JP2003134599A - ディジタル・ミキサ - Google Patents

ディジタル・ミキサ

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JP2003134599A JP2001325970A JP2001325970A JP2003134599A JP 2003134599 A JP2003134599 A JP 2003134599A JP 2001325970 A JP2001325970 A JP 2001325970A JP 2001325970 A JP2001325970 A JP 2001325970A JP 2003134599 A JP2003134599 A JP 2003134599A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サラウンド信号のモニタを行えるようにす
る。 【解決手段】 カード44に入力されたサラウンド信号
をモニタするよう設定された際には、カード44からの
多チャンネルのサラウンド信号が出力パッチ54におい
て、アナログ出力ユニット55にパッチされる。アナロ
グ出力ユニット55からのサラウンドモニタ出力は、コ
ントロールルームに設置されたサラウンドスピーカから
出力されて、サラウンド信号をモニタすることができる
ようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、多チャンネルのサ
ラウンド信号のモニタを行うことのできるディジタル・
ミキサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多数のマイクロホンあるいは電気
・電子楽器などから出力されるオーディオ信号のレベル
や周波数特性を調整し、ミキシングしていくつかのミキ
シング・グループにまとめてパワーアンプに送り出すミ
キシング・コンソールが知られている。ミキシング・コ
ンソールを操作するオペレータは、楽器音や歌唱の各オ
ーディオ信号の音量や音色を、ミキシング・コンソール
に備えられた各種パネル操作子を操作することにより、
演奏を最もふさわしく表現していると思われる状態に調
整している。ミキシング・コンソールは、入力信号系列
として複数のマイク/ライン入力の入力チャンネルを備
え、入力信号系列をプログラムしてミキシングし、出力
信号系列である複数の出力チャンネルに出力している。
入力信号系列における各入力チャンネルの信号は、一般
にヘッドアンプにより増幅されてミキシング処理部に出
力される。そして、ミキシング処理部において周波数特
性およびレベルが調整されて、プログラムされた組み合
わせにおいてミキシングされる。次いで、出力フェーダ
により任意の出力レベルになるように設定されて出力チ
ャンネルの1つに出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなミキシング
・コンソールは、劇場、コンサートホールにおいて使用
されたり、コンパクト・ディスク(CD)等に記録する
ための音楽ソースを作成するための録音スタジオにおい
て使用されている。例えば、録音スタジオにおけるミキ
シング・コンソールにおいては、素材用の演奏音や歌唱
音が入力されるようになる。ミキシング・コンソール
は、入力された多数の入力信号のレベルや周波数特性を
調整して所望の組み合わせでミキシングし、ミキシング
出力のレベルを調整して出力するようにしている。この
ようなミキシング・コンソールにおいてミキシング処理
をDSP等を使用してディジタル処理により行うように
したディジタル・ミキサが知られている。
【0004】ところで、劇場等においては観客に臨場感
を味あわせるように前方および後方に複数のスピーカを
配置して臨場感の高い音場を生み出すようにしている。
このような臨場感の高い音場を生み出すシステムはサラ
ウンド・システムといわれ、ディジタル・ミキサにおい
てもサラウンド効果を発揮することのできるミキシング
信号を録音用の音楽ソースとして出力できるようにされ
ている。サラウンドには種々のサラウンド・モードが提
案されている。そのいくつかの概要を図10および図1
1に示す。図10(a)に示すサラウンド・モードはス
テレオであり、前方に左スピーカLと右スピーカRを配
置して臨場感を得るようにしている。また、図10
(b)に示すサラウンド・モードは(2+2)チャンネ
ルモードであり、前方に左スピーカLと右スピーカRと
を配置すると共に、後方に左後スピーカLsと右後スピ
ーカRsとを配置して臨場感を得るようにしている。さ
らに、図10(c)に示すサラウンド・モードは(3+
1)チャンネルモードであり、前方に左スピーカLと右
スピーカR、およびその中央にセンタースピーカCとを
配置すると共に、後方中央にリアスピーカSを配置して
臨場感を得るようにしている。
【0005】さらにまた、図10(d)に示すサラウン
ド・モードは5.1チャンネルモードであり、前方に左
スピーカLと右スピーカR、およびその中央にセンター
スピーカCとを配置すると共に、後方に左後スピーカL
sと右後スピーカRsを配置し、さらにウーハ用スピー
カLFEを適所に配置して臨場感を得るようにしてい
る。さらにまた、図11(a)に示すサラウンド・モー
ドは6.1チャンネルモードであり、前方に左スピーカ
Lと右スピーカR、およびその中央にセンタースピーカ
Cとを配置すると共に、後方に左後スピーカLsと右後
スピーカRs、およびその中央にリアセンタースピーカ
Csを配置し、さらにウーハ用スピーカLFEを適所に
配置して臨場感を得るようにしている。さらにまた、図
11(b)に示すサラウンド・モードは7.1チャンネ
ルモードであり、前方に左スピーカLと右スピーカR、
およびその中央にセンタースピーカC、左スピーカLと
センタースピーカCとの間にスピーカLc、右スピーカ
RとセンタースピーカCとの間にスピーカRcとを配置
すると共に、後方に左後スピーカLsと右後スピーカR
sを配置し、さらにウーハ用スピーカLFEを適所に配
置して臨場感を得るようにしている。以降の説明では、
図10(a)に示すサラウンド・モード以外の図10
(b)ないし図11(b)に示すサラウンド・モードを
多チャンネルのサラウンド・モードという。
【0006】このようにサラウンド・モードには種々の
モードがあり、そのうちの選択されたサラウンド・モー
ドにおいて所定の位置に音を定位させるには、配置され
たスピーカにサラウンド・モードと定位位置に応じたレ
