JP2009058773A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】湿度が規定値以上で、かつ、加圧ローラの温度が規定値以下である高湿低温状態において、バックカールの低減と定着性の維持を両立しながら、ウォームアップタイムの延長を防止する画像形成装置を提供する。
【解決手段】通過間隔制御部は、湿度センサ25の検出した湿度が規定値以上で、かつ、加圧サーミスタ59の検出した加圧側回転体32の温度が規定値以下である高湿低温状態において、ウォームアップ完了判断部により定着側回転体31および加圧側回転体32がウォームアップ完了であると判断された直後から所定期間の記録材Sの通過間隔を、所定期間よりも後の記録材Sの通過間隔よりも、長くしている。
【選択図】図2A

Description

この発明は、例えば電子写真式の複写機やプリンタ等の画像形成装置に関する。
一般に、画像形成装置における定着のショートウォームアップ化のために、ベルト定着システムを採用しているが、更なるウォームアップタイム短縮のために、画像面側のベルト温度のみを短時間で加熱するようにしている。その結果、ウォームアップ直後などに非画像面側の加圧ローラ温度が低い状態で、用紙に印字をする状態となっている。
用紙表裏の温度差が大きな状態で定着した場合、用紙中の水分により低温側にカールすることが知られている。ベルト定着システムの場合は、非画像面側にカールするため、バックカールと呼んでいる。
特に、このバックカールが大きい用紙は再生紙であり、省エネおよびリサイクルを重視する現状では、対策すべき課題のひとつである。
従来の画像形成装置におけるベルト定着装置では、湿度が70%以上でかつ加圧ローラが低温である場合のウォームアップ時は、加圧ローラ温度が、湿度が70%未満である通常環境時よりも高くなるまで加熱してから、ウォームアップ完了とすることで、高湿環境時のバックカール対策としていた(特開2005−189773号公報:特許文献1参照)。
しかしながら、通常環境時のウォームアップタイムに比較して、高湿度でかつ加圧ローラが低温である場合は、4倍程度にウォームアップタイムが伸びてしまうという課題があった。具体的には、60秒程度のウォームアップタイムが240秒程度に長くなっていた。
特開2005−189773号公報
そこで、この発明の課題は、湿度が規定値以上で、かつ、加圧ローラの温度が規定値以下である高湿低温状態において、バックカールの低減と定着性の維持を両立しながら、ウォームアップタイムの延長を防止する画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の画像形成装置は、
定着側回転体と、
この定着側回転体を加熱する定着側加熱部と、
上記定着側回転体に接触してニップ部を形成する加圧側回転体と、
上記定着側回転体の温度を検出する第1温度センサと、
上記加圧側回転体の温度を検出する第2温度センサと、
湿度センサと、
上記第1温度センサの出力あるいは上記第1温度センサと上記第2温度センサの出力に基づいて、上記定着側回転体および上記加圧側回転体がウォームアップ完了であるか否かを判断するウォームアップ完了判断部と、
上記ニップ部を連続通過する記録材の通過間隔を制御する通過間隔制御部と
を備え、
上記通過間隔制御部は、上記湿度センサの検出した湿度が規定値以上で、かつ、上記第2温度センサの検出した上記加圧側回転体の温度が規定値以下である高湿低温状態において、上記ウォームアップ完了判断部により上記定着側回転体および上記加圧側回転体がウォームアップ完了であると判断された直後から所定期間の上記記録材の通過間隔を、上記所定期間よりも後の上記記録材の通過間隔よりも、長くすることを特徴としている。
この発明の画像形成装置によれば、上記通過間隔制御部は、上記湿度センサの検出した湿度が規定値以上で、かつ、上記第2温度センサの検出した上記加圧側回転体の温度が規定値以下である高湿低温状態において、上記ウォームアップ完了判断部により上記定着側回転体および上記加圧側回転体がウォームアップ完了であると判断された直後から所定期間の上記記録材の通過間隔を、上記所定期間よりも後の上記記録材の通過間隔よりも、長くしているので、高湿低温状態において、上記加圧側回転体は、上記定着側回転体との接触時間が長くなって、上記定着側回転体から熱を与えられやすくなる。
したがって、高湿低温状態において、上記定着側回転体と上記加圧側回転体との温度差を小さくして、上記記録材のバックカールを低減でき、上記加圧側回転体の温度を高温に維持して、定着性の悪化を防止でき、上記加圧側回転体を十分高く加熱する必要がなくて、ウォームアップタイムの延長を防止できる。
また、一実施形態の画像形成装置では、
上記所定期間は、複数の期間を有し、
この複数の期間における上記記録材の通過間隔は、互いに異なり、かつ、上記複数の期間のうち前の期間の上記記録材の通過間隔は、後の期間の上記記録材の通過間隔よりも、長い。
