JP2018049097A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、簡易な構成で露光手段の結露を防止出来る画像形成装置を提供する。【解決手段】 定着装置30により温められた空気を送風する端部送風装置80と、定着装置30によりトナー像を記録材3に定着する前に定着装置30により温められた空気を端部送風装置80によりレーザスキャナ23に向けて送風し、定着装置30によりトナー像を記録材3に定着しているときは、定着装置30により温められた空気を端部送風装置80によりレーザスキャナ23に向けて送風しないように端部送風装置80を制御するCPU121と、を有することを特徴とする。【選択図】 図5

Description

本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関するものである。
一般に、電子写真方式や静電記録方式等を採用した複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置においては、転写方式、或いは、直接方式により画像情報に対応したトナー像を記録材上に担持させる。その記録材を定着装置に導入してトナー像を記録材の表面上に熱定着させた後、機外に排出される。
吸湿された紙等の記録材は、定着装置の加熱によりトナー像が記録されている表面の水分が奪われ、加熱された表面と反対側の裏面との水分量の違いによりカールや歪みが生じる。カールや歪みが生じた記録材が機外に排出されて排出部に積載されると、積載されている記録材のカール部と、排出される記録材とが接触して積載不良が発生したり、カール部により排出口を塞いでしまう場合がある。これを防止するために特許文献1では、定着装置から排出された紙等の記録材に対して風を当てて加熱された表面と、反対側の裏面との水分量の差を小さくすることでカールを抑制している。
しかしながら、吸湿された紙等の記録材が定着装置に加熱されて奪われた水分は、水蒸気となって定着装置の周辺に発生する。この水蒸気が定着装置から排出された記録材に当てていた風により画像形成装置本体の中心部まで搬送されてレーザスキャナのレーザ発光口に設けられた防塵ガラスを結露させるという問題があった。
特に、低温で湿度が高い環境では、定着装置により加熱されて昇温する画像形成装置本体内部の温度と、レーザスキャナのレーザ発光口に設けられた防塵ガラスの温度との温度差が大きくなり水滴の量が増大する。レーザスキャナのレーザ発光口に設けられた防塵ガラスに付着した水滴によりレーザ光の光量を減少させ、感光ドラムの表面上に静電潜像を形成するために必要な光量が不足して画像不良の原因となる場合がある。
そのため特許文献2では、レーザスキャナのレーザ発光口に設けられた防塵ガラスの付近に別途、ヒータを設けている。これにより定着装置により加熱されて昇温する画像形成装置本体内部の温度と、レーザスキャナのレーザ発光口に設けられた防塵ガラスの温度との温度差を無くして結露の発生を防止している。
特開2013−238735号公報 特開2008−164669号公報
しかしながら、レーザスキャナにヒータを設けると、部品コストが上昇し、ヒータに通電する配線等がレーザスキャナの組み立て作業の負荷となっていた。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、簡易な構成で露光手段の結露を防止出来る画像形成装置を提供するものである。
前記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、記録材にトナー像を定着する定着手段と、前記定着手段により温められた空気を送風する送風手段と、前記定着手段によりトナー像を記録材に定着する前に前記定着手段により温められた空気を前記送風手段により前記露光手段に向けて送風し、前記定着手段によりトナー像を記録材に定着しているときは、前記定着手段により温められた空気を前記送風手段により前記露光手段に向けて送風しないように前記送風手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成で露光手段の結露を防止出来る。
本発明に係る画像形成装置の構成を示す断面説明図である。 画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。 (a)は、定着装置の熱により温められた空気をレーザスキャナ周辺に送る端部送風装置のシャッタが閉じた様子を示す斜視説明図である。(b)は、定着装置の熱により温められた空気をレーザスキャナ周辺に送る端部送風装置のシャッタが開いた様子を示す斜視説明図である。 (a)は、定着装置の熱により温められた空気をレーザスキャナ周辺に送る端部送風装置のシャッタが閉じたダクト内の空気の流れを説明する断面説明図である。(b)は、定着装置の熱により温められた空気をレーザスキャナ周辺に送る端部送風装置のシャッタが開いたダクト内の空気の流れを説明する断面説明図である。 端部送風装置のシャッタが閉じた状態の本実施形態の画像形成装置内の空気の流れを説明する断面説明図である。 端部送風装置のシャッタが開いた状態の本実施形態の画像形成装置内の空気の流れを説明する断面説明図である。 画像形成装置内の送風動作を説明するフローチャートである。
