JP5901352B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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このため、結露対策としてスタンバイ温調を行い、常に定着加圧ローラを温めておくことが実施されている。
しかしながら、スタンバイ温調を行うと電力消費が大きくなってしまう問題や、スタンバイ温調開始直後や紙間が狭い連続プリントにおいては定着加圧ローラの温まりが不足し結露してしまう問題がある。
そのため、上記課題を解決する技術として、結露が発生すると予測される場合は結露が発生しなくなるまでウォームアップを行う制御が実施されている(例えば、特許文献1参照)。また、連続プリント時の紙間をあけて結露を解消しながらプリントを継続することが実施されている(例えば、特許文献2参照)。
また、紙間をあけて結露を解消しながらのプリント制御では、1枚ごとに結露と結露解消を繰り返し行う必要があるためスループットの遅いプリントが続いてしまう。このため、当該制御は、少ない枚数のプリントの場合は有効であるが、多い枚数のプリントの場合でもスループットが遅くなるので生産性が落ちてしまうことが懸念される。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、生産性の低下を抑えつつ、結露の発生を抑えることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
記録材に形成された未定着画像を記録材に加熱定着する定着部であって、定着用回転体と、前記定着用回転体と共に前記記録材を挟持搬送するためのニップ部を形成する加圧ローラと、を有する定着部と、
制御部と、
を有し、前記定着部で未定着画像を記録材に定着した後に記録材を装置外に排出する画像形成装置において、
前記定着用回転体からの熱で前記加圧ローラを加熱しながら一枚目の記録材が前記ニップ部に入るまでの空回転時間を延長し、且つ複数枚の記録材を連続プリントする際の搬送間隔を標準間隔とする第1モードと、
前記空回転時間の延長を行わず、且つ前記搬送間隔を前記標準間隔よりも延長する第2モードと、
前記空回転時間の延長を行わず、且つ前記搬送間隔が前記標準間隔である第3モードと、
を設定可能であり、
前記制御部は、結露要因パラメータと、プリント予約枚数と、に応じて前記第1モード、前記第2モード、前記第3モード、のいずれか一つを選択し、前記第1又は第2モードを選択する必要がある場合、前記プリント予約枚数分のプリントを完了するまでの時間が短くなるほうのモードを選択することを特徴とする。
だし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
本実施例では、結露を予測する制御と、プリントの前回転時に結露の予測と予約枚数から結露判断(判定)を行い、判断結果に応じて、シーケンス(通常制御モード、結露回避制御モード、結露解消紙間延長制御モード)を選択する制御について述べる。
画像形成装置151には、給送ローラ101と、搬送ローラ102,104,120,122と、感光ドラム110と、帯電ローラ109と、スキャナユニット113と、現像ローラ108と、転写ローラ107と、定着ユニット119とが配置されている。
本実施例の結露対策は、定着ユニット119により記録材に対して加熱動作が行われる際に該記録材から発生する水蒸気が定着ユニット119(特に、加圧ローラ115)に付着するのを抑制するために行われるものである。
画像コントローラ150はPC(パーソナルコンピュータ)等からのプリント要求や画像データを受信し、エンジンにプリント開始指示や画像データを送信する。
制御手段としての画像形成装置制御手段201は、画像形成装置全体を制御するCPU、制御プログラムが格納されたROM、データ等を記憶するRAM、及びゲート素子等により構成されている。
画像形成装置制御手段201は各機能を制御する制御部を複数有している。各制御部と
は、画像コントローラ通信制御部202、センサ入力検知制御部203、記録材搬送制御部204、画像形成制御部205等の制御部である。