この実施形態の画像形成装置によれば、上記複数の期間における上記記録材の通過間隔は、互いに異なり、かつ、上記複数の期間のうち前の期間の上記記録材の通過間隔は、後の期間の上記記録材の通過間隔よりも、長いので、上記記録材の定着性と生産性とを両立できる。
また、一実施形態の画像形成装置では、上記通過間隔制御部は、上記ウォームアップ完了判断部により上記定着側回転体および上記加圧側回転体がウォームアップ完了であると判断された直後から一定期間で、上記記録材の通過間隔を変更する制御を、終了する。
この実施形態の画像形成装置によれば、上記通過間隔制御部は、上記ウォームアップ完了判断部により上記定着側回転体および上記加圧側回転体がウォームアップ完了であると判断された直後から一定期間で、上記記録材の通過間隔を変更する制御を、終了するので、上記記録材の生産性をほとんど低下させない。
また、一実施形態の画像形成装置では、上記通過間隔制御部は、上記第1温度センサおよび上記第2温度センサの出力に基づいて、上記定着側回転体および上記加圧側回転体の温度差が所定値以下になったと判断したときに、上記記録材の通過間隔を変更する制御を、終了する。
この実施形態の画像形成装置によれば、上記通過間隔制御部は、上記第1温度センサおよび上記第2温度センサの出力に基づいて、上記定着側回転体および上記加圧側回転体の温度差が所定値以下になったと判断したときに、上記記録材の通過間隔を変更する制御を、終了するので、上記記録材の生産性をほとんど低下させない。
また、一実施形態の画像形成装置では、上記通過間隔制御部は、上記第2温度センサの出力に基づいて、上記加圧側回転体の温度が所定値以上になったと判断したときに、上記記録材の通過間隔を変更する制御を、終了する。
この実施形態の画像形成装置によれば、上記通過間隔制御部は、上記第2温度センサの出力に基づいて、上記加圧側回転体の温度が所定値以上になったと判断したときに、上記記録材の通過間隔を変更する制御を、終了するので、上記記録材の生産性をほとんど低下させない。
また、一実施形態の画像形成装置では、上記高湿低温状態において、上記ウォームアップ完了判断部がウォームアップ完了であると判断した後の印字中の上記定着側回転体の温度は、上記湿度センサの検出した湿度が上記規定値未満で、かつ、上記第2温度センサの検出した上記加圧側回転体の温度が上記規定値以下である通常湿度低温状態において、上記ウォームアップ完了判断部がウォームアップ完了であると判断した後の印字中の上記定着側回転体の温度よりも、低い。
この実施形態の画像形成装置によれば、上記高湿低温状態において、上記ウォームアップ完了判断部がウォームアップ完了であると判断した後の印字中の上記定着側回転体の温度は、上記通常湿度低温状態において、上記ウォームアップ完了判断部がウォームアップ完了であると判断した後の印字中の上記定着側回転体の温度よりも、低いので、上記定着側回転体と上記加圧側回転体との温度差を一層小さくして、上記記録材のバックカールを一層低減できる。
また、一実施形態の画像形成装置では、上記加圧側回転体は、上記定着側加熱部により、上記定着側回転体を介して、加熱される。
また、一実施形態の画像形成装置では、上記加圧側回転体を加熱する加圧側加熱部を有し、上記定着側加熱部と、上記加圧側加熱部とは、同時に、点灯しない。
この発明の画像形成装置によれば、上記通過間隔制御部は、上記湿度センサの検出した湿度が規定値以上で、かつ、上記第2温度センサの検出した上記加圧側回転体の温度が規定値以下である高湿低温状態において、上記ウォームアップ完了判断部により上記定着側回転体および上記加圧側回転体がウォームアップ完了であると判断された直後から所定期間の上記記録材の通過間隔を、上記所定期間よりも後の上記記録材の通過間隔よりも、長くしているので、高湿低温状態において、バックカールの低減と定着性の維持を両立しながら、ウォームアップタイムの延長を防止できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、この発明の画像形成装置の一実施形態である簡略構成図を示している。この画像形成装置は、カラープリンタを示し、ブラック(BK)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)のトナー像を形成する各色の画像形成ユニット1を有する。BKの画像形成ユニット1、Yの画像形成ユニット1、Mの画像形成ユニット1およびCの画像形成ユニット1は、矢印A方向に循環する中間転写ベルト11に沿って、上流から順に、配置されている。
上記画像形成ユニット1は、感光体ドラム2と、この感光体ドラム2を一様に帯電させるための帯電部3と、帯電した感光体ドラム2に画像露光を行うための露光部9と、この露光によって形成された静電潜像に各色のトナーで現像を行うための現像部4とを有する。現像されたトナー像は、1次転写部12によって、中間転写ベルト11に1次転写される。1次転写後、感光体ドラム2に残留したトナーは下流に配置されたクリーニング部5によって除去され、クリーニング部5の下側から回収される。