図により本発明に係る画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。
先ず、図1を用いて本発明に係る画像形成装置の構成について説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置100の構成を示す断面説明図である。図1に示す画像形成装置100は、画像形成装置100本体の上部に原稿Dの画像を読み取る画像読取装置200が設けられている。図1に示す画像読取装置200は、原稿Dの画像を読み取る画像読取部210と、原稿Dを画像読取部210へ給送する原稿給送部220とを有して構成されている。
画像形成装置100には、下部から上部に向かって順に、給送部10、画像形成部20、記録材3にトナー像を熱定着する定着手段となる定着装置30、排出部40が設けられている。また、画像形成部20及び定着装置30の図1の右側には、再給送部50が設けられている。
給送部10では、給送カセット11や手差しトレイ17に積載されたシート状の記録材3を画像形成部20へ給送する。給送カセット11内に収容された記録材3は、ピックアップローラ12が回転することにより繰り出され、分離ローラ13へ給送される。記録材3が重送している場合は、分離ローラ13に設けられた給送方向に回転する正転ローラ13aと、反給送方向に回転する反転ローラ13bとにより一枚づつ分離給送され、図1の実線で示す搬送路4を経て搬送ローラ15により挟持搬送される。
搬送ローラ15により挟持搬送される記録材3は、停止しているレジストローラ16のニップ部に先端部が突き当たり、該記録材3の腰の強さにより該ニップ部に先端部を倣わせることで記録材3の斜行が矯正される。
一方、手差しトレイ17から記録材3を給送する場合は、給送ローラ18aにより繰り出された複数の記録材3が分離パッド18bにより一枚に分離される。その後、搬送ローラ19により挟持搬送され、図1の破線で示す搬送路5を経て搬送ローラ15により挟持搬送される。そして、前述と同様に搬送ローラ15により挟持搬送される記録材3は、停止しているレジストローラ16のニップ部に先端部が突き当たり、該記録材3の腰の強さにより該ニップ部に先端部を倣わせることで記録材3の斜行が矯正される。レジストローラ16により斜行が矯正された記録材3は、所定のタイミングで回転するレジストローラ16により挟持されて画像形成部20に搬送される。
一方、画像形成部20では、帯電手段となる帯電ローラ22により図1の反時計回り方向に回転する像担持体となる感光ドラム21の表面が均一に帯電される。感光ドラム21(像担持体)の表面を露光して静電潜像を形成する露光手段となるレーザスキャナ23から画像情報に対応したレーザ光23bが一様に帯電された感光ドラム21の表面に照射される。感光ドラム21の表面上のレーザ光23bが照射された部分は、帯電ローラ22により帯電されていた電荷が除去され、画像情報に対応した静電潜像が形成される。
感光ドラム21の表面に形成された静電潜像に対して、現像手段となる現像装置24に設けられた現像剤担持体となる現像ローラ24aにより現像剤となるトナーが付着されてトナー像(現像剤像)として現像されて可視化される。
感光ドラム21の表面に形成されたトナー像は、感光ドラム21の回転により該感光ドラム21の表面と転写手段となる転写ローラ25とにより形成される転写ニップ部N1に搬送される。感光ドラム21の表面に形成されたトナー像が転写ニップ部N1に到達するタイミングに合わせて回転するレジストローラ16により記録材3が転写ニップ部N1に搬送される。
レジストローラ16により転写ニップ部N1に搬送された記録材3は、該転写ニップ部N1において感光ドラム21の表面と転写ローラ25とにより挟持搬送される。このとき図示しない転写バイアス電源から転写ローラ25に転写バイアス電圧が印加されて感光ドラム21の表面に形成されたトナー像が記録材3に転写される。尚、レーザスキャナ23から照射されるレーザ光23bは、画像読取装置200により読み取った原稿画像、或いは、外部コンピュータ1から送信された画像データに基づいて制御される。
転写ニップ部N1においてトナー像が転写された記録材3は、定着装置30に搬送される。定着装置30は、図2に示すセラミックヒータ33等の熱源を無端状フィルムを介して加圧ローラ32が加圧することで定着ニップ部N2を形成する。そして、該定着ニップ部N2において記録材3を挟持搬送しながら加熱及び加圧するオンデマンド定着方式を採用している。定着装置30によりトナー像が熱定着された記録材3は、排出部40に搬送され、排出ローラ41により挟持搬送されて排出トレイ42上に排出される。
記録材3の両面に画像を形成する場合は、一面目に画像形成された記録材3の後端部が排出ローラ41のニップ部を抜ける前に該排出ローラ41を一旦停止させる。更に、該排出ローラ41を逆回転させる。これにより記録材3の進行方向を反転させて再給送部50に搬送する。
