JP5029715B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は画像形成装置に関し、特に、画像形成装置に内蔵される定着装置の構成に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、感光体ドラム上をほぼ一様に帯電させた後、当該感光体ドラムをレーザースキャニングユニット等により露光して画像信号に応じた静電潜像を形成し、その後、現像器により帯電されたトナーを感光体ドラム上に供給して顕像化し、そのトナー像を転写紙などの記録部材に転写する。記録部材に転写されたトナー像は、記録部材上に担持されているだけであって固定されていないため、画像形成装置に備えられた定着器によりトナー像を加熱加圧し、トナー像を熱溶融定着させて記録部材上に固定された画像を形成する。
従来の定着器の基本構成として、筐体の内部に、ハロゲンランプが内蔵された伝熱部材と、伝熱部材に圧接された加圧部材と、伝熱部材の温度を検知するサーミスタとがそれぞれ設けられた構成からなっている。この定着器によれば、伝熱部材と加圧部材とが圧接されて形成されたニップ部を通過するトナー像は、ハロゲンランプの輻射熱によって加熱されたヒートローラーの熱によって加熱されるとともに、伝熱部材と加圧部材との圧接によって加圧され、記録部材に定着される。筐体には、記録部材が搬入される搬入口及び記録部材が搬出される搬出口がそれぞれ形成されており、搬入口からトナー像を担持する記録部材が筐体内に搬入され、搬出口から定着済みの記録部材が筐体外に搬出される(例えば、特許文献1参照。)。
一方で、従来より、定着装置で発生した熱の拡散を防止し、保温効果を向上させる方式が採用されてきた。例えば、上記の特許文献1においては、用紙搬入口および搬出口に開閉可能なシャッター部材を設置する構成が考案されている。また、特許文献2においては、定着ローラと加圧ローラを覆う保温材に開閉可能なシャッターを備え、非プリント時にシャッターを閉口して定着装置外への熱拡散を防止し、プリント時にはシャッターを開口して紙を通紙する構成が開示されている。
特開2006−133318号公報 特開平7−64422号公報
しかしながら、上記に開示される定着装置においては、用紙搬送時はシャッターを開く必要があり、非プリント時の断熱は可能であるが、プリント時すなわち用紙搬送時の断熱は不可能であり、用紙表面にできた気流により定着装置内の熱が逃げてしまうという問題がある。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであって、熱対流および熱気流により装置外に放出される熱エネルギーを効果的に抑制するとともに、良好な画像品質を維持する定着装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明のある局面に従う定着装置は、トナー像を記録部材に定着させる定着装置において、記録部材を加熱するための加熱部材と、加熱部材との圧接により加圧する加圧部材と、加熱部材および加圧部材が収納され、かつ、搬出口が形成された筐体と、記録部材を搬出する搬出口に付設された筐体の温度を保温するために設けられた閉塞部とを備える。閉塞部は、回転部材と、回転部材とニップ領域を形成する対向部材とを有する。回転部材の表面温度は、記録部材が通過する前に均一化される。
好ましくは、回転部材は、記録部材が通過する前に回転する。
好ましくは、回転部材を駆動する駆動部をさらに備える。駆動部は、前回の記録部材の印字枚数と前回の印字からの経過時間とに基づく指示に従って記録部材が通過する前に回転部材を駆動する。
好ましくは、筐体内の温度を検出する第1の温度検出手段をさらに備える。第1の温度検出手段の検出結果に基づいて、記録部材が通過する前に回転部材の表面温度は均一化される。
特に、筐体外側の回転部材の温度を検出する第2の温度検出手段をさらに備える。第1および第2の温度検出手段の検出結果の差に基づいて、記録部材が通過する前に回転部材の表面温度は均一化される。
特に、回転部材の回転方向は切り替え可能に構成される。回転部材は、第1の温度検出手段の検出結果に基づいて、回転方向が切り替えられる。
好ましくは、回転部材の回転方向は切り替え可能に構成される。
好ましくは、回転部材を第1の回転方向に回転駆動するための第1の駆動伝達経路と、回転部材を第2の回転方向に回転駆動するための第2の駆動伝達経路とをさらに備える。記録部材の非通過時と通過時とにおいて第1および第2の駆動伝達経路を切り替える。
好ましくは、対向部材は、回転部材とともに回転する第2の回転部材を有する。
本発明のある局面に従う画像形成装置は、上記回転部材の駆動を制御する制御手段および、上記定着装置を備える。
上述の構成によると、記録部材を搬出する搬出口に閉塞部を設ける。閉塞部は、回転部材と、回転部材とニップ領域を形成する対向部材とを有する。回転部材の表面温度は、記録部材が通過する前に均一化される。したがって、当該ニップ領域に記録部材が通紙されて搬出されるためプリント時および非プリント時において加熱ローラで発生した熱エネルギーを定着装置の外部に放出することを抑制することができる。また、回転部材の表面温度は記録部材が通過する前に均一化されるため光沢ムラなどの画像ノイズを抑制して画像品質を良好なものに維持することが可能となる。