上記画像形成ユニット1の上記感光体ドラム2上に現像されたトナー画像は、上記中間転写ベルト11との接触位置で、上記1次転写部12によって、上記中間転写ベルト11上に転写される。この中間転写ベルト11上に転写されたトナー画像は、各画像形成ユニット1のそれぞれを通過するごとに各色がその上に重ねられて、最終的にフルカラーのトナー画像が中間転写ベルト11上に形成される。
その後、更に下流において、2次転写部13によって紙などの記録材Sに一括して転写され、記録材Sは、上方の定着装置30を通過することによってトナー画像が定着されて排紙トレー16上に排紙される。この定着装置30は、定着側回転体31および加圧側回転体32を有する。
記録材Sは、最下部の記録シートカセット17に納められており、そこから1枚ずつ転写部13にまで搬送される。2次転写後に中間転写ベルト11上に残留したトナーは、クリーニングブレード15によって中間転写ベルト11上から除去され、図示しない搬送スクリューで搬送され、図示しない廃トナー容器に回収される。
制御装置18は、この画像形成装置(この場合カラープリンタ)全体を制御し、この制御装置18から、露光制御装置19に画像に応じた信号が送られる。この露光制御装置19は、各色に応じて上記露光部9のそれぞれを駆動する。
図2Aと図2Bに示すように、上記定着装置30は、定着側回転体31と、この定着側回転体31に接触してニップ部を形成する加圧側回転体32とを有する。このニップ部にて、上記記録材Sにトナーtを定着させる。上記定着側回転体31は、上記記録材Sに対して定着させるトナーt側に配置されている。
図2Aは、回転時の圧接状態を示し、図2Bは、停止時の軽圧接状態を示す。停止時に軽圧接状態としているのは、スポンジ層を有している定着ローラ52のクリープ変形を防止する目的であり、また、高圧接状態で通紙すると紙しわとなる封筒通紙モードとしても利用している。
上記定着側回転体31は、加熱ローラ51、定着ローラ52および定着ベルト53を有する。上記加熱ローラ51は、例えば、外径が30mmで、軸方向の長さが330mmであり、アルミ中空芯金(厚さ0.6mm)と、PTFEコート(厚さ15μm)とを有する。上記定着ローラ52は、例えば、外径が30mmであり、鉄中実芯金(Φ22mm)と、ゴム(厚さ4mm)と、スポンジ(厚さ2mm)とを有する。上記定着ベルト53は、例えば、外径が60mmであり、ニッケル基材(厚さ35μm)と、ゴム(厚さ200μm)と、PFA(厚さ30μm)とを有する。
上記加圧側回転体32は、加圧ローラ54を有する。この加圧ローラ54は、例えば、外径が35mmであり、鉄中空芯金(厚さ2.5mm)と、ゴム(厚さ2.5mm)と、PFA(厚さ30μm)とを有する。
上記定着側回転体31を加熱する定着側加熱部が設けられ、この定着側加熱部は、加熱ロングヒータ55および加熱ショートヒータ56であり、上記加熱ローラ51に内蔵されている。上記加熱ロングヒータ55は、例えば、ハロゲンランプヒータ(1150W、発光長290mm)であり、上記加熱ショートヒータ56は、例えば、ハロゲンランプヒータ(790W、発光長180mm)である。
上記加圧側回転体32を加熱する加圧側加熱部が設けられ、この加圧側加熱部は、加圧ヒータ57であり、上記加圧ローラ54に内蔵されている。上記加圧ヒータ57は、例えば、ハロゲンランプヒータ(230W、発光長290mm)である。上記定着側加熱部と上記加圧側加熱部とは、同時に、点灯しない。具体的に言うと、定着側加熱部がオンオフ制御されている状態において、定着側加熱部がオフ状態のときにのみ、加圧側加熱部のオンオフ制御が作動するように構成されている。すなわち、定着側加熱部への通電が優先して行われ、定着側加熱部がオンのときには、加圧側加熱部がオンになることはない。
上記定着側回転体31の温度を検出する第1温度センサが設けられ、この第1温度センサは、加熱サーミスタ58であり、上記加熱ローラ51に接触して配置されている。
上記加圧側回転体32の温度を検出する第2温度センサが設けられ、この第2温度センサは、加圧サーミスタ59であり、上記加圧ローラ54に非接触にて配置されている。
上記定着側回転体31の温度を制御する加熱サーモスタット60が設けられ、この加熱サーモスタット60は、上記定着ベルト53軸方向中央付近で、上記定着ベルト53に対して1mm離して設置されている。
上記加圧側回転体32の温度を制御する加圧サーモスタット61が設けられ、この加圧サーモスタット61は、上記加圧ローラ54軸方向中央付近で、上記加圧ローラ54に対して1mm離して設置されている。