再給送部50に搬送された記録材3は、再給送ローラ51a〜51cにより破線で示す再給送路6を搬送されて表裏面が反転する。そして、再給送ローラ51cにより挟持搬送される記録材3は、前述したと同様に一旦停止したレジストローラ16のニップ部に先端部が突き当たる。そして、該記録材3の腰の強さにより該ニップ部に先端部を倣わせることで記録材3の斜行が矯正される。
その後、レジストローラ16により挟持搬送される記録材3は、二面目が感光ドラム21の表面側に対面した状態で転写ニップ部N1に搬送される。これにより前述したと同様に、記録材3の二面目にトナー像が形成される。その後は、一面目に画像形成したときと同様に定着ニップ部N2を搬送されることで、トナー像が記録材3に熱定着され、両面に画像が形成された記録材3は、排出ローラ41により排出トレイ42上に排出される。
画像形成装置100の内部には、温度または湿度のうちの少なくとも1つからなる環境情報を提供する環境情報手段となる環境センサ7が設けられている。本実施形態の環境センサ7は、画像形成装置100内の温度と湿度とを電気信号として検出する。温度検出手段としてはサーミスタが適用出来る。湿度検出手段としては静電容量センサが適用出来る。本実施形態の環境センサ7は、サーミスタと静電容量センサとを備えた複合センサとして構成される。
図2は、画像形成装置100の制御系の構成を示すブロック図である。図2において、画像形成装置制御部130は、制御手段としてのCPU(Central Processing Unit;中央演算装置)121を有する。CPU121は、入力データの記憶や作業用記憶領域等として用いるRAM(Randam AccessMemory;ランダムアクセスメモリ)122を有する。更に、制御手順等のプログラムを記憶したROM(Read Only Memory;リードオンリメモリ)123を有する。CPU121は、画像信号制御部110及び外部インターフェース2を介して外部コンピュータ1と接続され、画像データの受信や画像形成装置100のステータスの送信等を行う。
CPU121は、図1に示す画像読取部210による原稿Dの読取動作及び原稿給送部220による原稿Dの搬送動作を制御する画像読取装置制御部120に接続される。更に、該画像読取装置制御部120もしくは外部コンピュータ1からの画像信号を処理する画像信号制御部110に接続される。更に、CPU121は、画像形成装置100本体の設定等を行う他、ユーザへのメッセージ等を表示する操作表示部140に接続される。
CPU121には、I/O(Input/Output;入出力)ポート124を介して電圧制御ユニット34が接続されている。電圧制御ユニット34は、帯電ローラ22、現像ローラ24a、転写ローラ25、定着装置30の熱源としてのセラミックヒータ33に電圧を印加する。更に、図1に示す感光ドラム21の表面を露光するためのレーザスキャナ23と、共通駆動モータドライバ8と、ファンモータドライバ9と、が接続されている。
共通駆動モータドライバ8は、感光ドラム21、現像ローラ24a、転写ローラ25を共通して回転駆動する駆動源としてのモータ29の動作を制御する。モータドライバ14は、図3(a),(b)に示す端部送風装置80のシャッタ83を開閉させる駆動源としてのモータ82の駆動を制御する。ファンモータドライバ9は、図1に示す定着装置30と記録材3とを冷却する冷却ファン60を回転駆動する駆動源としてのモータ27の駆動を制御する。
CPU121には、環境センサ7が接続されており、環境センサ7が検出した画像形成装置100内の温度情報と湿度情報とがCPU121に伝達される。また、CPU121には、図3(a),(b)に示された送風手段となる端部送風装置80に設けられたシャッタ83の開閉センサとなるホームポジションセンサ26が接続されている。ホームポジションセンサ26により検出したシャッタ83の開閉情報に基づいてCPU121は、ダクト81の風路が切り替わっているか否かを判断する。
ダクト81の風路は、図4に示すように、第一の開口81aと、第二の開口81bとを有して構成される。第一の開口81aは、定着装置30(定着手段)に向けて空気を送風する。第二の開口81bは、定着装置30(定着手段)により温められた空気をレーザスキャナ23(露光手段)の透明ガラス等からなる防塵部材23aに向けて送風する。
<本実施形態>
次に、図3〜図7を用いて本実施形態の画像形成装置100内の空気28の流れについて説明する。図3(a)は、定着装置30の熱により温められた空気28をレーザスキャナ23の周辺に送る端部送風装置80のシャッタ83が閉じた様子を示す斜視説明図である。図3(b)は、定着装置30の熱により温められた空気28をレーザスキャナ23の周辺に送る端部送風装置80のシャッタ83が開いた様子を示す斜視説明図である。
図4(a)は、定着装置30の熱により温められた空気28をレーザスキャナ23の周辺に送る端部送風装置80のシャッタ83が閉じたダクト81内の空気28の流れを説明する断面説明図である。図4(b)は、定着装置30の熱により温められた空気28をレーザスキャナ23の周辺に送る端部送風装置80のシャッタ83が開いたダクト81内の空気28の流れを説明する断面説明図である。
<送風手段>
