JP2013011802A - レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】含油軸受けを備えたレンズ鏡筒。
【解決手段】レンズ鏡筒であって、レンズを保持するレンズ保持部と、レンズの光軸と平行な方向に延伸した案内軸と、案内軸が摺動可能に挿入され、レンズ保持部に固定される、含油軸受けとを備える。上記レンズ鏡筒において、案内軸と含油軸受けは金属製であり、レンズ保持部の少なくとも含油軸受けを固定する部分は樹脂製であってもよい。また、上記レンズ鏡筒において、レンズ保持部は、光軸と略平行な方向に延在して含油軸受けの外周面の少なくとも一部が挿入可能な形状の受け部と、レンズ保持部に対して固定された押さえ部とを有し、含油軸受けは、受け部および押さえ部の間に挟まれて、レンズ保持部に対して位置決めされてもよい。
【選択図】図2

Description

本発明は、レンズ鏡筒および撮像装置に関する。
レンズ鏡筒のレンズを、案内軸により摺動可能に支持する構造がある(特許文献1参照)。
[特許文献1] 特開2004−077705号公報
案内軸を用いた構造において、案内軸に対する摺動抵抗を低減することと、案内されるレンズの傾きに関する位置決め精度を向上することとを両立させることは難しかった。
本発明の第一態様として、レンズを保持するレンズ保持部と、レンズの光軸と平行な方向に延伸した案内軸と、案内軸が摺動可能に挿入され、レンズ保持部に固定される、含油軸受けとを備えるレンズ鏡筒が提供される。
本発明の第二態様として、上記レンズ鏡筒と、レンズ鏡筒の光学系を通じて入射した像光を撮像する撮像部とを備える撮像装置が提供される。
上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
一眼レフカメラ100の模式的断面図である。 レンズユニット200の模式的断面図である。 レンズ保持枠232の部分拡大図である。 レンズユニット201の製造過程を示す部分拡大断面図である。 レンズユニット201の部分拡大断面図である。 レンズユニット202の製造過程を示す部分拡大断面図である。 レンズユニット202の部分拡大断面図である。 レンズユニット203の製造過程を示す部分拡大断面図である。 レンズユニット203の部分拡大断面図である。 レンズユニット204の製造過程を示す部分拡大断面図である。 レンズユニット204の部分拡大断面図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明する。下記の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。下記の実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、レンズユニット200の模式的断面図である。一眼レフカメラ100は、レンズユニット200およびカメラボディ300を備える。
なお、説明を簡潔にする目的で、以降の説明においては、カメラボディ300に装着したレンズユニット200における物体側を「前」または「先」と記載する。また、レンズユニット200に対して物体から遠い側を「後」または「背面」と記載する。
レンズユニット200は、固定筒210、第一レンズ群220、第二レンズ群230、レンズ側制御部250および案内軸272、274を有する。固定筒210の前面にはフィルタ枠212が、固定筒210の後端にはレンズ側マウント部260がそれぞれ配される。
フィルタ枠212には、フィルタ、フード、コンバージョンレンズ等のレンズアクセサリが装着される。レンズ側マウント部260は、カメラボディ300に設けられたボディ側マウント部360と嵌合して、レンズユニット200をカメラボディ300の前面に固定する。
レンズ側マウント部260およびボディ側マウント部360の結合は、予め定められた操作に従って解除できる。これにより、カメラボディ300には、同じ規格のレンズ側マウント部260を有する他のレンズユニット200を装着できる。
レンズユニット200において、第一レンズ群220は、固定筒210前面の略中央に固定される。第二レンズ群230は、第一レンズ群220と共通の光軸X上に、光軸X方向に移動可能に配される。これにより、第一レンズ群220および第二レンズ群230は光学系を形成する。
ここで、第二レンズ群230は、レンズ保持枠232により保持される。レンズ保持枠232は、図中でレンズ保持枠232の上端に形成された嵌合部234において図中上側の案内軸272に嵌合する。よって、嵌合部234は、案内軸272に沿って摺動する。