ベルに調整されたサラウンド信号を供給するようにして
いる。しかしながら、ディジタル・ミキサにはこのよう
なサラウンド・モードが用意されているにもかかわら
ず、ステレオを超える多チャンネルのサラウンド・モー
ドにおけるサラウンド信号のモニタ出力を出力すること
ができず、素材用および録音用のサラウンド信号のモニ
タを行うことができないと云う問題点があった。
【0007】そこで、本発明は多チャンネルのサラウン
ド信号のモニタを行えるようにしたディジタル・ミキサ
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のディジタル・ミキサは、外部から入力され
た複数の入力信号が選択的にミキシングバスに送られ、
送られた信号が該ミキシングバスにおいてミキシングさ
れて複数の出力に選択的に出力されるディジタル・ミキ
サであって、前記外部から入力された複数の入力信号が
多チャンネルのサラウンド信号とされ、前記ミキシング
バスにおいて多チャンネルのサラウンド信号がミキシン
グされて出力される際に、前記外部から入力された多チ
ャンネルのサラウンド信号をサラウンドモニタ出力とし
て出力する経路と、前記ミキシングバスから出力される
多チャンネルのサラウンド信号をサラウンドモニタ出力
として出力する経路とが設けられている。
【0009】また、上記本発明のディジタル・ミキサに
おいて、特定のサラウンドチャンネル構成に対応した多
チャンネルのサラウンド信号をモニタする特定のサラウ
ンド・モードに対応したスピーカが備えられており、該
スピーカに送られる多チャンネルのサラウンド信号のチ
ャンネル構成と、前記特定のサラウンドチャンネル構成
とが一致しない場合は、前記サラウンドモニタ出力とし
て出力する経路上において、前記サラウンドモニタ出力
が特定のサラウンドチャンネル構成となるように変換さ
れるようにしてもよい。さらに、上記本発明のディジタ
ル・ミキサにおいて、前記外部から入力された多チャン
ネルのサラウンド信号のチャンネル構成に対して、前記
ミキシングバスから出力される多チャンネルのサラウン
ド信号におけるサラウンド・モードを、異なるチャンネ
ル構成のサラウンド・モードに設定することが可能とさ
れていてもよい。
【0010】次に、上記目的を達成することのできる本
発明の他のディジタル・ミキサは、外部から入力された
複数グループにグループ分けされた複数の入力からの入
力信号が選択的に複数のミキシングバスに送られ、送ら
れた信号が該ミキシングバスにおいてミキシングされて
複数の出力に選択的に出力されるディジタル・ミキサで
あって、前記ミキシングバスにおけるサラウンド・モー
ドを指定するサラウンド・モード指定手段と、前記複数
の入力からの入力信号に対し、前記サラウンド・モード
指定手段により指定されたサラウンド・モードに応じた
サラウンド音量制御を行い、選択的に前記ミキシングバ
スに出力する入力チャンネル手段と、前記サラウンド・
モードのチャンネル構成に対応して用意されたモニタ用
サウンドシステムと、前記ミキシングバスでミキシング
された前記サラウンド・モードに応じたチャンネル構成
のミキシング信号を、前記モニタ用サウンドシステムに
供給するよう制御する第1モニタ制御手段と、前記グル
ープ分けされたグループに含まれる複数の入力のチャン
ネル構成を指定するチャンネル構成指定手段と、前記グ
ループ分けされた1つのグループを少なくとも選択し、
選択されたグループにおける複数入力からの入力信号
を、前記チャンネル構成指定手段により指定されたチャ
ンネル構成から、前記サラウンド・モード指定手段によ
り指定されたサラウンド・モードに対応したチャンネル
構成に変換し、変換されたチャンネル構成の入力信号
を、前記モニタ用サウンドシステムに供給するよう制御
する第2モニタ制御手段とを備えている。
【0011】このような本発明によれば、多チャンネル
のサラウンド信号をサラウンドモニタ出力として出力す
る経路を設けるようにしたので、外部から入力された素
材用の多チャンネルのサラウンド信号やミキシングバス
から出力される録音用の多チャンネルのサラウンド信号
をモニタすることができるようになる。この場合、特定
のサラウンド・モードに対応したスピーカに送られる多
チャンネルのサラウンド信号のサラウンド・モードと、
特定のサラウンド・モードとが一致しない場合は、サラ
ウンドモニタ出力が特定のサラウンド・モードになるよ
うに変換することができるようにされている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態のディジタル
・ミキサと、ディジタル・ミキサに接続される周辺機器
との構成を図1に示す。ディジタル・ミキサ1にはボー
カル用のマイク2や楽器集音用のマイク3が接続され、
これらのマイク2,3からの音声(歌唱音)や演奏され
た楽音が入力されている。マイク2,3はそれぞれ複数
本とすることができる。また、ディジタル・ミキサ1に
はモノラルの楽器4や2チャンネルステレオの楽器5が
接続され、これらの楽器4,5からの楽音信号が入力さ
れている。これらの楽器4,5はそれぞれ複数台とする
ことができる。さらに、DVD(Digital Versatile Di
sk)ドライブ8からの音声や楽音のディジタル信号、お
よび、24トラックレコーダ6からの素材用の音声、楽
音、効果音等が、ディジタル・ミキサ1に入力されてい
る。ディジタル・ミキサ1では、これらの入力された音
声や楽音の信号の内のアナログ信号をディジタル信号に
変換して、周波数特性やレベル等を調整してミキシング
バス等のバスに送るようにしている。同時に、ディジタ
ル入力信号の周波数特性やレベル等を調整してバスに送
るようにしている。そして、バスにおいてミキシングさ
れたミキシング信号は、さらに周波数特性や出力レベル
が調整されて録音用等とされて外部へ出力されるように
なされている。
【0013】本発明にかかるディジタル・ミキサ1で
は、ステレオモニタ出力や多チャンネルのサラウンドモ
ニタ出力が出力可能とされており、出力されたステレオ
モニタ出力は、ステレオアンプ10により電力増幅され
て2個のスピーカからなるモニタ用のステレオスピーカ
11から放音されるようになる。また、ディジタル・ミ
キサ1から出力された例えば5.1チャンネルとされた
多チャンネルのサラウンドモニタ出力を接続する場合
は、少なくとも6チャンネルを有するサラウンドアンプ
12により電力増幅されて6個のスピーカからなる5.
