JP5901352B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5901352B2
JP5901352B2 JP2012045559A JP2012045559A JP5901352B2 JP 5901352 B2 JP5901352 B2 JP 5901352B2 JP 2012045559 A JP2012045559 A JP 2012045559A JP 2012045559 A JP2012045559 A JP 2012045559A JP 5901352 B2 JP5901352 B2 JP 5901352B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condensation
dew condensation
mode
control
recording material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012045559A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013182114A (ja
JP2013182114A5 (ja
Inventor
吉輝 海田
吉輝 海田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012045559A priority Critical patent/JP5901352B2/ja
Publication of JP2013182114A publication Critical patent/JP2013182114A/ja
Publication of JP2013182114A5 publication Critical patent/JP2013182114A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5901352B2 publication Critical patent/JP5901352B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、シート等の記録材上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタなどの画像形成装置に関するものである。
従来の画像形成装置においては、定着器が冷えている状態でプリントを行うと、1枚目の用紙が定着部を通過する時に用紙の水蒸気が定着加圧ローラに結露し、2枚目以降の用紙に画像不良が発生したり、JAMが発生したりする問題がある。
このため、結露対策としてスタンバイ温調を行い、常に定着加圧ローラを温めておくことが実施されている。
しかしながら、スタンバイ温調を行うと電力消費が大きくなってしまう問題や、スタンバイ温調開始直後や紙間が狭い連続プリントにおいては定着加圧ローラの温まりが不足し結露してしまう問題がある。
そのため、上記課題を解決する技術として、結露が発生すると予測される場合は結露が発生しなくなるまでウォームアップを行う制御が実施されている(例えば、特許文献1参照)。また、連続プリント時の紙間をあけて結露を解消しながらプリントを継続することが実施されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−13015号公報 特開2008−89973号公報
しかしながら、上述した結露が発生しなくなるまでウォームアップを行う制御は、ウォームアップ終了後に通常のスループットで通紙されるものである。このため、当該制御は、多い枚数のプリントの場合は有効であるが、少ない枚数のプリントの場合でもウォームアップ時間が長くなるので生産性が落ちてしまうことが懸念される。
また、紙間をあけて結露を解消しながらのプリント制御では、1枚ごとに結露と結露解消を繰り返し行う必要があるためスループットの遅いプリントが続いてしまう。このため、当該制御は、少ない枚数のプリントの場合は有効であるが、多い枚数のプリントの場合でもスループットが遅くなるので生産性が落ちてしまうことが懸念される。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、生産性の低下を抑えつつ、結露の発生を抑えることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
記録材に形成された未定着画像を記録材に加熱定着する定着部であって、定着用回転体と、前記定着用回転体と共に前記記録材を挟持搬送するためのニップ部を形成する加圧ローラと、を有する定着部と、
制御部と、
を有し、前記定着部で未定着画像を記録材に定着した後に記録材を装置外に排出する画像形成装置において、
前記定着用回転体からの熱で前記加圧ローラを加熱しながら一枚目の記録材が前記ニップ部に入るまでの空回転時間を延し、且つ複数枚の記録材を連続プリントする際の搬送間隔を標準間隔とする第1モードと、
前記空回転時間の延長を行わず、且つ前記搬送間隔を前記標準間隔よりも延長する第2モードと、
前記空回転時間の延長を行わず、且つ前記搬送間隔が前記標準間隔である第3モードと、
