができる閾値マトリクス作成装置及び閾値マトリクス作成方法を提供する。
【解決手段】閾値マトリクス作成装置4は、ハーフトーン処理が実施された画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像処理装置100における、主走査方向に対する画像の再現性と、副走査方向に対する画像の再現性との関係に基づいて、主走査方向に対応する方向と副走査方向に対応する方向とについてそれぞれ長さの比率を設定する。閾値マトリクス作成装置4は、設定された長さの比率である長軸と短軸をピーク値とする楕円形状の周波数領域を有する空間周波数特性を求める。閾値マトリクス作成装置4は、求められた空間周波数特性に従って、閾値マトリクスの画素毎の閾値を設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、閾値マトリクス作成装置及び閾値マトリクス作成方法に関する。
従来、画像形成時の中間調の表現方法として、FM(Frequency Modulation)スクリーンが用いられている。FMスクリーンを実現する手段として、閾値マトリクスを用いたディザ法によるスクリーン処理(ハーフトーン処理)が知られている。これは、多階調の画像データに対して閾値マトリクスをタイル状に並べ、画像データと閾値マトリクスとの比較結果を出力することにより画像データの量子化を行うものである。
また、用紙に画像を形成する従来の画像処理装置においては、その特性により、用紙の通紙方向に対して直交する方向である主走査方向と、主走査方向と直交する方向である副走査方向とで、画像の再現性が異なる場合がある。そして、上述のようなFMスクリーンを用いて画像データに対してスクリーン処理を行い、用紙に対してスクリーンの再現を行った場合には、主走査方向と副走査方向との再現性の相異により、網点の潰れや中抜けが顕著となる領域が生じる。
例えば、ポリゴンミラー等により感光ドラムに対してレーザー光を主走査方向に走査して静電潜像を形成し、この潜像に対してトナー材を付着させることにより現像を行う電子写真方式による画像処理装置では、主走査方向よりも副走査方向の方が網点の再現性が高い傾向にある。ここで、図12に、電子写真方式による或る画像処理装置による網点の再現例を示す。図12は、サイズが128×128画素であり、周波数領域が円形である空間周波数特性を有するFMスクリーンの閾値マトリクスにより、階調値50%にて網点を再現した例を示している。図12中、Aに示すように、主走査方向の成分(例えば、横方向の細線)が多いパターンでは、色材によって網点が潰れやすくなっている。一方、図12中、Bに示すように、副走査方向の成分(例えば、縦方向の細線)が多いパターンでは、色材による網点の潰れが生じにくく、その結果、中抜けしやすくなっている。
このような特性を有する画像処理装置では、画像データとして周期性を持たない特徴を有しているFMスクリーンの閾値マトリクスによるスクリーン処理を行ったとしても、例えば、図13に示すような網点が潰れている領域Pと中抜けしている領域Qとが生じたスクリーンパターンがタイル状に繰り返し並べられることにより、図14に示すように、網点の潰れ及び中抜けが繰り返し再現されてしまい、このように再現された画像は、結果として周期性を帯びた好ましくないパターンであるモアレとして認識されてしまう。
上述した問題に鑑み、従来の閾値マトリクスを作成する技術において、画像のざらつきを低減するために、周波数領域が楕円形状であって、長軸の角度が色毎にそれぞれ異なる空間周波数特性を有するFMスクリーンの閾値マトリクスを作成するようにしたものがある(例えば、特許文献1)。
特開2006−311532号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、2色以上の混色を考慮したものであって、主走査方向及び副走査方向の網点の再現性の相異が考慮されていないため、依然としてモアレが発生する場合がある。
本発明の課題は、モアレの発生を低減可能なFMスクリーンによる閾値マトリクスを作成することができる閾値マトリクス作成装置及び閾値マトリクス作成方法を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、多階調の画像データをディザ法によってハーフトーン処理を行うために使用される所定サイズの閾値マトリクスを作成する閾値マトリクス作成装置であって、
