JP5004332B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5004332B2
JP5004332B2 JP2006327806A JP2006327806A JP5004332B2 JP 5004332 B2 JP5004332 B2 JP 5004332B2 JP 2006327806 A JP2006327806 A JP 2006327806A JP 2006327806 A JP2006327806 A JP 2006327806A JP 5004332 B2 JP5004332 B2 JP 5004332B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
roller
pressure
belt
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006327806A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008139724A (ja
Inventor
利治 蜂須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2006327806A priority Critical patent/JP5004332B2/ja
Publication of JP2008139724A publication Critical patent/JP2008139724A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5004332B2 publication Critical patent/JP5004332B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置とそこに設置される定着装置とに関し、特に、定着ベルトや加圧ベルトを用いたベルト方式の定着装置及び画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置では、定着部材として定着ベルトを用いた定着装置や、加圧部材として加圧ベルトを用いた定着装置が、広く知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
特許文献1等において、ベルト定着方式の定着装置は、定着補助ローラ(定着ローラ)やテンションローラ等の複数のローラ部材に張架・支持された定着ベルト、定着ベルトを介して定着補助ローラに圧接してニップ部を形成する加圧ローラ、等で構成される。そして、定着ベルトと加圧ローラとの間(ニップ部である。)に記録媒体が搬送されて、記録媒体上のトナー像が定着される。このようなベルト定着方式の定着装置は、ローラ定着方式のものに比べて定着部材を低熱容量化できるために、装置の立ち上がり時間を短縮化できるものとして知られている。
一方、特許文献3等には、定着部材として定着フィルムを用いるとともに加圧部材として加圧ローラを用いた定着装置であって、経時に加圧ローラの硬度が低下してニップ部におけるニップ幅が大きくなって定着性が安定しなくなる不具合を抑止するために、通紙枚数や駆動時間が所定値に達したときに定着温度(目標温調温度)を低下させる技術が開示されている。
特開2005−156769号公報 特開2004−117518号公報 特開2005−301070号公報
上述した従来のベルト定着方式の定着装置は、経時に定着補助ローラの硬度が低下して、ニップ部におけるニップ幅が減少して、定着性が低下していた。
これは、定着補助ローラの弾性層が経時劣化によって硬度が低下して、定着補助ローラに張架された定着ベルトによる力が作用して定着補助ローラが変形して加圧ローラから離間するためである。
また、ウォームアップ直後と連続通紙時とのニップ幅が異なり、定着性にばらつきが生じていた。
これは、ウォームアップ直後は、連続通紙時に比べて、定着補助ローラに対する受熱時間が短いために定着補助ローラの外径が小さくてニップ幅が短くなるためである。
一方、上述した特許文献3等の技術は、通紙枚数や駆動時間に基いて定着温度等の制御パラメータを変化させるものであるために、ニップ幅の変化を正確に把握するのが難しかった。すなわち、ニップ幅は、装置の使用環境や使用状況等によっても変化するので、ニップ幅の変化を通紙枚数や駆動時間のみで確実に把握することはできなかった。特に、ウォームアップ直後と連続通紙時とのニップ幅の差異を、通紙枚数や駆動時間のみで把握することはできなかった。
