JP3218997U - 排煙装置 - Google Patents

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珍田 米夫
米夫 珍田
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株式会社野田ハッピー
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Abstract

【課題】居酒屋や食堂などの店舗内で焼き鳥やウナギなどを焼く際に発生する煙を効率的に排気できると共に、移動や設置場所の自由度が高い新規な排煙装置を提供する。【解決手段】焼き台30の近傍に設置される装置本体10に、排気ダクトDが接続される排気口11と、焼き台30の上方に臨むように延びるフード部20とを設け、フード部20に、焼き台30で発生した煙を吸い込む吸込口と、吸い込んだ煙を濾過して装置本体10側に通過させるフィルターとを備える。これによって、居酒屋や食堂などの店舗内で焼き鳥やウナギなどを焼く際に発生する煙を効率的に排気できると共に、予め設置してある焼き台30の近傍に後付けで設置でき、また、その移動も簡単にできるため、設置場所の自由度が高い。【選択図】図1

Description

本考案は、例えば居酒屋や食堂などの店舗内で焼き鳥やウナギなどを焼く際に発生する煙を排気するための排煙装置に関する。
焼き鳥やウナギなどを専用の焼き台を用いて調理する際には大量の煙が発生し、これが店舗内に充満するおそれがある。そのため、店舗内の調理室には、煙の発生源となる焼き台などの約1〜2m上方に傘状の大型のフードを備えた排気ダクトが設けられており、焼き台で発生した煙をそのフードから吸い込み、排気ダクトからフィルターなどを通過させて排気するための排気設備が不可欠となっている。
また、この種の排気設備としては上記のように大きなフードを有する汎用のものの他に、例えば以下の特許文献1や2に示すようなものも提案されている。特許文献1には、焼き鳥提供用カウンターの上に箱状の焼き上げ装置を設けると共にその周囲を透明フードで覆い、その透明フードの上部に形成された排煙口にダクトを接続した構成の焼き鳥提供用カウンターが開示されている。また、特許文献2には、焼き鳥用ガス台の近傍に空気吸い込みノズルを設け、焼き鳥用ガス台で発生した煙を空気吸い込みノズルで吸い込むようにした局所排煙排気装置が開示されている。
特開2008−107010号公報 実開平3−6249号公報
ところで、大型のフードを備えた従来の排気設備では、発生した煙を室内空気と共に排気するようになるため、室内の暖気や冷気も排気されてしまい、空調効率が悪い。また、大型のフードを一旦設置するとその位置が固定されてしまって自由度が低く、その焼き台の位置を移動、例えば焼き鳥を焼いている状態をお客さんにも見えるようにカウンターや窓際側やなどに移動させることが難しかった。
一方、前記特許文献1のような焼き鳥提供用カウンターの場合も室内の暖気や冷気も大量に排気されてしまって空調効率が良くない上に、透明フードが煙の油で汚れてしまい、頻繁に掃除する必要がある。他方、前記特許文献2に示すような局所排煙排気装置では、焼き鳥用ガス台を載せる調理台と空気吸い込みノズルが一体となっているため、設置場所の移動に制限があり、また製造コストも高くなるおそれがある。
そこで、本考案の目的はこれらの課題を解決するために案出されたものであり、その目的は居酒屋や食堂などの店舗内で焼き鳥やウナギなどを焼く際に発生する煙を効率的に排気できると共に、移動や設置場所の自由度が高い新規な排煙装置を提供することにある。
前記課題を解決するために第1の考案は、焼き台の近傍に設置される排煙装置であって、前記焼き台の近傍に設置される装置本体に、排気ダクトが接続される排気口と、前記焼き台の上方に臨むように延びるフード部とを設け、前記フード部に、前記焼き台で発生した煙を吸い込む吸込口と、吸い込んだ煙を濾過して前記装置本体側に通過させるフィルターとを備えたことを特徴とする排煙装置である。
このような構成によれば、焼き台の近傍に装置本体を設置し、フード部を焼き台の上方に臨むように位置させれば、焼き台から発生した煙を周囲の空気と共にフード部の吸込口から直ちに吸い込むことができる。そして、吸い込んだ煙を含む空気は、フィルターを通過することで油分や臭いなどが除去された後、装置本体側に流れ、排気口から排気ダクトに排気される。これによって、居酒屋や食堂などの店舗内で焼き鳥やウナギなどを焼く際に発生する煙を効率的に排気できると共に、予め設置してある焼き台の近傍に後付けで設置でき、また、その移動も簡単にできるため、設置場所の自由度が高い。
第2の考案は、第1の考案において、前記装置本体上に通気口を介して前記フード部を設けると共に、前記通気口を覆うように前記フィルターを設け、前記フード部に開閉蓋を備えたことを特徴とする排煙装置である。このような構成によれば、フード部の開閉蓋を開き、装置本体の通気口を覆うようにフィルターを取り付けるだけで簡単にフィルターの取り付け・交換作業を行うことができる。
第3の考案は、前記開閉蓋またはフード部を透明板で形成したことを特徴とする排煙装置である。このような構成によれば、フード部内が外から見えるため、フード部内に吸い込まれて排気される煙の流れを視覚的に楽しめることができると共に、内部を開くことなくフィルターの汚れ具合などを簡単に把握することができる。
本考案によれば、居酒屋や食堂などの店舗内で焼き鳥やウナギなどを焼く際に発生する煙を効率的に排気できると共に、予め設置してある焼き台の近傍に装置本体を後付けで設置でき、また、その移動も簡単にできるため、設置場所の自由度が高い。
本考案に係る排煙装置100の実施の一形態を示す斜視図である。 本考案に係る排煙装置100の実施の一形態を示す側面図である。 本考案に係る排煙装置100の実施の一形態を示す平面図である。 本考案に係る排煙装置100の実施の一形態を示す正面図である。 本考案に係る排煙装置100の作用を示す説明図である。
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。図1乃至図4は本考案に係る排煙装置100の実施の一形態を示したものであり、図1はその斜視図、図2はその側面図、図3はその平面図、図4はその正面図である。図示するようにこの排煙装置は、横長の箱状をした装置本体10と、この装置本体10の上部に連設されたフード部20とから主に構成されている。
装置本体10は、ステンレススチールなどの耐熱性に優れた材料から構成されており、その長さおよび高さは、少なくとも焼き台30よりも大きくなっている。なお、この焼き台30は、焼き鳥やウナギなどを直火で焼くものであり、横長の本体31内に炭火やガスバーナー、電熱器などの火源(図示せず)を有すると共に、その上面に焼き鳥やウナギなどおいて焼くための焼き部32を備えた構成となっている。従って、特に限定されるものではないが、例えばこの焼き台の長さが約800〜1000mmの場合では、装置本体10の長さはそれよりも大きい約1200mm程度となっている。
また、この装置本体10の一側面10bには、例えば口径200mm程度の排気口11が形成されており、この排気口11には、例えば蛇腹管などのフレキシブルホースなどからなる排気ダクトDが着脱自在に接続されるようになっている。なお、この排気ダクトDには図示しない排気ファンなどが設けられており、排気ダクトDを流れるガスを店舗外などに排気するようになっている。
フード部20は、装置本体10と同様にステンレススチールなどの耐熱性材料を用いて横長の箱状に形成されているが、その正面側、すなわち図2に示すように焼き台30が位置する装置本体10の正面10aと同じ面20aは、庇状に突き出た形状となっており、焼き台30の上方に臨むようになっている。また、図2乃至図4に示すようにこの庇状面20aには、横長をした一対の吸込口21,21が直列に並ぶように形成されている。なお、この吸込口21の大きさとしては特に限定されるものではないが、例えば横約400mm×縦約50mm程度の大きさとなっている。
