JP2002045240A - 可搬式テーブル - Google Patents
可搬式テーブルInfo
- Publication number
- JP2002045240A JP2002045240A JP2000232082A JP2000232082A JP2002045240A JP 2002045240 A JP2002045240 A JP 2002045240A JP 2000232082 A JP2000232082 A JP 2000232082A JP 2000232082 A JP2000232082 A JP 2000232082A JP 2002045240 A JP2002045240 A JP 2002045240A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric heating
- air chamber
- heating device
- air
- blower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005485 electric heating Methods 0.000 claims abstract description 70
- 238000010411 cooking Methods 0.000 claims abstract description 49
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 23
- 229910052736 halogen Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 150000002367 halogens Chemical class 0.000 claims description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000000746 purification Methods 0.000 claims 1
- 235000019645 odor Nutrition 0.000 abstract description 31
- 235000014593 oils and fats Nutrition 0.000 abstract description 8
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 abstract description 6
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 abstract description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 18
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 14
- 239000003925 fat Substances 0.000 description 11
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 4
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N Carbon monoxide Chemical compound [O+]#[C-] UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 1
- 229910002091 carbon monoxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 239000002781 deodorant agent Substances 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Legs For Furniture In General (AREA)
- Induction Heating Cooking Devices (AREA)
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 家庭の団欒や友人同士等でのコミュニケーシ
ョンを図りながらでの焼き肉、鍋料理等の焼き料理や鍋
料理を、不快感を与えることなく楽しむことができる可
搬式テーブルを提供する 【解決手段】 ダイニングルーム、コンパートメント等
に搬入して使用する可搬式テーブルである。そして家族
の団欒や友人を呼んで焼き肉、鍋料理等をして、その調
理で発生する調理臭を含む上昇流を、電気加熱器具Bの
周辺部近傍に形成してある吸気口1から送風機12の排
気機能で空気チャンバー2に吸引し、含まれる臭気、油
脂分をフィルター手段5で吸着除去され、クリーンにし
て室内に排気(循環)する。
ョンを図りながらでの焼き肉、鍋料理等の焼き料理や鍋
料理を、不快感を与えることなく楽しむことができる可
搬式テーブルを提供する 【解決手段】 ダイニングルーム、コンパートメント等
に搬入して使用する可搬式テーブルである。そして家族
の団欒や友人を呼んで焼き肉、鍋料理等をして、その調
理で発生する調理臭を含む上昇流を、電気加熱器具Bの
周辺部近傍に形成してある吸気口1から送風機12の排
気機能で空気チャンバー2に吸引し、含まれる臭気、油
脂分をフィルター手段5で吸着除去され、クリーンにし
て室内に排気(循環)する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可搬式テーブル、
更に詳しくは電気加熱器具を組込んだ可搬式のテーブル
に関するものである。
更に詳しくは電気加熱器具を組込んだ可搬式のテーブル
に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、調理加熱器具として使用されていた
のは都市ガス、LPガス等を燃料とするガス器具が一般
的に使用されていた。燃焼により二酸化炭素や一酸化炭
素等の有害物質が発生するため、十分な換気を確保しな
ければならず、そのため、室の空調を乱す結果となって
いた。そこで、調理の際にも、有害物質が発生しない電
磁調理器やハロゲンヒータ等のニーズ(電気加熱器具)
が少しずつ高まってきているのが現状である。
のは都市ガス、LPガス等を燃料とするガス器具が一般
的に使用されていた。燃焼により二酸化炭素や一酸化炭
素等の有害物質が発生するため、十分な換気を確保しな
ければならず、そのため、室の空調を乱す結果となって
いた。そこで、調理の際にも、有害物質が発生しない電
磁調理器やハロゲンヒータ等のニーズ(電気加熱器具)
が少しずつ高まってきているのが現状である。
【0003】近年では、主婦が単独でキッチンという隔
離されたエリア内での調理スタイルから、ダイニングル
ームで家族全員が調理しながらコミュニケーションを図
るスタイルが望まれているものの、現在の電磁調理器や
電気レンジ等の一般的にキッチンに永久的に取付けられ
るいわば固定式のものであり、実現することが困難であ
った。また、可搬式のものとして簡易的なホットプレー
ト等が挙げられるが、本格的な調理には不向きであり、
さらに湯沸かし、煮物ができないという欠点を有し、調
理器としては十分なものではなかった。
離されたエリア内での調理スタイルから、ダイニングル
ームで家族全員が調理しながらコミュニケーションを図
るスタイルが望まれているものの、現在の電磁調理器や
電気レンジ等の一般的にキッチンに永久的に取付けられ
るいわば固定式のものであり、実現することが困難であ
った。また、可搬式のものとして簡易的なホットプレー
ト等が挙げられるが、本格的な調理には不向きであり、
さらに湯沸かし、煮物ができないという欠点を有し、調
理器としては十分なものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来事情
に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、家庭の
団欒や友人同士等でのコミュニケーションを図りながら
での焼き肉、鍋料理等の焼き料理や鍋料理を、不快感を
与えることなく楽しむことができる便利な可搬式テーブ
ルを提供することにある。他の目的とする処は、排気す
るための手段である送風機や空気チャンバーの清掃が簡
単な可搬式テーブルを提供することにある。更に他の目
的とする処は、調理をしていない時には、一般のテーブ
ルとしてそ遜色なく使用できる可搬式テーブルを提供す
ることにある。
に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、家庭の
団欒や友人同士等でのコミュニケーションを図りながら
での焼き肉、鍋料理等の焼き料理や鍋料理を、不快感を
与えることなく楽しむことができる便利な可搬式テーブ
ルを提供することにある。他の目的とする処は、排気す
るための手段である送風機や空気チャンバーの清掃が簡
単な可搬式テーブルを提供することにある。更に他の目
的とする処は、調理をしていない時には、一般のテーブ
