JP6276666B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
近年、環境保護のために用紙のリユースを目的として消色性の記録剤を使用し、用紙等のシート状の記録媒体(以下、「シート」という。)上に画像を形成する画像形成装置が提案されている。
しかしながら、消色性の記録剤をシートに定着させるには、定着面側及び加圧面側の両方からシートを加熱する必要がある場合があった。したがって、消費電力が大きくなってしまう場合があった。
しかしながら、消色性の記録剤をシートに定着させるには、定着面側及び加圧面側の両方からシートを加熱する必要がある場合があった。したがって、消費電力が大きくなってしまう場合があった。
本発明が解決しようとする課題は、消費電力を抑制できる画像形成装置及び画像形成方法を提供することである。
実施形態の画像形成装置は、画像形成部と、第1加熱部と、第2加熱部と、制御部とを持つ。画像形成部は、記録剤により画像を形成する。第1加熱部は、定着部材を加熱する。第2加熱部は、加圧部材を加熱する。制御部は、前記第1加熱部と、前記第2加熱部とを制御する。前記制御部は、前記記録剤が非消色性記録剤である場合、画像形成の間、前記第2加熱部の単位時間当たりの電力量を、前記記録剤が消色性記録剤である場合の前記電力量よりも低くする。
以下、実施形態の画像形成装置及び画像形成方法を、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の画像形成装置1の一例を示す外観図である。図1の例では、画像形成装置1は複合機(MFP:Multi Function Peripheral)である。画像形成装置1は、用紙などのシート状の記録媒体(以下、「シート」という。)上に形成された画像を読み取ってデジタルデータ(画像ファイル)を生成する。画像形成装置1は、デジタルデータに基づいて、記録剤を用いてシート上に画像を形成する。記録剤の具体例として、トナーがある。記録剤は、消色性記録剤と非消色性記録剤とのうちのいずれかである。消色性記録剤として使用されるトナー材料は、外部からエネルギーを加えられることで消色する機能を持つ。外部からエネルギーを加えられることとは、例えば、温度、特定波長の光、圧力等の外的刺激が加えられることである。本実施形態における「消色」とは、用紙の下地の色とは異なる色(有彩色のみならず白色および黒色等の無彩色を含む)で形成された画像を視覚的に見えなくすることを意味する。
図1は、実施形態の画像形成装置1の一例を示す外観図である。図1の例では、画像形成装置1は複合機(MFP:Multi Function Peripheral)である。画像形成装置1は、用紙などのシート状の記録媒体(以下、「シート」という。)上に形成された画像を読み取ってデジタルデータ(画像ファイル)を生成する。画像形成装置1は、デジタルデータに基づいて、記録剤を用いてシート上に画像を形成する。記録剤の具体例として、トナーがある。記録剤は、消色性記録剤と非消色性記録剤とのうちのいずれかである。消色性記録剤として使用されるトナー材料は、外部からエネルギーを加えられることで消色する機能を持つ。外部からエネルギーを加えられることとは、例えば、温度、特定波長の光、圧力等の外的刺激が加えられることである。本実施形態における「消色」とは、用紙の下地の色とは異なる色(有彩色のみならず白色および黒色等の無彩色を含む)で形成された画像を視覚的に見えなくすることを意味する。
画像形成装置1は、画像読取部110、オートフィード部120、コントロールパネル130、プリント部200及び用紙トレイ300を備える。
画像読取部110は、センサを用いて、シート上に形成されている画像を読み取り、デジタルデータ(画像データ)を生成する。画像読取部110は、例えばContact Image Sensor(CIS)、Charge Coupled Devices(CCD)等を備えたカラースキャナである。
オートフィード部120は、原稿(シート)を読み取り位置に案内する。図1に示した具体例において、読み取り位置は、画像読取部110の上部である。オートフィード部120は、画像読取りが終了した原稿を読み取り位置から搬送して排出位置に送る。さらに、次の原稿を読み取り位置に案内する。
コントロールパネル130は、ユーザからの指示を受け付ける。ユーザからの指示とは、画像形成装置1の動作の指示である。動作の指示の具体例には、以下のものがある。プリント部200における画像形成の開始の指示。消色性記録剤による画像形成か非消色性記録剤による画像形成であるかの選択の指示。画像読取部110による原稿シートからの画像読取りの開始の指示。コントロールパネル130は、表示部131を持つ。表示部131は、出力インタフェースとして動作し、文字や画像の表示を行う。表示部131は、入力インタフェースとしても動作し、ユーザから指示を受け付ける。表示部131は、例えばタッチパネルを有する液晶ディスプレイである。
プリント部200は、記録剤を用いてシート上に画像を形成する。プリント部200は、画像読取部110によって読み取られた画像データ又は外部機器から受信した画像データに基づいて画像を形成する。プリント部200は、熱により消色可能な消色性記録剤と、消色機能を持たない非消色性記録剤とのうちのいずれかを用いてシート上に画像を形成する。シート上に形成される画像は、例えばハードコピー、プリントアウト等と称される出力画像である。
用紙トレイ300は、画像出力に用いられる任意サイズのシートをプリント部200に対して供給する。
図2は、実施形態の画像形成装置1の概略構成の一例を示す図である。図2に示す画像形成装置1は、電子写真方式の画像形成装置である。画像形成装置1は、中間転写体10、ブレード11(トナー除去部)、画像形成部12〜15、二次転写ローラ16、制御部17、給紙部18及び定着器20を持つ。
中間転写体10は、無端状のベルトであり、図2中に示す矢印の方向に回転している。
ブレード11は、中間転写体10上に付着しているトナーを除去する。
画像形成部12〜15は、各色(図2に示す例では4色)のトナーを用いて画像を形成する。