1チャンネルモニタ用のサラウンドスピーカ13から放
音されるようになる。なお、ディジタル・ミキサ1のサ
ラウンドモニタ用の出力は8チャンネル分用意されてお
り、サラウンドアンプを8チャンネルとすれば、最大
7.1チャンネルのサラウンドスピーカ13を接続する
ことができる。モニタ用のステレオスピーカ11および
サラウンドスピーカ13は、例えば録音スタジオのコン
トロール・ルームに設置されている。24トラックレコ
ーダ6では、8チャンネルを1単位として3グループ用
意されており、各グループにおいて(2+2)チャンネ
ルや5.1チャンネル、7.1チャンネルの多チャンネ
ルのサラウンド信号を再生することが可能とされてい
る。再生信号は、録音用の音楽ソースの素材用の信号と
してディジタル・ミキサ1に供給されている。また、8
トラックマスターレコーダ7では、8チャンネルを有し
ていることからディジタル・ミキサ1によりミキシング
された(2+2)チャンネルや5.1チャンネル、7.
1チャンネルの録音用の音楽ソースである多チャンネル
のサラウンド信号を録音することができるようにされて
いる。
【0014】モニタ用のサラウンドスピーカ13が、
5.1チャンネル用とされている場合は、コントロール
・ルームにおいてモニタ用のサラウンドスピーカ13が
図10(d)に示す配置で設置されている。そして、2
4トラックレコーダ6において再生された各グループに
おける素材用の多チャンネルのサラウンド信号や、ミキ
シングされた録音用の多チャンネルのサラウンド信号
を、サラウンドスピーカ13でモニタすることができる
ようにされている。さらに、8トラックマスターレコー
ダ7に録音された多チャンネルのサラウンド信号を再生
した場合も、サラウンドスピーカ13でモニタすること
ができるようにされている。これにより、臨場感あふれ
る音場を生成する多チャンネルのサラウンド信号をその
ままモニタすることができるようになる。
【0015】次に、本発明の実施の形態にかかるディジ
タル・ミキサ1の構成を示すブロック図を図2に示す。
ディジタル・ミキサ1は、ディジタル・ミキサ1の全体
の動作を制御すると共に、ミキシング用の操作子やサラ
ウンド操作子の操作に応じて制御信号を生成しているC
PU(Central Processing Unit)21と、CPU21
が実行するミキシング制御プログラム等の動作ソフトウ
ェアが格納されている書き換え可能な不揮発性のフラッ
シュメモリ22と、CPU21のワークエリアや各種デ
ータ等が記憶されるRAM(Random Access Memory)2
3を備えている。このように、フラッシュメモリ22に
動作ソフトウェアを格納することにより、フラッシュメ
モリ22内の動作ソフトウェアを書き換えることで、動
作ソフトウェアをバージョンアップすることができる。
また、信号処理部24は多数のDSPを用いて構成され
ており、CPU21の制御の元でミキシング処理やサラ
ウンドモニタ処理等を行っている。
【0016】さらに、アナログオーディオ信号の入出力
およびディジタルオーディオ信号の入出力を行う波形デ
ータインタフェース(波形I/O)25が設けられてい
る。この波形データインタフェース25に入力されるア
ナログオーディオ信号は、ステレオのアナログ信号や、
オペレータからステージのスタッフへの連絡用の音声信
号であるトークバック信号とされ、波形データインタフ
ェース25においてディジタル信号に変換される。ま
た、波形データインタフェース25から外部へ出力され
るアナログオーディオ信号は、ステレオモニタ用の出力
やサラウンドモニタ用の出力であり、波形データインタ
ーフェース25において図示していないキュースイッチ
を操作したときにそのチャンネルの音が出力されるキュ
ー信号とされる。これらのキュー信号は、波形データイ
ンタフェース25においてアナログ信号に変換されて出
力されるようになる。
【0017】さらに、表示器26は、液晶表示器とされ
ており、この表示器26にはミキシングされる各過程に
おけるディジタル信号のレベルをバーグラフ状に表示す
ることができると共に、サラウンドモニタ設定を行う際
にサラウンド設定画面を表示することができる。さら
に、電動フェーダ27は後述するミキシングバス(MI
Xバス)への出力レベルやAUXバスへ送り出される信
号のセンドレベルや、バスから出力された信号の出力レ
ベルを調整するフェーダであり、手動および電動により
調整することができる。パネル操作子28は、各信号の
イコライジング特性やPAN特性等を操作するための多
数の操作子であり、サラウンドの設定を行う際に操作子
の内のロータリエンコーダやジョイスティックを用い
て、2次元定位位置を任意に制御することができるよう
になされている。
【0018】その他のインタフェース(その他I/O)
29は、DVDドライブ8や外部エフェクタ9との間で
信号を授受するためのインタフェースである。さらにま
た、信号処理部24は、カードインタフェース(カード
I/O)30を介して第1のカード31ないし第6のカ
ード36との間で信号の授受を行うことができるように
されている。第1のカード31ないし第6のカード36
は、それぞれカードスロットに装着されており、それぞ
れのカード31〜36は8チャンネルを有している。そ
こで、以降の説明では、カード31〜36が有している
8チャンネルを「1スロット」という。また、カード3
1〜36の種類としては、AD変換器を内蔵するアナロ
グイン/ディジタルアウトのカード、ディジタルイン/
ディジタルアウトのカード、DA変換器を内蔵するディ
ジタルイン/アナログアウトのカードが用意されてい
る。なお、バス37は各ブロック間でデータをやりとり
するための共通路である。ここで、ディジタルイン/デ
ィジタルアウトのカードは、8チャンネル信号のディジ
タルミキサ1への入力と出力を同時に行うことが可能で
ある。
【0019】本発明にかかる図2に示す構成のディジタ
ル・ミキサ1におけるミキシング処理およびサラウンド
処理が行われる等価的な機能ブロック図を図3に示す。
図3において、24チャンネルを有するアナログ入力ユ
ニット40に入力されたアナログ信号は、内蔵されてい
るAD変換器によりディジタルオーディオ信号に変換さ
れて入力パッチ45に入力されている。また、ステレオ
2チャンネルを有するステレオアナログ入力ユニット4
1に入力されたステレオアナログ入力信号は、内蔵され
ているAD変換器によりディジタルオーディオ信号に変
換されて入力パッチ45に入力されている。さらに、ス
テレオ3チャンネルを有するステレオディジタル入力ユ
ニット42に入力されたディジタル信号も入力パッチ4
5に入力されている。以上の入力ユニット40、41、
42は、波形I/O25に備えられている。さらに、8
チャンネル(1スロット)を備えるカード44から出力
されるディジタル信号も入力パッチ45に入力されてい
る。なお、カード44を装着するカードスロットは、前
述したように6スロット用意されており最大6枚まで装
着することができる。
【0020】このカード44がアナログイン/ディジタ
ルアウトのカード種類とされて、例えば24トラックレ
コーダ6において再生された素材用の多チャンネルのサ
ラウンド信号が入力された場合は、内蔵されているAD
変換器によりディジタル信号のサラウンド信号に変換さ
れて入力パッチ45に入力される。また、24トラック
レコーダ6がディジタルレコーダの場合は、カード44
がディジタルイン/ディジタルアウトのカード種類とさ
れる。さらに、カード44から出力されるディジタル信
号は出力パッチ54にも入力可能とされている。なお、
ディジタル・ミキサ1には8個のエフェクタからなる内
蔵エフェクタ43が用意されているが、この内蔵エフェ
クタ43によりエフェクトの付与された信号も入力パッ
チ45に入力されている。さらにまた、出力チャンネル
部52から出力される8チャンネルのミキシング出力チ
ャンネルおよび12チャンネルのAUX出力チャンネル
の信号を、入力パッチ45に入力できるようにされてい
る。
【0021】入力パッチ45では、入力された複数の信
号を、例えば96チャンネルの入力チャンネル部46の
それぞれの入力チャンネルにパッチ(結線)することが
できる。入力チャンネル部46における各入力チャンネ
ルには、ノイズゲート、コンプレッサ、ディレイ、フェ
ーダ、MIXバス47およびAUXバス50へのセンド
レベル調整部が備えられている。これらの入力チャンネ
ルにおいては、周波数特性およびMIXバス47への出
力レベルおよびAUXバス50へのセンドレベルが制御
されている。入力チャンネル部46から出力される96
チャンネルのディジタル信号は、8本のミキシングバス
(MIXバス)47の1ないし複数に選択的に出力され
ると共に、それぞれL,Rのバスからなるステレオバス
(Stereo#L/R)48と、それぞれL,Rのバスからなる
ソロバス(SOLO#L/R)49と、12本のAUXバス50
の1ないし複数に選択的に出力される。
【0022】MIXバス47においては、8本の各バス
においてミキシングプログラムに応じてそれぞれ選択的
に入力された96チャンネルのディジタル信号がミキシ
ングされて、合計8チャンネルのMIX出力が出力チャ
ンネル部(MIX出力ch AUX出力ch)52に出力されてい
る。これにより、最大8通りにミキシングされた8チャ
ンネルのMIX出力を得ることができる。このMIXバ
ス47からの出力が最終的なサラウンド出力となる。ま
た、AUXバス50においては、12本の各バスにおい