また、レンズ保持枠232は、図中でレンズ保持枠232の下端に形成された係合部236において、図中下側の案内軸274に係合する。これにより、レンズ保持枠232が、上側の案内軸272の回りを回転することが規制される。
一対の案内軸272、274は、第一レンズ群220および第二レンズ群230の光軸Xと平行に配される。よって、案内軸272、274により案内されるレンズ保持枠232および第二レンズ群230も、案内軸272、274に案内されて、光軸Xと平行に移動する。これにより、レンズユニット200の光学系の焦点位置が変化する。
なお、レンズ保持枠232は、第二レンズ群230と共に絞りユニット240も保持して、第二レンズ群230と共に移動させる。これにより、絞りユニット240は、第二レンズ群230に対して一定の位置を維持し続ける。
また、レンズユニット200は、固定筒210の後面付近に、レンズ側制御部250を収容する。レンズ側制御部250は、レンズユニット200の動作を制御すると共に、カメラボディ300のボディ側制御部との通信も担う。これにより、レンズユニット200は、カメラボディ300と協働して動作する。
カメラボディ300は、ボディ側マウント部360の後方に配されたミラーユニット370を備える。ミラーユニット370の下方には合焦光学系380が配される。ミラーユニット370の上方にはフォーカシングスクリーン352が配される。
フォーカシングスクリーン352の更に上方にはペンタプリズム354が配され、ペンタプリズム354の後方にはファインダ光学系356が配される。ファインダ光学系356の後端は、ファインダ350としてカメラボディ300の背面に露出する。
ミラーユニット370の後方には、シャッタユニット310、ローパスフィルタ332、撮像素子330、基板320および表示部340が順次配される。表示部340は、カメラボディ300の背面に配され、例えば液晶表示板等により形成される。基板320には、ボディ側制御部322および画像処理部324等が実装される。
ミラーユニット370は、メインミラー371およびサブミラー374を含む。メインミラー371は、メインミラー回動軸373により軸支されたメインミラー保持枠372に支持される。
サブミラー374は、サブミラー回動軸376により軸支されたサブミラー保持枠375に支持される。サブミラー保持枠375は、メインミラー保持枠372に対して回動する。よって、メインミラー保持枠372が回動した場合、サブミラー保持枠375もメインミラー保持枠372と共に変位する。
メインミラー保持枠372の前端が降下した場合、メインミラー371は、レンズユニット200から入射した入射光束上に斜めに位置する。メインミラー保持枠372が上昇した場合、メインミラー371は、入射光束を避けた位置に退避する。
メインミラー371が入射光束上に位置する場合、レンズユニット200を通じて入射した入射光束は、メインミラー371に反射されてフォーカシングスクリーン352に導かれる。フォーカシングスクリーン352は、レンズユニット200の光学系と共役な位置に配されて、レンズユニット200の光学系が形成した像を可視化する。
フォーカシングスクリーン352上の像は、ペンタプリズム354およびファインダ光学系356を通じてファインダ350から観察される。ここで、ペンタプリズム354を通じて像を観察することにより、ファインダ350からは正立正像を観察できる。
測光センサ390は、ファインダ光学系356の上方に配され、分岐されさた入射光束の一部を受光する。測光センサ390は、被写体輝度を検出して、ボディ側制御部322に撮影条件の一部である露出条件を算出させる。
メインミラー371は、入射光束の一部を透過するハーフミラー領域を有する。サブミラー374は、ハーフミラー領域から入射した入射光束の一部を、合焦光学系380に向かって反射する。
合焦光学系380は、入射した入射光束の一部を焦点検出センサ382に導く。これにより、ボディ側制御部322は、レンズユニット200の光学系を合焦させる場合に移動する第二レンズ群230の移動先を決定する。
上記のような一眼レフカメラ100においてレリーズボタンが半押しされると、焦点検出センサ382および測光センサ390が有効になる。これにより、レンズユニット200の光学系が撮像素子330の画素配列面に像を結ぶように、アクチュエータが第二レンズ群230移動させる。また、撮像素子が結ばれた像を適切に撮像できる撮影条件が算出される。