二次転写ローラ16は、中間転写体10上に形成されたトナーによる画像をシートに転写する。
制御部17は、画像形成部12〜15及び定着器20を制御する。
給紙部18は、シートを給紙する。
定着器20は、シート上に転写されたトナーによる画像を加熱及び加圧して、シートに定着させる。
ブレード11は、中間転写体10上に付着しているトナーを除去する。
画像形成部12〜15は、各色(図2に示す例では4色)のトナーを用いて画像を形成する。
二次転写ローラ16は、中間転写体10上に形成されたトナーによる画像をシートに転写する。
制御部17は、画像形成部12〜15及び定着器20を制御する。
給紙部18は、シートを給紙する。
定着器20は、シート上に転写されたトナーによる画像を加熱及び加圧して、シートに定着させる。
画像形成装置1は、形成する画像データを、画像処理によって各色の画像データに変換する。画像形成装置1は、例えば、画像データを、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像データに変換する。
画像形成装置1では、第一転写工程及び第二転写工程が有る。第一転写工程において、各画像形成部12〜15は、中間転写体10上に各色のトナーによる画像を重ね合わせるように多重転写する。第二転写工程において、二次転写ローラ16は、中間転写体10上のトナーによる画像をシート上に一括転写する。
画像形成装置1では、第一転写工程及び第二転写工程が有る。第一転写工程において、各画像形成部12〜15は、中間転写体10上に各色のトナーによる画像を重ね合わせるように多重転写する。第二転写工程において、二次転写ローラ16は、中間転写体10上のトナーによる画像をシート上に一括転写する。
図3は、画像形成部12の構成の一例を示す構成図である。画像形成部12は、現像器12a、感光体ドラム12b、帯電器12c、露光部12dを備える。
現像器12aは、感光体ドラム12bにトナーを付着させる。現像器12aは、現像剤を収容している。現像剤には、トナーが含まれる。
感光体ドラム12bは、像担持体(像担持手段)である。感光体ドラム12bは、外周面上に感光体(感光領域)を持つ。感光体は、例えば有機光伝導体(OPC)である。
帯電器12cは、感光体ドラム12bの表面を一様に帯電させる。
露光部12dは、感光体ドラム12bに光を照射する(露光する)。露光部12dは、レーザ、LED等の露光光源を備える。
現像器12aは、感光体ドラム12bにトナーを付着させる。現像器12aは、現像剤を収容している。現像剤には、トナーが含まれる。
感光体ドラム12bは、像担持体(像担持手段)である。感光体ドラム12bは、外周面上に感光体(感光領域)を持つ。感光体は、例えば有機光伝導体(OPC)である。
帯電器12cは、感光体ドラム12bの表面を一様に帯電させる。
露光部12dは、感光体ドラム12bに光を照射する(露光する)。露光部12dは、レーザ、LED等の露光光源を備える。
感光体ドラム12bは、帯電器12cによって帯電される。次いで、露光部12dは、各色の画像データに基づいて、帯電された感光体ドラム12bを露光する。これにより、感光体ドラム12bの表面上に静電潜像が形成される。静電潜像は、各色の画像データに対応している。感光体ドラム12bの表面上の静電潜像は、現像器12aの現像剤によって現像される。すなわち、感光体ドラム12bの表面上に、トナーによる画像が形成される。感光体ドラム12b上のトナーによる画像は、電界によって中間転写体10に転写される。
画像形成部13〜15は、収容している現像剤が異なる点を除けば、画像形成部12と同一の構成及び動作であり、その説明を省略する。
画像形成部13〜15は、収容している現像剤が異なる点を除けば、画像形成部12と同一の構成及び動作であり、その説明を省略する。
中間転写体10上には、各色のトナーによる画像が、重ね合わさるように多重転写される。また、各画像形成部12〜15において消色性記録剤及び非消色性記録剤をそれぞれ収容することで、消色性記録剤及び非消色性記録剤を選択して画像を形成できる。
シートは、給紙部18から送り出され、用紙搬送路を搬送される。シートは、二次転写ローラ16及び定着器20を通り、排紙トレイに排紙される。
図4は、図2に示す定着器20の概略構成の一例を示す断面図である。定着器20は、ヒートローラ(定着ローラ)21、HRセンタランプ22、HRサイドランプ23、HRサーミスタ(定着ローラサーミスタ)24、加圧ベルト25、出口加圧ローラ26、テンションローラ27、加圧ベルトヒートローラ28、加圧ベルトランプ29、ニップパッド30及び加圧ベルトサーミスタ31を備える。
ヒートローラ21は、定着部材の具体例の一つである。ヒートローラ21は、内蔵する加熱源によって加熱される。ヒートローラ21は、HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23を内蔵する。ヒートローラ21は、例えば、肉厚1.0[mm]のアルミニウム製の基体を有する。ヒートローラ21の外周面は、離型層によって被覆されている。離型層は、フッ素コート層である。離型層は、弾性層、PFA(テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)チューブ等であってもよい。ヒートローラ21は、例えば、直径45[mm]のローラ(円筒形の回転物)である。
HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23は、第1加熱部の具体例の一つである。HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23は、ヒートローラ21を加熱する。HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23は、例えば、ハロゲンランプ等の加熱源である。HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23は、それぞれがヒートローラ21の全体を加熱しても良い。HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23は、それぞれヒートローラ21の異なる部分を加熱しても良い。例えば、HRセンタランプ22は、ヒートローラ21の長手方向における中央部分を加熱してもよい。例えば、HRサイドランプ23は、ヒートローラ21の長手方向における端部分を加熱してもよい。図4に示した具体例では、HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23の消費電力は、2本で600Wである。