記録材搬送制御部204は、記録材搬送路に配置されたセンサからの情報を元に記録材の搬送動作を制御する制御部である。画像形成制御部205は、記録材に画像を形成し熱定着させるための高圧(電圧)印加、スキャナ動作、定着動作を制御する制御部である。
取得手段としての画像コントローラ通信制御部202は、画像コントローラ150から受信(取得)した記録材の予約枚数を予約数記憶手段305に記憶する。センサ入力検知制御部203は、環境検知制御部311により環境センサ130からの入力電圧をCPUのA/Dコンバータでディジタル値に変換し、さらにディジタル値を温度(℃)に変換し、温度を環境温度記憶手段310に記憶する。
結露量予測制御部302は、結露する量を示す指数(以下、結露カウンタ)を持ち、環境温度記憶手段310や記録材搬送制御部204からの情報に応じて結露カウンタを制御する制御部である。
結露対策判断結果記憶部304は、結露対策判断制御部303が判断した結果を記憶する記憶手段(記録手段)である。
記録材搬送制御部204は、給送制御部312によりプリント時の給送タイミングを制御し、給送ローラ101の駆動を制御し、定着モータ制御部313により定着ユニット119の加圧ローラ115の駆動を制御する。また、プリント枚数や駆動時間が記録材搬送制御部204から結露量予測制御部302に報知される。画像形成制御部205のヒータ制御部314は、定着ユニット119の定着ヒータ118の発熱動作を制御する。
画像形成装置は画像コントローラ150からプリント指示を受けると、画像形成の準備動作としての前回転動作を開始し(フロー401)、前回転動作を実行する(フロー402)。ここで定着ユニット119の前回転動作は、定着ユニット119により記録材に対して加熱動作が行われる直前の予め設定された標準時間の間、定着ヒータ118が発熱することで加圧ローラ115、定着フィルム116、定着ヒータ118を昇温させる動作である。
前回転動作実行中に、前回転結露判断制御が実行される(フロー403)。前回転結露判断制御は、結露対策を行わない通常制御モードか、結露しなくなる状態まで空回転を行う結露回避制御モードか、結露はするもののスループットを下げて紙間で結露を解消しな
がらプリントする結露解消紙間延長制御モードかを判断する制御である。ここで、通常制御モードでは、前回転動作を行ってから、定着ニップで複数枚の記録材を連続して搬送させながら加熱する動作を、先行する記録材と後続の記録材との間の搬送間隔を標準間隔として行っている。前回転結露判断制御の詳細については図5で説明する。
フロー404において結露回避制御モードでない場合は、結露回避制御は実行せず、前回転動作を終了する(フロー407)。前回転が終了すると、記録材を所定タイミングで給送して記録材に画像を形成するプリント動作を実行する。
フロー408において結露解消紙間延長制御モードでない場合は、通常のスループットでプリントを行う(フロー410)。スループットに関しての詳細は図6で説明する。
また、結露回避制御モード及び結露解消紙間延長制御モードにおいて、結露しなくなる状態となった後は、前記搬送間隔を前記標準間隔(通常のスループット)としてプリント動作が行われる。
フロー411においてプリント終了と判断した場合は、後回転を開始し(フロー413)、画像形成の後処理動作を行い(フロー414)、その後、後回転動作が終了したら(フロー415)、プリントが終了する。プリントが終了した場合、定着ヒータ118が停止するように制御されている。
本実施例において結露カウンタは、前回転動作が開始されてから定着ユニット119(加圧ローラ115)に結露が発生しなくなるまでの時間を表すためのカウンタ値であって、結露が発生する要因となる結露要因パラメータに対応して予め設定された値である。すなわち、本実施例では、結露が発生しなくなるまでの時間を表す指標値として結露カウンタを設定した。
結露要因パラメータとしては、画像形成装置が設置される環境(温度、湿度)、記録材のサイズ、画像パターン(画像の印字率)、定着ユニット119の状態(定着ヒータ118の停止状態、点灯状態)を例示することができる。このような結露要因パラメータに対応して結露カウンタを設定し、また、結露要因パラメータの変化に対応して結露カウンタを増減させるとよい。本実施例においては、結露カウンタは定着温調している状態において1秒間に1ずつデクリメントされるカウンタとし、結露解消紙間延長モードを実行した