また、図1乃至図3に示すようにこのフード部20の天井面20bには、矩形状の開口部22が形成されており、同じく矩形状をした開閉蓋23によって開閉自在となっている。この開閉蓋23は、ガラス板やアクリル板などのような透明な材料から構成されており、外からフード部20内が視認できるようになっている。なお、この開閉蓋23は奥側がヒンジ23a、23aによって開口部22の縁部に取り付けられており、手前側に設けられた取っ手23bを把持することで簡単に開閉動作できるようになっている。
また、装置本体10とフード部20との間には、これらを連通するように矩形状の通気口40が形成されていると共に、この通気口40には、これを覆うようにフィルター50が設けられている。このフィルター50は、それぞれ矩形状をした3つの脱臭フィルター51,51,51を並べて構成されている。なお、この脱臭フィルター51、51、51は特に限定するものではないが、例えば蛇腹構造の不織布やハニカム構造といった従来公知の市販品をそのまま用いることができる。
このような構成した本考案の排煙装置100は、図5に示すように作業台T上に置かれた焼き台30の近傍に装置本体10を設置し、そのフード部20を焼き台30の上方に臨むように位置させて用いることになる。そして、装置本体10の排気口11に排気ダクトDを接続して図示しない排気ファンを駆動させると、装置本体10内が負圧状態となるため、図示するように焼き台30の焼き部32(焼き鳥Y)から発生した煙が店舗内に拡散する前に周囲の空気と共に吸込口21からフード部20内に直ちに吸い込まれることになる。
フード部20内に吸い込まれた煙を含む空気は、フィルター50を通過することで油分や臭いなどが除去された後、装置本体10側に流れ、排気口11から排気ダクトDに排気される。これによって、居酒屋や食堂などの店舗内で焼き鳥やウナギなどを焼く際に発生する煙を効率的に排気できる。また、予め設置してある焼き台30の近傍に装置本体10を後付けで設置でき、また、その移動も簡単にできるため、設置場所の自由度が高い。また、排気ダクトDとしてフレキシブルホースを用いれば、専用のダクト工事なども不要となり、極めて経済的である。
また、フード部20に開閉蓋23を備えたため、その開閉蓋23を開き、装置本体10の通気口40を覆うようにフィルター50を取り付けるだけで簡単にフィルター50の取り付け・交換作業を行うことができる。さらに、この開閉蓋23をガラスやアクリルなどの透明板で形成したことにより、フード部20内が外から見えるため、内部を開くことなくフィルターの汚れ具合などを簡単に把握することができる。
また、この開閉蓋23だけでなく、さらにフード部20もガラスやアクリルなどの透明板で形成すれば、フード部20内に吸い込まれて排気される煙の流れが見えるため、視覚的にもお客さまを楽しませることができる。なお、この開閉蓋23を透明なものでなくステンレス板のような不透明で堅牢な材料で構成しても良い。
100…排煙装置
10…装置本体
11…排気口
20…フード部
21…吸込口
22…開口部
23…開閉蓋
30…焼き台
40…通気口
50…フィルター
D…排気ダクト
T…作業台
Y…焼き鳥

Claims (3)

  1. 焼き台の近傍に設置される排煙装置であって、
    前記焼き台の近傍に設置される装置本体に、排気ダクトが接続される排気口と、前記焼き台の上方に臨むように延びるフード部とを設け、
    前記フード部に、前記焼き台で発生した煙を吸い込む吸込口と、吸い込んだ煙を濾過して前記装置本体側に通過させるフィルターとを備えたことを特徴とする排煙装置。
  2. 請求項1に記載の排煙装置において、
    前記装置本体上に通気口を介して前記フード部を設けると共に、前記通気口を覆うように前記フィルターを設け、前記フード部に開閉蓋を備えたことを特徴とする排煙装置。
  3. 請求項2に記載の排煙装置において、
    前記開閉蓋またはフード部を透明板で形成したことを特徴とする排煙装置。
JP2018003521U 2018-09-10 2018-09-10 排煙装置 Active JP3218997U (ja)

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