JP2013011886A - シートの消去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートの両面を効率よく消色することができるシートの消去装置を提供する。
【解決手段】加熱により消去される色剤で画像を形成したシートを搬送する搬送路142と、搬送路の上流側において、シートの一方の面側に設けた第1の加熱部211と、第1の加熱部に対向して設けた第1の回転ローラ301とを含み、第1の加熱部と第1の回転ローラとの間にシートを挟んで加熱しながら搬送する第1の消去部201と、第1の消去部の下流側において、シートの他方の面側に設けた第2の加熱部212と、第2の加熱部に対向して設けた第2の回転ローラ302とを含み、第2の加熱部と第2の回転ローラとの間にシートを挟んで加熱しながら搬送する第2の消去部202と、を具備する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、画像形成装置によって画像形成されたシートの画像を消去する消去装置に関する。
従来、近年、MFP(Multi Function Peripheral)などの画像形成装置が使用されており、シート(sheet)に画像を形成するようにしている。またシートに形成した画像を消してリユースできるようにするために、ロイコ染料を含有するインクなどの消色性の色剤を用いてシートに画像を印刷することが行われている。消色性の色剤は、高い温度を加えることにより消去される。したがって、シートをリユースする際は、消去装置を用いてシートを加熱し、シートに形成した画像を消去する(消去装置の一例として特許文献1〜3がある)。
上述したように、シートに形成した画像を消去することを、以下の説明では「消色」と呼ぶ。
消色装置は、シートの搬送路を挟んでプラテンローラと熱源を対向して配置し、プラテンローラと熱源との間にシートを搬送することによりシートを加熱し、消色性の色剤を消去する。
しかしながら、シートの両面を消色する場合は、表面と裏面を消色するため、シートの加熱において余分な動作電力を消費してしまう。またシートがプラテンローラの位置に到達するまでの間に、シートを十分に予備加熱することができず、消色が不十分であったり、必要以上に高い熱を加える必要があった。
さらに、消色装置には一度使用したシートを搬送するため、シートの先端部分が曲がっていたり折れている可能性が高い。したがって、シートの先端を安定した状態でニップ部にガイドすることが難しいという問題点があった。
特開平10−254315号公報 特開平8−244359号公報 特開平7−32624号公報
発明が解決しようとする課題は、シートの両面を効率よく消色することができるシートの消去装置を提供することにある。
実施形態に係るシートの消去装置は、加熱により消去される色剤で画像を形成したシートを搬送する搬送路と、前記搬送路の上流側において、前記シートの一方の面側に設けた第1の加熱部材と、前記第1の加熱部材に対向して設けた第1の回転ローラとを含み、前記第1の回転ローラの回転により前記第1の加熱部材と前記第1の回転ローラとの間に前記シートを挟んで加熱しながら搬送する第1の消去部と、前記第1の消去部の下流側において、前記シートの他方の面側に設けた第2の加熱部材と、前記第2の加熱部材に対向して設けた第2の回転ローラとを含み、前記第2の回転ローラの回転により前記第2の加熱部材と前記第2の回転ローラとの間に前記シートを挟んで加熱しながら搬送する第2の消去部と、を具備する。
一実施形態に係るシートの消色装置の内部の構成図。 一実施形態における第1、第2の消色部の構成を示す側面図。 一実施形態における第1、第2の消色部の変形例を示す側面図。 一実施形態における加熱部を底面から見た斜視図。 一実施形態における加熱部の正面図。 一実施形態における加熱プレートと、押さえ部材を示す斜視図。 一実施形態における加熱プレートとヒータを示す斜視図。 第2の実施形態における第1、第2の消色部の構成を示す側面図。 第2の実施形態における第1の消色部の加熱部を拡大して示す側面図。 第3の実施形態における第1、第2の消色部の構成を示す側面図。 第4の実施形態における第1、第2の消色部の構成を示す側面図。 第5の実施の形態における第1、第2の加熱部を示す側面図。 図12の上ユニットをオープンした状態を示す側面図。 一実施形態に係る消色装置の制御系を示すブロック図。 一実施形態における熱源の温度制御動作を示すフローチャート。