次いで、レリーズボタンが全押しされると、メインミラー371およびサブミラー374が退避位置に移動して、シャッタユニット310が開く。これにより、レンズユニット200から入射した入射光束は、ローパスフィルタ332を通過して、撮像素子330に入射する。
図2は、レンズユニット200を単独で拡大して示す模式的断面図である。図1と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
レンズユニット200の後端付近には、環状基板252が配される。環状基板252は、レンズユニット200の光学系に入射した入射光束の光路を避けつつ、固定筒210の内部に固定されている。レンズ側制御部250は、環状基板252に実装される。
レンズ保持枠232の図中下端において、係合部236は、下側の案内軸274の直径と略等しい間隔を有する一対の面を有する。これら一対の面が案内軸272を挟むことにより、係合部236および案内軸272は係合する。よって、レンズ保持枠232は、上側の案内軸272を回転軸とする回動を規制される。
レンズ保持枠232の図中上端に位置する嵌合部234は、受け部233、含油軸受け280および押さえ部材282を含む。受け部233は、案内軸272の長手方向に延在する止まり穴としてレンズ保持枠232に形成される。
受け部233の一端(図中右側)は、含油軸受け280の外径と略同じ形状で、レンズ保持枠232の後面に開口する。受け部233の他端(図中左側端部)は、案内軸272の外径より大きく、含油軸受け280の外径よりも小さな内径を有する挿通穴231に連通する。挿通穴231は、レンズ保持枠232の前面まで貫通する。
含油軸受け280は、円筒状の外形を有し、案内軸272の外径と略同じ内径を有する。含油軸受け280は、多孔質体により形成され、潤滑油を含浸されている。含油軸受け280は、通された案内軸272との摩擦等により温度が変化すると、潤滑油を表面に滲出させて潤滑を助ける。
含油軸受け280の前端は、図中左側の一端を受け部233の前端面に当接する。これにより、含油軸受け280は、受け部233の内部で光軸X方向について位置決めされる。また、含油軸受け280は、受け部233の内面に側周面を当接させて、光軸に直交する方向に位置決めされる。
更に、押さえ部材282の図中上端近傍が、含油軸受け280の後端に当接している。押さえ部材282の図中下端は、ビス284によりレンズ保持枠232に対して固定されている。また、押さえ部材282は弾性を有し、含油軸受け280を、後側から前側に向かって付勢する。これにより、含油軸受け280は、受け部233の前端側に押し付けられる。
これらの構造により、含油軸受け280は、レンズ保持枠232に対して位置決めされている。更に、レンズ保持枠232に対して位置決めされた含油軸受け280の内側には、案内軸272が挿通される。案内軸272は、含油軸受け280から滲出した潤滑油により潤滑されるので、レンズ保持枠232は案内軸272に沿って円滑に移動する。よって、レンズ保持枠232が案内軸272に引っかかることにより生じる第二レンズ群230の傾きの変化が生じ難い。
更に、含油軸受け280は、金属製の案内軸272の熱膨張率に近い熱膨張力を有する金属焼結体により形成できる。よって、やはり金属製の案内軸272との熱膨張率の差に起因する間隙の変化が少ない。これにより、案内軸272および含油軸受け280の間隙を一層詰めることができる。
これらの理由により、レンズユニット200においては、含油軸受け280と案内軸272の間隙を非常に小さくして、光軸Xと略平行な方向において、第二レンズ群230の傾きを安定させることができる。また、案内軸272に嵌合する含油軸受け280の長さが短い場合であっても円滑な摺動が得られるので、潤滑不良に起因する光学部品のチルトも抑制できる。よって、案内軸が短い場合であっても、光学系の性能が安定したレンズ鏡筒を形成できる。
また、受け部233と押さえ部材282で挟むことにより含油軸受け280を固定するので、化学的に樹脂部品と反応する耐油性接着剤を用いなくてもよい。よって、レンズユニット200の軽量化に有利な樹脂材料でレンズ保持枠232を形成できる。
なお、含油軸受けは、案内軸と異なる金属を主材料とする合金を用いて形成してもよい。例えば、案内軸272が炭素鋼またはマルテンサイト系ステンレスにより形成される場合は、銅系または青銅系の含油軸受けを好ましく使用できる。また、案内軸272が合金鋼により形成されている場合は、鉄系の含油軸受けを用いてもよい。
