JP5110806B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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置が設置される環境に左右されることなく、高品位の画像を得るとともに、記録材のシワを防止することを目的とする。特に、厚い記録材の画像形成時の画像のブレを防止しつつ、高温多湿環境下でコシのない薄い記録材を通紙した場合でもシワの発生を防止することを目的とする。
像担持体上に形成されたトナー画像を転写ニップ部にて記録材に転写する画像形成手段と、
前記画像形成手段の転写部から搬送される記録材を、加熱部材及び加圧部材により互いに圧接して構成される定着ニップ部で、挟持搬送することにより、記録材に転写されている未定着のトナー画像を定着させる定着手段と、
装置が設置される環境に関する情報を検知又は予測する環境検知手段と、
前記ニップ部で搬送される記録材に関する情報を取得する記録材情報取得手段と、を備えた画像形成装置において、
前記環境検知手段により検知又は予測される情報、及び、前記記録材情報取得手段により取得される情報に応じて、前記定着手段を駆動する駆動源の駆動速度を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、少なくとも、記録材が前記転写ニップ部と前記定着ニップ部の間で弛んだ状態で搬送されるように前記駆動源の前記駆動速度を制御する第1のモードと、記録
材が前記転写部と前記定着ニップ部の間で引っ張った状態で搬送されるように前記定着手段の前記駆動源の前記駆動速度を制御する第2のモードと、を実行可能であり、
前記環境検知手段により検知又は予測される温度が所定の温度以上且つ湿度が所定の湿度以上で、更に、前記記録材情報取得手段により取得される記録材の情報が記録材の厚さが所定の厚さ以下の場合に、前記第2のモードを実行し、それ以外の場合は、前記第1の
モードを実行することを特徴とする。
を特徴とする。ここで、環境検知手段は、画像形成装置が設置される環境に関する情報を検知又は予測するものであって、本実施例では温湿度を検知している。また、記録材情報取得手段は、定着ニップで挟持搬送される記録材に関する情報を取得するものであって、記録材の坪量や厚さを指定するプリントコマンド等の情報や、記録材の厚さを検知する検知手段からの情報を取得するものである。
図1は本実施例に係る画像形成装置の一例を示す概略断面図である。本実施例の画像形成装置は、転写式電子写真プロセス利用のレーザービームプリンタである。
図2は加熱定着装置13の概略断面図である。本実施例の加熱定着装置13は、例えば特開平4−44075〜44083号公報等に開示されている、加圧回転体駆動方式(テンションレスタイプ)のフィルム加熱方式の加熱装置である。
状のセラミック基板と、この基板面に具備させた通電発熱体層を基本構成とするものである。そして、通電発熱体層に対する通電により全体に急峻な立ち上がり特性で昇温する、低熱容量のヒータである。
の熱を定着フィルム21を介して受けて記録材P上の未定着トナー画像tが記録材P上に加熱・加圧されて溶融定着される。
図3は、本実施例における加圧ローラ22の駆動手段を示す概略断面図である。
本実施例におけるモータM2の駆動制御は、環境検知手段による温湿度情報と、記録材情報取得手段による紙種(記録材の種類)に関するメディア検知情報をもとに、通常時の駆動制御と高温多湿時の駆動制御の二つに分けられる。以下に、通常時の駆動制御、高温多湿時の駆動制御について記述する。
本例における通常時の駆動制御は、本体の動作時間が0.1sec経過するごとに所定の係数を加算していき、その積算値に応じて速度を変化させる方式である。以下、これを「係数駆動制御」と呼称する。
してからオンするまでの時間)などである。
回転速度を一定に保つことができない。そのため、記録材搬送状態は、加圧ローラ22の熱膨張量に応じて搬送状態A,B,Cの間で常に変動することになる。したがって、搬送状態Aのように引っ張り搬送のときに厚紙がプリントされるとブレ画像が発生するおそれがあり、また、搬送状態Cのようにたるみ搬送のときに薄紙がプリントされるとシワが発生するおそれがある。
本例における高温多湿時の駆動制御でも、基本的な制御は通常時と同じく係数駆動制御を用いている。通常時と異なるのは、高温多湿を検知した上で、薄紙プリントが実行された場合に限り、通常時よりも駆動速度を2%速くしている点である。すなわち、積算値0のときの減速率を−2.0%にしている。このとき、係数駆動制御における積算値と減速率の関係、及び、初期検知温度と減速率の関係は、下記の表5,6に示した通りとなる。ただし、係数は通常時と同様で、表1に示した通りである。
状態を示す概略図である。
図6は、本例における定着モータM2の動作を説明するためのフローチャートであり、上記(4)で説明した動作をまとめたものとなっている。なお、本フローチャートの動作の制御はCPU28によって実行される。
タM2の駆動速度が制御される。ただし、変更が生じない場合にはステップS11をスキップし、ステップS12に移行する。
本実施例では、モータ駆動速度を速めた場合の転写定着間における搬送状態の変化と、通常時に対してモータM2の駆動速度を速めた場合のシワ発生数、及び、厚紙を通紙した場合のブレ画像の程度を評価した。結果を表7に示す。
る、高温多湿環境でかつ、コシのない薄紙をプリントした場合のみ、モータM2の駆動速度を2%速めることにした。
録材の厚みを判別するメディア検知手段等の情報をもとに、厚紙がプリントされると判断した場合に、その駆動速度を、通常時よりも1〜2%ほど遅くする制御シーケンスである。
、高温多湿かつ薄紙プリントモード(通常時+2.0%)、厚紙モード(通常時−1.0%)の3モードを設けている。そして、その各モードを装置本体の環境検知手段や紙種検知手段で自動判別することにより、コシのない薄紙で発生しやすいシワと、マルチカセットから給送されるようなとくに坪量の多い厚紙のブレを完全に両立することができる。
御シーケンスを持つことを特徴とする。
5 感光体ドラム
7 帯電ローラ
9 現像器
10 転写ローラ
13 加熱定着装置
21 定着フィルム
22 加圧ローラ
27 環境センサ
29 駆動回路
M2 定着モータ
Claims (1)
- 像担持体上に形成されたトナー画像を転写ニップ部にて記録材に転写する画像形成手段と、
前記画像形成手段の転写部から搬送される記録材を、加熱部材及び加圧部材により互いに圧接して構成される定着ニップ部で、挟持搬送することにより、記録材に転写されている未定着のトナー画像を定着させる定着手段と、
装置が設置される環境に関する情報を検知又は予測する環境検知手段と、
前記ニップ部で搬送される記録材に関する情報を取得する記録材情報取得手段と、を備えた画像形成装置において、
前記環境検知手段により検知又は予測される情報、及び、前記記録材情報取得手段により取得される情報に応じて、前記定着手段を駆動する駆動源の駆動速度を制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、少なくとも、記録材が前記転写ニップ部と前記定着ニップ部の間で弛んだ状態で搬送されるように前記駆動源の前記駆動速度を制御する第1のモードと、記録
材が前記転写部と前記定着ニップ部の間で引っ張った状態で搬送されるように前記定着手段の前記駆動源の前記駆動速度を制御する第2のモードと、を実行可能であり、
前記環境検知手段により検知又は予測される温度が所定の温度以上且つ湿度が所定の湿度以上で、更に、前記記録材情報取得手段により取得される記録材の情報が記録材の厚さが所定の厚さ以下の場合に、前記第2のモードを実行し、それ以外の場合は、前記第1の
モードを実行することを特徴とする画像形成装置。
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