以下、発明を実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付す。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る消色装置(消去装置)の内部の構成図である。消色装置10は、操作ボタン及び表示部を含む操作パネル11、給紙部12、読み取り部であるスキャナ13及び消色部(消去部)20を備える。さらに消色装置10は、第1の搬送路141、第2の搬送路142、第3の搬送路143、第4の搬送路144、第5の搬送路145、第1の排紙トレイ15、第2の排紙トレイ(リジェクトボックス)16を備える。
各搬送路141〜145は、シートを搬送するため複数の搬送ローラ17を有し、複数の搬送ローラ17を駆動する複数のモータ18を備えている。また各搬送路141〜145に正確にシートを搬送するため、複数のゲート19を設けている。
第1の搬送路141は、給紙部12からシートSをスキャナ13に搬送する。第2の搬送路142は、矢印Aで示す方向に、シートをスキャナ13から消色部20に搬送する。第3の搬送路143は、シートを消色部20から再度スキャナ13に搬送する。第4の搬送路144は、シートをスキャナ13から第1の排紙トレイ15に搬送する。第5の搬送路145は、シートをスキャナ13からリジェクトボックス16に搬送する。
第1の排紙トレイ15は、例えば画像を消色処理した後に再利用が可能なシートを回収する。リジェクトボックス16は、再利用が不可能であり、通常廃棄してリサイクルするシートを回収する。図1の消色装置10は、概ね以下の(1)〜(5)の動作を行う。
(1)第1の搬送路141により、給紙部12から供給されるシートSをスキャナ13で読みとる。スキャナ13は、第1のスキャナ131と第2のスキャナ132を含み、シートの両面を読み取る。スキャナ13は、例えばシートの画像を消色する前に画像データを読み取る。またシートのプリント状況を読み取る。
(2)スキャナ13で読み取った画像データの保存等を行う。またスキャナ13で読み取ったプリント状況から、シートに破れやシワがある場合は、第5の搬送路145にシートを導き、リジェクトボックス16に搬送する。破れやシワのないシートは、第2の搬送路142により消色部20に搬送する。
(3)消色部20に搬送されたシートは、消色部20を通過する際に加熱され、シートに形成された画像を熱によって消色する。消色部20は、例えば180〜200℃の比較的高い温度でシートを加熱加圧して、消色性の色剤で形成されたシートの画像を消色する。消色部20の具体的な構成については、後述する。
(4)消色部20を通過したシートは第3の搬送路143により、再度スキャナ13に搬送する。スキャナ13は、画像領域に消色性の色剤で形成された画像が確実に消色されたかを確認するため、再度プリント状況を読み取る。
(5)リユースのシートを、第4の搬送路144により第1の排紙トレイ15に搬送する。またスキャナ13で読み取ったプリント状況から、画像領域に非消色性色剤で形成した画像、或いは手書きした画像が残っている場合、更には破れやシワを生じたシートは、第5の搬送路145によりリジェクトボックス16に搬送する。
次に消色部20の具体的な構成について説明する。図2は、消色部20の一実施の形態を示す側面図である。また図3は、消色部20の変形例を示す側面図である。先ず、図2の消色部20について説明する。
図2において、消色部20は、第1の消色部201と第2の消色部202を有する。第1の消色部201は、加熱部211とプラテンローラ301を含み、第2の消色部202は、加熱部212とプラテンローラ302を含む。また第1の消色部201と第2の消色部202は、構成は同じであるが上下が反転している。プラテンローラ301及びプラテンローラ302は、それぞれ回転軸303,304を中心に回転する回転ローラであり、シートSの幅方向に延びる円筒状をなす。
以下、第1の消色部201の加熱部211について説明する。シートSは矢印A方向から第2の搬送路142上に搬送される。矢印Aの方向は、図1の矢印Aの方向に相当する。加熱部21は、断面がU字状を成しシートSに接する平坦面を有する加熱プレート22と、押さえ部材23を有し、加熱プレート22と押さえ部材23の間に平面状のヒータ24(図7参照)を有している。加熱プレート22、押さえ部材23及びヒータ24は、加熱部材を構成する。
ヒータ24は、例えば、絶縁材料であるポリイミド(PI)の間に挟まれた金属箔(SUS304)で構成された面状ヒータである。ヒータ24は、薄く柔軟性に優れた構造上の特性を有し、かつ薄肉材料からなり、加熱時の温度の立ち上り速度が極めて速い。加熱プレート22は、熱伝導に優れた材質であり、例えばアルミニウム合金(A5052P−H34)を使用している。
押さえ部材23は、カバー25で覆われる。カバー25内には、加圧用のスプリング26を設けている。カバー25の上部には支持部材27を配置している。支持部材27は、ヒータ24をシートの搬送路と平行になるように支持するものであり、スプリング26を介してヒータ24を含む加熱部材を搬送路142の方向に押し付ける。スプリング26は、軸28の周囲に取り付けられ、軸28はカバー25と支持部材27を貫通し、ボルト・ナット29によって軸28を支持部材27に固定する。尚、支持部材27は、消色装置10内に固定される。
またカバー25のシート搬入側の側面には、ガイドプレート31を取り付け、カバー25のシート搬出側の側面には、ガイドプレート32を取り付けている。ガイドプレート31はガイドプレート33とともにシートSの搬入をガイドする。ガイドプレート33は、ガイドプレート31と対向して消色装置10内に固定される。またガイドプレート32はガイドプレート34とともにシートSの搬出をガイドする。ガイドプレート34は、ガイドプレート32と対向して消色装置10内に固定される。またガイドプレート32,34は、第2の消色部202にシートを搬入する際のガイドとなる。プラテンローラ301,302は、例えば表面にPFAチューブが巻かれたローラを使用する。
尚、第2の消色部202の加熱部212については、加熱部211と同一の符号を付して具体的な構成の説明は省略する。また以下の説明では、加熱部211の加熱プレート22については、加熱プレート221とし、加熱部212の加熱プレート22については、加熱プレート222として説明する。
図4は、図2の第1の消色部201の加熱部211を底面から見た斜視図であり、図5は加熱部211の正面図である。図4、図5で示すように、加熱プレート221は、矢印A方向から搬送されるシートの一方の面に接する。また加熱プレート221等は支持部材27に支持される。尚、カバー25や支持部材27の構成を分かりやすくするために、ガイドプレート31,32は用紙Sに接する面のみを示している。
支持部材27は、複数の脚271を有し、脚271をカバー25にネジ35によって固定する。図5ではネジ35を省略し、ネジ35を取付けるネジ穴351を示す。ネジ35は、ガイドプレート31,32をカバー25に取り付けるためにも使用される。またカバー25内には、ヒータ24の異常過熱を防止するため、サーモスタット等の安全素子36を取り付けている。安全素子36はネジ37によってカバー25に取り付けられる。
図6は、加熱部材を構成する加熱プレート221と、押さえ部材23を示す斜視図であり、図7は、加熱プレート221とヒータ24を示す斜視図である。図7に示すように、加熱プレート221は断面がU字状であり、底面上にヒータ24を取付けている。ヒータ24は、絶縁材料であるポリイミドの間に挟まれた金属箔で構成された面状ヒータであり、ケーブル241,242を介して電源が供給される。また図6で示すように、ヒータ24の上部は押さえ部材23によって押さえられ、加熱プレート221と押さえ部材23の間に平面状のヒータ24が挟まれる。
また押さえ部材23には、サーミスタ381,382が取り付けられる。サーミスタ381,382の先端は、ヒータ24の温度を検出するように取り付けられる。2つのサーミスタ381,382を設けているのは、シートのサイズに対応してシートのセンターとサイドの位置の温度を検出するためである。
図2に戻って、プラテンローラ301,302は、加熱プレート221,222の長手方向に接する円筒状の回転ローラであり、回転軸303,304を中心に回転する。回転軸303,304を加熱プレート221,222の方向に付勢することで、シートSは、加熱プレート221とプラテンローラ301に挟まれ、また加熱プレート222とプラテンローラ302に挟まれ、加熱されながら搬送される。
第1の消色部201において、プラテンローラ301を加熱プレート221の方向に付勢する圧力(ピンチ圧)をF1で示し、第2の消色部202において、プラテンローラ302を加熱プレート222の方向に付勢する圧力(ピンチ圧)をF2で示している。ピンチ圧F1とピンチ圧F2の比は、例えば3:2である。
ピンチ圧F1を与えるため、例えば、回転軸303をバネによって加熱プレート221側に引っ張るようにする。またピンチ圧F2を与えるため、例えば、回転軸304をバネによって加熱プレート222側に引っ張るようにする。
図2を参照して、加熱部211,212とプラテンローラ301,302によるシートSの消色処理について説明する。シートSは、第2の搬送路142を介してガイドプレート31と33にガイドされて消色装置20に搬入される。また第1の消色部201のプラテンローラ301が反時計回りに回転し、第2の消色部202のプラテンローラ302が時計回りに回転することで、シートSは予め設定した速度で搬送される。
搬送路の上流側にある第1の消色部201では、ピンチ圧F1によってプラテンローラ301を加熱プレート221に対して加圧して接触させる。プラテンローラ301と加熱プレート221の接触点(一点鎖線X01)はシートSに熱を伝えるニップ領域を形成し、ニップ領域X01をシートが通過することにより、シート面が加熱され、シートSの一方の面(図2では上面)に形成された画像が消色される。
シートSに消色可能な色剤を用いて画像が形成されている場合、色剤は既定の温度に達することで消色される。加熱プレート221は面状のヒータ24により均一に加熱され、消色可能な温度に維持される。加熱プレート221の温度は、サーミスタ381,382によって検出され、温度検出結果を元に適正な温度に維持される。
第1の消色部201から排出されたシートSは、ガイドプレート32と34にガイドされて第2の消色部202に搬入される。搬送路の下流側にある第2の消色部202では、プラテンローラ302と加熱部212の上下関係が第1の消色部201とは反転しており、ピンチ圧F2によってプラテンローラ302を加熱プレート222に対して加圧して接触させる。
プラテンローラ302と加熱プレート222の接触点(一点鎖線X02)はシートSに熱を伝えるニップ領域を形成する。ニップ領域X02をシートが通過することにより、シート面が加熱され、シートSの他方の面(図2では下面)に形成された画像が消色される。両面が消色されたシートSは、ガイドプレート34に沿って排出され、第3の搬送路143(図1)に送られる。
第1の消色部201と第2の消色部202は、構成は同じであるが上下が反転して配置しているため、シートSは、第1の消色部201によって一方の面が消色され、第2の消色部202によって他方の面が消色される。したがって、シートSの両面を効率よく消色することができる。
また第1の消色部201及び第2の消色部202にてシートSを消色する際は、搬送路の上流側の第1の消色部201によって効率よく加熱してシートの温度を上昇させる必要がある。したがって、第1の消色部201のプラテンローラ301のピンチ圧F1を高くする。ピンチ圧F1を高くすることでシートSを効率的に加熱することができる。一方、シートSが下流側の第2の消色部202に達するときには、第1の消色部201を通過したことで裏面の温度も上昇させることができる。したがって、表面を消色する加熱量に対して裏面を消色する加熱量を低くすることができ、消費電力を低減することができる。
またプラテンローラ302のピンチ圧F2をピンチ圧F1よりも小さくすることができる。プラテンローラ302のピンチ圧F2をプラテンローラ301のピンチ圧F1に比べて小さくすることで、メカニカルな負荷を小さくできるので動作電力を少なくすることができる。
図3は、第1、第2の消色部201,202の変形例を示す側面図である。図3では、第1の消色部201の加熱部として、加熱ローラ213を使用し、第2の消色部202の加熱部として、加熱ローラ214を使用したものである。加熱ローラ213、214は円筒状であり、内部にそれぞれハロゲンランプなどの熱源241、242を備えている。加熱ローラ213は、プラテンローラ301と接触し、加熱ローラ214は、プラテンローラ302と接触して、それぞれシートSを搬送する方向に回転する。
図3の構成においても、シートSの片方の面(表面)は、第1の消色部201によって消色され、シートSの他方の面(裏面)は、第2の消色部202によって消色される。またプラテンローラ302のピンチ圧F2をプラテンローラ301のピンチ圧F1よりも小さくすることができる。また表面を消色するための加熱量に対して裏面を消色するための加熱量を低くすることができる。
(第2の実施形態)
次に消色装置10の第2の実施の形態について、図8、図9を参照して説明する。図8では、便宜上、主要な構成のみに符号を付している。また図9には、第1の消色部201の加熱部211を拡大して示している。
図8では、第1の消色部201の加熱プレート221とプラテンローラ301が接触するニップ領域X1が、加熱プレート221のシート送り方向の中心部(一点鎖線X2)よりも下流側にシフトした位置にある。また第2の消色部202の加熱プレート222とプラテンローラ302が接触するニップ領域X3が、加熱プレート222のシート送り方向の中心部(一点鎖線X4)よりも下流側にシフトした位置にある。