HRサーミスタ24は、ヒートローラ21の温度を検知する。HRサーミスタ24は、ヒートローラ21のセンタ部及びサイド部に設置されていてもよい。
加圧ベルト25は、加圧部材の具体例の一つである。加圧ベルト25は、無端ベルト状のベルトである。加圧ベルト25は、出口加圧ローラ26、テンションローラ27及び加圧ベルトヒートローラ28に掛けまわされて架張されている。加圧ベルト25は、例えば、直径50[mm]のベルトである。
出口加圧ローラ26は、例えば、直径21[mm]のローラである。出口加圧ローラ26は、例えば、直径17[mm]のSUSの芯金の周囲に厚さ2[mm]のソリッドゴムが接着されている。加圧ベルト25が加圧機構(図示せず)によって加圧されることで、ヒートローラ21及び出口加圧ローラ26の当接部が290[N]で圧接されている。
テンションローラ27は、加圧ベルト25に張力を付与する。テンションローラ27は、例えば、直径10[mm]のローラである。テンションローラ27は、例えば、SUSの外周に50[μm]の厚みのPFAチューブが被覆された構成である。
加圧ベルトヒートローラ28は、加圧部材の具体例の一つである。加圧ベルトヒートローラ28は、内蔵する加熱源によって加熱される。加圧ベルトヒートローラ28は、加熱源として、加圧ベルトランプ29を内蔵する。加圧ベルトヒートローラ28は、例えば、直径17[mm]のローラである。加圧ベルトヒートローラ28は、例えば、肉厚1.0[mm]のアルミニウム製の基体を有する。加圧ベルトヒートローラ28の表面は、離型層によって被覆されていてもよい。離型層は、加圧ベルトヒートローラ28の表層とトナーとの離型性を向上させるために設けられている。離型層は、例えば、フッ素樹脂、シリコンゴム等からなる層である。
加圧ベルトランプ29は、第2加熱部の具体例の一つである。加圧ベルトランプ29は、加圧ベルトヒートローラ28を加熱する。加熱された加圧ベルトヒートローラ28から熱が伝わることによって、加圧ベルト25は加熱される。加圧ベルトランプ29は、例えば、ハロゲンランプ等の加熱源である。図4に示した具体例では、加圧ベルトランプ29は、消費電力が300Wのハロゲンランプである。
ニップパッド30は、加圧ベルト25の内側から独立の加圧機構(図示せず)によって加圧ベルト25をヒートローラ21の外周面に押し付けている。ニップパッド30によって、加圧ベルト25及びヒートローラ21は圧接している。ニップパッド30は、例えば、幅8.4[mm]の角柱状の部材である。ニップパッド30は、例えば、補助板金に張り合わせられた厚さ3.5[mm]のシリコンゴムによって構成されている。ニップパッド30と加圧ベルト25との間には、摩擦低減のための滑りシートが備えられていてもよい。
加圧ベルトサーミスタ31は、加圧ベルト25の温度を検知する。加圧ベルトサーミスタ31は、加圧ベルト25の幅方向におけるセンタ部に設置されている。
定着器20は、未定着のトナーによる画像(未定着現像剤像)が転写されているシートを図中の矢印の方向に通す。シート及びシート上のトナーによる画像は、ヒートローラ21及び加圧ベルト25の間のニップを通って、加熱及び加圧される。ニップを通るシートは、ヒートローラ21及び加圧ベルト25の両側から加熱される。これにより、トナーによる画像は、シート上に定着する。
図5は、実施形態の画像形成装置1の機能構成の一例を示すブロック図である。画像形成装置1は、上述したコントロールパネル130、HRセンタランプ22、HRサイドランプ23、HRサーミスタ24、加圧ベルトランプ29、加圧ベルトサーミスタ31に加えて、画像形成制御部50、センサ51−1〜51−N(Nは1以上の整数)、通信部52、ROM53、RAM54、A/D(アナログデジタル)変換器55〜56、A/D変換器57−1〜57−N、メインモータ60、定着器モータ61、高圧電源62、モータ63、駆動回路64〜70を持つ。
以下、いずれのセンサであるかを区別しないときは、単にセンサ51と表記する。以下、A/D変換器57−1〜57−NのうちのいずれのA/D変換器であるかを区別しないときは、単にA/D変換器57と表記する。
以下、いずれのセンサであるかを区別しないときは、単にセンサ51と表記する。以下、A/D変換器57−1〜57−NのうちのいずれのA/D変換器であるかを区別しないときは、単にA/D変換器57と表記する。
画像形成制御部50は、制御部の具体例の一つである。画像形成制御部50は、CPU(Central Processing Unit)を持つ。画像形成制御部50は、定着器の温度制御を含めて画像形成装置を制御する。
画像形成制御部50に接続されている入力機器には、HRサーミスタ24、加圧ベルトサーミスタ31、センサ51、コントロールパネル130及び通信部52がある。画像形成制御部50に接続されている出力機器には、HRセンタランプ22、HRサイドランプ23、加圧ベルトランプ29、メインモータ60、定着器モータ61、高圧電源62及びモータ63がある。
画像形成制御部50に接続されている入力機器には、HRサーミスタ24、加圧ベルトサーミスタ31、センサ51、コントロールパネル130及び通信部52がある。画像形成制御部50に接続されている出力機器には、HRセンタランプ22、HRサイドランプ23、加圧ベルトランプ29、メインモータ60、定着器モータ61、高圧電源62及びモータ63がある。
まず、画像形成制御部50に接続されている入力機器について以下に説明する。
HRサーミスタ24は、A/D変換器55を介して画像形成制御部50に信号を出力する。HRサーミスタ24は、画像形成制御部50にヒートローラ21の表面温度を示す信号を出力する。
