JP2004003726A - 整流板、及び整流板取付金具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】既設のレンジフード本体に形成された吸気口に対して所定間隔を有して対向する基準姿勢で配置される板状の整流板本体と、前記レンジフード本体に着脱可能に取り付けられて前記整流板本体をレンジフード本体に対して傾動自在に連結する連結傾動金具と、整流板本体又はレンジフード本体の何れか一方に着脱可能に取り付けられ、該一方と他方とを着脱可能に連結して、整流板本体を基準姿勢で維持させる姿勢維持金具とで構成されたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、台所内の換気を行うレンジフードの吸気口に流れ込む空気の流れを整える整流板、及び整流板取付金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、台所に設置された調理材料を煮炊きするコンロに対して上方で対向して据え付けられ、コンロによる煮炊きで発生する蒸気や匂い等を含んだ気体(以下、単に空気という)を外部に排気するレンジフードが周知である。
【0003】
かかるレンジフードは、吸気口が前記コンロと対向するように、該吸気口が下面に形成された箱状のレンジフード本体と、該レンジフード本体に内装された換気装置(送風機)とを備えており、該換気装置の駆動により前記吸気口から吸気した台所内の空気を、建物の壁面等に形成された排気口を介して外部に排気するように構成されている。
【0004】
このように吸気口から空気を吸気すると、該吸気口近傍で空気の乱流が発生し、吸気効率が低下するとともに、不快な吸気音が発生してしまうため、近年において、吸気口近傍での空気の乱流の発生を防止し、吸気効率の低下、及び吸気音の発生を抑制する整流板の取付けられたレンジフードが提供されている。なお、該レンジフードは、レンジフード本体や整流板がシステムユニット化されて組み立てられているものが一般的である。
【0005】
整流板は、吸気口の形状に対応した板材からなる整流板本体が、吸気口に対して所定間隔を有し、且つ対向配置されるように、該間隔に対応した長さに設定されてレンジフード本体の下面に垂設された取付用ボスに、当接状態でねじ止めされて取り付けられてなるのが一般的である。このように整流板本体が取り付けられることで、吸気口に流れ込む空気の流れが整えられるので、乱流による吸気効率の低下、及び吸気音の発生が抑制される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如く、整流板を備えたシステムユニット化されたレンジフードは、建物と一体化するように取り付けられるので、整流板が設けられていない既設のレンジフードに対して、吸気効率に不満を感じていたり、レンジフードの吸気音を不快に感じている場合であっても、建物を新築したり改築しなければ、整流板を備えたレンジフードに取り替えることができない。
【0007】
また、整流板を備えていない既設のレンジフードは、レンジフード本体の形状・形式により整流板を取り付けることが困難である場合が多い。すなわち、システムユニット化されるレンジフードの整流板本体のみを用意し、該整流板本体を既設のレンジフードに取り付けようとしても、レンジフード本体などにブラケットを取り付けて整流板本体をねじ止めする等といった何らかの加工等を行わなければ、整流板を取り付けることができなかった。
【0008】
このため、吸気効率が低下し、吸気口近傍で不快な吸気音が発生しても、吸気効率の低下、及び吸気音の発生を容易に解消することができなかった。
【0009】
また、上述した整流板を備えたシステムユニット化されたレンジフードや、整流板を備えていないレンジフードにブラケットを取りつけて、整流板本体を設けたものは、板材からなる整流板本体が、レンジフード本体に対してねじ止めにより取り付けられているため、レンジフード本体における吸気口近傍部分を清掃しようとしても、ねじの取り外しなどといった作業が必要となり、整流板本体の取り外しが煩雑で、手軽に吸気口近傍の清掃を行うことが出来なかった。
【0010】
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、既設のレンジフードの加工を行うことなく容易に取り付けることができ、換気時における吸気効率の低下、及び不快な吸気音の発生を抑制し、しかもレンジフード本体における吸気口近傍を手軽に清掃することができる整流板、及び整流板取付金具を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる整流板は、請求項1記載の如く、既設のレンジフード本体に形成された吸気口に対して所定間隔を有して対向する基準姿勢で配置される板状の整流板本体と、前記レンジフード本体に着脱可能に取り付けられて前記整流板本体をレンジフード本体に対して傾動自在に連結する連結傾動金具と、整流板本体又はレンジフード本体の何れか一方に着脱可能に取り付けられ、該一方と他方とを着脱可能に連結して、整流板本体を基準姿勢で維持させる姿勢維持金具とで構成されたことを特徴とする。なお、ここで整流板とは、板状の整流板本体がレンジフード本体に取付けられた状態のものをいう。
【0012】
かかる整流板によれば、レンジフード本体に対して傾動可能に整流板本体を連結する連結傾動金具を、レンジフード本体に着脱可能に構成するとともに、整流板本体を基準姿勢で維持させる姿勢維持金具を、整流板本体又はレンジフード本体の何れか一方に着脱可能に取り付け、該一方と他方とを着脱可能に構成したので、既設のレンジフード本体の加工を行うことなく、整流板本体を当該レンジフード本体に容易に取り付けることができる。すなわち、整流板本体に取り付けられた連結傾動金具、及び姿勢維持金具が、レンジフード本体に対して着脱自在に構成されているので、整流板の取り付けが困難であった既設のレンジフード本体に加工を施すことなく、整流板本体(整流板)をレンジフード本体に容易に取り付けることができる。これにより、吸気口近傍での空気の流れを整えることができるので、吸気口近傍での空気の乱流の発生を防止することができ、吸気効率の低下及び吸気音の発生を抑制することができる。
【0013】
また、連結傾動金具は、整流板本体を傾動可能(姿勢変更可能)にレンジフード本体に連結するように構成されているので、姿勢維持金具による整流板本体とレンジフード本体との連結を解除すれば、整流板本体を垂下状態となるように傾動させることができる。これにより、整流板本体を垂下させた状態で、レンジフード本体における吸気口、及び該吸気口近傍が露呈させることができるので、整流板本体を完全に取り外すことなく、レンジフード本体における吸気口近傍部分を手軽に清掃することができる。
【0014】
さらに、整流板本体を傾動させた際に、該整流板本体がコンロの幅方向の一端側で垂下するように、連結傾動金具を取り付ければ、コンロ上で煮炊きや揚げ物をした際に発生する蒸気、油煙の発生や、油の飛び跳ねが頻繁である場合に、蒸気や油煙などについては、垂下した整流板本体に案内されて吸気口に導かれ、また飛び跳ねる油については、該油が整流板に接触し、コンロに隣接する場所に油が飛び散るのを防止することができる。
【0015】
また、請求項2記載の如く、前記連結傾動金具は、レンジフード本体に形成された起立部に係止する係止部材と、該係止部材に回転可能に取り付けられるとともに、前記整流板本体と連結する連結部材とで構成されてもよい。すなわち係止部材に対して連結部材が蝶着されてもよい。このようにすれば、連結傾動金具をレンジフード本体に容易に取り付ける(係止させる)ことができ、当該整流板をレンジフード本体に容易に取り付けることができる。また、整流板本体を円滑に傾動させることができる。
【0016】
さらに、請求項3記載の如く、前記連結部材は、前記整流板本体に対して着脱可能に構成されれば、レンジフード本体に取り付けられた連結部材(連結傾動金具)から整流板本体を取り外すことができ、整流板本体が油汚れ等で汚れた際に、当該整流板本体の交換や清掃を容易に行うことができる。
【0017】