を設定可能であり、
前記制御部は、結露要因パラメータと、プリント予約枚数と、に応じて前記第1モード前記第2モード、前記第3モード、のいずれか一つを選択し、前記第1又は第2モードを選択する必要がある場合、前記プリント予約枚数分のプリントを完了するまでの時間が短くなるほうのモードを選択することを特徴とする。
本発明によれば、生産性の低下を抑えつつ、結露の発生を抑えることが可能な画像形成装置を提供することが可能となる。
実施例1における画像形成装置の概略構成を示す断面図 実施例1における画像形成装置の制御系のブロック図 実施例1の結露対策制御を行う制御部を示すブロック図 実施例1におけるプリント時の結露制御についてのフローチャート 実施例1における前回転結露判断制御についてのフローチャート 実施例1の紙サイズと、紙サイズに対応する各値を示す図 実施例1の結露対策制御を実行した場合の結果について説明する図 実施例2における結露対策制御についてのフローチャート 実施例2における前回転結露判断制御についてのフローチャート 実施例2におけるプリント時の結露判断制御についてのフローチャート
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を例示的に詳しく説明する。た
だし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
以下に、実施例1について説明する。
本実施例では、結露を予測する制御と、プリントの前回転時に結露の予測と予約枚数から結露判断(判定)を行い、判断結果に応じて、シーケンス(通常制御モード、結露回避制御モード、結露解消紙間延長制御モード)を選択する制御について述べる。
図1は、本実施例における画像形成装置の概略構成を示す断面図である。
画像形成装置151には、給送ローラ101と、搬送ローラ102,104,120,122と、感光ドラム110と、帯電ローラ109と、スキャナユニット113と、現像ローラ108と、転写ローラ107と、定着ユニット119とが配置されている。
ここで、給送ローラ101は記録材を給送するためのものであり、搬送ローラ102,104,120,122は給送ローラ101により給送された記録材を搬送するためのものである。また、感光ドラム110は記録材に画像を形成するためのものであり、帯電ローラ109は感光ドラム110に電荷を帯電するためのものであり、スキャナユニット113は感光ドラム110に静電撮像を形成するためのものである。現像ローラ108は感光ドラム110上の静電撮像を現像するためのものであり、転写ローラ107は現像によって得られたトナー(現像剤)像を記録材に転写するためのものである。
以下に、画像形成動作(プリント動作)について説明する。まず、帯電ローラ109により一様に帯電された感光ドラム110上にスキャナユニット113からの露光光が照射されることにより静電潜像が形成され、この静電潜像が現像ローラ108により現像されることで、感光ドラム110上にトナー像が形成される。このトナー像は、感光ドラム110と転写ローラ107との間に形成された転写ニップで記録材に転写される。その後、この記録材上のトナー像は、定着ユニット119で記録材に定着される。
定着ユニット119は未定着のトナー像が形成(担持)された記録材にトナーを定着させるためのものであり、加圧ローラ(定着加圧ローラ)115、定着フィルム116、サーミスタ117、定着ヒータ118を有する。定着フィルム116を介して定着ヒータ118と加圧ローラ115との間には定着ニップが形成されている。そして、この定着ニップにおける加圧ローラ115と定着フィルム116との間で、未定着のトナー像が形成された記録材が挟持搬送されながら加熱されることで、未定着のトナー像が記録材上に定着される。ここで、加圧ローラ115及び定着フィルム116は搬送手段を構成し、定着ヒータ118は、未定着のトナー像が形成された記録材に対して、発熱することで加熱する加熱動作を行う加熱手段に相当する。
本実施例の結露対策は、定着ユニット119により記録材に対して加熱動作が行われる際に該記録材から発生する水蒸気が定着ユニット119(特に、加圧ローラ115)に付着するのを抑制するために行われるものである。
図2は画像形成装置の制御系のブロック図である。
画像コントローラ150はPC(パーソナルコンピュータ)等からのプリント要求や画像データを受信し、エンジンにプリント開始指示や画像データを送信する。
制御手段としての画像形成装置制御手段201は、画像形成装置全体を制御するCPU、制御プログラムが格納されたROM、データ等を記憶するRAM、及びゲート素子等により構成されている。
画像形成装置制御手段201は各機能を制御する制御部を複数有している。各制御部と
は、画像コントローラ通信制御部202、センサ入力検知制御部203、記録材搬送制御部204、画像形成制御部205等の制御部である。
画像コントローラ通信制御部202は、画像コントローラ150からの要求を受信したりエンジンの状態を報知したりする制御部である。センサ入力検知制御部203は、記録材搬送路に配置されたセンサ、環境温度や定着サーミスタを検知するセンサ、画像形成手段からの情報を取得する制御部である。