加圧ベルトサーミスタ31は、A/D変換器56を介して画像形成制御部50に信号を出力する。加圧ベルトサーミスタ31は、画像形成制御部50に加圧ベルト25の表面温度を示す信号を出力する。
センサ51は、画像形成を制御するための物理量を測定する。センサ51は、A/D変換器57を介して画像形成制御部50に測定した物理量を示す信号を出力する。
コントロールパネル130は、コントロールパネル130において受け付けたユーザからの指示を示す信号を画像形成制御部50に出力する。例えば、コントロールパネル130は、ユーザによる印刷指示を出力する。この場合、画像形成制御部50は、ユーザによる印刷指示に基づいて、画像を形成する。
通信部52は、外部機器と通信を行う。通信部52は、外部機器と有線通信してもよいし、無線通信してもよい。外部機器は、例えば、コンピュータなどの情報端末である。通信部52は、ユーザによる指示を示す信号を外部機器から受信し、画像形成制御部50に出力する。
HRサーミスタ24は、A/D変換器55を介して画像形成制御部50に信号を出力する。HRサーミスタ24は、画像形成制御部50にヒートローラ21の表面温度を示す信号を出力する。
加圧ベルトサーミスタ31は、A/D変換器56を介して画像形成制御部50に信号を出力する。加圧ベルトサーミスタ31は、画像形成制御部50に加圧ベルト25の表面温度を示す信号を出力する。
センサ51は、画像形成を制御するための物理量を測定する。センサ51は、A/D変換器57を介して画像形成制御部50に測定した物理量を示す信号を出力する。
コントロールパネル130は、コントロールパネル130において受け付けたユーザからの指示を示す信号を画像形成制御部50に出力する。例えば、コントロールパネル130は、ユーザによる印刷指示を出力する。この場合、画像形成制御部50は、ユーザによる印刷指示に基づいて、画像を形成する。
通信部52は、外部機器と通信を行う。通信部52は、外部機器と有線通信してもよいし、無線通信してもよい。外部機器は、例えば、コンピュータなどの情報端末である。通信部52は、ユーザによる指示を示す信号を外部機器から受信し、画像形成制御部50に出力する。
次に、画像形成制御部50に接続されている出力機器について以下に説明する。
画像形成制御部50は、駆動回路64を介して、HRセンタランプ22の動作を制御する。画像形成制御部50は、例えば、HRセンタランプ22の点灯時間を制御することによって、ヒートローラ21の温度を制御する。画像形成制御部50は、HRセンタランプ22の電力量を制御することによって、ヒートローラ21の温度を制御してもよい。
画像形成制御部50は、駆動回路64を介して、HRセンタランプ22の動作を制御する。画像形成制御部50は、例えば、HRセンタランプ22の点灯時間を制御することによって、ヒートローラ21の温度を制御する。画像形成制御部50は、HRセンタランプ22の電力量を制御することによって、ヒートローラ21の温度を制御してもよい。
画像形成制御部50は、駆動回路65を介して、HRサイドランプ23の動作を制御する。画像形成制御部50は、例えば、HRサイドランプ23の点灯時間を制御することによって、ヒートローラ21の温度を制御する。画像形成制御部50は、HRサイドランプ23の電力量を制御することによって、ヒートローラ21の温度を制御してもよい。
画像形成制御部50は、駆動回路66を介して、加圧ベルトランプ29の動作を制御する。画像形成制御部50は、例えば、加圧ベルトランプ29の点灯時間を制御することによって、加圧ベルト25の温度を制御する。画像形成制御部50は、加圧ベルトランプ29の電力量を制御することによって、加圧ベルト25の温度を制御してもよい。
画像形成制御部50は、駆動回路67を介して、メインモータ60の動作を制御する。画像形成制御部50は、駆動回路68を介して、定着器モータ61の動作を制御する。画像形成制御部50は、駆動回路69を介して、高圧電源62の動作を制御する。画像形成制御部50は、駆動回路70を介して、モータ63の動作を制御する。
駆動回路64〜70は、スイッチング回路、D/A(デジタルアナログ)変換器等の回路のうちのいずれかを用いて構成される。
駆動回路64〜70は、スイッチング回路、D/A(デジタルアナログ)変換器等の回路のうちのいずれかを用いて構成される。
メインモータ60は、駆動機構によって感光体ドラム12b等の各画像形成部12〜15の感光体ドラムを回転駆動する。
定着器モータ61は、駆動機構によってヒートローラ21を回転駆動する。
高圧電源62及びモータ63は、画像を形成するための動作を行う。図5の具体例において、高圧電源62及びモータ63は、1つずつであるとして示したが、それぞれ複数あってもよい。
定着器モータ61は、駆動機構によってヒートローラ21を回転駆動する。
高圧電源62及びモータ63は、画像を形成するための動作を行う。図5の具体例において、高圧電源62及びモータ63は、1つずつであるとして示したが、それぞれ複数あってもよい。
ROM53は、制御プログラム及び制御データを記憶する。ROM53は、画像形成制御部50に接続されている。
RAM54は、制御パラメータ及び画像形成装置1の動作データを保存する。RAM54は、例えば、カウントされた消耗品の印刷枚数を保存する。RAM54は、画像形成制御部50に接続されている。
RAM54は、制御パラメータ及び画像形成装置1の動作データを保存する。RAM54は、例えば、カウントされた消耗品の印刷枚数を保存する。RAM54は、画像形成制御部50に接続されている。
実施形態で用いた消色トナーは、以下のようにして製造した。
まず、バインダー樹脂を含む微粒化液の調製について説明する。バインダー樹脂として、ガラス転移温度Tgが50℃、軟化点が100℃であるPes(Polyester)系樹脂が用いられた。このPes系樹脂30質量部と、アニオン性乳化剤(花王製ネオペレックスG15)3質量部、中和剤(ジメチルアミノエタノール)0.6質量部が用いられ、高圧ホモジナイザーを使用することによってバインダー樹脂を含む粒子の分散液(微粒化液)が作成された。