ここで、上記定着装置30の動作を説明する。マシン電源オンから、上記定着ベルト53と上記加圧ローラ54の表面をプリント可能温度にする動作をウォームアップと呼び、この動作に掛かる時間をウォームアップタイムと呼ぶ。電源を入れ直したときや、ジャム処理復帰時、カバークローズ時、スリープモード復帰時等にウォームアップ動作が入る。
ウォームアップ動作では、プリント可能温度まで温度を上昇させるために、上記加熱ロングヒータ55を点灯する。このとき、上記加熱ロングヒータ55は、オン状態に維持されるため、上記加圧ヒータ57は、オフ状態となる。
停止時は、上記定着ローラ52のクリープ変形防止のため、上記加圧ローラ54と上記定着ローラ52は、軽圧接状態になっている。回転時は、フル圧接状態にし、図示しない駆動ギヤに駆動力を伝達することにより、加圧ローラ54を回転させ、定着ベルト53、定着ローラ52および加熱ローラ51を従動回転させることで、加熱ローラ51と加圧ローラ54の熱を定着ベルト53と加圧ローラ54の表面に伝える。
マシン電源オンで、ヒータが点灯し、ローラが回転を開始する。このヒータ点灯とローラ回転により、定着ベルト53と加圧ローラ54の表面をプリント可能温度に上昇させる。加熱サーミスタ58により検出された温度と、加圧サーミスタ59により検出された温度に非接触の分だけ補正をかけた補正後温度とが、それぞれ、所定のプリント可能な温度になれば、プリント可能であることを示すレディをたてる。例えば、加熱サーミスタ58による検出温度が190℃となり、かつ、加圧サーミスタ59による検出温度に補正をかけた補正後温度が150℃となったときに、レディをたてる。
この時点で印字信号がなければ、上記定着ローラ52と上記加圧ローラ54とが、軽圧接状態で、印字待機状態になり、印字信号があれば、上記定着ローラ52と上記加圧ローラ54とが、フル圧接状態で、印字動作を開始する。
待機状態では、通常、上記定着ローラ52と上記加圧ローラ54が軽圧接状態で回転停止し、ある設定温度になるように上記ヒータ55,56,57を制御する。設定温度は、例えば、加熱側190℃で、加熱サーミスタ58による検出温度を入力として、加熱ロングヒータ55のオンオフを制御する。加圧側150℃で、加圧サーミスタ59による検出温度に補正をかけた補正後温度を入力として、加圧ヒータ57のオンオフを制御する。この場合にも、上述したように、上記加熱ロングヒータ55が、オンしている状態では、上記加圧ヒータ57は、オンしない。
印字時は、印字開始から上記定着装置30に上記記録材Sが突入する前に、フル圧接状態で回転することにより、加熱ローラ51と加圧ローラ54の熱を定着ベルト53と加圧ローラ54の表面に伝導させて、温度を上昇させることになる。設定温度は、例えば、加熱側190℃で、加熱サーミスタ58による検出温度を入力として、加熱ロングヒータ55、または、加熱ショートヒータ56のオンオフを制御する。選択する加熱部は、図示しない加熱部選択制御部により決定される。この加熱部選択制御部は、例えば、例えば216mm以下の幅の記録シートに印字するときは、加熱ショートヒータ56を選択し、216mmを超える幅の記録シートに印字するときは、加熱ロングヒータ57を選択する。加圧側150℃で、加圧サーミスタ59による検出温度に補正をかけた補正後温度を入力として、加圧ヒータ57のオンオフを制御する。
例えば、なんらかの不具合により加熱サーミスタ58の温度検出が正確に行われなかった場合、加熱ロングヒータ55がつきっぱなしになり、加熱ローラ51が設定温度を超える高温になり、発煙・発火に至ることがある。このような暴走のプロテクト部として、上記加熱サーモスタット60を設置している。
この加熱サーモスタット60は、加熱ロングヒータ55と加熱ショートヒータ56に直列に電気的に接続されおり、加熱サーモスタット60が動作すると加熱ロングヒータ55と加熱ショートヒータ56への電力供給が遮断される。加熱ローラ51から定着ベルト53に熱が伝わり、定着ベルト53から加熱サーモスタット60に熱が伝わる。例えば、加熱サーモスタット60の設定温度が210℃ならば、加熱サーモスタット60の温度が210℃になると動作し、加熱ロングヒータ55と加熱ショートヒータ56への電力供給が遮断され、それ以上昇温させない。
ウォームアップや待機、通常通紙時は、上記加熱ロングヒータ55を選択的に点灯させ、小サイズ通紙時は、上記加熱ショートヒータ56を選択的に点灯させることで軸方向端部の温度上昇を防止する。端部が高温に維持されると、定着装置の寿命を悪化させ、また、軸方向温度分布により、次回の用紙通紙時の軸方向の定着画像品質に分布ができたり、紙皺の発生原因等になる。このように、加熱領域の異なる複数の加熱部を設けることが望ましい。
定着ベルト53表面の温度を測定する場合、温度検出装置を接触させると、定着ベルト53に傷がついて画像ノイズの原因になるので、非接触に配置することがあるが、非接触式温度検出装置の場合、接触式と比較して温度ずれが大きくなるので、望ましくない。また、定着ベルト53の表面温度を検出して、温度調整するよりも加熱ローラ51表面で温度調整した場合の方が、定着ベルト53のニップ前温度を安定させることができるので、加熱ローラ51に接触式の加熱サーミスタ58を設置するのが望ましい。