時にプリント1枚ごとに1ずつデクリメントされるカウンタとした。
ここで、結露カウンタは、前回転動作の実行中は単位時間が経過するごとに予め設定された値(第1設定値)ずつ減算し、結露解消紙間延長モードの実行中(加熱動作中)は記録材1枚ごとに予め設定された値(第2設定値)ずつ減算するものであればよい。
また、プリントが終了し、定着ヒータ118が停止すると、定着ユニット119(加圧ローラ115)が冷えていくため再び結露が発生しやすくなる。このため、本実施例では、定着ヒータ118が停止している状態が1分間経過するごとに結露カウンタが1ずつ加算されるように構成した(上限はA3初期結露カウンタ値)。
そして、本実施例では、結露カウンタが0となったときに、結露しなくなる状態になるものとした。また、本実施例において、結露解消紙間延長制御モードの実行時においては、結露カウンタは、結露しなくなる状態までのプリント枚数とした。
初期結露カウンタが設定されたら、初期結露カウンタ(カウンタ値に対応する時間)と前回転時間(標準時間、秒)を比較する(フロー502)。初期結露カウンタが前回転時間よりも短いか同じであれば、前回転中に結露カウンタ(減算値)は0になるので結露対策制御は不要として行わず、通常制御モードと判断して終了する(フロー509)。
フロー502において初期結露カウンタが前回転時間よりも大きい(長い)場合には、結露対策制御が必要と判断する。この場合、結露回避制御モードと結露解消紙間延長制御モードのうち、予約枚数の記録材に対してプリント動作(定着ユニット119による加熱動作)を行うのに要する時間が短い方のモードを選択する。この選択を行うために、結露回避制御モード時と結露解消紙間延長制御モード時のプリント所要時間が等しくなるプリント枚数Mを算出する(フロー503)。
結露回避制御モード(前回転延長)を実行した場合、N枚目のプリント所要時間Tp(秒)は、式1により算出する。
Tp(秒)=前回転時間+前回転延長時間+PPM÷60×N…(式1)
(N=1,2,3,・・・、PPM:通常制御モード時のスループット)
結露解消紙間延長制御モード(紙間延長)を実行した場合、N枚目のプリント所要時間Ti(秒)は、式2により算出する。
Ti(秒)=前回転時間+PPM’÷60×N…(式2)
(N=1,2,3,・・・、PPM’=結露解消紙間延長制御モード時のスループット)
結露回避制御モード(前回転延長)を実行した場合のプリント経過時間と、結露解消紙間延長制御モード(紙間延長)を実行した場合のプリント所要時間が等しくなるプリント枚数Mは、式1のTpと式2のTiが等しくなるときのNであり、式3で算出する。
M(枚)=前回転延長時間÷(PPM’÷60−PPM÷60)…(式3)
L(枚)=(初期結露カウンタ−前回転時間)÷面積比…(式4)
上記式で算出されたMとLを比較し(フロー505)、MがL以下であればフロー506に進み、MがLよりも大きい値であれば結露解消紙間延長制御モードと判断する(フロー508)。フロー506ではMと予約枚数を比較し、Mが予約枚数以下であれば結露解消制御モード(前回転延長)と判断し(フロー507)、Mが予約枚数よりも大きければ
結露解消紙間延長制御モードと判断する(フロー508)。
このような工程によって、結露回避制御モードと結露解消紙間延長制御モードのうち、予約枚数の記録材に対してプリント動作(定着ユニット119による加熱動作)を行うのに要する時間が短い方のモードを選択することができる。
図7は前述の通り、結露回避制御モード(前回転延長)でプリントを実行した場合の経過時間とプリント枚数、結露カウンタ値の関係、及び結露解消紙間延長制御モード(紙間延長)を実行した場合の経過時間とプリント枚数、結露カウンタ値の関係を示した図である。
図7は、H/H環境、A3紙、ベタ黒画像、40枚連続プリント時の場合においてのデータである。本例の場合、プリント枚数Mは12であるので、予約が12枚以上の場合は結露回避制御モードでプリントを実行し、12枚未満の場合は結露解消紙間延長制御モードでプリントを実行する。