また、このような問題は、定着ベルトを用いた定着装置に限定されるものではなく、加圧ベルトを用いた定着装置にも共通するものである。すなわち、加圧ベルトを用いた定着装置においても、経時に加圧補助ローラの硬度が低下して、ニップ部におけるニップ幅が減少して、定着性が低下していた。さらに、ウォームアップ直後と連続通紙時とで加圧補助ローラの外径が異なることにより、ニップ幅の差異による定着性のばらつきが生じていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、定着ベルトや加圧ベルトを用いた場合であっても、ニップ部におけるニップ幅の変化を確実に把握して、定着性のばらつきが生じることのない、定着装置及び画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる定着装置は、トナー像を溶融して記録媒体に定着する定着ベルトと、前記定着ベルトを張架する定着補助ローラと、前記定着補助ローラとともに前記定着ベルトを張架するとともに、前記定着ベルトに張力を付与するテンションローラと、前記定着ベルトを介して前記定着補助ローラに圧接してニップ部を形成する加圧部材と、を備え、前記テンションローラに対して前記定着ベルトを介して非接触で対向する位置で前記テンションローラの変位を検知する検知手段の検知結果に基いて装置の制御パラメータが可変されるものである。
また、請求項2記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記制御パラメータは、前記定着ベルトの定着目標温度であって、前記テンションローラが前記定着補助ローラから離れる方向に所定値以上変位したときに、前記定着ベルトの定着目標温度が高くなるように制御されるものである。
また、請求項3記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記制御パラメータは、前記ニップ部における記録媒体の搬送速度であって、前記テンションローラが前記定着補助ローラから離れる方向に所定値以上変位したときに、前記ニップ部における記録媒体の搬送速度が低くなるように制御されるものである。
また、請求項4記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明において、前記加圧部材が前記定着補助ローラに対して所定距離以上近づいて圧接しないように制限するストッパ部材を備えたものである。
また、請求項5記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記定着補助ローラは、弾性層を備えたものである。
また、この発明の請求項6記載の発明にかかる定着装置は、トナー像を溶融して記録媒体に定着する定着部材と、前記定着部材との間にニップ部を形成する加圧ベルトと、前記加圧ベルトを張架するとともに、前記加圧ベルトを介して前記定着部材に圧接する加圧補助ローラと、前記加圧補助ローラとともに前記加圧ベルトを張架するとともに、前記加圧ベルトに張力を付与するテンションローラと、を備え、前記テンションローラに対して前記加圧ベルトを介して非接触で対向する位置で前記テンションローラの変位を検知する検知手段の検知結果に基いて装置の制御パラメータが可変されるものである。
また、請求項7記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項6に記載の発明において、前記制御パラメータは、前記定着ベルトの定着目標温度であって、前記テンションローラが前記加圧補助ローラから離れる方向に所定値以上変位したときに、前記定着ベルトの定着目標温度が高くなるように制御されるものである。
また、請求項8記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項6に記載の発明において、前記制御パラメータは、前記ニップ部における記録媒体の搬送速度であって、前記テンションローラが前記加圧補助ローラから離れる方向に所定値以上変位したときに、前記ニップ部における記録媒体の搬送速度が低くなるように制御されるものである。
また、請求項9記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項6〜請求項8のいずれかに記載の発明において、前記加圧補助ローラが前記定着部材に対して所定距離以上近づいて圧接しないように制限するストッパ部材を備えたものである。
また、請求項10記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項6〜請求項9のいずれかに記載の発明において、前記加圧補助ローラは、弾性層を備えたものである。
また、この発明の請求項11記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項10のいずれかに記載の定着装置を備えたものである。
本発明は、定着ベルトや加圧ベルトに張力を付与するテンションローラの変位に基いて装置の制御パラメータを可変しているために、ニップ部におけるニップ幅の変化を確実に把握して、定着性のばらつきが生じることのない、定着装置及び画像形成装置を提供することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図4にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としての複写機の装置本体、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む原稿読込部、3は原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する露光部、4は感光体ドラム5上にトナー像(画像)を形成する作像部、7は感光体ドラム5上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する転写部、10はセットされた原稿Dを原稿読込部2に搬送する原稿搬送部、12〜14は転写紙等の記録媒体Pが収納された給紙部、20は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着部材としての定着ベルト、31は定着装置20に設置された加圧部材としての加圧ローラ、を示す。