記録材搬送制御部204は、記録材搬送路に配置されたセンサからの情報を元に記録材の搬送動作を制御する制御部である。画像形成制御部205は、記録材に画像を形成し熱定着させるための高圧(電圧)印加、スキャナ動作、定着動作を制御する制御部である。
図3は、本実施例の画像形成装置制御手段201において、結露対策制御を行う制御部と、結露対策制御に関連する制御部を示すブロック図である。
取得手段としての画像コントローラ通信制御部202は、画像コントローラ150から受信(取得)した記録材の予約枚数を予約数記憶手段305に記憶する。センサ入力検知制御部203は、環境検知制御部311により環境センサ130からの入力電圧をCPUのA/Dコンバータでディジタル値に変換し、さらにディジタル値を温度(℃)に変換し、温度を環境温度記憶手段310に記憶する。
結露対策制御部301は、結露量予測制御部302、結露対策判断制御部303、結露対策判断結果記憶部304から構成されている。
結露量予測制御部302は、結露する量を示す指数(以下、結露カウンタ)を持ち、環境温度記憶手段310や記録材搬送制御部204からの情報に応じて結露カウンタを制御する制御部である。
結露対策判断制御部303は、結露量予測制御部302による予測結果と予約数記憶手段305の予約数に応じて、通常制御モードか結露回避制御モードか結露解消紙間延長制御モードかを判断する制御部である。ここで、結露回避制御モードは、結露が起きない状態までウォームアップをしてからプリント動作を行うモードであり、第1モードに相当する。また、結露解消紙間延長制御モードは、紙間をあけて結露の解消を行いながらプリント動作を行うモードであり、第2モードに相当する。通常制御モードは、通常のスループットでプリント動作を行うモードであり、第3モードに相当する。
結露対策判断結果記憶部304は、結露対策判断制御部303が判断した結果を記憶する記憶手段(記録手段)である。
記録材搬送制御部204は、給送制御部312によりプリント時の給送タイミングを制御し、給送ローラ101の駆動を制御し、定着モータ制御部313により定着ユニット119の加圧ローラ115の駆動を制御する。また、プリント枚数や駆動時間が記録材搬送制御部204から結露量予測制御部302に報知される。画像形成制御部205のヒータ制御部314は、定着ユニット119の定着ヒータ118の発熱動作を制御する。
図4は、本実施例におけるプリント時の結露制御についてのフローチャートである。
画像形成装置は画像コントローラ150からプリント指示を受けると、画像形成の準備動作としての前回転動作を開始し(フロー401)、前回転動作を実行する(フロー402)。ここで定着ユニット119の前回転動作は、定着ユニット119により記録材に対して加熱動作が行われる直前の予め設定された標準時間の間、定着ヒータ118が発熱することで加圧ローラ115、定着フィルム116、定着ヒータ118を昇温させる動作である。
前回転動作実行中に、前回転結露判断制御が実行される(フロー403)。前回転結露判断制御は、結露対策を行わない通常制御モードか、結露しなくなる状態まで空回転を行う結露回避制御モードか、結露はするもののスループットを下げて紙間で結露を解消しな
がらプリントする結露解消紙間延長制御モードかを判断する制御である。ここで、通常制御モードでは、前回転動作を行ってから、定着ニップで複数枚の記録材を連続して搬送させながら加熱する動作を、先行する記録材と後続の記録材との間の搬送間隔を標準間隔として行っている。前回転結露判断制御の詳細については図5で説明する。
前回転結露判断制御の結果が結露回避制御モードの場合(フロー404でY)、結露回避制御として結露しなくなる状態になるまで前回転を延長する(フロー405,406)。ここで、フロー405,406における前回転延長動作は、前回転動作が開始されてから、結露しなくなる状態になるまで、前記標準時間を超えて前回転動作を続ける第1動作に相当する。
フロー404において結露回避制御モードでない場合は、結露回避制御は実行せず、前回転動作を終了する(フロー407)。前回転が終了すると、記録材を所定タイミングで給送して記録材に画像を形成するプリント動作を実行する。
前回転結露判断制御で結露解消紙間延長制御モードと判断された場合(フロー408でY)、結露解消紙間延長制御を行い、通常よりも遅いスループットでプリントを行う(フロー409)。フロー409における結露解消紙間延長制御時の、通常よりも遅いスループットでプリントを行う動作は、結露しなくなる状態になるまで、定着ユニット119による加熱動作を前記搬送間隔を前記標準間隔よりも広げた状態で続ける第2動作に相当する。
フロー408において結露解消紙間延長制御モードでない場合は、通常のスループットでプリントを行う(フロー410)。スループットに関しての詳細は図6で説明する。
また、結露回避制御モード及び結露解消紙間延長制御モードにおいて、結露しなくなる状態となった後は、前記搬送間隔を前記標準間隔(通常のスループット)としてプリント動作が行われる。