次に、離型剤微粒化液の調製について説明する。離型剤微粒化液は、ライスWAX30質量部が用いられ、バインダー樹脂と同様の方法で調製された。
次に、着色剤の調製について説明する。ロイコ染料として3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド1質量部、顕色剤として2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン5質量部、消色剤(温度コントロール剤)としてピメリン酸と2−(4−ベンジルオキシフェニル)エタノールとのジエステル化合物50質量部からなる成分が加温溶解され、さらにカプセル化剤として芳香族多価イソシアネートプレポリマー20質量部、酢酸エチル40質量部が混合された溶液が8%ポリビニルアルコール水溶液250質量部中に投入され、乳化分散された。続いて、70℃で約1時間攪拌が続けられた後、反応剤として水溶性脂肪族変性アミン2質量部が添加され、さらに液温を90℃に保って約3時間攪拌を続けることによって無色のカプセル粒子が得られた。さらに、このカプセル粒子分散体を冷凍庫(−30℃)に入れて発色させることによって、青色の着色剤が得られた。この発色粒子C1を島津製作所製SALD7000によって測定したところ、その体積平均粒径は2μmであった。
次に、凝集、融着工程について説明する。カプセル化された着色剤10質量部、バインダー樹脂を含む微粒化液283質量部、及び離型剤微粒化液17質量部を硫酸アルミニウム〔Al2(SO4)3〕5%水溶液100質量部が用いられ、45℃で凝集された。その後、温度を65℃まで上昇(昇温速度:1℃/min)させて融着し、さらに洗浄、乾燥することによってカプセル式消色トナーが得られた。当該カプセル式消色トナーにおける着色剤の量は、10質量%であった。
当該トナーの完全消色温度は107℃であり、消色開始温度は88℃であり、また、完全発色温度は−5℃であった。
まず、バインダー樹脂を含む微粒化液の調製について説明する。バインダー樹脂として、ガラス転移温度Tgが50℃、軟化点が100℃であるPes(Polyester)系樹脂が用いられた。このPes系樹脂30質量部と、アニオン性乳化剤(花王製ネオペレックスG15)3質量部、中和剤(ジメチルアミノエタノール)0.6質量部が用いられ、高圧ホモジナイザーを使用することによってバインダー樹脂を含む粒子の分散液(微粒化液)が作成された。
次に、離型剤微粒化液の調製について説明する。離型剤微粒化液は、ライスWAX30質量部が用いられ、バインダー樹脂と同様の方法で調製された。
次に、着色剤の調製について説明する。ロイコ染料として3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド1質量部、顕色剤として2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン5質量部、消色剤(温度コントロール剤)としてピメリン酸と2−(4−ベンジルオキシフェニル)エタノールとのジエステル化合物50質量部からなる成分が加温溶解され、さらにカプセル化剤として芳香族多価イソシアネートプレポリマー20質量部、酢酸エチル40質量部が混合された溶液が8%ポリビニルアルコール水溶液250質量部中に投入され、乳化分散された。続いて、70℃で約1時間攪拌が続けられた後、反応剤として水溶性脂肪族変性アミン2質量部が添加され、さらに液温を90℃に保って約3時間攪拌を続けることによって無色のカプセル粒子が得られた。さらに、このカプセル粒子分散体を冷凍庫(−30℃)に入れて発色させることによって、青色の着色剤が得られた。この発色粒子C1を島津製作所製SALD7000によって測定したところ、その体積平均粒径は2μmであった。
次に、凝集、融着工程について説明する。カプセル化された着色剤10質量部、バインダー樹脂を含む微粒化液283質量部、及び離型剤微粒化液17質量部を硫酸アルミニウム〔Al2(SO4)3〕5%水溶液100質量部が用いられ、45℃で凝集された。その後、温度を65℃まで上昇(昇温速度:1℃/min)させて融着し、さらに洗浄、乾燥することによってカプセル式消色トナーが得られた。当該カプセル式消色トナーにおける着色剤の量は、10質量%であった。
当該トナーの完全消色温度は107℃であり、消色開始温度は88℃であり、また、完全発色温度は−5℃であった。
図6は、実施形態に係る画像形成装置1によって実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。画像形成装置1は、画像形成装置1の電源投入時又はスリープ状態からの復帰時に処理を開始する。まず、画像形成制御部50は、画像形成の準備動作を行う。画像形成制御部50は、HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23の両方のランプ(以下、「HR両ランプ」という。)を点灯する(ACT101)。HR両ランプが点灯されることによって、ヒートローラ21は加熱される。
画像形成制御部50は、HR両ランプを点灯した後、ヒートローラ21の温度THRがプレラン開始温度Tpr以上であるか否かを判定する(ACT102)。温度THRが温度Tpr以上ではない場合(ACT102:NO)、ACT101に戻る。プレラン開始温度Tprは、例えば、100℃である。
温度THRが温度Tpr以上である場合(ACT102:YES)、画像形成制御部50は、印刷JOBを受け付ける(ACT103)。印刷JOBは、例えば、コントロールパネル130において受け付けたユーザからの指示、外部機器が受け付けたユーザによる印刷指示である。
画像形成制御部50は、印刷JOBを受け付けた後、印刷JOBが消色性記録剤を用いた画像形成の指示(以下、「消色印刷JOB」という。)であるか否かを判定する(ACT104)。
印刷JOBが消色印刷JOBでない場合(ACT104:NO)、画像形成制御部50は、非消色印刷の準備動作を行う(ACT105)。非消色印刷の準備動作は、画像形成の準備動作の一種である。非消色印刷の準備動作として、画像形成制御部50は、プレラン動作を行うとともに、HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23を交互に点灯する。このとき、加圧ベルトランプ29はオフのままである。プレラン動作とは、ヒートローラ21及び加圧ベルト25を回転駆動する動作である。