図1を参照して、画像形成装置における、通常の画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部10の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部2上を通過する。このとき、原稿読込部2では、上方を通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、原稿読込部2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3(書込部)に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、作像部4の感光体ドラム5上に向けて発せられる。
一方、作像部4において、感光体ドラム5は図中の時計方向に回転しており、所定の作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム5上に画像情報に対応した画像(トナー像)が形成される。
その後、感光体ドラム5上に形成された画像は、転写部7で、レジストローラにより搬送された記録媒体P上に転写される。
一方、転写部7に搬送される記録媒体Pは、次のように動作する。
まず、画像形成装置本体1の複数の給紙部12、13、14のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給紙部12が選択されたものとする。)。
そして、給紙部12に収納された記録媒体Pの最上方の1枚が、搬送経路Kの位置に向けて搬送される。
その後、記録媒体Pは、搬送経路Kを通過してレジストローラの位置に達する。そして、レジストローラの位置に達した記録媒体Pは、感光体ドラム5上に形成された画像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写部7に向けて搬送される。
そして、転写工程後の記録媒体Pは、転写部7の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着装置20に達する。定着装置20に達した記録媒体Pは、定着ベルト21と加圧ローラ31との間に送入されて、定着ベルト21から受ける熱と双方の部材21、24から受ける圧力とによって画像が定着される。画像が定着された記録媒体Pは、定着ベルト21と加圧ローラ31との間(ニップ部である。)から送出された後に、画像形成装置本体1から排出される。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2にて、画像形成装置本体1に設置される定着装置20の構成・動作について詳述する。
図2に示すように、定着装置20は、定着ベルト21、定着補助ローラ22、加熱ローラ23(テンションローラ)、加圧ローラ31、変位センサ40(検知手段)、ガイド板35、等で構成される。
ここで、定着部材としての定着ベルト21は、樹脂材料からなるベース層上に、弾性層、離型層が順次積層された多層構造の無端ベルトである。定着ベルト21の弾性層は、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム等の弾性材料で形成されている。定着ベルト21の離型層は、PFA(4フッ化エチレンバーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)、等で形成されている。定着ベルト21の表層に離型層を設けることにより、トナーT(トナー像)に対する離型性(剥離性)が担保されることになる。定着ベルト21は、2つのローラ部材(定着補助ローラ22と加熱ローラ23とである。)に張架・支持されて、図2中の矢印方向に走行する。
定着部材として熱容量の低い定着ベルト21を用いることで、装置の昇温特性が向上する。
定着補助ローラ22は、SUS304等の芯金22a上に、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム等の弾性層22bが形成されたローラ部材であって、加圧部材としての加圧ローラ31に定着ベルト21を介して当接してニップ部を形成する。定着補助ローラ22は、その両端軸部が定着装置20の側板に軸受を介して回転自在に固設されていて、駆動部72によって図2中の時計方向に回転駆動される。
テンションローラとしての加熱ローラ23は、金属材料からなる薄肉の円筒体であって、その円筒体の内部にはヒータ25(熱源)が固設されている。
加熱ローラ23のヒータ25は、ハロゲンヒータやカーボンヒータであって、その両端部が定着装置20の側板に固定されている。そして、装置本体1の電源部(交流電源)71により出力制御されたヒータ25からの輻射熱によって加熱ローラ23が加熱されて、さらに加熱ローラ23によって加熱された定着ベルト21の表面から記録媒体P上のトナー像Tに熱が加えられる。制御部70によるヒータ25の出力制御は、定着ベルト21表面に対向するサーモパイル等の温度センサ(不図示である。)によるベルト表面温度の検知結果に基いておこなわれる。詳しくは、温度センサの検知結果に基づいて定められる通電時間だけ、ヒータ25に交流電圧が印加される。このようなヒータ25の出力制御によって、定着ベルト21の温度(定着温度)を所望の温度(目標制御温度、定着目標温度)に調整制御することができる。
また、加熱ローラ23は、その両端軸部が定着装置20の側板に軸受を介して回転自在に設置されている。加熱ローラ23を支持する軸受は、側板に設けられた長穴(図2の上下方向を長手方向とする長穴である。)にスライド可能に挿設されている。そして、加熱ローラ23(軸受)は、付勢部材24によって図2の上方に付勢されている。すなわち、加熱ローラ23は、定着ベルト21に張力を付与するテンションローラとしても機能している。
さらに、加熱ローラ23の上方(付勢部材24による付勢方向である。)には、加熱ローラ23(テンションローラ)の変位(変位量)を検知する検知手段としての変位センサ40が設置されている。変位センサ40としては、レーザ変位計等を用いることができる。
ここで、本実施の形態1では、変位センサ40(検知手段)の検知結果(加熱ローラ23の変位量)に基いて、定着装置20の制御パラメータが可変されるように構成されている。これについては、後で詳しく説明する。
また、加圧ローラ31は、主として、芯金32と、芯金32の外周面に接着層を介して形成された弾性層33と、からなる。加圧ローラ31の弾性層33は、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム等の材料で形成されている。なお、弾性層33の表層にPFA等からなる薄肉の離型層を設けることもできる。
そして、加圧ローラ31は、不図示の加圧機構によって定着ベルト21を介して定着補助ローラ22に圧接する。こうして、加圧ローラ31と定着ベルト21との間に、所望のニップ部が形成される。ここで、本実施の形態1では、装置の立ち上がり時間を短縮化するために、加圧ローラ31の内部にヒータ34が設置されている。
なお、加圧ローラ31は、その両端軸部が定着装置20の側板に軸受を介して回転自在に設置されている。加圧ローラ31を支持する軸受は、側板に設けられた長穴(図2の上下方向を長手方向とする長穴である。)にスライド可能に挿設されている。そして、加圧ローラ31(軸受)は、加圧機構によって図2の上方に付勢されている。
ここで、加圧ローラ31を支持する軸受が挿設される側板の長穴は、加圧ローラ31が定着補助ローラ22に対して所定距離以上近づいて圧接しないように制限するストッパ部材として機能している。これにより、ニップ部におけるニップ幅(ニップ部における記録媒体Pの搬送方向の幅である。)が必要以上に広がらないように制限されることになる。すなわち、ニップ幅の上限値が定められることになる。
定着ベルト21と加圧ローラ31との当接部(ニップ部である。)の入口側と出口側には、それぞれ、記録媒体Pの搬送を案内するガイド板35が配設されている。ガイド板35は、定着装置20の側板に固設されている。
また、図示は省略するが、定着ベルト21の外周面に対向する位置であって、ニップ部の出口側近傍には、分離板が配設されている。分離板は、定着工程後の記録媒体Pが定着ベルト21の走行に沿って定着ベルト21に巻き付いてしまう不具合を抑止する。
上述のように構成された定着装置20は、次のように動作する。
装置本体1の電源スイッチが投入されると、電源部71からヒータ25に交流電圧が印加(給電)されるとともに、定着ベルト21(定着補助ローラ22、加熱ローラ23)及び加圧ローラ31の図2中の矢印方向の回転駆動が開始される。
その後、給紙部12〜14から記録媒体Pが給送されて、作像部4にて記録媒体P上に未定着画像が担持される。未定着画像T(トナー像)が担持された記録媒体Pは、図2の矢印Y10方向に搬送されて、圧接状態にある定着ベルト21及び加圧ローラ31のニップ部に送入される。そして、定着ベルト21による加熱と、定着ベルト21(定着補助ローラ22)及び加圧ローラ31の押圧力とによって、記録媒体Pの表面にトナー像Tが定着される。その後、回転する定着ベルト21及び加圧ローラ31によってそのニップ部から送出された記録媒体Pは、矢印Y11方向に搬送される。
以下、本実施の形態1において特徴的な、定着装置20の制御パラメータの可変制御について説明する。
本実施の形態1では、変位センサ40(検知手段)の検知結果(加熱ローラ23の変位量)に基いて、定着装置20の制御パラメータが可変される。詳しくは、画像形成装置のプリント動作(ジョブ)が開始される直前に変位センサ40によって加熱ローラ23の変位量を検知して、その検知結果に基いて制御パラメータを最適化(変更)してプリント動作を開始する。
ここで、可変する制御パラメータとしては、定着ベルト21の定着温度(定着目標温度)や、ニップ部における記録媒体Pの搬送速度(プロセス線速)、等とすることができる。
具体的に、加熱ローラ23(テンションローラ)が定着補助ローラ22から離れる方向に所定値以上変位したときに、ニップ幅が小さくなったものとして、定着ベルト21の定着温度(定着目標温度)が高くなるように制御部70によって電源部71(ヒータ25)を制御する。
または、加熱ローラ23(テンションローラ)が定着補助ローラ22から離れる方向に所定値以上変位したときに、ニップ幅が小さくなったものとして、ニップ部における記録媒体の搬送速度(プロセス線速)が低くなるように制御部70によって駆動部72(定着補助ローラ22の回転数)を制御する。
以下、図3及び図4にて、ニップ幅が小さくなるときに、加熱ローラ23(テンションローラ)が定着補助ローラ22から離れる方向に変位するメカニズムについて説明する。
図3(A)は、通常時のニップ部の状態を示す概略図である。通常時(通常の通紙時や連続通紙時である。)には、定着補助ローラ22(弾性層22b)の経時劣化による硬度低下もなく、定着補助ローラ22の外径(熱膨張量)も通常値であって、標準的なニップ幅N1になっている。
ところが、図3(B)に示すように、ウォームアップ直後のように定着補助ローラ22に対する受熱量が少ない場合には、定着補助ローラ22の外径(熱膨張量)が通常値よりも小さくなって、ニップ幅N2も小さくなる(N2<N1である。)。このとき、定着補助ローラ22に対する定着ベルト21の巻き付き量が減ずる分に対応して、加熱ローラ23が定着補助ローラ22から離れる方向に変位する。そして、このようにニップ幅が通常時よりも小さくなった状態で通常時と同じ条件(制御パラメータ)で定着工程をおこなうと、ニップ部にて記録媒体P上のトナー像に加えられる熱量や圧力が小さくなって、良好な定着性が得られなくなってしまう。
また、図3(C)に示すように、定着補助ローラ22(弾性層22b)の経時劣化による硬度低下が生じた場合には、定着ベルト21による力が作用して定着補助ローラ22が通常時よりも大きく変形して、ニップ幅N3も小さくなる(N3<N1である。)。このとき、定着補助ローラ22の変形に対応して、加熱ローラ23が定着補助ローラ22から離れる方向に変位する。そして、このようにニップ幅が通常時よりも小さくなった状態で通常時と同じ条件(制御パラメータ)で定着工程をおこなうと、ニップ部にて記録媒体P上のトナー像に加えられる熱量や圧力が小さくなって、良好な定着性が得られなくなってしまう。
本願発明者が、本実施の形態1における定着装置20を用いて、加熱ローラ23(テンションローラ)の変位量とニップ幅との関係を実験的に確認したところ、図4のような結果を得た。すなわち、図4を参照して、加熱ローラ23(テンションローラ)の変位量が大きくなると、それにほぼ比例して、ニップ部におけるニップ幅が小さくなる。
本実施の形態1では、加熱ローラ23(テンションローラ)の変位量に応じて、定着ベルト21の定着温度(定着目標温度)を可変制御しているために、ニップ幅が変動しても記録媒体P上のトナー像Tに与える単位時間当りの熱量が最適化されて、常に良好な定着性を得ることができる。
具体的には、表1に示すように、加熱ローラ23の変位量の増加に応じて、定着ベルト21の定着温度(定着目標温度)が段階的に高くなるように制御している。
Figure 0005004332
また、別の制御の形態としては、加熱ローラ23(テンションローラ)の変位量に応じて、定着補助ローラ22の回転数(ニップ部における記録媒体の搬送速度)を可変制御することもできる。その場合にも、ニップ幅が変動しても記録媒体P上のトナー像Tに与える単位時間当りの熱量が最適化されるために、常に良好な定着性を得ることができる。
具体的には、表2に示すように、加熱ローラ23の変位量の増加に応じて、ニップ部における記録媒体の搬送速度(プロセス線速)が段階的に低くなるように制御することができる。
Figure 0005004332
以上説明したように、本実施の形態1においては、定着ベルト21に張力を付与する加熱ローラ23(テンションローラ)の変位に基いて定着装置20の制御パラメータを可変しているために、ニップ部におけるニップ幅の変化を確実に把握して、定着性のばらつきが生じるのを抑止することができる。
なお、本実施の形態1では加圧部材として加圧ローラ31を用いたが、加圧部材として加圧ベルトや加圧パッドを用いてもよい。さらに、ニップ部が記録媒体の搬送方向に複数形成される定着装置であっても、本発明を適用することができる。それらの場合にも、本実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態1では、加熱ローラ23(テンションローラ)の変位量に応じて制御パラメータを段階的に可変したが、加熱ローラ23(テンションローラ)の変位量に応じて制御パラメータを連続的に可変することもできる。
さらに、本実施の形態1では、ヒータ25の輻射熱を加熱手段とする熱ヒータ方式の定着装置20に対して本発明を適用したが、電磁誘導加熱を加熱手段とする電磁誘導加熱方式の定着装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
実施の形態2.
図5にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図5は、実施の形態2における定着装置を示す構成図である。本実施の形態2における定着装置は、加圧部材として加圧ベルト61が用いられて定着部材として定着ローラ51が用いられている点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
図5に示すように、本実施の形態2における定着装置20は、定着部材としての定着ローラ51、加圧部材としての加圧ベルト61、加圧補助ローラ62、加熱ローラ63(テンションローラ)、変位センサ40(検知手段)、等で構成される。
ここで、定着部材としての定着ローラ51は、芯金52上に、弾性層53、離型層(不図示である。)が順次積層された円筒体である。定着ローラ51の弾性層53は、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム等の材料で形成されている。定着ローラ51の離型層は、PFA等の材料で形成されている。また、定着ローラ51の内部には、ヒータ25が固設されている。
そして、定着ローラ51は、不図示の加圧機構によって加圧ベルト61を介して加圧補助ローラ62に圧接する。こうして、定着ローラ51と加圧ベルト61との間に、所望のニップ部が形成される。
なお、定着ローラ51は、その両端軸部が定着装置20の側板に軸受を介して回転自在に設置されている。定着ローラ51を支持する軸受は、側板に設けられた長穴(図5の上下方向を長手方向とする長穴である。)にスライド可能に挿設されている。そして、定着ローラ51(軸受)は、加圧機構によって図5の下方に付勢されている。
ここで、定着ローラ51を支持する軸受が挿設される側板の長穴は、加圧補助ローラ61が定着ローラ51に対して所定距離以上近づいて圧接しないように制限するストッパ部材として機能している。これにより、ニップ部におけるニップ幅が必要以上に広がらないように制限されることになる。
加圧部材としての加圧ベルト61は、樹脂材料からなるベース層上に、弾性層、離型層が順次積層された多層構造の無端ベルトである。加圧ベルト61は、2つのローラ部材(加圧補助ローラ62と加熱ローラ63とである。)に張架・支持されて、図5中の矢印方向に走行する。
加圧部材として熱容量の低い加圧ベルト61を用いることで、ヒータ34による昇温特性が向上する。
加圧補助ローラ62は、芯金62a上に、弾性層62bが形成されたローラ部材であって、定着ローラ51に加圧ベルト61を介して当接してニップ部を形成する。加圧補助ローラ62は、その両端軸部が定着装置20の側板に軸受を介して回転自在に固設されていて、不図示の駆動部によって図5中の反時計方向に回転駆動される。
テンションローラとしての加熱ローラ63は、金属材料からなる薄肉の円筒体であって、その円筒体の内部にはヒータ34が固設されている。加熱ローラ61の内部にヒータ34を設置することで、装置の立ち上がり時間を短縮化することができる。
加熱ローラ63は、その両端軸部が定着装置20の側板に軸受を介して回転自在に設置されている。加熱ローラ63を支持する軸受は、側板に設けられた長穴(図5の上下方向を長手方向とする長穴である。)にスライド可能に挿設されている。そして、加熱ローラ63(軸受)は、付勢部材64によって図5の下方に付勢されている。すなわち、加熱ローラ63は、加圧ベルト61に張力を付与するテンションローラとしても機能している。
さらに、加熱ローラ63の下方(付勢部材64による付勢方向である。)には、加熱ローラ63(テンションローラ)の変位(変位量)を検知する検知手段としての変位センサ40が設置されている。
ここで、本実施の形態2でも、前記実施の形態1と同様に、変位センサ40(検知手段)の検知結果(加熱ローラ63の変位量)に基いて、定着装置20の制御パラメータを可変制御している。
具体的には、先に表1にて説明したように、加熱ローラ63の変位量の増加(ニップ幅の減少)に応じて、定着ベルト21の定着温度(定着目標温度)が段階的に高くなるように制御している。また、先に表2にて説明したように、加熱ローラ63の変位量の増加(ニップ幅の減少)に応じて、ニップ部における記録媒体の搬送速度(プロセス線速)が段階的に低くなるように制御することもできる。
このような制御をおこなうことにより、ニップ幅が変動しても記録媒体P上のトナー像Tに与える単位時間当りの熱量が安定化(最適化)されるために、常に良好な定着性を得ることができる。
なお、ニップ幅が小さくなるメカニズムや、ニップ幅が小さくなるときに加熱ローラ63(テンションローラ)が加圧補助ローラ62から離れる方向に変位するメカニズムは、前記実施の形態1にて説明したものと同様である。
上述のように構成された定着装置20は、次のように動作する。
装置本体1の電源スイッチが投入されると、電源部からヒータ25に交流電圧が印加(給電)されるとともに、定着ローラ51及び加圧ベルト61(加圧補助ローラ62、加熱ローラ63)の図5中の矢印方向の回転駆動が開始される。
その後、作像プロセスを経て未定着画像T(トナー像)が担持された記録媒体Pは、図5の矢印Y10方向に搬送されて、圧接状態にある定着ローラ51及び加圧ベルト61のニップ部に送入される。そして、定着ローラ51による加熱と、定着ローラ51及び加圧ベルト61(加圧補助ローラ62)の押圧力とによって、記録媒体Pの表面にトナー像Tが定着される。その後、回転する定着ローラ51及び加圧ベルト61によってそのニップ部から送出された記録媒体Pは、矢印Y11方向に搬送される。
以上説明したように、本実施の形態2においても、加圧ベルト61に張力を付与する加熱ローラ63(テンションローラ)の変位に基いて定着装置20の制御パラメータを可変しているために、ニップ部におけるニップ幅の変化を確実に把握して、定着性のばらつきが生じるのを抑止することができる。
