JP2020197593A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着装置の定着部材の過昇温によるダメージを抑制するとともに、一定の生産性を維持可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、画像形成部と、定着装置と、温度検知装置と、駆動装置と、印字枚数カウント部と、定着電圧電源と、制御部と、を備える。定着装置は、加熱装置により加熱される被加熱回転体と、被加熱回転体に当接して定着ニップ部を形成する加圧部材と、で構成される定着部材を有する。温度検知装置は、被加熱回転体の記録媒体が通過しない非通過領域の表面温度を検知する。制御部は、印字枚数カウント部によりカウントされた生産性変更モード開始時からの累積印字枚数、および温度検知装置により検知された非通過領域の表面温度に基づいて生産性を標準設定から2段階以上に変更するとともに、生産性に応じて定着部材の制御温度を変更する。【選択図】図5

Description

本発明は、記録媒体上に転写されたトナー像を定着する定着装置を備えた複写機、プリンター等の画像形成装置に関し、特に、生産性を維持しつつ、定着ローラーや加圧ローラー等の定着部材のダメージを抑制する方法に関するものである。
従来の電子写真方式の画像形成装置においては、帯電装置により均一に帯電された感光体ドラム等の像担持体上に露光装置からレーザー照射を行うことにより、帯電を部分的に減衰させた所定の静電潜像を形成し、現像装置により静電潜像にトナーを付着させてトナー像とした後、転写手段を用いてトナー像を用紙(記録媒体)上に転写し、定着装置により未定着トナーを加熱、加圧して永久像とする画像形成プロセスが実行される。
定着装置は、定着ローラーや定着ベルト等の被加熱回転体と加圧ローラー等の加圧部材とで構成される定着部材で用紙を搬送しながらトナーを溶融する装置である。近年、省エネの基準が厳しくなり、低融点トナーの使用、定着部材の熱容量を削減するなどして、消費電力を削減している。定着部材の熱容量削減としては、ローラーの小径化や薄肉化等が行われている。熱源としては、ハロゲンヒーターがコスト等を考慮してよく使用されている。このような装置では、高速化等を考慮して、複数のヒーターが使用されることが多い。その際、連続印字時の定着ローラー中央部温度維持性を確保するメインヒーターと復帰動作時の定着ローラー端部昇温特性を確保するサブヒーターより構成される。
しかしながら、定着処理される用紙のサイズが小さい場合、定着部材の用紙が通過する通紙領域では表面から用紙に熱が奪われて低温になる一方、定着部材の用紙が通過しない非通紙領域は高温になる。特に、連続印字時において定着部材の通紙領域を定着温度(目標温度)に維持すると、定着部材の非通紙領域が過昇温し、定着部材等が耐熱限界の温度を超えて破損するといった不具合が発生する場合がある。具体的には、安全性を考慮してヒーター毎に設けているサーモスタットが動作温度以上になり、ヒーターへの通電が停止して温度が上昇しなくなることが挙げられる。また、非通紙領域が過昇温した状態で、昇温部を覆うような大サイズの用紙を通紙すると、用紙上のトナーが過溶融して定着部材に付着し、後続の用紙に再付着する高温オフセットによる画像の劣化や、加圧部材を構成するゴムの熱劣化等の不具合も考えられる。
そこで、定着装置の非通紙領域の過昇温を抑制する方法が種々提案されており、例えば特許文献1には、ニップの通紙部の温度を検知する第1温度検知素子と、ニップの非通紙部の温度を検知する第2温度検知素子と、通紙部の温度を維持する制御手段を有し、第1温度検知素子の出力と第2温度検知素子の出力と記録媒体のサイズに応じて加熱処理条件を設定する像加熱装置が開示されている。また、加熱処理条件の設定として、第1温度検知素子と第2温度検知素子の検知温度の差が所定値以下であり、第2温度検知素子の検知温度が一定温度を超えた場合、通紙枚数を低下させる、もしくは制御温度を変更することが記載されている。
また、特許文献2には、記録材通紙領域に関する温度情報と記録材非通紙領域に関する温度情報との差が所定温度差に達した場合、記録材の給送間隔を長くして生産性を低下させる装置において、記録材の通紙条件によって生産性を低下させる温度を変化させる像加熱装置および画像形成装置が開示されている。特許文献3には、加熱部材と、加熱部材の温度を検知する2個のセンサーを備え、温度センサーの差が閾値を一定回数超えた場合、単位時間当たりの画像形成枚数を少なくして画像形成を行う、または、記録材への画像形成を休止する制御を実行し、閾値を時間の経過に従い大きくする画像形成装置が開示されている。
