JP2012229819A - レンジフード - Google Patents

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Abstract

【課題】整流板の着脱において、整流板を落下させるなどのおそれがない整流板の取付け構造を備えたレンジフードを提供する。
【解決手段】フード部1と、フード部1の開口部Mの縁部との間に空気の吸込み風速を増速させる吸込み隙間Sを形成する整流板3と、フード部1に整流板3の一端側を着脱、かつ、回動可能に支持する第1支持部4と、整流板3の他端側を着脱可能に支持する第2支持部5とを備えている。第1支持部4は、第1掛合部材6と、該第1掛合部材6と掛合する第1被掛合部材7とを備え、第1掛合部材6は、整流板3をフード部1に取り付けたときに、第1被掛合部材7を掛合する掛止部8と、該掛止部8に連設して、整流板3を回動させるときに、第1被掛合部材7を回動可能に保持する保持部9とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、加熱調理器の上方に位置して設置されて、調理中に発生する汚染空気などを吸込み捕集して屋外などに排気するレンジフードに係り、特に、下向きに開口するフード部の開口縁部との間に、汚染空気の吸込み風速を増速させる吸込み隙間を確保するようにフード部に取り付けられる整流板の取付け構造に関する。
従来から、下向きに開口するフード部の開口縁部との間に、汚染空気の吸込み風速を増速させる吸込み隙間を確保するように整流板をフード部に回動可能で、且つ、着脱可能に取り付けているレンジフードは知られている(例えば、特許文献1などを参照)。
この特許文献1に記載のレンジフードは、整流板の一端側と他端側をフード部に着脱可能に取り付け支持させている。
すなわち、特許文献1の図3に示されているように、整流板の一端側(後端側)は、当該一端側に設けられている軸部材(第1支持金具)を、フード部側に設けられている吊り金具の上部解放で略半円形状の第1支持部と、前部解放で略半円形状の第2支持部とに掛脱可能と成し、整流板の他端側(前端側)は、当該他端側に設けられる大径部と小径部とからなるダルマ孔を、フード部側に設けられている小径のネジ部と大径の摘み部とからなるネジ部によって着脱可能と成している。
これにより、整流板をフード部に取り付ける際に、整流板側の軸部材を、フード部の吊り部材の第1支持部に掛合させ、整流板の他端側ダルマ孔の大径部にフード部のネジ部の摘み部を通し、この状態で整流板をフード部の後方側(キッチン壁面側)に向けて移動操作(スライド)させてネジ部を本締めすることで、整流板をフード部に取り付け支持させるようにしている。このとき、整流板の軸部材のフード部の吊り部材に対する掛合が、第1支持部から第2支持部へと移行され、整流板のダルマ孔の小径部がネジ部の摘み部によって移動不能に挟持される。
特開平8−303829号公報(図3などを参照)
ところで、特許文献1に記載の従来技術では、整流板の軸部材を掛脱可能に支持させるフード部の吊り金具が、フード部の前側に向けて開口する前方開放の曲げ形状にて第1支持部と第2支持部を備えている形態を成している。
そのために、整流板を回動(局所排気用吸込み口を開く)または取り外すときに、整流板の他端側(前端側)を挟持するフード部側のネジ部を緩めてその挟持状態を解除して整流板をフード部の前方側(キッチン側)に引くように移動操作させた際の勢いで、整流板の軸部材がフード部の吊り金具の第1支持部に受け止め掛合(支持)されることなく、当該第1支持部を越えて前方開放の吊り金具から外れてしまって整流板を加熱調理器などの上に落下させてしまうおそれがあり、その改善が望まれていた。
また、従来技術では、整流板を回動(揺動)させた状態でのフード部内の清掃中に、整流板の軸部材(第1支持金具)が吊り金具から外れて整流板が不用意に落下しないように防ぐ落下防止部材(第2支持金具)を整流板の一端側(後端側)に備える必要があるなどから、フード部に回動可能で、かつ、着脱自在に取り付け支持される整流板の一端側は構造の複雑化を招き、ひいては、加工する部品点数などから生産コストの高騰を招く問題があった。