加熱プレート221,222の中心部から下流側にニップ領域をシフトすることにより、加熱プレート221,222の搬入側の端部からニップ領域までの距離を長くすることができる。したがって、シートSはニップ領域まで移動する間に、加熱プレート221,222によってシート面を予熱することができる。
また平面状の加熱プレート221,222の面を摺りながらシートが移動し、ニップ領域に案内されるため、シートの先端のバタツキが抑制され整った状態でニップ領域へ案内することができる。
消色装置10は、ユーザが何度か使用したシートを加熱して記録面の画像を消色する。したがって、バージンシートとは異なり一度使用したシートを搬送するため、シートを安定した状態でニップ領域へガイドすることは極めて重要である。
ニップ領域X1、X3を加熱プレート221,222の中心部(X2,X4)よりもシートSの搬送路の下流側にシフトした位置に配置することにより、シートSはニップ領域に到達する前に予備加熱され、シートSと加熱プレート221,222との密着性が高められる。したがって、ニップ領域でのシート表面の加熱を容易にし、ヒータ24から発せられる熱を効率的にシートSに移動するこができる。
また図9の点線で示すように、加熱プレート221の中心部(X2)にプラテンローラ301を位置させた場合、ニップ領域が搬送路の上流側にシフトする。ニップ領域が上流側にシフトすると、シートSの加熱により溶融した残留色剤がシート面と加熱プレート221との間で擦られながら搬送され、加熱プレート221の下流側端部(図9の円Pで示す)に色剤のカスが溜まる可能性がある。したがって、ニップ領域X1を極力、加熱プレート221の下流側の端部に近づけることにより、色剤のカスの溜まりを低減することができる。
また第1の消色部201及び第2の消色部202にてシートSを消色する際は、搬送路の上流側の第1の消色部201によって効率よく加熱してシートの温度を上昇させる必要がある。したがって、第1の消色部201のプラテンローラ301のピンチ圧F1を高くする。ピンチ圧F1を高くすることでシートSを効率的に加熱することができる。一方、シートSが下流側の第2の消色部202に達するときには、第1の消色部201を通過したことで裏面の温度も上昇させることができる。したがって、裏面を消色するための加熱量を低くすることができ、かつプラテンローラ302のピンチ圧F2をピンチ圧F1よりも小さくすることができる。
プラテンローラ302のピンチ圧F2をプラテンローラ301のピンチ圧F1に比べて小さくすることで、メカニカルな負荷を小さくできるので動作電力を少なくすることができる。
(第3の実施形態)
次に消色装置10の第3の実施の形態について、図10を参照して説明する。図10では、便宜上、主要な構成のみに符号を付している。
図10は、第3の実施形態における第1の消色部201と第2の消色部202の構成を示す側面図である。図10では、第1の消色部201の加熱プレート221とプラテンローラ301のニップ領域X1が、加熱プレート221の中心部(一点鎖線X2)よりもシートSの搬送路の下流側にシフトした位置にある。また第2の消色部202の加熱プレート222とプラテンローラ302のニップ領域が、加熱プレート222の中心部(一点鎖線X4)よりもシートSの搬送路の上流側にシフトした位置(一点鎖線X5)にある。
即ち、搬送路の上流の第1の消色部201を通過したシートは、当然のことながら温度が上昇する。そのままプラテンローラ301によって搬送されたシートSは、下流の第2の消色部202に到達する際には、第1の消色部201を通過したあと温度は低下しているものの、まだ熱を持っている。一方、第2の消色部202では、プラテンローラ302と加熱パネル222のニップ領域(X5)を加熱プレート222の中心部(X4)よりも上流側に配置しているため、第1の消色部201で加熱されたシートSの熱が冷める前に直ぐに第2の消色部202によってシートSを加熱することができ、シートSの画像を消色することができる。
したがって、第2の消色部202によって裏面を消色するための熱量は、第1の消色部201に比べて少なくて済み、熱源(ヒータ24)の消費電力を低減することができる。また、ニップ領域X5を通過したあとも加熱プレート222によりシートSに熱が残るため、シートSの急激な温度変化を避けることができ、シートがカールするのを軽減することができる。