ルとしてそ遜色なく使用できる可搬式テーブルを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に講じた技術的手段として、請求項1は、テーブルに、
電磁調理器またはハロゲンヒータ等の電気加熱器具を組
込むと共にその電気加熱器具の周辺部近傍に調理で発生
した調理臭を含む上昇流を吸い込む吸気口を形成し尚且
つその吸気口に連通して送風機を収容する空気チャンバ
ーを下位に設けて自立する可搬式テーブル本体を構成
し、前記吸気口またはその下流側にフィルター手段を設
け、前記送風機の吸込能力で前記上昇流を吸引しフィル
ター手段を通過させて浄化したクリーンな排気エアーを
室内に排気することを要旨とする。
に講じた技術的手段として、請求項1は、テーブルに、
電磁調理器またはハロゲンヒータ等の電気加熱器具を組
込むと共にその電気加熱器具の周辺部近傍に調理で発生
した調理臭を含む上昇流を吸い込む吸気口を形成し尚且
つその吸気口に連通して送風機を収容する空気チャンバ
ーを下位に設けて自立する可搬式テーブル本体を構成
し、前記吸気口またはその下流側にフィルター手段を設
け、前記送風機の吸込能力で前記上昇流を吸引しフィル
ター手段を通過させて浄化したクリーンな排気エアーを
室内に排気することを要旨とする。
【0006】前記技術的手段によれば、ダイニングルー
ム、コンパートメント等に搬入して家族の団欒や友人を
呼んで焼き肉、鍋料理等をすると、調理で発生する調理
臭を含む上昇流は、電気加熱器具の周辺部近傍に形成し
てある吸気口から送風機の機能で室内に放散することな
く空気チャンバーに吸引され、含まれる臭気、油脂分は
フィルター手段で各々吸着除去され、クリーンにして室
内に排気(循環)する。
ム、コンパートメント等に搬入して家族の団欒や友人を
呼んで焼き肉、鍋料理等をすると、調理で発生する調理
臭を含む上昇流は、電気加熱器具の周辺部近傍に形成し
てある吸気口から送風機の機能で室内に放散することな
く空気チャンバーに吸引され、含まれる臭気、油脂分は
フィルター手段で各々吸着除去され、クリーンにして室
内に排気(循環)する。
【0007】また、請求項2は、テーブルに組込まれた
電磁調理器またはハロゲンヒータ等の電気加熱器具と、
テーブル内を利用して形成され電気加熱器具の周辺部近
傍に臨み且つ同電気加熱器具に隣設して水平方向へ延設
する空気チャンバーと、その空気チャンバーに収容され
る送風機と、電気加熱器具の周辺部近傍のテーブル部分
に形成され調理で発生した調理臭を含む上昇流を空気チ
ャンバーに吸い込む吸気口とで自立する可搬式テーブル
本体を構成し、前記吸気口またはその下流側にフィルタ
ー手段を設け、前記送風機の吸込能力で前記上昇流を吸
引しフィルター手段を通過させて浄化したクリーンな排
気エアーを室内に排気することを要旨とする。前記テー
ブル内を利用してとは、テーブル内に形成する。テーブ
ル厚を有効利用して一部をテーブル裏面から部分的に突
出させて形成する。の双方を指すものである。テーブル
厚はせいぜい50〜80mm程度である一方、電気加熱
器具の厚みは50mm程度である。そのため、その電気
加熱器具に隣設して送風機を収容する空気チャンバーを
設置するにしても、電気加熱器具と同程度の高さの空気
チャンバーをテーブル内に確保すれば良く、その空気チ
ャンバーにフィルター手段を付設したとしても、フィル
ター手段の厚みを20mm〜30mm程度に抑制してあ
るため、テーブル厚が80mm程度のものの場合には、
電気加熱器具、送風機を有する空気チャンバー、フィル
ター手段全てがテーブルの裏面から突出せずにテーブル
内に収容することが可能であるし、テーブル厚が50m
m程度のものであれば、20〜30mm程度のフィルタ
ー手段分だけテーブル裏面から突出する程度の突出量に
抑制することができる。
電磁調理器またはハロゲンヒータ等の電気加熱器具と、
テーブル内を利用して形成され電気加熱器具の周辺部近
傍に臨み且つ同電気加熱器具に隣設して水平方向へ延設
する空気チャンバーと、その空気チャンバーに収容され
る送風機と、電気加熱器具の周辺部近傍のテーブル部分
に形成され調理で発生した調理臭を含む上昇流を空気チ
ャンバーに吸い込む吸気口とで自立する可搬式テーブル
本体を構成し、前記吸気口またはその下流側にフィルタ
ー手段を設け、前記送風機の吸込能力で前記上昇流を吸
引しフィルター手段を通過させて浄化したクリーンな排
気エアーを室内に排気することを要旨とする。前記テー
ブル内を利用してとは、テーブル内に形成する。テーブ
ル厚を有効利用して一部をテーブル裏面から部分的に突
出させて形成する。の双方を指すものである。テーブル
厚はせいぜい50〜80mm程度である一方、電気加熱
器具の厚みは50mm程度である。そのため、その電気
加熱器具に隣設して送風機を収容する空気チャンバーを
設置するにしても、電気加熱器具と同程度の高さの空気
チャンバーをテーブル内に確保すれば良く、その空気チ
ャンバーにフィルター手段を付設したとしても、フィル
ター手段の厚みを20mm〜30mm程度に抑制してあ
るため、テーブル厚が80mm程度のものの場合には、
電気加熱器具、送風機を有する空気チャンバー、フィル
ター手段全てがテーブルの裏面から突出せずにテーブル
内に収容することが可能であるし、テーブル厚が50m
m程度のものであれば、20〜30mm程度のフィルタ
ー手段分だけテーブル裏面から突出する程度の突出量に
抑制することができる。
【0008】前記技術的手段によれば、請求項1と同様
に焼き肉、鍋料理等の焼き料理や鍋料理をすると発生す
る調理臭を含む上昇流を、吸気口から送風機の機能で室
内に放出せずに空気チャンバーに吸引し、含まれる臭
気、油脂分をフィルター手段で吸着除去しクリーンにし
て室内に排気(循環)する。また、電気加熱器具と、送
風機を有する空気チャンバーとをテーブルの厚みを有効
に利用する隣設する関係をもって設置して、テーブル下
の突出させないようにすることが可能である。
に焼き肉、鍋料理等の焼き料理や鍋料理をすると発生す
る調理臭を含む上昇流を、吸気口から送風機の機能で室
内に放出せずに空気チャンバーに吸引し、含まれる臭
気、油脂分をフィルター手段で吸着除去しクリーンにし
て室内に排気(循環)する。また、電気加熱器具と、送
風機を有する空気チャンバーとをテーブルの厚みを有効
に利用する隣設する関係をもって設置して、テーブル下
の突出させないようにすることが可能である。
【0009】そして、請求項3、4は、前記請求項1、
2記載のテーブル面に対して一段低い位置に前記電気加
熱器具を組込みんでテーブル面と電気加熱器具との間の
段差立面に前記空気チャンバーに連通する吸気口を形成
していることを要旨とする。
2記載のテーブル面に対して一段低い位置に前記電気加
熱器具を組込みんでテーブル面と電気加熱器具との間の
段差立面に前記空気チャンバーに連通する吸気口を形成
していることを要旨とする。
【0010】この技術的手段によれば、電気加熱器具の
加熱部と同面状にもって形成されている吸気口から上昇
流を吸気するのに比べて加熱部周囲の立面に形成されて
いる吸気口からの吸気は、吸気性能が向上する。また、
その立面は、テーブル面と一段低い電気加熱器具との間
に調理の邪魔にならないように存在させる。
加熱部と同面状にもって形成されている吸気口から上昇
流を吸気するのに比べて加熱部周囲の立面に形成されて
いる吸気口からの吸気は、吸気性能が向上する。また、
その立面は、テーブル面と一段低い電気加熱器具との間
に調理の邪魔にならないように存在させる。
【0011】また、請求項5は、前記請求項2または4
記載の空気チャンバーの上壁部を、前記吸気口を有し且
つテーブル面の一部を形成する抜差し可能な蓋パネルで
構成していることを要旨とする。
記載の空気チャンバーの上壁部を、前記吸気口を有し且
つテーブル面の一部を形成する抜差し可能な蓋パネルで
構成していることを要旨とする。
【0012】この技術的手段では、空気チャンバーの上
壁部を構成し電気加熱器具と同面状や一段低い段差立面
に形成されている吸気口を有する蓋パネルを抜き取るこ
とによって、空気チャンバーを上方からオープンにし、
上方のオープン空間を利用して空気チャンバー内の清掃
や送風機の分解による清掃を実行させる。
壁部を構成し電気加熱器具と同面状や一段低い段差立面
に形成されている吸気口を有する蓋パネルを抜き取るこ
とによって、空気チャンバーを上方からオープンにし、
上方のオープン空間を利用して空気チャンバー内の清掃
や送風機の分解による清掃を実行させる。
【0013】そして、請求項6は、請求項5記載の蓋パ
ネルに空気チャンバーへの開閉可能な連絡口を形成し、
その連絡口に、吸気部を有する吸気タワーを抜差し可能
に立設していることを要旨とする。
ネルに空気チャンバーへの開閉可能な連絡口を形成し、
その連絡口に、吸気部を有する吸気タワーを抜差し可能
に立設していることを要旨とする。
【0014】この技術的手段では、前記吸気口との協働
またはこの吸気タワー単独で調理で発生する上昇流を、
送風機の機能で空気チャンバーに吸引し、臭気、油脂分
をフィルター手段で各々吸着除去しクリーンにして室内
に排気(循環)する。
またはこの吸気タワー単独で調理で発生する上昇流を、