また、本実施例ではH/H環境、A3紙、ベタ黒画像、40枚連続プリント時の場合を例にあげて説明したが、記録材の種類、画像パターンに応じて初期結露カウンタを設定したり、結露カウンタの増減値を設定したりして制御することもできる。環境に関しては、環境温度で線形補完した値を使用することで環境に応じて設定でき、画像に関しては印字率倍した値を使用して印字率ごとに設定できる。また、フロー506でプリント枚数Mと予約枚数を比較しているが、プリント枚数Mと連続プリント枚数を比較するとよい。このような構成は、連続プリント中にサイクルダウンする(予約の途中で紙サイズや印字モード、搬送速度などが異なっていた場合は連続プリントを一度中断する処理が入る)ことが判明している場合に対して有効である。
Time)やスループットの低下を極力抑えることができ、結露対策制御時の生産性を改善
することが可能になる。
実施例1では、前回転動作時に一度だけ結露判断を行い、結露判断結果に応じてシーケンスを選択する制御について説明した。これに対して、本実施例では、結露回避制御モード(前回転延長)時や結露解消紙間延長制御モード実行中において常に結露判断を行い、結露判断結果に応じてシーケンスを選択する制御を行うことを特徴とする。本実施例では、このような制御により、結露対策実行中に予約枚数の増減(変更)が発生した場合でも
、生産性を極力低下させない結露対策制御の実現を図っている。
ここで、本実施例における画像形成装置の構成とその動作、画像形成装置の制御系のブロック図、結露対策制御を行う制御部と結露対策制御に関連する制御部については、実施例1の図1〜3で説明しているので説明を省略する。
フロー803に戻ったら再び結露カウンタと、改めて取得した予約枚数に応じて前回転結露判断制御を行う。フロー803〜806を繰り返し行うことにより、結露回避制御モード中に予約枚数が変化した場合でも最適な結露対策制御を選択することができる。
フロー806において結露回避制御終了と判断された場合、あるいはフロー804において結露回避制御モードでないと判断された場合は、結露回避制御は実行せず前回転動作を終了する(フロー807)。
結露回避制御モード中に結露しなくなる状態になり結露回避制御モード終了と判断した場合は(フロー811でY)、次のフロー815に進み、結露しなくなる状態になっていない場合は(フロー811でN)、フロー808に戻る。フロー808に戻ったら、再び結露カウンタと、改めて取得した予約枚数に応じてプリント結露判断制御を行う。フロー808〜811を繰り返し行うことにより、結露回避制御モード中に予約枚数が変化した場合でも最適な結露対策制御を選択することができる。
フロー812において結露解消紙間延長制御モードでない場合は、通常のスループットでプリントを行う(フロー814)。
その後、フロー815において、予約や画像形成装置の状態等を監視しプリントを継続するか終了するか判断を行う。プリントが継続と判断した場合(フロー815でY)、フロー808に戻る。フロー808に戻ったら、再び結露カウンタと、改めて取得した予約枚数に応じてプリント結露判断制御を行う。フロー808,809,812,813,815を繰り返し行うことにより、結露解消紙間延長制御モード中に予約枚数が変化した場合でも最適な結露対策制御を選択することができる。
フロー815においてプリント終了と判断した場合は、後回転を開始し(フロー816)、画像形成の後処理動作を行い(フロー817)、その後、後回転動作が終了したら(フロー818)、プリントが終了する。
前回転結露判断制御が1回目の判断かどうかをチェックし(フロー901)、1回目の判断ならば初期結露カウンタを設定する(フロー902)。その後、結露カウンタと予約枚数に応じて制御モードを決定する(フロー903〜910)。フロー903〜910は、図5に示したフロー502〜509と同じなので説明を省略する。
結露カウンタが0を超えているか比較し(フロー1001)、結露カウンタが0の場合(フロー1001でN)は通常制御モードと判断する。