次に、画像形成制御部50は、温度THRが非消色印刷用設定温度Th1以上であるか否かを判定する(ACT106)。温度THRが温度Th1以上ではない場合(ACT106:NO)、ACT105に戻る。非消色印刷用設定温度Th1は、例えば、120℃である。
温度THRが温度Th1以上である場合(ACT106:YES)、画像形成制御部50は、温度TPBが温度Tp1以上であるか否かを判定する(ACT107)。温度TPBは、加圧ベルト25の温度である。温度Tp1は、非消色印刷用設定温度である。温度TPBが温度Tp1以上ではない場合(ACT107:NO)、ACT105に戻る。非消色印刷用設定温度Tp1は、例えば、50℃である。
温度TPBが温度Tp1以上である場合(ACT107:YES)、画像形成制御部50は、非消色印刷を行う(ACT108)。すなわち、非消色性記録剤を用いて、シート上に画像を形成する。
画像形成制御部50は、非消色印刷を行った後、レディ表示を行う(ACT109)。画像形成制御部50は、例えば、印刷可能な状態であることを示す情報を表示部131に表示する。画像形成制御部50は、レディ表示を行った後、ACT103に戻る。
印刷JOBが消色印刷JOBである場合(ACT104:YES)、画像形成制御部50は、消色印刷の準備動作を行う(ACT120)。消色印刷の準備動作は、画像形成の準備動作の一種である。消色印刷の準備動作として、画像形成制御部50は、HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23を交互に点灯するとともに、加圧ベルトランプ29を点灯する。画像形成制御部50は、ランプを点灯するとともに、プレラン動作を行ってもよい。ヒートローラ21は、HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23によって加熱される。加圧ベルト25は、加圧ベルトランプ29によって加熱される。加圧ベルト25は、プレラン動作が行われることによって、加圧ベルト25の全長に渡って均熱化される。
次に、画像形成制御部50は、温度THRが、消色印刷用設定温度Th2以上であるか否かを判定する(ACT121)。温度THRが温度Th2以上ではない場合(ACT121:NO)、ACT120に戻る。消色印刷用設定温度Th2は、例えば、100℃である。
温度THRが温度Th2以上である場合(ACT121:YES)、画像形成制御部50は、温度TPBが温度Tp2以上であるか否かを判定する(ACT122)。温度Tp2は、消色印刷用設定温度である。消色印刷用設定温度Tp2は、例えば、90℃である。温度TPBが温度Tp2以上ではない場合(ACT122:NO)、ACT120に戻る。
温度TPBが温度Tp2以上である場合(ACT122:YES)、画像形成制御部50は、消色印刷を行う(ACT123)。すなわち、消色性記録剤を用いて、シート上に画像を形成する。
画像形成制御部50は、消色印刷を行った後、待機状態としてレディ表示を行う(ACT124)。画像形成制御部50は、例えば、印刷可能な状態であることを示す情報を表示部131に表示する。画像形成制御部50は、レディ表示を行った後、ACT103に戻る。
図7は、画像形成装置1における動作の一例を示す図である。
図7は、ヒートローラ21の温度THR、加圧ベルト25の温度TPB、HRセンタランプ22の制御、HRサイドランプ23の制御及び加圧ベルトランプ29の制御を示す。図7に示す具体例は、画像形成装置1が待機状態になった後、非消色印刷JOBを受け付け、その後、消色印刷JOBを受け付けた場合を示す。待機状態とは、非消色印刷が可能な状態であり、画像形成装置1がレディ表示を行っている状態である。
図7は、ヒートローラ21の温度THR、加圧ベルト25の温度TPB、HRセンタランプ22の制御、HRサイドランプ23の制御及び加圧ベルトランプ29の制御を示す。図7に示す具体例は、画像形成装置1が待機状態になった後、非消色印刷JOBを受け付け、その後、消色印刷JOBを受け付けた場合を示す。待機状態とは、非消色印刷が可能な状態であり、画像形成装置1がレディ表示を行っている状態である。
まず、画像形成装置1の電源投入後又はスリープ状態からの復帰後、画像形成制御部50は、HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23を点灯する。HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23によってヒートローラ21が加熱される。したがって、温度THRは上昇する。
時刻t1において、温度THRが温度Tpr以上まで上昇すると、画像形成制御部50は、非消色印刷の準備動作を開始する。すなわち、画像形成制御部50は、HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23を交互に点灯するとともに、プレラン動作を行う。このとき、画像形成制御部50は、加圧ベルトランプ29をオフのままにする。プレラン動作によって、ヒートローラ21から加圧ベルト25への熱の移動が促進される。そのため、温度TPBは、電源投入直後の温度から上昇する。
時刻t2において、温度THRが温度Th1に達すると、画像形成制御部50は、レディ表示を行う。画像形成制御部50は、さらに、温度TPBが温度Tp1に達しているか否かに基づいて、レディ表示を行ってもよい。
時刻t3において、画像形成制御部50は、非消色印刷JOBを受ける。
時刻t4からt5までの間、画像形成制御部50は、非消色印刷を行う。画像形成制御部50は、非消色印刷の間、温度THRが温度Th1付近の値となるように、HR両ランプを制御する。
時刻t5において、画像形成制御部50は、非消色印刷を終了した後、レディ表示を行う。