本発明の実施の形態1に従う画像形成装置の構成を説明する図である。 本発明の実施の形態1に従う定着装置110の斜視図である。 本発明の実施の形態1に従う定着装置110の断面図である。 本発明の実施の形態1に従う別の定着装置110aの断面図である。 本発明の実施の形態1に従う遮熱回転ローラの表面温度を説明する図である。 本発明の実施の形態1に従う定着装置110の別の斜視図である。 本発明の実施の形態2に従う加熱ローラ22、遮熱回転ローラ46のそれぞれの駆動系を説明する図である。 本発明の実施の形態2に従う遮熱回転ローラ46の駆動シーケンスを説明するフロー図である。 本発明の実施の形態2の変形例1に従う遮熱回転ローラ46の駆動シーケンスを説明するフロー図である。 本発明の実施の形態2の変形例に従う定着装置110#の断面図である。 本発明の実施の形態2の変形例1に従う遮熱回転ローラ46の駆動シーケンスを説明するフロー図である。 定着装置112の断面図である。 定着装置114の断面図である。 定着装置116の断面図である。 定着装置118の断面図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態1について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に従う画像形成装置の構成を説明する図である。
図1を参照して、本発明の実施の形態1に従う画像形成装置100は、装置本体部全体を覆うように外装カバー101が設けられており、装置本体部内でプリントされた記録部材が排出口108から搬出される。
装置本体部として、本例においては一例として、カラー画像を形成するタンデム型のカラープリンタが示されている。
具体的には、画像形成のために例えばそれぞれが回転する4つの感光体104と、感光体104のそれぞれの転写位置にて順次形成されるトナー像を順次に積層して転写する中間転写ベルト105と、中間転写ベルト105の移動面まわりに設定される転写位置に設けられた転写ローラ106とが示されている。そして、当該転写位置に給紙カセット102に格納されている記録部材を給紙ローラ103を用いて搬送する。
画像形成装置100は、記録部材に印字する画像データに基づいて、感光体104に静電潜像を形成する。そして、感光体104に形成された静電潜像が中間転写ベルト105に順次に積層される。中間転写ベルト105上に静電転写され合成し終わったトナー像は、転写位置にて転写ローラ106からの静電的な吸引によって記録部材の上に静電的に一括して転写される。そして、転写後の転写紙(記録部材)を定着装置110を通して熱と圧力を加えて画像を定着させる。当該工程により画像形成が完了する。そして、排出口108から記録部材を排出する。
また、定着装置110と転写ローラ106との間に搬送される記録部材を検知する原稿検知センサ107と、定着装置110と排出口108との間に搬送される記録部材を検知する原稿検知センサ109とを設ける。原稿検知センサ107は、転写ローラ106を通過した記録部材の先端部の通過を検知する。原稿検知センサ109は、定着装置110を通過した記録部材の後端部の通過を検知する。また、本例においては、画像形成装置100全体を制御する制御手段としてコントローラ10が示されており、当該コントローラ10は、メモリ12に格納されたアプリケーションプログラムを読み込むことにより後述するフローが実現される。
図2は、本発明の実施の形態1に従う定着装置110の斜視図である。
図2を参照して、定着装置110は、筐体28の上部側(原稿の搬送方向下流側)に搬出口24が設けられ、反対側の下部側(原稿の搬送方向上流側)に搬入口26が設けられる。
そして、筐体28には、ハロゲンランプ313を内蔵する加熱ローラ22と、加圧ローラ20とが設けられる。
筐体28の下部側の搬入口26から搬入された記録部材は、加熱ローラ22および加圧ローラ20により加熱および加圧されてトナー像を定着させて搬出口24から搬出する。
本発明の実施の形態1においては、搬出口24に付設された搬出口を閉塞するための閉塞機構45を設ける。
具体的には、閉塞機構45は、断熱材44,50と、遮熱回転ローラ46,48とを含む。遮熱回転ローラ46,48はニップ領域を形成するように圧接される。当該ニップ領域は、記録部材の通紙時に記録部材以外の領域で隙間が生じないように形成される。
そして、遮熱回転ローラ46,48は回転して加熱ローラ22および加圧ローラ20によりトナー像が定着された記録部材を搬出口24から搬出する。
したがって、遮熱回転ローラ46,48はニップ領域を形成しているため遮熱回転ローラ46,48の回転に伴い記録部材が外部に搬出される際において、搬出口からの外部への熱の放出を抑制することができる。