てミキシングプログラムに応じてそれぞれ選択的に入力
された96チャンネルのディジタル信号がミキシングさ
れて、合計12チャンネルのAUX出力が出力チャンネ
ル部52に出力されている。これにより、最大12通り
にミキシングされた12チャンネルのAUX出力を得る
ことができる。このAUXバス50からの出力は中間的
なサラウンド出力であり、例えば内蔵エフェクタ43へ
送られる。出力チャンネル部52は、イコライザ、コン
プレッサ、ディレイ、フェーダ等が備えられている(8
+12)チャンネルの出力チャンネルから構成されてい
る。
【0023】ステレオバス48においては、L,Rのバ
スにそれぞれ入力された96チャンネルのディジタル信
号をプログラムされたとおりにミキシングして、1系統
のステレオミキシング出力をステレオ出力チャンネル部
51に出力している。ソロバス49においては、L,R
のバスにそれぞれ入力された96チャンネルのディジタ
ル信号の内の1チャンネルがL,Rのバスから出力され
て、図示していないがそれぞれの入力チャンネルの出力
信号を確認するために出力できるようにされている。
【0024】ステレオ出力チャンネル部51から出力さ
れるステレオ1チャンネルのステレオミキシング出力
と、出力チャンネル部52から出力される(8+12)
チャンネルのMIX出力およびAUX出力とは、マトリ
ックス出力チャンネル部(MATRIX 出力 ch)53に選択
的に入力されてミキシングされ、4チャンネルのマトリ
ックス出力が生成されている。マトリックス出力チャン
ネル部53は、イコライザ、コンプレッサ、ディレイ、
フェーダ等が備えられている4チャンネルの出力チャン
ネルから構成されており、その出力チャンネル毎に異な
る制御がなされることにより、4系統の異なるマトリッ
クス出力信号を得ることができるようにされている。こ
のマトリックス出力チャンネル部53からの出力はステ
レオバス48に供給することができ、ステレオバス48
においてミキシングされたステレオ信号はステレオ出力
チャンネル部51に出力される。
【0025】上述したステレオ出力チャンネル部51か
らの1チャンネルのステレオ出力信号と、出力チャンネ
ル部52からの(8+12)チャンネルのMIX出力お
よびAUX出力と、マトリックス出力チャンネル部53
からの4チャンネルのマトリックス出力信号は出力パッ
チ54に供給される。出力パッチ54では、入力された
ディジタル出力信号のそれぞれが、8チャンネルを有す
るアナログ出力ユニット55、ステレオ1チャンネルを
有するステレオアナログ出力ユニット56、ステレオ3
チャンネルを有するステレオディジタル出力ユニット5
7、内蔵エフェクタ(8個)43、および、1カード当
たり8チャンネル(1スロット)を有するカード58の
いずれかへパッチ(結線)されている。この場合、出力
パッチ54に入力される各ディジタル信号は、複数出力
先へパッチ(結線)することができる。一方、出力パッ
チ54における各出力先は、それぞれ1つのディジタル
信号しか受けられない。なお、内蔵エフェクタ43で
は、リバーブ、エコーやコーラスのエフェクトがディジ
タルオーディオ信号に付加される。この内蔵エフェクタ
43は、信号処理部24を構成しているDSPにより実
現されている。前述したように、内蔵エフェクタ43の
出力は入力パッチ45に入力することができるようにさ
れている。また、カード58からは多チャンネルのサラ
ウンド信号を出力することができ、このサラウンド信号
を8トラックマスターレコーダ7に出力して録音するこ
とができるようにされている。
【0026】また、アナログ出力ユニット55へ出力さ
れたディジタル出力信号は、アナログ出力ユニット55
に内蔵されているDA変換器によりアナログ出力信号に
変換される。この8チャンネルを有するアナログ出力ユ
ニット55には、出力パッチ54において出力チャンネ
ル部52やマトリックス出力チャンネル部53からの多
チャンネルのサラウンド信号をパッチすることができ
る。ここで、図1に示すようにディジタル・ミキサ1か
ら多チャンネルのサラウンドモニタ出力が出力される場
合は、アナログ出力ユニット55からサラウンドモニタ
出力が出力されるようになる。この多チャンネルのサラ
ウンドモニタ出力は、サラウンドアンプ12で電力増幅
されてモニタ用のサラウンドスピーカ13から臨場感あ
ふれた音像で放音される。アナログ出力ユニット55の
8チャンネル出力に、8チャンネルのサラウンドアンプ
12を接続し、さらに8つのスピーカを接続することに
より、最大7.1チャンネルのサラウンドに対応するこ
とができる。図1では、例えば、サラウンドアンプ12
が8チャンネルを有して5.1チャンネル用アンプに対
応しており、モニタ用のサラウンドスピーカ13が5.
1チャンネル用に配置(図10(d)参照)されている
場合は、アナログ出力ユニット55のチャンネル1が左
スピーカチャンネルLに、チャンネル2が右スピーカチ
ャンネルRに、チャンネル3が左後スピーカチャンネル
Lsに、チャンネル4が後右スピーカチャンネルRs
に、チャンネル5がセンタスピーカチャンネルCに、チ
ャンネル6がウーハスピーカチャンネルLFEに割り当
てられる。
【0027】サラウンドモニタ出力について説明する
と、ディジタル・ミキサ1におけるパネルには図4に示
すモニタ用スイッチが設けられている。このモニタ用ス
イッチにおけるサラウンドモニタスイッチ71におい
て、スロット選択ボタン71bを操作すると、カード4
4から出力パッチ54へ入力する複数チャンネル信号
が、多チャンネルのモニタ用サラウンド信号として8チ
ャンネルのアナログ出力ユニット55へパッチされるよ
うになる。この場合、例えばアナログ出力ユニット55
のチャンネル1ないしチャンネル6に上述した通りの
5.1チャンネルにおける各スピーカチャンネルが割り
当てられ、カード44からのサラウンド信号がサラウン
ドモニタ出力としてサラウンドアンプ12で増幅され
て、コントロールルームに設置されている5.1チャン
ネルのモニタ用サラウンドスピーカ13から放音され
る。これにより、24トラックレコーダ6で再生された
多チャンネルのサラウンド信号がカード44に入力され
ている場合に、このサラウンド信号をそのサラウンド環
境においてモニタすることができるようになる。
【0028】また、サラウンドモニタスイッチ71にお
いてMIXバス選択ボタン71aが操作された場合は、
MIXバス47においてミキシングされた多チャンネル
のモニタ用サラウンド信号が出力パッチ54でアナログ
出力ユニット55へパッチされる。この場合も上記と同
様にされて、MIXバス47においてミキシングされた
多チャンネルのサラウンド信号がサラウンドモニタ出力
としてコントロールルームに設置されている5.1チャ
ンネルのモニタ用サラウンドスピーカから放音される。
これにより、MIXバス47においてミキシングされた
サラウンド信号を、そのサラウンド環境においてモニタ
することができるようになる。なお、MIXバス47に
おけるサラウンド・モードがステレオを除く多チャンネ
ルのサラウンド・モードに設定されている場合には、サ
ラウンドモニタスイッチ71におけるMIXバス選択ボ
タン71aあるいはスロット選択ボタン71bの内の選
択操作されているボタンが点灯し、サラウンド・モード
がステレオに設定されている場合は、サラウンドモニタ
スイッチ71におけるいずれのボタンも点灯されない。
【0029】ところで、上述したように多チャンネルの
サラウンド信号をモニタする際には、サラウンドモニタ
設定においてモニタされるカード44をスロットの選択
を行うことにより選択することができると共に、1スロ
ット8チャンネルを有しているカード44における各チ
ャンネルへのサラウンドチャンネルのパッチ設定(サラ
ウンドモニタパッチ設定)を行うことができるようにさ
れている。この詳細については後述する。また、出力パ
ッチ54においてステレオアナログ出力ユニット56へ
パッチされたステレオディジタル出力信号は、ステレオ
アナログ出力ユニット56に内蔵されているDA変換器
によりステレオアナログ出力信号に変換されて出力され
る。このステレオアナログ出力信号は、8トラックマス
ターレコーダ7等に録音することができる。さらに、出
力パッチ54においてステレオディジタル出力ユニット
57へパッチされたステレオディジタル出力信号は、D
AT等に供給されてディジタル録音することができるよ
うにされている。なお、以上に説明した出力ユニット5
5、56、57は、波形I/O25に備えられている。
【0030】さらに、1スロット8チャンネルを備える
カード58は、ディジタルイン/ディジタルアウトある
いはディジタルイン/アナログアウトのカードとされ、
出力パッチ54において出力チャンネル部52やマトリ
ックス出力チャンネル部53からの多チャンネルのサラ
ウンド信号をパッチすることができるようにされてい
る。出力パッチ54においてカード58へパッチされた
多チャンネルのサラウンド信号出力は、ディジタルイン
/アナログアウトのカード種類とされている場合は、カ
ード58に内蔵されているDA変換器によりアナログの
サラウンド信号に変換されて出力される。このサラウン
ド信号は、8トラックマスターレコーダ7等に録音する
ことができるようにされている。また、ディジタルイン
/ディジタルアウトのカード種類とされている場合は、
出力されるディジタルのサラウンド信号をディジタルレ
コーダ等に録音することができるようにされている。こ
こで、カード58にAUXバス50でミキシングされた
AUX出力がパッチされた場合、このAUX出力を外部
エフェクタ9に供給することができるようにされてい
る。内蔵エフェクタ43や外部エフェクタ9において
は、複数チャンネルにエフェクトを付与することができ
るようにされている。付与できるエフェクトは、例え
ば、1入力6出力のリバーブ、2入力2出力の3バンド
・バンド別リミッタ、コンプレッサ、エキスパンダ、4
入力4出力のリバーブやコンプレッサとされている。内
蔵エフェクタ43によりエフェクトの付与された信号
は、入力パッチ45に入力される。
【0031】ところで、ディジタル・ミキサ1において
は、ステレオバス48に入力されるステレオ信号やミキ
