JP5516143B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、請求項15に記載の発明は、請求項9から12までのいずれかに記載の画像形成装置において、定着ローラ制御部は、用紙がニップ部を連続して通紙される場合において、通紙枚数の増加に応じて、減少または増加させた第二定着ローラの回転数を所定回転数に戻していくものである。
また、請求項16に記載の発明は、請求項9から12までのいずれかに記載の画像形成装置において、定着ローラ制御部は、定着ローラの駆動時間に応じて、減少または増加させた第二定着ローラの回転数を所定回転数に戻していくものである。
(画像形成装置の構成)
図1は、画像形成装置本体1内に配置された作像装置2と、定着装置20とを有する画像形成装置の概略構成図である。図1に示した作像装置2は、ドラム状の感光体として構成された第1〜第4の像担持体3Y,3C,3M,3Kを有し、各像担持体上にイエロートナー像、シアントナー像、マゼンタトナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成される。第1〜第4の像担持体3Y,3C,3M,3Kに対向して中間転写ベルト4が配置され、この中間転写ベルト4は、支持ローラ5,6,7,8に巻き掛けられて矢印方向に回転駆動される。
次に、定着装置20について説明する。図2に示すように定着装置20は、ベルト定着方式であり、熱源26を有する加熱ローラ23と、金属芯金29の外周に弾性層30を有する定着ローラ22と、加熱ローラ23と定着ローラ22との間に張架される無端状の定着ベルト24と、定着ベルト24の外周側に配設される加圧ローラ21と、を有し、定着ローラ22と加圧ローラ21との圧接によって形成される定着ベルト24と加圧ローラ21とのニップ部に未定着トナー像を担持した用紙を通紙して加熱定着を行うものである。
本実施形態に係る画像形成装置は、上記第3のサーミスタ33からの出力を用いて、定着ローラ22の駆動手段の回転数を制御することにより、定着装置(定着部ともいう)20における用紙の搬送速度(定着線速ともいう)を、定着ローラ22の熱膨張による径変化にかかわらず、略一定(所定の周速度)となるようにするものである。すなわち、ニップ部の定着時の温度変化に係らずに、定着装置の挟持搬送速度を正確に補正し、定着装置における挟持搬送速度を略一定とするものである。よって、一定速度で制御される排紙部の挟持搬送速度との搬送速度差を適切な状態に維持しつつ、用紙を通過させることができるものである。
次に、本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態について説明する。なお、上記第1の実施形態と同様の点についての説明は省略する。
第2の実施形態に係る定着装置について説明する。図10に示すように定着装置は、第一定着装置20と、その下流側に第二定着装置40を有している。なお、第一定着装置20については、上記第1の実施形態と同様である。
本実施形態に係る画像形成装置は、上記第3のサーミスタ33からの出力を用いて、第二定着ローラ42の駆動手段の回転数を制御することにより、第二定着装置40における用紙の搬送速度(第二定着線速ともいう)を、定着ローラ22の熱膨張による径変化、すなわち、第一定着装置20における用紙の搬送速度(第一定着線速ともいう)に追従させて、第一定着線速と第二定着線速とを略一定となるようにするものである。よって、搬送速度差を適切な状態に維持しつつ、用紙を通過させることができるものである。
2 作像装置
3Y,3C,3M,3K 第1〜第4の像担持体
4 中間転写ベルト
5,6,7,8 支持ローラ
9 帯電ローラ
10 レーザ書き込みユニット
11 現像装置
12 一次転写ローラ
13,19 クリーニング装置
14 給紙カセット
15 給紙ローラ
16 レジストローラ対
17 二次転写ローラ
18 排紙部
20 定着装置(第一定着装置)
21 加圧ローラ
22 定着ローラ
23 加熱ローラ
24 定着ベルト
25 テンションローラ
26 熱源
27 排紙ローラ対
28 分離板
29 芯金
30 弾性層
31 第1のサーミスタ(加熱ローラ温度検知部材)
32 第2のサーミスタ(定着ローラ表面温度検知部材)
33 第3のサーミスタ(芯金温度検知部材)
40 第二定着装置
41 第二加圧ローラ
42 第二定着ローラ
Claims (16)
- 熱源を有する加熱ローラと、
金属芯金の外周に弾性層を有する定着ローラと、
前記加熱ローラと前記定着ローラとの間に張架される無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトの外周側に配設される加圧ローラと、を有し、
前記定着ローラと前記加圧ローラとの圧接によって形成される前記定着ベルトと前記加圧ローラとのニップ部に未定着トナー像を担持した用紙を通紙して加熱定着を行う定着装置を有する画像形成装置において、
前記定着ローラの芯金の温度を検知する芯金温度検知部材と、
前記加熱ローラの温度を検知する加熱ローラ温度検知部材と、
前記定着ローラの回転駆動を制御する定着ローラ制御部と、を有し、
前記定着ローラ制御部は、前記芯金温度検知部材および前記加熱ローラ温度検知部材の検知温度に基づいて、前記定着ローラの回転数を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 熱源を有する加熱ローラと、
金属芯金の外周に弾性層を有する定着ローラと、
前記加熱ローラと前記定着ローラとの間に張架される無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトの外周側に配設される加圧ローラと、を有し、