結露カウンタが0を超えている場合は(フロー1001でY)、結露対策制御を継続して実行すると判断する。この場合、結露回避制御モードと結露解消紙間延長制御モードのうち、改めて取得された予約枚数の記録材のうちプリント動作(定着ユニット119による加熱動作)が行われていない枚数の記録材に対してプリント動作を行うのに要する時間が短い方を選択する。この選択を行うために、結露回避制御モード時と結露解消紙間延長制御モード時のプリント所要時間が等しくなるプリント枚数Mを算出する(フロー1002)。プリント枚数Mを算出するまでの手順について、以下に示す式5〜7を用いて説明する。
Tp(秒)=紙間空回転時間+PPM÷60×N…(式5)
(N=1,2,3,・・・、PPM:通常制御時のスループット)
結露解消紙間延長制御モード(紙間延長)を実行した場合、N枚後のプリント所要時間Ti(秒)は、式6により算出する。
Ti(秒)=PPM’÷60×N…(式6)
(N=1,2,3,・・・、PPM’=結露解消紙間延長制御モード時のスループット)
結露回避制御モード(紙間空回転)を実行した場合のプリント経過時間と、結露解消紙間延長制御モード(紙間延長)を実行した場合のプリント所要時間が等しくなるプリント枚数Mは、式5のTpと式6のTiが等しくなるときのNであり、式7で算出する。
M(枚)=紙間空回転時間÷(PPM’÷60−PPM÷60)・・・(式7)
L(枚)=結露カウンタ÷面積比・・・(式8)
上記式で算出されたMとLを比較し(フロー1004)、MがL以下であればフロー1005に進み、MがLよりも大きい値であれば結露解消紙間延長制御モードと判断する(フロー1007)。フロー1005ではMと予約枚数を比較し、Mが予約枚数以下ならば結露回避制御モード(紙間空回転)と判断し(フロー1006)、Mが予約枚数よりも大きければ結露解消紙間延長制御モードと判断する(フロー1007)。
このような工程によって、結露回避制御モードと結露解消紙間延長制御モードのうち、改めて取得された予約枚数の記録材のうちプリント動作が行われていない枚数の記録材に対してプリント動作を行うのに要する時間が短い方のモードを選択することができる。
なお、本発明に係る加熱手段は、上述した定着ユニット119に適用されて機能する場合の例に限るものではなく、シート上に定着されたトナー像に光沢を出すための装置に適用することも可能である。
Claims (4)
- 記録材に形成された未定着画像を記録材に加熱定着する定着部であって、定着用回転体と、前記定着用回転体と共に前記記録材を挟持搬送するためのニップ部を形成する加圧ローラと、を有する定着部と、
制御部と、
を有し、前記定着部で未定着画像を記録材に定着した後に記録材を装置外に排出する画像形成装置において、
前記定着用回転体からの熱で前記加圧ローラを加熱しながら一枚目の記録材が前記ニップ部に入るまでの空回転時間を延長し、且つ複数枚の記録材を連続プリントする際の搬送間隔を標準間隔とする第1モードと、
前記空回転時間の延長を行わず、且つ前記搬送間隔を前記標準間隔よりも延長する第2モードと、
前記空回転時間の延長を行わず、且つ前記搬送間隔が前記標準間隔である第3モードと、
を設定可能であり、
前記制御部は、結露要因パラメータと、プリント予約枚数と、に応じて前記第1モード、前記第2モード、前記第3モード、のいずれか一つを選択し、前記第1又は第2モードを選択する必要がある場合、前記プリント予約枚数分のプリントを完了するまでの時間が短くなるほうのモードを選択することを特徴とする画像形成装置。 - 前記結露要因パラメータは、画像形成装置が設置されている環境温度と環境湿度、記録材のサイズであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記定着用回転体はフィルムであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記定着部は前記フィルムの内面に接触するヒータを有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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