図1に示すように、本発明の画像形成装置は、この内部に、湿度センサ25を有する。また、図3に示すように、上記制御装置18は、ウォームアップ完了判断部21と、通過間隔制御部22とを有する。
上記ウォームアップ完了判断部21は、上記加熱サーミスタ58および上記加圧サーミスタ59の出力に基づいて、上記定着側回転体31および上記加圧側回転体32がウォームアップ完了であるか否かを判断する。上記通過間隔制御部22は、上記ニップ部を連続通過する記録材Sの通過間隔を制御する。
上記通過間隔制御部22は、上記湿度センサ25の検出した湿度が規定値以上で、かつ、上記加圧サーミスタ59の検出した上記加圧側回転体32の温度が規定値以下である高湿低温状態において、上記ウォームアップ完了判断部21により上記定着側回転体31および上記加圧側回転体32がウォームアップ完了であると判断された直後から所定期間の上記記録材Sの通過間隔を、上記所定期間よりも後の上記記録材Sの通過間隔よりも、長くする。
上記所定期間は、複数の期間を有し、この複数の期間における上記記録材Sの通過間隔は、互いに異なり、かつ、上記複数の期間のうち前の期間の上記記録材Sの通過間隔は、後の期間の上記記録材Sの通過間隔よりも、長くしてもよい。言い換えると、上記所定期間は、第1の期間と、この第1の期間よりも後の第2の期間とを、少なくとも含み、上記第1の期間の上記記録材Sの通過間隔は、上記第2の期間の上記記録材Sの通過間隔よりも、長い。
上記通過間隔制御部22は、上記ウォームアップ完了判断部21により上記定着側回転体31および上記加圧側回転体32がウォームアップ完了であると判断された直後から一定期間で、上記記録材Sの通過間隔を変更する制御を、終了するようにしてもよい。または、上記通過間隔制御部22は、上記加熱サーミスタ58および上記加圧サーミスタ59の出力に基づいて、上記定着側回転体31および上記加圧側回転体32の温度差が所定値以下になったと判断したときに、上記記録材Sの通過間隔を変更する制御を、終了するようにしてもよい。または、上記通過間隔制御部22は、上記加圧サーミスタ59の出力に基づいて、上記加圧側回転体32の温度が所定値以上になったと判断したときに、上記記録材Sの通過間隔を変更する制御を、終了するようにしてもよい。
上記高湿低温状態において、上記ウォームアップ完了判断部21がウォームアップ完了であると判断した後の印字中の上記定着側回転体31の温度は、上記湿度センサ25の検出した湿度が上記規定値未満で、かつ、上記加圧サーミスタ59の検出した上記加圧側回転体32の温度が上記規定値以下である通常湿度低温状態において、上記ウォームアップ完了判断部21がウォームアップ完了であると判断した後の印字中の上記定着側回転体31の温度よりも、低くてもよい。
次に、上記通常湿度低温状態での印字動作を説明する。図4は、上記通常湿度低温状態での温度状態を示し、グラフ線L1は、加熱ローラ51の設定温度を示し、グラフ線L2は、加熱ローラ51の温度を示し、グラフ線L3は、加圧ローラ54の設定温度を示し、グラフ線L4は、加圧ローラ54の温度を示し、グラフ線L5は、加圧ヒータ57のオンオフを示し、グラフ線L6は、加熱ロングヒータ55と加熱ショートヒータ56のオンオフを示す。
上記加熱ローラ51の温度が、195℃となった時点で、定着ウォームアップ状態から印字レディ状態に変化し、加熱温度205℃の状態で印字を行う。上記加圧ローラ54の温度は、図4に示すように、印字と共に低下して、加熱ローラ51との温度差は、約100℃と大きくなる。
この結果、図5に示すように、上記高湿低温状態において、記録材Sとしての用紙のバックカールが、大きい状態となる。図5では、矢印に示す方向が、通紙方向である。
次に、比較例としての上記高湿低温状態での印字動作を説明する。図6は、上記高湿低温状態での温度状態を示し、グラフ線L21は、加熱ローラの設定温度を示し、グラフ線L22は、加熱ローラの温度を示し、グラフ線L23は、加圧ローラの設定温度を示し、グラフ線L24は、加圧ローラの温度を示し、グラフ線L25は、加圧ヒータのオンオフを示し、グラフ線L26は、加熱ロングヒータと加熱ショートヒータのオンオフを示す。
加圧ローラの温度が低く、かつ、湿度が規定値以上の場合、加圧ローラの温度が165℃と十分高くなるまでウォームアップを行う。定着ユニットが十分温まるため、印字に必要な加熱温度を、図4に示す上記通常湿度低温状態における205℃よりも低く、185℃に設定できる。そのため、定着ベルトの温度が低く、加圧ローラの温度が高くなって、図7に示すように、上記高湿低温状態において、記録材Sとしての用紙のバックカールを、低減できる。図7では、矢印に示す方向が、通紙方向である。しかしながら、図6では、加圧ローラを十分高く加熱するため、ウォームアップタイムが長くなる欠点がある。
