JPH08303829A - レンジフード - Google Patents
レンジフードInfo
- Publication number
- JPH08303829A JPH08303829A JP7127540A JP12754095A JPH08303829A JP H08303829 A JPH08303829 A JP H08303829A JP 7127540 A JP7127540 A JP 7127540A JP 12754095 A JP12754095 A JP 12754095A JP H08303829 A JPH08303829 A JP H08303829A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- plate
- support
- range hood
- suction port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケーシング内に排気用ファンが配設され、ケ
ーシング底壁に排気用吸い込み口が形成され、ケーシン
グ内に且つ排気用吸い込み口上方に整流板が配設され、
整流板の周囲に、排気用吸い込み口と排気用ファンとの
間の連通路を構成する狭幅の環状流路が形成されたレン
ジフードであって、ケーシング内部の清掃を容易に行え
るレンジフードを提供する。 【構成】 底壁に排気用吸い込み口が形成されたケーシ
ングと、ケーシング内に且つ排気用吸い込み口の上方に
配設された整流板と、ケーシング内に且つ整流板の上方
に配設された排気用ファンとを備え、整流板の周囲に、
排気用吸い込み口と排気用ファンとの間の連通路を構成
する狭幅の環状流路が形成され、整流板は揺動可能に、
且つ着脱可能にケーシングに取り付けられている。
ーシング底壁に排気用吸い込み口が形成され、ケーシン
グ内に且つ排気用吸い込み口上方に整流板が配設され、
整流板の周囲に、排気用吸い込み口と排気用ファンとの
間の連通路を構成する狭幅の環状流路が形成されたレン
ジフードであって、ケーシング内部の清掃を容易に行え
るレンジフードを提供する。 【構成】 底壁に排気用吸い込み口が形成されたケーシ
ングと、ケーシング内に且つ排気用吸い込み口の上方に
配設された整流板と、ケーシング内に且つ整流板の上方
に配設された排気用ファンとを備え、整流板の周囲に、
排気用吸い込み口と排気用ファンとの間の連通路を構成
する狭幅の環状流路が形成され、整流板は揺動可能に、
且つ着脱可能にケーシングに取り付けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレンジフードに関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、ケーシング内に排気
用ファンが配設され、ケーシング底壁に排気用吸い込み
口が形成され、ケーシング内に且つ排気用吸い込み口上
方に整流板が配設され、整流板の周囲に、排気用吸い込
み口と排気用ファンとの間の連通路を構成する狭幅の環
状流路が形成されたレンジフードが従来から知られてい
る。
用ファンが配設され、ケーシング底壁に排気用吸い込み
口が形成され、ケーシング内に且つ排気用吸い込み口上
方に整流板が配設され、整流板の周囲に、排気用吸い込
み口と排気用ファンとの間の連通路を構成する狭幅の環
状流路が形成されたレンジフードが従来から知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5のレンジフードに
は、整流板が内部仕切壁等の構造部材にネジ止めされて
いるために、ケーシング内部の清掃に際して、整流板を
完全に取り外す必要があり、ケーシング内の清掃に手間
がかかるという問題があった。本発明は上記の問題点に
鑑みてなされたものであり、ケーシング内に排気用ファ
ンが配設され、ケーシング底壁に排気用吸い込み口が形
成され、ケーシング内に且つ排気用吸い込み口上方に整
流板が配設され、整流板の周囲に、排気用吸い込み口と
排気用ファンとの間の連通路を構成する狭幅の環状流路
が形成されたレンジフードであって、ケーシング内部の
清掃を容易に行えるレンジフードを提供することを目的
とする。
は、整流板が内部仕切壁等の構造部材にネジ止めされて
いるために、ケーシング内部の清掃に際して、整流板を
完全に取り外す必要があり、ケーシング内の清掃に手間
がかかるという問題があった。本発明は上記の問題点に
鑑みてなされたものであり、ケーシング内に排気用ファ
ンが配設され、ケーシング底壁に排気用吸い込み口が形
成され、ケーシング内に且つ排気用吸い込み口上方に整
流板が配設され、整流板の周囲に、排気用吸い込み口と
排気用ファンとの間の連通路を構成する狭幅の環状流路
が形成されたレンジフードであって、ケーシング内部の
清掃を容易に行えるレンジフードを提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、底壁に排気用吸い込み口が形成
されたケーシングと、ケーシング内に且つ排気用吸い込
み口の上方に配設された整流板と、ケーシング内に且つ
整流板の上方に配設された排気用ファンとを備え、整流
板の周囲に、排気用吸い込み口と排気用ファンとの間の
連通路を構成する狭幅の環状流路が形成され、整流板は
揺動可能に、且つ着脱可能にケーシングに取り付けられ
ていることを特徴とするレンジフードを提供する。
に、本発明においては、底壁に排気用吸い込み口が形成
されたケーシングと、ケーシング内に且つ排気用吸い込
み口の上方に配設された整流板と、ケーシング内に且つ
整流板の上方に配設された排気用ファンとを備え、整流
板の周囲に、排気用吸い込み口と排気用ファンとの間の
連通路を構成する狭幅の環状流路が形成され、整流板は
揺動可能に、且つ着脱可能にケーシングに取り付けられ
ていることを特徴とするレンジフードを提供する。
【0005】本発明の好ましい態様においては、所定揺
動角度範囲で着脱可能にケーシングに取り付けられてい
る。本発明の好ましい態様においては、整流板は軸部材
と係止片とを有し、ケーシングには整流板の軸部材と着
脱可能に係合し整流板を揺動可能に支持する第1支持部
と、所定角度を超える整流板の揺動範囲において整流板
の係止片と係合して整流板のケーシングからの取り外し
を阻止する係止部とを有する支持部材が取り付けられて
いる。本発明の好ましい態様においては、支持部材は整
流板の軸部材と係合し整流板を支持する第2支持部を有
し、第1支持部と第2支持部とはなだらかな形状を有す
る連載部によって連結されており、レンジフードは、更
に、整流板の軸部材が支持部材の第2支持部と係合した
状態にある時に整流板をケーシングに固定し、整流板の