シングされて出力されるステレオ信号、ステレオ出力チ
ャンネル部51からのステレオ信号を、選択的にあるい
は加算してモニタすることができるようにされている。
いずれのステレオ出力信号をモニタするかのモニタ信号
の選択は、図4に示すステレオモニタスイッチ70であ
るモニタ用セレクタ59により行われる。この場合、ス
テレオ出力チャンネル51、ステレオアナログ出力ユニ
ット56、ステレオディジタル出力ユニット57、その
他アサインされた出力チャンネル52から、2以上のス
テレオ信号を選択することができ、選択されたモニタ用
ステレオ信号はモニタ用ミキサ60においてミキシング
され、ステレオアンプ10で電力増幅されてモニタ用の
ステレオスピーカ11あるいはモニタ用のヘッドフォン
から放音される。
【0032】次に、本発明にかかるディジタル・ミキサ
1におけるサラウンドモニタ設定の説明を行う。図5
は、用意された6スロットのカード44が装着されるス
ロットの内の、モニタするスロットの設定を行うサラウ
ンドモニタ設定1の表示画面であり、MIXバス47に
おける各バス対応の出力チャンネルのミュート設定も行
うことができる。この画面は表示器26に表示される画
面であり、表示領域80にはMIXバス47に設定され
ているサラウンド・モードが5.1チャンネルとされて
いる場合が示されている。このサラウンド・モードの表
示は、5.1チャンネルのサラウンドスピーカの配置を
示すスピーカアイコン82,83・・・で示されてお
り、各スピーカアイコン82,83・・・の近傍に、そ
のスピーカチャンネルへ出力するMIXバス47におけ
るバスBUS1〜BUS6が表示されている。また、左
スピーカLと右スピーカRのアイコン83だけがオンさ
れてミュートされていないことが示されて(表示が白抜
きとなる)いる。他のスピーカLs、Rs、C、LFE
は、そのスピーカアイコン82,・・・がオフされてミ
ュートされていることが示されている。各スピーカのア
イコンの近傍にはレベル表示部84,85・・・が表示
されており、ミュートされていないスピーカに供給され
るサラウンド信号のレベルが図示するようにメータ表示
されている。ここで、ソロボタン81を操作するとミュ
ートは一旦解除され、最後に選択した出力のみが出力さ
れるようになる。
【0033】また、表示画面における領域90ではスロ
ットボタン91とスロット番号92が表示されて、モニ
タするスロットを選択して設定するようにしている。図
示する例では、スロット1とスロット3が選択されてモ
ニタされるように設定されている。このようにスロット
1とスロット3が選択されている場合は、スロット1お
よびスロット3の多チャンネルのサラウンド信号がチャ
ンネル毎に加算されて、サラウンドモニタ出力とされ
る。ここでのスロットを選択するサラウンドモニタの設
定は、図4に示すスロット選択ボタン71bが操作され
た時や表示されているスロットボタン91を操作した時
に有効となって、スロット1,3に対応するカード44
に入力される多チャンネルのサラウンド信号が加算され
て、サラウンドモニタ出力とされる。このサラウンドモ
ニタ出力は、アナログ出力ユニット55に出力され上述
したようにモニタされるようになる。この際のモニタ用
サラウンド信号のレベルは、図4に示すボリューム72
により調整することができるようにされている。さら
に、表示画面における領域95にはサラウンドに関する
ステータスが表示されている。すなわち、表示欄96に
MIXバス47におけるサラウンド・モードが5.1チ
ャンネルとされていること、および、表示欄97にボリ
ューム72を調整した結果のサラウンドモニタ出力のモ
ニタレベルが0dBとされていることが示されている。
【0034】次に、カード44における各チャンネルか
らサラウンドチャンネル(アナログ出力ユニット55の
各チャンネルに対応)へのパッチ設定を行うサラウンド
モニタ設定2の表示画面を図6に示す。図6に示すよう
に表示領域101は、サラウンドモニタパッチを設定す
る領域とされており上部にスロット1ないしスロット6
がそれぞれ有しているチャンネル1(CH1)〜チャン
ネル8(CH8)のチャンネル番号102が表示され、
左側には上からスロット1(SLOT1),スロット2
(SLOT2),・・・・・スロット6(SLOT6)
のスロット番号103が表示されている。さらに、チャ
ンネル番号102とスロット番号103からなるマトリ
クスに、パッチされたそれぞれのサラウンドチャンネル
104が表示されている。ここで、各サラウンドチャン
ネル104は、現在選択されているサラウンドモード
(この場合は、5.1チャンネルサラウンド)に対応し
たサラウンドチャンネルの何れかである。この多チャン
ネルからなるサラウンドチャンネル104を、各スロッ
ト1〜6におけるチャンネルCH1〜CH8の各チャン
ネルにパッチするのが、サラウンドモニタ設定2とされ
ている。
【0035】サラウンドチャンネル104は、サラウン
ド・モードにおいて配置されるスピーカに対応してい
る。例えば、スロット1(SLOT1)から6チャンネ
ルの信号(チャンネル順に、L,R,Ls,Rs,C,
LFE)を入力しており、図6のように5.1チャンネ
ルにおける6チャンネルからなるサラウンドチャンネル
がパッチされている。すなわち、CH1に左スピーカ用
のサラウンドチャンネルLが、CH2に右スピーカ用の
サラウンドチャンネルRが、CH3に左後スピーカ用の