予約や画像形成装置の状態等を監視しプリントを継続するか終了するか判断を行う(フロー411)。プリント継続と判断した場合、プリント結露判断制御を行い(フロー412)、フロー408へ戻る。フロー412におけるプリント結露判断制御では、結露解消紙間延長制御モード(紙間延長)を実行した場合に結露しなくなる状態になる枚数(後述する枚数L)に到達したかどうかを判断し、結露解消紙間延長制御モードを継続して実行するかどうかを判断する。プリント枚数がL枚目に到達していたら結露解消紙間延長制御モードを終了する判断を行う。
フロー411においてプリント終了と判断した場合は、後回転を開始し(フロー413)、画像形成の後処理動作を行い(フロー414)、その後、後回転動作が終了したら(フロー415)、プリントが終了する。プリントが終了した場合、定着ヒータ118が停止するように制御されている。
図5は、前回転結露判断制御についてのフローチャートである。
本実施例において結露カウンタは、前回転動作が開始されてから定着ユニット119(加圧ローラ115)に結露が発生しなくなるまでの時間を表すためのカウンタ値であって、結露が発生する要因となる結露要因パラメータに対応して予め設定された値である。すなわち、本実施例では、結露が発生しなくなるまでの時間を表す指標値として結露カウンタを設定した。
結露要因パラメータとしては、画像形成装置が設置される環境(温度、湿度)、記録材のサイズ、画像パターン(画像の印字率)、定着ユニット119の状態(定着ヒータ118の停止状態、点灯状態)を例示することができる。このような結露要因パラメータに対応して結露カウンタを設定し、また、結露要因パラメータの変化に対応して結露カウンタを増減させるとよい。本実施例においては、結露カウンタは定着温調している状態において1秒間に1ずつデクリメントされるカウンタとし、結露解消紙間延長モードを実行した
時にプリント1枚ごとに1ずつデクリメントされるカウンタとした。
ここで、結露カウンタは、前回転動作の実行中は単位時間が経過するごとに予め設定された値(第1設定値)ずつ減算し、結露解消紙間延長モードの実行中(加熱動作中)は記録材1枚ごとに予め設定された値(第2設定値)ずつ減算するものであればよい。
また、プリントが終了し、定着ヒータ118が停止すると、定着ユニット119(加圧ローラ115)が冷えていくため再び結露が発生しやすくなる。このため、本実施例では、定着ヒータ118が停止している状態が1分間経過するごとに結露カウンタが1ずつ加算されるように構成した(上限はA3初期結露カウンタ値)。
そして、本実施例では、結露カウンタが0となったときに、結露しなくなる状態になるものとした。また、本実施例において、結露解消紙間延長制御モードの実行時においては、結露カウンタは、結露しなくなる状態までのプリント枚数とした。
前回転結露判断制御では、まず、初期結露カウンタを設定する(フロー501)。初期結露カウンタは、本実施例では32℃、80%時(以下、H/H環境)において、ベタ黒プリントを行った場合の各紙サイズ(記録材サイズ)の初期結露カウンタ値を図6の表に示すように設定した。
初期結露カウンタが設定されたら、初期結露カウンタ(カウンタ値に対応する時間)と前回転時間(標準時間、秒)を比較する(フロー502)。初期結露カウンタが前回転時間よりも短いか同じであれば、前回転中に結露カウンタ(減算値)は0になるので結露対策制御は不要として行わず、通常制御モードと判断して終了する(フロー509)。
フロー502において初期結露カウンタが前回転時間よりも大きい(長い)場合には、結露対策制御が必要と判断する。この場合、結露回避制御モードと結露解消紙間延長制御モードのうち、予約枚数の記録材に対してプリント動作(定着ユニット119による加熱動作)を行うのに要する時間が短い方のモードを選択する。この選択を行うために、結露回避制御モード時と結露解消紙間延長制御モード時のプリント所要時間が等しくなるプリント枚数Mを算出する(フロー503)。
ここで、プリント枚数Mを算出する手順について、以下に示す式1〜3を用いて説明する。説明の補足として図7に下記計算式で算出したMとLを記入した。図7についての詳細説明は後述する。
結露回避制御モード(前回転延長)を実行した場合、N枚目のプリント所要時間Tp(秒)は、式1により算出する。
Tp(秒)=前回転時間+前回転延長時間+PPM÷60×N…(式1)
(N=1,2,3,・・・、PPM:通常制御モード時のスループット)
結露解消紙間延長制御モード(紙間延長)を実行した場合、N枚目のプリント所要時間Ti(秒)は、式2により算出する。
Ti(秒)=前回転時間+PPM’÷60×N…(式2)
(N=1,2,3,・・・、PPM’=結露解消紙間延長制御モード時のスループット)
結露回避制御モード(前回転延長)を実行した場合のプリント経過時間と、結露解消紙間延長制御モード(紙間延長)を実行した場合のプリント所要時間が等しくなるプリント枚数Mは、式1のTpと式2のTiが等しくなるときのNであり、式3で算出する。
M(枚)=前回転延長時間÷(PPM’÷60−PPM÷60)…(式3)
その後、結露解消紙間延長制御モード(紙間延長)を実行した場合に結露しなくなる状態になる枚数Lは下記の式4で算出する(フロー504)。
L(枚)=(初期結露カウンタ−前回転時間)÷面積比…(式4)