これにより、プリント時および非プリント時において加熱ローラで発生しトナー溶融に使用されなかった熱が定着装置110の筐体外部に放出されることを防止することができる。また、定着装置110内の温度上昇を早めることが可能であるためウォームアップ時間の短縮や加熱ローラの温度低下を鈍らせる効果がありエネルギー効率改善により省エネ化,ランニングコスト低減を達成することができる。
図3は、本発明の実施の形態1に従う定着装置110の断面図である。
図3を参照して、ここでは、搬出口24に設けられた閉塞機構45と、搬入口26に設けられた閉塞機構41とが示されている。
閉塞機構45には、さらに、遮熱回転ローラ46,48のニップ領域と反対側の方向である筐体28と遮熱回転ローラ46,48のそれぞれとが接触する領域において、スポンジ等の断熱材44,50を設ける。当該断熱材44と遮熱回転ローラ46とが接触し、断熱材50と遮熱回転ローラ48とが接触する。
遮熱回転ローラ46,48は、断熱材44,50を介して筐体28と接触するため、断熱材44,50により筐体28の搬出口24、より具体的には遮熱回転ローラ46,48と筐体28との境界の隙間からの熱の放出をさらに抑制することができる。また、遮熱回転ローラ46,48が直接筐体28と接触しないため遮熱回転ローラ46,48の磨耗を防止することができる。
また、閉塞機構41は、搬入口26を開閉可能なシャッタ42と、当該シャッタ42を駆動する駆動機構40とを含む。
駆動機構40は、プリント時において、記録部材の搬入口26において閉塞しているシャッタ42を筐体内部に回転させる。具体的には、筐体28との角度が所定角度αとなるようにシャッタ42を回転させる。駆動機構40により所定角度αとなるように回転されたシャッタ42は、記録用紙を加熱ローラ22および加圧ローラ20に搬送する際の案内部材として機能する。
当該構成により、プリント時以外の場合には、シャッタ42は、搬入口26を閉塞しているため保温効果を高めることが可能となり、ウォームアップ時間をさらに短縮することが可能となる。
また、ここでは、定着装置110の内部の温度を検出する非接触式の温度検出手段27が設けられている。また、図示しないが加熱ローラ22の温度を検出する温度検出手段が設けられている。当該温度検出手段による温度検出結果に基づいてハロゲンランプの点灯のオン/オフが制御され、加熱ローラ22の温度が調整される。なお、温度検出手段は、非接触式でもサーミスタ等の接触式でも良くその手段は問わない。
図4は、本発明の実施の形態1に従う別の定着装置110aの断面図である。
図4に示されるように、閉塞機構45として、断熱材44,50を設けない構成とすることも可能である。
図5は、本発明の実施の形態1に従う遮熱回転ローラの表面温度を説明する図である。
図5を参照して、遮熱回転ローラ46,48の筐体28の内部に面した領域202と、筐体28の外部に面した領域200とが示されている。
上述したように筐体28において、遮熱回転ローラ46,48により外部への熱の放出が抑制されるためウォームアップ時、あるいは、待機時等においては、筐体28の内部の空気の温度が上昇し、遮熱回転ローラ46,48の領域202の温度が領域200の温度よりも上昇してしまう可能性がある。すなわち、遮熱回転ローラ46,48の領域200と領域202との間に温度差が生じることになる。
当該温度差が生じた状態において、加熱ローラ22および加圧ローラ20を通過した後の記録部材を遮熱回転ローラ46,48に通紙した場合、遮熱回転ローラ46,48の表面温度の温度差に起因して光沢ムラなどの画像ノイズにより画像品質に影響を及ぼす可能性がある。
したがって、本発明の実施の形態1に従う定着装置110は、ウォームアップ時、あるいは、待機時等において遮熱回転ローラ46,48の領域200と領域202との間に生じる温度差を抑制する。具体的には、遮熱回転ローラ46,48を回転させることにより表面温度を均一化する。
図6は、本発明の実施の形態1に従う定着装置110の別の斜視図である。
図6を参照して、ここでは、図2で示される定着装置110の背面側から見た斜視図が示されており、加熱ローラ22と遮熱回転ローラ46とが連結ベルト320で懸架されている場合が示されている。当該構成においては、加熱ローラ22の回転に伴って連結ベルト320で懸架されている遮熱回転ローラ46は回転することになる。遮熱回転ローラを駆動する駆動系の構成を簡易にすることが可能である。
また、加圧ローラ20は、加熱ローラ22の回転に伴って従動回転するものとする。また、遮熱回転ローラ48は、遮熱回転ローラ46に対して従動回転するものとする。
当該構成により、加熱ローラ22の回転に伴って遮熱回転ローラ46,48は回転することになる。
したがって、記録部材を加熱ローラ22および加圧ローラ20を通過する際、その際の回転に伴って遮熱回転ローラ46,48が回転する。したがって、遮熱回転ローラ46,48に通紙する前に遮熱回転ローラ46,48の領域200と領域202との間に生じる温度差を抑制する。すなわち、表面温度を均一化させることにより光沢ムラなどの画像ノイズを抑制して画像品質を良好なものに維持することが可能となる。
(実施の形態2)