軸部材が支持部材の第1支持部と係合した状態にある時
にケーシングへの整流板の固定を解除する固定部材を備
える。本発明の好ましい態様においては、連結部は、中
間に最高点が形成されたヘ字型形状を有する。本発明の
好ましい態様においては、レンジフードは、整流板がケ
ーシングに固定された状態にある時に、整流板の軸部材
が支持部材の第2支持部から第1支持部ヘ移動するのを
阻止する移動阻止部材を備える。本発明の好ましい態様
においては、支持部材の第2支持部は第1支持部の上方
に位置決めされている。
動角度範囲で着脱可能にケーシングに取り付けられてい
る。本発明の好ましい態様においては、整流板は軸部材
と係止片とを有し、ケーシングには整流板の軸部材と着
脱可能に係合し整流板を揺動可能に支持する第1支持部
と、所定角度を超える整流板の揺動範囲において整流板
の係止片と係合して整流板のケーシングからの取り外し
を阻止する係止部とを有する支持部材が取り付けられて
いる。本発明の好ましい態様においては、支持部材は整
流板の軸部材と係合し整流板を支持する第2支持部を有
し、第1支持部と第2支持部とはなだらかな形状を有す
る連載部によって連結されており、レンジフードは、更
に、整流板の軸部材が支持部材の第2支持部と係合した
状態にある時に整流板をケーシングに固定し、整流板の
軸部材が支持部材の第1支持部と係合した状態にある時
にケーシングへの整流板の固定を解除する固定部材を備
える。本発明の好ましい態様においては、連結部は、中
間に最高点が形成されたヘ字型形状を有する。本発明の
好ましい態様においては、レンジフードは、整流板がケ
ーシングに固定された状態にある時に、整流板の軸部材
が支持部材の第2支持部から第1支持部ヘ移動するのを
阻止する移動阻止部材を備える。本発明の好ましい態様
においては、支持部材の第2支持部は第1支持部の上方
に位置決めされている。
【0006】
【作用】本発明に係るレンジフードは台所等のレンジの
上方に配設される。レンジで発生した汚染空気は、レン
ジ上方の排気用吸い込み口からレンジフード内へ吸引さ
れ、排気用ファンと排気ダクトとを経て、屋外へ排出さ
れる。ケーシング内に且つ排気用吸い込み口の上方に整
流板が配設され、整流板の周囲に、排気用吸い込み口と
排気用ファンとの間の連通路を構成する狭幅の環状流路
が形成されているので、汚染空気は該狭幅の環状流路ヘ
高速で流入する。この結果、ケーシング側方への汚染空
気の溢流が抑制され、排気用吸い込み口を介する汚染空
気の捕獲率が向上する。
上方に配設される。レンジで発生した汚染空気は、レン
ジ上方の排気用吸い込み口からレンジフード内へ吸引さ
れ、排気用ファンと排気ダクトとを経て、屋外へ排出さ
れる。ケーシング内に且つ排気用吸い込み口の上方に整
流板が配設され、整流板の周囲に、排気用吸い込み口と
排気用ファンとの間の連通路を構成する狭幅の環状流路
が形成されているので、汚染空気は該狭幅の環状流路ヘ
高速で流入する。この結果、ケーシング側方への汚染空
気の溢流が抑制され、排気用吸い込み口を介する汚染空
気の捕獲率が向上する。
【0007】本発明においては、整流板を揺動させるこ
とにより、整流板を取り外すことなくケーシング内部と
整流板とを容易に清掃することができる。また整流板を
取り外してケーシング内をより十分に清掃し、或いは整
流板を十分に清掃することができる。
とにより、整流板を取り外すことなくケーシング内部と
整流板とを容易に清掃することができる。また整流板を
取り外してケーシング内をより十分に清掃し、或いは整
流板を十分に清掃することができる。
【0008】整流板が所定揺動角度範囲で着脱可能にケ
ーシングに取り付けられている場合には、整流板を所定
揺動角度を超えて揺動させ、整流板の取り外しを不可能
とすることにより、ケーシング内の清掃中に、整流板が
外れて落下する事態の発生が防止される。他方、整流板
を所定角度範囲で揺動させ、整流板を取り外してケーシ
ング内をより十分に清掃し、或いは整流板を十分に清掃
することができる。
ーシングに取り付けられている場合には、整流板を所定
揺動角度を超えて揺動させ、整流板の取り外しを不可能
とすることにより、ケーシング内の清掃中に、整流板が
外れて落下する事態の発生が防止される。他方、整流板
を所定角度範囲で揺動させ、整流板を取り外してケーシ
ング内をより十分に清掃し、或いは整流板を十分に清掃
することができる。
【0009】整流板が軸部材と係止片とを有し、ケーシ
ングに整流板の軸部材と着脱可能に係合し整流板を揺動
可能に支持する第1支持部と、所定角度を超える整流板
の揺動範囲において整流板の係止片と係合して整流板の
ケーシングからの取り外しを阻止する係止部とを有する
支持部材が取り付けられることにより、整流板の揺動
と、所定揺動角度範囲での整流板の取り外しが可能とな
る。
ングに整流板の軸部材と着脱可能に係合し整流板を揺動
可能に支持する第1支持部と、所定角度を超える整流板
の揺動範囲において整流板の係止片と係合して整流板の
ケーシングからの取り外しを阻止する係止部とを有する
支持部材が取り付けられることにより、整流板の揺動
と、所定揺動角度範囲での整流板の取り外しが可能とな
る。
【0010】支持部材が整流板の軸部材と係合し整流板
を支持する第2支持部を有し、第1支持部と第2支持部
とがなだらかな形状を有する連結部によって連結され、
レンジフードが、更に、整流板の軸部材が支持部材の第
2支持部と係合した状態にある時に整流板をケーシング
に固定し、整流板の軸部材が支持部材の第1支持部と係
合した状態にある時にケーシングへの整流板の固定を解
除する固定部材を備える場合には、整流板の軸部材を支
持部材の連結部に沿って移動させることにより、整流板
を固定状態から揺動可能状態へ、或いは揺動可能状態か
ら固定状態へ容易に移行させることができる。また、整
流板が固定状態から直ちに揺動可能状態に移行する事態
が防止され、ひいては、レンジフードの作動中に振動等
により整流板が揺動して排気用吸い込み口が全面的に開
放され、レンジフードの機能が低下する事態の発生が防
止される。
を支持する第2支持部を有し、第1支持部と第2支持部
とがなだらかな形状を有する連結部によって連結され、
レンジフードが、更に、整流板の軸部材が支持部材の第
2支持部と係合した状態にある時に整流板をケーシング
に固定し、整流板の軸部材が支持部材の第1支持部と係
合した状態にある時にケーシングへの整流板の固定を解
除する固定部材を備える場合には、整流板の軸部材を支
持部材の連結部に沿って移動させることにより、整流板
を固定状態から揺動可能状態へ、或いは揺動可能状態か
ら固定状態へ容易に移行させることができる。また、整
流板が固定状態から直ちに揺動可能状態に移行する事態