上記式で算出されたMとLを比較し(フロー505)、MがL以下であればフロー506に進み、MがLよりも大きい値であれば結露解消紙間延長制御モードと判断する(フロー508)。フロー506ではMと予約枚数を比較し、Mが予約枚数以下であれば結露解消制御モード(前回転延長)と判断し(フロー507)、Mが予約枚数よりも大きければ
結露解消紙間延長制御モードと判断する(フロー508)。
このような工程によって、結露回避制御モードと結露解消紙間延長制御モードのうち、予約枚数の記録材に対してプリント動作(定着ユニット119による加熱動作)を行うのに要する時間が短い方のモードを選択することができる。
図6は、紙サイズと、紙サイズに対応する面積比、初期結露カウンタ、通常制御モード時のスループット、結露解消紙間延長制御モード時のスループット、結露解消紙間延長制御モード時の1枚ごとの結露カウンタ減算値との関係をそれぞれ示している。ここで、記録材サイズの面積比は、(記録材サイズの面積)÷(A3の面積)により算出している。
図7は前述の通り、結露回避制御モード(前回転延長)でプリントを実行した場合の経過時間とプリント枚数、結露カウンタ値の関係、及び結露解消紙間延長制御モード(紙間延長)を実行した場合の経過時間とプリント枚数、結露カウンタ値の関係を示した図である。
図7は、H/H環境、A3紙、ベタ黒画像、40枚連続プリント時の場合においてのデータである。本例の場合、プリント枚数Mは12であるので、予約が12枚以上の場合は結露回避制御モードでプリントを実行し、12枚未満の場合は結露解消紙間延長制御モードでプリントを実行する。
ここで、本実施例では、結露カウンタはデクリメントカウンタとして説明したが、インクリメントカウンタでも制御可能であるし、カウンタでなくタイマでも制御できる。インクリメントカウンタを適用する場合には、次のようにして、結露が発生しなくなるまでのタイミング(時間、状態)を導き出す。すなわち、前回転動作の実行中は単位時間が経過するごとに予め設定された値(第1設定値)ずつ積算し、結露解消紙間延長制御モードの実行中は記録材1枚ごとに予め設定された値(第2設定値)ずつ積算した積算値を算出(導出)する。この積算値が結露カウンタに達したときを、結露しなくなる状態とみなすことができる。
また、本実施例ではH/H環境、A3紙、ベタ黒画像、40枚連続プリント時の場合を例にあげて説明したが、記録材の種類、画像パターンに応じて初期結露カウンタを設定したり、結露カウンタの増減値を設定したりして制御することもできる。環境に関しては、環境温度で線形補完した値を使用することで環境に応じて設定でき、画像に関しては印字率倍した値を使用して印字率ごとに設定できる。また、フロー506でプリント枚数Mと予約枚数を比較しているが、プリント枚数Mと連続プリント枚数を比較するとよい。このような構成は、連続プリント中にサイクルダウンする(予約の途中で紙サイズや印字モード、搬送速度などが異なっていた場合は連続プリントを一度中断する処理が入る)ことが判明している場合に対して有効である。
以上説明したように、本実施例によれば、結露要因パラメータに対応して設定された結露カウンタと予約枚数に応じて結露対策制御を選択することにより、予約枚数が少ない場合の不必要な前回転延長や、予約枚数が多い場合の生産性的に非効率な紙間延長を防止することができる。これにより、結露すると予測された場合でもFPOT(First Printout
Time)やスループットの低下を極力抑えることができ、結露対策制御時の生産性を改善
することが可能になる。
以下に、実施例2について説明する。
実施例1では、前回転動作時に一度だけ結露判断を行い、結露判断結果に応じてシーケンスを選択する制御について説明した。これに対して、本実施例では、結露回避制御モード(前回転延長)時や結露解消紙間延長制御モード実行中において常に結露判断を行い、結露判断結果に応じてシーケンスを選択する制御を行うことを特徴とする。本実施例では、このような制御により、結露対策実行中に予約枚数の増減(変更)が発生した場合でも
、生産性を極力低下させない結露対策制御の実現を図っている。
ここで、本実施例における画像形成装置の構成とその動作、画像形成装置の制御系のブロック図、結露対策制御を行う制御部と結露対策制御に関連する制御部については、実施例1の図1〜3で説明しているので説明を省略する。
図8は、本実施例におけるプリント時の結露対策制御についてのフローチャートである。画像形成装置は、画像コントローラからプリント指示を受けると、画像形成の準備動作としての前回転動作を開始し(フロー801)、前回転動作を実行する(フロー802)。前回転動作実行中、前回転結露判断制御が実行される(フロー803)。前回転結露判断制御は、結露対策を行わない通常制御モードか、結露しなくなる状態まで空回転を行う結露回避制御モードか、結露はするもののスループットを下げて紙間で結露を解消しながらプリントする結露解消紙間延長制御モードかを判断する制御である。前回転結露判断制御の詳細については図9で説明する。
前回転結露判断制御の結果が結露回避制御モードの場合(フロー804でY)、前回転を延長する結露回避制御(前回転延長)を実行する(フロー805)。結露回避制御中に結露しなくなる状態になり結露回避制御終了と判断した場合は(フロー806でY)、フロー807に進み、結露しなくなる状態になっていない場合は(フロー806でN)、フロー803に戻る。ここで、フロー805,806における前回転延長動作は、第1動作に相当する。