また、請求項4記載の如く、前記姿勢維持金具は、整流板本体の端部が嵌入される嵌入部と、該嵌入部に接続され、レンジフード本体に着脱可能に吸着する吸着体とで構成されてもよい。このようにすれば、嵌入部に整流板本体の端部を嵌入するだけで、姿勢維持金具を整流板本体に容易に取り付けることができる。
【0018】
また、姿勢維持金具は、レンジフード本体に着脱自在に吸着する吸着体を備えているので、姿勢維持金具が整流板本体に取り付けられた状態で、吸着体をレンジフード本体に吸着させれば、当該整流板本体を基準姿勢で維持させることができ、吸着体のレンジフード本体に対する吸着を解除させれば、整流板本体を容易に傾動させることができる。なお、この吸着体には、例えば、レンジフード本体における吸気口近傍部分(吸着体が吸着する部分)が平板状態にある場合には、吸盤を採用することができ、レンジフード本体における少なくとも吸着体が吸着する部分に磁性を有する材質が採用されている場合には、磁石を採用することができる。
【0019】
本発明にかかる整流板取付金具は、請求項5記載の如く、レンジフード本体に形成された吸気口に対して所定間隔を有し、且つ対向した基準姿勢で配置される板状の整流板本体を前記レンジフード本体に取り付ける整流板取付金具であって、前記レンジフード本体に対し着脱可能に構成されるとともに、前記整流板本体に着脱可能に構成されて、該整流板本体をレンジフード本体に対して傾動自在に連結する連結傾動金具と、整流板本体又はレンジフード本体の何れか一方に着脱可能に取り付けられ、該一方と他方とを着脱可能に連結して、整流板本体を基準姿勢で維持させる姿勢維持金具とで構成されたことを特徴とする。
【0020】
かかる整流板取付金具によれば、レンジフード本体に対して傾動可能に整流板本体を連結する連結傾動金具を、レンジフード本体に着脱可能に構成するとともに、整流板本体を基準姿勢で維持させる姿勢維持金具を、整流板本体又はレンジフード本体の何れか一方に着脱可能に取り付け、該一方と他方とを着脱可能に構成し、しかも連結傾動金具、及び姿勢維持金具を整流板本体に対して着脱自在に構成したので、事前に用意した板状の整流板本体に連結傾動金具、及び姿勢維持金具を取り付け、その状態で当該連結傾動金具、及び姿勢維持金具をレンジフード本体に取り付ければ、整流板の取り付けが困難であった既設のレンジフード本体に加工を施すことなく、整流板本体(整流板)をレンジフード本体に容易に取り付けることができる。
【0021】
したがって、吸気口近傍での空気の流れを整えることができるので、吸気口近傍での空気の乱流の発生を防止することができ、吸気効率の低下、及び吸気音の発生を抑制することができる。
【0022】
また、連結傾動金具は、整流板本体を傾動可能(姿勢変更可能)にレンジフード本体に連結するように構成されているので、姿勢維持金具による整流板本体とレンジフード本体との連結を解除すれば、整流板本体を垂下状態となるように傾動させることができる。これにより、整流板本体を垂下させた状態で、レンジフード本体における吸気口、及び該吸気口近傍が露呈させることができるので、整流板本体を完全に取り外すことなく、レンジフード本体における吸気口近傍部分を手軽に清掃することができる。
【0023】
さらに、整流板本体を傾動させた際に、整流板本体がコンロの幅方向の一端側で垂下するように、連結傾動金具を取り付ければ、コンロ上で煮炊きや揚げ物をした際に、蒸気、油煙の発生、油の飛び跳ねが頻繁である場合に、蒸気や油煙などについては、垂下した整流板本体に案内されて吸気口に導かれ、また飛び跳ねる油については、整流板に接触してコンロに隣接する場所に油が飛び散るのを防止することができる。
【0024】
また、請求項6記載の如く、前記連結傾動金具は、レンジフード本体に形成された起立部に係止する係止部材と、該係止部材に回転可能に取り付けられるとともに、前記整流板本体と着脱自在に連結する連結部材とで構成されれば、整流板本体を円滑に傾動させることができる。
【0025】