(第4の実施形態)
消色装置10の第4の実施の形態について、図11を参照して説明する。図11では、便宜上、主要な構成のみに符号を付している。
図11は、第4の実施形態における第1の消色部201と第2の消色部202の構成を示す側面図である。図11では、第1の消色部201の加熱プレート221とプラテンローラ301のニップ領域X1が、加熱プレート221の中心部(一点鎖線X2)よりもシートSの搬送路の下流側にシフトした位置にある。また第2の消色部202の加熱プレート222とプラテンローラ302のニップ領域が、加熱プレート222の中心部(一点鎖線X4)の位置にある。
即ち、搬送路の上流の第1の消色部201を通過したシートは、温度が上昇し、そのままプラテンローラ301によって搬送される。シートSは、下流の第2の消色部202に到達する際には、多少、温度は低下しているものの、まだ熱を持っており、予備加熱された状態で第2の消色部202に搬送される。
一方、第2の消色部202では、プラテンローラ302を加熱プレート222の熱が最も強い中心部に配置している。したがって、第2の消色部202では熱源(ヒータ24)の消費電力を削減しても消色に必要な温度でシートSを加熱し、効率良く消色することができる。
(第5の実施形態)
図12及び図13は、第5の実施の形態を示す側面図である。第5の実施形態では、図12に示すように、第1の消色部と第2の消色部を収容する開閉可能なケース40を備える。ケース40は、上ユニット41と下ユニット42を有し、上ユニット41に第1の加熱部211とプラテンローラ302を取り付け、ケース40の下ユニット42に第2の加熱部212とプラテンローラ301を取り付けている。
上ユニット41は、回転軸43を中心にして回動することができ、例えばシートSの搬入側にある固定部材44に回転軸43を固定している。固定部材44の底面45は、ガイドプレート33とともに、シートSの搬入口側のガイドとなる。
上ユニット41の開放端は下ユニット42の上部にロック機構46を介して結合している。上ユニット41と下ユニット42が結合しているときは、プラテンローラ301と加熱部211の加熱プレート221が接触し、プラテンローラ302と加熱部212の加熱プレート222が接触する。シートSは、加熱プレート221とプラテンローラ301に挟まれ、また加熱プレート222とプラテンローラ302に挟まれ、加熱されながら搬送される。
また、上ユニット41の開放端には開閉用のレバー47を設け、レバー47を矢印C方向に引いて持ち上げることによってロック機構46のロックが外れ、上ユニット41をオープンすることができる。
図13は、上ユニット41がオープンした状態を示している。上ユニット41のオープンにより、第1の加熱部211とプラテンローラ302が持ち上がる。また、加熱部211はプラテンローラ301から離れるため、スプリング26によって、第1の加熱部211の加熱プレート221、押さえ部材23、ヒータ24からなる加熱部材が矢印D方向に突出する。
同様に加熱部212はプラテンローラ302から離れるため、スプリング26によって、第2の加熱部212の加熱プレート222と、押さえ部材23、ヒータ24からなる加熱部材が矢印E方向に突出する。したがって、加熱面である加熱プレート221,222のクリーニングやメンテナンスの作業がしやすくなる。
加熱部材の矢印D方向及び矢印E方向の突出量は、図5に示すネジ穴351を長穴とすることで、長穴の長さの範囲内に規制することができる。
図14は、実施形態に係る消色装置10の制御系を示すブロック図である。消色装置10は、制御部100を備える。制御部100は、例えばCPUであるプロセッサ101、ランダムアクセスメモリ(RAM)102、リードオンリーメモリ(ROM)103などを含む。
プロセッサ101は、ROM103記憶されている制御プログラムを実行する。RAM102は、ワーキングメモリとして機能するメインメモリである。ROM103は、消色装置10の動作を司る制御プログラムおよび制御データなどを記憶する。
また制御部100は、操作パネル11からの指示をもとに、給紙部12、スキャナ13、排紙部15,16、モータ18、ゲート19を制御する。操作パネル11は、例えば消色開始ボタンを備え、消色の指示を行う。給紙部12は、画像が形成されたシートを消色装置10に一枚ずつ供給する。スキャナ13は、供給されたシートの画像を読取り保存する。またシートのプリント状態を読み取る。またスキャナ13は、消色部20を通過したシートが消色されたか否かを判断する。