特開2001−282035号公報 特開2007−298553号公報 特開2017−32770号公報
特許文献1〜3の方法は、主として定着ベルトを使用したベルト定着方式の定着装置について記載されており、通紙領域と非通紙領域に配置された2個の温度検知手段の温度差を一つのトリガーとして生産性(単位時間当たりの印字枚数、以下同じ)の変更を行っている。しかし、定着ローラーを用いる熱ローラー定着方式においては、温度差よりも温度の絶対値の影響が大きいため、通紙領域と非通紙領域の温度差に基づく生産性の変更では十分でない場合があった。また、サーモスタットの温度上昇については用紙サイズの影響が大きく、非通紙領域に配置されたサーモスタットの温度のみでは生産性を変更すべき状態を検知できない場合があった。一方、ユーザーの使用性を考慮すると、機械が故障しない範囲でなるべく生産性を高く確保する必要があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、定着装置の定着部材の過昇温によるダメージを抑制するとともに、一定の生産性を維持可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、画像形成部と、定着装置と、温度検知装置と、駆動装置と、印字枚数カウント部と、定着電圧電源と、制御部と、を備えた画像形成装置である。画像形成部は、記録媒体にトナー像を形成する。定着装置は、記録媒体の搬送方向に対し画像形成部の下流側に配置され、加熱装置により加熱される被加熱回転体と、被加熱回転体に当接して定着ニップ部を形成する加圧部材と、で構成される定着部材を有し、定着ニップ部を通過する記録媒体を加熱および加圧することによりトナー像を記録媒体に定着させる。温度検知装置は、被加熱回転体の記録媒体が通過しない非通過領域の表面温度を検知する。駆動装置は、定着部材を含む記録媒体の搬送部材を駆動させる。印字枚数カウント部は、印字枚数を累積してカウントする。定着電圧電源は、加熱装置に電圧を印加する。制御部は、駆動装置および定着電圧電源を制御する。制御部は、記録媒体の大きさに応じて単位時間当たりの印字枚数である生産性を標準設定から2段階以上に変更する生産性変更モードを実行可能である。制御部は、生産性変更モードの実行時に、印字枚数カウント部によりカウントされた生産性変更モード開始時からの累積印字枚数、および温度検知装置により検知された非通過領域の表面温度に基づいて生産性を標準設定から2段階以上に変更するとともに、生産性に応じて定着部材の制御温度を変更する。
本発明の第1の構成によれば、記録媒体の大きさによって生産性を標準設定から2段階以上に変更する生産性変更モードを実行することにより、生産性の低下を極力抑制しつつ、定着部材の非通紙領域の過昇温を抑制することができる。また、印字枚数、或いは非通紙領域の温度の絶対値に基づいて生産性が変更されるため、熱ローラー定着方式の定着装置においても生産性を適正に変更することができる。さらに、生産性の変更と併せて、定着部材の制御温度も変更することにより、加熱装置による過剰な熱供給を防止して適正な熱供給量とすることができる。その結果、定着部材の耐久性が向上し、定着部材の長寿命化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の側面断面図 画像形成装置100に搭載される定着装置15の側面断面図 図2における定着装置15の定着ローラー21を上方から見た平面断面図 画像形成装置100の制御経路の一例を示すブロック図 本実施形態の画像形成装置100における生産性変更モードの実行制御例を示すフローチャート
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の側面断面図である。画像形成装置(例えばモノクロプリンター)100内には、帯電、露光、現像および転写の各工程によりモノクロ画像を形成する画像形成部Pが配設されている。画像形成部Pには、感光体ドラム5の回転方向(図1の時計回り方向)に沿って、帯電装置4、露光装置(レーザー走査ユニット等)7、現像装置8、転写ローラー14、クリーニング装置19が配設されている。
画像形成動作を行う場合、メインモーター(図4参照)により時計回り方向に回転する感光体ドラム5の表面が帯電装置4によって均一に帯電される。そして、原稿画像データに基づく露光装置7からのレーザービームにより感光体ドラム5上に静電潜像が形成され、現像装置8により静電潜像に現像剤(以下、トナーという)が付着されてトナー像が形成される。この現像装置8へのトナーの供給はトナーコンテナ9から行われる。なお、画像データはパソコン(図示せず)等から送信される。また、感光体ドラム5の回転方向に対しクリーニング装置19の下流側には、感光体ドラム5表面の残留電荷を除去する除電装置(図示せず)が設けられている。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム5に向けて、用紙(記録媒体)が給紙カセット10または手差し用紙トレイ11から用紙搬送路12およびレジストローラー対13を経由して搬送され、転写ローラー14(画像転写部)により感光体ドラム5の表面に形成されたトナー像が用紙に転写される。トナー像が転写された用紙は感光体ドラム5から分離され、定着装置15に搬送されてトナー像が定着される。定着装置15を通過した用紙は、用紙搬送路16により画像形成装置100の上部に搬送され、排出ローラー対17により排出トレイ18に排出される。
図2は、図1の画像形成装置100に搭載される定着装置15の側面断面図である。図3は、図2における定着装置15の定着ローラー21を上方から見た平面断面図である。定着装置15は、定着ローラー対20と、定着進入ガイド23と、用紙検知センサー24と、分離板25と、第1温度センサー33と、第2温度センサー34とを備えている。なお、図2においては定着装置15のハウジングは記載を省略している。
定着ローラー対20は、定着駆動モーター(図4参照)により図2において時計回り方向に回転する定着ローラー21と、定着ローラー21に従動して反時計回り方向に回転する加圧ローラー22とで構成される。加圧ローラー22は図示しない付勢手段により所定の圧力で定着ローラー21に圧接されて定着ニップ部Fを形成しており、定着ニップ部Nを通過する用紙上の未定着トナーを定着させる。
本実施形態に用いる定着ローラー21の構成としては、例えば、直径30mm、厚さ0.6mm、クラウン量(軸方向中央部と両端部の直径差)0.1mmの円筒状のアルミニウム製の芯金の外周面にPFA樹脂(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)のコート層(離型層)を積層したものが挙げられる。また、加圧ローラー22の構成としては、アルミニウム製の芯金にシリコーンゴム層(弾性層)を積層し、PFAチューブ(離型層)で被覆したものが挙げられる。
定着ローラー21内にはヒーター26が内蔵されている。ヒーター26は、定着ローラー21の軸方向(図2の紙面と垂直な方向)の中央部に配熱ピークを有する600Wのメインヒーター26aと、軸方向の両端部に配熱ピークを有する400Wのサブヒーター26bとで構成される。なお、本実施形態ではヒーター26としてハロゲンヒーターを用いているが、ハロゲンヒーターに代えて、励磁コイルとコアとを有する誘導加熱部を備えたIHヒーターを用いて定着ローラー21の外部から加熱する構成としても良い。
用紙搬送方向(図2の右から左方向)に対し定着ニップ部Fの上流側には、用紙を定着ニップ部Fへ案内するための定着進入ガイド23が設けられている。また、定着ニップ部Fの下流側には、用紙の通過を検知する用紙検知センサー24が配置されている。用紙検知センサー24は、例えば、用紙搬送路上に突出して用紙の通過により揺動する定着アクチュエーターと、定着アクチュエーターの揺動によりONまたはOFFされるPI(フォトインタラプター)センサーとで構成される。
定着ローラー21の回転方向(時計回り方向)に対し定着ニップ部Fの下流側には、定着ローラー21から用紙を分離する分離板25が配置されている。分離板25は、定着ローラー21の軸方向に延びる板状部材であり、定着処理後の用紙を定着ローラー21の表面から分離する。
用紙搬送方向に対し分離板25の上流側端部(図2では右下端部)であって幅方向(図2の紙面と垂直な方向)の両端縁には、一対の間隔規制部材27が固定されている。間隔規制部材27が定着ローラー21の外周面の軸方向両端部に当接することにより、分離板25の上流側端部と定着ローラー21の表面との間隔が所定間隔に設定される。
転写ローラー14(図1参照)によりトナー像が転写された用紙は図2の左方向に進み、ハウジングの上流側開口部より定着装置15内に搬入され、定着進入ガイド23に沿って定着ローラー対20の定着ニップ部Fに案内される。用紙が定着ニップ部Fを通過するとき、所定の温度および圧力により加熱、加圧され、用紙上のトナー像が永久像とされる。その後、用紙は分離板25により定着ローラー21から分離されてハウジングの下流側開口部より定着装置15の外部に搬送され、排出ローラー対17(図1参照)から画像形成装置100の外部に排出される。
定着ローラー21の回転方向に対し定着ニップ部Fの上流側には、サーミスター等から成る第1温度センサー33、第2温度センサー34が配置されている。第1温度センサー33は、定着ローラー21の軸方向中央部に対向配置され、定着ローラー21の表面温度を非接触状態で検知する。第2温度センサー34は、定着ローラー21の軸方向両端部に接触するように配置され、定着ローラー21の表面温度を接触状態で検知する。
定着ローラー21の回転方向に対し定着ニップ部Fの下流側にはサーモスタット35が配置されている。サーモスタット35は、第1サーモスタット35aと、第2サーモスタット35bで構成される。第1サーモスタット35aは定着ローラー21の軸方向中央部に対向配置され、所定温度以上になった場合にメインヒーター26aへの通電を遮断する。第2サーモスタット35bは定着ローラー21の軸方向の端部寄りに対向配置され、所定温度以上になった場合にサブヒーター26bへの通電を遮断する。
第1温度センサー33、第2温度センサー34による検知結果は制御部90(図4参照)に送信され、メインヒーター26a、サブヒーター26bに流れる電流をON/OFFすることにより定着温度の制御を行う。また、第2温度センサー34の検知結果に基づいて、後述するように画像形成装置100の生産性を変更する。
図4は、画像形成装置100の制御経路を示すブロック図である。なお、画像形成装置100を使用する上で装置各部の様々な制御がなされるため、画像形成装置100全体の制御経路は複雑なものとなる。そこで、ここでは制御経路のうち、本発明の実施に必要となる部分を重点的に説明する。また、既に説明した部分については説明を省略する。
画像入力部40は、画像形成装置100にパソコン等から送信される画像データを受信する受信部である。画像入力部40より入力された画像信号はデジタル信号に変換された後、一時記憶部94に送出される。メインモーター41は、感光体ドラム5を回転駆動する。定着駆動モーター43は、定着装置15の定着ローラー21を回転駆動する。
電圧制御回路51は、帯電電圧電源52、現像電圧電源53、転写電圧電源54、定着電圧電源55と接続され、制御部90からの出力信号によりこれらの各電源を作動させる。これらの各電源は、電圧制御回路51からの制御信号によって、帯電電圧電源52は帯電装置2a〜2d内の帯電ローラー20に、現像電圧電源53は現像装置3a〜3d内の現像ローラー30およびトナー供給ローラー31に、転写電圧電源54は一次転写ローラー6a〜6dおよび二次転写ローラー9に、定着電圧電源55は定着ローラー21内のヒーター26に、それぞれ所定の電圧を印加する。
操作部70には、液晶表示部71、各種の状態を示すLED72が設けられており、画像形成装置100の状態を示したり、画像形成状況や印字部数を表示したりするようになっている。画像形成装置100の各種設定はパソコンのプリンタードライバーから行われる。
制御部90は、中央演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)91、読み出し専用の記憶部であるROM(Read Only Memory)92、読み書き可能な記憶部であるRAM(Random Access Memory)93、一時的に画像データ等を記憶する一時記憶部94、カウンター95、画像形成装置100内の各装置に制御信号を送信したり操作部70からの入力信号を受信したりする複数(ここでは2つ)のI/F(インターフェイス)96を少なくとも備えている。
ROM92には、画像形成装置100の制御用プログラムや、制御上の必要な数値等、画像形成装置100の使用中に変更されることがないようなデータ等が収められている。RAM93には、画像形成装置100の制御途中で発生した必要なデータや、画像形成装置100の制御に一時的に必要となるデータ等が記憶される。
一時記憶部94は、画像入力部40より入力され、デジタル信号に変換された画像信号を一時的に記憶する。カウンター95は、印字枚数を累積してカウントする。
上述したように、定着ローラー対20の通紙可能領域よりも小サイズの用紙を連続的に通紙する場合、定着ローラー対20の軸方向中央部の通紙領域を定着処理温度に維持すると、定着ローラー対20の軸方向両端部の非通紙領域が過昇温する。その結果、定着ローラー21や加圧ローラー22が耐熱限界温度を超えて破損するおそれがある。また、小サイズの用紙を連続して通紙した直後に大サイズの用紙を通紙したとき、定着ローラー対20の軸方向両端部に接触したトナーが定着ローラー対20に付着し、後続の用紙へ再付着する高温オフセットが発生する場合がある。
そこで、本実施形態の画像形成装置100では、小サイズの用紙が通紙されたときに、生産性を段階的に低下させて定着ローラー対20の非通紙領域の過昇温を抑制する生産性変更モードを実行可能としている。
図5は、本実施形態の画像形成装置100における生産性変更モードの実行制御例を示すフローチャートである。図1〜図4を参照しながら、図5のステップに沿って生産性変更モードの実行手順について説明する。
パソコン等の上位機器から印字開始命令が入力されると(ステップS1)、制御部90は、入力された印字枚数が所定枚数(例えば20枚)以下であるか否かを判定する(ステップS2)。印字枚数が所定枚数よりも多い場合(ステップS2でNo)、制御部90は、用紙サイズによって生産性変更モードの実行の要否を判定する(ステップS3)。用紙サイズは画像形成装置100に設けられた用紙サイズ検知センサー(図示せず)によって検知されるか、或いは操作部70やパソコンから入力される。なお、ステップS2は必ずしも必要ではない。
具体的には、幅方向サイズが所定値以下であり、且つ搬送方向サイズが所定値以上である用紙を通紙する場合に生産性変更モードを実行する。この理由は、幅方向サイズが所定値以下であっても、搬送方向サイズが短い用紙では連続通紙によって通紙領域の熱が奪われ難いため、ヒーター26による加熱を過度に行う必要がなく、非通紙領域の温度上昇が発生し難いためである。例えば、幅方向サイズが175mm以下、且つ搬送方向サイズが217mm以上の用紙を通紙する場合に生産性変更モードを実行する。
さらに、用紙のサイズのみでなく、用紙の坪量(目付量)を考慮して生産性変更モードを実行するか否かを判定してもよい。この理由は、幅方向サイズが所定値以下、搬送方向サイズが所定値以上である用紙であっても、坪量が一定値以下の用紙では熱容量が小さく連続通紙によって通紙領域の熱が奪われ難いためである。例えば、坪量が90g/m2以上の用紙を通紙する場合に生産性変更モードを実行する。
生産性変更モードを実行する場合(ステップS3でYes)、制御部90はカウンター95によりカウントされた印字枚数Nをリセットし(ステップS4)、新たに印字枚数Nのカウントを開始する。
次に、制御部90は生産性変更モードの開始からの印字枚数Nが所定枚数N1以下であるか否かを判定する(ステップS5)。N≦N1である場合は(ステップS5でYes)、制御部90は第2温度センサー34により検知された非通紙領域の表面温度TがT1以下であるか否かを判定する(ステップS5)。T≦T1である場合は(ステップS5でYes)、制御部90は感光体ドラム5、定着ローラー対20、レジストローラー対13、排出ローラー対17を含む搬送ローラーの線速(以下、プロセス線速という)を標準速度とする標準設定により印字を行う(ステップS6)。なお、プロセス線速は、搬送ローラーの回転速度と連続通紙時の紙間の何れか又は両方の要素を含む。
具体的には、制御部90は、定着駆動モーター43に制御信号を送信して定着ローラー21および加圧ローラー22から成る定着ローラー対20の回転駆動を開始する。同時に電圧制御回路51、定着電圧電源55によりヒーター26への通電が開始され、第1温度センサー33、第2温度センサー34による定着ローラー21の表面温度の検知も開始される。
第1温度センサー33の検知温度が目標温度(定着温度)に到達すると、画像形成部Pにおいてトナー像が形成された用紙が定着ニップ部Fを通過する。用紙は所定の温度および圧力により加熱、加圧され、用紙上のトナー像が永久像とされる。
その後、制御部90は、印字条件が変更されたか否か、或いは印字が終了したか否かを判定する(ステップS7)。印字条件が変更されておらず、且つ印字が継続している場合は(ステップS7でNo)ステップS6に戻り、標準設定での印字を継続する。印字条件が変更されているか、或いは印字が終了している場合は(ステップS7でYes)ステップS1に戻り、印字命令の待機状態を継続する。なお、本制御例では生産性変更モードの開始時にステップS3で印字枚数Nをリセットしたが、印字条件が変更されたとき、或いは印字が終了したときにリセットしてもよい。
一方、ステップS4においてN>N1である場合、或いはステップS5においてT>T1である場合は(ステップS4でNo)、制御部90はT1<T≦T2であるか否かを判定する(ステップS8)。T1<T≦T2である場合は(ステップS8でYes)、制御部90はメインモーター41、定着駆動モーター43に制御信号を送信し、プロセス線速を標準速度以下とする第1設定(生産性低下1段階目)に変更して印字を行う(ステップS9)。
その後、制御部90は、印字条件が変更されたか否か、或いは印字が終了したか否かを判定する(ステップS10)。印字条件が変更されておらず、且つ印字が継続している場合は(ステップS10でNo)ステップS9に戻り、第1設定での印字を継続する。印字条件が変更されているか、或いは印字が終了している場合は(ステップS10でYes)ステップS1に戻り、印字命令の待機状態を継続する。
ステップS8においてT>T2である場合は(ステップS8でNo)、制御部90はメインモーター41、定着駆動モーター43に制御信号を送信し、プロセス線速が第1設定よりも遅い第2設定(生産性低下2段階目)に変更して印字を行う(ステップS11)。そして、第2設定で印字を行う場合は、生産性を極度に低下させているので、定着ローラー21は過剰な熱供給状態になっている。そこで、定着ローラー21に対する熱供給量が適正となるように、定着ローラー21の制御温度(目標温度)を基準値とする(ステップS12)。ここでいう基準値とは、環境補正や連続印字に伴う制御温度の上昇を行わない基本の制御値である。
その後、制御部90は、印字条件が変更されたか否か、或いは印字が終了したか否かを判定する(ステップS13)。印字条件が変更されておらず、且つ印字が継続している場合は(ステップS13でNo)ステップS11に戻り、生産性を第2設定とし、定着ローラー21の制御温度を基準値として印字を継続する。印字条件が変更されているか、或いは印字が終了している場合は(ステップS13でYes)ステップS1に戻り、印字命令の待機状態を継続する。
また、ステップS2において生産性変更モードを実行しない場合は(ステップS2でNo)生産性を標準設定として印字を行う(ステップS14)。その後、制御部90は、印字条件が変更されたか否か、或いは印字が終了したか否かを判定する(ステップS15)。印字条件が変更されておらず、且つ印字が継続している場合は(ステップS15でNo)ステップS14に戻り、生産性を標準設定として印字を継続する。印字条件が変更されているか、或いは印字が終了している場合は(ステップS15でYes)ステップS1に戻り、印字命令の待機状態を継続する。
上記の制御例によれば、用紙サイズによって生産性変更モードを実行するか否かを判定し、所定サイズの用紙が通紙される場合は生産性を変更する生産性変更モードが実行されるため、定着ローラー21の非通紙領域の過昇温を抑制することができる。また、印字枚数、或いは非通紙領域の温度の絶対値に基づいて生産性が変更されるため、図2に示したような熱ローラー定着方式の定着装置15においても生産性を適正に変更することができる。
また、生産性を標準設定、第1設定、第2設定の3段階に変更させるため、非通紙領域の過昇温を抑制しつつ、生産性を極力維持することができる。なお、ここでは標準設定を含めた3段階に生産性を変更したが、生産性を更に向上させるために4段階以上に変更してもよい。
さらに、生産性を第2設定まで低下させたときは、定着ローラー21の制御温度(目標温度)も低下させることにより、ヒーター26による過剰な熱供給を防止して適正な熱供給量とすることができる。その結果、定着ローラー21、加圧ローラー22の耐久性が向上し、定着ローラー21、加圧ローラー22の長寿命化を図ることができる。なお、上記の制御例では、生産性を第2設定まで低下させたとき定着ローラー21の制御温度を低下させているが、第1設定に低下させたときも定着ローラー21の制御温度を低下させてもよい。
上記の制御例では、生産性を変更するための印字枚数N1が設定されているのは標準設定で印字しているときのみであり、第1設定または第2設定で印字しているとき(生産性低下時)は、その生産性で印字可能な枚数を設定していない。この理由は、用紙サイズによっては第2サーモスタット35b(図3参照)が動作温度以上に過熱されていても第2温度センサー34が配置された非通紙領域(図3の右端部)の温度上昇が緩やかな場合があり、生産性を低下すべき状態になっているか否かを第2温度センサー34の検知温度のみでは判定できない場合を考慮しているためである。なお、生産性低下時は、非通紙領域の温度上昇により発生する問題を抑制するため、非通紙領域の表面温度のみで生産性を変更することとしている。