なお、本実施の形態2では定着部材として定着ローラ51を用いたが、定着部材として定着ベルトや定着フィルムや定着パッドを用いてもよい。さらに、ニップ部が記録媒体の搬送方向に複数形成される定着装置であっても、本発明を適用することができる。それらの場合にも、本実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 定着装置を示す構成図である。 ニップ幅の変化を示す概略図である。 テンションローラの変位量とニップ幅との関係を示すグラフである。 この発明の実施の形態2における定着装置を示す構成図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、
20 定着装置、
21 定着ベルト(定着部材)、
22 定着補助ローラ、 22b 弾性層、
23、63 加熱ローラ(テンションローラ)、
25、34 ヒータ、
31 加圧ローラ(加圧部材)、
40 変位センサ(検知手段)、
51 定着ローラ(定着部材)、
61 加圧ベルト、
62 加圧補助ローラ、 62b 弾性層。

Claims (11)

  1. トナー像を溶融して記録媒体に定着する定着ベルトと、
    前記定着ベルトを張架する定着補助ローラと、
    前記定着補助ローラとともに前記定着ベルトを張架するとともに、前記定着ベルトに張力を付与するテンションローラと、
    前記定着ベルトを介して前記定着補助ローラに圧接してニップ部を形成する加圧部材と、を備え、
    前記テンションローラに対して前記定着ベルトを介して非接触で対向する位置で前記テンションローラの変位を検知する検知手段の検知結果に基いて装置の制御パラメータが可変されることを特徴とする定着装置。
  2. 前記制御パラメータは、前記定着ベルトの定着目標温度であって、
    前記テンションローラが前記定着補助ローラから離れる方向に所定値以上変位したときに、前記定着ベルトの定着目標温度が高くなるように制御されることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記制御パラメータは、前記ニップ部における記録媒体の搬送速度であって、
    前記テンションローラが前記定着補助ローラから離れる方向に所定値以上変位したときに、前記ニップ部における記録媒体の搬送速度が低くなるように制御されることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記加圧部材が前記定着補助ローラに対して所定距離以上近づいて圧接しないように制限するストッパ部材を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の定着装置。
  5. 前記定着補助ローラは、弾性層を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の定着装置。
  6. トナー像を溶融して記録媒体に定着する定着部材と、
    前記定着部材との間にニップ部を形成する加圧ベルトと、
    前記加圧ベルトを張架するとともに、前記加圧ベルトを介して前記定着部材に圧接する加圧補助ローラと、
    前記加圧補助ローラとともに前記加圧ベルトを張架するとともに、前記加圧ベルトに張力を付与するテンションローラと、を備え、
    前記テンションローラに対して前記加圧ベルトを介して非接触で対向する位置で前記テンションローラの変位を検知する検知手段の検知結果に基いて装置の制御パラメータが可変されることを特徴とする定着装置。
  7. 前記制御パラメータは、前記定着ベルトの定着目標温度であって、
    前記テンションローラが前記加圧補助ローラから離れる方向に所定値以上変位したときに、前記定着ベルトの定着目標温度が高くなるように制御されることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  8. 前記制御パラメータは、前記ニップ部における記録媒体の搬送速度であって、
    前記テンションローラが前記加圧補助ローラから離れる方向に所定値以上変位したときに、前記ニップ部における記録媒体の搬送速度が低くなるように制御されることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  9. 前記加圧補助ローラが前記定着部材に対して所定距離以上近づいて圧接しないように制限するストッパ部材を備えたことを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれかに記載の定着装置。
  10. 前記加圧補助ローラは、弾性層を備えたことを特徴とする請求項6〜請求項9のいずれかに記載の定着装置。
  11. 請求項1〜請求項10のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2006327806A 2006-12-05 2006-12-05 定着装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP5004332B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006327806A JP5004332B2 (ja) 2006-12-05 2006-12-05 定着装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006327806A JP5004332B2 (ja) 2006-12-05 2006-12-05 定着装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008139724A JP2008139724A (ja) 2008-06-19
JP5004332B2 true JP5004332B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=39601240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006327806A Expired - Fee Related JP5004332B2 (ja) 2006-12-05 2006-12-05 定着装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5004332B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4903641B2 (ja) * 2007-07-10 2012-03-28 株式会社リコー 定着装置