また制御部100は、モータ18を制御して、第1〜第5の搬送路141〜145の搬送ローラ17を駆動し、シートの搬送を制御する。さらにゲート19を制御して、選択した搬送路にシートを搬送する。そして、排紙部15に消色されたシートを排出し、排紙部16に消色されなかったシートや破れやシワを生じたシートを排出するように制御する。
さらに制御部100は、第1の熱源51、第2の熱源52のオン・オフを制御する。また第1の温度検出部53、第2の温度検出部54からの温度検出結果に応答して第1の熱源51、第2の熱源52の温度を制御する。また制御部100は、プラテンローラ301,302を回転駆動する搬送モータ55を制御する。
第1の熱源51は、第1の消色部201のヒータ24(又は加熱ローラ213の熱源241)に対応し、第2の熱源52は、第2の消色部202のヒータ24(又は加熱ローラ214の熱源242)に対応する。また第1の温度検出部は第1の消色部201のサーミスタ381,382に対応し、第2の温度検出部は第2の消色部202のサーミスタ381,382に対応する。また制御部100は、第1の消色部201と第2の消色部202の安全素子36のいずれか一方がヒータ24の異常過熱を検出したときに、ヒータ24への通電を停止し、安全を図る。
図15は、制御部100による熱源51,52の温度制御動作を示すフローチャートである。図15において、動作A1は、開始を示し、動作A2、A3ではそれぞれ第1の熱源51と第2の熱源52をオンにする(ヒータ24に通電する)。
動作A4では、第1の熱源51の温度が予め設定した温度T1に達したか否かを判断する。温度T1に達していないときは、動作A5において第1の熱源51のオンを維持する。また動作A4の判断で第1の熱源51が温度T1を越えたときは動作A6に移行して第1の熱源51をオフする。
尚、動作A4において、第1の熱源51の温度が温度T1の達したか否かは、第1の加熱部221のサーミスタ381,382の温度検出結果を用いて判断し、いずれか一方のサーミスタが温度T1に達したときに第1の熱源をオフする。
動作A7では、第2の熱源52の温度が予め設定した温度T2に達したか否かを判断する。温度T2に達していないときは、動作A8において第2の熱源52のオンを維持する。また動作A7の判断で第2の熱源52が温度T2を越えたときは動作A9に移行して第2の熱源52をオフする。
尚、動作A7において、第2の熱源52の温度が温度T2の達したか否かは、第2の加熱部222のサーミスタ381,382の温度検出結果を用いて判断し、いずれか一方のサーミスタが温度T2に達したときに第2の熱源52をオフする。そして、第1の熱源51と第2の熱源52の温度が予め設定した温度T1,T2になったときにシートSが消色部20に搬送されることになる。
動作A10では、シートSが消色部20を通過したか否かを判断し、通過していない場合は動作A4に戻って、A5〜A10の動作を繰り返し、通過したと判断したときは動作A11に移行する。消色するシートが複数枚ある場合は、動作A10ですべてのシートが通過したことを判断して動作A11に移行する。動作A11では第1の熱源51をオフにし、動作A12では第2の熱源52をオフにして動作A13で終了する。
動作A4、動作A7では、第1、第2の温度検出部53,54での温度検出結果をもとに熱源51,52の温度をそれぞれ制御する。また動作A4、動作A7での設定温度T1,T2は、T1>T2である。即ち、第1の消色部201加熱されたシートは、第2の消色部202に搬入される段階で予備加熱それているため、設定温度T2をT1よりも低くすることができる。
以上述べた実施形態によれば、第1の消色部201の加熱部211とプラテンローラ301の配置と、第2の消色部202の加熱部212とプラテンローラ302の配置を搬送路142に対して反転しているため、シートSの両面を的確に消色することができる。
また第1の消色部201の加熱プレート221とプラテンローラ301が接触するニップ領域X1を加熱面の中心部より下流側の位置にシフトしているため、シートSを予熱してニップ領域X1に導くことができ、ニップ領域におけるシートSの昇温を容易にする。またシートSの先端部のバタツキを抑え安定した状態でニップ領域にシートSの先端を案内することができる。またシートが急激に冷却されないため、シートのカール発生を抑制することができる。
一方、搬送路の下流側の第2の消色部202では、第1の消色部201によって既にシートSが加熱されることにより、加熱プレート222による加熱温度を低く設定することができ、省電力化することができる。さらに、第1の消色部201におけるプラテンローラ301のピンチ圧F1に対して、第2の消色部202におけるプラテンローラ302のピンチ圧F2を小さくすることができ、メカニカルの負荷を小さくすることができる。