本実施形態において定着装置30の熱により温められた空気28aをレーザスキャナ23の周辺に送る送風手段として図3(a),(b)及び図4(a),(b)に示す端部送風装置80を用いる。端部送風装置80は、小サイズの記録材3が定着装置30の定着ニップ部N2を通過する際に定着装置30の熱により温められた空気28aを加圧ローラ32の軸方向両端部に送風して冷却する。
図1に示すように、端部送風装置80(送風手段)は、定着装置30(定着手段)と、レーザスキャナ23(露光手段)との間に設けられている。端部送風装置80(送風手段)により定着装置30(定着手段)により温められた空気28aを送風する。
端部送風装置80は、図4(a),(b)に示すように、送風ファン85を有する。更に、送風ファン85により送風される空気28aを流通させる湾曲したダクト81を有する。図3(a),(b)に示すように、該端部送風装置80の長手方向(図3(a),(b)の左右方向)両端部に一対のダクト81がそれぞれ設けられている。
図3(a),(b)及び図4(a),(b)に示すように、一対のダクト81の湾曲部の途中には、それぞれ定着装置30(定着手段)に向けて空気28aを送風する第一の開口81aが設けられている。更に、一対のダクト81のそれぞれの端部には、定着装置30(定着手段)により温められた空気28aをレーザスキャナ23(露光手段)の透明ガラスからなる防塵部材23aに向けて送風する第二の開口81bが設けられている。
更に、各第一の開口81aを開閉可能な一対のシャッタ83が設けられている。更に、それぞれのシャッタ83を支持すると共に、端部送風装置80に対して図3(a),(b)の左右方向に移動可能に支持された一対のラック83a,83bが設けられている。
ラック83aには、図3(a),(b)の上側で該ラック83aの長手方向(図3(a),(b)の左右方向)に沿ってギア部83a1が設けられる。ラック83bには、図3(a),(b)の上下側の両方で該ラック83bの長手方向(図3(a),(b)の左右方向)に沿ってギア部83b1,83b2が設けられている。
端部送風装置80は、更に、該端部送風装置80の長手方向(図3(a),(b)の左右方向)中央部に回転可能に支持され、該ラック83a,83bのギア部83a1,83b1に噛合するピニオンギア84が設けられている。更に、該端部送風装置80の長手方向(図3(a),(b)の左右方向)中央部に設けられた駆動源となるモータ82の駆動軸に固定され、ラック83bのギア部83b2に噛合する駆動ギア82aが回転可能に設けられている。
図3(a),(b)に示すように、モータ82を駆動制御して駆動ギア82aを回転駆動し、該駆動ギア82aに噛合するギア部83b2が設けられたラック83bを図3(a),(b)の左右方向に移動する。そして、該ラック83bのギア部83b1に噛合するピニオンギア84を介して該ピニオンギア84に噛合するギア部83a1が設けられたラック83aを図3(a),(b)の左右方向に移動する。
これにより各ラック83a,83bに支持された各シャッタ83により一対のダクト81の湾曲部の途中にそれぞれ設けられた第一の開口81aを開閉する。これにより端部送風装置80から吹き出す風向きを定着装置30側、或いは、レーザスキャナ23側に切り替えることができる。
端部送風装置80は、更に、一方のシャッタ83のホームポジション(初期位置)を検出するホームポジションセンサ26が設けられている。このホームポジションセンサ26の検知結果に基づいて、CPU121は、一対のシャッタ83の開閉状態を判断している。
図3(a)に示すように、一対のシャッタ83が閉じた状態で、ホームポジションセンサ26がONの状態になる。端部送風装置80の一対のダクト81の端部にそれぞれ設けられた第二の開口81bから吹き出した空気28aは図5に示すように、レーザスキャナ23側に向かって流れる。図4(a)は、シャッタ83が閉じた状態で、ホームポジションセンサ26がONのときのダクト81内の空気28aの流れを示す。
図5は、図3(a)及び図4(a)に示すように、一対のシャッタ83が閉じた状態のときの画像形成装置100内の空気28a,28bの流れを示した図である。空気28a,28bのそれぞれの矢印方向は、該空気28a,28bが流れる方向を示す。図5の白矢印で示す空気28aの流れは、図3(a)に示す端部送風装置80のダクト81の端部にそれぞれ設けられた第二の開口81bから吹き出す空気28aの流れである。また、図5の斜線の矢印で示す空気28bの流れは、画像形成装置100の側板に設けられた冷却ファン60により該画像形成装置100内に吸気される空気28bの流れを示す。
図3(b)に示すように、一対のシャッタ83が開いた状態で、ホームポジションセンサ26がOFFの状態になる。端部送風装置80の一対のダクト81の湾曲部の途中にそれぞれ設けられた第一の開口81aから吹き出した空気28aは図6に示すように、定着装置30側に向かって流れる。図4(b)は、シャッタ83が開いた状態で、ホームポジションセンサ26がOFFのときのダクト81内の空気28aの流れを示す。