前記ハーフトーン処理が実施された画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像処理装置における、主走査方向に対する画像の再現性と、副走査方向に対する画像の再現性との関係に基づいて、前記主走査方向に対応する方向と前記副走査方向に対応する方向とについてそれぞれの長さの比率を設定し、該設定された長さの比率である長軸と短軸をピーク値とする楕円形状の周波数領域を有する空間周波数特性を求め、該求められた空間周波数特性に従って、前記閾値マトリクスの画素毎の閾値を設定することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の閾値マトリクス作成装置において、
前記主走査方向に対する画像の再現性と、副走査方向に対する画像の再現性との関係は、主走査方向と副走査方向とにそれぞれ延びた所定の画素幅である細線の画像データに基づいて前記画像処理装置によって前記用紙に形成された、主走査方向に延びた細線の画像と副走査方向に延びた細線の画像との線幅の比率である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の閾値マトリクス作成装置において、
前記閾値マトリクスの各辺の長さを10mm以下としたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の閾値マトリクス作成装置において、
前記画像処理装置が再現可能な2色以上の色毎に対応してそれぞれサイズの異なる閾値マトリクスを作成することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、多階調のカラー画像データをディザ法によって色毎にハーフトーン処理を行うために使用されるFMスクリーンパターンによる所定サイズの閾値マトリクスを作成する閾値マトリクス作成装置であって、
色毎に対応してそれぞれサイズの異なる閾値マトリクスを作成することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、多階調の画像データをディザ法によってハーフトーン処理を行うために使用される所定サイズの閾値マトリクスを作成する閾値マトリクス作成方法であって、
前記ハーフトーン処理が実施された画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像処理装置にて用紙に所定の再現性特定用画像を形成する再現性特定用画像生成工程と、
前記再現性特定用画像生成工程において形成された前記再現性特定用画像から、前記画像処理装置の主走査方向に対する画像の再現性と、副走査方向に対する画像の再現性との関係を特定する再現性特定工程と、
前記再現性特定工程において特定された、主走査方向に対する画像の再現性と、副走査方向に対する画像の再現性との関係に基づいて、前記主走査方向に対応する方向と前記副走査方向に対応する方向とについてそれぞれの長さの比率を設定し、該設定された長さの比率である長軸と短軸をピーク値とする楕円形状の周波数領域を有する空間周波数特性を求め、該求められた空間周波数特性に従って、前記閾値マトリクスの画素毎の閾値を設定する閾値マトリクス作成工程と、
を含むことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、多階調のカラー画像データをディザ法によって色毎にハーフトーン処理を行うために使用されるFMスクリーンパターンによる所定サイズの閾値マトリクスを作成する閾値マトリクス作成方法であって、
色毎に対応してそれぞれサイズの異なる閾値マトリクスを作成する閾値マトリクス作成工程を含むことを特徴とする。
本発明によれば、モアレの発生を低減可能なFMスクリーンによる閾値マトリクスを作成することができる。
画像処理装置の機能的構成を示す図である。 本実施の形態に係る閾値マトリクス作成装置を含む画像処理部の構成の一部を示す図である。 閾値マトリクスの作成要領について説明するフローチャートである。 画像処理装置によって再現された細線について説明する図である。 空間周波数特性について説明する図である。 閾値マトリクス作成処理について説明するフローチャートである。 本実施の形態によって作成された閾値マトリクスを用いて画像を再現した例を示す図である。 複数色の画像が重畳されて再現された例を模式的に示す図である。 モアレについて説明する図である。 閾値マトリクスのサイズの設定について説明する図である。 本実施の形態によって作成された閾値マトリクスによって複数色の画像を再現した例を模式的に示す図である。 従来の閾値マトリクスを用いて画像を再現した例を示す図である。 従来の閾値マトリクスについて説明する図である。 モアレについて説明する図である。