上記の実施の形態1においては、加熱ローラ22に連動して遮熱回転ローラ46が回転する場合について説明したが、加熱ローラ22と遮熱回転ローラ46との駆動を別の駆動系により制御させるようにすることも可能である。
別の駆動系とすることにより遮熱回転ローラ46の回転を独立して制御することが可能となる。
図7は、本発明の実施の形態2に従う加熱ローラ22、遮熱回転ローラ46のそれぞれの駆動系を説明する図である。
図7(A)を参照して、ここでは、遮熱回転ローラ46を駆動する複数のギヤG0〜G5と、加熱ローラ22を駆動する複数のギヤG6,G7が設けられている場合が示されている。
ギヤG0〜G5は、各々隣接するギヤと連結されてギヤG0の駆動が伝達されてギヤG5が回転される。ギヤG5は、遮熱回転ローラ46の回転軸と連結されているものとする。すなわち、ギヤG5の回転方向に従って遮熱回転ローラ46も回転する。なお、遮熱回転ローラ48は遮熱回転ローラ46の回転に伴って従動回転するものとする。
図7(A)においては、遮熱回転ローラ46,48に通紙された記録部材が定着装置110の外部に搬出される方向に遮熱回転ローラ46,48が回転する場合が示されている。
なお、加熱ローラ22は、ギヤG6の駆動が伝達されて回転する。なお、加圧ローラ20は加熱ローラ22に対して従動回転するものとする。
なお、コントローラ10からの指示に従って図示しないモータが回転することにより連結されたギヤG0が回転するものとする。
図7(B)を参照して、ここでは、図示しないレバーによりギヤG1の位置が調整された場合が示されている。具体的には、ギヤG1がギヤ2から離脱してギヤG0とギヤG3との間に設けられそれぞれと連結された場合が示されている。したがって、ギヤG0の駆動がギヤG1,G3,G4,G5の順番に伝達される。当該構成すなわち、ギヤG2を用いないように連結されるギヤの段数を調整することにより回転方向が逆方向となる。すなわち、図7(B)に示されるように図7(A)の遮熱回転ローラ46の回転は逆方向となる。
なお、コントローラ10からの指示に従って図示しないモータが回転することにより連結されたギヤG0が回転するとともに、コントローラ10からの指示に従って図示しないレバーによりギヤG1の位置が調整されるものとする。
当該方式により駆動を伝達する経路を変更することにより遮熱回転ローラ46の回転方向を制御することが可能となる。
図8は、本発明の実施の形態2に従う遮熱回転ローラ46の駆動シーケンスを説明するフロー図である。
当該駆動シーケンスは、コントローラ10がメモリ12に格納されているソフトウェアプログラムを読み込むことにより実現される。
図8を参照して、まず、コントローラ10は、印字が開始(スタート)されたかどうかを判断する(ステップS2)。具体的には、印字のコマンドの入力が有ったかどうかを判断する。
印字が開始(スタート)されたと判断した場合(ステップS2においてYES)には、次に、前回の印字からの経過時間tは所定時間を超えているかどうかを判断する。具体的には、経過時間t>所定時間Xの条件を満たしているかどうかを判断する(ステップS4)。なお、所定時間Xは、画像品質を考慮した適切な値に設定されるものとする。
ステップS4において、経過時間t>所定時間Xの条件を満たしていると判断した場合(ステップS4においてYES)には、次のステップS6に進む。
一方、ステップS4において、経過時間t>所定時間Xの条件を満たしていないと判断した場合(ステップS4においてNO)には、ステップS12に進む。
次に、ステップS6において、前回の印字の印字枚数Mは、所定枚数未満であるかどうかを判断する。具体的には、印字枚数M<所定枚数Yの条件を満たしていると判断した場合(ステップS6においてYES)には、遮熱回転ローラの回転をオン(ON)に設定する。すなわち、強制駆動モードに設定する。そして、次のステップS12に進む。なお、所定枚数Yは、画像品質を考慮した適切な値に設定されるものとする。
ここで、前回の印字からの経過時間tが所定時間以上であり、かつ、前回の印字の印字枚数Mが所定枚数未満である場合には、強制駆動モードとして、遮熱回転ローラの回転をオンに設定する。
具体的には、図7(A)で説明したように、ギヤG0〜G5を用いて駆動を伝達することにより遮熱回転ローラ46を回転させる。これにより、遮熱回転ローラ46および48が回転することにより上述したように、遮熱回転ローラ46,48の領域200と領域202との間に生じる温度差を抑制する。
次に、記録部材の先端部が転写ローラを通過したかどうかを判断する(ステップS12)。具体的には、図1で説明した原稿を検知する原稿検知センサ107において記録部材の先端部の通過を検知したかどうかに基づいて判断される。
ステップS12において、記録部材の先端部が転写ローラを通過したと判断した場合(ステップS12においてYES)には、ステップS13に進む。一方、ステップS12において、記録部材の先端部が転写ローラを通過していないと判断した場合(ステップS12においてNO)には、ステップS12の状態を維持する。