図6は、図3(b)及び図4(b)に示すように、一対のシャッタ83が開いた状態のときの画像形成装置100内の空気28a,28bの流れを示した図である。空気28a,28bのそれぞれの矢印方向は、該空気28a,28bが流れる方向を示す。図6の白矢印で示す空気28aの流れは、図3(b)に示す端部送風装置80のダクト81の湾曲部の途中にそれぞれ設けられた第一の開口81aから吹き出す空気28aの流れである。また、図6の斜線の矢印で示す空気28bの流れは、画像形成装置100の側板に設けられた冷却ファン60により該画像形成装置100内に吸気される空気28bの流れを示す。
図2に示すRAM122には、環境センサ7により検出した温度及び湿度結果に対応して図3(a),(b)に示す端部送風装置80のシャッタ83の開閉制御を行う際に使用する温湿度テーブルが記憶されている。このような温湿度テーブルは、環境情報を提供する環境情報手段として構成される。
画像形成装置100内の温度と湿度とによる結露の発生し易さにより環境条件を高温高湿領域(例えば、30℃以上、80%以上)と、それ以下の温湿度領域との二つの領域に区分している。図2に示すCPU121は、図1及び図2に示す環境センサ7が検出した温湿度結果と、RAM122に記憶された温湿度テーブルとを照合する。そして、環境センサ7が検出した温湿度の環境条件がRAM122に記憶された温湿度テーブルのどの領域に含まれるかによりモータドライバ14を介してモータ82を駆動制御し、図3(a),(b)に示す端部送風装置80のシャッタ83を開閉する。
<送風動作>
次に、図7を用いて画像形成装置100内の送風動作について説明する。図7は、画像形成装置100内の送風動作を説明するフローチャートである。図3(a),(b)に示す端部送風装置80のシャッタ83の開閉制御は、図2に示すROM123内に格納されているコンピュータプログラムを図2に示すCPU121が実行することにより実施される。
先ず、図7に示すステップS1において、画像形成装置100の電源がONされると、図2に示すPU121は、図2に示す共通駆動モータドライバ8を介してモータ29を回転駆動する。そして、図2に示す電圧制御ユニット34を介して定着装置30に設けられたセラミックヒータ33に電圧を印加して加熱を行う。
次に、ステップS2に進んで、制御手段となるCPU121は、図2に示す環境センサ7により温度及び湿度を検出する。次に、ステップS3に進んで、CPU121は、環境センサ7により検出した温度及び湿度結果からRAM122に記憶された温湿度テーブルを参照する。そして、画像形成装置100内の温湿度環境条件が高温高湿領域(例えば、30℃以上、80%以上)か、それよりも低い温湿度領域かを判断する。
冷却ファン60により画像形成装置100内に吹き込まれ、定着装置30を通過した暖かい空気28bの温度を考慮する。更に、中低温度環境で冷やされたレーザスキャナ23の透明ガラス等からなる防塵部材23aの温度を考慮する。両者の温度差が大きくなり該防塵部材23aの表面に結露が生じ易くなる。
そこで、前記ステップS3において、環境センサ7により検出した温度及び湿度結果がRAM122に記憶された温湿度テーブルの高温高湿領域(例えば、30℃以上、80%以上)よりも低い温湿度領域に含まれている場合には、ステップS4に進む。
一方、図1に示す外部コンピュータ1から図1の画像形成装置100にプリント実行指令として印刷ジョブが送信される。すると、前記ステップS4において、CPU121は、印刷ジョブで指定された記録材3のサイズ情報から記録材3のサイズを検出する。
次に、ステップS5に進んで、CPU121は、印刷ジョブで指定された記録材3のサイズがA4横サイズ、或いは、A3縦サイズの何れかであるか否かを判断する。前記ステップS5において、印刷ジョブで指定された記録材3のサイズがA4横サイズ、或いは、A3縦サイズの何れかである場合には、ステップS6に進む。
前記ステップS6において、CPU121は、ホームポジションセンサ26の検出結果によりシャッタ83が開いた状態であると判断したときは、図2に示すモータドライバ14を介してモータ82を駆動制御する。これにより前述した駆動ギア82a、ラック83a,83b、ピニオンギア84を介してシャッタ83を図3(a)に示す閉じた位置まで移動する。このとき、CPU121は、ホームポジションセンサ26の検出結果によりシャッタ83の開閉状態を検出する。CPU121は、ホームポジションセンサ26の検出結果によりシャッタ83が閉じたことを検出すると、モータ82を停止する。
前記ステップS3において、環境センサ7により検出した温度及び湿度結果がRAM122に記憶された温湿度テーブルの高温高湿領域(例えば、30℃以上、80%以上)に含まれている場合には、ステップS14に進む。冷却ファン60により画像形成装置100内に吹き込まれ、定着装置30を通過した暖かい空気28bの温度を考慮する。更に、高温度環境で温められているレーザスキャナ23の防塵部材23aの温度を考慮する。両者の温度差は小さく該防塵部材23aの表面に結露が生じ難い。
このため前記ステップS14において、CPU121は、シャッタ83を図3(a)に示す閉じた位置まで移動する。このとき、CPU121は、ホームポジションセンサ26の検出結果によりシャッタ83の開閉状態を検出する。シャッタ83が開いた状態であると判断したときは、CPU121は、図2に示すモータドライバ14を介してモータ82を駆動制御する。これにより前述した駆動ギア82a、ラック83a,83b、ピニオンギア84を介してシャッタ83を閉じる。ホームポジションセンサ26によりシャッタ83が閉じたことを検出すると、CPU121は、モータ82を停止する。
その後、ステップS15に進んで、CPU121は、記録材3に画像を形成する印刷動作を行った後、ステップS16に進んで処理を終了する。環境センサ7により検出した温度及び湿度結果が高温高湿領域(例えば、30℃以上、80%以上)の場合は、定着雰囲気の温度が上昇するまでの待ち時間が不要となる。このため印刷待ち時間が削減できる。
前記ステップS3において、環境センサ7により検出した温度及び湿度結果がRAM122に記憶された温湿度テーブルの高温高湿領域(例えば、30℃以上、80%以上)よりも低い温湿度領域に含まれている場合がある。その場合には、前記ステップS4を経て前記ステップS5に進む。前記ステップS5において、印刷ジョブで指定された記録材3のサイズがA4横サイズ、或いは、A3縦サイズの何れかである場合には、ステップS6に進み、CPU121は、図2に示すモータドライバ14を介してモータ82を駆動制御する。これにより前述した駆動ギア82a、ラック83a,83b、ピニオンギア84を介してシャッタ83を図3(a)に示すように閉じる。
即ち、CPU121(制御手段)は、RAM122に記憶された温湿度テーブル(環境情報手段)が提供する環境情報(高温高湿領域(例えば、30℃以上、80%以上)か否か)に応じて端部送風装置80(送風手段)の動作を変更する。CPU121(制御手段)は、定着装置30(定着手段)によりトナー像を記録材3に熱定着する前に端部送風装置80(送風手段)の動作を変更する。
端部送風装置80(送風手段)は、定着装置30(定着手段)により温められた空気28aをレーザスキャナ23(露光手段)の防塵部材23aに向けて送風する。即ち、CPU121(制御手段)は、環境センサ7(環境情報手段)が提供する環境情報に応じて定着装置30(定着手段)によりトナー像を記録材3に定着する前に該定着装置30により温められた空気28aをレーザスキャナ23(露光手段)に向けて送風する。
前記ステップS5において、印刷ジョブで指定された記録材3のサイズがA4横サイズ、或いは、A3縦サイズ以外のサイズである場合には、ステップS17に進む。前記ステップS17において、CPU121は、印刷する記録材3のサイズに応じて、図2に示すモータドライバ14を介してモータ82を駆動制御する。これにより前述した駆動ギア82a、ラック83a,83b、ピニオンギア84を介してシャッタ83を開く量を適宜調整する。例えば、CPU121は、印刷する記録材3のサイズに応じて、シャッタ83を開く量を適宜調整し、その記録材3が搬送されない非搬送領域に送風するようにシャッタ83の開口域を調整する。
即ち、CPU121(制御手段)は、シャッタ83の開閉量を制御して定着装置30(定着手段)により温められた空気28aが第二の開口81bからレーザスキャナ23(露光手段)の防塵部材23aに向けて送風される風量を調整することができる。その後、ステップS15に進んで、CPU121は、記録材3に画像を形成する印刷動作を行った後、ステップS16に進んで処理を終了する。
小サイズの記録材3に印刷する場合には、記録材3の体積が小さいため該記録材3内に含有される水分も少ない。これにより記録材3が昇温することにより発生する蒸気量も少ない。このためレーザスキャナ23の防塵部材23aの表面が結露することもない。しかし、小サイズの記録材3では、定着ニップ部N2の長手方向端部が昇温して生産性を落としてしまうことが懸念される。このため記録材3のサイズに応じて定着装置30側に吹き付ける空気の量と、レーザスキャナ23側に吹き付ける空気の量とを調整することで生産性を落すことなく印刷が可能になる。
前記ステップS6でシャッタ83を閉じた後、ステップS7に進む。前記ステップS7において、CPU121は、A4横サイズ、或いは、A3縦サイズの記録材3が定着ニップ部Nを通過中に温度検出手段となる温度センサ36により定着装置30(定着手段)に設けられた加圧ローラ32の温度を検出する。次に、ステップS8において、CPU121は、温度センサ36により検出した加圧ローラ32の温度が255℃以上になったか否かを判断する。
前記ステップS8において、温度センサ36により検出した加圧ローラ32の温度が255℃以上になった場合は、ステップS9に進む。前記ステップS9において、CPU121は、図2に示すモータドライバ14を介してモータ82を駆動制御する。これにより前述した駆動ギア82a、ラック83a,83b、ピニオンギア84を介して図3(b)に示すようにシャッタ83を開く。ホームポジションセンサ26によりシャッタ83が開いたことを検出すると、CPU121は、モータ82を停止する。
そして、ステップS10において、CPU121は、図2に示すモータドライバ86を介して端部送風装置80内に設けられた送風ファン85のモータ87を駆動制御する。これにより図3(b)、図4(b)及び図6に示すように、端部送風装置80のダクト81の湾曲部の途中にそれぞれ設けられた第一の開口81aから空気28aを吹き出して定着装置30側の冷却を行う。
端部送風装置80(送風手段)は、該端部送風装置80(送風手段)の長手方向端部に設けられた一対の第一の開口81aから定着装置30(定着手段)の長手方向端部に向けて空気28aを送風する。これにより記録材3のサイズが小さい場合に過昇温し易い定着装置30の長手方向両端部を冷却する。
本実施形態では、温度センサ36(温度検出手段)により所定の温度(本実施形態では255℃)を検出する。そのとき、CPU121(制御手段)は、シャッタ83により第一の開口81aを開いて定着装置30(定着手段)により温められた空気28aを該定着装置30(定着手段)に向けて送風する。これにより定着装置30の冷却を行うことができる。その後、ステップS13に進んで印刷動作を終了させる。前記ステップS13において、印刷を停止した後は、前記ステップS2に戻って前記ステップS2〜S16を繰り返す。
このように、定着装置30に設けられる加圧ローラ32の温度を温度センサ36により検出する。そして、図6に示すように、定着装置30側に吹き付ける空気28aの量と、冷却ファン60により画像形成装置100内に吸引したレーザスキャナ23側に吹き付ける空気28bの量とを調整する。これにより過昇温による加圧ローラ32の損傷を防ぐことが可能になる。前記ステップS8において、温度センサ36により検出した加圧ローラ32の温度が255℃よりも低い場合は、ステップS11に進む。図2に示すように、CPU121には、タイマ88が接続されている。
CPU121は、図2に示すモータドライバ14を介してモータ82を駆動制御する。これにより駆動ギア82a、ラック83a,83b、ピニオンギア84を介して図3(a)に示すようにシャッタ83を閉じる。そしてホームポジションセンサ26によりシャッタ83が閉じたことを検出する。タイマ88は、ホームポジションセンサ26によりシャッタ83が閉じたことを検出した時点からの経過時間を測定する。
前記ステップS11において、CPU121は、タイマ88によりシャッタ83が閉じてから25分以上経過したか否かを判断する。前記ステップS11において、シャッタ83が閉じてから25分以上経過した場合は、ステップS12に進む。
前記ステップS12において、図5に示すように、端部送風装置80のダクト81の端部にそれぞれ設けられた第二の開口81bから空気28aを吹き出す。これによりレーザスキャナ23側を加熱していた端部送風装置80内に設けられた送風ファン85のモータ87を停止させる。その後、ステップS13に進んで印刷動作を終了させる。
即ち、CPU121(制御手段)は、シャッタ83により第一の開口81aを閉じて定着装置30(定着手段)により温められた空気28aを第二の開口81bからレーザスキャナ23(露光手段)の透明ガラスからなる防塵部材23aに向けて送風する。その状態が所定の時間(本実施形態では25分)を経過したとき、第二の開口81bから吹き出す空気28aによりレーザスキャナ23側を加熱していた端部送風装置80内に設けられた送風ファン85のモータ87の回転動作を停止する。
定着装置30(定着手段)により温められた空気28aを端部送風装置80によりレーザスキャナ23の周辺に送り続けると、レーザスキャナ23の容器や透明ガラス等が変形し、画像不良の発生を招くおそれがある。しかし、25分以内の送風であればレーザスキャナ23の容器や透明ガラス等の変形を防ぐことが可能になり画像不良を起こさない。前記ステップS13において、印刷を停止した後は、前記ステップS2に戻って前記ステップS2〜S16を繰り返す。前記ステップS11において、シャッタ83が閉じてから25分以上経過するまでは、前記ステップS7に戻る。
本実施形態では、CPU121(制御手段)は、シャッタ83により第一の開口81aを閉じる。そして、該定着装置30(定着手段)により温められた空気28aを第二の開口81bから吹き出す。端部送風装置80(送風手段)によりレーザスキャナ23(露光手段)の透明ガラスからなる防塵部材23aに向けて送風する。この送風動作は、定着装置30(定着手段)によりトナー像を記録材3に熱定着する前に実施する。
一方、定着装置30(定着手段)によりトナー像を記録材3に熱定着しているときは、CPU121(制御手段)は、シャッタ83により第一の開口81aを開く。そして、該定着装置30(定着手段)により温められた空気28aを端部送風装置80(送風手段)によりレーザスキャナ23(露光手段)の透明ガラスからなる防塵部材23aに向けて送風しない。そのように該端部送風装置80(送風手段)を制御する。
尚、本実施形態では、環境センサ7により検出した温度と湿度の両方の検出結果に基づいて、端部送風装置80のダクト81の湾曲部の途中に設けられた第一の開口81aを覆うシャッタ83の開閉動作を制御している。他に、温度のみ、或いは、湿度のみの検出結果を用いてシャッタ83の開閉動作を制御することも可能である。
また、環境条件を高温高湿領域(例えば、30℃以上、80%以上)と、それよりも低い温湿度領域との二つの領域に区分した。そして、ダクト81の開口81a,81bから吹き出す空気28aの流れ方向と流量をシャッタ83を開いた場合と、シャッタ83を閉じた場合との二段階に設定している。他に、更に細かく分割して空気28aの流れ方向と流量を制御することも可能である。
また、図7のステップS11に示すように、端部送風装置80のダクト81の端部にそれぞれ設けられた第二の開口81bからレーザスキャナ23側に暖かい空気28aを吹き付ける。これにより該レーザスキャナ23の防塵部材23aを加熱する時間を25分よりも短くなるように設定した。
他に、レーザスキャナ23の周辺に温度センサを設け、該温度センサによりレーザスキャナ23の周辺温度を検出する。そして、端部送風装置80のダクト81の端部にそれぞれ設けられた第二の開口81bからレーザスキャナ23側に吹き付ける暖かい空気28aの量を調整することも可能である。
また、加圧ローラ32の最高到達温度に応じて端部送風装置80のダクト81の端部にそれぞれ設けられた第二の開口81bからレーザスキャナ23側に暖かい空気28aを吹き付ける時間は、適宜変更可能である。低温環境下では、定着装置30で加熱定着された紙等の記録材3から発生する水蒸気が低温環境下にあるレーザスキャナ23側に流れ込んでレーザスキャナ23の防塵部材23aの表面に結露する場合がある。
本実施形態では、結露し易い環境において定着装置30により温められた空気28aを端部送風装置80のダクト81の端部にそれぞれ設けられた第二の開口81bからレーザスキャナ23側に吹き付ける。そして、該レーザスキャナ23のレーザ発光口に設けられた透明ガラスからなる防塵部材23aの温度を上昇させることができる。
3…記録材
23…レーザスキャナ(露光手段)
30…定着装置(定着手段)
80…端部送風装置(送風手段)
121…CPU(制御手段)

Claims (8)

  1. 像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
    記録材にトナー像を定着する定着手段と、
    前記定着手段により温められた空気を送風する送風手段と、
    前記定着手段によりトナー像を記録材に定着する前に前記定着手段により温められた空気を前記送風手段により前記露光手段に向けて送風し、
    前記定着手段によりトナー像を記録材に定着しているときは、前記定着手段により温められた空気を前記送風手段により前記露光手段に向けて送風しないように前記送風手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 環境情報を提供する環境情報手段を有し、
    前記制御手段は、前記環境情報手段が提供する環境情報に応じて、前記定着手段によりトナー像を記録材に定着する前に前記定着手段により温められた空気を前記露光手段に向けて送風することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
    記録材にトナー像を定着する定着手段と、
    前記定着手段により温められた空気を送風する送風手段と、
    環境情報を提供する環境情報手段と、
    前記環境情報手段が提供する環境情報に応じて、前記定着手段によりトナー像を記録材に定着する前に前記定着手段により温められた空気を前記露光手段に向けて送風する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記環境情報は、温度または湿度のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記送風手段は、前記定着手段の長手方向端部に向けて空気を送風することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記送風手段は、
    送風ファンと、
    前記送風ファンにより送風される空気を流通させるダクトと、
    を有し、
    前記ダクトは、
    前記定着手段に向けて空気を送風する第一の開口と、
    前記定着手段により温められた空気を前記露光手段に向けて送風する第二の開口と、
    を有し、
    更に、前記第一の開口を開閉するシャッタと、
    を有し、
    前記制御手段は、
    前記定着手段によりトナー像を記録材に定着する前に前記シャッタにより前記第一の開口を閉じて前記定着手段により温められた空気を前記第二の開口から前記露光手段に向けて送風し、
    前記定着手段によりトナー像を記録材に定着しているときは、前記シャッタにより前記第一の開口を開いて前記定着手段により温められた空気を前記露光手段に向けて送風しないように制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記シャッタにより前記第一の開口を閉じて前記定着手段により温められた空気を前記第二の開口から前記露光手段に向けて送風する状態が所定の時間を経過したとき、前記送風手段の動作を停止することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記シャッタの開閉量を制御して前記定着手段により温められた空気が前記第二の開口から前記露光手段に向けて送風される風量を調整することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の画像形成装置。
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