送風機の機能で空気チャンバーに吸引し、臭気、油脂分
をフィルター手段で各々吸着除去しクリーンにして室内
に排気(循環)する。
【0015】請求項7は、前記請求項6記載の吸気タワ
ーが、本体筒に対してその吸気部が可撓筒で連結されて
いることを要旨とする。また、この吸気タワーは首振り
可能であっても良いものである。
ーが、本体筒に対してその吸気部が可撓筒で連結されて
いることを要旨とする。また、この吸気タワーは首振り
可能であっても良いものである。
【0016】この技術的手段では、吸気部の高さが、首
振りによる向き変更と共に変更可能となり、上昇流を効
果的に吸気する最適な高さ位置、向きにその吸気部を配
置することができる。邪魔な時は抜き取るのも一つの方
法であるが、首振りによる向き変更機能で上昇流の上昇
方向に合せた位置に吸気部を向けることもできる。
振りによる向き変更と共に変更可能となり、上昇流を効
果的に吸気する最適な高さ位置、向きにその吸気部を配
置することができる。邪魔な時は抜き取るのも一つの方
法であるが、首振りによる向き変更機能で上昇流の上昇
方向に合せた位置に吸気部を向けることもできる。
【0017】更に、請求項8は、請求項1乃至7いずれ
か1項記載のフィルター手段を内部に配置させてフィル
ターユニットとし、そのフィルターユニットを空気チャ
ンバーの排気口に着脱可能に設けていることを要旨とす
る。
か1項記載のフィルター手段を内部に配置させてフィル
ターユニットとし、そのフィルターユニットを空気チャ
ンバーの排気口に着脱可能に設けていることを要旨とす
る。
【0018】この技術的手段では、空気チャンバーに設
けられている排気口から外したフィルターユニットから
フィルター手段を外して、そのフィルター手段の洗浄や
交換に対処させ、そのフィルター手段とを前後に配置す
るフィルターユニットを構成し、そのフィルターユニッ
トを排気口に取着する。
けられている排気口から外したフィルターユニットから
フィルター手段を外して、そのフィルター手段の洗浄や
交換に対処させ、そのフィルター手段とを前後に配置す
るフィルターユニットを構成し、そのフィルターユニッ
トを排気口に取着する。
【0019】そして、請求項9は、前記請求項8記載の
ユニットに代えて屋外への排気ダクトが、その排気口に
接続可能であることを要旨とする。
ユニットに代えて屋外への排気ダクトが、その排気口に
接続可能であることを要旨とする。
【0020】この技術的手段では、上昇流に含まれる油
脂分や臭気が多量に含まれ、フィルター手段での吸着除
去でそれら油脂分や臭気が完全に除去できないと判断し
た時の屋外に排気する自在性をも具備させる。
脂分や臭気が多量に含まれ、フィルター手段での吸着除
去でそれら油脂分や臭気が完全に除去できないと判断し
た時の屋外に排気する自在性をも具備させる。
【0021】請求項10は、請求項9記載において、送
風機を空気チャンバーから排除し、代りに排気ダクトに
設けてあることを要旨とする。
風機を空気チャンバーから排除し、代りに排気ダクトに
設けてあることを要旨とする。
【0022】更に請求項11は、前記請求項5または6
記載の空気チャンバーの上壁部を構成する電気加熱器具
不使用時専用の蓋パネルを用意し、該蓋パネルが吸気口
や連絡口の無い装飾用のパネルであることを要旨とす
る。この装飾用のパネルは、テーブル面と同一色や模様
を表面に有するものである。
記載の空気チャンバーの上壁部を構成する電気加熱器具
不使用時専用の蓋パネルを用意し、該蓋パネルが吸気口
や連絡口の無い装飾用のパネルであることを要旨とす
る。この装飾用のパネルは、テーブル面と同一色や模様
を表面に有するものである。
【0023】そして、この技術的手段によれば、調理を
していない時に空気チャンバーをその装飾用のパネルで
被蓋しておくことによって、敢えてテーブルクロス等で
隠さずとも一般のテーブルとして使用させる。また、吸
気口を有する段差立面をテーブル面と電気加熱器具周囲
との間に有するようにテーブル面に対して電気加熱器具
を一段低く組付けている例の場合には、送風機と共に電
気加熱器具が見えないようにその装飾用のパネルで隠す
ことができる。
していない時に空気チャンバーをその装飾用のパネルで
被蓋しておくことによって、敢えてテーブルクロス等で
隠さずとも一般のテーブルとして使用させる。また、吸
気口を有する段差立面をテーブル面と電気加熱器具周囲
との間に有するようにテーブル面に対して電気加熱器具
を一段低く組付けている例の場合には、送風機と共に電
気加熱器具が見えないようにその装飾用のパネルで隠す
ことができる。
【0024】そして、請求項12は、テーブルに、電磁
調理器またはハロゲンヒータ等の電気加熱器具とその電
気加熱器具に隣設して送風機とを各々組込み、調理で発
生した調理臭を含む上昇流を吸い込む吸気部を有する吸
気タワーを、その送風機に連絡してテーブルに抜き差し
可能に設け、その吸気部またはその下流にフィルター手
段を設けて、前記送風機の吸込能力で前記上昇流を吸引
しフィルター手段を通過させて浄化したクリーンな排気
エアーを室内に排気することを要旨とする。前記吸気タ
ワーは、前述する手段のように本体筒に対してその吸気
部が可撓管で連結されており、そして抜き差し可能とす
る連絡口は、電気加熱器具不使用時には、蓋体で閉口す
る。また、前述するように電気加熱器具回り及びテーブ
ル内に形成した空気チャンバーの上壁を蓋パネルで構成
し、その空気チャンバー内に送風機を収容し、電気加熱
器具不使用時にその蓋パネルと交換可能なテーブル面兼
用の装飾用のパネル(テーブルと同色や同一模様)で空
気チャンバーと共に電気加熱器具を視認不能に塞ぐよう
にしても良いものである。
調理器またはハロゲンヒータ等の電気加熱器具とその電
気加熱器具に隣設して送風機とを各々組込み、調理で発
生した調理臭を含む上昇流を吸い込む吸気部を有する吸
気タワーを、その送風機に連絡してテーブルに抜き差し
可能に設け、その吸気部またはその下流にフィルター手
段を設けて、前記送風機の吸込能力で前記上昇流を吸引
しフィルター手段を通過させて浄化したクリーンな排気
エアーを室内に排気することを要旨とする。前記吸気タ
ワーは、前述する手段のように本体筒に対してその吸気
部が可撓管で連結されており、そして抜き差し可能とす
る連絡口は、電気加熱器具不使用時には、蓋体で閉口す
る。また、前述するように電気加熱器具回り及びテーブ
ル内に形成した空気チャンバーの上壁を蓋パネルで構成
し、その空気チャンバー内に送風機を収容し、電気加熱
器具不使用時にその蓋パネルと交換可能なテーブル面兼
用の装飾用のパネル(テーブルと同色や同一模様)で空
気チャンバーと共に電気加熱器具を視認不能に塞ぐよう
にしても良いものである。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2は、本発明可搬式テ
ーブルの第1の実施の形態を、図3及び図4は、同第2
の実施の形態を、同図5は、第3の実施の形態を、同図
6は、第4の実施の形態を、同図7及び図8は、同第5
の実施の形態を、同図9は、第6の実施の形態を、同1
0及び図11は、第7の実施の形態を、更には同図12
は、第8の実施の形態を、同図13は、第9の実施の形
態を各々示している。まず、第1の実施の形態から説明
すると、符号Aは、可搬式テーブル本体、5は、フィル
ター手段である。
に基づいて説明する。図1及び図2は、本発明可搬式テ
ーブルの第1の実施の形態を、図3及び図4は、同第2
の実施の形態を、同図5は、第3の実施の形態を、同図
6は、第4の実施の形態を、同図7及び図8は、同第5
の実施の形態を、同図9は、第6の実施の形態を、同1
0及び図11は、第7の実施の形態を、更には同図12
は、第8の実施の形態を、同図13は、第9の実施の形
態を各々示している。まず、第1の実施の形態から説明
すると、符号Aは、可搬式テーブル本体、5は、フィル
ター手段である。
【0026】可搬式テーブル本体Aは、図示するように
テーブルA1の4コーナーから下端にキャスターA2’
を備えた脚体A2を垂設してなり、そのテーブルA1中
央部に電磁調理器またはハロゲンヒータ等の電気加熱器
具(IHヒータ)Bを組付けると共にその電気加熱器具
Bの周辺部に吸気口1を、更にその吸気口1に連通して
送風機12を収容する空気チャンバー2を設けて構成さ
れている。
テーブルA1の4コーナーから下端にキャスターA2’
を備えた脚体A2を垂設してなり、そのテーブルA1中
央部に電磁調理器またはハロゲンヒータ等の電気加熱器
具(IHヒータ)Bを組付けると共にその電気加熱器具
Bの周辺部に吸気口1を、更にその吸気口1に連通して
送風機12を収容する空気チャンバー2を設けて構成さ
れている。
【0027】テーブルA1は、その中央部に空気チャン
バー2の上部開放部が丁度内嵌して固定される大きさの
凹窪部A1’を裏面側から凹設形成している。
バー2の上部開放部が丁度内嵌して固定される大きさの
凹窪部A1’を裏面側から凹設形成している。
【0028】前記凹窪部A1’は、テーブル面A1”と
の間に僅かな肉薄部を残置してテーブル裏面側から凹設
形成すると共に回りに平面視矩形帯状の肉薄部4を残し
て中央部に開口を開設している。
