JP2012527334A - 折り畳み式失禁用品 - Google Patents

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Abstract

本発明は、前側領域(22)と、後側領域(24)と、長手方向(48)から見てそれらの間にあって使用者の両脚の間に来る股下領域(26)とからなる本体部(20)を有する吸収性失禁用品(9)に関する。本体部(20)は、吸収体(28)を含み、かつ後側領域(24)に取り付けられた後側材料部(34a、34b)と、前側領域(22)に取り付けられた前側材料部(35a、35b)とを有する。後側および前側材料部(34a,34b、35a、35b)は、本体部(20)の長手方向側縁(40a、40b)を越えて横方向(38)に延びており、後側および前側材料部(34a,34b、35a、35b)は、用品(9)の使用状態において前側領域(22)と後側領域(24)とを相互に接続し、後側および前側材料部(34a,34b、35a、35b)は、使用状態において身体に面する側に内側(33)を有し、身体の反対側に面する側に外側(31)を有し、後側材料部(34a,34b)は、材料部(34a,34b)の外側周縁領域(37)に止着要素(42)を有し、止着要素(42)は、使用前には材料部の内側に折りたたまれている固着されていない摘み代(45)を有する止着要素タブ(33)を備え、これらの材料部(34a,34b)は、用品(9)を使用する以前には、それ自体の上に折り畳まれて、かつ本体部(20)の身体に面する後方領域の側部の上に内側に向かって畳み込まれた折り畳み構成とされ、材料部の折り畳み構成の最上部にある折り畳まれた部分(60c)が周縁領域(37)を有し、かつその周縁領域の内側が本体部(20)の後方領域(24)の内側(33)方向に向いている。本発明はさらに、このような吸収性失禁用品の製造方法に関する。

Description

本発明は、失禁症成人のための折り畳み式吸収性展開型失禁用品および吸収性失禁用品の折り畳み方式に関する。
特許文献1において、周縁領域に止着要素を持ち本体部の側縁に取り付けられた、しばしば耳とも呼ばれる材料部を有する失禁用品が既に記述されている。ここでこの耳は、それ自体の上に折り畳まれ、本体部の身体に面する側の上に少なくとも2つの折り目を中心にして畳み込まれて、成分部分が相互に折り畳まれて最初の接合個所で開放可能に固定された構成が形成される。
特許文献2は、展開型おむつの耳をZ字型に折り畳む方法を記述している。ここでは、最初に耳の外端を後方へ少なくとも止着面の幅だけ折り畳み、次にこの構成を前方に向かって止着面の2倍の幅だけ折り返す。この場合には、この折り畳まれた構成上の止着要素は材料層で隠されることはなく、使用者は即座に視認することができる。
特許文献3は、同じように、後側の耳をZ字型または逆Z字型に折り畳む方法を記述している。ここでは最初に内側に向かっておむつの基体上に折り畳み、その次に側部の自由端を外方向に向かって1回または複数回折り戻して、畳んだ状態ではその自由端が外側を向いており、特に寝たきりの人に装着する場合におむつを容易に広げることができるようになっている。
特許文献4においては、吸収性衛生用品を耳の外端が折り目の外に延びるように第1と第2の折り目に沿って折り畳む方法が記述されている。この場合には、止着要素のある外端に直に手が届くので、折り畳まれた用品を容易に広げることができる。
特許文献5においては、個別に取り付けられた耳を有する吸収性衛生用品を、その用品や止着要素に不用意にしわが寄ったり折れ曲がったりせずに、高速で製造する方法を記述している。これは耳や止着要素を保護するような折り畳み方で実現される。そのために、衛生用品の装着時に内側に配置される止着要素を端に持つ耳が、長手軸に沿って基体の内側に折り畳まれ、その次にその側縁部分全体が第2の長手軸に沿って折り畳まれる。この時第2の折り幅は少なくとも第1の幅に等しく、最初に内側に折り畳まれた領域が第2の折り畳み時に再度畳み込まれないようにする。
特許文献6は、前側領域と、後側領域と、長手方向から見てその間にあって使用者の両脚の間に来る股下領域とからなる本体部を有する吸収性失禁用品を開示している。ここで、本体部は吸収体を含み、かつ後側領域に取り付けられた後側材料部と前側領域に取り付けられた前側材料部とを有しており、その後側と前側の材料部は本体部の長手方向側縁を越えて横方向に延びており、材料部は使用状態において身体に面する内側と使用状態において身体の反対側に面する外側とを有し、後側材料部はその後側材料部の外側周縁領域に止着要素を有し、後側と前側の材料部は用品の使用状態において前側領域と後側領域とを相互に結合し、これらの材料部は折り畳まれた用品を初めて使用する以前にはそれ自体の上に折り畳まれかつ身体に面する本体部の後方領域の側部の上に内側に向かって畳み込まれている。
この従来技術から生じる折り畳み失禁用品の問題点は、高速の製造プロセスにおいて、仕様に適合しない形で製造される製品の割合が増えることである。仕様に適合しない形で製造されるということは、製品品質の観点において製造者の要求仕様を満たさないということである。製造速度が上がると、畳まれた耳に取り付けられた止着要素が製造中に意図せずに開いてしまうことによって、製造品質が損なわれてしまう。もしも失禁用品が、折り畳まれた耳と望ましくない形で開いてしまった止着要素と共に長手方向に畳まれて、および/またはその次の製造ステップで横方向に畳まれてしまうと、完全または部分的に開いてしまった止着要素が失禁用品の他の材料層に接触して望ましくない形でそこに固定されてしまう。その結果、その失禁用品を通常通りには開くことが出来なくなり、その止着要素を固定のために適切に使用できなくなる場合も出てくる。そのような失禁用品が製造プロセスから排除されないでいると、失禁用品を加圧してプラスチック材料の袋にパッケージングする次のステップにおいてその望ましくない固着がより顕著となり、製品を開いて装着することが容易にはできなくなってその製品を使用不能とする。
独国特許出願公開第102005035544(A1)号公報 欧州特許第1005316(B1)号公報 欧州特許第1166735(B1)号公報 国際公開第2005/110321(A1)号公報 国際公開第2007/058761(A1)号公報 独国特許出願公開第102004021353(A1)号公報
本発明の目的は、耳の取り付けられた吸収性展開型失禁用品を、止着手段の機能を損なうことなしに高速で製造可能とすることである。さらに、失禁用品を使用者に快適な構成で入手できるようにすることである。
この目的は本発明によれば、耳(側部のフラップまたは部分を形成する材料部)を有する展開型の失禁用品において、後側材料部が折り畳まれた構成で材料部の周縁領域の内側が本体部の後側領域の身体に面する側(すなわち、本体部の後側領域の内側)に向いているということで実現される。ここで、折り畳まれた材料部の最上部分は材料部の周縁領域で構成され、この周縁領域には止着要素が備えられていて、使用前にはこの止着要素は材料部の内側に畳み込まれている止着要素タブを備えている。止着要素タブは、使用時に失禁用品を閉じるために、本体部の前側領域の外側および/または前側領域の材料部と取り外し可能に接着できる。この目的のために止着要素タブは、例えば接触接着ゾーンまたはベルクロタイプのフック等の機械的止着補助具を有していてもよい。
生産工程において止着要素タブが望ましくない形で開く原因は、止着要素タブに作用する風が誘起する力であり、これは生産速度が速くなるに連れて増大する。折り畳み構成で後側材料部が本体部の内側に既に折り畳まれていて、特にその次に失禁用品を長手方向に向かって横に折り畳む直前、またはその時に、この風に誘起される力が効果を現わす危険性がある。この風起因の力が、畳み込まれている材料部の内側への止着要素タブの接着力を越える場合には、止着要素が望ましくない形で開いてしまう。前述したように、このような失禁用品は全く使用不能であることが多い。
本発明の構成によれば、止着要素は殆どの場合、生産プロセスにおいて生じる風起因の力から保護される。このことは後で図を参照してより詳細に説明する。材料部の折り畳まれた一番上の部分は材料部の周縁領域から成り、かつこの周縁領域には止着要素があるので、使用者は後側材料部を確実に認識することができ、それを容易につかんで広げることが可能である。
この後側材料部は、折り畳まれた用品を最初に使用する前は、好ましくはジグザグ形に、そして好ましくは長手方向の折り目に沿ってそれ自体の上に折り畳まれている。そして更に好ましくは、ジグザグ形に2回折り畳まれていて、折り目が材料部を好ましくはほぼ均等な幅の3つの小部分に分割する。この幅は好ましくは、材料部の全体幅のほぼ1/3に相当する。ここで折り目は好ましくは材料部の内側に折り畳まれた止着要素を横断しない。この場合、それぞれの材料部の周縁領域を構成する最も外側の小部分の幅が、好ましくは少なくとも折り畳まれた止着要素タブの幅に相当する。
さらに、それぞれの後側材料部の周縁領域に、第1の把持領域があれば有利であることがわかっている。これに代わるものとして、折り目のそれぞれの自由部分に第2の把持領域がある。これは折り畳まれた構成においては長手方向の中心軸から最も遠いところになる。第1および第2の把持領域は好ましくは後側材料部のそれぞれに存在する。
本発明の開発において、後側材料部が、前側材料部よりも表面積(cm単位)が好ましくは少なくとも10%、特には少なくとも15%大きいことが有利であることが判明した。特に、後側材料部の長さ、すなわちおむつの長手方向への広がりは、少なくとも13cm、特に少なくとも18cm、さらに特に少なくとも22cmであってよい。後側材料部の長さが、使い捨て失禁用品の全長の少なくとも10%、特に少なくとも15%、さらに特に少なくとも20%、そしてさらに特に少なくとも22%であれば、有利であることも判明している。使い捨て失禁用品の全長は、有利には50〜120cm、特に60〜110cm、さらに特に70〜110cmである。さらに、前側材料部は、少なくとも5%、特に少なくとも10%、さらに特に少なくとも15%、そしてさらに特には多くとも50%だけ後側材料部よりも長手方向の広がりが小さいことが有利であることが判明した。本発明の開発において、材料部の幅、すなわちおむつの本体部の側縁を越えた横方向への材料部の広がりが、12〜40cm、特に15〜30cm、さらに特に17〜25cmであれば有利であることが判明している。前側材料部は好ましくは、後側材料部と同じ幅である。
折り畳まれた用品が初めて使用される前に、前側材料部は好ましくはジグザグ形に、好ましくは長手方向に平行な折り目に沿って、それ自体の上に折り畳まれている場合もまた有利である。
前側および/または後側材料部を不織布材料で形成することが有利であることがさらに分かった。好適な不織布材料は特に、熱可塑性ポリマをベースとする少なくとも1つの成分を含むものすべてである。不織布繊維としては、PE、PP、PET、レーヨン、セルロース、PAでできた繊維、およびそれらの繊維の混合物が含まれてよい。2つ以上の成分を有する繊維もまた可能であり、有利である。特に、カード不織布、スパンボンド不織布、水圧加工不織布、SM不織布、SMS不織布、SMMS不織布、またはこれらの不織布の1つまたは複数の積層体などが有利である。ここで、Sはスパンボンド不織布層、Mはメルトブロー不織布層を表す。特にスパンボンド不織布を利用することは好ましい。これらは長手方向および横方向に高い強度を持っていて、使用される可能性のある機械的な止着補助具が係合された場合に生じる剪断力に対して特に効果的に耐えられるからである。機械的な止着補助具が開放されるときに、不織混合物から繊維が裂けるのを防ぐために、不織布繊維成分がエンボスデザインになっていて、それによって好ましくはすべての不織成分の繊維が接合されていることが有利である。そのような場合に、特に加熱エンボスデザインを利用することが有利である。これは、プロセス中に熱エネルギが供給される不織布のカレンダー仕上げによって生成されることが特に有利である。
本発明により折り畳み式の失禁用品を製造するために、後側の材料部が、好ましくは少なくとも2つの長手方向に平行な折り目に沿ってそれ自体の上にジグザグ形に折り畳まれる。そして折り畳まれた材料部はおむつの本体部の後側領域の身体に面する側の上に内側に向かって、好ましくは本体部を貫通する折り畳み軸に沿って畳み込まれる。本体部の側縁が後側材料部の取り付け領域に折り畳み軸を形成することも可能である。
従って、本発明は折り畳み式の失禁用品の製造方法にも関し、後側の材料部が、好ましくは長手方向に平行な折り目に沿ってそれ自体の上にジグザグ形に折り畳まれる。そして折り畳まれた後側材料部は本体部の後側領域の身体に面する側の上に内側に向かって折り畳み軸に沿って畳み込まれ、それぞれの後側の材料部の周縁領域の内側が、身体に面する側、すなわち本体部の後側領域の内側に向くようにされる。材料部は好ましくは最初にそれ自体の上に折り畳まれ、次に本体部の後側領域の上に畳み込まれる。材料部が最初にそれ自体の上に畳まれ、次に折り畳まれた構成で本体部の後側領域に固定され、その後本体部の内側の上に折り畳まれることもまた好ましい。
本発明の別の態様として、失禁用品はそれ自体の上に少なくとも1回、好ましくは2回ほど、内側方向へ、好ましくは横方向の折り目に沿って畳み込まれ、好ましくは、最初に前側領域が内側方向に本体部の内側の上に折り畳まれ、その次に後側領域が前側領域の上に折り畳まれるようにする。これにより、コンパクトなサイズであるために製造と梱包の工程における取り扱いが容易な製品となり、しかも、畳み込まれた構成において外から見える側は、使用状態において最外側の層ともなる材料層で形成される。こうして、用品の内側は使用するまでは汚染から保護される。
失禁用品は好ましくは、製造時に、特にジグザグ形に折り畳む工程と、後側材料部を本体部の後側領域の身体に面する側の上に内側に向かって長手方向に平行な折り畳み軸に沿って折り畳む工程との後に、ウェブ速度が200m/分より大、特に250m/分より大、さらに特に300m/分より大、そしてまたさらに特に350m/分より大で、製造装置内を搬送される。ここで失禁用品は、上記の工程までは、好ましくはエンドレスの状態で搬送される。すなわち、後で個別の腰回りの開放周縁部となる部分が相互に接続されたままの状態である。好ましくは次の工程において失禁用品が横方向に初めて互いに分離され、それぞれの分離された失禁用品となる。そうして、その次に前述したように、横方向の折り目に沿ってそれ自体の上に折り畳まれる。
本発明の更なる特徴、詳細、および利点は、添付の請求の範囲、図面および、以下の本発明の好適な実施形態から得ることができる。
完全に広げた失禁用品の平面図である。 本発明による、折り畳まれた失禁用品の部分平面図であり、後側材料部がそれ自体の上に折り畳まれている。 図2のA−Aに沿う、失禁用品の断面図である。 図2のB−Bに沿う、失禁用品の断面図である。 後側材料部の周縁領域に取り付けられた止着要素の断面図である。 後側材料部の周縁領域に取り付けられた止着要素の断面図である。
本発明による失禁用品9が図1〜2bに概略的に示されている。失禁用品9は全体を符号20で示す本体部を備える。本体部は基体と呼ばれることも多い。本体部20は、前側領域22と、後側領域24と、その間にあって失禁用品9の着用時に使用者の両脚の間に来る股下領域26とを備えている。本体部20は、吸収に好適な寸法を有し、体液を永続的に保持する吸収体28を備える。吸収体は好ましくは、セルロース繊維と高吸収性樹脂粒子(SAP)とを備え、その下に液体不浸透層30を有している。この層30が、失禁用品9の最も外側にある、外から見える側を構成することも可能である。液体透過性の上側シート32が吸収体28の上に設けられてもよい。
後側領域24には、後側の側方フラップすなわち側方部を形成する第1の材料部34aが本体部20の第1側縁部36aに取り付けられており、また、後側の側方フラップすなわち側方部を形成する第2の材料部34bが本体部20の第2側縁部36bに取り付けられている。材料部34a、34bは、四角形の外形となっている。この材料部34a、34bを、脚部裁断部において独国特許出願公開第102007024180(A1)号明細書に開示されたような輪郭とすることも可能であり、また有利でもある。本体部20と後側材料部34a、34bとの横方向に広がる外縁は、後側の腰回り開放周縁部100aを形成する。
使用状態で使用者の身体の反対側に面する失禁用品9の側を外側31と呼び、使用状態で使用者の身体の側に面する失禁用品9の側を内側33と呼ぶ。このように決めておくと、失禁用品9が広げられて平坦になった状態で、失禁用品9の各構成部品に内側と外側を指定することが可能となる。
図1は、完全に広げられた状態における失禁用品9の内側33を示す図である。後側材料部34a、34bのそれぞれには、止着タブ44を有する止着要素42が2つある。これらはそれ自体の上に折り畳まれていて、使用するために広げることができ、かつ自由端となった摘み代45を有している。使用時に失禁用品を閉じるために、この止着要素タブ44は、本体部20の前側領域22の外側31、および/または前側領域22の材料部と取り外し可能に相互作用する。この目的のために止着要素タブは、接触接着ゾーンまたはベルクロタイプのフック等の機械的止着補助具を有していてもよい。
失禁用品の前側領域22も同様に、それ自体の上に折り畳まれて側方部を形成する材料部35a、35bを有している。ただしここには止着要素はない。前側材料部35a、35bは四角形の外形となっている。この材料部35a、35bを、脚部裁断部において独国特許出願公開第102007024180(A1)号明細書に開示されたような輪郭とすることも可能であり、また有利でもある。本体部20と前側材料部35a、35bとの横方向に広がる外縁は、前側の腰回り開放周縁部100bを形成する。
本体部の後側領域24における後側材料部34a、34bのそれぞれは、図2aから分かるように長手方向48に平行な2本の折り目50a、52aと50b、52bにそれぞれ沿ってそれ自体の上にジグザグ形状に折り畳まれる。ここで、材料部の小部分60a、60b、60cは交互に重なっている。
失禁用品9の製造時には、後側材料部34a、34bのそれぞれは、図1の状態から始まって、それ自体の上にジグザグ形状に折り畳まれた後に、長手方向48に平行で、この実施形態では本体部20の内側にある折り畳み軸61a、61bのそれぞれに沿って図2に示す位置まで内側に折り畳まれて、折り畳み構成を形成する。この構成において、失禁用品9は製造時に、特にまだエンドレスの状態で長手方向に、高速で搬送される。それは特に200m/分より大のウェブ速度、さらに特に300m/分より大のウェブ速度、またさらに特に350m/分より大のウェブ速度である。このような場合には、ウェブの上側はその少なくともある部分が後側材料切部の折り畳まれた最も上側の小部分60cで構成されていて、顕著な隙間風(“相対的な風”)に曝される。これはウェブの上側を形成する部品が顕著な隙間風起因の力を受けるというリスクを持つことになる。止着要素タブが特にこのリスクに曝されることが判明した。止着要素タブ44の製造された端部1は通常取り外しできないように、つまり非常に強固に後側材料部34a、34bの周縁領域37に接着されている(図3a)。これは好ましくは、恒久的な接着剤2または熱接着または超音波溶接やその他の接着方法で行なわれる。これに対し、使用する側の端部3においては、止着要素タブ44は通常、後で使用するために壊れないで外せるように固定されている。すなわち好ましくは接触接着剤4、および/またはベルクロタイプのフック等の機械的止着要素により固定され、使用者が僅かの力を加えるだけで開いて使用状態にすることができる。図3bは、止着要素タブ44を意図した通りに開いた状態を示す。これは後側材料部34a、34bの周縁領域37の内側から壊さないで取り外した後の、失禁用品の使用直前の状態である。さらに、止着要素タブ44はその使用する側3の最も外側の部分に、いわゆる摘み代45を有している。これは使用者が簡単につかめるようになった端の部分であり、非常に小さな力で取り外しが可能であるか、または好ましくは図に示すように全く固定されていない。
本発明による構成において、止着要素タブ44の取り外し可能な使用する側の端部3は、折り畳まれた状態ではその摘み代45とともに、確実に身体に面する側、すなわち後側領域24の内側に向くようになっている。つまり、内側を向いており、ウェブの上側の一部とはなっていない。従って、前述した隙間風起因の力には、ゼロとは言わないまでも非常に僅かしか曝されない。その代わりに、恒久的すなわち取り外せないように固定された端部1が、ウェブの上側の一部となっている。従ってこの場合、端部1は隙間風起因の力により強く曝されるが、後側材料部34a、34bの周縁領域37上に意図的に取り外しできないように固定され、はるかに強固な接着力で固定されているので、その隙間風の力に対してより効果的に耐えることが可能である。本発明による構成では、後側材料部34a、34bの折り畳まれた一番上の小部分60cは確実に、材料部の周縁領域37で構成され、この周縁領域37は止着要素44を持つようにできる。従って、使用者は後側材料部34a、34bを認識しやすく、前側部分との識別が容易であり、さらには簡単につかんでその部分を広げることができる。
さらに、それぞれの後側材料部34a、34bのそれぞれの周縁領域37に、第1の把持領域58があれば有利であることがわかっている。これに代わるものとして、折り目50a、50bのそれぞれの自由部分に第2の把持領域59がある。これは図2に示す折り畳まれた構成においては長手方向の中心軸から最も遠いところになる。第1の把持領域58および第2の把持領域59は、好ましくは後側材料部34a、34bのそれぞれの上に存在する(図2b)。把持領域58、59は折り畳まれた材料部34a、34bを手で広げるためにつかむのに好適な領域である。
図2に示す構成において、材料部34a、34bのそれぞれの第1の把持領域58は、失禁用品9の長手方向中心軸の方向の内側に向いており、材料部34a、34bの第2の把持領域59は、失禁用品9の長手方向中心軸の方向の反対の外側に向いている。材料部34a、34bのそれぞれに2つの把持領域58、59があれば、使用者が左手または右手を使って把持領域58、59をつかみ、材料部34a、34bを広げることが可能となり有利である。
さらに好ましくは、それぞれの後側材料部34a、34bは、後側材料部34a、34bの一番上の小部分60cの外側周縁11が、その下に畳まれている小部分60a、60bよりも横方向に距離Dだけ突き出るように畳まれているので、使用者に取ってつかみやすくなっている。ここでDは、好ましくは少なくとも3mm、より好ましくは少なくとも5mmである。
好適な実施形態において、材料部34a、34bの相互に畳まれた小部分60a、60b、60cは、好ましくは折り畳まれた構成において解放可能に固定されている。それは特に、超音波溶接による、好ましくは直径0.35mで面積が0.0962mmを有する点状の連結点62に依る。これは図2に示されている。この解放可能な固定は、それぞれの第1の把持領域58を一度引っ張ることによって、それぞれの材料部34a、34bが全幅広げられるように構成することができる。ここで好ましくは、連結点62のすべての点が解放される。
図に示した好適な実施形態においては、長手方向に互いに折り畳まれた後側材料部34a、34bは、折り畳み軸61a、61bに沿って後側領域24の内側へ折り畳まれて、材料部34a、34bが隣接するか、互に小さな間隔を隔てていて、相互に重なり合わないようになっている(図2)。
しかし、これに代わる実施形態(図示せず)においては、長手方向に互いに折り畳まれた後側材料部34a、34bが、折り畳み軸61a、61bに沿って後側領域24の内側へ折り畳まれて、材料部34a、34bが少なくともある領域で相互に重なりあうようにすることも可能でありかつ有利である。
後側材料部と前側材料部が長手方向に畳み込まれて、畳まれた材料部が本体部の内側の上に畳まれた後、失禁用品9はそれ自体の上に好ましくは少なくとも1回、好ましくは2回ほど内側方向へ、好ましくは横方向38の折り目70、71(図1)に沿って畳み込まれ、好ましくは、最初に前側領域22が内側方向に本体部20の内側33の上に折り畳まれ、その次に後側領域24が前側領域22の上に折り畳まれる。これにより、サイズがコンパクトとなって製造と梱包の工程における取り扱いが容易な製品となり、しかも、畳み込まれた構成において外から見える側は、使用状態において最外側の層となる材料層30で形成される。こうして、用品9の内側33は使用するまでは汚染から保護される。
図1は図示した実施形態におけるそれぞれの材料部の小部分60a、60b、60cの寸法を表している。広げた状態での前側および後側の材料部の横方向38への全長L1は225mmである。本体部20の長手方向側縁40aおよび/または40bから折り目52aおよび/または52bまでの横方向38への長さL2は、約90mmである。折り目52aと50aの間、および/または52bと50bの間の長さL3は約60mmであり、自由端までの長さL4は約75mmである。前側領域の材料部の長手方向48の長さL5は230mmであり、後側領域の材料部のその長さL6は300mmである。

Claims (13)

  1. 前側領域(22)と、後側領域(24)と、長手方向(48)から見てその間にあって使用者の両脚の間に来る股下領域(26)とからなる本体部(20)を有する吸収性失禁用品(9)であって、
    前記本体部(20)は、吸収体(28)を含み、かつ、前記後側領域(24)に取り付けられた後側材料部(34a、34b)と、前記前側領域(22)に取り付けられた前側材料部(35a、35b)とを有し、
    前記後側および前側材料部(34a,34b、35a、35b)は、前記本体部(20)の長手方向側縁(40a、40b)を越えて横方向(38)に延びており、
    前記後側および前側材料部(34a,34b、35a、35b)は、前記用品(9)の使用状態において前記前側領域(22)と後側領域(24)とを相互に接続し、
    前記後側および前側材料部(34a,34b、35a、35b)は、使用状態において身体に面する内側(33)と、使用状態において身体の反対側に面する外側(31)とを有し、
    前記後側材料部(34a,34b)は、前記後側材料部(34a,34b)の外側周縁領域(37)上に止着要素(42)を有し、
    前記止着要素(42)は、固着されていない摘み代(45)を備える、使用前には前記材料部の内側に折りたたまれている、止着要素タブ(44)を備え、
    前記後側材料部(34a,34b)は、前記用品(9)を初めて使用する以前には、それ自体の上に折り畳まれて、身体に面する前記本体部(20)の前記後方領域の側部の上に内側に向かって畳み込まれた折り畳み構成を成しており、
    前記折り畳み構成においては、前記後側材料部の折り畳まれた一番上の部分(60c)が周縁領域(37)を含み、かつ前記周縁領域の内側が前記本体部(20)の後方領域(24)の内側(33)方向に向いている、吸収性失禁用品。
  2. 前記後側材料部(34a,34b)は、前記折り畳まれた用品(9)を初めて使用する前は、それ自体がジグザグ形に折り畳まれていることを特徴とする、請求項1に記載の吸収性失禁用品(9)。
  3. 前記後側材料部(34a,34b)は、前記折り畳まれた用品(9)を初めて使用する前は、それ自体がジグザグ形に2回折り畳まれていることを特徴とする、請求項1〜2のいずれか1項に記載の吸収性失禁用品(9)。
  4. 前記後側材料部(34a,34b)は、前記折り畳まれた用品(9)を初めて使用する前は、長手方向(48)に平行な折り目(50a、50b、52a、52b)に沿ってそれ自体がジグザグ形に2回折り畳まれており、前記折り目は前記後側材料部(34a,34b)をほぼ同じ幅の3つの部分に分割し、この幅は前記材料部の全幅の1/3に相当することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収性失禁用品(9)。
  5. 前記各後側材料部(34a、34b)の周縁領域(37)上に第1の把持領域(58)があることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収性失禁用品(9)。
  6. 前記各後側材料部(34a、34b)のそれぞれの折り目(50a、50b)上に第2の把持領域(59)があることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸収性失禁用品(9)。
  7. 長手方向(48)に互いに折り畳まれた後側材料部(34a、34b)は、折り畳み軸(61a、61b)に沿って前記後側領域(24)の内側へ折り畳まれ、前記材料部(34a、34b)同士が隣接もしくは小さな間隔で相互に離間し、相互に重なり合わないことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の吸収性失禁用品(9)。
  8. 長手方向(48)に互いに折り畳まれる後側材料部(34a、34b)は、折り畳み軸(61a、61b)に沿って前記後側領域(24)の内側へ折り畳まれ、前記材料部(34a、34b)同士は少なくともある領域が相互に重なり合うようになることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の吸収性失禁用品(9)。
  9. 前記前側材料部(35a、35b)は、前記折り畳まれた用品(9)を初めて使用する前は、長手方向(48)に平行な折り目(50a、50b、52a、52b)に沿ってそれ自体の上に折り畳まれていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の吸収性失禁用品(9)。
  10. 前記前側材料部(35a、35b)は、前記折り畳まれた用品(9)を初めて使用する前は、長手方向(48)に平行な折り目(50a、50b、52a、52b)に沿ってそれ自体がジグザグ形に2回折り畳まれており、前記折り目は前記前側材料部(35a、35b)をほぼ同じ幅の3つの小部分に分割し、この幅は前記材料部の全幅の1/3に相当していることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の吸収性失禁用品(9)。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の折り畳み失禁用品(9)の製造方法であって、前記後側材料部(34a、34b)は、長手方向(48)に平行な折り目(50a、52a、50b、52b)に沿ってそれ自体がジグザグ形に折り畳まれており、かつ折り畳まれた前記後側材料部は、前記本体部(20)の身体に面する側の前記後方領域の上に前記折り畳み軸(61a、61b)に沿って内側に向かって畳み込まれ、それぞれの後側材料部の前記周縁領域の内側が前記本体部(20)の後側領域(24)の内側(33)に向いていることを特徴とする、折り畳み失禁用品(9)の製造方法。
  12. 前記失禁用品(9)は、製造装置上を前記長手方向(48)に平行に、ウェブ速度が200m/分より大、特に250m/分より大、さらに特に300m/分より大、そしてまたさらに特に350m/分より大で搬送されることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の折り畳み失禁用品(9)の製造方法。
  13. 前記失禁用品(9)は、それ自体の上に少なくとも1回、好ましくは2回、内側方向に向かって、好ましくは横方向(38)の折り目(70、71)に沿って折り畳まれ、好ましくは最初に前記前側領域(22)が前記本体部の内側に折り畳まれ、次いで前記後側領域(24)が前記前側領域の外側の上に折り畳まれることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の折り畳み失禁用品(9)の製造方法。
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