ステップS13において、遮熱回転ローラの回転がオン(ON)であるかどうかを判断する。遮熱回転ローラの回転がオン(ON)である場合(ステップS13においてYES)には、遮熱回転ローラの回転をオフ(OFF)に設定する。そして、次のステップS16に進む。
なお、遮熱回転ローラ46,48は、ギヤG0〜G5の駆動の伝達がない場合であっても本例においては、記録部材の先端部が遮熱回転ローラ46,48のニップ領域を通過する際、加熱ローラ22および加圧ローラ20からの搬送力に従って回転するものとする。
一方、ステップS13において、遮熱回転ローラの回転がオン(ON)でないすなわちオフ(OFF)である場合には、ステップS16に進む。
そして、次に、記録部材の後端部が定着装置110を通過したかどうかを判断する(ステップS16)。具体的には、図1で説明した原稿を検知する原稿検知センサ109において記録部材の後端部の通過を検知したかどうかに基づいて判断される。
ステップS16において、記録部材の後端部が定着装置を通過していないと判断した場合(ステップS16においてNO)には、その状態を維持する。
一方、ステップS16において、記録部材の後端部が定着装置110を通過したと判断した場合(ステップS16においてYES)には、定着装置110の内部の温度が正常であるかどうか(過熱状態にないかどうか)を判断する(ステップS18)。具体的には、温度検出手段27により定着装置110の内部の温度が正常であるかどうかを判断する。
そして、ステップS18において、定着装置110の内部の温度が正常でない(過熱状態である)と判断した場合(ステップS18においてNO)には、遮熱回転ローラの逆回転をオン(ON)に設定する(ステップS20)。すなわち、強制冷却モードに設定する。そして、再びステップS18に戻る。具体的には、図7(B)で説明したように、ギヤG0,G1,G3〜G5を用いて駆動を伝達することにより遮熱回転ローラ46を逆回転させる。逆回転させることにより定着装置110の外部から内部へと空気の流入を誘導する。これにより定着装置110の内部の温度を冷却させることが可能となる。
そして、再び、定着装置110の内部の温度が正常であるかどうかを判断する。内部の温度が正常となるまで遮熱回転ローラの逆回転が継続される。
一方、定着装置の内部の温度が正常であると判断した場合(ステップS18においてYES)には、遮熱回転ローラの逆回転がオン(ON)であるかどうかを判断する(ステップS21)。遮熱回転ローラの逆回転がオン(ON)である場合(ステップS21においてYES)には、遮熱回転ローラの逆回転をオフ(OFF)に設定する(ステップS22)。そして、再びステップS2に戻り同様の処理を繰り返す。
一方、ステップS21において、遮熱回転ローラの逆回転がオン(ON)でないすなわちオフ(OFF)である場合には、再び、ステップS2に戻り、以降同様の処理を繰り返す。
本発明の実施の形態2に従う方式においては、前回の印字からの経過時間tが所定時間以下である場合あるいは、前回の印字の印字枚数Mが所定枚数以上である場合には、遮熱回転ローラの表面温度は均一化されている可能性が高いため、遮熱回転ローラの回転はせずに消費電力を低減する方式としている。
一方、前回の印字からの経過時間tが所定時間を越える場合であり、かつ、前回の印字の印字枚数Mが所定枚数未満である場合には、遮熱回転ローラの表面温度は領域200と領域202とで大きな温度差が生じている可能性があると考えられるため遮熱回転ローラを回転することにより表面温度を均一化し、光沢ムラなどの画像ノイズを抑制して画像品質を良好なものに維持することが可能となる。
また、定着装置110の内部の温度が上がり過ぎている場合には、逆に遮熱回転ローラを逆回転させることにより外部の空気を定着装置110内に送りこんで定着装置110の内部の温度の上昇を抑制することが可能である。
なお、本例においては、定着装置110を記録部材が通紙する場合においては、遮熱回転ローラ46の回転をオフ(OFF)に設定して、ギヤを介した駆動を伝達しない方式について説明したが、強制駆動モードとは異なる通常駆動モードにより加熱ローラ22および加圧ローラ20からの記録部材に対する搬送力を幇助する目的で遮熱回転ローラ46の回転をオン(ON)に設定して、ギヤを介して回転させるようにすることも可能である。そして、非通紙時においては、ギヤの段数を切り替えて遮熱回転ローラ46の逆回転をオン(ON)に設定して、ギヤを介して逆回転させるようにすることも可能である。
(実施の形態2の変形例1)
図9は、本発明の実施の形態2の変形例1に従う遮熱回転ローラ46の駆動シーケンスを説明するフロー図である。
当該駆動シーケンスは、コントローラ10がメモリ12に格納されているソフトウェアプログラムを読み込むことにより実現される。
図9を参照して、まず、図8の駆動シーケンスと比較して、ステップS4およびステップS6をステップS5に置換した点が異なる。
その他の点については同様であるのでその詳細な説明については繰り返さない。
印字が開始(スタート)されたと判断した場合(ステップS2においてYES)には、次に、定着装置110の内部の温度Kは、所定温度Zを越えるかどうかを判断する(ステップS5)。
具体的には、温度検出手段27を用いて定着装置110の内部の温度Kを検出する。そして、温度K>所定温度Zの条件を満たしているかどうかを判断する。なお、所定温度Zは、画像品質を考慮した適切な値に設定されるものとする。
ステップS5において、温度K>所定温度Zの条件を満たしていると判断した場合(ステップS5においてYES)には、次のステップS10に進み、遮熱回転ローラの回転をオン(ON)に設定する。すなわち、強制駆動モードに設定する。そして、次のステップS12に進む。
ここで、定着装置110の内部の温度Kが所定温度Zを越える場合には、強制駆動モードとして、遮熱回転ローラの回転をオンに設定する。
具体的には、図7(A)で説明したように、ギヤG0〜G5を用いて駆動を伝達することにより遮熱回転ローラ46を回転させる。これにより、遮熱回転ローラ46および48が回転することにより上述したように、遮熱回転ローラ46,48の領域200と領域202との間に生じる温度差を抑制する。
一方、ステップS5において、温度K>所定温度Zの条件を満たしていないと判断した場合(ステップS5においてNO)には、次のステップS12に進む。
以降の処理については、図8で説明したのと同様であるのでその詳細な説明は繰り返さない。
本発明の実施の形態2の変形例1に従う方式においては、定着装置110の内部の温度Kが所定温度Z以下である場合には、遮熱回転ローラの表面温度の領域200と領域202との間においてそれほどの温度差は生じていないと考えられるため、遮熱回転ローラの回転はせずに消費電力を低減する方式としている。
一方、定着装置110の内部の温度Kが所定温度Zを越える場合には、遮熱回転ローラの表面温度は領域200と領域202とで大きな温度差が生じている可能性があると考えられるため遮熱回転ローラを回転することにより表面温度を均一化し、光沢ムラなどの画像ノイズを抑制して画像品質を良好なものに維持することが可能となる。
また、定着装置110の内部の温度が上がり過ぎている場合には、逆に遮熱回転ローラを逆回転させることにより外部の空気を定着装置110内に送りこんで定着装置110の内部の温度の上昇を抑制することが可能である。
なお、本例においては、定着装置110を記録部材が通紙する場合においては、遮熱回転ローラ46の回転をオフ(OFF)に設定して、ギヤを介した駆動を伝達しない方式について説明したが、強制駆動モードとは異なる通常駆動モードにより加熱ローラ22および加圧ローラ20からの記録部材に対する搬送力を幇助する目的で遮熱回転ローラ46の回転をオン(ON)に設定して、ギヤを介して回転させるようにすることも可能である。
(実施の形態2の変形例2)
図10は、本発明の実施の形態2の変形例に従う定着装置110#の断面図である。
図10を参照して、定着装置110#は、定着装置110と比較して、温度検出手段27に加えて、さらに遮熱回転ローラ46あるいは48の領域200の表面温度を検出する温度検出手段27#をさらに設けた点で異なる。その他の点については同様であるのでその詳細な説明は繰り返さない。
図11は、本発明の実施の形態2の変形例1に従う遮熱回転ローラ46の駆動シーケンスを説明するフロー図である。
当該駆動シーケンスは、制御手段であるコントローラ10がメモリ12に格納されているソフトウェアプログラムを読み込むことにより実現される。
図11を参照して、まず、図8の駆動シーケンスと比較して、ステップS4およびステップS6をステップS7に置換した点が異なる。
その他の点については同様であるのでその詳細な説明については繰り返さない。
印字が開始(スタート)されたと判断した場合(ステップS2においてYES)には、次に、定着装置110#の内部の温度と遮熱回転ローラの表面温度との差Sは、所定値Pを越えるかどうかを判断する(ステップS7)。
具体的には、温度検出手段27を用いて定着装置110#の内部の温度を検出する。また、温度検出手段27#は、遮熱回転ローラ46の領域200の表面温度を検出する。そして、その差Sを算出して、差S>所定値Pの条件を満たしているかどうかを判断する。なお、所定値Pは、画像品質を考慮した適切な値に設定されるものとする。
ステップS7において、差S>所定値Pの条件を満たしていると判断した場合(ステップS7においてYES)には、次のステップS10に進み、遮熱回転ローラの回転をオン(ON)に設定する。すなわち、強制駆動モードに設定する。そして、次のステップS12に進む。
ここで、定着装置110#の内部の温度と遮熱回転ローラの表面温度との差Sが所定値Pを越える場合には、強制駆動モードとして、遮熱回転ローラの回転をオンに設定する。
具体的には、図7(A)で説明したように、ギヤG0〜G5を用いて駆動を伝達することにより遮熱回転ローラ46を回転させる。これにより、遮熱回転ローラ46および48が回転することにより上述したように、遮熱回転ローラ46,48の領域200と領域202との間に生じる温度差を抑制する。
一方、ステップS7において、差S>所定値Pの条件を満たしていないと判断した場合(ステップS7においてNO)には、次のステップS12に進む。