の間に僅かな肉薄部を残置してテーブル裏面側から凹設
形成すると共に回りに平面視矩形帯状の肉薄部4を残し
て中央部に開口を開設している。
【0029】電気加熱器具Bは、加熱部b1’を表面に
有する本体(実施の形態では3個の加熱部を有してい
る)b1を、その加熱部b1’を除いて一回り大きなケ
ースb2でカバーした構造になっている。また、この電
気加熱器具Bは、凹窪部A1’の内周面に上部開放部を
嵌合状にして取付られる空気チャンバー2内にケースb
2上面を前記平面視矩形帯状の肉薄部4裏面に当接させ
てケースb2周面と空気チャンバー2内周面との間に連
絡空間Sを確保した状態で同空気チャンバー2に取付け
られている。
有する本体(実施の形態では3個の加熱部を有してい
る)b1を、その加熱部b1’を除いて一回り大きなケ
ースb2でカバーした構造になっている。また、この電
気加熱器具Bは、凹窪部A1’の内周面に上部開放部を
嵌合状にして取付られる空気チャンバー2内にケースb
2上面を前記平面視矩形帯状の肉薄部4裏面に当接させ
てケースb2周面と空気チャンバー2内周面との間に連
絡空間Sを確保した状態で同空気チャンバー2に取付け
られている。
【0030】前記吸気口1は、連絡空間Sに臨む前記平
面視矩形帯状の肉薄部4部分に形成した通孔11と、そ
の通孔11上の細長矩形状の吸気口部材21とから構成
され、図1に示すように各吸気口部材21をその加熱部
b1’近傍にその縁に対して平行状にして通孔11上方
に連通状に取付固定し、空気チャンバー2内に装設され
た送風機12の排気能力で加熱部b1’で焼かれたり、
煮沸される料理から上昇する上昇流を吸気口部材21、
通孔11を介して空気チャンバー2内に吸気し、その中
に含まれる調理臭、水分、油脂分をフィルター手段5で
吸着除去して室内に排気(循環)するようになってい
る。
面視矩形帯状の肉薄部4部分に形成した通孔11と、そ
の通孔11上の細長矩形状の吸気口部材21とから構成
され、図1に示すように各吸気口部材21をその加熱部
b1’近傍にその縁に対して平行状にして通孔11上方
に連通状に取付固定し、空気チャンバー2内に装設され
た送風機12の排気能力で加熱部b1’で焼かれたり、
煮沸される料理から上昇する上昇流を吸気口部材21、
通孔11を介して空気チャンバー2内に吸気し、その中
に含まれる調理臭、水分、油脂分をフィルター手段5で
吸着除去して室内に排気(循環)するようになってい
る。
【0031】送風機12は、遠心ファン(シロッコファ
ン、ターボファン等の多翼ファン)であり、ファンケー
シングの吸込口に設けるベルマウス121を上側または
下側に向けた水平状にして空気チャンバー2内に設けて
あり、吐出口122を同空気チャンバー2に開口した排
気口2’に連通させてある。
ン、ターボファン等の多翼ファン)であり、ファンケー
シングの吸込口に設けるベルマウス121を上側または
下側に向けた水平状にして空気チャンバー2内に設けて
あり、吐出口122を同空気チャンバー2に開口した排
気口2’に連通させてある。
【0032】排気口2’には、フィルター手段5を有す
るフィルターユニット15が着脱可能に取付けられてい
る。
るフィルターユニット15が着脱可能に取付けられてい
る。
【0033】このフィルターユニット15は、偏平箱状
を呈するケース151の底部にグリル152を設け、そ
のグリル152と相対する開放部から調理に含まれる水
分、油脂分を吸着除去する第1フィルター153と、同
臭気を吸着除去する第2フィルター154を、その第1
フィルター153を上流側に位置させて抜差し可能に配
置してなり、排気口2’から突設した取付筒2”に嵌脱
可能に嵌合されている。前記フィルター手段5は、本実
施の形態では前記第1フィルター153と第2フィルタ
ー154とで構成されるが、消臭材付のガラスフィルタ
ー等、臭気と油脂分とを共に吸着除去するフィルター
や、油脂分を積極的に吸着除去するフィルターを使用し
ても勿論任意である。油脂分を積極的に吸着除去するフ
ィルターの場合でも臭気の根元とされる油脂分が積極的
に吸着除去される。
を呈するケース151の底部にグリル152を設け、そ
のグリル152と相対する開放部から調理に含まれる水
分、油脂分を吸着除去する第1フィルター153と、同
臭気を吸着除去する第2フィルター154を、その第1
フィルター153を上流側に位置させて抜差し可能に配
置してなり、排気口2’から突設した取付筒2”に嵌脱
可能に嵌合されている。前記フィルター手段5は、本実
施の形態では前記第1フィルター153と第2フィルタ
ー154とで構成されるが、消臭材付のガラスフィルタ
ー等、臭気と油脂分とを共に吸着除去するフィルター
や、油脂分を積極的に吸着除去するフィルターを使用し
ても勿論任意である。油脂分を積極的に吸着除去するフ
ィルターの場合でも臭気の根元とされる油脂分が積極的
に吸着除去される。
【0034】斯様に構成された可搬式テーブルは、例え
ばダイニングルーム、コンパートメント、ベランダ、庭
先に搬入し、そこで焼き料理、煮炊き料理をテーブルを
囲んだ家族、友人で舌鼓をうちながら楽しむ。加熱温度
調整、加熱部b1’の選択、電気加熱器具BのON・O
FFは、テーブル面A1”やテーブルA1の側面または
裏面に備設されている操作部100で行なわれる。調理
で発生する調理臭を含んだ上昇流は、室内に放散せずに
加熱部b1’回りの吸気口1から送風機12の送気能力
で空気チャンバー2に吸気され、前記排気口2’からフ
ィルター手段5で臭気、水分、油脂分が除去されて室内
に(循環)排気される。
ばダイニングルーム、コンパートメント、ベランダ、庭
先に搬入し、そこで焼き料理、煮炊き料理をテーブルを
囲んだ家族、友人で舌鼓をうちながら楽しむ。加熱温度
調整、加熱部b1’の選択、電気加熱器具BのON・O
FFは、テーブル面A1”やテーブルA1の側面または
裏面に備設されている操作部100で行なわれる。調理
で発生する調理臭を含んだ上昇流は、室内に放散せずに
加熱部b1’回りの吸気口1から送風機12の送気能力
で空気チャンバー2に吸気され、前記排気口2’からフ
ィルター手段5で臭気、水分、油脂分が除去されて室内
に(循環)排気される。
【0035】次に、第2の実施の形態について説明する
と、この実施の形態は、テーブル面A1”に対して一段
低い位置に電気加熱器具Bを組込みんでテーブル面A
1”と電気加熱器具Bとの間の段差立面6に前記空気チ
ャンバー2に連通する吸気口1を形成している点を除い
て前記実施の形態と同様構成であるため、同一符号を付
けて説明は省略する。
と、この実施の形態は、テーブル面A1”に対して一段
低い位置に電気加熱器具Bを組込みんでテーブル面A
1”と電気加熱器具Bとの間の段差立面6に前記空気チ
ャンバー2に連通する吸気口1を形成している点を除い
て前記実施の形態と同様構成であるため、同一符号を付
けて説明は省略する。
【0036】この実施の形態では、前記する空気チャン
バー2の上部開放縁を中央側に向って水平状に延設し、
更にその延設端から垂設して前記段差立面6を形成し、
その段差立面6の下端に前記電気加熱器具Bのケースb
2上端を取付け、段差立面6に等間隔をおいて吸気口1
を開口し、電気加熱器具Bの加熱部b1’から上昇する
上昇流をその段差立面6の吸気口1から吸気し、前記実
施の形態と同様に送風機12の排気能力で空気チャンバ
ー2内に吸気して、フィルター手段5で臭気、水分、油
脂分が吸着除去されて排気される。そして、調理時して
いない時には、上面をテーブル面A1”と面一状となる
蓋体200でその段差部16を被蓋して、電気加熱器具
Bの存在を隠すようにする。尚、図3に連設されている
のは折り畳み可能なサイドテーブルであり、この実施の
形態に関らず、前記する実施の形態及び後述する実施の
形態に備設することは自由なものである。
バー2の上部開放縁を中央側に向って水平状に延設し、
更にその延設端から垂設して前記段差立面6を形成し、
その段差立面6の下端に前記電気加熱器具Bのケースb
2上端を取付け、段差立面6に等間隔をおいて吸気口1
を開口し、電気加熱器具Bの加熱部b1’から上昇する
上昇流をその段差立面6の吸気口1から吸気し、前記実
施の形態と同様に送風機12の排気能力で空気チャンバ
ー2内に吸気して、フィルター手段5で臭気、水分、油
脂分が吸着除去されて排気される。そして、調理時して
いない時には、上面をテーブル面A1”と面一状となる
蓋体200でその段差部16を被蓋して、電気加熱器具
Bの存在を隠すようにする。尚、図3に連設されている
のは折り畳み可能なサイドテーブルであり、この実施の
形態に関らず、前記する実施の形態及び後述する実施の
形態に備設することは自由なものである。
【0037】更に、第3の実施の形態を説明すると、こ
の実施の形態は、前記するフィルターユニット15を外
して代りに排気ダクトDを接続して、上昇流に油脂分や
臭気が多量に含まれ、前記フィルター手段5での吸着除
去でそれら油脂分や臭気が完全に除去できないと判断し
た時にその上昇流を直接屋外に排気するようにした構成
になっている。
の実施の形態は、前記するフィルターユニット15を外
して代りに排気ダクトDを接続して、上昇流に油脂分や
臭気が多量に含まれ、前記フィルター手段5での吸着除