時刻t4からt5までの間、画像形成制御部50は、非消色印刷を行う。画像形成制御部50は、非消色印刷の間、温度THRが温度Th1付近の値となるように、HR両ランプを制御する。
時刻t5において、画像形成制御部50は、非消色印刷を終了した後、レディ表示を行う。
時刻t6において、画像形成制御部50は、消色印刷JOBを受ける。
時刻t6から、画像形成制御部50は、消色印刷JOBのための準備をする。画像形成制御部50は、HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23を制御して温度THRを温度Th2に到達させる。画像形成制御部50は、加圧ベルトランプ29のランプを制御して、温度TPBを消色印刷用設定温度Tp2に到達させる。このとき、画像形成制御部50は、プレラン動作を行ってもよい。
時刻t6から、画像形成制御部50は、消色印刷JOBのための準備をする。画像形成制御部50は、HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23を制御して温度THRを温度Th2に到達させる。画像形成制御部50は、加圧ベルトランプ29のランプを制御して、温度TPBを消色印刷用設定温度Tp2に到達させる。このとき、画像形成制御部50は、プレラン動作を行ってもよい。
時刻t7において、温度THRが温度Th2に到達し、温度TPBが温度Tp2に到達すると、画像形成制御部50は、消色印刷を開始する。画像形成制御部50は、消色印刷を行っている間、温度THRが温度Th2付近の値となるように、HR両ランプを制御する。画像形成制御部50は、消色印刷を行っている間、温度TPBが温度Tp2付近の値となるように、加圧ベルトランプ29を制御する。
図8は、画像形成装置1における動作の一例を示す図である。
図8は、ヒートローラ21の温度THR、加圧ベルト25の温度TPB、HRセンタランプ22の制御、HRサイドランプ23の制御及び加圧ベルトランプ29の制御を示す。図8に示す具体例は、画像形成装置1が待機状態になる前に消色印刷JOBを受け付け、その後、非消色印刷JOBを受け付けた場合を示す。
図8は、ヒートローラ21の温度THR、加圧ベルト25の温度TPB、HRセンタランプ22の制御、HRサイドランプ23の制御及び加圧ベルトランプ29の制御を示す。図8に示す具体例は、画像形成装置1が待機状態になる前に消色印刷JOBを受け付け、その後、非消色印刷JOBを受け付けた場合を示す。
まず、画像形成装置1の電源投入後又はスリープ状態からの復帰後、画像形成制御部50は、HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23を点灯する。HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23によってヒートローラ21が加熱される。したがって、温度THRは上昇する。
時刻t11において、画像形成制御部50は、消色印刷JOBを受ける。
時刻t11において、画像形成制御部50は、消色印刷JOBを受ける。
時刻t12において、温度THRが温度Tpr以上まで上昇すると、画像形成制御部50は、印刷の準備を開始する。このとき、画像形成制御部50には、時刻t11において受け付けた消色印刷JOBに基づいて、画像形成制御部50は、消色印刷の準備を開始する。すなわち、画像形成制御部50は、HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23を制御して温度THRを温度Th2に到達させる。画像形成制御部50は、加圧ベルトランプ29のランプを制御して、温度TPBを温度Tp2に到達させる。このとき、画像形成制御部50は、プレラン動作を行ってもよい。
時刻t13において、温度THRが温度Th2に到達し、温度TPBが温度Tp2に到達すると、画像形成制御部50は、消色印刷を開始する。画像形成制御部50は、消色印刷を行っている間、温度THRが温度Th2付近の値となるように、HR両ランプを制御する。画像形成制御部50は、消色印刷を行っている間、温度TPBが温度Tp2付近の値となるように、加圧ベルトランプ29を制御する。
時刻t14において、画像形成制御部50は、消色印刷を終了した後、レディ表示を行う。画像形成制御部50は、加圧ベルトランプ29をオフにする。画像形成制御部50は、温度THRを温度Th1に到達させるために、HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23を制御する。
時刻t15において、画像形成制御部50は、非消色印刷JOBを受ける。
時刻t16において、温度THRが温度Th1に達すると、画像形成制御部50は、非消色印刷を開始する。画像形成制御部50は、非消色印刷の間、温度THRが温度Th1付近の値となるように、HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23を制御する。
時刻t16において、温度THRが温度Th1に達すると、画像形成制御部50は、非消色印刷を開始する。画像形成制御部50は、非消色印刷の間、温度THRが温度Th1付近の値となるように、HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23を制御する。
このように構成された画像形成装置1においては、非消色印刷のための準備動作が標準の印刷準備動作として設定されている。画像形成装置1は、非消色印刷のための準備動作として、定着器20の定着部材を第1加熱部によって加熱して非消色印刷用の設定温度に到達させる。定着部材の非消色印刷用の設定温度は、加圧部材の非消色印刷用の設定温度よりも高く設定されている。そのため、画像形成装置1は、加圧部材を加熱する第2加熱部の単位時間当たりの電力量を、第1加熱部の単位時間当たりの電力量よりも低くする。したがって、画像形成装置1は、印刷準備の消費電力を従来よりも削減することが可能となる。また、画像形成装置1は、印刷(画像形成)に必要な消費電力を従来よりも削減することが可能となる。また、画像形成装置1は、第2加熱部の電力量を抑制するとともに、第1加熱部の電力量を増大させることによって、印刷準備にかかる時間を短縮させることが可能となる。
加圧部材の非消色印刷用の設定温度が低く設定されている場合、画像形成装置1は、加圧部材を加熱する第2加熱部の単位時間当たりの電力量を抑制することができる。
特に、加圧部材が加熱されたときの温度上昇の効率が、定着部材よりも低い場合、画像形成装置1は、印刷準備の消費電力を従来よりも削減することが可能となる。また、画像形成装置1は、印刷準備にかかる時間を短縮させることが可能となる。
特に、加圧部材が加熱されたときの温度上昇の効率が、定着部材よりも低い場合、画像形成装置1は、印刷準備の消費電力を従来よりも削減することが可能となる。また、画像形成装置1は、印刷準備にかかる時間を短縮させることが可能となる。
画像形成装置1が、消色印刷を終了した後に非消色印刷を行う場合、画像形成装置1は、非消色印刷のための準備動作を行う。消色印刷を終了した直後において、定着部材の温度は、消色印刷用の設定温度付近の温度である。消色印刷を終了した直後において、加圧部材の温度は、消色印刷用の設定温度付近の温度である。定着部材の非消色印刷用の設定温度は、定着部材の消色印刷用の設定温度よりも高い。画像形成装置1は、非消色印刷のための準備動作として、定着部材を加熱して非消色印刷用の設定温度に到達させる。加圧部材の非消色印刷用の設定温度が消色印刷用の設定温度よりも低い場合、画像形成装置1は、第2加熱部の電力量を抑制する。したがって、画像形成装置1は、印刷準備の消費電力を従来よりも削減することが可能となる。また、画像形成装置1は、第2加熱部の電力量を抑制するとともに、第1加熱部の電力量を増大させることによって、印刷準備にかかる時間を短縮させることが可能となる。
画像形成装置1は、消色印刷を行う場合、ヒートローラ21の温度を、非消色印刷を行う場合の温度よりも低く制御する。画像形成装置1は、消色印刷を行う場合、加圧ベルト25の温度を、非消色印刷を行う場合の温度以上になるように制御する。したがって、画像形成装置1は、消色性記録剤を消色させることなく、消色性記録剤による画像をシートに効率良く定着させることができる。
次に、画像形成装置1の変形例について説明する。
定着器20において、ヒートローラ21は、HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23の2つのランプを持つものとしたが、1つ又は3つ以上のランプを持ってもよい。
定着器20において、ヒートローラ21は、HRセンタランプ22及びHRサイドランプ23の2つのランプを持つものとしたが、1つ又は3つ以上のランプを持ってもよい。
図6のACT104において、画像形成制御部50は、スプールされている複数の印刷JOBに対して、消色印刷JOBが含まれているか否かを判定してもよい。
以上述べた少なくともひとつの実施形態によれば、記録剤により形成された画像をシートに定着させる定着器の各部材の温度をそれぞれ制御する機能をもつ。この機能を持つことにより、消費電力を抑制することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…画像形成装置,110…画像読取部,120…オートフィード部,130…コントロールパネル,131…表示部,200…プリント部,300…用紙トレイ,10…中間転写体,11…ブレード,12〜15…画像形成部,12a…現像器,12b…感光体ドラム,12c…帯電器,12d…露光部,16…二次転写ローラ,17…制御部,18…給紙部,20…定着器,21…ヒートローラ,22…HRセンタランプ,23…HRサイドランプ,24…HRサーミスタ,25…加圧ベルト,26…出口加圧ローラ,27…テンションローラ,28…加圧ベルトヒートローラ,29…加圧ベルトランプ,30…ニップパッド,31…加圧ベルトサーミスタ,50…画像形成制御部,51−1〜51−N…センサ,52…通信部,53…ROM,54…RAM,55、56、57−1〜57−N…A/D変換器,60…メインモータ,61…定着器モータ,62…高圧電源,63…モータ,64〜70…駆動回路
Claims (5)
- 記録剤により画像を形成する画像形成部と、
定着部材を加熱する第1加熱部と、
加圧部材を加熱する第2加熱部と、
前記第1加熱部と、前記第2加熱部とを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記記録剤が非消色性記録剤である場合、画像形成の間、前記第2加熱部の単位時間当たりの電力量を、前記記録剤が消色性記録剤である場合の前記電力量よりも低くする、
画像形成装置。 - 前記制御部は、前記記録剤が非消色性記録剤である場合、画像形成の準備動作の間、前記第2加熱部の単位時間当たりの電力量を、前記記録剤が消色性記録剤である場合の前記電力量よりも低くする、
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記記録剤が非消色性記録剤である場合、画像形成の間、前記定着部材の温度を、前記記録剤が消色性記録剤である場合よりも高くする、
請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記記録剤が消色性記録剤である場合、画像形成の間、前記加圧部材の温度を、前記記録剤が非消色性記録剤である場合よりも高くする、
請求項1から3のうちいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 定着部材を加熱する第1加熱部と、加圧部材を加熱する第2加熱部とを制御して記録剤により画像を形成する画像形成方法であって、
定着部材を加熱する第1加熱ステップと、
加圧部材を加熱する第2加熱ステップと、
前記第1加熱部と、前記第2加熱部とを制御する制御ステップと、
記録剤により画像を形成する画像形成ステップと、
を有し、
前記制御ステップにおいて、前記記録剤が非消色性記録剤である場合、画像形成の間、前記第2加熱ステップにおける単位時間当たりの電力量を、前記記録剤が消色性記録剤である場合の前記電力量よりも低くする、
画像形成方法。
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