ところで、製品としてのレンズユニット200の製造においては、レンズ保持枠232に対する第二レンズ群230の位置調整を要求される場合がある。ここで、第二レンズ群230の位置とは、光軸Xに直交する方向に関する第二レンズ群230位置、即ち、シフトと、光学系の光軸Xに対する第二レンズ群230の光軸の傾き、即ち、チルトとを含む。
上記のように、レンズユニット200においては、押さえ部材282が含油軸受け280を受け部233に押し付けることにより、含油軸受け280が位置決めされる。よって、含油軸受け280の位置は、レンズ保持枠232における受け部233の位置により決定される。しかしながら、長い止まり穴として形成される受け部233の位置は、成形金型においても修正することが難しい。
しかしながら、第二レンズ群230のレンズのシフトは、レンズ保持枠232を製造する場合に用いる成形金型において、レンズ室の位置を移動させることにより調整できる。また、第二レンズ群230のチルトは、レンズ保持枠232における胴付部238の形状を、成形金型において修正することにより調整できる。
図3は、レンズ保持枠232の部分拡大図である。図3は、図2において点線の円Aで囲んだ部分を拡大して示す。図2と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
円Aの内部には、レンズ保持枠232が第二レンズ群230のレンズのひとつに当接する部分が拡大して示される。拡大して詳細に観察すると、レンズ保持枠232は、レンズの入射面に対して胴付部238で当接することにより、レンズを光軸X方向に位置決めする。
よって、図中に点線Bで示すように、胴付部238を増減して修正することにより、胴付部238におけるレンズの光軸X方向の位置を変化させることができる。胴付部238は、レンズ保持枠232を成形する場合に用いる成形金型を肉盛りあるいは切削により修正して形状を変更できる。
更に、レンズ保持枠232は、レンズの周縁部に沿って形成された環状の胴付部238を有するので、胴付部238の周方向の異なる位置で異なる修正をすることにより、レンズのチルトを補正できる。なお、図中では、修正形状を円弧により示すが、製品を製造する場合は、修正箇所を研磨して滑らかな形状に仕上げることが好ましい。
図4は、レンズユニット201の部分拡大断面図である。レンズユニット201は、以下に説明する部分を除くと、図1および図2に示したレンズユニット200と共通の構造を有する。よって、共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
レンズユニット201は、レンズ保持枠232の嵌合部234における含油軸受け280の取り付け構造に固有の部分を有する。即ち、嵌合部234は、受け部233、含油軸受け280、スリーブ部材290を有する。
スリーブ部材290は、それ自体が筒状の形状を有する。また、スリーブ部材290の内径は含油軸受け280の外径よりも僅かに小さく、含油軸受け280はスリーブ部材290の内側に圧入されている。よって、スリーブ部材290は含油軸受け280と一体的に取り扱うことができる。
また、スリーブ部材290は、例えば金属により形成されて、含油軸受け280に含浸された潤滑油を浸透させない。よって、含油軸受け280の外周表面に接触して配されるスリーブ部材290は、含油軸受け280から滲出した潤滑油が外部に漏れることを阻止する。
これにより、スリーブ部材290を装着された含油軸受け280は、樹脂材料を侵す場合がある耐油性接着剤を用いることなくレンズ保持枠232に対して接着できる。換言すれば、レンズユニット201においては、中間部材としてスリーブ部材290を用いることにより、含油軸受け280を接着剤により固定できる。
嵌合部234において、受け部233の図中右側の一端は、レンズ保持枠232の後面に開口している。よって、受け部233は、レンズ保持枠232の後面側から含油軸受けを受け入れることができる。
また、受け部233は、含油軸受け280に装着されたスリーブ部材290の外径よりも大きな内径を有し、側周面に対して間隙をおいて含油軸受け280を受け入れる。ただし、図中左側の端部において受け部233は内径を減じて、当接部235を形成している。
当接部235の内径は、含油軸受け280に装着されたスリーブ部材290の外径と略等しい。よって、スリーブ部材290を装着された含油軸受け280を受け部233に挿入した場合、当接部235の内面は、スリーブ部材290の外周面に当接する。これにより、含油軸受け280およびスリーブ部材290は、当接部235に接した部分を揺動軸として、レンズユニット201の光学系の光軸Xと略平行な方向において、受け部233に対する傾きを調整できる。