尚、本発明のいくつかの実施形態を述べたが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…消色装置(消去装置)
141〜145…搬送路
15,16…排紙トレイ
20…消色部(消去部)
201,202…第1、第2の消色部
211,212…加熱部
213,214…加熱ローラ
22,221,222…加熱プレート
23…押さえ部材
24…ヒータ
25…カバー
26…スプリング
27…支持部材
301,302…プラテンローラ
31,32,33,34…ガイドプレート
381,382…サーミスタ
40…ケース
41…上ユニット
42…上ユニット
100…制御部

Claims (8)

  1. 加熱により消去される色剤で画像を形成したシートを搬送する搬送路と、
    前記搬送路の上流側において、前記シートの一方の面側に設けた第1の加熱部材と、前記第1の加熱部材に対向して設けた第1の回転ローラとを含み、前記第1の回転ローラの回転により前記第1の加熱部材と前記第1の回転ローラとの間に前記シートを挟んで加熱しながら搬送する第1の消去部と、
    前記第1の消去部の下流側において、前記シートの他方の面側に設けた第2の加熱部材と、前記第2の加熱部材に対向して設けた第2の回転ローラとを含み、前記第2の回転ローラの回転により前記第2の加熱部材と前記第2の回転ローラとの間に前記シートを挟んで加熱しながら搬送する第2の消去部と、
    を具備するシートの消去装置。
  2. 前記第1の消去部は、前記第1の回転ローラを前記第1の加熱部材に対して第1の圧力で接触させ、
    前記第2の消去部は、前記第2の回転ローラを前記第2の加熱部材に対して、前記第1の圧力よりも低い第2の圧力で接触させる請求項1記載のシートの消去装置。
  3. 前記第2の消去部によって前記シートを加熱する温度を、前記第1の消去部によって前記シートを加熱する温度よりも低く設定する請求項1または請求項2に記載のシートの消去装置。
  4. 前記第1、第2の加熱部材は、前記シートに接する平坦面を有する加熱プレートと、前記加熱プレートの前記シートと接触する面と反対側の面に取り付け、前記加熱プレートを加熱する平面状のヒータと、前記ヒータを前記加熱プレートに押さえつける押さえ部材と、をそれぞれ含み、
    前記第1、第2の加熱部材を前記第1,第2の回転ローラ側に押し付けるスプリングを備える請求項1または請求項3に記載のシートの消去装置。
  5. 前記第1の加熱部材は、前記シートに接する平坦面を有する第1の加熱プレートを含み、前記第1の加熱プレートと前記第1の回転ローラが接触するニップ領域を前記第1の加熱プレートのシート送り方向の中心部よりも下流側にシフトする請求項4記載のシートの消去装置。
  6. 前記第2の加熱部材は、前記シートに接する平坦面を有する第2の加熱プレートを含み、前記第2の加熱プレートと前記第2の回転ローラが接触するニップ領域を、前記第2の加熱プレートのシート送り方向の中心部よりも下流側にシフトする請求項5記載のシートの消去装置。
  7. 前記第2の加熱部材は、前記シートに接する平坦面を有する第2の加熱プレートを含み、前記第2の加熱プレートと前記第2の回転ローラが接触するニップ領域を、前記第2の加熱プレートの前記シート送り方向の中心部よりも上流側にシフトする請求項5記載のシートの消去装置。
  8. 上ユニットと下ユニットを含み、前記第1の消去部と前記第2の消去部を収容する開閉可能なケースを備え、
    前記上ユニットに前記第1の加熱部材と前記第2の回転ローラを取り付け、
    前記下ユニットに前記第1の回転ローラと前記第2の加熱部材を取り付け、
    前記上ユニットと下ユニットを閉じた状態で、前記第1の加熱部材と前記第1の回転ローラが接し、かつ前記第2の加熱部材と前記第2の回転ローラが接し、
    前記上ユニットを開いた状態で、前記前記第1の加熱部材のシート加熱面が予め設定した距離だけ前記搬送路側に突出し、前記第2の加熱部材のシート加熱面が予め設定した距離だけ前記搬送路側に突出する請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のシートの消去装置。
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