フロー803に戻ったら再び結露カウンタと、改めて取得した予約枚数に応じて前回転結露判断制御を行う。フロー803〜806を繰り返し行うことにより、結露回避制御モード中に予約枚数が変化した場合でも最適な結露対策制御を選択することができる。
フロー806において結露回避制御終了と判断された場合、あるいはフロー804において結露回避制御モードでないと判断された場合は、結露回避制御は実行せず前回転動作を終了する(フロー807)。
前回転が終了すると、プリント時の結露判断を行う(フロー808)。プリント結露判断制御は、次のような制御である。すなわち、結露対策を行わない通常制御モードか、結露しなくなる状態まで給送をせずに紙間空回転を行うモードか、結露はするもののスループットを下げて紙間で結露を解消しながらプリントする結露解消紙間延長制御モードかを判断する制御である。ここで、プリント時の結露判断によって、結露しなくなる状態まで給送をせずに紙間空回転を行うモードは、結露解消紙間延長制御モード(第2モード)に換えて行われる第4モードに相当するもので、本実施例では説明の便宜上、結露回避制御モードとして説明する。このモードでは、単位時間が経過するごとに結露カウンタ(減算値)を前記第1設定値ずつ減算させて結露カウンタが0になるまで定着ヒータ118の発熱状態を保ったまま定着ニップによる記録材の搬送動作を待機させる第3動作が行われる。その後、前記搬送間隔を前記標準間隔(通常のスループット)としてプリント動作が行われる。プリント結露判断制御の詳細については図10で説明する。
プリント結露判断制御の結果が結露回避制御モードの場合(フロー809)、結露回避制御として結露しなくなる状態(本実施例では結露カウンタが0)になるまで次の給送を延長する結露回避制御モードを実行する(フロー810)。ここで、フロー810で結露回避制御モードを実行する動作が第3動作に相当する。
結露回避制御モード中に結露しなくなる状態になり結露回避制御モード終了と判断した場合は(フロー811でY)、次のフロー815に進み、結露しなくなる状態になっていない場合は(フロー811でN)、フロー808に戻る。フロー808に戻ったら、再び結露カウンタと、改めて取得した予約枚数に応じてプリント結露判断制御を行う。フロー808〜811を繰り返し行うことにより、結露回避制御モード中に予約枚数が変化した場合でも最適な結露対策制御を選択することができる。
プリント結露判断制御で結露解消紙間延長制御モードと判断された場合(フロー812)、結露解消紙間延長制御を実行し、通常よりも遅いスループットでプリントを行う(フロー813)。フロー813における結露解消紙間延長制御モード時の動作は、第2動作に相当する。
フロー812において結露解消紙間延長制御モードでない場合は、通常のスループットでプリントを行う(フロー814)。
その後、フロー815において、予約や画像形成装置の状態等を監視しプリントを継続するか終了するか判断を行う。プリントが継続と判断した場合(フロー815でY)、フロー808に戻る。フロー808に戻ったら、再び結露カウンタと、改めて取得した予約枚数に応じてプリント結露判断制御を行う。フロー808,809,812,813,815を繰り返し行うことにより、結露解消紙間延長制御モード中に予約枚数が変化した場合でも最適な結露対策制御を選択することができる。
フロー815においてプリント終了と判断した場合は、後回転を開始し(フロー816)、画像形成の後処理動作を行い(フロー817)、その後、後回転動作が終了したら(フロー818)、プリントが終了する。
図9は、前回転結露判断制御のフローチャートである。
前回転結露判断制御が1回目の判断かどうかをチェックし(フロー901)、1回目の判断ならば初期結露カウンタを設定する(フロー902)。その後、結露カウンタと予約枚数に応じて制御モードを決定する(フロー903〜910)。フロー903〜910は、図5に示したフロー502〜509と同じなので説明を省略する。
図10は、プリント時の結露判断制御のフローチャートである。
結露カウンタが0を超えているか比較し(フロー1001)、結露カウンタが0の場合(フロー1001でN)は通常制御モードと判断する。
結露カウンタが0を超えている場合は(フロー1001でY)、結露対策制御を継続して実行すると判断する。この場合、結露回避制御モードと結露解消紙間延長制御モードのうち、改めて取得された予約枚数の記録材のうちプリント動作(定着ユニット119による加熱動作)が行われていない枚数の記録材に対してプリント動作を行うのに要する時間が短い方を選択する。この選択を行うために、結露回避制御モード時と結露解消紙間延長制御モード時のプリント所要時間が等しくなるプリント枚数Mを算出する(フロー1002)。プリント枚数Mを算出するまでの手順について、以下に示す式5〜7を用いて説明する。
結露回避制御モード(紙間空回転)を実行した場合、N枚後のプリント所要時間Tp(秒)は、式5により算出する。