以下、本発明の実施の形態に係る画像処理装置について、図面を参照して説明する。ただし、発明の範囲は図示例に限定されない。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有するものについては、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図1は、画像処理装置100の機能的構成を示す。画像処理装置100は、複写機能、プリント機能等の複数の機能を備えた複合機(MFP:Multi Function Peripheral)である。
図1に示すように、画像処理装置100はコントローラー20に接続されている。コントローラー20は、PC(Personal Computer)等から画像形成の対象として送信されるPDL(Page Description Language)形式のデータをラスタライズ処理し、ビットマップ形式の画像データを生成する。生成された画像データは通信部19に送信され、画像処理装置100に入力される。画像処理装置100に入力された画像データは画像メモリー17に保存される。なお、コントローラー20は画像処理装置100に内蔵される構成であってもよい。
画像処理装置100は、例えば、画像処理部10、制御部11、読取部12、操作部13、表示部14、記憶部15、メモリー制御部16、画像メモリー17、画像形成部18及び通信部19を備えて構成されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等から構成されている。制御部11は、記憶部15に記憶されている各種処理プログラムとの協働によって各種演算を行い、画像処理装置100の各部を集中制御する。
読取部12は、光学系やCCD(Charge Coupled Device)を有するスキャナーを備え、原稿を光走査してアナログ画像信号を生成する。生成された画像信号は画像処理部10に出力される。
操作部13は、オペレーターの指示を入力するために用いられ、各種キーや表示部14と一体に構成されるタッチパネル等を備えて構成されている。操作部13は、入力操作に応じた操作信号を生成して制御部11に出力する。
表示部14は、制御部11の制御に従ってディスプレイ上に操作画面等を表示する。
記憶部15は、各種処理プログラムの他、処理に必要なパラメーターや設定データ等を記憶している。記憶部15としてはハードディスクを用いることができる。
メモリー制御部16は、画像メモリー17に対する画像データの入出力を制御する。例えば、メモリー制御部16は通信部19や画像処理部10から入力される画像データを画像メモリー17に保存する。また、メモリー制御部16は制御部11により画像の形成が指示された画像データを画像メモリー17から読み出して画像処理部10に出力する。
画像メモリー17は、画像データを記憶する。画像メモリー17としてはDRAM(Dynamic RAM)を用いることができる。
画像形成部18は、画像処理部10から入力される画像形成用の画像データに基づいて画像形成を行う。画像形成部18は、電子写真方式による画像形成を行い、例えば給紙部、露光部、現像部、転写部及び定着部等からなる。画像形成部18は、Y(イエロー)、M(マジェンタ)、C(シアン)、K(黒)の4色によるカラー画像を形成することができる。画像形成部18は、画像形成時には、画像データがPWM(Pulse Width Modulation)変換されて得られたPWM信号に従って、露光部が感光ドラム上にレーザー光を照射し静電潜像を形成する。これを現像部がトナーを用いて現像処理し、感光ドラム上にトナー像を形成すると、給紙部から給紙された用紙上に転写部がトナー像を転写させ、定着部がトナー像の定着処理を行う。
通信部19は、通信用のインターフェイスを備え、コントローラー20と通信を行う。通信部19は、コントローラー20から画像形成の対象の画像データを受信し、メモリー制御部16に出力する。
画像処理部10は、読取部12から入力されたアナログ画像信号に輝度補正等の各種補正処理や色変換処理を施す。また、画像処理部10はアナログ画像信号をデジタル変換し、YMCKのデジタルカラー画像データを生成してメモリー制御部16に出力する。画像データはメモリー制御部16によって画像メモリー17に保存される。
その後、制御部11により画像形成指示があると画像メモリー17に保存されている画像データが読み出されて画像処理部10に出力される。画像処理部10は当該画像データに画像形成に必要な画像処理、例えば画像の濃度を補正するγ補正処理や、多階調の画像の画素値を2値に変換するスクリーン処理を施し、画像形成用の画像データを生成する。
次に、図2を参照して、画像形成用の画像データの生成時に主に機能する画像処理部10の機能的構成について説明する。
画像処理部10は、図2に示すように、γ補正部1、スクリーン処理部2、メモリー3、閾値マトリクス作成装置4を含む。
