JP2012506480A5

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Publication number: JP2012506480A5
Application number: JP2011533261A
Authority: JP
Filing date: 2009-10-20
Publication date: 2012-10-18
Anticipated expiration: 2029-10-20

Claims

シートを形成しマトリックス樹脂を含浸させた繊維を含み、一種または複数の揮発成分を中に含む、少なくとも一つの硬化性プレプレグであって、第一の幾何学構造を有するプレプレグを用意し、
成形装置により、少なくとも一つの硬化性プレプレグを第一の幾何学構造から第ニの幾何学構造に変形して少なくとも一つの成形プレプレグを形成し、
少なくとも一つの成形プレプレグを囲いで取り囲み、ここで、少なくとも一つの成形プレプレグは成形装置によって変形させたものであり、
囲い内の少なくとも一つの成形プレプレグに隣接して囲い内に非凝縮ガスの流れを導入し、
少なくとも一つの成形プレプレグを加熱して、少なくとも一つの成形プレプレグから一種または複数の揮発成分を発生させ、
囲いから非凝縮ガスの少なくとも一部を除去し、その結果少なくとも一つの成形プレプレグから一種または複数の揮発成分が非凝縮ガスによって運び去られ、揮発成分が減少させられた成形プレプレグが形成され、
得られた揮発成分が減少させられた成形プレプレグを硬化させ、固めて、成形複合物部分を形成する
工程を含んでなる、揮発成分が減少させられた成形プレプレグを形成する方法。
成形プレプレグのマトリックス樹脂の粘度がより高くなるまで、非凝縮ガスの流れが導入される、請求項１の方法。
非凝縮ガスが空気、窒素、酸素、ネオン、アルゴン、メタン、エタン、エチレン、プロパン、水素またはヘリウムおよびそれらの組み合わせ物を含んでなる、請求項１の方法。
非凝縮ガスの流れが約０．００１〜１００ｍｌ／秒の間にわたる速度にある、請求項１の方法。
非凝縮ガスおよび揮発成分の少なくとも一部の、囲い内への導入およびそれからの除去が同時に実施される、請求項１の方法。
囲いがオートクレーブまたはオーブンである、請求項１の方法。
成形プレプレグのマトリックス樹脂がエポキシ化合物、エポキシ硬化剤、フェノール化合物、フェノール、シアネート、イミド、ポリイミド、エステル、ポリエステル、ベンゾキサジン、ポリベンゾキサジン、ポリベンゾキサゾン、ポリベンゾキサゾール、ポリベンズイミダゾール、ポリベンゾチアゾール、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリスルホン、ポリエーテル・スルホン、ポリカーボネート、ポリエチレン・テレフタレート、シアネートまたはポリエーテルケトン、それらの組み合わせ物およびそれらの前駆体のいずれかを含んでなる、請求項１の方法。
マトリックス樹脂が更にエチニル、ナドマレイミド、アリルナドまたはオレフィン・エンドキャップ基を含んでなる、請求項７の方法。
揮発成分が減少させられたプレプレグの形成期間中に、形成前の、少なくとも一つの成形プレプレグの総重量に基づいて１０重量％未満のマトリックス樹脂がブリードする、請求項７の方法。
成形複合物部分が、成形複合物部分の総容量に基づいて約０〜約３０容量％の多孔度を有することを特徴とする、請求項１の方法。
一種または複数の揮発成分が少なくとも一種の溶媒を含み、少なくとも一つの成形プレプレグの加熱が、少なくとも一つの成形プレプレグの温度の、成形プリプレグ内に含まれる少なくとも一種の溶媒のほぼ沸点である最終の温度への上昇を含む、請求項１の方法。
二種以上の繊維強化複合物の構成部品の間の界面内に接着剤を導入し、ここで、接着剤は一種または複数の揮発成分を含み、
二種以上の繊維強化複合物の構成部品を囲いで取り囲み、
囲い内に非凝縮ガスの流れを導入し、
二種以上の繊維強化複合物の構成部品の間の界面内の接着剤を加熱して、接着剤から一種または複数の揮発成分を発生させ、
囲いから非凝縮ガスの少なくとも一部を除去する工程、を含んでなり、
ここで、非凝縮ガスが接着剤から発生される一種または複数の揮発成分を接着剤から運び去る、
繊維強化複合物の構成部品の接着を容易にする方法。