JP3215350B2 - 多様化移動式無煙調理器 - Google Patents

多様化移動式無煙調理器

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JP3215350B2
JP3215350B2 JP09812797A JP9812797A JP3215350B2 JP 3215350 B2 JP3215350 B2 JP 3215350B2 JP 09812797 A JP09812797 A JP 09812797A JP 9812797 A JP9812797 A JP 9812797A JP 3215350 B2 JP3215350 B2 JP 3215350B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーティー、宴会
などの目的に合わせた移動式無煙調理器を設置自在と成
した多様化移動式無煙調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる移動式無煙調理器として
は、実公平3ー1703号公報に所載された、箱型の調
理器本体aの上面部にガスコンロ等の加熱器具bの載置
部cを設け、該載置部cの上方から背面部に渉ってフー
ドdを取付け、調理器本体a上面のフードdに包囲され
た部分に調理器本体a内部に連通する吸引口eを開口形
成し、調理器本体a内部において、吸引口eに電気集塵
ユニットf、f'および吸引ファンgを連繋すると共に、
吸引ファンgの吹き出し側に消音箱hを連設し、該消音
箱hに消臭ユニットiを装着し、消音箱hの端部を調理
器本体aの適宜個所に開口した排気口jに連繋し、又調
理器本体aの底面部にキャスターk、k'…を装着した移
動式無煙調理器が知られている(図18参照)。
【0003】かかる移動式無煙調理器は、宴会場等で調
理実演を行う所期の目的は達成されるが、加熱器具bは
互換性がなく、調理器本体aに加熱器具bを設置してあ
るが、1機種で1種類の調理しか出来ず、多様な調理へ
の対応度が低い欠点を有し、又調理器本体aの周囲は側
壁板だけであるために、調理道具等の載置場所がなく不
便であったり、お客様への料理提供は手渡ししか出来
ず、この点でも不便な欠点を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、パーティ
ー、宴会などの目的に合わせて移動式無煙調理器を組合
せて、多様な料理に対応可能と成した多様化移動式無煙
調理器を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、多様な料理に対応する機器設置が困難な課題
に鑑み、調理器本体の調理部として各種熱源(シーズヒ
ーター、低電圧ヒーター、電磁誘導、ガス等)の加熱器
具及び各種調理方式(鉄板、焼網、鍋)の調理加熱具を
装備したスモークレス・ワゴンを、目的に応じて使用す
ることによって、宴会料理に最適のスモークレス・ワゴ
ンを設置する。
【0006】又、調理部の周囲に配置した天板(テーブ
ル)を本体に対して着脱自在と成すと共に、2台のスモ
ークレス・ワゴンを横方向に連結自在と成し、連結した
スモークレス・ワゴンの周囲に横長の天板を取付けるこ
とによって、2種類の調理を隣同士で行う。
【0007】又、調理道具、料理の載置場所が不足する
課題に鑑み、本体周囲の天板を活用し、又調理者側の天
板の開口部にトレーの載置部を設けることによって、調
味料その他を載置する様にして、上記課題を解決する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面に基
づいて説明する。1は箱型の調理器本体であり、図1、
2、3、9に示す様に、該調理器本体1の上面部中央を
略矩形に陥没させて電気加熱式、電磁加熱式、ガスコン
ロ等の加熱器具2を載置する載置部3を形成し、加熱器
具2の上方に鉄板、焼網、鍋等の調理加熱具4を載置し
ている。
【0009】尚、図10、11、12に示す様に、一部
の熱源、調理方式のものでは、加熱器具2と調理加熱具
4を一体化したものでも良く、又調理加熱具4の下方
で、加熱器具2の一部では、排水口61付きのドレンパン
60又はカス受62を引き出し自在に取付けたり、鉄板にカ
スの落下口63を設けている。
【0010】又、図1、2、3に示す様に、調理器本体
1の上面に載置部3の上方から背面部に渉ってガラス製
その他の透明なフード5を取付け、該フード5は調理加
熱具4の背面側(お客様側)略半分を被覆する上面フー
ド6、該上面フード6から連続し、調理器本体1の背面
上端に傾斜配置される背面フード7、及び上面フード6
及び背面フード7の側面位置に立設される側壁フード
8、8aで構成している。
【0011】又、図1、2、3に示す様に、調理部の前
面(お客様側)及び上部に設けたフード5は透明な2層
のガラス板9、9aで構成し、且つ2層のフードガラス板
9、9a間に中間空気層10を介在させている。
【0012】更に、フード5は2種類の形式があり、図
1、2、3に示す様に、空気層10に室内空気を吸引流通
させる強制冷却方式と成し、又図示しないが、熱伝達を
抑制した自然冷却方式と成している。
【0013】又、図2、3に示す様に、載置部3の背面
側(お客様側)において、フード5に包囲された部分に
調理器本体1内部に連通する吸引口14を開口形成すると
共に、所定間隔の吸引孔15、15a …を穿設したトッププ
レート16を配置している。
【0014】又、図3に示す様に、17は調理器本体1に
内装した消煙装置であり、該消煙装置17の上流側にあっ
ては、フード5の下部で調理器本体1の上部に設けた吸
引口14より垂下させて吸煙通路18に連続させ、該吸煙通
路18に整流作用を有するダクト20を連設している。
【0015】そして、図2、4に示す様に、上記の吸煙
通路18にあっては、水平状のダクト20の基端側に立設状
態でダクトタワー19を連結し、該ダクトタワー19に内装
したスライドダクト21は、フード5及びトッププレート
16と同様に着脱自在と成している。
【0016】更に、スライドダクト21は鉛直方向で背面
側及び手前側に大ダクト21a 及び小ダクト21b に分割自
在と成しており、大ダクト21a 及び小ダクト21b は3面
の壁面22、22a …を夫々有し、一方の大ダクト21a は他
方の小ダクト21b に比して下方に延設させて、大ダクト
21a の下端部のみをダクト20内に配置し、大、小ダクト
21a 、21b の相違長さ分がダクト20内で連通路23として
開口している。
【0017】又、大ダクト21a はダクトタワー19内にお
いて背面側に配置すると共に、小ダクト21b は手前側に
配置し、大ダクト21a に底壁24を設けると共に、該底壁
24の先端に立上壁25を設けて、壁面22、22a …、底壁24
及び立上壁25による囲繞部分をドレンパン26と成し、又
小ダクト21b の壁面22、22a …の下端にスライドダクト
21の中央方向へ向けた傾斜壁27を設けている。尚、大、
小ダクト21a 、21b の3面の壁面22、22a …の2側面
は、重層状態と成している。
【0018】そして、図3に示す様に、ダクト20に連通
させた通気管30の流路内に電気集塵ユニット31を装着配
置し、具体的構成は省略するが、電気集塵ユニット31は
放電電極と集塵電極から成り、所定の電圧を作用させる
ことにより両者間で放電させ、電気集塵ユニット31内を
通過する焼煙等の粒子を帯電して集塵電極で吸着除去す
る様にしている。
【0019】又、通気管30の後端部に流路を下方へ誘導
する中間ボックス32を接続すると共に、該中間ボックス
32の下端部に容積大なる消音箱33を連設し、該消音箱33
内における通気経路に活性炭若しくは活性炭および芳香
剤等が充填された消臭ユニット34を装着すると共に、吸
引ファン35を内装し、消音箱33の端部を調理器本体1の
下面部適宜個所に開口形成した排気口36に接続してい
る。
【0020】又、調理器本体1の底面四隅部にキャスタ
ー37、37a …を装着して調理器本体1を移動自在と成
し、又調理器本体1の前面部に蓋体38、38a を開閉自在
に取付けている。
【0021】上記の様に構成した調理器本体1におい
て、図9に示す様に、調理器本体1の上端外周縁であっ
て、加熱器具2を収納する枠体40、40a …の上端外周縁
に、L字状の連結フランジ41、41a …の垂直板42をボル
トで固定している。
【0022】又、図5、6、7、8、17に示す様に、
天板44V、44Wの開口部V、Wに対し、調味料その他の
トレー70、70a …を収納する凹状のトレー受71を設けて
おり、例えば、上下開口の矩形状の受枠体72の天板44
V、44Wに対向する左右周縁部に、外側方向に鍔部73、
73a …を設けると共に、該鍔部73、73a …を開口部V、
Wの天板44V、44Wの縁部74、74a 上下に嵌合固定して
いる。
【0023】又、トレー70、70a …は上面開口の箱型状
と成すと共に、トレー70、70a …の前後周縁部に、外側
方向に鍔部75、75a …を設け、トレー70、70a …の箱部
はトレー受71の受枠体72内部の開口部に収納すると共
に、トレー70、70a …の鍔部75、75a …をトレー受71の
受枠体72に載置し、トレー70、70a …が小型の時には2
個のトレー70、70a …をトレー受71に収納したり、横方
向にスライド自在と成している。
【0024】又、図9(、14)に示す様に、連結フラ
ンジ41、41a …の水平板43上に、手前側(調理者側)が
開口し、1台分(又は2台分)の調理器本体1の開口部
V(、W)の間口V(、W)を有した略門型状の天板
(テーブル)44V(、44W)の下面内周縁を載置し、ボ
ルトで固定している。尚、2台連結時の詳細は後述する
が、図15、16に示す様に、1台分又は2台分の間口
V、Wを有した2種類の天板44V、44Wを装備し、選択
的に調理器本体1に取付ける様に成している。
【0025】そして、叙述の基本的な調理器本体1に対
する本願発明の特徴点を以下説明する。先ず、第1点目
としては、調理器本体1における全体構成(本体の配
置、消煙装置17、無煙化機器への排ガス流路、フード5
等)を共通化すると共に、夫々複数の調理部として、各
種熱源(シーズヒーター、低電圧ヒーター、電磁誘導、
ガスなど)の加熱器具2、及び各種調理器具(鉄板、焼
網、鍋など)の調理加熱具4を装備し、選択して調理器
本体1の載置部3等に取付ける。
【0026】複数種類の加熱器具2の一例としては、図
5、6、7、8及び図10、11、12に示す様に、各
種の加熱器具2の外形及び調理器本体1において対向す
る枠体40、40a …間等の載置部3の形状、寸法等を略同
一と成している。そして、低電圧ヒーターのものを図
5、10に示し、ガスのものを図6に示し、シーズヒー
ターのものを図7、11に示し、電磁誘導のものを図
8、12に示している。
【0027】又、調理加熱具4の一例としては、加熱器
具2の上方に載置されたり、組み込まれている。そし
て、焼網のものを図5、6に示し、鉄板のものを図7に
示し、センサー45を装備した鍋のものを図8に示してい
る。
【0028】そして、これらの組み合わせ例としては、
図5に示すものは低電圧ヒーターと焼網の組み合わせ、
図6に示すものはガスと焼網の組み合わせ、図7に示す
ものはシーズヒーターと鉄板の組み合わせ、図8に示す
ものは電磁誘導と鍋を組み合わせた一例である。
【0029】次に、本願発明の特徴点の第2点目として
は、図13、14、16に示す様に、天板44Vが取付け
られた調理器本体1において、調理部の周囲に配置した
天板44V(、44W)を調理器本体1に対して着脱自在と
成すと共に、2台のスモークレス・ワゴンを横方向に連
結自在と成している。
【0030】そして、連結したスモークレス・ワゴンの
周囲に横長の2台分の間口の開口部Wを有する天板44W
を取付ける。即ち、図14に示す様に、調理器本体1の
枠体40、40a …に取付けた連結フランジ41、41a …の水
平板43上に、手前側(調理者側)が開口し、2台分の調
理器本体1の開口部Wの間口を有した略門型状の天板44
Wの下面内周縁を載置し、ボルトで固定すると共に、結
合板50を隣接する2台の調理器本体1の下部に取付け
る。
【0031】次に移動式無煙調理器の作用について説明
する。加熱器具2上に載置された鉄板、焼網、鍋等の調
理加熱具4より立ち上がる焼煙、油粒子等の排ガスは、
調理器本体1内の消煙装置17における吸引ファン35の吸
引作用により、フード5に吸引誘導されて、フード5下
方に設けた吸引口14から吸引され、更に吸煙通路18を通
過して、下方に配置されたダクト20内に至る。
【0032】この排ガス流路において、吸煙通路18内で
粒径の大なる油粒子成分は、スライドダクト21下部のド
レンパン26内に自重落下して除去され、又スライドダク
ト21の壁面22、22a …に付着した粒子は、大ダクト21a
側では壁面22、22a …に沿って流下し、小ダクト21b 側
では傾斜壁27から落下して、最終的にドレンパン26に滞
留され、フード5及びスライドダクト21を調理器本体1
から離脱し、スライドダクト21下部のドレンパン26を清
掃する。
【0033】続いて、排ガスはダクト20から通気管30内
へ吸引される過程において、焼煙、油等の微細粒子は、
先ず電気集塵ユニット31に至って微細粒子が吸着除去さ
れ、更に排ガスは中間ボックス32を通して消音箱33内へ
至り、該消音箱33内で吹き出し音が消音されると共に、
消臭ユニット34の活性炭により消臭作用され、芳香剤に
より香付けされて、順次排気口36より室内へクリーンな
ガスとして直接排気される。
【0034】よって、移動式無煙調理器の加熱器具2上
に調理加熱具4を載置することにより、焼物、天麩羅等
の種々の調理を行い、調理に伴って立ち上がる焼煙、油
分等をフード5の誘導により効率良く吸引口14へ案内す
る。
【0035】又、調理器本体1内部において吸引口14に
電気集塵ユニット31及び吸引ファン35を連繋すると共
に、吸引ファン35の吹き出し側に消音箱33を連設し、該
消音箱33には消臭ユニット34を装着し、消音箱33の端部
を調理器本体1の適宜個所に開口した排気口36に連繋し
たことにより、吸引口14にて吸引した排ガス中に混在す
る焼煙、油粒子等の有害成分を帯電作用により電気集塵
ユニット31で効率良く電気的に吸着除去し、更に排ガス
は消音箱33内へ至り、該消音箱33内で吹き出し音が消音
されると共に、消臭ユニット34により消臭、香付けさ
れ、排ガスはクリーンなガスとして室内排気する。
【0036】よって、排ガス中の有害成分の除去を調理
器本体1の内部機構のみで処理出来るため、従来の集中
ダクト方式の様に別途床下へのダクト配管を要すること
なく設備費の低減を図ることが出来ると共に、宴会場、
座敷内へ直接運搬設置することが出来、又調理器本体1
の底面部にはキャスター37、37a …を装着したことによ
り、宴会場、座敷内において自在に移動可能となるた
め、焼煙の発生がないことと相俟って、調理直後の料理
をお客様の目前より安心して提供することが出来る。
【0037】次に本発明に係る多様化移動式無煙調理器
の作用について説明する。パーティー、宴会などの目的
に合わせて全体構成を共通化された調理器本体1の載置
部3に、各種熱源(シーズヒーター、低電圧ヒーター、
電磁誘導、ガス)から選択した1種の加熱器具2、及び
各種調理器具(鉄板、焼網、鍋)から選択した1種の調
理加熱具4を取付ける。
【0038】又、加熱器具2及び調理加熱具4が選択さ
れて取付けられた2台の調理器本体1を横方向に連結す
ると共に、連結したスモークレス・ワゴン調理器本体1
の周囲に横長の2台分の間口Wを有する天板44Wを取付
け、更に隣接する2台の調理器本体1の下部に結合板50
を取付ける。
【0039】その結果、パーティー会場、宴会場で必要
な種類のスモークレス・ワゴン(単体又は連結タイプの
調理器本体1)を移動自在と成すと共に、無煙化し、調
理実演を行う。尚、実施例において、調理器本体1の連
結タイプは2台連結のものを示したが、3台以上の複数
台を連結する様にしても良く、その場合には、開口部
V、Wを3台分以上のものと成す。
【0040】
【発明の効果】要するに本発明は、消煙装置17を内装し
た1台又は複数台の調理器本体1に加熱器具2及び調理
加熱具4を取付け、1台分又は複数台分の開口部V、W
手前側に有した複数種類の天板44V、44Wを備え、
台又は連結した複数台の調理器本体1に開口部V、Wの
間口が対応する天板44V、44Wを選択して取付る様にし
たので、調理部の周囲に配置したテーブル(天板44V、
44W)を調理器本体1に対して着脱自在と成し、2台の
スモークレス・ワゴン(調理器本体1)を横方向に連結
したスモークレス・ワゴンの周囲に横長の天板44Wを取
付けることにより、2台のスモークレス・ワゴンを連結
した時に、連結された2台の重複するテーブル天板44W
の面積を減少し、省スペース化を図ることが出来ると共
に、2種の調理を同時に見学出来て、興趣を向上するこ
とが出来る。
【0041】又、調理器本体1の枠体40、40a …に連結
フランジ41、41a …(L字状の連結フランジ41、41a …
の垂直板42及び水平板43)を介して天板44V、44Wを取
付ける様にし、又複数台の調理器本体1の連結時に、結
合板50を隣接する調理器本体1の下部に取付ける様にし
たので、テーブル天板44V、44Wの着脱、2台の調理器
本体1の連結の各作業をボルト締め等だけで行うことが
出来、又天板44V、44Wを調理道具又は料理の一時載置
場所として利用することが出来る。
【0042】又、消煙装置17を内装した調理器本体1に
加熱器具2の載置部3を設け、一方、載置部3の形状、
寸法と略同一と成すと共に熱源又調理方式が異なる複数
種類の加熱器具2及び調理加熱具4を備え、載置部3に
選択された加熱器具2を取付けると共に、該加熱器具2
の上方に選択された調理加熱具4を取付ける様にしたの
で、調理部に各種熱源(シーズヒーター、低電圧ヒータ
ー、電磁誘導、ガス)の加熱器具2及び各種調理器具
(鉄板、焼網、鍋)の調理加熱具4を装備したスモーク
レス・ワゴンを、目的に応じて使用し、或いは、加熱器
具2及び調理加熱具4を交換して使用し、パーティー会
場、宴会場で必要な種類のスモークレス・ワゴン(単体
又は連結タイプの調理器本体1)を移動自在と成すと共
に、無煙化し、調理実演を行って、演出効果を向上す
る。
【0043】又、使用者(宴会場)が加熱器具2及び調
理加熱具4の交換をしないとしても、製造段階又はリー
ス業者は、必要な種類のものを容易に製造することが出
来たり、組合せ可能なことにより、必要部品数を低減し
てコストダウンを図ることが出来る。
【0044】又、天板44V、44Wの開口部V、Wに、ト
レー70、70a …を収納する凹状のトレー受71を設けたの
で、調味料をトレー70、70a …に収納すれば、料理手
順、手配を円滑に行うことが出来、又トレー70、70a …
はトレー受71内に収納することにより、天板44V、44W
上又はその同一面上に物が無く、落下の危険を防止する
ことが出来る等その実用的効果甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動式無煙調理器の斜視図であ
る。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】本体の側面板を外し、且つ、フードを断面とし
た移動式無煙調理器の側面図である。
【図4】吸煙通路の断面図である。
【図5】低電圧加熱式で網焼用の単独タイプの平面図、
正面図及び側面図である。
【図6】ガス式で網焼用の単独タイプの平面図、正面図
及び側面図である。
【図7】シーズヒーター加熱式で鉄板焼用の単独タイプ
の平面図、正面図及び側面図である。
【図8】電磁加熱式でてんぷら用の単独タイプの平面
図、正面図及び側面図である。
【図9】本体、加熱器具、調理加熱具、天板、連結フラ
ンジなどの組付品を示す単独タイプの分解状態の正面図
である。
【図10】加熱器具の種類(低電圧鉄板用)を示す平面
図、正面図及び側面図である。
【図11】加熱器具の種類(シーズヒーター)を示す平
面図、正面図及び側面図である。
【図12】加熱器具の種類(電磁加熱)を示す平面図、
正面図及び側面図である。
【図13】低電圧加熱式で鉄板焼用及びシーズヒーター
加熱式で網焼用の2台連結タイプの平面図、正面図及び
側面図である。
【図14】本体、加熱器具、調理加熱具、天板、連結フ
ランジ、結合板などの組付品を示す2台連結タイプの分
解状態の正面図である。
【図15】単独タイプ用の天板の平面図である。
【図16】2台連結タイプ用の天板の平面図である。
【図17】トレーの拡大断面図である。
【図18】従来の移動式無煙調理器の断面図である。
【符号の説明】
1 調理器本体 2 加熱器具 3 載置部 4 調理加熱具 40、40a … 枠体 41、41a … 連結フランジ 44V、44W 天板 50 結合板 70、70a … トレー 71 トレー受 V、W 開口部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消煙装置を内装した1台又は複数台の調
    理器本体に加熱器具及び調理加熱具を取付け、1台分又
    は複数台分の開口部を手前側に有した複数種類の天板
    備え、1台又は連結した複数台の調理器本体に開口部の
    間口が対応する天板を選択して取付る様にしたことを特
    徴とする多様化移動式無煙調理器。
  2. 【請求項2】 調理器本体の枠体に連結フランジを介し
    て天板を取付ける様にし、又複数台の調理器本体の連結
    時に、結合板を隣接する調理器本体の下部に取付ける様
    にしたことを特徴とする請求項1の多様化移動式無煙調
    理器。
  3. 【請求項3】 消煙装置を内装した調理器本体に加熱器
    具の載置部を設け、一方、載置部の形状、寸法と略同一
    と成すと共に熱源又調理方式が異なる複数種類の加熱器
    具及び調理加熱具を備え、載置部に選択された加熱器具
    を取付けると共に、該加熱器具の上方に選択された調理
    加熱具を取付ける様にしたことを特徴とする多様化移動
    式無煙調理器。
  4. 【請求項4】 消煙装置を内装した調理器本体に加熱器
    具の載置部を設け、一方、載置部の形状、寸法と略同一
    と成すと共に熱源又調理方式が異なる複数種類の加熱器
    具及び調理加熱具を備え、載置部に選択された加熱器具
    を取付けると共に、該加熱器具の上方に選択された調理
    加熱具を取付ける様にしたことを特徴とする請求項1又
    は2の多様化移動式無煙調理器。
  5. 【請求項5】 天板の開口部に、トレーを収納する凹状
    のトレー受を設けたことを特徴とする請求項1、2又は
    4の多様化移動式無煙調理器。
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