さらに、請求項7記載の如く、前記姿勢維持金具は、整流板本体の端部が嵌入される嵌入部と、該嵌入部に接続され、レンジフード本体に着脱可能に吸着する吸着体とで構成されてもよい。このようにすれば、嵌入部に整流板本体の端部を嵌入するだけで、姿勢維持金具を整流板本体に容易に取り付けることができる。また、姿勢維持金具は、レンジフード本体に着脱自在に吸着する吸着体を備えているので、姿勢維持金具が整流板本体に取り付けられた状態で、吸着体をレンジフード本体に吸着させれば、当該整流板本体を基準姿勢で維持させることができ、吸着体のレンジフード本体に対する吸着を解除させれば、整流板本体を容易に傾動させることができる。なお、この吸着体には、例えば、レンジフード本体における吸気口近傍部分(吸着体が吸着する部分)が平板状態にある場合には、吸盤を採用することができ、レンジフード本体における少なくとも吸着体が吸着する部分に磁性を有する材質が採用されている場合には、磁石を採用することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態にかかる整流板について図面を参酌しつつ説明する。なお、本実施形態は、整流板を取り付けるレンジフードが、一般的に普及した浅型のものである場合を一例として説明する。
【0027】
まず、この浅型のレンジフードについて説明すると、該レンジフードは、建物と一体化して取り付けられた、いわゆるシステムユニット化されたものであり、台所に設置されたコンロ(ガスコンロや電気コンロ)の上方に位置している。該レンジフードは、図1に示す如く、下面の略中央に平面視略矩形状の吸気口1を形成した箱状のレンジフード本体2と、該レンジフード本体2に内装され、台所内の蒸気や匂い等を含む空気等(以下、単に空気という)を吸気口1から吸気して、該建物の壁面に形成された排気口(図示しない)に排気する換気装置3とで構成されている。
【0028】
前記レンジフード本体2は、前記換気装置3を内装し得る内部空間を形成するとともに、台所のデザインに対応した外観となるように、金属製の薄板を板金加工することで箱状に形成されたものである。該レンジフード本体2におけるコンロと対向する下側の板4(以下、下板という)は、換気装置3のメンテナンス等が可能なように、枠組された起立板5の下端部にねじ止めされて、取り外し可能に構成されている。
【0029】
該下板4は、コンロと対向する下面に、傾斜した立部で凹部を形成するように、レンジフード本体2の内部空間側に膨出するとともに、該中央部に前記吸気口1が形成され、使用者の安全性の確保等の理由から、台所に設置した際の終端部が上方に向けて折り曲げられている(以下、この折り曲げられて起立した部分のうち、レンジフードの前側、及び奥側となる部分を起立部6a,6bという)。
【0030】
つまり、金属製の板材の端部は、面取り加工が行われていても鋭利であるため、使用者に下板4の端部が接触しないように、端部を上方に折り曲げているのである。なお、本実施形態にかかるレンジフードには、吸気口1からレンジフード本体2の内部空間内に油煙などに含まれた油等が入り込まないように、上面に磁石の取り付けられた金属製の枠内に耐火性を有する樹脂製のフィルターを取り付けたフィルター体Fが、吸気口1を覆うように、前記磁石によって金属製のレンジフード本体2に着脱自在に取り付けられている。
【0031】
前記換気装置3は、駆動源である電動モータ7と、該電動モータ7の駆動軸に接続されたファン8とで構成された送風機(いわゆる換気扇)である。
【0032】
レンジフードの構成は、以上からなり、次に、該レンジフードに取り付ける整流板について説明する。
【0033】
本実施形態にかかる整流板は、前記フィルター体Fを介して吸気口1と所定間隔を有し対向した姿勢(以下、基準姿勢という)で配置される薄板からなる整流板本体9と、該整流板本体9をレンジフード本体2に取付ける整流板取付金具10とで構成されている。
【0034】
前記整流板本体9は、図2に示す如く、平面視略矩形状をなしており、前記吸気口1の大きさよりやや大きく形状設定された金属製の板材である。
【0035】
前記整流板取付金具10は、レンジフード本体2に取り付けて前記整流板本体9をレンジフード本体2に対して傾動可能に連結する一対の連結傾動金具11,11と、該連結傾動金具11,11によりレンジフード本体2に連結された整流板本体9を基準姿勢で維持させる姿勢維持金具12とで構成されている。
【0036】
前記連結傾動金具11,11のそれぞれは、前記レンジフード本体2の下板4に形成された起立部6aに係止する係止部材13と、該係止部材13に上下方向に回転可能に取り付けられ、前記整流板本体9に連結する連結部材14とで構成されている。
【0037】
前記係止部材13は、帯状の板材を折り曲げて形成されたものである。具体的には、帯状の板材の長手方向の一端部が、略コの字状に折り返えされて前記レンジフードの起立部6aに係止する係止部15が形成されるとともに、該一端部の略対称となるように、他端部がU字状に折り返えされた連結部材14の後述する環体16を支持する支持部17が形成されている。また、該係止部材13は、係止部15及び支持部17に形成された各開部同士が接近するように、係止部15と支持部17との間の略中間位置に屈曲部が形成されて、くの字状をなしており、該屈曲部を境界とする一対の片部18a,18bが形成されている。
【0038】
前記連結部材14は、整流板本体9に連結する連結部19と、該連結部19に取り付けられた環体16とで構成されている。
【0039】
前記連結部19は、平面視略矩形状をなした一対の把持片20a,20bの一端同士が蝶着されて他端部同士が接離可能で、且つ一対の把持片20a,20bの他端部同士が接近した際に、該姿勢を維持するように構成された、いわゆるクリップである。すなわち、このクリップ(連結部19)は、整流板本体9の端部を把持可能に構成されている。
【0040】
前記環体16は、係止部材13の支持部17の曲げ半径よりやや太い棒体が曲げられて形成されたものであり、外形略台形状をなしている。該環体16は、該環体16における外形略台形の上辺(短辺)部に該当する部分が、前記連結部19の蝶着部分近傍に溶着されて、前記連結部19と一体的に形成されている。
【0041】
すなわち、連結部材14は、環体16の一部がU字状の支持部17内に位置するように、係止部材13の他端を環体16内に挿入させることで、該連結部材14が係止部材13の支持部17で回転可能となるように構成されている。
【0042】
上記構成からなる連結傾動金具11,11は、整流板本体9の長手方向に所定間隔を有するように配置された状態で、連結部19により整流板本体9の短手方向の一端部を把持することで、整流板本体9と連結される。
【0043】
前記姿勢維持金具12は、整流板本体9に取り付ける取付体21と、該取付体21の後述する固着部23に固着され、レンジフード本体2に着脱自在に吸着する吸着体である磁石24とで構成されている。
【0044】
前記取付体21は、帯状の板材が折り曲げられて形成されたものであり、長手方向の一端部が、整流板本体9の板厚に対応した間隙を形成するようにコの字状に曲げられて、整流板本体9の端部を差し込む(嵌入する)嵌入部22が形成され、他端部に前記磁石24が固着される固着部23が形成されている。さらに、取付体21は、嵌入部22と固着部23とが略平方をなすように、嵌入部22と固着部23との間の部分が、嵌入部22及び固着部23に対して傾斜して形成されている。
【0045】
上記構成の姿勢維持金具12は、コの字状をなす嵌入部22内に整流板本体9の短手方向の他端を差し込んで、整流板本体9に取付けられる。
【0046】
そして、前記連結傾動金具11,11、及び姿勢維持金具12を整流板本体9に取付けた状態で、連結傾動金具11,11の係止部15を、レンジフード本体2の起立部6aに係止させるとともに、姿勢維持金具12の磁石24をレンジフード本体2の下板4の下面に当接させれば、該磁石24が、レンジフード本体2に吸着し、整流板本体9が、前記連結傾動金具11,11、及び姿勢維持金具12によりレンジフード本体2に連結された状態となる(図1参照)。すなわち、整流板本体9が、フィルター体Fを介して吸気口1に所定間隔を有して対向した基準姿勢で、レンジフード本体2に連結された状態となる。
【0047】
この状態で換気装置3を駆動すれば、レンジフード本体2の下板4の下面と、整流板本体9との間の隙間を介して台所内の空気が円滑に流れ込んで、吸気口1近傍での乱流の発生を防止することができ、不快な吸気音の発生を防止することができる。
【0048】
また、レンジフード本体2における吸気口1近傍部分の清掃、フィルター体Fの交換、吸気口1から換気装置3の簡易な点検を行う際には、図3に示す如く、姿勢維持金具12の磁石24をレンジフード本体2の下板4から離間させれば、整流板本体9が連結傾動金具11,11の環体16の軸周りに回転(傾動)する。この際、整流板本体9の傾動に対応するように、係止部材13の支持部17内で支持されていた環体16が、係止部材13の一方の片部18a上を摺動して屈曲部まで移動する。そうすると、垂下した整流板本体9の重量(下向きの力)が、係止部15及び屈曲部を介して他方の片部18bにのみ伝わる。すなわち、レンジフード本体2の起立部6aに係止されて垂下状態にある係止部材13の他方の片部18bを真下方向に引っ張るように、垂下した整流板本体9の重量が作用する。したがって、係止部材13における係止部15及び支持部17との間に、垂下した整流板本体9の重量による大きな曲げモーメントが生じにくく、係止部材13を薄い板材で形成しても、変形や破損するといった事態を防止することができる。
【0049】
したがって、整流板本体9を容易に傾動させて垂下状態にすれば、該整流板本体9と対向していた部分を露呈させることができ、レンジフード本体2における吸気口1近傍部分の清掃、フィルター体Fの交換、換気装置3の点検等を手軽、且つ容易行うことができる。
【0050】
以上のように、整流板本体9を基準姿勢でレンジフード本体2に連結する連結傾動金具11,11及び姿勢維持金具12を、既設のレンジフード本体2に対して着脱自在に構成したので、該レンジフード本体2に加工を施すことなく、整流板本体9(整流板)をレンジフード本体2に取付けることができる。これにより、換気装置3を駆動した際における吸気口1近傍での空気の流れを整えることができるので、吸気口1近傍で発生していた空気の乱流による吸気効率の低下、及び不快な吸気音の発生を抑制することができる。
【0051】
また、連結傾動金具11,11、及び姿勢維持金具12が、整流板本体9に対しても着脱自在に構成されたので、整流板本体9が汚れた際などには、整流板本体9を容易に取り外すことができ、整流板本体9の清掃、又は交換を容易に行うことができる。
【0052】
さらに、連結傾動金具11,11をレンジフード本体2に対して着脱自在に構成し、姿勢維持金具12を整流板本体9に対して着脱自在に構成したので、該連結傾動金具11,11及び姿勢維持金具12が汚れた場合に、それぞれを取り外して容易に清掃することができる。
【0053】
また、整流板本体9をレンジフード本体2に対して傾動可能としたので、レンジフード本体9の下板4における吸気口1近傍部分を清掃する際に、整流板本体9を傾動させれば、吸気口1近傍部分を露呈させることができ、手軽に当該部分を清掃することができる。
【0054】
また、本実施形態のように連結傾動金具11,11をレンジフードの奥側にとりつければ、コンロ上で煮炊きや揚げ物をした際に発生する蒸気、油煙の発生や、油の飛び跳ねが頻繁である場合に、整流板本体9を垂下させれば、蒸気や油煙などについては、垂下した整流板本体9に案内されて吸気口に導かれ、また飛び跳ねる油については、該油が整流板に接触するので、奥側でレンジフードと隣接するのが壁面となるなる場合には、該壁面の汚れを防止することができる。
【0055】
尚、本発明の整流板、及び整流板取付金具は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0056】
本実施形態における整流板は、連結傾動金具11、11、及び姿勢維持金具12を整流板本体9に対して着脱自在構成したが、連結傾動金具11,11、及び姿勢維持金具12が整流板本体9に固着されたものであってもよい。この場合においても、整流板のレンジフード本体2に対しての取付けは、本実施形態と同様に行うことができる。ただし、事前に板状の整流板本体9を保有し、該整流板本体9を使用する場合等には、本実施形態と同様に、整流板本体に対して着脱自在に構成された整流板取付金具10(連結傾動金具11,11、及び姿勢維持金具12)を用意して使用することは勿論のことである。
【0057】
本実施形態において、連結傾動金具11をレンジフード本体2に取付けるべく、レンジフード本体2の起立部6aに係止する係止部15を係止部材13に形成したが、レンジフード本体2に対する係止部材13(連結傾動金具11)の取り付けは、必ずしも係止部15を起立部6aに係止するようにする必要はなく、例えば、係止部15に代えて係止部材13の一端部に磁石、又は吸盤などの吸着体部材を設け、該吸着部材により連結傾動金具11をレンジフード本体2に取付けるようにしてもよい。
【0058】
本実施形態において、姿勢維持金具12に磁石24を設けたが、該磁石24に代えて吸盤を設けても、本実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
【0059】
本実施形態において、整流板本体9を傾動させた際に、連結部材14の環体16を係止部材13の一方の片部18a上を摺動させて、整流板本体9が垂下状態となった際に、連結部材14の環体16が屈曲部に位置するようにしたが、係止部材13の強度を確保することができる場合には、必ずしも連結部材14の環体16を一方の片部18a上で摺動させる必要はなく、連結部材14を支持部17に蝶着させたものであってもよい。
【0060】
また、本実施形態において、姿勢維持金具12を整流板本体9に取付けるようにしたが、姿勢維持金具12は、必ずしも整流板本体9に取付ける必要はなく、例えば、本実施形態にかかる磁石24の磁力を大きくし、本実施形態にかかる嵌入部22に代えて、前記磁石24より磁力の弱い別の磁石を設けてもよい。
【0061】
このようにすれば、姿勢維持金具12が別の磁石の磁力によってレンジフード本体2の下板4に取り付けられた状態となる。そして、姿勢維持金具12の別の磁石により整流板本体9を吸着させれば、レンジフード本体2と整流板本体9とを連結した状態とすることができる。また、整流板本体9を傾動させる際には、別の磁石が吸着体である磁石24の磁力よりも小さいため、姿勢維持金具12のレンジフード本体2に対する吸着を維持した状態(姿勢維持金具12がレンジフード本体2に取り付けられた状態)で、姿勢維持金具12と整流板本体9とを離間させることができる。もちろん、この場合においても、それぞれの磁石に代えて吸引力の異なる吸盤を設けても、同様の作用、効果を奏することができる。
【0062】
本実施形態において、連結傾動金具11,11をレンジフード本体2の奥側に位置する起立部6aに係止したが、レンジフード本体2に対する連結傾動金具11,11の取付け位置は、レンジフード本体の奥側に形成された起立部6aに限定されるものではなく、例えば、下板4におけるレンジフード本体2の正面に対して横方向の両端部に起立部が形成されている場合には、該起立部に係止するようにしてもよい。このように、レンジフード本体2の横方向の形成された起立部に連結傾動金具11,11を取付け、整流板本体9を傾動させて垂下状態にすると、コンロ上で煮炊きした際に発生する蒸気や匂いを、垂下状態にある整流板本体9で吸気口1に案内することができる。また、揚げ物をした場合には、飛び跳ねる油が、垂下した整流板本体9に接触して該油がコンロに隣接する場所に飛び散るといった事態を防止することができる。
【0063】
【発明の効果】
以上のように、本発明にかかる整流板によれば、既設のレンジフード本体に対して傾動可能に整流板本体を連結する連結傾動金具を、該レンジフード本体に着脱可能に構成するとともに、整流板本体を基準姿勢で維持させる姿勢維持金具を、整流板本体又は既設のレンジフード本体の何れか一方に着脱可能に取り付け、該一方と他方とを着脱可能に構成したので、既設のレンジフード本体の加工を行うことなく、整流板本体を当該レンジフード本体に容易に取り付けることができる。これにより、吸気口近傍での空気の流れを整えることができるので、吸気効率の低下、及び吸気口近傍での吸気音の発生を抑制することができる。
【0064】
さらに、整流板本体をレンジフード本体に対して傾動させることができるので、整流板本体が吸気口より大きく設定されてレンジフード本体の吸気口近傍部分と、整流板本体とが対向するような場合であっても、整流板本体を傾動させれば、吸気口近傍部分を露呈させることができ、当該部分を手軽に清掃することができる。
【0065】
本発明にかかる整流板取付金具は、既設のレンジフード本体に対して傾動可能に整流板本体を連結する連結傾動金具を、該レンジフード本体に着脱可能に構成するとともに、整流板本体を基準姿勢で維持させる姿勢維持金具を、整流板本体又は既設のレンジフード本体の何れか一方に着脱可能に取り付け、該一方と他方とを着脱可能に構成し、しかも連結傾動金具、及び姿勢維持金具を整流板本体に対して着脱自在に構成したので、レンジフード本体に加工を施すことなく、整流板本体(整流板)をレンジフード本体に容易に取り付けることができる。
【0066】
また、連結傾動金具は、整流板本体をレンジフード本体に対して傾動可能に連結させることができるので、整流板本体を傾動させれば、吸気口、及び吸気口近傍部分を露呈させることができ、当該部分を手軽に清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる整流板が既設のレンジフード本体に取付けられた状態の側面断面図を示す。
【図2】同実施形態にかかる整流板の概略分解斜視図を示す。
【図3】同実施形態にかかる整流板本体をレンジフード本体に対して垂下させた状態の斜視図を示す。
【符号の説明】
1…吸気口、2…レンジフード本体、3…換気装置、4…下板、5…起立板、6a,6b…起立部、7…電動モータ、8…ファン、9…整流板本体、10…整流板取付金具、11…連結傾動金具、12…姿勢維持金具、13…係止部材、14…連結部材、15…係止部、16…環体、17…支持部、18a,18b…片部、19…連結部、20a,20b…把持片、21…取付体、22…嵌入部、23…固着部、24…磁石(吸着体)、F…フィルター体
Claims (7)
- 既設のレンジフード本体に形成された吸気口に対して所定間隔を有して対向する基準姿勢で配置される板状の整流板本体と、前記レンジフード本体に着脱可能に取り付けられて前記整流板本体をレンジフード本体に対して傾動自在に連結する連結傾動金具と、整流板本体又はレンジフード本体の何れか一方に着脱可能に取り付けられ、該一方と他方とを着脱可能に連結して、整流板本体を基準姿勢で維持させる姿勢維持金具とで構成されたことを特徴とする整流板。
- 前記連結傾動金具は、レンジフード本体に形成された起立部に係止する係止部材と、該係止部材に回転可能に取り付けられるとともに、前記整流板本体と連結する連結部材とで構成されてなる請求項1記載の整流板。
- 前記連結部材は、前記整流板本体に対して着脱可能に構成されてなる請求項2記載の整流板
- 前記姿勢維持金具は、整流板本体の端部が嵌入される嵌入部と、該嵌入部に接続され、レンジフード本体に着脱可能に吸着する吸着体とで構成されてなる請求項1乃至3の何れかに記載の整流板。
- 既設のレンジフード本体に形成された吸気口に対して所定間隔を有し、且つ対向した基準姿勢で配置される板状の整流板本体を前記レンジフード本体に取り付ける整流板取付金具であって、前記レンジフード本体に対し着脱可能に構成されるとともに、前記整流板本体に着脱可能に構成されて、該整流板本体をレンジフード本体に対して傾動自在に連結する連結傾動金具と、整流板本体又はレンジフード本体の何れか一方に着脱可能に取り付けられ、該一方と他方とを着脱可能に連結して、整流板本体を基準姿勢で維持させる姿勢維持金具とで構成されたことを特徴とする整流板取付金具。
- 前記連結傾動金具は、レンジフード本体に形成された起立部に係止する係止部材と、該係止部材に回転可能に取り付けられるとともに、前記整流板本体と着脱自在に連結する連結部材とで構成されてなる請求項5記載の整流板取付金具。
- 前記姿勢維持金具は、整流板本体の端部が嵌入される嵌入部と、該嵌入部に接続され、レンジフード本体に着脱可能に吸着する吸着体とで構成されてなる請求項5又は6記載の整流板取付金具。
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