次に、本発明としての上記高湿低温状態での印字動作を説明する。図8は、上記高湿低温状態での温度状態を示し、グラフ線L31は、加熱ローラ51の設定温度を示し、グラフ線L32は、加熱ローラ51の温度を示し、グラフ線L33は、加圧ローラ54の設定温度を示し、グラフ線L34は、加圧ローラ54の温度を示し、グラフ線L35は、加圧ヒータ57のオンオフを示し、グラフ線L36は、加熱ロングヒータ55と加熱ショートヒータ56のオンオフを示す。
加圧ローラ54の温度が低く、かつ、湿度が規定値以上の場合、加圧ローラ54の温度が150℃と、図4に示す上記通常湿度低温状態と比較して、大きくウォーミングタイムが悪化しない程度に、加圧ローラ54を加熱する。または、図4に示す上記通常湿度低温状態と同じ条件で、加圧ローラ54を加熱してもよい。
加熱ローラ51の温度を、図4に示す上記通常湿度低温状態の205℃よりも低い185℃で定着可能とするため、ウォームアップ完了であると判断された直後から第1の期間である初期20秒間は、50%ppm制御で用紙間隔を広くし、加圧ローラ54の温度を高く維持する。その後、第2の期間である160秒間は、70%ppm制御で生産性を上げながら定着性も維持する。その後の印字は、ppm制御無しの100%の印字を行う。ここで、ppm制御とは、1分間に送る用紙の枚数を制御することをいう。
このように、高湿低温のウォームアップ直後のppm制御期間は、ウォームアップ後の時間により規定し、期間中に印字命令がない場合、ppm制御は起動しない。加圧ローラ54の温度を高く維持しながら定着するため、図9に示すように、記録材Sとしての用紙のバックカールの低減と定着性との両立が可能となる。図9は、矢印に示す方向が、通紙方向である。
ここで、図10〜図13を用いて、ppm制御と定着性ランクとの関係を説明する。図10〜図13では、横軸に通紙枚数を示し、縦軸に定着性ランクを示す。定着性ランクは、数値が高いほどよく、ランク2で良好となる。
図10は、図4と同じウォームアップ条件、かつ、加熱ローラ51の温度は同じで、上記高湿低温状態でのppm制御無し(100%)の時の定着性を示す。加熱ローラ温度が185℃と低いこともあり、加圧ローラ温度の低下と共に定着性も悪化している。
図11は、上記高湿低温状態での70%ppm制御の時の定着性を示す。加圧ローラ温度の低下が早く、印字初期の定着性はまだ改善の余地がある。
図12は、上記高湿低温状態での50%ppm制御の時の定着性を示す。印字初期の定着性改善に効果が有るが、生産性の低下を抑制するために必要最小限の期間としたい。
図13は、上記高湿低温状態での50%ppm制御20秒間の後70%ppm制御を160秒間、その後100%とした時の定着性である。ランク2を大きく下回ることもなく良好な結果が得られた。
次に、図14を用いて、本発明のウォームアップモードのフローチャートを説明する。
まず、電源をONとし(ステップS1)、加圧ローラ温度が規定値以下であるか否かを判断する(ステップS2)。
加圧ローラ温度が規定値以下であれば、次に、湿度が規定値以上であるか否かを判断する(ステップS3)。
湿度が規定値以上であれば、高湿ウォームアップモードとなり(ステップS4)、加熱ローラ温度がTh1以上になるまで加熱すると共に(ステップS5)、加圧ローラ温度がTp1以上になるまで加熱して(ステップS6)、ウォームアップ完了としてから、通紙間隔の制御を行って(ステップS7)、通常待機とする(ステップS14)。
この通紙間隔の制御(ステップS7)では、図15に示すように、ウォームアップ完了からタイマーをスタートし(ステップS21)、印字命令を待ってから(ステップS22)、タイマースタート0秒〜20秒の間は、50%ppm制御を行い、タイマースタート20秒〜180秒の間は、70%ppm制御を行い、タイマースタート180秒後は、100%ppm制御を行う(ステップS23)。
一方、加圧ローラ温度が規定値以下でない場合(ステップS2)、または、湿度が規定値以上でない場合(ステップS3)、通常ウォームアップモードとなり(ステップS8)、加熱ローラ温度がTh1以上になるまで加熱すると共に(ステップS9)、加圧ローラ温度がTp1以上になるまで加熱して(ステップS10)、ウォームアップ完了としてから、印字命令を待つ(ステップS11)。
印字命令があれば、加熱ローラ温度を(印字温度+β)とし(ステップS12)、その後、加圧ローラ温度が(Tp1+α)以上になるまで加熱して(ステップS13)、ウォームアップ完了とし、通常待機とする(ステップS14)。一方、印字命令がなければ、加圧ローラ温度が(Tp1+α)以上になるまで加熱して(ステップS13)、ウォームアップ完了とし、通常待機とする(ステップS14)。