γ補正部1は、入力された画像データにγ補正処理を施す。γ補正処理は入力画素値に対し補正後の出力画素値を定めたLUT(Look Up Table)を用いて、入力された画像データの各画素の画素値を補正後の画素値に変換する。γ補正処理は、YMCKの各色についてそれぞれ実施される。γ補正処理された画像データは、スクリーン処理部2に出力される。
スクリーン処理部2は、γ補正部1から入力された画像データに対し、メモリー3に記憶されているFMスクリーンの閾値マトリクスを用いて、ディザ法によるスクリーン処理を実行し、各画素値の2値化を行う。スクリーン処理において、スクリーン処理部2は画像を走査して閾値マトリクスを配置し、画像の各画素の画素値と閾値マトリクスに設定された閾値とを比較し、閾値以上か否かによって画素値を2値化する。スクリーン処理は、YMCKの各色についてそれぞれ実施される。
メモリー3は、閾値マトリクス作成装置4により作成された閾値マトリクスを記憶する。閾値マトリクスは、YMCKの各色に対応してそれぞれ用意されている。本実施の形態では、後述するように、YMCKの色毎に閾値マトリクスのサイズを異ならせている。
閾値マトリクス作成装置4は、基本ドットパターン作成部41及び閾値設定部42を備えて構成され、FMスクリーンの閾値マトリクスを作成し、メモリー3に出力する。閾値マトリクスの作成要領については後述する。なお、閾値マトリクス作成装置4は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアによって構成されてもよく、また、記憶部15に記憶された閾値マトリクス作成プログラムを制御部11が実行することにより閾値マトリクスを作成する等、ソフトウェア構成により実現するものであってもよい。
基本ドットパターン作成部41は、閾値マトリクスにおける閾値の設定を行うための基本となるドットパターン(基本ドットパターン)を作成する。
閾値設定部42は、基本ドットパターン作成部41によって作成された基本ドットパターンに基づいて、閾値マトリクスの各画素位置における閾値の設定を行う。
以上のように構成された画像処理装置100により、当該画像処理装置100において使用する閾値マトリクスを作成する要領について、図3を参照しながら説明する。
先ず、画像処理装置100によって、縦・横それぞれの細線を用紙に形成することにより、細線の再現を行う(ステップS10)。すなわち、画像処理装置100により、用紙の通紙方向とは垂直の方向である主走査方向に延びた細線と、主走査方向と直交する方向である副走査方向に延びた細線とを用紙に形成する。このように、用紙に形成されたこれらの細線の画像を再現性特定用画像ということがある。ここで、用紙上に再現された細線の例を図4に示す。図4(a)は、副走査方向に延びた細線の再現例であり、図4(b)は、主走査方向に延びた細線の再現例である。なお、図4は、1200dpiのドット密度にて2画素幅の細線を表す画像を用紙上に再現し、これを拡大して表したものである。
次に、上述のようにして用紙上に再現された各細線の線幅を測定する(ステップS20)。例えば、図4に示すように、副走査方向に延びた細線の線幅の実測値はcであり、主走査方向に延びた細線の線幅の実測値はdである。すなわち、各細線の線幅は、「d=kc」と表すことができる。換言すれば、主走査方向に延びた細線の線幅は、副走査方向に延びた細線の線幅のk倍であるということができる。ここで、上述のようにして実測した結果、主走査方向に延びた細線の線幅が、副走査方向に延びた細線の線幅よりも大きい場合は、「d=kc(k>1.0)」の関係となる。
次に、上述のようにして測定された各細線の線幅に基づいて、後述するように、楕円形状の周波数領域を有する空間周波数特性を求めるために、長軸及び短軸の各軸長を設定する(ステップS30)。
ここで、長軸及び短軸の各軸長を設定するための理論について説明する。
例えば、本実施の形態に係る画像処理装置100のように、レーザー光等の光源を感光ドラムに対して主走査方向にスキャンして画像形成を行う電子写真方式によれば、副走査方向に延びて描出される細線の線幅は、副走査方向と直交する主走査方向成分の再現として考えられる。そのため、主走査方向の再現性を利用して細線を描出することにより、細線をより細く再現することができることがわかる。すなわち、スキャンする方向(主走査方向)と平行な方向に細線を描出すると細線の線幅は太くなり、主走査方向に直交する方向に細線を描出すると細線の線幅は細くなる傾向となるということができる。
