JP2005226914A - レンジフードにおける回動パネルの回動支点構造及びその回動支点構造を備えたレンジフード - Google Patents

レンジフードにおける回動パネルの回動支点構造及びその回動支点構造を備えたレンジフード Download PDF

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Abstract

【課題】 フード設備に端部域がオーバーラップする配置形態でセット(使用)されるパネルを回動できる回動支点構造、特に薄型レンジフードに最適な回動支点構造を提供する。
【解決手段】 フード体1に設けた回動パネル4の端部寄りに、フード体1に設けた回動支点8で案内される支点ガイド部7を回動パネル8に所要長さをもって設けて、該支点ガイド部7のガイド代で前記回動パネル4の下方向への回動時に回動パネル4が前記回動支点8側とは逆側の端部方向に自重引き出されるように構成して、回動パネル4の端部域の下方にフード設備5がオーバーラップして設置されるレンジフードレイアウトであっても、それを避けてフード設備5に衝突させず尚且つ回動パネル4の回動支点8側の端部を回動支点8に対して最小距離寸法にして薄型レンジフードの天板部11に衝突させずに下回動させる。
【選択図】 図4

Description

本発明はレンジフードに設けられる覆板、整流板等の回動パネルを回動可能に支える支点構造及びその支点構造を具備するレンジフードに関するものである。
従来、フード体に設けられる整流板(回動パネル)や一段奥張った位置に設けられる覆板(回動パネル)等を回動可能に支える回動支点構造の一例としては、その整流板や覆板の後端縁に形成した引掛け部をフード体の開放縁に設けた被引掛け部に回動可能に係止する単純な構造であった(例えば、特許文献1参照)。
このような回動パネルは、フード体等の取付部との係止部を外すことで、回動支点を中心に下側に垂れ下がり状態となるため、内部の保守点検が行なえるし、取外してその回動パネル自体も清掃することができる。
ところで、今日、フード体の背面側や前面側等から照明装置、オイルパック、スイッチボックス等のフード設備が突設状に設けられ、そのフード設備を避けてその上方に前記覆板を設置して、加熱調理器具で発生した廃ガスや汚染空気を捕獲する広い捕獲空間を出きるだけ深く確保したり、自ら受水した油脂分をオイルパックに案内するために整流板をそのオイルパックの上方に配置する等のケースが往々にしてある。
その際、フード体の奥行き(深さ)には制限があるため、広い捕獲空間にしたり、油脂分をオイルパックに導くために覆板や整流板等の回動パネルは前記フード設備に対して端部域が、その上方に接近してオーバーラップする配置形態になってしまう。
そのため、そのフード設備が障害物になって、回動できず、内部の保守点検等を行なえなくする。
また、今日、欧米スタイルを取り入れた様々なキッチンレイアウトが提案されており、それに調和するデザイン性を重視したシステムキッチンが多く登場している。これらのシステムキッチンに組み込まれるレンジフードにもこれらにマッチするデザイン性を考慮したものが望まれており、最近では調理で発生した汚染空気の捕獲に最も影響を及ぼすフード体部分を非常に薄型にしたスリムタイプのレンジフードが切望されている。
スリムタイプのレンジフードにあっても、前記フード設備を避けてその上方に前記覆板を設置したり、フード体内の背面寄りや前面寄り等に配線ボックス、エアーカーテン用の補助送風装置等のフード内設備が収容されることがあり、そのフード設備やフード内設備を避けて前記回動パネルが回動できるようになれば、更に便利なものとなる。
特開2001−4181号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、前記フード設備、フード内設備に端部域がオーバーラップする配置形態でセット(使用)されるパネルを回動できる回動支点構造、特に薄型レンジフードに最適な回動支点構造を提供することにある。
他の目的とする処は、更に加えて回動パネルが係止部の解除で自らがフード設備、フード内設備を避けて回動する回動支点構造及びそれを備えた薄型レンジフードを提供することにある。
前記課題を解決するために講じた技術的手段は、フード体に設けた回動パネルの端部寄りの部位と、その部位が相対する前記フード体とのどちらか一方に対向する方向を向けて回動支点を設け、他方に支点ガイド部を設けて、前記回動支点とその支点ガイド部との両者間の所要長さの相対的なガイド代で回動パネルを、下方向への回動時に前記回動支点側の端部とは逆側の端部方向に引き出し可能に構成していることを特徴とするレンジフードにおける回動パネルの回動支点構造である(請求項1)。
以上の手段よれば、回動支点とその支点ガイド部との両者間の相対的なガイド代(ガイド長さ)を、係止部との関係を解除してフード設備(回動パネルの端部域に下方にオーバーラップして設置されるフード設備)に衝突せずに回動させる回動パネル下回動時の逃げ代になる。
また、フード設備が回動パネルの端部域上方にオーバーラップして設置されるフード内設備の場合には、係止部の関係を解除して、回動支点側の端部がそのフード内設備に衝突しない程度まで回動させた状態で、前記端部域とは逆側の端部方向に回動パネルを引き出し、フード内設備を外れたフード内スペースを利用して全回動させることができる。
そして、フード体に設けた回動パネルの端部寄りに、フード体に設けた回動支点で案内される支点ガイド部を回動パネルに所要長さをもって設けて、該支点ガイド部のガイド代で前記回動パネルの下方向への回動時に回動パネルが前記回動支点側とは逆側の端部方向に自重引き出されるように構成していると、薄型レンジフードに特に有効なものである(請求項2)。
以上の手段によれば、回動パネルの回動支点を中心にする下向きな回動を、支点ガイド部による案内作用で回動パネルを回動支点側とは逆側の端部方向に自重引き出ししながら行なわせて、回動パネルの回動支点側の端部を回動支点に対して最小距離寸法で薄型レンジフードの天板部に衝突させずに下回動させる。
そして、支点ガイド部中途部に連通して回動支点の抜差し部を設けていると好適なものである(請求項3。)
また、回動支点を、回動パネルセット状態において支点ガイド部のガイド始端に配置するレイアウトしていると、好ましいものである(請求項4)。
前記セット状態とは、回動パネルを所定位置に装設した、所謂レンジフード使用状態である。
ここで、ガイド始端とは、例えば回動パネルの後端側に回動支点を有する場合には、フード体に対して前側の支点ガイド部前端を指し、その回動パネルの前端側に回動支点を有する場合には、フード体に対して後側の支点ガイド部後端を指す。
そして、回動支点の抜差し部は、回動パネルセット状態において支点ガイド部のガイド終端寄りに連続して交差する方向を向いて支点落し込み部を設け、該支点落し込み部のパネル引出し側とは逆側の構成面部に支点抜差し口を形成していると、最適なものとなる(請求項5)。
以上の手段によれば、支点ガイド部のガイド終端で回動支点が係止して鉛直状に吊下げられる回動パネルを僅か上方に持ち上げて支点落し込み部その回動支点を落とし込むことで回動パネルが抜き取れる。
そして、フード体が薄型であると好適なものであるし(請求項7)、その回動パネルは、その一例としてフード体の開放部から一段奥張った位置に配置した覆板またはフード体との間に幅狭な吸引用空間を確保して配置された整流板を挙げることができる(請求項6)。
本発明は以上のように構成したから下記の利点がある。
(請求項1)回動パネルの端部域の上方や下方にフード設備がオーバーラップして設置されるレンジフードレイアウトであっても、それを避けてフード体を下回動できる。
(請求項2)しかも、自重で回動パネルが回動支点側とは逆側の端部方向に引出しされて、回動パネルにおける回動支点側の端部が、その回動支点との最小距離寸法でフード体内で回動するようになり、薄型レンジフードであっても回動パネルを天板等に衝突させずに下回動することができる。
しかも、係止部を外すことで、自重で回動パネルが引き出されて回動するので、操作簡単である。
(請求項4)その上、回動支点を、回動パネルセット状態において支点ガイド部のガイド始端に配置するレイアウトにしていると、ガイド始端と回動支点とが回動パネルセット状態へのパネル位置決め部になるので、係止部との相対関係にズレが生ぜず係止が確実に行える。
(請求項5)また、支点ガイド部のガイド終端寄りに連続して交差する方向を向く支点落し込み部のパネル引き出し側とは逆側の構成面部に支点抜差し口を開口する抜差し部構成にしていると、吊下げ状態の回動パネルを落し込み部に落し込む簡単動作でそのパネルを下方に抜き取れる。
しかも、支点落し込み部に回動支点を落し込むパネル持ち上げ量も僅かで良く、奥行き寸法が小さな薄型レンジフードでも安心して使用することができる。
(請求項2〜5)回動パネルが自重で回動支点側とは逆側の端部方向に引出しされて、回動パネルにおける回動支点側の端部が、その回動支点との最小距離寸法でフード体内で回動するようになるので、フード体内の背面側寄りや前面側寄りに配線ボックス、補助送風装置等のフード内設備を収容する薄型レンジフードであっても、それを避けて回動パネルを全回動でき、奥行きが狭い薄型レンジフードに最適である。
次に本発明レンジフードにおける回動パネルの回動支点構造及びその回動支点構造を備えたレンジフードの実施の形態を図面に基づいて説明すると、図1〜図6は、その第1の実施の形態を、図7は、同第2の実施の形態を、更には図8は同第3の実施の形態を、図9は、同第4の実施の形態、図10は、同第5の実施の形態を各々示している。
まず、第1の実施の形態を説明すると、符号Aは、そのレンジフードである。
このレンジフードAは、下面を開放した扁平薄箱状のフード体1の天板部11に排気手段2を設置し、その排気手段2を前方から立設された幕板3で隠し、下面開放部から一段奥張った位置に回動パネルとして覆板4を設け、覆板4下方を加熱調理で発生した廃ガスGの捕獲空間Sとし、その覆板4の後端域をオーバーラップさせて、その下位にフード設備5としてオイルパックをフード体1の背板21から突設状に備えている。
前記覆板4は、図1等に示すようにフード体1に形成した一段奥張っている凹窪部31底に殆どのその底を占めるように大きさに形成されており、周縁に縁部14を周設すると共に、図1に示すようにフード体1の背板21側に向かって傾斜状になっており、その四縁寄りに長孔状の吸引用空間100を開孔し、その直後にその吸引用空間100を流速を速めて通過する廃ガスGを衝突させて油脂分を付着させると共にその付着する油脂分を覆板4裏面に落下させる逆L型状の廃ガス衝突板6を立設し、前記オイルパック5が臨む後端域にオイル落下孔24を開孔して構成されたレイアウトになっている。
そのため、フード体1内を保守点検したい時等に前記覆板4を下回動させるには、そのオイルパック5とのオーバーラップが障害になって、覆板4を下回動できない。
この実施の形態では、回動パネルである覆板4の後端寄りに設けた左右一対の支点ガイド部7、7と、フード体1の両側板41、41からその支点ガイド部7、7に向けて突設した左右一対の回動支点8、8とで前記オーバーラップを回避して覆板4を下回動する回動支点構造を構成している。
前記支点ガイド部7は、図1、図5等に示すように覆板4の後端寄りにフード体1内に立設する立上板に横長孔状に所要長さをもって開孔されている。
前記回動支点8は、図3に示すようにその支点ガイド部7に相対するフード体1の側板41に設けたブラケットから突設すると共にその先端に抜け止め鍔18を設けてなり、支点ガイド部7にその抜け止め鍔18を内側(覆板側)位置させた状態で挿入係止されて、前記支点ガイド部7の所要長さ分、覆板4を所要長さ引き出すことができるようになっている。
前記所要長さとは、例えば支点ガイド部7のガイド始端7a、即ち支点ガイド部7前端に回動支点8を位置させた状態で前方に引き出した際、覆板4の後端縁がオイルパック(フード設備)5とのオーバーラップ関係が解消される長さのことである。
前記回動支点8の抜差し部17は、図1に示すように前記支点ガイド部7において中途部、好ましくはガイド終端7b寄りに連通して下向きに前記抜け止め鍔18を収容できるように袋状の支点落とし込み部17aを設け、その支点落とし込み部17aにおける覆板4引き出し側とは逆側の構成面部に支点抜差し口17bをフード体1の背板21と相対して開口してある。
前記覆板4は、その前端側を係止部200でフード体1に対して係脱可能になっている。
この係止部200は、従来から周知なようにフード体1の天板部11に設けた取付脚(図示せず)にダルマ孔(図示せず)を介してローレットネジ(図示せず)で螺合する等、任意な手段を提案することができるが、この実施の形態では、図2に示すように、フード体1の両側板41に設けたバネ付勢式の抜差しピン201を覆板4に開孔している係止孔202にそのバネ力で係止する構成になっている。
符号203はそのバネの収容ケースであり、図2に示すようにフード体1の側板41にブラケットを介して取付けられており、後端を開放した内部中空な銃弾形状を呈する抜差しピン201のその開放端に形成されている係止鍔201aが収容ケース203の前端縁に係止するまでの範囲だけ、抜差しピン201が収容ケース203に収容されている圧縮バネ204の付勢力で出入りする構成になっている。
そして、係止孔202は、同図2に示すにように前側の廃ガス衝突板6の両端短手縁から覆板4の裏面方向に外向き拡がるように折曲した傾斜支持板15に一段外向きにその傾斜よりも若干傾斜を急にして外向きに傾斜するガイド板部25に開孔されている。
以上のように構成されている回動パネル(覆板)4の回動支点構造を有するレンジフードAにあっては、支点ガイド部7の前端であるガイド始端7aに回動支点8が位置して抜差しピン201を係止孔202に係止して、覆板4が略水平状に支持されている(図1)。
この使用状態では覆板4の後端域がフード設備であるオイルパック5に接近してその上方にオーバーラップしている。
そして、覆板4を下回動させる時には、前側の吸込側空間100から指を差し入れ、前記抜差しピン201をフード体1の側板41方向にプッシュして係止を解除すると、覆板4は自重で下向きに回動しながら、オイルパック5に干渉することなく、自ずと前方に引き出されて、図5(c)、図6(a)に示すような吊下げ状態に変化する。
その際、自重で覆板4が回動支点8側とは逆側の端部方向に引出しされて、覆板4における回動支点8側の端部が、その回動支点8との最小距離寸法でフード体1内で回動するようになり、薄型なレンジフードであっても天板部11等に衝突させずに下回動される。
途中で支点落とし込み部17a上を回動支点8が通過するため、落ち込まないように覆板4を手で支えれば覆板4は不意に外れることなく、図5(c)の吊下げ状態になる。
更に、吊下げ状態の覆板4を若干持ち上げて、支点落とし込み部17aに回動支点8を落とし込んで、下方に引抜けば覆板4を外すことができる(図6(b)(c)(d))。
覆板4を再度セットする時には、支点落とし込み部17aを介して回動支点8を支点ガイド部7に案内して上方に回動し、係止部200を構成すれば、覆板4の後端域がオイルパック5のすぐ上方でオーバーラップする使用状態に変化させることができる。
次に図7に示す第2の実施の形態の回動支点構造を説明すると、この実施の形態は、回動パネルをフード体1との間に吸引用空間100を確保する整流板9にした場合である。
この実施の形態も整流板9の後端域が下方に接近してフード体1の背板21に設けられているフード設備、即ちオイルパック5にオーバーラップしている場合を示しており、整流板9の裏面に付着したり、滴下する油脂分を前記オイルパック5に案内すべく、該整流板9は後方に向けて傾斜状になっており、この後端域に前記オイルパック5に臨んでオイル落下孔19が開孔されている。
左右一対の支点ガイド部7、7、フード体1の両側板41、41からその支点ガイド部7、7に向けて突設した左右一対の回動支点8、8の構成は前記する第1の実施の形態と同様である。
また、係止部200については、フード体1の天板部11に設けた弾性係合片に整流板9に設けた係止片が弾性を利用して係脱可能に係止する構成を示している。
作用は前記第1の実施の形態と同様であるため、具体的に説明は同一符号を付して省略する。
図8に示す第3の実施の形態は、前記覆板や整流板等の回動パネル4において、照明、スイッチボックス等のフード設備5がフード体1の前板51側から突設状に設けられ、そのフード設備5に回動パネル4の前端域がその上方に接近してオーバーラップするレンジフードレイアウトになっている。
この実施の形態において、回動支点構造を、回動パネル4の前端寄りに設けた左右一対の支点ガイド部7、7と、フード体1の両側板41、41からその支点ガイド部7、7に向けて突設した左右一対の回動支点8、8とで構成している。
支点ガイド部7、7、回動支点8、8の構成は、前記する各実施の形態と同様である。
ただ相違する点は、支点ガイド部7のガイド始端7a、即ち支点ガイド部7後端に回動支点8を位置させた状態で前方に引き出した際、回動パネル4の前端縁がフード設備5とのオーバーラップ関係が解消されるようになっている点である。
次に図9に示す第4の実施の形態について説明すると、この実施の形態は、前記する薄型のレンジフードにおいて、支点ガイド部7のガイド代(ガイド長さ)を利用してフード体1内の背板21側に寄って収容した配線ボックス、補助送風装置等のフード内設備15に干渉することなく回動パネルを下回動する例である。
この実施の形態の場合には、前記する各実施の形態と同様に自重で回動パネル4が回動支点8側とは逆側の端部方向に引出しされて、回動パネル4における回動支点8側の端部が、その回動支点8との最小距離寸法でフード体1内で回動するようになり、回動支点8側の端部がそのフード内設備15に衝突せずに下回動させることができる。
このようにすることによって、フード体1内の背板21側に寄って収容されているフード内設備15で回動が妨げられることなく、覆板や整流板等の回動パネル5を下向きに回動して、フード体1をオープンにできる。
尚、図示しないが回動支点8を前板寄りに変えて、フード体1内の前板側寄りに設けた照明やスイッチボックス等のフード内設備15に干渉することなく回動パネル4を下回動することができるようにすること自由なものである。
更に図10に示す第5の実施の形態を説明すると、請求項1に関する実施の形態であり、前記する支点ガイド部7をフード体1の側板41に設ける一方、回動支点8を回動パネル4に設けたものである。
尚、各実施の形態では、回動支点8を、回動パネル4の後端寄りや前端寄りにして、回動パネル4が前方や後方に回動するタイプについて説明しているが、本発明は、回動支点8を、回動パネル4の片側端寄りに設けて、回動パネル4が側方に回動するタイプをも包含するものである。
また、図示しないがフード設備を係止部として利用することも可能なものである。その場合には、フード体の背板や前板、側板から突設するフード設備の上面を載せ面にして回動パネルを支承する構成にして、敢えて係止部を設けずとも、支点ガイド部のガイド代(ガイド長さ)を利用して、フード設備との干渉を避けた位置まで回動パネルを後進または前進、更には左右方向に移動させてから、回動させるようにする。
第1の実施の形態のレンジフードの側面断面図。 図1の(2)−(2)線拡大断面図。 図1の(3)−(3)線拡大断面図。 回動支点と、支点ガイド部との関係を示す斜視図で、(a)は、支点ガイド部側斜め上方からの斜視図、(b)は、回動支点側斜め上方からの斜視図。 回動パネルの下回動状態を示す要部の側面断面図で一部切欠して示し、(a)は、回動パネルを回動支点側とは逆側の端部をフード体の下縁下まで回動した状態を示す、(b)は、同逆側の端部方向に回動パネルが引き出される状態を示す、(c)は、回動パネルの吊下げ状態を示す。 回動パネルを外す状態を示す要部の拡大断面図で一部切欠して示し、(a)は、回動パネル吊り上げ状態を示し、(b)は、回動支点を支点落とし込み部と対応するように回動パネルを若干上方に移動させた状態を示し、(c)は、回動支点をその支点落とし込み部に落とし込んだ状態を示し、(d)は、回動パネルを引抜いた状態を示す。 第2の実施の形態のレンジフードの要部の側面断面図。 第3の実施の形態のレンジフードの要部の側面断面図で、(a)は、回動パネルのセット状態、(b)は、吊下げ状態を示す。 第4の実施の形態のレンジフードの要部の側面断面図。 第5の実施の形態のレンジフードにおいて、回動支点と支点ガイド部との関係を示す横断平面図で拡大して示す。
符号の説明
A:レンジフード 4:回動パネル(覆板)
8:回動支点 7:支点ガイド部
5:フード設備 15:フード内設備
7a:ガイド始端 7b:ガイド終端
17:抜差し部 17a:支点落とし込み部
17b:支点抜差し口 9:整流板(回動パネル)
200:係止部

Claims (8)

  1. フード体に設けた回動パネルの端部寄りの部位と、その部位が相対する前記フード体とのどちらか一方に対向する方向を向けて回動支点を設け、他方に支点ガイド部を設けて、前記回動支点とその支点ガイド部との両者間の所要長さの相対的なガイド代で回動パネルを、下方向への回動時に前記回動支点側の端部とは逆側の端部方向に引き出し可能に構成していることを特徴とするレンジフードにおける回動パネルの回動支点構造。
  2. フード体に設けた回動パネルの端部寄りに、フード体に設けた回動支点で案内される支点ガイド部を回動パネルに所要長さをもって設けて、該支点ガイド部のガイド代で前記回動パネルの下方向への回動時に回動パネルが前記回動支点側とは逆側の端部方向に自重引き出されるように構成していることを特徴とするレンジフードにおける回動パネルの回動支点構造。
  3. 前記支点ガイド部中途部に連通して回動支点の抜差し部を設けていることを特徴とする請求項2記載のレンジフードにおける回動パネルの回動支点構造。
  4. 前記回動支点を、回動パネルセット状態において支点ガイド部のガイド始端に配置するレイアウトにしていることを特徴とする請求項3記載のレンジフードにおける回動パネルの回動支点構造。
  5. 前記回動支点の抜差し部は、支点ガイド部のガイド終端寄りに連続して交差する方向を向いて支点落し込み部を設け、該支点落し込み部のパネル引出し側とは逆側の構成面部に支点抜差し口を形成していることを特徴とする請求項4記載のレンジフードにおける回動パネルの回動支点構造。
  6. 前記回動パネルが、フード体の開放部から一段奥張った位置に配置した覆板またはフード体との間に幅狭な吸引用空間を確保して配置された整流板であることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載のレンジフードにおける回動パネルの回動支点構造。
  7. 前記フード体が薄型であることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載のレンジフードにおける回動パネルの回動支点構造。
  8. 前記請求項1〜7いずれか1記載の回動支点構造を備えた薄型レンジフード。
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