Tp(秒)=紙間空回転時間+PPM÷60×N…(式5)
(N=1,2,3,・・・、PPM:通常制御時のスループット)
結露解消紙間延長制御モード(紙間延長)を実行した場合、N枚後のプリント所要時間Ti(秒)は、式6により算出する。
Ti(秒)=PPM’÷60×N…(式6)
(N=1,2,3,・・・、PPM’=結露解消紙間延長制御モード時のスループット)
結露回避制御モード(紙間空回転)を実行した場合のプリント経過時間と、結露解消紙間延長制御モード(紙間延長)を実行した場合のプリント所要時間が等しくなるプリント枚数Mは、式5のTpと式6のTiが等しくなるときのNであり、式7で算出する。
M(枚)=紙間空回転時間÷(PPM’÷60−PPM÷60)・・・(式7)
その後、結露解消紙間延長制御モード(紙間延長)を実行した場合に結露しなくなる状態になる枚数Lは、下記式8で算出する(フロー1003)。
L(枚)=結露カウンタ÷面積比・・・(式8)
上記式で算出されたMとLを比較し(フロー1004)、MがL以下であればフロー1005に進み、MがLよりも大きい値であれば結露解消紙間延長制御モードと判断する(フロー1007)。フロー1005ではMと予約枚数を比較し、Mが予約枚数以下ならば結露回避制御モード(紙間空回転)と判断し(フロー1006)、Mが予約枚数よりも大きければ結露解消紙間延長制御モードと判断する(フロー1007)。
このような工程によって、結露回避制御モードと結露解消紙間延長制御モードのうち、改めて取得された予約枚数の記録材のうちプリント動作が行われていない枚数の記録材に対してプリント動作を行うのに要する時間が短い方のモードを選択することができる。
以上説明したように、本実施例では、結露回避制御モード(前回転延長、紙間空回転)時や結露解消紙間延長制御モード実行中において常に結露判断を行い、結露判断結果に応じてシーケンスを選択する制御を行っている。これにより、結露対策実行中に予約枚数が変化した場合でも逐次判断をすることができる。このため、実施例1よりも、より効果的に、最適な結露対策制御を行うことができ、FPOTやスループットの低下を極力抑えることができ、結露対策制御時の生産性を改善することが可能になる。
なお、本発明に係る加熱手段は、上述した定着ユニット119に適用されて機能する場合の例に限るものではなく、シート上に定着されたトナー像に光沢を出すための装置に適用することも可能である。
115…加圧ローラ、116…定着フィルム、118…定着ヒータ、151…画像形成装置、201…画像形成装置制御手段、202…画像コントローラ通信制御部

Claims (4)

  1. 記録材に形成された未定着画像を記録材に加熱定着する定着部であって、定着用回転体と、前記定着用回転体と共に前記記録材を挟持搬送するためのニップ部を形成する加圧ローラと、を有する定着部と、
    制御部と、
    を有し、前記定着部で未定着画像を記録材に定着した後に記録材を装置外に排出する画像形成装置において、
    前記定着用回転体からの熱で前記加圧ローラを加熱しながら一枚目の記録材が前記ニップ部に入るまでの空回転時間を延し、且つ複数枚の記録材を連続プリントする際の搬送間隔を標準間隔とする第1モードと、
    前記空回転時間の延長を行わず、且つ前記搬送間隔を前記標準間隔よりも延長する第2モードと、
    前記空回転時間の延長を行わず、且つ前記搬送間隔が前記標準間隔である第3モードと、
    を設定可能であり、
    前記制御部は、結露要因パラメータと、プリント予約枚数と、に応じて前記第1モード前記第2モード、前記第3モード、のいずれか一つを選択し、前記第1又は第2モードを選択する必要がある場合、前記プリント予約枚数分のプリントを完了するまでの時間が短くなるほうのモードを選択することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記結露要因パラメータは、画像形成装置が設置されている環境温度と環境湿度、記録材のサイズであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記定着用回転体はフィルムであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記定着部は前記フィルムの内面に接触するヒータを有することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
JP2012045559A 2012-03-01 2012-03-01 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5901352B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012045559A JP5901352B2 (ja) 2012-03-01 2012-03-01 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012045559A JP5901352B2 (ja) 2012-03-01 2012-03-01 画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013182114A JP2013182114A (ja) 2013-09-12