上記構成の画像形成装置によれば、上記通過間隔制御部22は、上記湿度センサ25の検出した湿度が規定値以上で、かつ、上記加圧サーミスタ59の検出した上記加圧側回転体32の温度が規定値以下である高湿低温状態において、上記ウォームアップ完了判断部21により上記定着側回転体31および上記加圧側回転体32がウォームアップ完了であると判断された直後から所定期間の上記記録材Sの通過間隔を、上記所定期間よりも後の上記記録材Sの通過間隔よりも、長くしているので、高湿低温状態において、上記加圧側回転体32は、上記記録材Sとの接触時間が短くなって、上記記録材Sに熱を奪われにくくなると共に、上記加圧側回転体32は、上記定着側回転体31との接触時間が長くなって、上記定着側回転体31から熱を与えられやすくなる。
したがって、高湿低温状態において、上記定着側回転体31と上記加圧側回転体32との温度差を小さくして、上記記録材Sのバックカールを低減でき、上記加圧側回転体32の温度を高温に維持して、定着性の悪化を防止でき、上記加圧側回転体32を十分高く加熱する必要がなくて、ウォームアップタイムの延長を防止できる。
また、上記構成の画像形成装置によれば、上記複数の期間における上記記録材Sの通過間隔は、互いに異なり、かつ、上記複数の期間のうち前の期間の上記記録材Sの通過間隔は、後の期間の上記記録材Sの通過間隔よりも、長いので、上記記録材Sの定着性と生産性とを両立できる。
また、上記構成の画像形成装置によれば、上記通過間隔制御部22は、上記ウォームアップ完了判断部21により上記定着側回転体31および上記加圧側回転体32がウォームアップ完了であると判断された直後から一定期間で、上記記録材Sの通過間隔を変更する制御を、終了するので、上記記録材Sの生産性をほとんど低下させない。
また、上記構成の画像形成装置によれば、上記通過間隔制御部22は、上記加熱サーミスタ58および上記加圧サーミスタ59の出力に基づいて、上記定着側回転体31および上記加圧側回転体32の温度差が所定値以下になったと判断したときに、上記記録材Sの通過間隔を変更する制御を、終了するので、上記記録材Sの生産性をほとんど低下させない。
また、上記構成の画像形成装置によれば、上記通過間隔制御部22は、上記加圧サーミスタ59の出力に基づいて、上記加圧側回転体32の温度が所定値以上になったと判断したときに、上記記録材Sの通過間隔を変更する制御を、終了するので、上記記録材Sの生産性をほとんど低下させない。
また、上記構成の画像形成装置によれば、上記高湿低温状態において、上記ウォームアップ完了判断部21がウォームアップ完了であると判断した後の印字中の上記定着側回転体31の温度は、上記通常湿度低温状態において、上記ウォームアップ完了判断部21がウォームアップ完了であると判断した後の印字中の上記定着側回転体31の温度よりも、低いので、上記定着側回転体31と上記加圧側回転体32との温度差を一層小さくして、上記記録材Sのバックカールを一層低減できる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記加圧側加熱部(上記加圧ヒータ57)を設けずに、上記加圧側回転体32を、上記定着側加熱部(上記ヒータ55,56)により、上記定着側回転体31を介して、加熱するようにしてもよい。また、上記定着側回転体31を、ローラ状にしてもよく、上記加圧側回転体32をベルト状にしてもよい。また、上記定着側加熱部や上記加圧側加熱部を、ヒータ以外に、電磁誘導により加熱する機構としてもよい。また、上記第1温度センサや上記第2温度センサを、サーミスタ以外に、熱電対としてもよい。また、画像形成装置としては、モノクロ/カラーの複写機、プリンタ、FAXやこれらの複合機など、どれでもかまわない。
本発明の画像形成装置の一実施形態を示す簡略構成図である。 定着装置の圧接状態を示す簡略構成図である。 定着装置の軽圧接状態を示す簡略構成図である。 制御装置のブロック図である。 通常湿度低温状態での各部材の状態を示すグラフ図である。 高湿低温状態での用紙のバックカール状態を示す斜視図である。 比較例としての高湿低温状態での各部材の状態を示すグラフ図である。 高湿低温状態での用紙のバックカール状態を示す斜視図である。 本発明としての高湿低温状態での各部材の状態を示すグラフ図である。 高湿低温状態での用紙のバックカール状態を示す斜視図である。 高湿低温状態でのppm制御無し(100%)の時の定着性を示すグラフ図である。 高湿低温状態での70%ppm制御の時の定着性を示すグラフ図である。 高湿低温状態での50%ppm制御の時の定着性を示すグラフ図である。 高湿低温状態での50%ppm制御および70%ppm制御の時の定着性を示すグラフ図である。 本発明のウォームアップモードのフローチャートである。 本発明のウォームアップモードのフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成ユニット