図5は、レンズユニット201の部分拡大断面図であり、図4に示した状態で傾きを調整した含油軸受け280およびスリーブ部材290を接着部292により固定した様子を示す。
即ち、上記の通り、スリーブ部材290の表面は接着剤によりレンズ保持枠232に対して接着できる。よって、レンズ保持枠232とスリーブ部材290との間隙に接着剤を充填して接着部292を形成することにより、受け部233内で傾きを調整した含油軸受け280およびスリーブ部材290をレンズ保持枠232に対して固定できる。
このように、レンズユニット201においては、第二レンズ群230を保持したレンズ保持枠232の案内軸272に対する傾きを個体毎に調整できる。よって、金型を調整することなく、精度の高い光学系を製造できる。
図6は、レンズユニット202の部分拡大断面図である。レンズユニット202は、以下に説明する部分を除くと、図1および図2に示したレンズユニット200と共通の構造を有する。よって、共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
レンズユニット202は、レンズ保持枠232の嵌合部234における含油軸受け280の取り付け構造に固有の部分を有する。即ち、嵌合部234は、受け部233、含油軸受け280、スリーブ部材290を有する。更に、受け部233は、レンズユニット202の径方向に形成された注入穴237に連通する。また、スリーブ部材290は、フランジ部294を有する。
スリーブ部材290は、含油軸受け280の外径よりも僅かに小さい内径を有する筒状の部分を有し、当該筒状の部分に含油軸受け280を圧入される。よって、スリーブ部材290は含油軸受け280と一体的に取り扱うことができる。
スリーブ部材290は、例えば金属により形成されて、含油軸受け280に含浸された潤滑油を浸透させない。よって、含油軸受け280の外周表面に接触して配されるスリーブ部材290は、含油軸受け280から滲出した潤滑油が外部に漏れることを阻止する。
また、スリーブ部材290は、含油軸受け280の径方向に拡がるフランジ部294を図中左側の一端に有する。フランジ部294は、受け部233の内径よりも大きな外径を有する。よって、スリーブ部材290を装着された含油軸受け280が受け部233に挿入された場合、フランジ部294はレンズ保持枠232の後面に当接する。
嵌合部234に形成された受け部233は、含油軸受け280に装着されたスリーブ部材290の外径よりも大きな内径を有し、側周面に対して間隙をおいて含油軸受け280を受け入れる。また、受け部233の内径は、レンズ保持枠232の前面から後面に至るまで変化しない。よって、受け部233に挿入されたスリーブ部材290の筒状部分は、受け部233の内面によっては位置決めされない。
ただし、スリーブ部材290のフランジ部294がレンズ保持枠232の後面に接した状態を維持すれば、含油軸受け280のレンズ保持枠232に対する傾きを一定に維持したまま、受け部233内で含油軸受け280を移動させることができる。これにより、レンズ保持枠232に保持された第二レンズ群230と含油軸受け280との、光軸Xに直交する方向の相対位置を調整できる。よって、固定筒210に支持された第一レンズ群220の光軸と、レンズ保持枠232に保持された第二レンズ群230の光軸とを精度よく一致させる調整ができる。
図7は、レンズユニット202の部分拡大断面図であり、図6に示した状態で第二レンズ群230に対する相対位置を調整した含油軸受け280およびスリーブ部材290を接着部292により固定した様子を示す。
即ち、スリーブ部材290の表面は接着剤によりレンズ保持枠232に対して接着できる。よって、受け部233の内部において、レンズ保持枠232とスリーブ部材290との間隙に接着剤を充填して接着部292を形成することにより、受け部233内で位置を調整した含油軸受け280およびスリーブ部材290をレンズ保持枠232に対して固定できる。
レンズユニット202においては、レンズ保持枠232の嵌合部234に注入穴237が設けられているので、スリーブ部材290および受け部233の間隙に、側面から接着剤を容易に注入して接着部292を形成できる。また、レンズ保持枠232の後面に別途接着剤を付着させることにより、フランジ部294をレンズ保持枠232後面に固定する接着部293を更に形成してもよい。
このように、レンズユニット202においては、第二レンズ群230を保持したレンズ保持枠232の案内軸272に対する傾きを個体毎に調整できる。よって、金型を調整することなく、精度の高い光学系を製造できる。
図8は、レンズユニット203の部分拡大断面図である。レンズユニット203は、以下に説明する部分を除くと、図1および図2に示したレンズユニット200と共通の構造を有する。よって、共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
レンズユニット203は、レンズ保持枠232の嵌合部234における含油軸受け280の取り付け構造に固有の部分を有する。即ち、嵌合部234は、受け部233、含油軸受け280、スリーブ部材290を有する。ここで、受け部233は、レンズユニット202の径方向に形成された挿入穴239を有する。また、光軸X方向について受け部233の両端には、一対の挿通穴231が設けられる。
スリーブ部材290は、図1から図3までに示したレンズユニット200の場合と同様に、含油軸受け280の外径よりも僅かに小さい内径を有する筒状の形状を有する。含油軸受け280は、スリーブ部材290に予め圧入され、スリーブ部材290と一体的に取り扱われる。
スリーブ部材290は例えば金属により形成されて、含油軸受け280に含浸された潤滑油を浸透させない。よって、含油軸受け280の外周表面に接触して配されるスリーブ部材290は、含油軸受け280から滲出した潤滑油が外部に漏れることを阻止する。
嵌合部234に形成された受け部233は、含油軸受け280に装着されたスリーブ部材290の外径よりも大きな内径を有する。また、受け部233に連通する挿入穴239は、スリーブ部材290を装着した含油軸受け280を、レンズ保持枠232の径方向から挿入できる大きさを有する。
よって、レンズユニット203を組み立てる場合は、まず、予めスリーブ部材290を装着した含油軸受け280を、挿入穴239を通じて受け部233に挿入する。続いて、挿通穴231から案内軸272を挿入して、反対側の挿通穴231から突出するまで含油軸受け280に挿通する。
ここで、挿通穴231の内径は、案内軸272の外径よりも大きい。よって、案内軸272を挿通された状態であっても、含油軸受け280は、受け部233の内部で、光軸Xに直交する方向に移動できる。また、両端が受け部233の内壁に接しているので、含油軸受け280およびスリーブ部材290は、受け部233の内部で傾きを変化させることなく移動する。
これにより、レンズ保持枠232に保持された第二レンズ群230と含油軸受け280との、光軸Xに直交する方向の相対位置を調整できる。よって、固定筒210に支持された第一レンズ群220の光軸と、レンズ保持枠232に保持された第二レンズ群230の光軸とを精度よく一致させる調整ができる。
図9は、レンズユニット203の部分拡大断面図であり、図8に示した状態で第二レンズ群230に対する相対位置を調整した含油軸受け280およびスリーブ部材290を接着部292により固定した様子を示す。
スリーブ部材290の表面は接着剤によりレンズ保持枠232に対して接着できる。よって、受け部233の内部において、レンズ保持枠232とスリーブ部材290との間隙に接着剤を充填して接着部292を形成することにより、受け部233内で位置を調整した含油軸受け280およびスリーブ部材290をレンズ保持枠232に対して固定できる。
レンズユニット202においては、レンズ保持枠232の嵌合部234に挿入穴239が開口しているので、スリーブ部材290および受け部233の間隙に、側面から接着剤を容易に注入して接着部292を形成できる。このように、レンズユニット202においては、第二レンズ群230を保持したレンズ保持枠232の案内軸272に対する傾きを個体毎に調整できる。よって、金型を調整することなく精度の高い光学系を製造できる。
図10は、レンズユニット204の部分拡大断面図である。レンズユニット204は、以下に説明する部分を除くと、図1および図2に示したレンズユニット200と共通の構造を有する。よって、共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
レンズユニット204は、レンズ保持枠232の嵌合部234における含油軸受け280の取り付け構造に固有の部分を有する。即ち、嵌合部234は、受け部233、含油軸受け280、スリーブ部材290を有する。受け部233は、レンズユニット204の径方向に形成された注入穴237に連通する。
スリーブ部材290は、と、光軸X方向の一端において含油軸受け280の径方向内側に向かって延在するフランジ部296を有する。フランジ部296の内径は、含油軸受け280の外径に略等しく、含油軸受け280は、フランジ部296の内側に圧入圧入される。よって、含油軸受け280は、スリーブ部材290と一体的に取り扱うことができる。ただし、含油軸受け280は、フランジ部296に接する部分を揺動軸として、スリーブ部材290に対して揺動する。
スリーブ部材290は、光軸X方向の他端において含油軸受け280の径方向外側に向かって延在するフランジ部294も有する。外側に延在するフランジ部294の外径は、受け部233の内径よりも大きい。よって、スリーブ部材290を装着した含油軸受け280を受け部233に挿入した場合、フランジ部294は、レンズ保持枠232の後面に当接する。
受け部233は、フランジ部294を除くスリーブ部材290の外径よりも大きな内径を有し、側周面に対して間隙をおいてスリーブ部材290および含油軸受け280を受け入れる。また、受け部233の内径は、レンズ保持枠232の前面から後面に至るまで変化しない。よって、受け部233に挿入されたスリーブ部材290は、受け部233の内部で、光軸と直交する方向に移動させることができる。
ただし、スリーブ部材290のフランジ部294がレンズ保持枠232の後面に接した状態を維持すれば、スリーブ部材290のレンズ保持枠232に対する傾きを一定に維持したまま、受け部233内で含油軸受け280を移動させることができる。また、既に説明した通り、含油軸受け280は、スリーブ部材290に対して揺動させることができる。これにより、含油軸受け280は、レンズユニット201の光学系の光軸Xと略平行な方向において、受け部233に対する傾きを調整できる。
このように、レンズユニット204においては、レンズ保持枠232に保持された第二レンズ群230のチルトおよびシフトの双方について、含油軸受け280の取り付け位置および取り付け角度を調整して、固定筒210に支持された第一レンズ群220の光軸と、レンズ保持枠232に保持された第二レンズ群230の光軸とを精度よく一致させることができる。
図11は、レンズユニット204の部分拡大断面図であり、第二レンズ群230に対する相対位置を調整した含油軸受け280およびスリーブ部材290を接着部292および耐油性接着部298により固定した様子を示す。
即ち、スリーブ部材290の外表面は、接着剤によりレンズ保持枠232に対して接着できる。また、スリーブ部材290の内表面は、耐油性接着剤により、含油軸受け280に対して接着できる。よって、上記のようにして、光軸Xと直交する方向の位置と、光軸Xに対する傾きとを調整した含油軸受け280は、耐油性接着部298、スリーブ部材290および接着部292を順次介して、レンズ保持枠232に対して固定できる。
なお、レンズユニット204においては、レンズ保持枠232の嵌合部234に注入穴237が設けられているので、スリーブ部材290および受け部233の間隙に、側面から接着剤を容易に注入して接着部292を形成できる。また、レンズ保持枠232の後面から、スリーブ部材290および含油軸受け280の間隙に耐油性接着剤を注入できる。更に、レンズ保持枠232の後面に別途接着剤を付着させることにより、フランジ部294をレンズ保持枠232後面に固定する接着部293を更に形成してもよい。
ここで、スリーブ部材290は金属により形成されているので、含油軸受け280から滲出した潤滑油をレンズ保持枠232側に浸透させない。また、スリーブ部材290自体は金属製なので、スリーブ部材290が耐油性接着剤により化学的に劣化することはない。
このように、レンズユニット204においては、第二レンズ群230を保持したレンズ保持枠232の案内軸272に対するシフトおよびチルトを個体毎に調整できる。よって、金型を調整することなく、精度の高い光学系を製造できる。
ここまで、一眼レフカメラ100を例にあげて説明したが、レンズユニット200とカメラボディ300が一体に形成されたカメラにおいても、含油軸受けを用いた上記の構造を形成できる。また、メインミラー371を備えていないレンズ交換式ミラーレスカメラのレンズユニット200においても同様の構造を形成できる。