JP2013182114A5 JP2013182114A5 (ja) 2015-04-16
JP5901352B2 true JP5901352B2 (ja) 2016-04-06

Family

ID=49272794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012045559A Expired - Fee Related JP5901352B2 (ja) 2012-03-01 2012-03-01 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5901352B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6602049B2 (ja) 2014-06-17 2019-11-06 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7329188B2 (ja) * 2019-09-27 2023-08-18 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004013015A (ja) * 2002-06-10 2004-01-15 Kyocera Corp 電子写真装置における結露防止方法および装置
JP2005025041A (ja) * 2003-07-04 2005-01-27 Casio Electronics Co Ltd 画像形成装置
JP4946162B2 (ja) * 2006-05-10 2012-06-06 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP2009204935A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Brother Ind Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013182114A (ja) 2013-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6003619B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6423994B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5352181B2 (ja) 画像形成装置
JP4988511B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2011191627A (ja) 画像形成装置
JP5950796B2 (ja) 画像形成装置
JP5344284B2 (ja) 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2015064548A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5625861B2 (ja) 画像形成装置及び定着制御方法
EP2592491B1 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP2015025908A (ja) 画像形成装置
JP5901352B2 (ja) 画像形成装置
JP2007298720A (ja) 定着装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2005215053A (ja) 画像形成装置
JP2009058773A (ja) 画像形成装置
JP6186621B2 (ja) 画像形成装置
JP5029715B2 (ja) 画像形成装置
JP2009058775A (ja) 画像形成装置
JP4953574B2 (ja) 画像形成装置
JP4594013B2 (ja) 画像形成装置
JP6319468B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2013105130A (ja) 画像加熱装置、画像形成装置、及び画像加熱システム
JP5035056B2 (ja) 定着装置、画像形成装置、定着装置の制御方法、および定着装置の制御プログラム
JP2011191453A (ja) 定着装値及び画像形成装置
JP4615320B2 (ja) 画像形成装置および制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150302

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160308

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5901352

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees