JP5225905B2 - 止着テープおよびこの止着テープを備えた使い捨ておむつ - Google Patents

止着テープおよびこの止着テープを備えた使い捨ておむつ Download PDF

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Description

本発明は、止着テープおよびこの止着テープを備えた使い捨ておむつに関するものである。
従来、止着テープを備えた使い捨ておむつが知られている。止着テープとしては、例えば、フック部材とループ部材とからなるフック・ループファスナーを利用するものがある。使い捨ておむつに取り付けられる止着テープとして、例えば特許文献1には、不織布製の基材テープの一方側の端部に、先端に不織布が露出するようにフック部材が取り付けられ、フック部材の近傍に、折り返った先端が接合しない非接合部分を設けた止着テープが開示されている。
特開2005−319139号公報
特許文献1には、止着テープの先端(つまみ部)がフック部材の側に折り返った際、先端がフック部材に接合しない非接合部分を設けることは開示されているが、止着テープの先端をフック部材の側に折り返りにくくすることについての記載はない。また、特許文献1に開示された止着テープは、不織布製の先端が止着テープ自身や他の部材に密着しやすく、止着テープの先端を掴むことが困難となる場合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、止着テープの先端(つまみ部)が掴みやすく、止着テープの先端が、止着テープに取り付けられたフック部材等の留め具に接合しにくい止着テープ、および前記止着テープを備えた使い捨ておむつを提供することにある。
上記課題を解決することができた本発明の止着テープとは、テープ基材の一方端に形成されるつまみ部と、テープ基材の他方端に形成されて使い捨ておむつ本体に取り付けられる固定部と、つまみ部と固定部との間に形成される止着部とを有する止着テープであって、テープ基材の一方の面の少なくとも止着部に留め具が取り付けられ、止着部が、留め具を内側にして止着部と固定部との境界で折り返されて、留め具がテープ基材の固定部に接合され、つまみ部が、留め具を外側にして、つまみ部と止着部との境界で折り返されているところに特徴を有する。
本発明の止着テープは、つまみ部が、留め具を外側にして、つまみ部と止着部との境界で折り返されているため、止着部が固定部に接合していても、つまみ部を掴みやすく、止着部の折り返しを容易に展開することができる。また、止着テープの使用の際、つまみ部が留め具側に折り返りにくいため、つまみ部の不織布が留め具に接合しにくくなる。従って、留め具の接合面積が減少するおそれがなくなり、止着テープの使用の際、留め具の接合力が良好に保たれる。
留め具は、テープ基材の一方の面の止着部のみに取り付けられることが好ましい。留め具が止着部のみに取り付けられれば、留め具が平面的に設けられることとなり、止着テープの使用の際、止着対応部へ留め具全体を接合しやすくなる。また、留め具が止着テープ自身や止着対応部に接合している状態で、留め具が他部材へ意図せず接合しにくくなり、止着テープの取り扱い性が良好となる。
テープ基材は不織布製であり、留め具はプラスチック製のフック部材であることが好ましい。テープ基材が不織布製であれば、つまみ部を折り返して、つまみ部と止着部との境界に折り目を付けることが容易になる。その結果、つまみ部が折り返された状態を保持しやすくなる。さらに、留め具がプラスチック製のフック部材であれば、フック部材の縁をガイドにしてテープ基材の不織布を折り曲げやすくなる。
テープ基材は、エンボス加工された目付50g/m2〜100g/m2の不織布製であることが好ましい。このような不織布を用いれば、止着テープが十分な破断強度を有するようになるとともに、不織布に折り目を形成することが容易になり、つまみ部が折り返された状態で保持されやすくなる。
本発明の使い捨ておむつは、前腹部と後背部とこれらの間に位置する股部とからなる使い捨ておむつ本体を有し、前記止着テープが、使い捨ておむつ本体の前腹部または後背部の側端部に取り付けられているところに特徴を有する。本発明の使い捨ておむつは、止着テープを掴みやすいため、おむつの着脱が容易となるとともに、おむつ着用時に止着テープの接合位置を調整しやすい。
本発明の止着テープは、止着テープのつまみ部を掴みやすく、止着テープのつまみ部が折り返されて、止着テープに取り付けられた留め具に接合しにくいため、取り扱いが良好となる。
本発明の止着テープの一例であり、(a)は平面図、(b)は(a)の止着部を展開した図、(c)は(a)のA−A断面図、(d)は(b)のB−B断面図である。 本発明の止着テープの変形例である。 本発明の止着テープを備えた使い捨ておむつの一例である。 図3のC−C断面図である。 (a)は図3のD−D断面図であり、(b)は図3のE−E断面図を表す。
本発明の止着テープは、テープ基材の一方端に形成されるつまみ部と、テープ基材の他方端に形成されて使い捨ておむつ本体に取り付けられる固定部と、つまみ部と固定部との間に形成される止着部とを有する。
つまみ部は、テープ基材の一方端に形成される。つまみ部は、テープ基材のみから構成されていてもよく、留め具が取り付けられていてもよい。つまみ部は、テープ基材の一方端が折り返されることにより形成される。
固定部は、テープ基材の他方端に形成され、使い捨ておむつ本体に取り付けられる部分である。固定部は、例えば、接着剤が塗布されたり、熱融着や超音波接着されることにより、使い捨ておむつ本体に固定される。固定部は、止着部が留め具を内側にして止着部と固定部との境界で折り返されて、止着部の留め具が着脱自在に接合される部分でもある。
止着部は、つまみ部と固定部との間に形成され、留め具が取り付けられる部分である。留め具は、テープ基材の一方の面に取り付けられている。
留め具は、少なくとも止着部に取り付けられていればよく、さらにつまみ部にも取り付けられていてもよい。つまみ部にも留め具が取り付けられる場合、止着部とつまみ部には、テープ基材の同一の面に留め具が取り付けられる。好ましくは、留め具は止着部のみに取り付けられる。なお、固定部には、留め具は取り付けられない。
留め具としては、フック・ループファスナーのフック部材やループ部材、粘着剤(例えば、粘着テープ、粘着剤層等)等が使用できる。留め具としてフック部材を用いる場合は、固定部にループ部材を設けたり、固定部をループ部材として機能する材料(例えば、不織布、織布、編布等)で構成することが好ましい。留め具として粘着テープを用いる場合は、固定部を、粘着テープが剥離可能なプラスチックフィルムで構成することが好ましい。前記のように固定部を構成することにより、止着テープ使用時に、留め具と固定部との接合を解きやすくなる。
留め具としては、フック部材を用いることが好ましい。フック部材としては、例えば、錨形や鉤形やきのこ型等の形状のフックを有する部材を採用すればよい。
止着部と固定部とは、止着部の留め具がテープ基材の固定部に接合する際、両部の境界で折り返されることにより、区分される。止着部とつまみ部とは、つまみ部が両部の境界で折り返されることにより、区分される。
止着テープの形状は、特に限定されない。止着テープの形状は、例えば、四角形等の多角形、楕円形等であってもよいが、細長い形状であることが好ましい。止着テープは、つまみ部が形成されるテープ基材の一方端や固定部が形成されるテープ基材の他方端が、例えば直線状の輪郭を有するように形成されてもよく、蛇行線状の輪郭を有するように形成されてもよい。しかしながら、つまみ部が形成されるテープ基材の一方端は、蛇行線状の輪郭を有するように形成されることが、製造の効率面やつまみ部の掴みやすさの点で好ましい。一方、固定部が形成されるテープ基材の他方端は、直線状の輪郭を有するように形成されることが好ましい。
つまみ部、止着部、および固定部の各寸法は特に限定されないが、止着部の長さは、固定部の長さより短い方が好ましい。止着部の長さが固定部の長さより短ければ、留め具が、使い捨ておむつ本体に接合しにくくなり、留め具により、使い捨ておむつ本体が損傷を受けにくくなる。つまみ部の長さは特に限定されないが、止着部の長さより短い方が取り扱い性を良くする点で好ましい。つまみ部の長さは、好ましくは、止着部の長さの1/2以下である。なお、つまみ部、止着部、および固定部の長さとは、つまみ部から固定部に至る方向の長さを意味する。
止着部は、留め具を内側にして止着部と固定部との境界で折り返され、留め具が、テープ基材の固定部に接合されている。すなわち、止着部は、折り返された止着テープの内側面に留め具が位置するように、止着部と固定部との境界で折り返され、その結果、留め具が固定部と面するようになる。そして、留め具は、留め具が面するテープ基材の固定部に接合されている。止着テープは、使用前は、止着部がテープ基材の固定部に着脱自在に接合されている。本発明の止着テープは、使用前は留め具の露出が抑えられるため、留め具が意図せずに他の部材に接合しにくくなり、取り扱いが良好となる。また、留め具が他の部材を損傷するおそれも少なくなる。
止着テープを使用する際は、留め具とテープ基材との接合を解いて止着部の折り返しを展開し、止着部の留め具を露出させる。止着部の折り返しを展開する際、もし、つまみ部が折り返されてなければ、つまみ部がテープ基材に密着したりして、つまみ部を掴むのが困難となる場合がある。しかし、本発明の止着テープは、つまみ部が、留め具を外側にして、つまみ部と止着部との境界で折り返されている。すなわち、つまみ部は、折り返された止着テープの外側面に留め具が位置するように、つまみ部と止着部との境界で折り返されている。そのため、つまみ部を掴みやすく、止着部の折り返しを容易に展開することができる。また、止着テープの使用の際、つまみ部が留め具側に折り返りにくいため、つまみ部の不織布が留め具に接合しにくくなる。従って、留め具の接合面積が減少するおそれがなくなり、止着テープの使用の際、留め具の接合力が良好に保たれる。
留め具は、少なくとも止着部に取り付けられればよく、さらにつまみ部にも取り付けられていてもよいが、好ましくは止着部のみに取り付けられる。留め具が止着部のみに取り付けられれば、留め具が平面的に設けられることとなり、止着テープの使用の際、止着対応部へ留め具全体を接合しやすくなる。また、つまみ部に留め具が取り付けられる場合、止着部をテープ基材の固定部に接合した状態でも、つまみ部の留め具が露出し、留め具が他部材へ意図せず接合する可能性があるため、止着テープの取り扱い性が低下しやすくなる。なお、止着対応部とは、使い捨ておむつを装着する際、止着テープの留め具を接合する部分または部材を意味する。
テープ基材に用いられる材料としては、不織布、織布、編布、プラスチックフィルム、不織布とプラスチックフィルムとの積層体等を使用できる。前記積層体としては、例えば、不織布とプラスチックフィルムとが一層ずつ重ねられたものや、プラスチックフィルムを不織布で挟んで重ねられたものが示される。
テープ基材は、留め具が取り付けられる一方の面が、留め具が接合可能な材料で形成されていることが好ましい。テープ基材の留め具を備える面は、止着部が、留め具を内側にして止着部と固定部との境界で折り返されて、接合する面であるからである。留め具としてフック部材を用いる場合は、テープ基材の留め具を備える面は、不織布、織布、または編布で構成されていることが好ましい。留め具として粘着剤を用いる場合は、テープ基材の留め具を備える面は、プラスチックフィルムで構成されていることが好ましい。
留め具とテープ基材との組み合わせは、好ましくは、フック部材と不織布である。より好ましくは、留め具はプラスチック製のフック部材であり、テープ基材は不織布製である。テープ基材が不織布製であれば、つまみ部を折り返して、つまみ部と止着部との境界に折り目を付けることが容易になる。その結果、つまみ部が折り返された状態を保持しやすくなる。さらに、留め具がプラスチック製のフック部材であれば、フック部材の縁をガイドにしてテープ基材の不織布を折り曲げやすくなる。
テープ基材に用いられる不織布としては、スパンボンド法、エアースルー法、ポイントボンド法、メルトブロー法、エアレイド法やそれらの製法の組み合わせ等により製造される不織布が好ましい。さらに、スパンボンド法、またはスパンボンド法とメルトブロー法を組み合わせたSMS法により製造された不織布が好ましく、特にスパンボンド法により製造された不織布が好ましい。このような不織布を用いれば、高強度のテープ基材が得やすくなる。
テープ基材に用いられる不織布の材質としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド等の合成繊維、パルプ、絹等の天然繊維から適宜選択できる。中でも、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル等の合成繊維が好ましく、ポリプロピレン繊維、ポリエステル繊維がより好ましい。このような材質から得られる不織布を用いれば、高強度のテープ基材が得やすくなる。
テープ基材に用いられる不織布の目付は、50g/m2以上が好ましく、55g/m2以上がより好ましく、また100g/m2以下が好ましく、85g/m2以下がより好ましい。不織布の目付が50g/m2以上であれば、引っ張っても破れない程度の十分な破断強度を有し、つまみ部が折り返された状態で保持されやすくなる。不織布の目付が100g/m2以下であれば、不織布に折り目を形成することが容易になる。
テープ基材に用いられる不織布は、エンボス加工されていることが好ましい。エンボス加工された不織布は、部分的に不織布が圧縮され剛性が高められているため、折り目を形成しやすくなる。
本発明の止着テープの一例について、図1および図2を参照して説明する。
図1(a)は、本発明の止着テープの一例を表し、図1(c)は図1(a)のA−A断面を表している。止着テープ1は、テープ基材2の一方端に形成されるつまみ部3と、他方端に形成される固定部5と、つまみ部3と固定部5との間に形成される止着部4からなる。図1(b)は、図1(a)で示された止着テープ1について、止着部4の折り返しを展開した状態を表し、図1(d)は図1(b)のB−B断面を表している。
テープ基材2の一方の面の止着部4には、留め具6が取り付けられている。図1では、留め具6としてフック部材7が設けられており、フック部材7はベース部8とフック部9とを有している。フック部9では、複数のフックがベース部8の片面から突出している。ベース部8は、フック部9が設けられる反対側の面で、テープ基材2に接合している。止着部4は、留め具6を内側にして止着部4と固定部5との境界で折り返されて、留め具6がテープ基材2の固定部5に接合されている。
つまみ部3は、留め具6を外側にして、つまみ部3と止着部4との境界で折り返されている。つまり、つまみ部3は、つまみ部3と止着部4との境界で、留め具6の反対側に折り返されている。その結果、図1(a),(c)に示すように、止着部4の留め具6がテープ基材2の固定部5に接合されていても、つまみ部3が、留め具6とは反対側に折り返されているため、つまみ部3を掴みやすく、止着部4の折り返しを容易に展開することができる。なお、図1では、つまみ部3が180°近く折り返されているが、つまみ部3は必ずしも図1に示す程度まで折り返されていなくてもよい。つまみ部3は、折り返しの角度が0°近くであっても、つまみ部3の先端がわずかでも浮き上がるように折り返されていれば、つまみ部3が掴みやすくなるため、問題ない。
図2(a)は、本発明の止着テープの変形例を表す。図2(a)は、止着部4が折り返されて固定部5に接合している状態を表し、図2(b)は、止着部4の折り返しを展開した状態を表す。図2では、つまみ部3が形成されるテープ基材2の一方端が、図1よりも蛇行回数の多い蛇行線状輪郭を有し、つまみ部3が折り返されている。図2に示した止着テープは、留め具6が2ヶ所に取り付けられているため、おむつ着用の際、着用者の体型に合わせて腰周りや胴周りの寸法を調整しやすくなり、好ましい。
次に、本発明の止着テープを備えた使い捨ておむつについて説明する。本発明の使い捨ておむつは、前腹部と後背部とこれらの間に位置する股部とからなる使い捨ておむつ本体を有し、止着テープが使い捨ておむつ本体の前腹部または後背部の側端部に取り付けられている。なお、使い捨ておむつを着用の際に、着用者の腹側に当てる部分を前腹部と称し、着用者の尻側に当てる部分を後背部と称し、前腹部と後背部との間に位置し着用者の股間に当てる部分を股部と称する。
使い捨ておむつ本体は、例えば、液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートとの間に吸収性コアが挟み込まれた積層体を有し、この積層体が前腹部と後背部とこれらの間に位置する股部とを有するものであってもよい。また、使い捨ておむつ本体は、前腹部と後背部とこれらの間に位置する股部とを有する外装シートと、液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートとの間に吸収性コアが挟み込まれた吸収性本体とを有し、前記吸収性本体が前記外装シートの股部の着用者側の面に配されているものであってもよい。
使い捨ておむつは、テープ基材の固定部を使い捨ておむつ本体に固定することにより、止着テープが取り付けられる。テープ基材の固定部は、例えば、使い捨ておむつ本体を構成する2つの部材間に取り付けられてもよく、使い捨ておむつ本体を構成する部材の片面に取り付けられてもよい。テープ基材の固定部は、例えば、トップシートとバックシートとの間に取り付けられたり、サイドシートとバックシートとの間に取り付けられたり、外装シートの片面に取り付けられたりする。
止着テープは、止着部を、留め具を内側にして止着部と固定部との境界で折り返した場合に、留め具が使い捨ておむつ本体と接合しないように、使い捨ておむつ本体に取り付けられることが好ましい。従って、止着テープの使い捨ておむつ本体への取り付け方法に応じ、固定部の長さや、固定部が使い捨ておむつ本体に取り付けられる長さを、適宜調整することが好ましい。
止着テープは、前腹部の左側端部、前腹部の右側端部、後背部の左側端部、および後背部の右側端部よりなる群から選ばれる少なくとも1ヶ所に取り付けられる。好ましくは、前腹部の左側端部と右側端部とに、または後背部の左側端部と右側端部とに、一対の止着テープが取り付けられる。
使い捨ておむつ本体には、止着対応部が設けられることが好ましい。止着対応部とは、止着テープの留め具と着脱自在に接合可能な部分または部材を意味する。止着テープが前腹部に取り付けられる場合は、止着対応部が、使い捨ておむつ本体の後背部に設けられることが好ましい。また、止着テープが後背部に取り付けられる場合は、止着対応部が、使い捨ておむつ本体の前腹部に設けられることが好ましい。
止着テープは、留め具を有する面が着用者側に面するように、使い捨ておむつ本体に取り付けられることが好ましい。この場合、止着対応部は、使い捨ておむつ本体の外面、すなわち着用者に面する側と反対側に設けられることが好ましい。
従って、本発明においては、一対の止着テープが、前腹部または後背部の左側端部と右側端部とに、留め具が取り付けられる面が着用者側に面するように使い捨ておむつ本体に取り付けられ、止着対応部が、使い捨ておむつ本体の外面の後背部または前腹部に設けられることが好ましい。この場合、使い捨ておむつを着用するには、止着テープの止着部を展開した後、後背部に取り付けられた止着テープを、前腹部に設けられた止着対応部と接合させたり、前腹部に取り付けられた止着テープを、後背部に設けられた止着対応部と接合させたりする。
本発明の使い捨ておむつは、止着テープを掴みやすいため、おむつの着脱が容易となる。例えば、おむつを着用している場合、止着対応部に接合した止着テープのつまみ部を掴みやすいため、おむつを脱ぐ際、止着対応部への止着テープの接合を解きやすい。また、おむつ着用時に、止着テープを止着対応部から解放して、再接合することにより、止着テープの接合位置を調整しやすい。
次に、本発明の使い捨ておむつの各部材の材料について説明する。トップシートは液透過性の不織布等により構成され、バックシートと外装シートは液不透過性のプラスチックフィルムや撥水性不織布等により構成されることが好ましい。外装シートは、また、親水性不織布と、液不透過性のプラスチックフィルムまたは撥水性不織布等の撥水性材料からなる積層体であってもよい。
トップシートやバックシートが不織布により構成される場合、トップシートやバックシートに用いられる不織布の目付は、止着テープに用いられる不織布の目付よりも少ない方が好ましい。トップシートやバックシートに用いられる不織布の目付は、例えば、5g/m2〜35g/m2である。
吸収性コアは、例えば、粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維等の親水性繊維集合層に粒状の高分子吸水性樹脂を混合した塊を、ティッシュペーパーなどの紙シートまたは液透過性不織布シート等の被覆シートで包み、長方形、砂時計型、ひょうたん型、羽子板型等の所定形状に成形することにより得られる。
止着対応部は、留め具が接合可能な材料で構成されていることが好ましい。留め具として粘着剤を用いる場合は、止着対応部としてプラスチックフィルムを用いることが好ましい。留め具としてフック部材を用いる場合は、止着対応部としてはループ部材を用いることが好ましい。ループ部材としては、不織布、織布、編布や、不織布または織布を表面に有するプラスチックフィルム複合材料等を用いることができる。前記各材料には、表面にループ構造が形成されていることが好ましい。また、例えば、止着対応部が使い捨ておむつ本体の外面に設けられる場合、バックシートや外装シートが止着対応部として機能する材料で作られていれば、止着対応部として機能する他の部材を取り付けなくてもよい。
使い捨ておむつの様々な構成部材を接合するための接合手段としては、接着剤、熱接着、超音波接着等を用いることができる。接着剤としては、ポリオレフィン系、ゴム系、酢酸ビニル系等のホットメルト接着剤を使用することができる。
本発明の使い捨ておむつの一例について、図3〜図5を参照して説明する。図3は本発明の使い捨ておむつの一例を表し、図4は図3のC−C断面図を表し、図5(a)は図3のD−D断面図を表し、図5(b)は図3のE−E断面図を表している。図3および図4では、矢印xを横方向(幅方向)とし、矢印yを縦方向(長手方向)と定義付けている。また、矢印x,yにより形成される面に対して垂直方向を上下方向(厚み方向)zと定義付ける。
使い捨ておむつ10は、前腹部Pと後背部Qとこれらの間に位置する股部Rとからなる使い捨ておむつ本体11を有する。股部Rには、着用者の脚を通しやすくするために、レッグ用切欠24が形成されている。
使い捨ておむつ本体11は、液透過性のトップシート12と液不透過性のバックシート13との間に吸収性コア14が挟み込まれた積層体を有し、この積層体が前腹部Pと後背部Qとこれらの間に位置する股部Rとを有している。トップシート12は、着用者の肌に面するように配置され、尿等の排泄物を透過する。トップシート12を透過した排泄物は、吸収性コア14により収容される。バックシート13は、排泄物が外部へ漏れるのを防ぎ、衣服等が汚れるのを防ぐ。
トップシート12には、縦方向yに延在したサイドシート15が、使い捨ておむつ10の横方向xの左右側端部に設けられている(図4)。サイドシート15は、トップシート12の外方端部に接合されている。サイドシート15には、内方端部に起立用弾性部材22が配されている。使い捨ておむつ10の着用時には、起立用弾性部材22の収縮力により、サイドシート15の内方部分がトップシート12の上方、すなわち着用者の肌に向かって立ち上がる。これにより、尿等の排泄物の横方向xの外方への漏れが防止される。サイドシート15は、液不透過性のプラスチックフィルムや撥水性不織布等により構成されることが好ましく、撥水性の不織布により構成されることがより好ましい。サイドシートが不織布により構成される場合、目付は、好ましくは5g/m2〜35g/m2である。
使い捨ておむつ10の股部Rの左右側端部19には、レッグ用弾性部材21が伸張状態で、サイドシート15とバックシート13との間に配されている。レッグ用弾性部材21の収縮力により、着用者の脚周りに沿ったレッグギャザーが形成され、股部からの尿等の排泄物の漏れが防止される。
使い捨ておむつ10の縦方向yの縁部20には、ウェスト用弾性部材23が伸張状態で、トップシート12またはサイドシート15とバックシート13との間に配されている。ウェスト用弾性部材23の収縮力により、着用者の胴周りに沿ったウェストギャザーが形成され、背中側や腹部側からの尿等の排泄物の漏れが防止される。
使い捨ておむつ本体11の後背部Qの左右の側端部18には、止着テープ1が取り付けられている。止着テープ1は、固定部5でサイドシート15とバックシート13との間に接合され、使い捨ておむつ10の外方に延出するように設けられている(図5)。前腹部Pには止着対応部16が設けられている。なお、図3には示されていないが、前腹部Pの左右の側端部17に、止着テープ1が取り付けられ、後背部Qに止着対応部16が設けられていてもよい。
図3の後背部Qの左側の側端部18(図面の左側であり、着用した際に着用者の左側に位置する)に取り付けられた止着テープ1について、D−D断面図を図5(a)に示す。図5(a)では、止着テープ1は、止着部4が折り返されて止着部4の留め具6が固定部5に接合され、さらに固定部5が使い捨ておむつ本体11の側縁に沿って折り曲げられ、止着テープ1が使い捨ておむつ本体11の内面上に折り畳まれている。製造された状態の未使用の使い捨ておむつ10に取り付けられる止着テープ1は、図5(a)に示された状態になっていることが、使い捨ておむつ10がコンパクトになる点で好ましい。
図3の後背部Qの右側の側端部18(図面の右側であり、着用した際に着用者の右側に位置する)に取り付けられた止着テープ1について、E−E断面図を図5(b)に示す。図5(b)は、図5(a)の止着テープ1の固定部5の折り畳みが展開された状態を表している。おむつ着用の際には、止着テープ1を、図5(a)の状態から図5(b)の状態に展開し、さらに止着部4の折り返しを展開することで、止着テープが使用できるようになる。
1: 止着テープ
2: テープ基材
3: つまみ部
4: 止着部
5: 固定部
6: 留め具
10: 使い捨ておむつ
11: 使い捨ておむつ本体
16: 止着対応部

Claims (7)

  1. テープ基材の一方端に形成されるつまみ部と、テープ基材の他方端に形成されて使い捨ておむつ本体に取り付けられる固定部と、つまみ部と固定部との間に形成される止着部とを有する止着テープであって、
    テープ基材がエンボス加工された不織布製であり、
    テープ基材の一方の面の少なくとも止着部に、留め具が取り付けられ、
    止着部が、留め具を内側にして止着部と固定部との境界で折り返されて、留め具がテープ基材の固定部に接合され、
    つまみ部が、留め具を外側にして、つまみ部と止着部との境界で折り返されていることを特徴とする止着テープ。
  2. 前記留め具が、テープ基材の一方の面の止着部のみに取り付けられる請求項1に記載の止着テープ。
  3. 記留め具がプラスチック製のフック部材である請求項1または2に記載の止着テープ。
  4. 前記テープ基材が、目付50g/m2〜100g/m2の不織布製である請求項1〜3のいずれか一項に記載の止着テープ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の止着テープを備えた使い捨ておむつであって、
    前記使い捨ておむつは、前腹部と後背部とこれらの間に位置する股部とからなる使い捨ておむつ本体を有し、
    前記止着テープが、使い捨ておむつ本体の前腹部または後背部の側端部に取り付けられていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  6. 前記留め具が、使い捨ておむつ本体に接合されない請求項5に記載の使い捨ておむつ。
  7. 前記止着テープは、固定部が使い捨ておむつ本体の側縁に沿って折り曲げられ、使い捨ておむつの内面上に折り畳まれている請求項5または6に記載の使い捨ておむつ。
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