生産性を標準設定から第1設定、第2設定に変更する際のトリガーとなる印字枚数N、非通紙領域の表面温度Tの一例を表1に示す。
Figure 2020197593
表1では、生産性低下時に印字可能な枚数を設定していないが、例えば第1設定で印字しているときに印字可能な枚数を設定し、非通紙領域の表面温度TがT1以下であっても次の生産性低下モード(第2設定)に移行してもよい。
また、上記の制御例で用いる標準設定、第1設定、第2設定は、印字条件(片面印字、両面印字、全速モード、半速モード)によって、それぞれ変更可能となっている。従って、生産性としては、3種類の生産性(標準設定、第1設定、第2設定)×4種類の印字条件(片面印字、両面印字、全速モード、半速モード)で計12種類のモードを有する。生産性の設定例を表2に示す。
Figure 2020197593
表2において、標準設定は用紙サイズ毎に、且つ印字条件毎に設定される。例えば、全速モード、片面印字の標準設定を32枚/分(32ppm)、全速モード、両面印字の標準設定を23枚/分(23ppm)、半速モード、片面印字の標準設定を16枚/分(16ppm)、半速モード、両面印字の標準設定を12枚/分(12ppm)とする。
そして、全速モードであるか半速モードであるか、片面印字であるか両面印字であるかによって生産性低下の設定を変更する。ここで、片面印字と両面印字の生産性情報に応じて片面印字と両面印字の生産性設定を変更することができる。例えば、上記の設定では全速モード、両面印字の標準設定における生産性(23ppm)が片面印字の第1設定(標準設定×0.7=32×0.7≒23ppm)と同じであるため、両面印字の生産性を重視して両面印字の第1設定(生産性低下1段階目)を標準設定としている。半速モード、両面印字の第1設定についても同様である。
また、片面印字の第1設定においては、標準設定×0.7または15ppmの速い方に設定される。このように、用紙サイズによって変化しない固定値(15ppm)、若しくは用紙サイズ毎に設定される印字速度(標準設定)に係数(0,7)を乗じた値の速い方の設定値とする。これにより、標準設定が遅めの用紙サイズであっても、少なくとも固定値(15ppm)に生産性を維持することができ、第1設定における過度の生産性低下を防止することができる。
そして、第2設定(生産性低下2段階目)で、定着ローラー21の表面温度およびヒーター26のサーモスタット動作温度に対してマージンが確保できる設定(標準設定×0.5または10ppm(8ppm)の遅い方)にする。このように、第2設定については、用紙サイズによって変化しない固定値、若しくは用紙サイズ毎に設定される印字速度(標準設定)に係数を乗じた値の遅い方の設定値とする。これにより、標準設定が速めの用紙サイズであっても、少なくとも固定値(10ppmまたは8ppm)まで生産性を低下させることができ、最も生産性が低い第2設定における定着性能および安全性を確保することができる。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、定着ローラー21と加圧ローラー22とで形成される定着ニップ部Fに未定着トナー画像を担持した用紙を挿通することによってトナーを定着する熱ローラー定着方式の定着装置15を例に挙げて説明したが、定着ローラー21に代えて無端状の定着ベルトを備え、定着ベルトとこれに圧接される加圧部材とで形成される定着ニップ部に未定着トナー画像を担持した用紙を挿通することによってトナーを定着するベルト定着方式の定着装置にも適用可能である。
また、本発明は図1に示したようなモノクロプリンターに限らず、カラープリンター、モノクロおよびカラー複写機、デジタル複合機、或いはファクシミリ等、定着装置を備えた他の画像形成装置にも適用できるのはもちろんである。
本発明は、定着ローラーや加圧ローラー等の定着部材を備えた定着装置に利用可能である。本発明の利用により、定着部材の軸方向における摩耗状態を簡易な方法で精度よく予測可能な定着装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することができる。
15 定着装置
20 定着ローラー対(定着部材)
21 定着ローラー(被加熱回転体)
22 加圧ローラー(加圧部材)
26 ヒーター(加熱装置)
33 第1温度センサー
34 第2温度センサー(温度検知装置)
41 メインモーター(駆動装置)
43 定着駆動モーター(駆動装置)
55 定着電圧電源
71 液晶表示部
90 制御部
95 カウンター(印字枚数カウント部)
100 画像形成装置
P 画像形成部

Claims (9)

  1. 記録媒体にトナー像を形成する画像形成部と、
    前記記録媒体の搬送方向に対し前記画像形成部の下流側に配置され、加熱装置により加熱される被加熱回転体と、前記被加熱回転体に当接して定着ニップ部を形成する加圧部材と、で構成される定着部材を有し、前記定着ニップ部を通過する前記記録媒体を加熱および加圧することにより前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着装置と、
    前記被加熱回転体の前記記録媒体が通過しない非通過領域の表面温度を検知する温度検知装置と、
    前記定着部材を含む前記記録媒体の搬送部材を駆動させる駆動装置と、
    印字枚数を累積してカウントする印字枚数カウント部と、
    前記加熱装置に電圧を印加する定着電圧電源と、
    前記駆動装置および前記定着電圧電源を制御する制御部と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記制御部は、前記記録媒体の大きさに応じて単位時間当たりの印字枚数である生産性を標準設定から2段階以上に変更する生産性変更モードを実行可能であり、
    前記生産性変更モードの実行時に、前記印字枚数カウント部によりカウントされた前記生産性変更モード開始時からの累積印字枚数、および前記温度検知装置により検知された前記非通過領域の表面温度に基づいて前記生産性を前記標準設定から2段階以上に変更するとともに、前記生産性に応じて前記定着部材の制御温度を変更することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記記録媒体の搬送方向と直交する幅方向サイズが所定値以下であり、且つ前記記録媒体の搬送方向サイズが所定値以上である場合に前記生産性変更モードを実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記記録媒体の坪量が所定値以上である場合に前記生産性変更モードを実行することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記標準設定は、前記記録媒体のサイズ毎に異なる値に設定され、且つ、前記記録媒体の片面にのみ印字を行う片面印字であるか、前記記録媒体の両面に印字を行う両面印字であるかによって異なる値に設定されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記生産性を前記標準設定と、前記生産性が前記標準設定以下である第1設定と、前記生産性が前記第1設定よりも低い第2設定と、に変更可能であり、
    前記累積印字枚数または前記非通過領域の表面温度に基づいて前記標準設定から前記第1設定への変更の要否を判定するとともに、前記非通過領域の表面温度に基づいて前記第1設定から前記第2設定への変更の要否を判定することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記記録媒体の両面に印字を行う両面印字の場合、前記第1設定を前記標準設定と同一とすることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1設定は、前記標準設定に係数を乗じた値、若しくは前記記録媒体のサイズによって変化しない固定値のいずれか速い方とすることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2設定は、前記標準設定に係数を乗じた値、若しくは前記記録媒体のサイズによって変化しない固定値のいずれか遅い方とすることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記生産性が前記第2設定へ変更された場合のみ前記定着部材の制御温度を変更することを特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
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