前記定着ローラと前記加圧ローラとの圧接によって形成される前記定着ベルトと前記加圧ローラとのニップ部に未定着トナー像を担持した用紙を通紙して加熱定着を行う定着装置と、
前記定着装置の下流側に、
金属芯金の外周に弾性層を有する第二定着ローラと、
前記第二定着ローラに圧接して配設される第二加圧ローラと、を有し、
前記第二定着ローラと前記第二加圧ローラとの圧接によって形成されるニップ部に前記定着装置にて定着されたトナー像を担持した用紙を通紙させる第二定着装置と、を有する画像形成装置において、
前記定着ローラの芯金の温度を検知する芯金温度検知部材と、
前記第二定着ローラの回転駆動を制御する定着ローラ制御部と、を有し、
前記定着ローラ制御部は、前記芯金温度検知部材の検知温度に基づいて、前記第二定着ローラの回転数を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記加熱ローラの温度を検知する加熱ローラ温度検知部材を有し、
前記定着ローラ制御部は、前記芯金温度検知部材および前記加熱ローラ温度検知部材の検知温度に基づいて、前記第二定着ローラの回転数を制御することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記定着ローラの表面温度を検知する定着ローラ表面温度検知部材を有し、
前記定着ローラ制御部は、前記芯金温度検知部材および前記定着ローラ表面温度検知部材の検知温度に基づいて、前記第二定着ローラの回転数を制御することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記定着ローラ制御部は、
前記芯金温度検知部材の検知温度が所定温度Aより低い場合に、前記定着ローラの回転数を増加させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記定着ローラ制御部は、
前記芯金温度検知部材および前記加熱ローラ温度検知部材の検知温度の平均値が所定温度Bより低い場合に、前記定着ローラの回転数を増加させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記定着ローラの表面温度を検知する定着ローラ表面温度検知部材を有し、
前記定着ローラ制御部は、
前記芯金温度検知部材および前記定着ローラ表面温度検知部材の検知温度の平均値が所定温度Bより低い場合に、前記定着ローラの回転数を増加させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記定着ローラ制御部は、
前記芯金温度検知部材の検知温度が所定温度C(但し、C>A,C>Bである)より高い場合に、前記定着ローラの回転数を減少させることを特徴とする請求項5から7までのいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記定着ローラ制御部は、
前記芯金温度検知部材の検知温度が所定温度Aより低い場合に、前記第二定着ローラの回転数を減少させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記加熱ローラの温度を検知する加熱ローラ温度検知部材を有し、
前記定着ローラ制御部は、
前記芯金温度検知部材および前記加熱ローラ温度検知部材の検知温度の平均値が所定温度Bより低い場合に、前記第二定着ローラの回転数を減少させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記定着ローラの表面温度を検知する定着ローラ表面温度検知部材を有し、
前記定着ローラ制御部は、
前記芯金温度検知部材および前記定着ローラ表面温度検知部材の検知温度の平均値が所定温度Bより低い場合に、前記第二定着ローラの回転数を減少させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記定着ローラ制御部は、
前記芯金温度検知部材の検知温度が所定温度C(但し、C>A,C>Bである)より高い場合に、前記第二定着ローラの回転数を増加させることを特徴とする請求項9から11までのいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記定着ローラ制御部は、
前記用紙が前記ニップ部を連続して通紙される場合において、
通紙枚数の増加に応じて、減少または増加させた前記定着ローラの回転数を所定回転数に戻していくことを特徴とする請求項5から8までのいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記定着ローラ制御部は、
前記定着ローラの駆動時間に応じて、減少または増加させた前記定着ローラの回転数を所定回転数に戻していくことを特徴とする請求項5から8までのいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記定着ローラ制御部は、
前記用紙が前記ニップ部を連続して通紙される場合において、
通紙枚数の増加に応じて、減少または増加させた前記第二定着ローラの回転数を所定回転数に戻していくことを特徴とする請求項9から12までのいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記定着ローラ制御部は、
前記定着ローラの駆動時間に応じて、減少または増加させた前記第二定着ローラの回転数を所定回転数に戻していくことを特徴とする請求項9から12までのいずれかに記載の画像形成装置。
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