以降の処理については、図8で説明したのと同様であるのでその詳細な説明は繰り返さない。
本発明の実施の形態2の変形例2に従う方式においては、定着装置110#の内部の温度と遮熱回転ローラの表面温度との差Sが所定値P以下である場合には、遮熱回転ローラの表面温度の領域200と領域202との間においてそれほどの温度差は生じていないと考えられるため、遮熱回転ローラの回転はせずに消費電力を低減する方式としている。
一方、定着装置110#の内部の温度と遮熱回転ローラの表面温度との差Sが所定値Pを越える場合には、遮熱回転ローラの表面温度は領域200と領域202とで大きな温度差が生じている可能性があると考えられるため遮熱回転ローラを回転することにより表面温度を均一化し、光沢ムラなどの画像ノイズを抑制して画像品質を良好なものに維持することが可能となる。
また、定着装置110#の内部の温度が上がり過ぎている場合には、逆に遮熱回転ローラを逆回転させることにより外部の空気を定着装置110#の内部に送りこんで定着装置110#の内部の温度の上昇を抑制することが可能である。
なお、本例においては、定着装置110#を記録部材が通紙する場合においては、遮熱回転ローラ46の回転をオフ(OFF)に設定して、ギヤを介した駆動を伝達しない方式について説明したが、強制駆動モードとは異なる通常駆動モードにより加熱ローラ22および加圧ローラ20からの記録部材に対する搬送力を幇助する目的で遮熱回転ローラ46の回転をオン(ON)に設定して、ギヤを介して回転させるようにすることも可能である。
(定着装置のその他の構成)
上記の実施の形態においては、図3で説明した定着装置110の構成について主に説明してきたが、特に当該構成に限られず以下に示す定着装置についても同様に適用可能である。
(その1)
図12は、定着装置112の断面図である。
図12を参照して、定着装置112は、図3で説明した定着装置110と比較して、遮熱回転ローラ48および断熱材50を設けていない点と、遮熱回転ローラ48が直接、筐体28の一部領域52と接触している点である。その他の構成については図3で説明したのと同様であるのでその詳細な説明は繰り返さない。
遮熱回転ローラ48は、筐体28の一部領域52に押圧されてニップ領域を形成するものとする。また、筐体28の一部領域52は、加熱ローラ22および加圧ローラ20から搬出される記録部材を筐体28の外部に搬送するガイド部材としても機能している。
当該構成とした場合であっても搬出口24は、筐体28の一部領域52と遮熱回転ローラ48とにより閉塞されているため実施の形態1と同様の効果を実現することが可能である。また、遮熱回転ローラ48および断熱材50を設けない構成であるため部品点数を削減することも可能である。
当該構成においても上記の実施の形態1および2の方式を採用することが可能である。
(その2)
図13は、定着装置114の断面図である。
図13を参照して、定着装置114は、図3で説明した定着装置110と比較して、閉塞機構41の代わりに閉塞機構55を設けた点で異なる。
閉塞機構55は、断熱材52,58と、遮熱回転ローラ54,56とを含む。遮熱回転ローラ54,56はニップ領域を形成するように圧接される。当該ニップ領域は、記録部材の通紙時に記録部材以外の領域で隙間が生じないように形成される。
そして、遮熱回転ローラ54,56は回転して記録部材を搬入口26から搬入する。
したがって、遮熱回転ローラ54,56はニップ領域を形成しているため遮熱回転ローラ54,56の回転に伴い記録部材が内部に搬入される際において、搬入口の隙間を無くすことができるため外部への熱の放出を抑制することができる。
これにより、定着装置110内の温度上昇をさらに早めることが可能であるためウォームアップ時間の短縮や加熱ローラの温度低下を鈍らせる効果がありエネルギー効率改善により省エネ化,ランニングコスト低減を達成することができる。
当該構成においても上記の実施の形態1および2の方式を採用することが可能である。
(その3)
上記においては、定着装置の構成として、記録部材が用紙搬送方向の下流側として垂直方向に搬送される場合について説明した。一方で画像形成装置によっては、記録部材が用紙搬送方向の下流側として垂直方向ではなく一例として別の方向たとえば水平方向に搬送される場合もある。
図14は、定着装置116の断面図である。
図14を参照して、定着装置116には、筐体60が設けられ、筐体60の上部側(原稿の搬送方向下流側)に搬出口24#が設けられ、反対側の下部側(原稿の搬送方向上流側)に搬入口26#が設けられる。
そして、搬出口24#に設けられた閉塞機構65と、搬入口26#に設けられた閉塞機構41とが示されている。
閉塞機構65は、遮熱回転ローラ64,66と、断熱材62,68とを含み、閉塞機構45の構成と符号が異なるのみで同様の構成である。
また、閉塞機構41は、図3を参照して説明したものと同様である。
したがって、遮熱回転ローラ64,66はニップ領域を形成しているため遮熱回転ローラ64,66の回転に伴い記録部材が外部に搬出される際において、搬出口からの外部への熱の放出を抑制することができる。