JP5471633B2 (ja) 2010-03-11 2014-04-16 株式会社リコー 定着装置、画像形成装置、定着装置の制御方法
JP5565688B2 (ja) * 2010-06-08 2014-08-06 株式会社リコー 定着装置及びこれを用いる画像形成装置
JP2012118339A (ja) 2010-12-01 2012-06-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および定着装置
JP5915122B2 (ja) 2011-02-14 2016-05-11 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP7039973B2 (ja) * 2017-12-04 2022-03-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP7310376B2 (ja) * 2019-07-04 2023-07-19 コニカミノルタ株式会社 定着装置、画像形成装置および定着方法
JP7334562B2 (ja) 2019-09-30 2023-08-29 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2020115241A (ja) * 2020-04-30 2020-07-30 株式会社リコー 定着装置、および画像形成装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0934301A (ja) * 1995-07-17 1997-02-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2003316189A (ja) * 2002-04-19 2003-11-06 Minolta Co Ltd 定着装置
JP2004286927A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Minolta Co Ltd ベルト定着装置
JP3981888B2 (ja) * 2004-07-12 2007-09-26 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008139724A (ja) 2008-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5471634B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP4999444B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5004332B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5636889B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP4655846B2 (ja) 定着装置、画像形成装置および定着方法
US8489009B2 (en) Fixing device and image forming apparatus including same
JP2008090275A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4884264B2 (ja) 分離装置、定着装置、及び、画像形成装置
JP5552912B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2005010201A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JP4898258B2 (ja) 画像形成装置
JP2008107638A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2007079037A (ja) 画像加熱装置
JP2006330556A (ja) 画像形成装置
JP5299848B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2007333991A (ja) 画像形成装置、定着装置、及び装置
JP5008120B2 (ja) 画像形成装置
JP4594013B2 (ja) 画像形成装置
JP2007121407A (ja) 定着装置、画像形成装置及び定着装置でのアドバンス移行方法
JP5720870B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2007079224A (ja) 定着装置および定着方法
JP4877785B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5751356B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2006317512A (ja) 加熱定着装置
JP2007057689A (ja) 定着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111013

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120521

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120521

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5004332

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees