JP2012213045A - 音響信号処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 選択ボタン3aでミュートグループ1を選択するとチャンネル表示フィールド3に、ミュートグループ1に属するchがハイライト表示される。chのSELスイッチを押すことにより、そのchをミュートグループ1に割り当てられる。ミュートボタン4bを操作すると、操作されたミュートグループがミュートオンされる。ミュートオンされた際の音量は、つまみ4aを操作することにより所望の値をミュートグループごとに設定することができる。
【選択図】 図5
Description
ミュートマスタ機能は、ミュートグループに属する全チャンネルのミュートのオン/オフ状態の切り替えを一括して行う機能である。ミュートグループは、任意の入力チャンネルおよび任意の出力チャンネルからなるグループとされ、ミュートグループには入力チャンネルと出力チャンネルとを混在させることができる。ミュートグループでは、一括してミュートのオン/オフ状態を切り替えたい複数のチャンネルを1つにグループ化している。このミュートグループは、例えばミュートグループ1ないしミュートグループ8の8グループ設けることができ、使用する場面ごとのミュートグループが作成される。例えば、全チャンネルをまとめたミュートグループ、曲間でトークや拍手が入るときにミュートするチャンネルをまとめたミュートグループ等とされる。
図1に示す本発明の実施例に係る音響信号処理装置1において、音響信号処理装置1の全体の動作を制御すると共に、パネルに設けられた操作子の操作に応じて制御信号を生成しているCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10が実行する音響信号処理のプログラム等の動作ソフトウェアが格納されている書き換え可能な不揮発性のフラッシュメモリ11と、CPU10のワークエリアや各種データ等が記憶されるRAM(Random Access Memory)12を備えている。このように、フラッシュメモリ11に動作ソフトウェアを格納することにより、フラッシュメモリ11内の動作ソフトウェアを書き換えることで、動作ソフトウェアをバージョンアップすることができる。また、ディジタルレコーダ等のその他の機器は、入出力インタフェースであるその他I/O 13を介して音響信号処理装置1に接続される。
図2において、表示器16とされるタッチパネル30の下側には、chストリップ40−1,40−2,40−3,・・・・が8本と、ステレオ用のSTchストリップ40−9が1本設けられている。8本のchストリップ40−1,・・・には、そのchストリップに割り当てられたchを選択するSELスイッチ41aと、そのchをオンオフするオンSW41bと、割り当てられたchのレベルを制御する電動フェーダ17におけるフェーダつまみ41cと、割り当てられたchを検聴するCUEスイッチ41dがそれぞれ設けられている。STchストリップ40−9にも同様にSELスイッチ41a、オンSW41bと、フェーダつまみ41cと、CUEスイッチ41dが設けられている。なお、SELスイッチ41aを押すと、押されたSELスイッチ41aのchストリップに割り当てられているchの詳細なパラメータの設定画面がタッチパネル30に表示されてパラメータの設定ができたり、当該chをミュートグループ等のグループに属させることができるようになる。
「レイヤ4」のボタン33dの下にタッチパネル30に表示されるカーソルを上下左右に移動させるカーソル移動キー34と、種々の設定可能な値を増減する増減キー35と、種々の設定可能な値を選択できるロータリエンコーダ36と、増減キー35やロータリエンコーダ36により選択された設定値や、カーソルにより選択されたオブジェクトを確定させるエンターキー37とが設けられている。また、パネルの右側の一番上にオン/オフなどのあらかじめプログラムされた機能を実行するためのU1〜U6の6つのユーザ定義キー(user defined keys)31が設けられている。ユーザ定義キー31のU1〜U6には、それぞれ異なる機能をアサインできるようにされており、ミュートグループのミュートのオン/オフを切り換えるミュートグループマスタボタンをアサインすることにより、ユーザ定義キー31のU1〜U6を押すことにより、アサインされたミュートグループのオン/オフを切り換えることができるようになる。なお、ミュートグループマスタ(MUTE GROUP MASTER)機能は、ミュートグループに属する全chのミュートのオン/オフ状態の切り替えを一括して行う機能である。
図3において、複数のアナログ入力ポート(A入力)50に入力されたアナログ信号は、波形I/O14に内蔵されているAD変換器によりディジタル信号に変換されて入力パッチ52に入力される。また、複数のディジタル入力ポート(D入力)51に入力されたディジタル信号は、そのまま入力パッチ52に入力される。入力パッチ52では、信号の入力元である複数の入力ポートの何れか1つの入力ポートを、例えば32チャンネルとされる複数の入力ch部53の各入力チャンネル毎に選択的にパッチ(結線)することができ、各入力チャンネルには、入力パッチ52でパッチされた入力ポートからの信号が供給される。
また、複数のアナログ出力ポートを備えるアナログ出力ポート部(A出力)59へ供給されたディジタル出力信号は、波形I/O18に内蔵されているDA変換器によりアナログ出力信号に変換されてアナログ出力ポートから出力される。そして、アナログ出力ポート部(A出力)59から出力されるアナログ出力信号は、増幅されてメインのスピーカから放音される。さらに、このアナログ出力信号は出演者が耳に装着するインイヤーモニタに供給されたり、その出演者の近傍に置かれたステージモニタスピーカで再生される。また、複数のディジタル出力ポートを備えるディジタル出力ポート部(D出力)60から出力されるディジタルオーディオ信号は、レコーダや外部接続されたDAT等に供給されてディジタル録音することができるようにされている。
入力チャンネルiにおいて、STバス54へ入力信号を送る経路には、特性制御部61と、フェーダ(Vol)62と、オンSW(CH_ON)63と、STスイッチ(TO_ST)64と、パン(PAN)65とが接続されている。特性制御部61は、入力信号の周波数特性を調整するイコライザ(EQ)やダイナミックレンジを圧縮するコンプレッサ(COMP)等の音響信号の特性制御処理を行う要素から構成されている。フェーダ(Vol)62は、入力チャンネルiの入力レベルを調整する処理を行う音量設定部である。オンSW(CH_ON)63は、入力チャンネルiのオン/オフを切り換えるスイッチであり、また、STスイッチ(TO_ST)64はSTバス54への入力信号をオン/オフするスイッチである。パン(PAN)65は、音像が所望の位置に定位されるようL、R信号のレベルを設定して、STバス54のL、Rにそれぞれ供給している。
出力チャンネルjにおいて、MIXバス55から出力パッチ58へ出力信号を送る経路には、特性制御部70と、フェーダ(Vol)71と、ミュートスイッチ(CH_ON)72とが接続されている。特性制御部70は、特性制御部61と同様とされ、出力信号の周波数特性を調整するイコライザ(EQ)やダイナミックレンジを圧縮するコンプレッサ(COMP)等の音響信号の特性制御処理を行う要素から構成されている。フェーダ(Vol)71は、出力チャンネルjの出力レベルを調整する処理を行う音量設定部である。オンSW(CH_ON)72は、出力チャンネルjのオン/オフを切り換えるスイッチである。ST出力ch部57は、ステレオL/Rの2ch構成になっている点を除き、MIX出力ch部56と同じ構成とされており、ST出力ch部57では、各ブロックのパラメータがLchとRchとで連動している。
出力チャンネルjにおいても、CPU10は、図示する破線内のフェーダ71とオンSW72の要素の2つのパラメータVol(j)とパラメータON(j)とを乗算([dB]の場合は加算)して1つの係数L1(j)を生成し、信号処理部(DSP)15は、出力チャンネルjの該2つの要素の処理として、マイクロプログラムの1つのステップ(特定ステップ)において、該生成された1つの係数L1(j)を音響信号に対して乗算する。また、ある出力チャンネルjのオンSW72がオン状態で、その出力チャンネルjを含むグループgのミュートがオンされたとき、その出力チャンネルjの係数L1(j)はゼロ(−∞[dB])になるとは限らず、その時点のそのグループgの減衰量Att(g)に応じた値となる。各グループgの減衰量Att(g)はユーザが設定することができ、出力チャンネルjのレベルが設定された減衰量だけ減衰されることから、ミュートされた際に残る音量のレベルが設定されることになる。
ミュートグループは、任意の入力チャンネルおよび任意の出力チャンネルからなるグループとされ、ミュートグループには入力チャンネルと出力チャンネルとを混在させることができる。ミュートグループでは、一括してミュートのオン/オフ状態を切り替えたい複数のチャンネルを1つにグループ化している。図5に示すMUTE GROUP画面2においては、チャンネル表示フィールド3に、32chの入力chが8chずつのCH1−8、CH9−16、CH17−24、CH25−32に区切られて表示され、16chの出力chが8chずつのMIX1−8、MIX9−16に区切られて表示され、1つのステレオchがSTとして表示されている。チャンネル表示フィールド3の下に1〜4のミュートグループの1つを選択する選択ボタン3aが表示されて、ミュートグループ1の「1」が選択されている。チャンネル表示フィールド3には選択されたミュートグループ1に属するchがハイライトされて表示されている。すなわち、CH9−16における入力ch11と入力ch12と入力ch13と、CH17−24における入力ch21と、CH25−32における入力ch25と入力ch26と、MIX1−8の出力ch8との7chがミュートグループ1に属している。図示する例では、ミュートグループは、ミュートグループ1ないしミュートグループ4の4グループ設けることができ、使用する場面ごとのミュートグループが作成される。例えば、ミュージシャンのモニタ用の音響信号を処理している複数の入力チャンネルからなるグループや、リバーブへ送出する音響信号を処理している複数の出力チャンネルからなるグループなどを作成することができる。
xchの係数更新ルーチンAが起動されると、ステップS10にてxchのオンSW(63又は72)のパラメータON(x)が確認されて“1”(オン)か“0”(オフ)かが判定される。ここで、ON(x)が“1”と判定されるとステップS11に進み、一時的に減衰量が格納されるレジスタattxに0[dB](値が1の係数に相当)が設定される。これは、オンSW(63又は72)がオン状態の時の減衰量が0[dB]になるからである。また、ミュートグループgに1番目のミュートグループ1を示す[1]が設定される。次いで、ステップS12にてミュートグループgのミュートボタン4bの状態MUTE(g)が確認されて“1”(オン)か“0”(オフ)かが判定される。ここで、MUTE(g)が“1”でミュートグループgがオンされていると判定されると、ステップS13に進みxchはミュートグループgに属するか否かが判定される。ここで、xchはミュートグループgに属すると判定された場合は、ステップS14にてミュートグループgのつまみ4aのパラメータAtt(g)の値がレジスタattxの値より小さい(減衰量が大きい)か否かが判定される。ここで、Att(g)の値がattxの値より小さい(減衰量が大きい)と判定された場合は、ステップS15にて減衰量が大きい方のAtt(g)の値がレジスタattxに格納される。そして、ステップS16にてミュートグループgが1つインクリメントされて次のミュートグループg+1とされ、ステップS17にて次のミュートグループg+1が最後のミュートグループ4を超えるか否かが判定される。ここで、次のミュートグループg+1が最後のミュートグループ4を超えていないと判定された場合は、ステップS12に戻り、ステップS12ないしステップS17の処理が再度行われる。このステップS12ないしステップS17の処理は、次のミュートグループg+1が最後のミュートグループ4を超えるまで繰り返し行われる。
ここで、ステップS12ないしステップS17の処理が繰り返し行われて、次のミュートグループg+1が最後のミュートグループ4を超えるとステップS17からステップS18へ進んで、レジスタvolxに、x chのフェーダ(62又は71)のボリュームレベルVol(x) [dB]にレジスタattxの値[dB]を加算した値が設定される。そして、ステップS19にてレジスタvolxの値に対応する係数を、信号処理部(DSP)15におけるx chの処理のうちの、前記特定ステップの係数としてDSP15に設定する。この場合、この場合、レジスタattxにはステップS14,S15の処理により、x chが属するすべてのミュートグループの減衰量のうちの最大の減衰量(つまみ4aが一番絞られたミュートグループの減衰量)が格納されており、この減衰量の最大値に応じて減衰された係数がx chの特定ステップに設定されることになる。ステップS19の処理が終了するとxchの係数更新ルーチンAの処理は終了する。なお、このxchの係数は上記した係数L1(i)あるいは係数L1(j)に相当する。また、ステップS10にてON(x)が“0”と判定されると、ステップS20に分岐してレジスタvolxに−∞[dB]の値(ゼロの係数に相当)が設定されステップS19に進むようになる。この場合、x chにおいては−∞[dB]の減衰量に対応する係数(=0)が設定されることから、x chが属するミュートグループのミュートがオンかオフかに関わらず、x chのオンSW(63又は72)からは、その後段に向けて無音の音響信号が出力される(そのchの音は出ない)。
xchの係数更新ルーチンBのステップS30ないしステップS33の処理は、xchの係数更新ルーチンAのステップS10ないしステップS13の処理と同様とされているのでその説明は省略する。そして、ステップS33にてxchはミュートグループgに属すると判定された場合は、ステップS34にてミュートグループgのつまみ4aのパラメータAtt(g) [dB]がレジスタattxの値[dB]に加算されてレジスタattxに格納される。これにより、ステップ32ないしステップS36の処理がミュートグループ数だけ繰り返し行われると、レジスタattxの値は、x chが属する全てのミュートグループgについて、その各ミュートグループgの減衰量Att(g)を累算した累算値となる。また、ステップS35ないしステップS39の処理は、xchの係数更新ルーチンAのステップS16ないしステップS20の処理と同様とされているのでその説明は省略する。
xchのフェーダ操作イベント処理が起動されると、ステップS40にて、x chのフェーダ(62又は71)のパラメータVol(x)に、ユーザが操作したフェーダつまみ41cの位置に応じた減衰量[dB]が設定される。次いで、ステップS41にて、x chの係数更新ルーチンA(またはB)を実行することにより、変更されたパラメータVol(x)の値が、信号処理部15におけるx chの処理の特定ステップの係数L1(x)に反映されて、x chのフェーダ操作イベント処理は終了する。
ミュートグループgのつまみ操作イベント処理が起動されると、ステップS45にて、ミュートグループgのパラメータAtt(g)に、ユーザが操作したつまみ4aの位置に応じた減衰量[dB]が設定される。次いで、ステップS46にてミュートグループgのミュートボタン4bのパラメータMUTE(g)が確認されて“1”(オン)か“0”(オフ)かが判定される。ここで、MUTE(g)が“1”でミュートグループgがオンされていると判定されると、ステップS47に進みミュートグループgに属するchの係数更新ルーチンが実行される。ステップS46にてMUTE(g)が“0”でミュートグループgがオフされていると判定された場合、またはステップS47の処理が終了した場合は、ミュートグループgのつまみ操作イベント処理は終了する。
ミュートグループgに属するchの係数更新ルーチンが起動されると、ステップS50にてミュートグループgに属する1つ目のchの番号がレジスタxに設定される。次いで、ステップS51にて、レジスタxに設定されたx chの係数更新ルーチンA(またはB)を実行することにより、変更されたパラメータAtt(g)乃至パラメータMUTE(g)の値が、信号処理部15における、ミュートグループgに属するx chの処理の特定ステップの係数L1(x)に反映される。ステップS51の処理が終了すると、ステップS52にてミュートグループgに属する次のchの番号がレジスタxに設定される。次いで、ステップS53にてレジスタxに設定された次のchがあるか否かが判定されて、レジスタxに設定された次のchがあると判定された場合は、ステップS51の処理が次のchに対して行われる。そして、繰り返しステップS51ないしステップS53の処理が行われて、ミュートグループgに属する最後のchに対してステップS51の処理が行われると、ステップS53にてレジスタxに設定された次のchがないと判定されて、ミュートグループgに属するchの係数更新ルーチンは終了する。
x chのオンSW操作イベント処理が起動されると、x chのオンSW(63又は72)のパラメータON(x)の値がステップS55にて反転される。すなわち、パラメータON(x)の値が”1”(オン)であった場合は”0”(オフ)に変更され、”0”(オフ)であった場合は”1”(オン)に変更される。次いで、ステップS56にて、x chの係数更新ルーチンA(またはB)を実行することにより、変更されたパラメータON(x)の値が、信号処理部15におけるx chの処理の特定ステップの係数L1(x)に反映されて、x chのオンSW操作イベント処理は終了する。
ミュートグループgのミュートスイッチ操作イベント処理が起動されると、ステップS60にて、ミュートグループgのパラメータMUTE(g)の値が反転される。すなわち、パラメータMUTE(g)の値が”1”(オン)であった場合は”0”(オフ)に変更され、”0”(オフ)であった場合は”1”(オン)に変更される。次いで、ステップS61にて、図8(c)に示すミュートグループgに属するchの係数変更処理ルーチンを実行することにより、変更されたパラメータMUTE(g)の値が、信号処理部15における、ミュートグループgに属するxchの処理の特定ステップの係数L1(x)に反映されて、ミュートグループgのミュートスイッチ操作イベント処理は終了する。
また、本発明の実施例にかかる音響信号処理装置では、種々の減衰値をそれぞれデシベル([dB])で扱っていたが、リニアで扱うようにしてもよい。その場合、実施例において加算により行われていた合成は、それぞれ、乗算により行うように変更される。
さらに、本発明の実施例は音響信号処理装置としたが、本発明はこれに限ることはなく、複数チャンネルの処理を行う音響機器に広く適用できる。例えば、イコライザ、コンプレッサ、リバーブ、レコーダ、スピーカプロセッサ、サラウンドアンプ、ミキサエンジンなどに適用することができる。
Claims (3)
- それぞれ音響信号の特性を制御する複数のチャンネルを備えた音響信号処理装置であって、
ユーザ操作に応じて、前記複数の各チャンネルの音量値を設定する音量設定部と、
ユーザ操作に応じて、前記複数のチャンネルのうちの所望の1ないし複数チャンネルからなるグループを、複数作成するグループ作成部と、
ユーザ操作に応じて、各グループに所望の減衰量を設定する減衰量設定部と、
ユーザ操作に応じて、各グループの状態をオンまたはオフに設定するオンオフ設定部とを備え、
前記複数の各チャンネルは、そのチャンネルが属するグループがオン状態にないとき、そのチャンネルの音響信号のレベルをそのチャンネルの音量値に応じて制御し、該グループがオン状態にあるとき、そのグループの減衰量だけそのチャンネルの音量値を減衰させた音量値を生成し、そのチャンネルの音響信号のレベルをその生成された音量値に応じて制御する音量制御部を備えていることを特徴とする音響信号処理装置。 - 前記複数のグループのうちの複数のグループを同時にオン状態とすることができ、
前記各チャンネルの音量制御部は、そのチャンネルが属している複数のグループがオン状態にあるとき、そのオン状態にある複数のグループの複数の減衰量うち、最も大きい減衰量だけそのチャンネルの音量値を減衰させた減衰値を生成し、そのチャンネルの音響信号のレベルをその生成された減衰量に応じて制御することを特徴とする請求項1記載の音響信号処理装置。 - 前記複数のグループのうちの複数のグループを同時にオン状態とすることができ、
前記各チャンネルの音量制御部は、そのチャンネルが属している複数のグループがオン状態にあるとき、そのオン状態にある複数のグループの複数の減衰量を加算合成し、その加算合成された減衰量だけそのチャンネルの音量値を減衰させた減衰値を生成し、そのチャンネルの音響信号のレベルをその生成された減衰量に応じて制御することを特徴とする請求項1記載の音響信号処理装置。
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