なお、ここでは、図示しないが記録部材が水平方向に搬送される定着装置において、(その1)の構成を採用することも可能である。
当該構成においても上記の実施の形態1および2の方式を採用することが可能である。
(その4)
図15は、定着装置118の断面図である。
図15を参照して、定着装置118は、図14の定着装置116と比較して、搬入口26#に、閉塞機構41の代わりに閉塞機構75を設けた点で異なる。
閉塞機構75は、断熱材74,80と、遮熱回転ローラ76,78とを含む。遮熱回転ローラ76,78はニップ領域を形成するように圧接される。当該ニップ領域は、記録部材の通紙時に記録部材以外の領域で隙間が生じないように形成される。
そして、遮熱回転ローラ76,78は回転して記録部材を搬入口26#から搬入する。
したがって、遮熱回転ローラ76,78はニップ領域を形成しているため遮熱回転ローラ76,78の回転に伴い記録部材が内部に搬入される際において、搬入口の隙間を無くすことができるため外部への熱の放出を抑制することができる。
当該構成においても上記の実施の形態1および2の方式を採用することが可能である。
今回開示された実施の形態1はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 コントローラ、12 メモリ、20 加圧ローラ、22 加熱ローラ、24 搬出口、26 搬入口、27 温度検出手段、28,60 筐体、40 駆動機構、41,45,55,65,75 閉塞機構、42 シャッタ、46,48 熱回転ローラ、52 一部領域、100 画像形成装置、101 外装カバー、102 給紙カセット、103 給紙ローラ、104 感光体、105 中間転写ベルト、106 転写ローラ、107,109 原稿検知センサ、108 排出口、110,110#,110a,112,114,116,118 定着装置、200,202 領域、313 ハロゲンランプ、320 連結ベルト。

Claims (8)

  1. トナー像を記録部材に定着させる定着装置を備え、
    前記定着装置は、
    前記記録部材を加熱するための加熱部材と、
    前記加熱部材との圧接により加圧する加圧部材と、
    前記加熱部材および前記加圧部材が収納され、かつ、前記記録部材を搬出する搬出口が形成された筐体と、
    前記搬出口に付設された前記筐体の温度を保温するために設けられた、回転部材と前記回転部材とニップ領域を形成する対向部材とを有する閉塞部とを含み、
    前記回転部材の表面において、前記筐体の内部に面した第1の領域と前記筐体の外部に面した第2の領域で、表面温度が不均一であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記回転部材の表面温度が不均一であると判断された場合は、前記記録部材が前記回転部材を通過する前に前記回転部材を回転させる駆動制御手段とをさらに備えた、画像形成装置
  2. 前記加熱部材または前記加圧部材を駆動する駆動系とは異なる駆動系により前記回転部材を回転駆動する駆動手段をさらに備えた、請求項1に記載の画像形成装置
  3. 前記判断手段は、前回の記録部材の印字枚数が所定の枚数より少ない場合、または前回の印字からの経過時間が所定の時間より大きい場合に、前記回転部材の表面温度が不均一であると判断する、請求項1または2に記載の画像形成装置
  4. 前記筐体内の温度を検出する第1の温度検出手段をさらに備え、
    前記判断手段は、前記第1の温度検出手段により検出された温度が所定の温度よりも高い場合に、前記回転部材の表面温度が不均一であると判断する、請求項1または2に記載の画像形成装置
  5. 前記筐体の外側の前記回転部材の温度を検出する第2の温度検出手段をさらに備え、
    前記判断手段は、前記第1および第2の温度検出手段の検出結果の差が所定の温度よりも高い場合に、前記回転部材の表面温度が不均一であると判断する、請求項4に記載の画像形成装置
  6. 前記筐体内の温度が正常であるか否かを判別する異常判別手段をさらに備え、
    前記回転部材の回転方向は切り替え可能に構成され、
    前記異常判別手段が正常でないと判別した場合に、前記回転方向が切り替えられる、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置
  7. 前記回転部材を第1の回転方向に回転駆動するための第1の駆動伝達経路と、
    前記回転部材を第2の回転方向に回転駆動するための第2の駆動伝達経路とをさらに備え、
    前記異常判別手段が正常でないと判別した場合に、前記第1および第2の駆動伝達経路を一方から他方に切り替える、請求項6に記載の画像形成装置
  8. 前記対向部材は、前記回転部材とともに回転する第2の回転部材である、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の画像形成装置
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