が防止され、ひいては、レンジフードの作動中に振動等
により整流板が揺動して排気用吸い込み口が全面的に開
放され、レンジフードの機能が低下する事態の発生が防
止される。
【0011】連結部が中間に最高点が形成されたヘ字型
形状を有する場合には、整流板の軸部材の第1支持部と
第2支持部との間での移動が抑制され、レンジフードの
作動中に振動等により整流板が揺動する事態の発生がよ
り確実に防止される。
形状を有する場合には、整流板の軸部材の第1支持部と
第2支持部との間での移動が抑制され、レンジフードの
作動中に振動等により整流板が揺動する事態の発生がよ
り確実に防止される。
【0012】レンジフードが、整流板がケーシングに固
定された状態にある時に、整流板の軸部材が支持部材の
第2支持部から第1支持部ヘ移動するのを阻止する移動
阻止部材を備える場合には、レンジフードの作動中に振
動等により整流板が揺動する事態の発生がより確実に防
止される。
定された状態にある時に、整流板の軸部材が支持部材の
第2支持部から第1支持部ヘ移動するのを阻止する移動
阻止部材を備える場合には、レンジフードの作動中に振
動等により整流板が揺動する事態の発生がより確実に防
止される。
【0013】支持部材の第2支持部が第1支持部の上方
に位置決めされている場合には、整流板を上方に押し上
げ、ケーシング内の部材に押しつけて固定することが可
能となる。これにより、レンジフードが作動している時
に整流板が振動し、騒音等が発生する事態が防止され
る。
に位置決めされている場合には、整流板を上方に押し上
げ、ケーシング内の部材に押しつけて固定することが可
能となる。これにより、レンジフードが作動している時
に整流板が振動し、騒音等が発生する事態が防止され
る。
【0014】
【実施例】本発明の実施例に係るレンジフードを図1〜
4に基づいて説明する。図1、2に示すように、レンジ
フード1は、主吸い込み口2aと副吸い込み口2bとを
有する両面吸い込み遠心ファン2と、遠心ファン2を収
容する箱型のケーシング3とを備えている。ケーシング
3の底壁3aに局所排気用吸い込み口4が形成され、ケ
ーシング3の前部側壁3bに全体換気用吸い込み口5が
形成されている。
4に基づいて説明する。図1、2に示すように、レンジ
フード1は、主吸い込み口2aと副吸い込み口2bとを
有する両面吸い込み遠心ファン2と、遠心ファン2を収
容する箱型のケーシング3とを備えている。ケーシング
3の底壁3aに局所排気用吸い込み口4が形成され、ケ
ーシング3の前部側壁3bに全体換気用吸い込み口5が
形成されている。
【0015】遠心ファン2は、第1フィルター6を介し
て局所排気用吸い込み口4に連通し、第2フィルター7
を介して全体換気用吸い込み口5に連通する排気合流室
8内に配設されている。局所排気用吸い込み口4と第1
フィルター6との間の流路と、全体換気用吸い込み口5
と第2フィルター7との間の流路とは、ケーシング底壁
3aに固定され後方且つ上方へ延びる第1局部仕切壁9
aによって仕切られている。第1フィルター6の後端と
ケーシングの後部側壁3cとの間の隙間は、ケーシング
後部側壁3cに固定され前方へ延びる第2局部仕切壁9
bによって閉鎖されている。
て局所排気用吸い込み口4に連通し、第2フィルター7
を介して全体換気用吸い込み口5に連通する排気合流室
8内に配設されている。局所排気用吸い込み口4と第1
フィルター6との間の流路と、全体換気用吸い込み口5
と第2フィルター7との間の流路とは、ケーシング底壁
3aに固定され後方且つ上方へ延びる第1局部仕切壁9
aによって仕切られている。第1フィルター6の後端と
ケーシングの後部側壁3cとの間の隙間は、ケーシング
後部側壁3cに固定され前方へ延びる第2局部仕切壁9
bによって閉鎖されている。
【0016】ケーシング3内に且つ局所排気用吸い込み
口4の上方に、下端が開放された照明ボックス10が配
設されている。照明ボックス10は、ケーシング後部側
壁3cから隙間を隔てて配設されている。照明ボックス
10は第2局部仕切壁9bに固定されている。
口4の上方に、下端が開放された照明ボックス10が配
設されている。照明ボックス10は、ケーシング後部側
壁3cから隙間を隔てて配設されている。照明ボックス
10は第2局部仕切壁9bに固定されている。
【0017】ケーシング3内に、且つ局所排気用吸い込
み口4の上方に、照明ボックスとは別体の整流板12が
配設されている。整流板12は、排気合流室8の外部
に、第1フィルター6に対峙して配設されている。整流
板12とケーシング3の囲壁との間に、環状の狭幅の流
路13が形成されている。整流板12は照明ボックス1
0の下端に押しつけられている。整流板12の、照明ボ
ックス直下の部位に、開口14aと開口14aを閉鎖す
る、透明又は半透明の蓋部材14bとから構成される透
光部14が形成されている。
み口4の上方に、照明ボックスとは別体の整流板12が
配設されている。整流板12は、排気合流室8の外部
に、第1フィルター6に対峙して配設されている。整流
板12とケーシング3の囲壁との間に、環状の狭幅の流
路13が形成されている。整流板12は照明ボックス1
0の下端に押しつけられている。整流板12の、照明ボ
ックス直下の部位に、開口14aと開口14aを閉鎖す
る、透明又は半透明の蓋部材14bとから構成される透
光部14が形成されている。
【0018】図3に示すように、照明ボックス10とケ
ーシング後部側壁3cとの間で、支持部材として、吊り
金具15が第2局部仕切壁9bの下面に固定されてい
る。吊り金具15は、上部が開放された略半円形断面の
第1支持部15aと、前部が開放された略半長円形断面
の第2支持部15bとを有している。第2支持部15b
は第1支持部15aの後方上方に位置決めされている。
第1支持部15aと第2支持部15bとは、なだらかな
形状を有し、中間に最高点15c1 が形成された「へ」
字型の接続部15cにより互いに連結されている。
ーシング後部側壁3cとの間で、支持部材として、吊り
金具15が第2局部仕切壁9bの下面に固定されてい
る。吊り金具15は、上部が開放された略半円形断面の
第1支持部15aと、前部が開放された略半長円形断面
の第2支持部15bとを有している。第2支持部15b
は第1支持部15aの後方上方に位置決めされている。
第1支持部15aと第2支持部15bとは、なだらかな
形状を有し、中間に最高点15c1 が形成された「へ」
字型の接続部15cにより互いに連結されている。
【0019】整流板12の後端部上面に、L字断面で上
端が二股に分かれた第1部分16aと、二股部の先端間
に掛け渡されて第1部分16aに固定された軸部材から
成る第2部分16bとを有する第1支持金具16が固定
されている。整流板12の後端に、端部に円形断面の係
止部17aが形成された第2支持金具17が固定されて
いる。第1支持金具16の第2部分16bは吊り金具1
5の第2支持部15bに嵌合し、第2支持部15bによ
って回動可能に支持されている。
端が二股に分かれた第1部分16aと、二股部の先端間
に掛け渡されて第1部分16aに固定された軸部材から
成る第2部分16bとを有する第1支持金具16が固定
されている。整流板12の後端に、端部に円形断面の係
止部17aが形成された第2支持金具17が固定されて
いる。第1支持金具16の第2部分16bは吊り金具1
5の第2支持部15bに嵌合し、第2支持部15bによ
って回動可能に支持されている。
【0020】図1、3に示すように、ケーシング3内の
前方部に、且つ局所排気用吸い込み口4の上方に、固定
金具18が配設され、ケーシング3の側壁に固定されて
いる。小径の螺子部19aと大径の摘み部19bとから
成る螺子19が固定金具18に螺着している。図1、3
に示すように、整流板12の前端部に、大径部20aと
大径部20aに連続して大径部20aの前方に配設され
た小径部20bとから成るだるま穴20が形成されてい
る。だるま穴20の大径部20aは、螺子19の摘み部
19bよりも大径に形成されている。整流板12の上面
には、だるま穴20の大径部20aの後方に、移動阻止
部材として、突起21が形成されている。固定金具1
8、螺子19、だるま穴20により、固定部材が構成さ
れている。螺子19の螺子部19aが、だるま穴20の
小径部20bを貫通し、突起21が固定金具18の後端
に当接した状態で、螺子19の摘み部19bと固定金具
18とが協働して、整流板12の前端部を挟持してい
る。
前方部に、且つ局所排気用吸い込み口4の上方に、固定
金具18が配設され、ケーシング3の側壁に固定されて
いる。小径の螺子部19aと大径の摘み部19bとから
成る螺子19が固定金具18に螺着している。図1、3
に示すように、整流板12の前端部に、大径部20aと
大径部20aに連続して大径部20aの前方に配設され
た小径部20bとから成るだるま穴20が形成されてい
る。だるま穴20の大径部20aは、螺子19の摘み部
19bよりも大径に形成されている。整流板12の上面
には、だるま穴20の大径部20aの後方に、移動阻止
部材として、突起21が形成されている。固定金具1
8、螺子19、だるま穴20により、固定部材が構成さ
れている。螺子19の螺子部19aが、だるま穴20の
小径部20bを貫通し、突起21が固定金具18の後端
に当接した状態で、螺子19の摘み部19bと固定金具
18とが協働して、整流板12の前端部を挟持してい
る。
【0021】整流板12は、第1支持金具16の第2部
分16bが吊り金具15の第2支持部15bに嵌まり込
んで第2支持部15bによって回動可能に支持され、前
端部が螺子19の摘み部19bと固定金具18とにより
挟持された状態で、略水平に、ケーシング3に固定され
ている。またこの状態で、前述のごとく、整流板12は
照明ボックス10の下端に押しつけられている。遠心フ
ァン2に接続された排気ダクト22が、ケーシング3の
外部へ延びている。レンジフード1は図示しない台所等
のレンジの上方に配設されている。
分16bが吊り金具15の第2支持部15bに嵌まり込
んで第2支持部15bによって回動可能に支持され、前
端部が螺子19の摘み部19bと固定金具18とにより
挟持された状態で、略水平に、ケーシング3に固定され
ている。またこの状態で、前述のごとく、整流板12は
照明ボックス10の下端に押しつけられている。遠心フ
ァン2に接続された排気ダクト22が、ケーシング3の
外部へ延びている。レンジフード1は図示しない台所等
のレンジの上方に配設されている。
【0022】レンジフード1の作動を説明する。台所等
のレンジで発生した上昇汚染空気流は、図2で2重矢印
で示すように、レンジ上方の局所排気用吸い込み口4か
らレンジフード1内へ吸引され、第1フィルター6を通
って、油のミストが除去された後、排気合流室8内へ流
入し、遠心ファン2と排気ダクト22とを経て、屋外へ
排出される。局所排気用吸い込み口4によって捕獲され
なかった残余の上昇汚染空気流は、図2で3重矢印で示
すように、レンジフード1のケーシング3の外面に沿っ
て上昇し、拡散する前に、局所排気用吸い込み口4に近
接してケーシング3の前部側壁3bに形成された全体換
気用吸い込み口5からレンジフード1内へ吸引され、第
2フィルター7を通って、油のミストが除去された後、
排気合流室内8へ流入し、局所排気用吸い込み口4を通
って排気合流室8内へ流入した汚染空気と合流した後、
遠心ファン2と排気ダクト22とを経て、屋外へ排出さ
れる。照明ボックス10内に収容されたランプの光は、
整流板12の照明ボックス直下の部位に形成された透光
部14を通って、レンジフード1の下方のレンジを照明
する。
のレンジで発生した上昇汚染空気流は、図2で2重矢印
で示すように、レンジ上方の局所排気用吸い込み口4か
らレンジフード1内へ吸引され、第1フィルター6を通
って、油のミストが除去された後、排気合流室8内へ流
入し、遠心ファン2と排気ダクト22とを経て、屋外へ
排出される。局所排気用吸い込み口4によって捕獲され
なかった残余の上昇汚染空気流は、図2で3重矢印で示
すように、レンジフード1のケーシング3の外面に沿っ
て上昇し、拡散する前に、局所排気用吸い込み口4に近
接してケーシング3の前部側壁3bに形成された全体換
気用吸い込み口5からレンジフード1内へ吸引され、第
2フィルター7を通って、油のミストが除去された後、
排気合流室内8へ流入し、局所排気用吸い込み口4を通
って排気合流室8内へ流入した汚染空気と合流した後、
遠心ファン2と排気ダクト22とを経て、屋外へ排出さ
れる。照明ボックス10内に収容されたランプの光は、
整流板12の照明ボックス直下の部位に形成された透光
部14を通って、レンジフード1の下方のレンジを照明
する。
【0023】レンジフード1においては、ケーシング3
内に且つ局所排気用吸い込み口4の上方に整流板12が
配設され、整流板12とケーシング3の囲壁との間に狭
幅の環状流路13が形成されているので、汚染空気は狭
幅の環状流路13へ高速で流入する。この結果、ケーシ
ング3の側方への汚染空気の溢流が抑制され、局所排気
用吸い込み口4を介する汚染空気の捕獲率が向上する。
内に且つ局所排気用吸い込み口4の上方に整流板12が
配設され、整流板12とケーシング3の囲壁との間に狭
幅の環状流路13が形成されているので、汚染空気は狭
幅の環状流路13へ高速で流入する。この結果、ケーシ
ング3の側方への汚染空気の溢流が抑制され、局所排気
用吸い込み口4を介する汚染空気の捕獲率が向上する。
【0024】ケーシング3内部の清掃に際しては、摘み
部19bを回転させて螺子19を緩め、整流板12を前
方へ向かって僅かに下り勾配に傾斜させ、整流板12を
前方下方へ引く。突起21が固定金具18の下側へもぐ
り込んだ状態で整流板12が前方へ移動し、第1支持金
具16の第2部分16bが吊り金具15の第2支持部1
5bから前方へ抜け出し、「へ」字型の接続部15c上
を滑って前方下方へ移動する。第1支持金具16の第2
部分16bが吊り金具15の第1支持部15aに到達
し、第1支持部15aによって回動可能に支持される。
整流板12の前方への移動に伴って、だるま穴20の大
径部20aが螺子19の摘み部19bの直上へ移動す
る。
部19bを回転させて螺子19を緩め、整流板12を前
方へ向かって僅かに下り勾配に傾斜させ、整流板12を
前方下方へ引く。突起21が固定金具18の下側へもぐ
り込んだ状態で整流板12が前方へ移動し、第1支持金
具16の第2部分16bが吊り金具15の第2支持部1
5bから前方へ抜け出し、「へ」字型の接続部15c上
を滑って前方下方へ移動する。第1支持金具16の第2
部分16bが吊り金具15の第1支持部15aに到達
し、第1支持部15aによって回動可能に支持される。
整流板12の前方への移動に伴って、だるま穴20の大
径部20aが螺子19の摘み部19bの直上へ移動す
る。
【0025】大径部20aを螺子19の摘み部19bの
直上へ移動させた後、整流板12の前端部を下方へ引
く。だるま穴20の大径部20a内に螺子19の摘み部
19bを受け入れた状態で整流板12の前端部が下方へ
移動し、整流板12の前端部は、螺子19の摘み部19
bと固定金具18とによる挟持から解放される。この結
果、図4で実線で示すように、整流板12は、第1支持
金具16の第2部分16bの軸線回りに揺動可能に、吊
り金具15の第1支持部15aによって支持される。す
なわち、整流板12は揺動可能状態になる。
直上へ移動させた後、整流板12の前端部を下方へ引
く。だるま穴20の大径部20a内に螺子19の摘み部
19bを受け入れた状態で整流板12の前端部が下方へ
移動し、整流板12の前端部は、螺子19の摘み部19
bと固定金具18とによる挟持から解放される。この結
果、図4で実線で示すように、整流板12は、第1支持
金具16の第2部分16bの軸線回りに揺動可能に、吊
り金具15の第1支持部15aによって支持される。す
なわち、整流板12は揺動可能状態になる。
【0026】整流板12の前端部を下方へ引く。図2、
図4で一点鎖線で示すように、整流板12が第1支持金
具16の第2部分16bの軸線回りに揺動し、局所排気
用吸い込み口4が開放される。図4で一点鎖線で示すよ
うに、整流板12の略水平状態からの揺動角度が小さい
(約25度未満)間は、整流板12を前方上方へ持ち上
げることにより、第1支持金具16の第2部分16bと
吊り金具15の第1支持部15aとの間の係合状態を解
除して、整流板12をケーシング3から取り外すことが
できる。
図4で一点鎖線で示すように、整流板12が第1支持金
具16の第2部分16bの軸線回りに揺動し、局所排気
用吸い込み口4が開放される。図4で一点鎖線で示すよ
うに、整流板12の略水平状態からの揺動角度が小さい
(約25度未満)間は、整流板12を前方上方へ持ち上
げることにより、第1支持金具16の第2部分16bと
吊り金具15の第1支持部15aとの間の係合状態を解
除して、整流板12をケーシング3から取り外すことが
できる。
【0027】図4で二点鎖線で示すように、整流板12
の略水平状態からの揺動角度が増大して所定値(約25
度)に達すると、整流板12の後端に固定された第2支
持金具17の係止部17aが、吊り金具15の第2支持
部15bに接近し、整流板12を前方上方へ持ち上げる
と、第2支持金具17の係止部17a又はその近傍部が
吊り金具15の第2支持部15bに後方から当接するよ
うになり、整流板12のケーシング3からの取り外しが
不可能になる。整流板12を更に揺動させても、整流板
12をケーシング3からの取り外すことができない状態
は維持される。
の略水平状態からの揺動角度が増大して所定値(約25
度)に達すると、整流板12の後端に固定された第2支
持金具17の係止部17aが、吊り金具15の第2支持
部15bに接近し、整流板12を前方上方へ持ち上げる
と、第2支持金具17の係止部17a又はその近傍部が
吊り金具15の第2支持部15bに後方から当接するよ
うになり、整流板12のケーシング3からの取り外しが
不可能になる。整流板12を更に揺動させても、整流板
12をケーシング3からの取り外すことができない状態
は維持される。
【0028】図4で鎖線で示すように、整流板12を略
水平状態から略90度揺動させ、略鉛直に延在させる。
自重により、整流板12は図4で鎖線で示す状態に維持
される。整流板12を図4の鎖線の状態まで揺動させ、
整流板12の落下を阻止した状態で、十分に開放された
局所排気用吸い込み口4を介してケーシング3の内部を
清掃し、或いは整流板12を清掃する。ケーシング3の
内部を清掃した後、上記と逆の手順で、整流板12を固
定状態に戻す。
水平状態から略90度揺動させ、略鉛直に延在させる。
自重により、整流板12は図4で鎖線で示す状態に維持
される。整流板12を図4の鎖線の状態まで揺動させ、
整流板12の落下を阻止した状態で、十分に開放された
局所排気用吸い込み口4を介してケーシング3の内部を
清掃し、或いは整流板12を清掃する。ケーシング3の
内部を清掃した後、上記と逆の手順で、整流板12を固
定状態に戻す。
【0029】ケーシング3の内部、或いは整流板12を
更に十分に清掃したい場合には、整流板12が、取り外
し可能な揺動角度範囲にある間に、整流板12を前方上
方へ持ち上げて、第1支持金具16の第2部分16bと
吊り金具15の第1支持部15aとの間の係合状態を解
除し、整流板12をケーシング3から取り外す。該取り
外し作業は容易に行われる。この結果、局所排気用吸い
込み口4が完全に開放される。完全に開放された局所排
気用吸い込み口4を介してケーシング3の内部を清掃
し、或いは取り外された整流板12を清掃する。
更に十分に清掃したい場合には、整流板12が、取り外
し可能な揺動角度範囲にある間に、整流板12を前方上
方へ持ち上げて、第1支持金具16の第2部分16bと
吊り金具15の第1支持部15aとの間の係合状態を解
除し、整流板12をケーシング3から取り外す。該取り
外し作業は容易に行われる。この結果、局所排気用吸い
込み口4が完全に開放される。完全に開放された局所排
気用吸い込み口4を介してケーシング3の内部を清掃
し、或いは取り外された整流板12を清掃する。
【0030】取り外した整流板12をケーシング3に固
定する際には、取り外し可能な揺動角度範囲で、整流板
の第1支持金具16の第2部分16bを吊り金具15の
第1支持部15aに係合させ、整流板12を後方へ押し
て第1支持金具16の第2部分16bを、吊り金具15
の接続部15cに沿って第1支持部15aから第2支持
部15bへ移動させ、第2支持部15bに嵌合させる。
第1支持金具16の第2部分16bは、吊り金具15の
接続部15cに案内されて、容易に第1支持部15aか
ら第2支持部15bへ移動し、第2支持部15bによっ
て安定して支持される。整流板12の前端部を持ち上げ
て整流板12を揺動させ、螺子19を用いて整流板12
をケーシング3に固定する。
定する際には、取り外し可能な揺動角度範囲で、整流板
の第1支持金具16の第2部分16bを吊り金具15の
第1支持部15aに係合させ、整流板12を後方へ押し
て第1支持金具16の第2部分16bを、吊り金具15
の接続部15cに沿って第1支持部15aから第2支持
部15bへ移動させ、第2支持部15bに嵌合させる。
第1支持金具16の第2部分16bは、吊り金具15の
接続部15cに案内されて、容易に第1支持部15aか
ら第2支持部15bへ移動し、第2支持部15bによっ
て安定して支持される。整流板12の前端部を持ち上げ
て整流板12を揺動させ、螺子19を用いて整流板12
をケーシング3に固定する。
【0031】上述の説明から分かるように、レンジフー
ド1においては、整流板12を揺動させることにより、
整流板12を取り外すことなくケーシング3の内部を容
易に清掃することができる。また、整流板12を所定揺
動角度を超えて揺動させ、整流板12の取り外しを不可
能とすることにより、ケーシング3の内部の清掃中に、
整流板12が外れて落下する事態の発生を防止すること
ができる。他方、整流板12を所定角度範囲で揺動さ
せ、整流板12を取り外してケーシング3の内部をより
十分に清掃し、或いは整流板12をより十分に清掃する
こともできる。整流板12の脱着は容易に行われる。
ド1においては、整流板12を揺動させることにより、
整流板12を取り外すことなくケーシング3の内部を容
易に清掃することができる。また、整流板12を所定揺
動角度を超えて揺動させ、整流板12の取り外しを不可
能とすることにより、ケーシング3の内部の清掃中に、
整流板12が外れて落下する事態の発生を防止すること
ができる。他方、整流板12を所定角度範囲で揺動さ
せ、整流板12を取り外してケーシング3の内部をより
十分に清掃し、或いは整流板12をより十分に清掃する
こともできる。整流板12の脱着は容易に行われる。
【0032】吊り金具15の接続部15cはなだらかな
形状を有するので、整流板12の固定状態から揺動可能
状態への移行の際に、第1支持金具16の第2部分16
bを、接続部15cに沿って、第2支持部15bから第
1支持部15aまでスムーズに移動させることができ
る。この結果、整流板12を固定状態から揺動可能状態
へ容易に移行させることがきる。
形状を有するので、整流板12の固定状態から揺動可能
状態への移行の際に、第1支持金具16の第2部分16
bを、接続部15cに沿って、第2支持部15bから第
1支持部15aまでスムーズに移動させることができ
る。この結果、整流板12を固定状態から揺動可能状態
へ容易に移行させることがきる。
【0033】整流板12は、第1支持金具16の第2部
分16bが、吊り金具15の第2支持部15bから第1
支持部15aへ移動し、だるま穴20の大径部20aが
螺子19の摘み部19bの直上へ移動することによっ
て、初めて揺動可能状態になるのであり、固定状態から
直ちに揺動可能状態へ移行することはできない。この結
果、レンジフード1の作動中に振動等により整流板12
が予定されていない揺動運動を起こし、局所排気用吸い
込み口4が開放され、レンジフード1の機能が低下する
事態の発生が防止される。
分16bが、吊り金具15の第2支持部15bから第1
支持部15aへ移動し、だるま穴20の大径部20aが
螺子19の摘み部19bの直上へ移動することによっ
て、初めて揺動可能状態になるのであり、固定状態から
直ちに揺動可能状態へ移行することはできない。この結
果、レンジフード1の作動中に振動等により整流板12
が予定されていない揺動運動を起こし、局所排気用吸い
込み口4が開放され、レンジフード1の機能が低下する
事態の発生が防止される。
【0034】吊り金具15の接続部15cは、中間に最
高点15c1 が形成されたへ字型形状を有するので、吊
り金具15の第2支持部15bと第1支持部15aとの
間での、第1支持金具16の第2部分16bの移動が規
制される。これにより、レンジフードの作動中に振動等
により整流板12が予定されていない揺動運動を起こ
し、排気用吸い込み口4が開放され、レンジフード1の
機能が低下する事態の発生がより確実に防止される。
高点15c1 が形成されたへ字型形状を有するので、吊
り金具15の第2支持部15bと第1支持部15aとの
間での、第1支持金具16の第2部分16bの移動が規
制される。これにより、レンジフードの作動中に振動等
により整流板12が予定されていない揺動運動を起こ
し、排気用吸い込み口4が開放され、レンジフード1の
機能が低下する事態の発生がより確実に防止される。
【0035】整流板12がケーシング3に固定された状
態にある時には、整流板12に形成された突起21が固
定金具18の後端に当接し、第1支持金具16の第2部
分16bが吊り金具15の第2支持部15bから第1支
持部15aヘ移動するのを阻止する。この結果、レンジ
フード1の作動中に振動等により整流板12が予定され
ていない揺動運動を起こし、排気用吸い込み口4が開放
され、レンジフード1の機能が低下する事態の発生がよ
り確実に防止される。
態にある時には、整流板12に形成された突起21が固
定金具18の後端に当接し、第1支持金具16の第2部
分16bが吊り金具15の第2支持部15bから第1支
持部15aヘ移動するのを阻止する。この結果、レンジ
フード1の作動中に振動等により整流板12が予定され
ていない揺動運動を起こし、排気用吸い込み口4が開放
され、レンジフード1の機能が低下する事態の発生がよ
り確実に防止される。
【0036】吊り金具15の第2支持部15bが第1支
持部15aの上方に位置決めされているので、整流板1
2を上方に押し上げ、照明ボックス10の下端に押しつ
けて、ケーシング3に固定することが可能となる。これ
により、レンジフード1が作動している時に、照明ボッ
クス10内に煙を含む汚染空気が流入して照明ボックス
内に収納されたランプの機能を阻害する事態の発生が防
止され、また、レンジフード1が作動している時に、整
流板12が振動して騒音等が生ずる事態の発生が防止さ
れる。
持部15aの上方に位置決めされているので、整流板1
2を上方に押し上げ、照明ボックス10の下端に押しつ
けて、ケーシング3に固定することが可能となる。これ
により、レンジフード1が作動している時に、照明ボッ
クス10内に煙を含む汚染空気が流入して照明ボックス
内に収納されたランプの機能を阻害する事態の発生が防
止され、また、レンジフード1が作動している時に、整
流板12が振動して騒音等が生ずる事態の発生が防止さ
れる。
【0037】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
は上記実施例に限定されるものではない。例えば、上記
実施例では、整流板12とは別体の第2支持金具17を
整流板12の後端に固定したが、第2支持金具17を整
流板12と一体形成しても良い。
は上記実施例に限定されるものではない。例えば、上記
実施例では、整流板12とは別体の第2支持金具17を
整流板12の後端に固定したが、第2支持金具17を整
流板12と一体形成しても良い。
【0038】
【効果】上記説明から分かるごとく、本発明において
は、整流板を揺動させることにより、整流板を取り外す
ことなくケーシング内部を容易に清掃することができ
る。また整流板を取り外してケーシング内をより十分に
清掃し、或いは整流板を十分に清掃することができる。
は、整流板を揺動させることにより、整流板を取り外す
ことなくケーシング内部を容易に清掃することができ
る。また整流板を取り外してケーシング内をより十分に
清掃し、或いは整流板を十分に清掃することができる。
【0039】整流板が所定揺動角度範囲で着脱可能にケ
ーシングに取り付けられている場合には、整流板を所定
揺動角度を超えて揺動させ、整流板の取り外しを不可能
とすることにより、ケーシング内の清掃中に、整流板が
外れて落下する事態の発生が防止される。他方、整流板
を所定角度範囲で揺動させ、整流板を取り外してケーシ
ング内をより十分に清掃し、或いは整流板を十分に清掃
することができる。
ーシングに取り付けられている場合には、整流板を所定
揺動角度を超えて揺動させ、整流板の取り外しを不可能
とすることにより、ケーシング内の清掃中に、整流板が
外れて落下する事態の発生が防止される。他方、整流板
を所定角度範囲で揺動させ、整流板を取り外してケーシ
ング内をより十分に清掃し、或いは整流板を十分に清掃
することができる。
【0040】整流板が軸部材と係止片とを有し、ケーシ
ングに整流板の軸部材と着脱可能に係合し整流板を揺動
可能に支持する第1支持部と、所定角度を超える整流板
の揺動範囲において整流板の係止片と係合して整流板の
ケーシングからの取り外しを阻止する係止部とを有する
支持部材が取り付けられることにより、整流板の揺動
と、所定揺動角度範囲での整流板の取り外しが可能とな
る。
ングに整流板の軸部材と着脱可能に係合し整流板を揺動
可能に支持する第1支持部と、所定角度を超える整流板
の揺動範囲において整流板の係止片と係合して整流板の
ケーシングからの取り外しを阻止する係止部とを有する
支持部材が取り付けられることにより、整流板の揺動
と、所定揺動角度範囲での整流板の取り外しが可能とな
る。
【0041】支持部材が整流板の軸部材と係合し整流板
を支持する第2支持部を有し、第1支持部と第2支持部
とがなだらかな形状を有する連結部によって連結され、
レンジフードが、更に、整流板の軸部材が支持部材の第
2支持部と係合した状態にある時に整流板をケーシング
に固定し、整流板の軸部材が支持部材の第1支持部と係
合した状態にある時にケーシングへの整流板の固定を解
除する固定部材を備える場合には、整流板の軸部材を支
持部材の連結部に沿って移動させることにより、整流板
を固定状態から揺動可能状態へ、或いは揺動可能状態か
ら固定状態へ容易に移行させることができる。また、整
流板が固定状態から直ちに揺動可能状態に移行する事態
が防止され、ひいては、レンジフードの作動中に振動等
により整流板が揺動して排気用吸い込み口が全面的に開
放され、レンジの機能が低下する事態の発生が防止され
る。
を支持する第2支持部を有し、第1支持部と第2支持部
とがなだらかな形状を有する連結部によって連結され、
レンジフードが、更に、整流板の軸部材が支持部材の第
2支持部と係合した状態にある時に整流板をケーシング
に固定し、整流板の軸部材が支持部材の第1支持部と係
合した状態にある時にケーシングへの整流板の固定を解
除する固定部材を備える場合には、整流板の軸部材を支
持部材の連結部に沿って移動させることにより、整流板
を固定状態から揺動可能状態へ、或いは揺動可能状態か
ら固定状態へ容易に移行させることができる。また、整
流板が固定状態から直ちに揺動可能状態に移行する事態
が防止され、ひいては、レンジフードの作動中に振動等
により整流板が揺動して排気用吸い込み口が全面的に開
放され、レンジの機能が低下する事態の発生が防止され
る。
【0042】連結部が中間に最高点が形成されたヘ字型
形状を有する場合には、整流板の軸部材の第1支持部と
第2支持部との間での移動が抑制され、レンジフードの
作動中に振動等により整流板が揺動する事態の発生がよ
り確実に防止される。
形状を有する場合には、整流板の軸部材の第1支持部と
第2支持部との間での移動が抑制され、レンジフードの
作動中に振動等により整流板が揺動する事態の発生がよ
り確実に防止される。
【0043】レンジフードが、整流板がケーシングに固
定された状態にある時に、整流板の軸部材が支持部材の
第2支持部から第1支持部ヘ移動するのを阻止する移動
阻止部材を備える場合には、レンジフードの作動中に振
動等により整流板が揺動する事態の発生がより確実に防
止される。
定された状態にある時に、整流板の軸部材が支持部材の
第2支持部から第1支持部ヘ移動するのを阻止する移動
阻止部材を備える場合には、レンジフードの作動中に振
動等により整流板が揺動する事態の発生がより確実に防
止される。
【0044】支持部材の第2支持部が第1支持部の上方
に位置決めされている場合には、整流板を上方に押し上
げ、ケーシング内の部材に押しつけて固定することが可
能となる。これにより、レンジフードが作動している時
に整流板が振動し、騒音等が発生する事態が防止され
る。
に位置決めされている場合には、整流板を上方に押し上
げ、ケーシング内の部材に押しつけて固定することが可
能となる。これにより、レンジフードが作動している時
に整流板が振動し、騒音等が発生する事態が防止され
る。
【図1】本発明の実施例に係るレンジフードの斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1のレンジフードの断面図である。
【図3】図1のレンジフードの整流板の取り付け部を示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】図1のレンジフードの整流板の揺動状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】従来構造のレンジフードの断面図である。
1 レンジフード 2 遠心ファン 3 ケーシング 3a 底壁 3b 前部側壁 3c 後部側壁 4 局所排気用吸い込み口 5 全体換気用吸い込み口 6 第1フィルター 7 第2フィルター 8 排気合流室 9a 第1局部仕切壁 9b 第2局部仕切壁 10 照明ボックス 11 電源コード 12 整流板 13 環状流路 14 透光部 15 吊り金具 15a 第1支持部 15b 第2支持部 15c 接続部 16 第1支持金具 17 第2支持金具 18 固定金具 19 螺子 20 だるま穴 21 突起 22 排気ダクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新村 和久 北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 東 陶機器株式会社内 (72)発明者 佐藤 強 神奈川県相模原市淵野辺2丁目1番9号 富士工業株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 底壁に排気用吸い込み口が形成されたケ
ーシングと、ケーシング内に且つ排気用吸い込み口の上
方に配設された整流板と、ケーシング内に且つ整流板の
上方に配設された排気用ファンとを備え、整流板の周囲
に、排気用吸い込み口と排気用ファンとの間の連通路を
構成する狭幅の環状流路が形成され、整流板は揺動可能
に、且つ着脱可能にケーシングに取り付けられているこ
とを特徴とするレンジフード。 - 【請求項2】 整流板は所定揺動角度範囲で着脱可能に
ケーシングに取り付けられていることを特徴とする請求
項1に記載のレンジフード。 - 【請求項3】 整流板は軸部材と係止片とを有し、ケー
シングには整流板の軸部材と着脱可能に係合し整流板を
揺動可能に支持する第1支持部と、所定角度を超える整
流板の揺動範囲において整流板の係止片と係合して整流
板のケーシングからの取り外しを阻止する係止部とを有
する支持部材が取り付けられていることを特徴とする請
求項1又は2に記載のレンジフード。 - 【請求項4】 支持部材は整流板の軸部材と係合し整流
板を支持する第2支持部を有し、第1支持部と第2支持
部とはなだらかな形状を有する連結部によって連結され
ており、更に、整流板の軸部材が支持部材の第2支持部
と係合した状態にある時に整流板をケーシングに固定
し、整流板の軸部材が支持部材の第1支持部と係合した
状態にある時にケーシングへの整流板の固定を解除する
固定部材を備えることを特徴とする請求項3に記載のレ
ンジフード。 - 【請求項5】 連結部は、中間に最高点が形成されたヘ
字型形状を有することを特徴とする請求項4に記載のレ
ンジフード。 - 【請求項6】 整流板がケーシングに固定された状態に
ある時に、整流板の軸部材が支持部材の第2支持部から
第1支持部ヘ移動するのを阻止する移動阻止部材を備え
ることを特徴とする請求項4又は5に記載のレンジフー
ド。 - 【請求項7】 支持部材の第2支持部は第1支持部の上
方に位置決めされていることを特徴とする請求項4乃至
6の何れか1項に記載のレンジフード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7127540A JPH08303829A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | レンジフード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7127540A JPH08303829A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | レンジフード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08303829A true JPH08303829A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14962545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7127540A Pending JPH08303829A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | レンジフード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08303829A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007192484A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Hitachi Appliances Inc | レンジフード |
JP2009036423A (ja) * | 2007-08-01 | 2009-02-19 | Fuji Industrial Co Ltd | レンジフード |
JP2012229819A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-22 | Fuji Industrial Co Ltd | レンジフード |
CN112228931A (zh) * | 2020-09-17 | 2021-01-15 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种吸油烟机及其控制方法 |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP7127540A patent/JPH08303829A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN112228931B (zh) * | 2020-09-17 | 2022-02-08 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种吸油烟机及其控制方法 |
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---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040319 |