2 感光体ドラム
3 帯電部
4 現像部
5 クリーニング部
9 露光部
11 中間転写ベルト
12 1次転写部
13 2次転写部
15 クリーニングブレード
16 排紙トレー
17 記録シートカセット
18 制御装置
19 露光制御装置
21 ウォームアップ完了判断部
22 通過間隔制御部
25 湿度センサ
30 定着装置
31 定着側回転体
32 加圧側回転体
51 加熱ローラ
52 定着ローラ
53 定着ベルト
54 加圧ローラ
55 加熱ロングヒータ(定着側加熱部)
56 加熱ショートヒータ(定着側加熱部)
57 加圧ヒータ(加圧側加熱部)
58 加熱サーミスタ(第1温度センサ)
59 加圧サーミスタ(第2温度センサ)
60 加熱サーモスタット
61 加圧サーモスタット
S 記録材
t トナー

Claims (8)

  1. 定着側回転体と、
    この定着側回転体を加熱する定着側加熱部と、
    上記定着側回転体に接触してニップ部を形成する加圧側回転体と、
    上記定着側回転体の温度を検出する第1温度センサと、
    上記加圧側回転体の温度を検出する第2温度センサと、
    湿度センサと、
    上記第1温度センサの出力あるいは上記第1温度センサと上記第2温度センサの出力に基づいて、上記定着側回転体および上記加圧側回転体がウォームアップ完了であるか否かを判断するウォームアップ完了判断部と、
    上記ニップ部を連続通過する記録材の通過間隔を制御する通過間隔制御部と
    を備え、
    上記通過間隔制御部は、上記湿度センサの検出した湿度が規定値以上で、かつ、上記第2温度センサの検出した上記加圧側回転体の温度が規定値以下である高湿低温状態において、上記ウォームアップ完了判断部により上記定着側回転体および上記加圧側回転体がウォームアップ完了であると判断された直後から所定期間の上記記録材の通過間隔を、上記所定期間よりも後の上記記録材の通過間隔よりも、長くすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記所定期間は、複数の期間を有し、
    この複数の期間における上記記録材の通過間隔は、互いに異なり、かつ、上記複数の期間のうち前の期間の上記記録材の通過間隔は、後の期間の上記記録材の通過間隔よりも、長いことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    上記通過間隔制御部は、上記ウォームアップ完了判断部により上記定着側回転体および上記加圧側回転体がウォームアップ完了であると判断された直後から一定期間で、上記記録材の通過間隔を変更する制御を、終了することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から3の何れか一つに記載の画像形成装置において、
    上記通過間隔制御部は、上記第1温度センサおよび上記第2温度センサの出力に基づいて、上記定着側回転体および上記加圧側回転体の温度差が所定値以下になったと判断したときに、上記記録材の通過間隔を変更する制御を、終了することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1から4の何れか一つに記載の画像形成装置において、
    上記通過間隔制御部は、上記第2温度センサの出力に基づいて、上記加圧側回転体の温度が所定値以上になったと判断したときに、上記記録材の通過間隔を変更する制御を、終了することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から5の何れか一つに記載の画像形成装置において、
    上記高湿低温状態において、上記ウォームアップ完了判断部がウォームアップ完了であると判断した後の印字中の上記定着側回転体の温度は、上記湿度センサの検出した湿度が上記規定値未満で、かつ、上記第2温度センサの検出した上記加圧側回転体の温度が上記規定値以下である通常湿度低温状態において、上記ウォームアップ完了判断部がウォームアップ完了であると判断した後の印字中の上記定着側回転体の温度よりも、低いことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1から6の何れか一つに記載の画像形成装置において、
    上記加圧側回転体は、上記定着側加熱部により、上記定着側回転体を介して、加熱されることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1から6の何れか一つに記載の画像形成装置において、
    上記加圧側回転体を加熱する加圧側加熱部を有し、
    上記定着側加熱部と、上記加圧側加熱部とは、同時に、点灯しないことを特徴とする画像形成装置。
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