また、構造が複雑であるが故に、整流板をフード部から取り外してのシンクなどにおいて丸洗いするときに、邪魔になるなどの取扱い性の面においても改善が望まれていた。
そこで、本発明は、前記課題を解消するために創案されたものであり、フード部の前後方向への移動操作によって整流板が回動可能で、かつ、着脱可能に取り付け支持されているレンジフードであって、整流板の着脱操作中やフード部内などの拭き取り清掃中において、整流板を落下させるなどのおそれがない整流板の取付け構造を備えたレンジフードを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明に係るレンジフードでは少なくとも以下の構成を具備している。
すなわち、本発明は、空気を吸気する開口部を有するフード部と、前記開口部の縁部との間に、前記空気の吸込み風速を増速させる吸込み隙間を形成する整流板と、前記フード部に、前記整流板の一端側を着脱、かつ、回動可能に支持する第1支持部と、前記整流板の他端側を着脱可能に支持する第2支持部とを備え、前記第1支持部は、第1掛合部材と、該第1掛合部材と掛合する第1被掛合部材とを備え、前記第1掛合部材は、前記整流板を前記フード部に取り付けたときに、前記第1被掛合部材を掛合する掛止部と、該掛止部に連設して、前記整流板を回動させるときに、前記第1被掛合部材を回動可能に保持する保持部とを備えていることを特徴とする。
ここで、前記第1掛合部材は、前記フード部に備えられ、前記第1被掛合部材は、前記整流板に備えられている構成、また、前記第2支持部は、第2掛合部材と、前記整流板の板面と略平行な方向であって、前記1支持部から遠ざかるまたは近づく方向に、前記第2掛合部材に対して相対的に移動する第2被掛合部材とを備え、前記第1掛合部材は、さらに前記保持部から前記フード部に延設されて該フード部に取り付けられる取付片部と、該取付片部と前記掛止部との間に、前記整流板を前記フード部から着脱するときに前記第1被掛合部材を出し入れするための着脱開口部とを備えている構成、を採用することが好適なものとなる。
また、前記第2支持部の前記第2掛合部材は、軸部より径が大きい頭部を有する係止ネジであり、前記第2支持部の前記第2被掛合部材は、前記係止ネジの前記軸部より径が大きく、かつ、前記頭部より径が小さい小径孔部と前記頭部より径が大きい大径孔部とを連設させた略ダルマ形状の前記整流板に設けられる係止孔であり、前記小径孔部は、前記大径孔部より前記第1支持部から遠い方に設けられて、前記係止ネジの頭部と前記小径孔部の周縁部との係合することにより、前記整流板が前記フード部に取り付けられ、前記整流板が、板面と略平行に、前記第1支持部から遠ざかる方向に移動することにより、前記係止孔の前記大径孔部が前記係止ネジの前記頭部の位置に相対的に移動し、前記整流板が前記フード部から着脱される構成、さらに、前記係止孔の前記小径孔部の前記第1支持部から最も離れた部分で、前記係止ネジの前記頭部と前記小径孔部の周縁部とが係合した場合に、前記掛止部に前記第1被掛合部材が掛合する構成、を採用することが好適なものとなる。
本発明によれば、整流板を回動(フード部の開口部を開く)または取り外すとき、整流板の他端側(前側)をフード部に着脱可能に支持する第2支持部を構成する第2掛合部材と第2被掛合部材とによる整流板の掛合支持を解除し、整流板を板面と略平行な方向(第2被掛合部材を第1支持部から遠ざける方向)に移動操作させることで、第1支持部を構成するフード部側の第1掛合部材の掛止部に掛脱可能に掛合されている第1被掛合部材が掛止部に連設されている保持部へと移行されて当該保持部に受け止め掛合(支持)される。このとき、整流板を移動させるときの勢いで、整流板側の第1被掛合部材がフード部側の第1掛合部材の保持部を受け止め掛合されずに第1掛合部材から外れることなく、保持部に確実に受け止め保持される。