更に、上記の例では、単焦点のレンズユニット200、201、202、203における合焦用レンズである第二レンズ群230を支持する構造を、含油軸受け280を用いて形成した。しかしながら、同様の構造は、変倍可能なレンズユニットにおいて変倍用のレンズを支持する場合にも用いることができる。これにより、移動方向について短い嵌合部で変倍用レンズを支持しても、円滑なレンズの移動と、移動に伴うチルトの抑制とを両津させて、小型であっても光学性能が高いレンズユニットを提供できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
100 一眼レフカメラ、200、201、202、203、204 レンズユニット、210 固定筒、212 フィルタ枠、220 第一レンズ群、230 第二レンズ群、232 レンズ保持枠、231 挿通穴、233 受け部、234 嵌合部、235 当接部、236 係合部、237 注入穴、238 胴付部、239 挿入穴、240 絞りユニット、250 レンズ側制御部、252 環状基板、260 レンズ側マウント部、272、274 案内軸、280 含油軸受け、282 押さえ部材、284 ビス、290 スリーブ部材、292、293 接着部、294、296 フランジ部、298 耐油性接着部、300 カメラボディ、310 シャッタユニット、320 基板、322 ボディ側制御部、324 画像処理部、330 撮像素子、332 ローパスフィルタ、340 表示部、350 ファインダ、352 フォーカシングスクリーン、354 ペンタプリズム、356 ファインダ光学系、360 ボディ側マウント部、370 ミラーユニット、371 メインミラー、372 メインミラー保持枠、373 メインミラー回動軸、374 サブミラー、375 サブミラー保持枠、376 サブミラー回動軸、380 合焦光学系、382 焦点検出センサ、390 測光センサ

Claims (10)

  1. レンズを保持するレンズ保持部と、
    前記レンズの光軸と平行な方向に延伸した案内軸と、
    前記案内軸が摺動可能に挿入され、前記レンズ保持部に固定される、含油軸受けと
    を備えるレンズ鏡筒。
  2. 前記案内軸と前記含油軸受けは金属製であり、
    前記レンズ保持部の少なくとも前記含油軸受けを固定する部分は樹脂製である
    請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記レンズ保持部は、前記光軸と略平行な方向に延在して前記含油軸受けの外周面の少なくとも一部が挿入可能な形状の受け部と、前記レンズ保持部に対して固定された押さえ部とを有し、
    前記含油軸受けは、前記受け部および前記押さえ部の間に挟まれて、前記レンズ保持部に対して位置決めされる請求項1または請求項2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記含油軸受けより接着剤への接着性が高く、前記含油軸受けが内周面側に配置される筒部を有する中間部材と、
    前記中間部材と前記レンズ保持部とを接着する接着部とを更に備える請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記含油軸受けは前記筒部に圧入されており、
    前記筒部は、前記含油軸受け表面の少なくとも一部領域に接触されて、前記筒部の外周側に前記含油軸受けから潤滑油が滲出することを阻止する金属部を含む請求項4に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記レンズ保持部は、前記光軸と略平行な方向に延在して、前記含油軸受けの少なくとも一部が内側に配置される受け部を有する請求項4または請求項5に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記含油軸受けは、前記光軸と略直交する方向において、前記受け部に対する位置を調整可能である請求項6に記載のレンズ鏡筒。
  8. 前記含油軸受けは、前記光軸と略平行な方向において、前記受け部に対する傾きを調整可能である請求項6に記載のレンズ鏡筒。
  9. 前記含油軸受けは、前記光軸と略直交する方向において前記受け部に対する位置を調整可能であり、且つ、前記光軸と略平行な方向において前記受け部に対する傾きを調整可能である請求項6に記載のレンズ鏡筒。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載のレンズ鏡筒と、
    前記レンズ鏡筒の光学系を通じて入射した像光を撮像する撮像部と
    を備える撮像装置。
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