JP4594013B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
その一例として、プリント枚数ごとに係数を加算して、その積算値に応じて加圧ローラ205の回転速度を制御する「枚数駆動制御」がある。この方式によると、プリント枚数が増えるごとに積算値が増加し、積算値が増加すると加圧ローラ205の回転速度を遅くするものである。
(1)画像形成装置例(図2)
図2は画像形成装置の一例の概略構成図である。この画像形成装置は転写式電子写真プロセス利用のプリンタであり、第1乃至第3の各実施形態に共通に適用されるものである。
(2)定着装置118(図3)
定着装置118は、加圧部材駆動式・テンションレスタイプのフィルム加熱方式の加熱装置である。この定着装置118も各実施形態に共通に適用される。
(3)加圧ローラの駆動方法(図4)
第1の実施形態における加圧ローラ105の駆動方法を以下に詳述する
図4は加圧ローラを制御するための制御系を示すブロック図である。図4において、106はCPUであり、装置全体の様々な制御を司っている。例えば、図示しないROMに格納されているプログラムを読み出し、それに基づいて本実施形態に係る係数制御を実行する。また、108は高圧回路であり、転写バイアスの電圧制御を実行するものである。150はタイマー手段であり、後述のような予備過熱時間、通紙時間及び紙間時間等を計測するものである。110は、モータM1を駆動するための第1のモータ駆動回路である。
このような制御を行うのは、連続プリントを行うと加圧ローラ105の温度が上昇するが、回転速度を一定に維持するには加圧ローラ105の熱膨張を考慮して、その回転速度を遅くすることが好ましいからである。このため、加圧ローラ105が温度上昇により熱膨張すると、積算値を増やして加圧ローラ105の回転数を遅くするように制御している。
図5は、本実施形態に係る加熱定着装置の動作を説明するためのフローチャートであり、(3)で説明した動作をまとめたものとなっている。なお、本フローチャートの動作の制御はCPU106によって実行される。
(5)評価1
以上に説明した駆動制御を用いて、画像容量の大きい複数の記録材を連続プリントした場合の積算値の変化を確認した。
(5)評価2
次に、転写部Tと定着部Nの記録材Pの引っ張り現象やたるみ形成現象を確認した。
以下に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。第2の実施形態に関する画像形成装置は、第1の実施形態の「係数駆動制御」に関するもので、プリント終了後、本体が停止して加熱装置の温度が低下していく状態の時に、マイナスの係数を加算して積算値を減少させることを特徴とする。なお、本体の構成、及び、その他の係数加算方法については前述の第1の実施形態と同様のため、説明を省略する。
(1)本実施形態では、プリント中を予備加熱時間、通紙時間、紙間時間、及び、本体停止時間に分割して、その分割された時間において100msecごとに係数を加算する。その係数の積算値に応じて加圧ローラの回転速度を制御する。表4に各時間に加算する係数を示す。
例えば、加圧ローラ105が膨張していて、積算値が2800で、減速率が1.1%の状態で本体が停止すると、100msecごとに−5ずつ係数を加算していく。その後、本体停止から30sec経過すると積算値は1300まで減少し、その状態で次のプリントが開始されると、減速率は0.5%でスタートする(表2参照)。
(2)第2の実施形態に係る加圧定着装置の動作制御(フローチャートを用いて)
図9は、本実施形態に係る加熱定着装置の動作を説明するためのフローチャートであり、(1)で説明した動作をまとめたものとなっている。なお、本フローチャートの動作の制御もCPU106によって実行される。第1の実施形態との差異は、ステップS201が設けられている、つまり、プリント終了後、本体が停止して加熱装置118の温度が低下していく状態の時に、マイナスの係数を加算して積算値を減少させる動作を追加していることである。従って、その前後の処理を中心についてのみここでは説明する。
以下に、本発明に係る第3の実施形態について説明する。第2の実施形態に関する画像形成装置は、第1の実施形態の係数加算方式を用いて、その積算値に応じて加熱温度を変化させる「係数温度制御」に関するものである。なお、本体の構成、及び係数加算方法については前述実施例1と同様のため、説明を省略する。
(1)本実施形態では、プリント中を予備加熱時間、通紙時間、紙間時間に分割して、その分割された時間において100msecごとに係数を加算する。その係数の積算値に応じてヒータ103の加熱温度を制御する。
図10は、本実施形態に係る加熱定着装置の動作を説明するためのフローチャートであり、(1)で説明した動作をまとめたものとなっている。なお、本フローチャートの動作の制御もCPU106によって実行される。
本発明では、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
以上のように本発明に係る実施形態によれば、プリント動作を数段階、例えば予備加熱時間、通紙時間、紙間時間などに分割し、その分割された時間(動作状態或いは動作段階という)ごとに異なる係数を定める。そして、それぞれの動作状態(或いは動作段階という)が100msec経過するごとに各係数を加算していき、その積算値に応じて加圧ローラの回転を駆動制御する。このような制御を行うと、紙搬送速度や紙搬送間隔(スループット)を変えている様々なモードでプリントする場合や同じプリントモードでもプリント時間が長くなるような場合でも、加圧ローラの熱膨張や熱収縮による記録材の引っ張り現象やループ形成現象による弊害を、装置全体を大型化することなく解消できる定着装置、及びこの定着装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
104 フィルム
105 加圧ローラ
111 感光ドラム
115 転写ローラ
118 加熱装置
131 排紙センサー
132 温度検知素子
150 タイマ手段
M1 メインモータ
M2 定着専用モータ
Claims (4)
- 画像データを含む画像形成ジョブを受信し、前記画像データに基づいて記録材上に画像を形成する画像形成装置であって
感光体と現像剤を用いて記録材上に現像剤像を形成する画像形成部と、
前記記録材に形成された画像を加熱し、定着させるための加熱定着部と、
を備え、
前記加熱定着部は、
画像定着動作を、少なくとも予備加熱段階、通紙段階、紙間段階、及び本体停止段階の複数段階に分割し、各段階における動作時間を計測するタイマ手段と、
前記各段階毎に単位時間当りの制御係数が用意され、前記タイマ手段によって計測された前記各段階における動作時間と前記各段階毎の制御係数とをそれぞれ乗算し、各乗算結果を積算して積算値を演算する積算値演算手段と、
前記積算値に基づいて、前記加熱定着部の動作を制御する動作制御手段と、を備え、
前記タイマ手段は、前記加熱定着部のヒータOFF時間である前記本体停止段階においてもヒータOFF時間が所定時間に達するまで時間を計測し続け、
前記積算値演算手段は、前記本体停止段階における前記制御係数を負の値にして計測時間の増加と共に前記積算値を減少させ、
前記動作制御手段は、前記本体停止段階が前記所定時間に達する前に前記画像形成ジョブを受信した場合も、ジョブ受信時点における前記積算値に応じて前記加熱定着部の動作を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記動作制御手段は、前記積算値に基づいて前記加熱定着部の駆動速度を変更制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記動作制御手段は、前記積算値に基づいて前記加熱定着部の加熱温度を変更制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記各段階毎の制御係数は、前記各段階毎に異なることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
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