本実施の形態では、上述した特性を考慮し、楕円形状の周波数領域を有する空間周波数特性を求め、これに基づいて閾値マトリクスを作成する。理想的な空間周波数特性は、例えば、図5に示すように、任意の短軸長aである短軸が主走査方向uに平行に配され、長軸長bである長軸が副走査方向vに平行に配された楕円形状の周波数領域となるように求める。ここで、長軸長bは、上述のようにして求めた縦・横の各細線の線幅の比率によって定まる。すなわち、長軸長bは、短軸長aに対してk倍した長さとなる。このようにして求められた空間周波数特性によれば、主走査方向に対して副走査方向のドットの形成頻度が小さくなるような閾値マトリクスを作成することができる。なお、再現された主走査方向に延びた細線の線幅が、副走査方向に延びた細線の線幅よりも小さい場合は、短軸が副走査方向vに平行に配され、長軸が主走査方向uに平行に配された楕円形状の周波数領域となるような空間周波数特性が求められることとなる。
以上のようにして長軸長及び短軸長がそれぞれ設定されると、これに基づき、閾値マトリクス作成装置4による閾値マトリクスの作成を行う(ステップS40)。
次に、閾値マトリクス作成装置4により実行される閾値マトリクスの作成処理について、図6を参照しながら説明する。
先ず、基本ドットパターン作成部41は、閾値マトリクスのサイズを設定する(ステップS101)。このとき、基本ドットパターン作成部41は、YMCKの色毎に対応した閾値マトリクスのサイズを設定する。上述したように、閾値マトリクスのサイズは、色毎に異ならせている。例えば、K色の閾値マトリクスのサイズは、128×128画素であり、Y色の閾値マトリクスのサイズは、127×127画素であり、M色の閾値マトリクスのサイズは、125×125画素であり、C色の閾値マトリクスのサイズは、123×123画素である。ここで、各色の閾値マトリクスのサイズは、最小公倍数が大きいほど、スクリーン処理を施した各色の画像が重畳して形成された際に、スクリーンのパターンの周期性がより大きくなり、モアレとなって認識され難くなる。なお、閾値マトリクスの形状は、N×N画素の正方形に限らず、例えば、N×M画素の長方形であってもよい。また、各色の閾値マトリクスのうちの一部のみサイズを異ならせるようにしてもよい。
次に、基本ドットパターン作成部41は、初期ドットパターンを作成する(ステップS102)。初期ドットパターンは、作成する閾値マトリクスと同一サイズであって、同一形状を有している。初期ドットパターンに配置するドットは、例えば、ホワイトノイズ等の乱数を発生させ、乱数の発生した画素位置にドットを配置するように決定する。なお、初期ドットパターンの作成方法は上述したものに限定されず、公知の方法の何れによって作成されたものを使用することができる。また、初期ドットパターンは、中間調の任意の階調値にて作成することができるが、本実施の形態では、階調値が50%である初期ドットパターンを作成している。
基本ドットパターン作成部41は、上述のようにして作成した初期ドットパターンに基づいて周波数領域データを作成する(ステップS103)。具体的には、基本ドットパターン作成部41は、最初に、作成した初期ドットパターンに対してFFT(Fast Fourier Transform)をかける。次に、基本ドットパターン作成部41は、上述したようにして設定された長軸長及び短軸長から扁平率を求める。そして、基本ドットパターン作成部41は、所定のパターン周波数で、算出された扁平率及び楕円形の角度のBPF(Band Pass Filter)により、FFTした初期ドットパターンに対してフィルタリングする。ここで、楕円形の角度は、例えば、長軸が副走査方向と平行となる場合には、90度が設定される。以上の処理が行われた結果、楕円形状の周波数領域を示す周波数領域データが作成される。
基本ドットパターン作成部41は、上述のようにして作成された周波数領域データに対して逆FFTをかけ、空間領域データを作成する(ステップS104)。
基本ドットパターン作成部41は、作成された空間領域データに対し、中間調である所定の階調値との比較を行うことにより、所定の階調値である基本ドットパターンを作成する(ステップS105)。なお、作成する基本ドットパターンの階調値は中間調であれば任意であってよく、本実施の形態では、例えば、50%の階調値としている。
閾値設定部42は、上述のようにして作成された基本ドットパターンに基づいて、閾値マトリクスにおける画素位置毎の閾値の設定を行う(ステップS106)。
具体的には、閾値設定部42は、基本ドットパターンの階調値gに基づいて、変化させる階調値変化量δgに応じたドットの増減を施す。このとき、閾値設定部42は、階調値変化量δgによって階調値が大きくなる場合、元の基本ドットパターンにあるドット配置については変更しない。すなわち、閾値設定部42は、ドットを増やす場合、元の基本ドットパターンを維持し、かつ、追加のドットを付加する。また、閾値設定部42は、階調値変化量δgによって階調値が小さくなる場合、元の基本ドットパターンにあるドットが形成されない画素の配置については変更しない。すなわち、ドットを減らす場合、元の基本ドットパターンにおいてドットが形成されない画素についてはドットが形成されないままとし、ドットを削除してドットが形成されない画素を増やす。このようにして、閾値設定部42は、各々のドット率に対応したドットパターンを生成する。
また、閾値設定部42は、基本ドットパターンの階調値gに基づいて、変化させる階調値変化量δgに応じたドットの増減を施した階調値g+δgのドットパターンを生成した後、階調値g+δgのドットパターンに基づいてさらに階調値変化量δgに応じたドットの増減を施す場合には、その直前に生成された階調値g+δgのドットパターンを基本ドットパターンとして扱う。
例えば、閾値設定部42は、変化させる階調値δg=1%である場合、階調値g=50%のドットパターンに基づいて階調値g+δg=51%のドットパターンと、階調値g−δg=49%のドットパターンを生成する。このとき、閾値設定部42は、ドットが形成された、あるいは、ドットが削除された画素位置に対応する閾値マトリクスの閾値を変更後の階調値に対応する値に設定する。そして、閾値設定部42は、次の処理においては階調値51%のドットパターン及び階調値49%のドットパターンをそれぞれ基本ドットパターンとして、階調値52%及び階調値48%のドットパターンを生成するとともに、これに対応して閾値マトリクスの閾値の設定を行う。以後、同様の処理が繰り返されることにより、閾値マトリクスが生成される。
上述の要領にてYMCKの各色の閾値マトリクスが作成されると、これらはメモリー3に記憶される。
上述のようにして作成された閾値マトリクスを用いて画像を再現した例を図7に示す。図7は、本実施の形態によって作成された、128×128画素のサイズからなるK色の閾値マトリクスによる、階調値50%の網点再現例を示している。ここで、楕円形状の周波数領域を有する空間周波数特性とするために設定された長軸及び短軸の比率は、[1.0:0.9]としている。図7及び図12を比較すると、本実施の形態によって作成された閾値マトリクスによれば、従来の方法により作成された閾値マトリクスによって再現されたものよりも網点の潰れや中抜けが低減されていることがわかる。
また、本実施の形態では、YMCKの色毎に対応してそれぞれ異なるサイズである閾値マトリクスを使用してスクリーン処理を行うことにより、モアレを生じにくくしている。
ここで、モアレを低減する原理について説明する。なお、以下の説明においては、2色間のスクリーンによって画像を出力した例について説明するが、3色以上のスクリーンによって画像を出力した場合でも同様である。
図8に示すように、各色とも同一のサイズである閾値マトリクスM,Nによって色毎にスクリーン処理を行い、得られた各色の画像を重畳すると、例えば、トナー材等の色材が重なる領域Cと、色材が重ならない領域Dとが局所的に発生したカラー画像が形成されることがある。
そして、本実施の形態のように、網点の潰れや中抜けが改善された閾値マトリクスを使用し、各色についてスクリーン処理を行ったとしても、従来のように、各色とも閾値マトリクスのサイズが同一である場合には、図9に示すように、局所的に発生した色材が重なる領域C及び色材が重ならない領域Dが周期的に現れ、モアレとして認識される。
本実施の形態では、図10に示すように、色毎にサイズの異なる閾値マトリクスR,Sを使用し、これらによって色毎にスクリーン処理を行う。すなわち、閾値マトリクスR,Sを色毎にタイル状に並べてスクリーン処理を行った後、これらの画像を重畳すると、図11に示すように、色材が重なる領域C及び色材が重ならない領域Dがそれぞれ局所的に発生したとしても、これらの周期が大きくなり、モアレのような好ましくないパターンの発生を低減することができる。この効果は、各色の閾値マトリクスのサイズの最小公倍数が大きいほど高くなる。
以上のように閾値マトリクスのサイズを設定することにより、例えば、最も大きい閾値マトリクスをタイル状に並べたときに、その閾値マトリクスの配列周期が、目視で周期的なパターンとして認識されてしまうような周期であっても、モアレの発生を効果的に低減させることができる。
従来、FMスクリーンの閾値マトリクスのサイズは、その配列周期によりモアレが発生しないように、大きいものが採用されていた。例えば、600dpiで256×256画素のサイズの閾値マトリクスでは、1辺が10mmを超える大きさとなり、その配列周期によるモアレは生じにくい。しかしながら、このような閾値マトリクスを記憶しておくために必要なメモリーの容量は大きくなり、また、ハードウェアへの対応も困難なものとなり、コストのかかるものとなってしまう。
一方、例えば、1200dpiで128×128画素のサイズの閾値マトリクスを使用して画像を形成した場合には、閾値マトリクスの配列周期は約2.7mmとなり、人間の目によってモアレと認識されやすいパターンが生成される傾向となるが、本実施の形態のように、パターンの周期性が大きくなるように色毎の閾値マトリクスのサイズを設定することにより、モアレの発生を効果的に低減させることができるので、閾値マトリクスのサイズを1辺が10mm以下と小さくすることができ、その結果、閾値マトリクスを記憶するために必要なメモリーの容量を小さくしてコストの削減を図ることができるようになる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、閾値マトリクス作成装置4は、ハーフトーン処理が実施された画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像処理装置100における、主走査方向に対する画像の再現性と、副走査方向に対する画像の再現性との関係に基づいて、主走査方向に対応する方向と副走査方向に対応する方向とについてそれぞれ長さの比率を設定する。閾値マトリクス作成装置4は、設定された長さの比率である長軸と短軸をピーク値とする楕円形状の周波数領域を有する空間周波数特性を求める。閾値マトリクス作成装置4は、求められた空間周波数特性に従って、閾値マトリクスの画素毎の閾値を設定する。その結果、画像処理装置による網点の再現性の特性を考慮した閾値マトリクスを作成することができるので、スクリーン処理を行ったときに生じる潰れや中抜けが抑制され、単色であっても、2色以上の混色であっても、モアレが低減されたFMスクリーンパターンによる画像を出力することができるようになる。
また、本実施の形態によれば、主走査方向に対する画像の再現性と、副走査方向に対する画像の再現性との関係を、主走査方向と副走査方向とにそれぞれ延びた所定の画素幅である細線の画像データに基づいて画像処理装置100によって用紙に形成された、主走査方向に延びた細線の画像と副走査方向に延びた細線の画像との線幅の比率としたので、閾値マトリクスを定量的に設計することが可能となり、スクリーンの設計を容易ならしめることができるようになる。
また、本実施の形態によれば、閾値マトリクスの各辺の長さを10mm以下としたので、閾値マトリクスを保持するためのメモリー容量を小さくすることができ、コストの低減を図ることができるようになる。
また、本実施の形態によれば、閾値マトリクス作成装置4は、画像処理装置100が再現可能な2色以上の色毎に対応してそれぞれサイズの異なる閾値マトリクスを作成する。その結果、2色以上の画像を重畳して出力した際に生じる、色材が重なる領域と色材が重ならない領域とが周期的なパターンとして現れてモアレとして認識されるおそれが低減され、好ましい再現を実現することができる。
なお、本発明の実施の形態における記述は、本発明に係る画像処理装置の一例であり、これに限定されるものではない。画像処理装置を構成する各機能部の細部構成及び細部動作に関しても適宜変更可能である。
また、本実施の形態では、画像処理装置100に閾値マトリクス作成装置4を搭載し、閾値マトリクス作成装置4によって作成された閾値マトリクスをスクリーン処理部2に提供する例を示したが、コントローラー20において生成した画像データに上述した閾値マトリクスによるスクリーン処理を施し、画像処理装置100はコントローラー20から入力された画像データに基づいて画像形成するようにしてもよい。このような場合には、コントローラー20に閾値マトリクス作成装置4を搭載することにより実現することができる。
また、本実施の形態では、閾値マトリクス作成装置4を画像処理装置100に設けて閾値マトリクスを作成するようにしたが、PC等の情報処理装置に本実施の形態に係る閾値マトリクス作成装置を搭載してもよく、情報処理装置において閾値マトリクスを作成し、作成した閾値マトリクスのデータを画像処理装置に転送することが可能となる。
また、本発明に係る閾値マトリクス作成装置による閾値マトリクスの作成の処理をプログラム化し、PC等の情報処理装置にインストールすることとしてもよい。
また、本実施の形態では、主走査方向及び副走査方向にそれぞれ延びた細線の線幅によって、空間周波数特性を楕円形状とするために設定する長軸及び短軸の比率を設定するようにしたが、他の方法によって長軸及び短軸の比率を設定するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、YMCKの4色のカラー画像を形成する画像処理装置100に適用したが、単色あるいは2色以上の画像を形成する画像処理装置に適用することも可能である。
また、本実施の形態では、電子写真方式によって画像の形成を行う画像処理装置100に適用したが、例えば、インクジェット方式やオフセット方式等、他の方式により画像の形成を行う画像処理装置に適用することも可能である。
本実施の形態では、本発明に係るプログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としてハードディスクや半導体の不揮発性メモリー等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
100 画像処理装置
10 画像処理部
4 閾値マトリクス作成装置
41 基本ドットパターン作成部
42 閾値設定部

Claims (7)

  1. 多階調の画像データをディザ法によってハーフトーン処理を行うために使用される所定サイズの閾値マトリクスを作成する閾値マトリクス作成装置であって、
    前記ハーフトーン処理が実施された画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像処理装置における、主走査方向に対する画像の再現性と、副走査方向に対する画像の再現性との関係に基づいて、前記主走査方向に対応する方向と前記副走査方向に対応する方向とについてそれぞれの長さの比率を設定し、該設定された長さの比率である長軸と短軸をピーク値とする楕円形状の周波数領域を有する空間周波数特性を求め、該求められた空間周波数特性に従って、前記閾値マトリクスの画素毎の閾値を設定することを特徴とする閾値マトリクス作成装置。
  2. 前記主走査方向に対する画像の再現性と、副走査方向に対する画像の再現性との関係は、主走査方向と副走査方向とにそれぞれ延びた所定の画素幅である細線の画像データに基づいて前記画像処理装置によって前記用紙に形成された、主走査方向に延びた細線の画像と副走査方向に延びた細線の画像との線幅の比率である請求項1に記載の閾値マトリクス作成装置。
  3. 前記閾値マトリクスの各辺の長さを10mm以下としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の閾値マトリクス作成装置。
  4. 前記画像処理装置が再現可能な2色以上の色毎に対応してそれぞれサイズの異なる閾値マトリクスを作成することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の閾値マトリクス作成装置。
  5. 多階調のカラー画像データをディザ法によって色毎にハーフトーン処理を行うために使用されるFMスクリーンパターンによる所定サイズの閾値マトリクスを作成する閾値マトリクス作成装置であって、
    色毎に対応してそれぞれサイズの異なる閾値マトリクスを作成することを特徴とする閾値マトリクス作成装置。
  6. 多階調の画像データをディザ法によってハーフトーン処理を行うために使用される所定サイズの閾値マトリクスを作成する閾値マトリクス作成方法であって、
    前記ハーフトーン処理が実施された画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像処理装置にて用紙に所定の再現性特定用画像を形成する再現性特定用画像生成工程と、
    前記再現性特定用画像生成工程において形成された前記再現性特定用画像から、前記画像処理装置の主走査方向に対する画像の再現性と、副走査方向に対する画像の再現性との関係を特定する再現性特定工程と、
    前記再現性特定工程において特定された、主走査方向に対する画像の再現性と、副走査方向に対する画像の再現性との関係に基づいて、前記主走査方向に対応する方向と前記副走査方向に対応する方向とについてそれぞれの長さの比率を設定し、該設定された長さの比率である長軸と短軸をピーク値とする楕円形状の周波数領域を有する空間周波数特性を求め、該求められた空間周波数特性に従って、前記閾値マトリクスの画素毎の閾値を設定する閾値マトリクス作成工程と、
    を含むことを特徴とする閾値マトリクス作成方法。
  7. 多階調のカラー画像データをディザ法によって色毎にハーフトーン処理を行うために使用されるFMスクリーンパターンによる所定サイズの閾値マトリクスを作成する閾値マトリクス作成方法であって、
    色毎に対応してそれぞれサイズの異なる閾値マトリクスを作成する閾値マトリクス作成工程を含むことを特徴とする閾値マトリクス作成方法。
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