去でそれら油脂分や臭気が完全に除去できないと判断し
た時にその上昇流を直接屋外に排気するようにした構成
になっている。
【0038】そして、第4の実施の形態は、第1乃至第
3の実施の形態において、送風機12を空気チャンバー
2から、屋外に移し替えて排気ダクトDに連絡した場合
の例である。この実施の形態では、空気チャンバー2が
その分、小型化が図れる効果がある。
3の実施の形態において、送風機12を空気チャンバー
2から、屋外に移し替えて排気ダクトDに連絡した場合
の例である。この実施の形態では、空気チャンバー2が
その分、小型化が図れる効果がある。
【0039】更に第5の実施の形態を説明すると、この
実施の形態は、電気加熱器具BサイドのテーブルA1内
を空気チャンバー2として有効利用する場合の例であ
る。
実施の形態は、電気加熱器具BサイドのテーブルA1内
を空気チャンバー2として有効利用する場合の例であ
る。
【0040】テーブルA1は、図7、図8に示すように
中央部に電気加熱器具Bを据え付ける取付口A3を開口
し、更にその電気調理器具Bの周辺部近傍に臨む空気チ
ャンバー2を同電気加熱器具Bに隣設して同テーブルA
1内を利用して水平方向に延設形成している。
中央部に電気加熱器具Bを据え付ける取付口A3を開口
し、更にその電気調理器具Bの周辺部近傍に臨む空気チ
ャンバー2を同電気加熱器具Bに隣設して同テーブルA
1内を利用して水平方向に延設形成している。
【0041】この空気チャンバー2は、図8に示すよう
に、その上壁部22をテーブル面A1”の一部を構成す
る抜差し可能な蓋パネル300で構成され、その蓋パネ
ル300において、電気加熱器具Bの加熱部b1’回り
には、前記実施の形態と同様に吸気口部材21が組付け
てある。
に、その上壁部22をテーブル面A1”の一部を構成す
る抜差し可能な蓋パネル300で構成され、その蓋パネ
ル300において、電気加熱器具Bの加熱部b1’回り
には、前記実施の形態と同様に吸気口部材21が組付け
てある。
【0042】また、空気チャンバー2には、前述する多
翼ファンからなる送風機12を水平状に設置し、吐出口
122をこの空気チャンバー2の底壁32に開口した排
気口2’を貫通してフィルターユニット15に挿嵌させ
てある。
翼ファンからなる送風機12を水平状に設置し、吐出口
122をこの空気チャンバー2の底壁32に開口した排
気口2’を貫通してフィルターユニット15に挿嵌させ
てある。
【0043】このフィルターユニット15は、偏平箱状
を呈し一側面にグリル152を設けたケース155の内
部に調理に含まれる臭気を吸着除去する第1フィルター
153と、水分、油脂分を吸着除去する第2フィルター
154とを各々上下関係をもって各々配置し、ケース1
55の開放部を蓋156で被蓋し、そのケース155を
空気チャンバー2の底壁32に固着した受け座42に嵌
合状に支持させてあり、その蓋156には、前記排気口
2’を貫通する吐出口122を挿嵌する挿嵌口が開口さ
れている。尚、符号100は、操作部である。
を呈し一側面にグリル152を設けたケース155の内
部に調理に含まれる臭気を吸着除去する第1フィルター
153と、水分、油脂分を吸着除去する第2フィルター
154とを各々上下関係をもって各々配置し、ケース1
55の開放部を蓋156で被蓋し、そのケース155を
空気チャンバー2の底壁32に固着した受け座42に嵌
合状に支持させてあり、その蓋156には、前記排気口
2’を貫通する吐出口122を挿嵌する挿嵌口が開口さ
れている。尚、符号100は、操作部である。
【0044】斯様に構成された可搬式テーブルの場合に
は、調理で発生する調理臭を含んだ上昇流は、加熱部b
1’回りの吸気口1から送風機12の送気能力で電気加
熱器具BのサイドにテーブルA1の厚みを有効利用して
配設された空気チャンバー2に吸気され、前記排気口
2’からフィルター手段5で臭気、水分、油脂分が除去
されて室内に(循環)排気される。そして、不使用時に
は、前記蓋パネル300に代えて図8で示す装飾用のパ
ネル400で空気チャンバー2を蓋すると共に電気加熱
器具Bを視認不能に隠すようにしても良いものである。
この装飾用のパネル400は、テーブル面と同色や同一
模様を有するものである。
は、調理で発生する調理臭を含んだ上昇流は、加熱部b
1’回りの吸気口1から送風機12の送気能力で電気加
熱器具BのサイドにテーブルA1の厚みを有効利用して
配設された空気チャンバー2に吸気され、前記排気口
2’からフィルター手段5で臭気、水分、油脂分が除去
されて室内に(循環)排気される。そして、不使用時に
は、前記蓋パネル300に代えて図8で示す装飾用のパ
ネル400で空気チャンバー2を蓋すると共に電気加熱
器具Bを視認不能に隠すようにしても良いものである。
この装飾用のパネル400は、テーブル面と同色や同一
模様を有するものである。
【0045】更に、第6の実施の形態を説明すると、こ
の実施の形態は、前記第5の実施の形態における空気チ
ャンバー2内の送風機のベルマウス121と相対する蓋
パネル300部位に吸気タワー7を抜差し可能に差入れ
たものである。
の実施の形態は、前記第5の実施の形態における空気チ
ャンバー2内の送風機のベルマウス121と相対する蓋
パネル300部位に吸気タワー7を抜差し可能に差入れ
たものである。
【0046】この吸気タワー7は、前記蓋パネル300
においてベルマウス121と相対する位置に連絡口30
1を開閉可能に形成し、その連絡口301に抜差し可能
な挿嵌される本体筒17に対して先端の吸気部37が可
撓筒27で連結された構成になっている。
においてベルマウス121と相対する位置に連絡口30
1を開閉可能に形成し、その連絡口301に抜差し可能
な挿嵌される本体筒17に対して先端の吸気部37が可
撓筒27で連結された構成になっている。
【0047】前記吸気部37は、図示するように筒状を
呈してなり、下半部に吸気口371を散在状に有し、前
記可撓筒27の変形性を利用して加熱部b1’上方に位
置させることによって、前記加熱部b1’回りの吸気口
1と協働して調理によって発生する上昇流を送風機12
の排気能力で空気チャンバー2に吸引し、フィルターユ
ニット15で含まれる調理臭、水分、油脂分を吸着除去
し、室内に排気(循環)する。
呈してなり、下半部に吸気口371を散在状に有し、前
記可撓筒27の変形性を利用して加熱部b1’上方に位
置させることによって、前記加熱部b1’回りの吸気口
1と協働して調理によって発生する上昇流を送風機12
の排気能力で空気チャンバー2に吸引し、フィルターユ
ニット15で含まれる調理臭、水分、油脂分を吸着除去
し、室内に排気(循環)する。
【0048】この吸気タワー7の不必要時には、前記連
絡口301を蓋体302で閉口される。また、この吸気
タワー7は、連絡口301への本体筒17の差込方向と
共に可撓筒27の機能で吸気口371の高さ及び位置が
変更可能でもあり、室内空調との関係で上昇流が偏る場
合にその状況に対応することができる。
絡口301を蓋体302で閉口される。また、この吸気
タワー7は、連絡口301への本体筒17の差込方向と
共に可撓筒27の機能で吸気口371の高さ及び位置が
変更可能でもあり、室内空調との関係で上昇流が偏る場
合にその状況に対応することができる。
【0049】そして、第7の実施の形態を説明すると、
この実施の形態は、前記フィルターユニット15を外し
て、屋外への排気ダクトDを前記吐出口122に接続し
て、加熱部b1’回りの吸気口1及び吸気タワー7で吸
引される調理時の上昇流を吸引し、屋外に直接排気する
ようになっている。この実施の形態は前述する実施の形
態と同様に例えば、上昇流に油脂分や臭気が多量に含ま
れ、前記フィルター手段5での吸着除去でそれら油脂分
や臭気が完全に除去できないと判断した時にその上昇流
を直接屋外に排気する時の対応策になっている。不使用
時には、吸気タワー7を抜き取った後、連絡口301は
蓋体302で閉口される。
この実施の形態は、前記フィルターユニット15を外し
て、屋外への排気ダクトDを前記吐出口122に接続し
て、加熱部b1’回りの吸気口1及び吸気タワー7で吸
引される調理時の上昇流を吸引し、屋外に直接排気する
ようになっている。この実施の形態は前述する実施の形
態と同様に例えば、上昇流に油脂分や臭気が多量に含ま
れ、前記フィルター手段5での吸着除去でそれら油脂分
や臭気が完全に除去できないと判断した時にその上昇流
を直接屋外に排気する時の対応策になっている。不使用
時には、吸気タワー7を抜き取った後、連絡口301は
蓋体302で閉口される。
【0050】尚、前記実施の形態と同様に不使用時に吸
気口1や連絡口301の無い不使用時専用の前記装飾用
のパネル400を、前記蓋パネル300と交換して使用
すること自由である。
気口1や連絡口301の無い不使用時専用の前記装飾用
のパネル400を、前記蓋パネル300と交換して使用
すること自由である。
【0051】また、第8の実施の形態は、前記する第2
の実施の形態の電気加熱器具Bに隣設して前記第5乃至
第7の実施の形態と同様に空気チャンバー2をテーブル
A1厚を利用して形成した例であり、必要に応じて吸気
タワー7が抜差し可能になっている。不使用時の電気加
熱器具Bは、別体な前記蓋体200で被蓋される。
の実施の形態の電気加熱器具Bに隣設して前記第5乃至
第7の実施の形態と同様に空気チャンバー2をテーブル
A1厚を利用して形成した例であり、必要に応じて吸気
タワー7が抜差し可能になっている。不使用時の電気加
熱器具Bは、別体な前記蓋体200で被蓋される。
【0052】次に、第9の実施の形態は、前記する第6
の実施の形態における電気加熱器具B回りの吸気口を排
除し、吸気タワー7の吸引力のみで調理臭を含む上昇流
を吸引し、フィルターユニット15で含まれる調理臭、
水分、油脂分を吸着除去し、室内に排気(循環)するよ
うにしてある。吸気タワー7の本体筒17は、蓋パネル
300の連絡口301を挿通して送風機12のベルマウ
ス121に嵌合させ、吸気部37から吸気される上昇流
を直接ベルマウス121からファンケーシング内に吸引
し、空気チャンバー2内を経由して吸気しないようにし
てある。この実施の形態において、前記と同様に電気加
熱器具B不使用時に、蓋パネル300を装飾用のパネル
400と交換して、その電気加熱器具Bを視認不能に塞
ぐようにしても良いものである。また、吸気タワー7の
本体筒17を、ベルマウス121に嵌合状とせずに、前
記実施の形態と同様に空気チャンバー2に連通するよう
に連絡口301に差し込んで立設させる構造にするも自
由である。これは、テーブルA1の大きさにもよるが、
送風機12が例えばテーブルA1の隅部や端部側に位置
する場合に、ベルマウス121に嵌合状にすると、電気
加熱器具Bに対して大きく離間して吸気タワー7が立設
され、調理臭を含む上昇流を効果的に吸気するに際し
て、吸気タワー7自体が無用に大型化する虞れがある。
これを避けるためにベルマウス121とは無関係に空気
チャンバー2に臨む位置であれば、電気加熱器具Bに接
近して吸気タワー7を立設することができる。前記フィ
ルターユニット15は、前記実施の形態と同様に空気チ
ャンバー2に対して着脱可能にして、屋外への排気ダク
トDを接続し、その排気ダクトDに送風機12を設ける
こと自由である。
の実施の形態における電気加熱器具B回りの吸気口を排
除し、吸気タワー7の吸引力のみで調理臭を含む上昇流
を吸引し、フィルターユニット15で含まれる調理臭、
水分、油脂分を吸着除去し、室内に排気(循環)するよ
うにしてある。吸気タワー7の本体筒17は、蓋パネル
300の連絡口301を挿通して送風機12のベルマウ
ス121に嵌合させ、吸気部37から吸気される上昇流
を直接ベルマウス121からファンケーシング内に吸引
し、空気チャンバー2内を経由して吸気しないようにし
てある。この実施の形態において、前記と同様に電気加
熱器具B不使用時に、蓋パネル300を装飾用のパネル
400と交換して、その電気加熱器具Bを視認不能に塞
ぐようにしても良いものである。また、吸気タワー7の
本体筒17を、ベルマウス121に嵌合状とせずに、前
記実施の形態と同様に空気チャンバー2に連通するよう
に連絡口301に差し込んで立設させる構造にするも自
由である。これは、テーブルA1の大きさにもよるが、
送風機12が例えばテーブルA1の隅部や端部側に位置
する場合に、ベルマウス121に嵌合状にすると、電気
加熱器具Bに対して大きく離間して吸気タワー7が立設
され、調理臭を含む上昇流を効果的に吸気するに際し
て、吸気タワー7自体が無用に大型化する虞れがある。
これを避けるためにベルマウス121とは無関係に空気
チャンバー2に臨む位置であれば、電気加熱器具Bに接
近して吸気タワー7を立設することができる。前記フィ
ルターユニット15は、前記実施の形態と同様に空気チ
ャンバー2に対して着脱可能にして、屋外への排気ダク
トDを接続し、その排気ダクトDに送風機12を設ける
こと自由である。
【0053】また、第5乃至第9の実施の形態では、テ
ーブルA1厚を利用して空気チャンバー2を設けて、テ
ーブルA1裏面への突出を抑制しているため、脚体A2
を折り畳みにして不使用時にコンパクトしておくことも
できるものである。
ーブルA1厚を利用して空気チャンバー2を設けて、テ
ーブルA1裏面への突出を抑制しているため、脚体A2
を折り畳みにして不使用時にコンパクトしておくことも
できるものである。
【0054】
【発明の効果】本発明は以上のように、テーブルに電磁
調理器またはハロゲンヒータ等の電気加熱器具と共に、
送風機を収容する空気チャンバーを組付け、その電気加
熱器具の周辺部近傍に開口した吸気口から調理で発生し
た調理臭を含む上昇流を空気チャンバーに吸引してフィ
ルター手段でクリーンにしてから室内に排気する可搬式
のテーブルであるから、ダイニングルーム、コンパート
メント等に搬入して、家族の団欒や友人を呼んで焼き
肉、鍋料理等の焼き料理や煮炊き料理しても、臭気や油
脂分で違和感を受感することなく、コミュニケーション
と共に料理を満喫することができる。しかも、テーブル
に電磁調理器またはハロゲンヒータ等の電気加熱器具を
組込むと共にその電気加熱器具の周辺部近傍に臨み且つ
同電気加熱器具に隣設して空気チャンバーを形成した可
搬式テーブルにあっては、テーブルの厚みを有効に利用
した隣設する関係をもって電気加熱器具、送風機を有す
る空気チャンバーを設置してテーブル下への突出量を可
及的に小さく抑制し、足の邪魔になる虞れを回避し、使
用感を更に向上させることができる。そして、テーブル
面に対して一段低い位置に電気加熱器具を組込みんでテ
ーブル面と電気加熱器具との間の段差立面に前記空気チ
ャンバーに連通する吸気口を形成していると、電気加熱
器具の加熱部と同面状にもって形成されている吸気口か
ら上昇流を吸気するのに比べて吸気効率を向上させ得る
上、この段差立面は、テーブル面から上方に突出するも
のではないから、調理の邪魔になる心配も全くない。ま
た、空気チャンバーの上壁部を、吸気口を有し且つテー
ブル面の一部を形成する抜差し可能な蓋パネルで構成し
ているものにあっては、その蓋パネルを抜き取ることに
よって、空気チャンバーを上方からオープンにし、空気
チャンバー内の清掃、送風機の分解による清掃が上方の
オープンスペースを利用して行なえ、それら作業が非常
に楽なものなる。そして、その蓋パネルに空気チャンバ
ーへの連絡口を開閉可能に開口し、その連絡口に、吸気
部を有する吸気タワーを抜差し可能に立設していると、
吸気口との協働またはこの吸気タワー単独で調理で発生
する上昇流を、吸引することになり、上昇流の室内への
放散を防止する安全策になる。そして、その吸気タワー
が、本体筒に対してその吸気部が可撓筒で連結されてい
るものにあっては、吸気部の高さが変更可能となり、上
昇流を吸気する万全策になるし、その上、吸気タワーが
首振り可能なものにあっては、首振り機能がそれに相乗
して、上昇流の上昇方向に合せた位置に吸気部を向ける
ことができる。また、フィルター手段を内部に配置して
フィルターユニットとし、そのフィルターユニットを空
気チャンバーの排気口に着脱可能に設けてあれば、その
フィルター手段の清掃時、交換時の作業が簡単に行なう
上で効果的である。そして、そのユニットに代えて屋外
への排気ダクトが、その排気口に接続可能であると、上
昇流に含まれる油脂分や臭気が多量に含まれ、フィルタ
ー手段での吸着除去でそれら油脂分や臭気が完全に除去
できないと判断された焼き料理時の対応策になり、無理
に室内に循環させて室内を汚染したり、食事をしている
人に不快感を与えない配慮策を採ることができる。そし
て、空気チャンバーの上壁部を構成する電気加熱器具不
使用時専用の蓋パネルを用意し、該蓋パネルが吸気口や
連絡口の無い装飾用のパネルであると、敢えテーブルク
ロスで隠さずとも通常のテーブルとして兼用することが
可能であり、前記のようにダイニングルームやコンパー
トメント等の広い部屋に搬入して使用せず、固定的にし
てその場でも安心して焼き料理や煮炊き料理を家人の団
欒等で楽しむのにも好適なものとなる。無論、本発明の
可搬式テーブルは、ベランダや庭等で料理を楽しむこと
にも使用できるものである。
調理器またはハロゲンヒータ等の電気加熱器具と共に、
送風機を収容する空気チャンバーを組付け、その電気加
熱器具の周辺部近傍に開口した吸気口から調理で発生し
た調理臭を含む上昇流を空気チャンバーに吸引してフィ
ルター手段でクリーンにしてから室内に排気する可搬式
のテーブルであるから、ダイニングルーム、コンパート
メント等に搬入して、家族の団欒や友人を呼んで焼き
肉、鍋料理等の焼き料理や煮炊き料理しても、臭気や油
脂分で違和感を受感することなく、コミュニケーション
と共に料理を満喫することができる。しかも、テーブル
に電磁調理器またはハロゲンヒータ等の電気加熱器具を
組込むと共にその電気加熱器具の周辺部近傍に臨み且つ
同電気加熱器具に隣設して空気チャンバーを形成した可
搬式テーブルにあっては、テーブルの厚みを有効に利用
した隣設する関係をもって電気加熱器具、送風機を有す
る空気チャンバーを設置してテーブル下への突出量を可
及的に小さく抑制し、足の邪魔になる虞れを回避し、使
用感を更に向上させることができる。そして、テーブル
面に対して一段低い位置に電気加熱器具を組込みんでテ
ーブル面と電気加熱器具との間の段差立面に前記空気チ
ャンバーに連通する吸気口を形成していると、電気加熱
器具の加熱部と同面状にもって形成されている吸気口か
ら上昇流を吸気するのに比べて吸気効率を向上させ得る
上、この段差立面は、テーブル面から上方に突出するも
のではないから、調理の邪魔になる心配も全くない。ま
た、空気チャンバーの上壁部を、吸気口を有し且つテー
ブル面の一部を形成する抜差し可能な蓋パネルで構成し
ているものにあっては、その蓋パネルを抜き取ることに
よって、空気チャンバーを上方からオープンにし、空気
チャンバー内の清掃、送風機の分解による清掃が上方の
オープンスペースを利用して行なえ、それら作業が非常
に楽なものなる。そして、その蓋パネルに空気チャンバ
ーへの連絡口を開閉可能に開口し、その連絡口に、吸気
部を有する吸気タワーを抜差し可能に立設していると、
吸気口との協働またはこの吸気タワー単独で調理で発生
する上昇流を、吸引することになり、上昇流の室内への
放散を防止する安全策になる。そして、その吸気タワー
が、本体筒に対してその吸気部が可撓筒で連結されてい
るものにあっては、吸気部の高さが変更可能となり、上
昇流を吸気する万全策になるし、その上、吸気タワーが
首振り可能なものにあっては、首振り機能がそれに相乗
して、上昇流の上昇方向に合せた位置に吸気部を向ける
ことができる。また、フィルター手段を内部に配置して
フィルターユニットとし、そのフィルターユニットを空
気チャンバーの排気口に着脱可能に設けてあれば、その
フィルター手段の清掃時、交換時の作業が簡単に行なう
上で効果的である。そして、そのユニットに代えて屋外
への排気ダクトが、その排気口に接続可能であると、上
昇流に含まれる油脂分や臭気が多量に含まれ、フィルタ
ー手段での吸着除去でそれら油脂分や臭気が完全に除去
できないと判断された焼き料理時の対応策になり、無理
に室内に循環させて室内を汚染したり、食事をしている
人に不快感を与えない配慮策を採ることができる。そし
て、空気チャンバーの上壁部を構成する電気加熱器具不
使用時専用の蓋パネルを用意し、該蓋パネルが吸気口や
連絡口の無い装飾用のパネルであると、敢えテーブルク
ロスで隠さずとも通常のテーブルとして兼用することが
可能であり、前記のようにダイニングルームやコンパー
トメント等の広い部屋に搬入して使用せず、固定的にし
てその場でも安心して焼き料理や煮炊き料理を家人の団
欒等で楽しむのにも好適なものとなる。無論、本発明の
可搬式テーブルは、ベランダや庭等で料理を楽しむこと
にも使用できるものである。
【図1】第1の実施の形態を示す斜視図。
【図2】図1の(2)−(2)線断面図。
【図3】第2の実施の形態を示す斜視図。
【図4】図3の(4)−(4)線断面図。
【図5】第3の実施の形態を示す縦断面図。
【図6】第4の実施の形態を示す縦断面図。
【図7】第5の実施の形態を示す縦断面図。
【図8】図7の斜視図で、蓋パネルを外した状態を示
す。
す。
【図9】第6の実施の形態を示す縦断面図。
【図10】第7の実施の形態を示す縦断面図。
【図11】図10の斜視図。
【図12】第8の実施の形態を示す斜視図で、電気加熱
器具の蓋体を外した状態を示す。
器具の蓋体を外した状態を示す。
【図13】第9の実施の形態を示す縦断面図。
A:可搬式テーブル本体 B:電気加熱
器具 1、371:吸気口 12:
送風機 2:空気チャンバー 5:フィルタ
ー手段 6:段差立面 22:上壁部 300:蓋パネル 301:連絡
口 7:吸気タワー 37:吸気部 17:本体筒 27:可撓筒 15:フィルターユニット 2’:排気口 D:排気ダクト 400:装飾用の
パネル
器具 1、371:吸気口 12:
送風機 2:空気チャンバー 5:フィルタ
ー手段 6:段差立面 22:上壁部 300:蓋パネル 301:連絡
口 7:吸気タワー 37:吸気部 17:本体筒 27:可撓筒 15:フィルターユニット 2’:排気口 D:排気ダクト 400:装飾用の
パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24C 15/20 F24C 15/20 G H05B 6/12 304 H05B 6/12 304 // A47J 37/06 316 A47J 37/06 316
Claims (12)
- 【請求項1】 テーブルに、電磁調理器またはハロゲン
ヒータ等の電気加熱器具を組込むと共にその電気加熱器
具の周辺部近傍に調理で発生した調理臭を含む上昇流を
吸い込む吸気口を形成し尚且つその吸気口に連通して送
風機を収容する空気チャンバーを下位に設けて自立する
可搬式テーブル本体を構成し、前記吸気口またはその下
流側にフィルター手段を設け、前記送風機の吸込能力で
前記上昇流を吸引しフィルター手段を通過させて浄化し
たクリーンな排気エアーを室内に排気することを特徴と
する可搬式テーブル。 - 【請求項2】 テーブルに組込まれた電磁調理器または
ハロゲンヒータ等の電気加熱器具と、テーブル内を利用
して形成され電気加熱器具の周辺部近傍に臨み且つ同電
気加熱器具に隣設して水平方向へ延設する空気チャンバ
ーと、その空気チャンバーに収容される送風機と、電気
加熱器具の周辺部近傍のテーブル部分に形成され調理で
発生した調理臭を含む上昇流を空気チャンバーに吸い込
む吸気口とで自立する可搬式テーブル本体を構成し、前
記吸気口またはその下流側にフィルター手段を設け、前
記送風機の吸込能力で前記上昇流を吸引しフィルター手
段を通過させて浄化したクリーンな排気エアーを室内に
排気することを特徴とする可搬式テーブル。 - 【請求項3】 前記テーブル面に対して一段低い位置に
前記電気加熱器具を組込みんでテーブル面と電気加熱器
具との間の段差立面に前記空気チャンバーに連通する吸
気口を形成していることを特徴とする請求項1記載の可
搬式テーブル。 - 【請求項4】 前記テーブル面に対して一段低い位置に
前記電気加熱器具を組込んでテーブル面と電気加熱器具
との間の段差立面に前記空気チャンバーに連通する吸気
口を形成していることを特徴とする請求項2記載の可搬
式テーブル。 - 【請求項5】 前記空気チャンバーの上壁部を、前記吸
気口を有し且つテーブル面の一部を形成する抜差し可能
な蓋パネルで構成していることを特徴とする請求項2ま
たは4記載の可搬式テーブル。 - 【請求項6】 前記蓋パネルに空気チャンバーへの開閉
可能な連絡口を形成し、その連絡口に、吸気部を有する
吸気タワーを抜差し可能に立設していることを特徴とす
る請求項5記載の可搬式テーブル。 - 【請求項7】 前記吸気タワーが、本体筒に対してその
吸気部が可撓筒で連結されていることを特徴とする請求
項6記載の可搬式テーブル。 - 【請求項8】 前記フィルター手段を内部に配置してフ
ィルターユニットとし、そのフィルターユニットを空気
チャンバーの排気口に着脱可能に設けていることを特徴
とする請求項1乃至7いずれか1項記載の可搬式テーブ
ル。 - 【請求項9】 前記ユニットに代えて屋外への排気ダク
トが、その排気口に接続可能であることを特徴とする請
求項8記載の可搬式テーブル。 - 【請求項10】 前記送風機を空気チャンバーから排除
し、代りに排気ダクトに設けられていることを特徴とす
る請求項9記載の可搬式テーブル。 - 【請求項11】 前記空気チャンバーの上壁部を構成す
る電気加熱器具不使用時専用の蓋パネルを用意し、該蓋
パネルが吸気口や連絡口の無い装飾用のパネルであるこ
とを特徴とする請求項5または6記載の可搬式テーブ
ル。 - 【請求項12】 テーブルに、電磁調理器またはハロゲ
ンヒータ等の電気加熱器具とその電気加熱器具に隣設し
て送風機とを各々組込み、調理で発生した調理臭を含む
上昇流を吸い込む吸気部を有する吸気タワーを、その送
風機に連絡してテーブルに抜き差し可能に設け、その吸
気部またはその下流にフィルター手段を設けて、前記送
風機の吸込能力で前記上昇流を吸引しフィルター手段を
通過させて浄化したクリーンな排気エアーを室内に排気
することを特徴とする可搬式テーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000232082A JP2002045240A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 可搬式テーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000232082A JP2002045240A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 可搬式テーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002045240A true JP2002045240A (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=18724817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000232082A Pending JP2002045240A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 可搬式テーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002045240A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101050480B1 (ko) | 2010-11-02 | 2011-07-20 | 박태준 | 전기 로스터 |
JP2013206671A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Panasonic Corp | 食卓組込型誘導加熱調理器 |
KR101486725B1 (ko) * | 2014-09-29 | 2015-01-29 | 주식회사 홈쿠벤 | 급배기 겸용 인덕션 환기시스템 |
CN106066053A (zh) * | 2016-07-20 | 2016-11-02 | 苏州韩博厨房电器科技有限公司 | 整体式无烟火锅装置 |
CN106765395A (zh) * | 2016-12-24 | 2017-05-31 | 信宜市汇美电器有限公司 | 一种用于减少油烟的火锅桌 |
CN107062342A (zh) * | 2017-06-09 | 2017-08-18 | 重庆鑫韵峰工贸有限公司 | 一种火锅桌以及餐饮装置 |
CN107822320A (zh) * | 2017-12-04 | 2018-03-23 | 福州品行科技发展有限公司 | 一种多功能火锅桌 |
CN108644849A (zh) * | 2018-07-25 | 2018-10-12 | 重庆鑫韵峰工贸有限公司 | 一种无烟火锅净化装置以及餐饮装置 |
JP2019010496A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 調理台 |
JP2019141244A (ja) * | 2018-02-19 | 2019-08-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 調理台 |
CN110319473A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-10-11 | 重庆鑫韵峰工贸有限公司 | 一种油烟气自动净化的火锅桌 |
CN111407142A (zh) * | 2020-04-10 | 2020-07-14 | 亿特机电实业(深圳)有限公司 | 一种具有语音控制功能的火锅 |
JP6951803B1 (ja) * | 2020-12-04 | 2021-10-20 | 株式会社ブーム | 作業空間及び構造物 |
KR20220098978A (ko) * | 2021-01-05 | 2022-07-12 | 주식회사 엑스코지 | 스마트테이블 |
-
2000
- 2000-07-31 JP JP2000232082A patent/JP2002045240A/ja active Pending
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101050480B1 (ko) | 2010-11-02 | 2011-07-20 | 박태준 | 전기 로스터 |
JP2013206671A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Panasonic Corp | 食卓組込型誘導加熱調理器 |
KR101486725B1 (ko) * | 2014-09-29 | 2015-01-29 | 주식회사 홈쿠벤 | 급배기 겸용 인덕션 환기시스템 |
WO2016052843A1 (ko) * | 2014-09-29 | 2016-04-07 | 주식회사 홈쿠벤 | 급배기 겸용 인덕션 환기시스템 |
EP3203159A4 (en) * | 2014-09-29 | 2017-08-09 | Homecooven Co. Ltd. | Induction ventilation system for both air supply and exhaust |
CN106066053A (zh) * | 2016-07-20 | 2016-11-02 | 苏州韩博厨房电器科技有限公司 | 整体式无烟火锅装置 |
CN106765395A (zh) * | 2016-12-24 | 2017-05-31 | 信宜市汇美电器有限公司 | 一种用于减少油烟的火锅桌 |
CN107062342A (zh) * | 2017-06-09 | 2017-08-18 | 重庆鑫韵峰工贸有限公司 | 一种火锅桌以及餐饮装置 |
CN107062342B (zh) * | 2017-06-09 | 2023-10-03 | 重庆鑫韵峰工贸有限公司 | 一种火锅桌以及餐饮装置 |
JP2019010496A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 調理台 |
CN107822320A (zh) * | 2017-12-04 | 2018-03-23 | 福州品行科技发展有限公司 | 一种多功能火锅桌 |
CN107822320B (zh) * | 2017-12-04 | 2023-12-15 | 福州品行科技发展有限公司 | 一种多功能火锅桌 |
JP2019141244A (ja) * | 2018-02-19 | 2019-08-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 調理台 |
CN108644849A (zh) * | 2018-07-25 | 2018-10-12 | 重庆鑫韵峰工贸有限公司 | 一种无烟火锅净化装置以及餐饮装置 |
CN110319473A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-10-11 | 重庆鑫韵峰工贸有限公司 | 一种油烟气自动净化的火锅桌 |
CN111407142A (zh) * | 2020-04-10 | 2020-07-14 | 亿特机电实业(深圳)有限公司 | 一种具有语音控制功能的火锅 |
CN111407142B (zh) * | 2020-04-10 | 2021-03-19 | 亿特机电实业(深圳)有限公司 | 一种具有语音控制功能的火锅 |
JP6951803B1 (ja) * | 2020-12-04 | 2021-10-20 | 株式会社ブーム | 作業空間及び構造物 |
JP2022089424A (ja) * | 2020-12-04 | 2022-06-16 | 株式会社ブーム | 作業空間及び構造物 |
KR20220098978A (ko) * | 2021-01-05 | 2022-07-12 | 주식회사 엑스코지 | 스마트테이블 |
KR102513766B1 (ko) * | 2021-01-05 | 2023-03-24 | 주식회사 엑스코지 | 스마트테이블 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002045240A (ja) | 可搬式テーブル | |
KR20110090407A (ko) | 가정용 조리기구 커버 | |
WO2004011855A1 (ja) | レンジフード | |
KR101460243B1 (ko) | 연기흡입 고기구이 장치 | |
KR100794233B1 (ko) | 직화구이기 | |
JP2869455B2 (ja) | 無煙加熱調理器 | |
KR101072704B1 (ko) | 철판조리기 | |
JP3683098B2 (ja) | 加熱調理器 | |
KR102176927B1 (ko) | 숯불 화로 | |
KR102152770B1 (ko) | 이동식 연기 포집기 | |
KR100464922B1 (ko) | 전기구이기 | |
KR102666497B1 (ko) | 휴대용 숯불구이기 | |
KR100543661B1 (ko) | 레인지 후드 | |
JP4692241B2 (ja) | 調理器具カウンタ | |
KR102306820B1 (ko) | 하향 배기식 로스터 | |
CN214120167U (zh) | 一种侧吸式无烟烤涮台 | |
KR102380484B1 (ko) | 상향 및 측방향 혼합형 급배기후드 | |
KR102148014B1 (ko) | 연기의 누출을 차단하는 후드를 구비한 숯불구이기 | |
KR0140450Y1 (ko) | 숯불구이용 구이기 | |
KR200321502Y1 (ko) | 정화장치가 구비된 공기 순환식 숯불 구이기 | |
JP2006029596A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP2003180531A (ja) | 焼肉等の調理器 | |
JP2023547403A (ja) | 無煙グリル兼エアフライヤー | |
JP3211984U (ja) | 加熱調理装置 | |
JPH10248723A (ja) | 焜炉用排煙装置 |