つまり、第1被掛合部材は、保持部からフード部に延設されて該フード部に取り付けられる取付片部によって受け止められて、第1掛合部材から離脱が阻止される。これにより、整流板を回動または取り外すときの移動操作によって、従来技術のように、落下させるおそれを確実に防ぐことができる。
また、本発明によれば、整流板を回動させた状態で、整流板側の第1被掛合部材は、第1掛合部材の掛止部と、フード部に延設されて該フード部に取り付けられる取付片部との間において設けられている保持部によって脱落不能に保持されていることで、整流板を回動させてフード部の開口部を開いた状態でのフード部内などの拭き取り清掃中においても整流板を落下させるなどのおそれを確実に防ぐことができる。
つまり、従来技術のように、整流板を回動させた状態で、整流板が不用意に落下することを防ぐための落下防止部材を付加するなどの構造の複雑化と生産コストの高騰を招く付加部材を必要とせずに、整流板の不用意な落下を防ぐことができる。
整流板をフード部に取り付け支持させた状態で示す本発明の実施形態に係るレンジフードの縦断側面図である 整流板を回動させてフード部の開口部を開いた状態で示す同縦断側面図である。 整流板の一例を示す斜視図である。 第1支持部を構成する第1掛合部材と第1被掛合部材の一例を示す斜視図である。 フード部の開口部への整流板の取り付け支持とその着脱を説明する説明図であり、(a)は、整流板をフード部に取り付け支持させた状態を示し、(b)は、整流板をフード部から着脱するときの状態を示す。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、整流板をフード部に取り付け支持させた状態で示す本発明の実施形態に係るレンジフードの縦断側面図である。
図1において、フード部1および整流板3の前方側(前端側)は紙面左側のキッチンK側であり、その後方側(後端側)は紙面右側のキッチン壁面K1側である。
≪レンジフードの構成≫
レンジフードAは、図示省略の加熱調理器の上方に位置して設置されて、キッチンK内の空気、つまり、加熱調理中に発生する油煙、水蒸気、廃ガスなどの汚染物質が含まれている汚染空気を吸込み捕集して図示省略の排気ダクトを通して屋外などに排気するように構成されている。
このレンジフードAは、図1に示すように、薄型(平型)のフード部1の上に排気装置2を設置して構成されている。
≪フード部の構成≫
フード部1は、底面視で略四角形状に開口する開口部(捕獲空間)Mを有する扁平箱型に形成されている。そして、フード部1は、開口部Mの開口縁部との間に吸込み隙間Sを形成するように整流板3を備えている。
これにより、レンジフードAの運転中に吸込み隙間Sに作用する増速された吸込み風速によって、汚染空気が吸込み隙間Sから開口部M内に勢い良く吸気されるようにしている。つまり、調理中に、加熱調理器や調理鍋などから舞い上がってくる汚染空気をキッチン天井K2側などに拡散取り逃がすことなく、整流板3に沿って吸込み隙間Sから開口部M内に効率よく、確実に吸い込み捕集されるようにしている。
≪整流板の構成≫
図3は、本実施形態に係る整流板を示す斜視図である。ここでは、図1および図2を適宜参照しながら説明する。
整流板3は、平板状でフード部1の開口部Mの下向き開口形状よりも一回りほど小さめの底面視で略四角形状に形成されている。
そして、このように形成されている整流板3は、図1に示すように、フード部1の開口部Mにおける前後部位において第1支持部4および第2支持部5によって着脱可能に取り付け支持され、キッチンK側への移動操作によって第2支持部5による支持が解除され、第1支持部4により回動可能で、かつ、着脱可能に取り付け支持されるようになっている。
これにより、開口部Mの内面に付着している油脂分や整流板3の裏面側(内側)に付着している油脂分などの汚れを拭き取る清掃を行うときなどにおいて、図2に示すように、第1支持部4に掛合支持させた状態で整流板3をキッチン壁面K−1側に下向きに回動させることで、整流板3をフード部1から取り外すことなく、開口部Mを開くことができるようにしている。また、整流板3をシンクなどにおいて丸洗いするときなどには第1支持部4による支持状態を解除することでフード部1から適宜取り外すことができるようになっている。
≪第1支持部の構成≫
図4は、第1支持部を示す斜視図である。ここでは、図1を適宜参照しながら説明する。
第1支持部4は、整流板3の一端側(以後、後端側と称する)を、開口部Mの開口一辺側(以後、後側と称する)において回動可能で、かつ、着脱可能に取り付け支持するものである。
この第1支持部4は、フード部1側に設けられる第1掛合部材6と、整流板3側に設けられて第1掛合部材6に掛脱可能に掛合される第1被掛合部材7とから構成されている。
≪第1掛合部材の構成≫
第1掛合部材6は、図1に示すように、整流板3をフード部1に取り付け支持させたとき、第1被掛合部材の後記する回動軸部が掛脱可能に掛合される掛止部8と、この掛止部8に連設して、図2に示すように、整流板3を下向きに回動させるときに、回動軸部を回動可能に保持する保持部9とを備えている。
また、第1掛合部材6は、図1および図4の(a)に示すように、保持部9からフード部1の方向に向けて側面視で斜め横向きの略L字形状に延設させた取付片部10を備えている。この取付片部10の開放端側には固定部11が外向き(上向き)に折り曲げ備えられており、図1に示すように、止めネジ12によって開口部Mの壁部に取り付けることで、フード部1に配設されるように形成されている。
掛止部8は、図1および図4の(a)に示すように、フード部1の前方に向けた斜め上向きの略半円形状に形成されて、整流板3がフード部1の開口部Mに略水平状態にて取り付け支持されるときに、第1被掛合部材7の回動軸部15が掛脱可能に掛合されるようになっている。
保持部9は、図1および図4の(a)に示すように、掛止部8よりもフード部1の前方側で斜め下方に位置して上向きの略半円形状に形成されて、図2に示すように、整流板3が下向きの回動されるときに、第1被掛合部材7の回動軸部が回動可能に掛合されるようになっている。
この保持部9は、フード部1の後方に向けた斜め上方位置において連設存在する掛止部8と、フード部1に向けて延設されて取り付けられる取付片部10との間において形成されていることで、第1被掛合部材7の回動軸部を脱落不能に掛合保持する。つまり、図2に示すように、下向きに回動された整流板3が、フード部1内などの拭き取り清掃中において不用意に落下するなどのおそれを確実に防ぐ。
また、第1掛合部材6は、図1および図4の(a)に示すように、取付片部10と掛止部8との間に着脱開口部13を備えている。
着脱開口部13は、整流板3側に設けられる第1被掛合部材7の回動軸部を、第1掛合部材6の取付片部10と、掛止部8および保持部9との間に対して出し入れするための開口であり、取付片部10と掛止部8との間において、回動軸部の軸径よりも大きめの開口幅にてフード部1の後方側に向けた略斜め上向き開口状に形成される。
≪第1被掛合部材の構成≫
ここでは、図3を適宜参照しながら説明する。
第1被掛合部材7は、図3に示すように、整流板3の後端側左右において配設されるものであり、側面視で略L字形状の取付部14と、二股に分かれている取付部14の二股上端間にわたり設けられる回動軸部15とから形成されている。
回動軸部15は、所望の軸径にて取付部14の二股上端間にわたり曲げ加工によって取付部14に一体に形成されて、第1掛合部材6の掛止部8に対して掛脱可能に掛合され、保持部9に対して回動可能に保持されるようになっている。
≪第2支持部の構成≫
第2支持部5は、整流板3の他端側(以後、前端側と称する)を、開口部Mの開口他辺側(以後、前側と称する)において移動可能で、かつ、着脱可能に取り付け支持するものである。
この第2支持部5は、フード部1側に備えられる第2掛合部材と、整流板3の板面と略平行な方向であって、第1支持部4から遠ざかるまたは近づく方向に、第2掛合部材に対して相対的に移動する整流板3側に備えられる第2被掛合部材とから構成されている。
≪第2掛合部材および第2被掛合部材の構成≫
第2掛合部材は、フード部1側に取付脚18を介して備えられる係止ネジ16であり、第2被掛合部材は、整流板3側に設けられる略ダルマ形状の係止孔17である。
≪係止ネジの構成≫
係止ネジ16は、ネジ部(軸部)16aと、このネジ部16aより径が大きい頭部(摘み部)16bとからなり、フード部1の開口部Mの前側左右において配設される取付脚18にねじ込み備えられて、整流板3の前端側を取付脚18と協働して係止孔17の前後開口範囲内でキッチンK側とキッチン壁面K1側との前後方向に移動可能で、かつ、着脱可能に挟持するように形成されている。
また、係止ネジ16は、ドライバやその他の締付け工具を使用することなく、素手で摘んで締付けることができるように、頭部16bの外周面にローレットやその他の滑り止めが施されている。
≪係止孔の構成≫
ここでは、図3を適宜参照しながら説明する。
係止孔17は、図3に示すように、整流板3の前端側左右に配設されるものであり、係止ネジ16のネジ部16aより径が大きく、かつ、頭部16bより径が小さい小径孔部17aと、頭部16bより径が大きい大径孔部17bとを連設させた平面視で略ダルマ形状に形成されている。
小径孔部17aは、図3に示すように、大径孔部17bより第1支持部4から遠い方(図1に示すキッチンK側)に、大径孔部17bに連設されて設けられて、後記の図5の(a)に示すように、係止ネジ16の頭部16bと取付脚18との間で挟持されることにより、整流板3をフード部1に取り付け支持する。そして、整流板3が、図5の(b)に示すように、第1支持部4から遠ざかる方向(図1に示すキッチンK側)に操作移動されることにより、係止孔17の大径孔部17bが係止ネジ16の頭部16bの位置に相対的に移動し、整流板3の挟持状態が解除されて回動または取り外されるようになっている。
[作用説明]
図5は、フード部の開口部への整流板の取り付け支持とその着脱を説明する説明図である。ここでは、図1および図2を適宜参照しながら説明する。
以上のように構成されている第1支持部4および第2支持部5を適用させて整流板3をフード部1の開口部Mに取り付け支持させてなる本実施形態に係るレンジフードAによれば、図1および図5の(a)に示すように、整流板3がフード部1の開口部Mに略水平に取り付け支持されている状態では、第1支持部4を構成する整流板3側の第1被掛合部材7の回動軸部15は、フード部1側の第1掛合部材6の掛止部8に掛脱可能に掛合される。
そして、第2支持部5を構成するフード部1側の係止ネジ16の締め付け状態を緩め、整流板3をキッチンK側に操作移動されることにより、図5の(b)に示すように、係止孔17の大径孔部17bが係止ネジ16の頭部16bの位置に相対的に移動し、整流板3の挟持状態が解除されるとともに、フード部1側の第1掛合部材6の掛止部8に掛脱可能に掛合されていた整流板3側の第1被掛合部材7の回動軸部15は、掛止部8から保持部9側へと移行し当該保持部9に回動可能に保持される。このとき、整流板3をキッチンK側に移動させるときの勢いで、整流板3側の第1被掛合部材7の回動軸部15がフード部1側の第1掛合部材6の保持部9を受け止め掛合されずに第1掛合部材6から外れることなく、保持部9に確実に受け止め保持される。つまり、整流板3のキッチンK側への移動操作により回動軸部15が掛止部8から保持部9側に移行されるとき、保持部9からフード部1に向けて延設されている取付片部10によって回動軸部15は第1掛合部材6に受け止められる。
これにより、整流板3を図2に示すように下向きに回動させてフード部1の開口部Mを開くことができる。
以上、本発明の実施形態の具体例を詳細に説明したが、前記詳述の実施形態は例示にすぎなく、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術事項には、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更などしたものであっても含まれるものである。
例えば、第1支持部を構成する第1被掛合部材の回動軸部を片持ち支持として、第1掛合部材と第1被掛合部材とが摺動することにより、整流板3が板面と略平行な方向に移動してフード部1から着脱される構成とすることができる。
この場合、複数の第1被掛合部材の回動軸部の片持ち支持は、同じ向き方向とし、整流板を回動軸部の軸方向に移動することでフード部から取り外すことができる。
また、第1支持部を構成する第1掛合部材を整流板3側に、第1被掛合部材をフード部1側に備えることができる。
A レンジフード
1 フード部
2 排気装置
3 整流板
4 第1支持部
5 第2支持部
6 第1掛合部材
7 第1被掛合部材
8 掛止部
9 保持部
10 取付片部
13 着脱開口部
15 回動軸部
16 止めネジ(第2掛合部材)
16a ネジ部(軸部)
16b 頭部
17 ネジ孔(第2被掛合部材)
17a 小径孔部
17b 大径孔部

Claims (5)

  1. 空気を吸気する開口部を有するフード部と、
    前記開口部の縁部との間に、前記空気の吸込み風速を増速させる吸込み隙間を形成する整流板と、
    前記フード部に、前記整流板の一端側を着脱可能で、かつ、回動可能に支持する第1支持部と、前記整流板の他端側を着脱可能に支持する第2支持部と、を備え、
    前記第1支持部は、第1掛合部材と、該第1掛合部材と掛合する第1被掛合部材と、を備え、
    前記第1掛合部材は、前記整流板を前記フード部に取り付けたときに、前記第1被掛合部材を掛合する掛止部と、該掛止部に連設して、前記整流板を回動させるときに、前記第1被掛合部材を回動可能に保持する保持部と、を備えていることを特徴とするレンジフード。
  2. 前記第1掛合部材は、前記フード部に備えられ、前記第1被掛合部材は、前記整流板に備えられていることを特徴とする請求項1に記載のレンジフード。
  3. 前記第2支持部は、第2掛合部材と、前記整流板の板面と略平行な方向であって、前記第1支持部から遠ざかるまたは近づく方向に、前記第2掛合部材に対して相対的に移動する第2被掛合部材と、を備え、
    前記第1掛合部材は、さらに前記保持部から前記フード部に延設されて該フード部に取り付けられる取付片部と、該取付片部と前記掛止部との間に、前記整流板を前記フード部から着脱するときに前記第1被掛合部材を出し入れするための着脱開口部と、を備えていることを特徴とする請求項2に記載のレンジフード。
  4. 前記第2支持部の前記第2掛合部材は、軸部より径が大きい頭部を有する係止ネジであり、
    前記第2支持部の前記第2被掛合部材は、前記係止ネジの前記軸部より径が大きく、かつ、前記頭部より径が小さい小径孔部と前記頭部より径が大きい大径孔部とを連設させた略ダルマ形状の前記整流板に設けられる係止孔であり、
    前記小径孔部は、前記大径孔部より前記第1支持部から遠い方に設けられて、前記係止ネジの頭部と前記小径孔部の周縁部との係合することにより、前記整流板が前記フード部に取り付けられ、
    前記整流板が、板面と略平行に、前記第1支持部から遠ざかる方向に移動することにより、前記係止孔の前記大径孔部が前記係止ネジの前記頭部の位置に相対的に移動し、前記整流板が前記フード部から着脱されることを特徴とする請求項3に記載のレンジフード。
  5. 前記係止孔の前記小径孔部の前記第1支持部から最も離れた部分で、前記係止ネジの前記頭部と前記小径孔部の周縁部とが係合した場合に、前記掛止部に前記第1被掛合部材が掛合することを特徴とする請求項4に記載のレンジフード。
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