サラウンドチャンネルLsが、CH4に右後スピーカ用
のサラウンドチャンネルLsが、CH5にセンタスピー
カ用のサラウンドチャンネルCが、CH6にウーハ用の
サラウンドチャンネルLが、それぞれパッチされ、CH
7,CH8にはサラウンドチャンネルはパッチされてい
ない。以上のパッチ設定により、スロット1のサラウン
ドモニタがオンされたときには、出力パッチ54にて次
のように結線される。スロット1に挿入されたカード4
4のチャンネル1は、通常、MIXバス1(5.1チャ
ンネルモードにおけるサラウンドチャンネルL)の出力
チャンネルがパッチされているサラウンドモニタ出力
(例えばアナログ出力ユニットのチャンネル1)に、該
出力チャンネルの代りにアナログ出力ユニットのチャン
ネル1にパッチ(結線)される。スロット1に挿入され
たカード44のチャンネル2は、MIXバス2(5.1
チャンネルモードにおけるサラウンドチャンネルR)の
出力チャンネルの代りにアナログ出力ユニットのチャン
ネル2にパッチされる。また、スロット1に挿入された
カード44のチャンネル3は、MIXバス3(5.1チ
ャンネルモードにおけるサラウンドチャンネルLs)の
出力チャンネルの代りにアナログ出力ユニットのチャン
ネル3にパッチされる。以下、スロット1に挿入された
カード44のチャンネル4〜6も同様にパッチされる。
また、スロット2(SLOT2)には、図示するように
5.1チャンネルにおけるサラウンドチャンネルが異な
る態様でパッチされ、スロット3(SLOT3)には、
5.1チャンネルにおけるサラウンドチャンネルがスロ
ット1と同様にパッチされている。さらにまた、スロッ
ト4(SLOT4)ないしスロット(SLOT6)にお
けるチャンネルCH1〜CH8にはサラウンドチャンネ
ルはパッチされていない。なお、各スロットにパッチさ
れたサラウンドチャンネル104をクリアするためのク
リアボタン105が、表示領域101の右側に各スロッ
ト1〜6毎に表示されている。
【0036】ところで、カード44からの多チャンネル
のサラウンド信号をサラウンドモニタ出力する場合に、
カード44からの多チャンネルのサラウンド信号のサラ
ウンド・モードが5.1チャンネル以外のモードとされ
ている場合がある。この場合には、図6に示すサラウン
ドモニタ設定2においてチャンネルCH1〜CH8への
サラウンドチャンネル104のパッチを変更するように
する。例えば、カード44のスロット4に装着されたデ
ィジタルイン/ディジタルアウトのカード44から(2
+2)チャンネル構成の信号(チャンネル順に、L,
R,Ls,Rs)を入力する場合は、CH1に左スピー
カ用のサラウンドチャンネルLを、CH2に右スピーカ
用のサラウンドチャンネルRを、CH3に左後スピーカ
用のサラウンドチャンネルLsを、CH4に右後スピー
カ用のサラウンドチャンネルRsをパッチし、チャンネ
ルCH5〜CH8にはサラウンドチャンネルをパッチし
ないようにする。これにより、5.1チャンネル用に配
置されているサラウンドスピーカにおいて、(2+2)
チャンネルのサラウンド・モードのサラウンドモニタ出
力をモニタすることができるようになる。また、サラウ
ンド・モードによってはこのようにパッチを変更しても
対応できない場合があるが、この場合はサラウンドモニ
タ出力の経路上にサラウンド・モード変換器を設けて、
このサラウンド・モード変換器によりサラウンド・モー
ドを変更すればよい。サラウンド・モード変換器は信号
処理部24におけるDSPにより実現させればよい。
【0037】なお、サラウンドモニタ出力としては、M
IXバス選択ボタン71aを操作した場合に前述したよ
うにMIXバス47からの多チャンネルのサラウンド信
号が出力される。この場合においてサラウンドモニタパ
ッチの設定を行わないのは次の理由による。MIXバス
47は8本用意されているが、これらのMIXバス47
におけるサラウンドチャンネルへの割当は図9に示すよ
うに固定されている。すなわち、サラウンド・モードが
5.1チャンネルに設定された場合は、MIXバス47
におけるバス1(BUS1)に左スピーカ用のサラウン
ドチャンネルLが割り当てられ、バス2(BUS2)に
右スピーカ用のサラウンドチャンネルRが割り当てら
れ、バス3(BUS3)に左後スピーカ用のサラウンド
チャンネルLsが割り当てられ、バス4(BUS4)に
右後スピーカ用のサラウンドチャンネルRsが割り当て
られ、バス5(BUS5)にセンタースピーカ用のサラ
ウンドチャンネルCが割り当てられ、バス6(BUS
6)にウーハ用スピーカのサラウンドチャンネルLFE
が固定的に割り当てられる。この割当は、前述した8チ
ャンネルを有するアナログ出力ユニット55における各
チャンネルへの5.1チャンネルの各スピーカチャンネ
ルの割当に相当している。このため、サラウンドモニタ
出力として、MIXバス47からの多チャンネルサラウ
ンド信号が出力される場合は、出力パッチ54において
MIXバス47のバス1〜バス6をアナログ出力ユニッ
トのチャンネル1〜チャンネル6にパッチすればよいか
らである。なお、他のサラウンド・モードに設定された
場合には、そのサラウンド・モードにおけるMIXバス
47のサラウンドチャンネル構成に合わせるように、ユ
ーザは、アナログ出力ユニット55に接続されるサラウ
ンドスピーカを変更する。
【0038】次に、上述したサラウンドモニタ設定1に
おいて、モニタするスロットを設定する際のSLOTn
オン処理のフローチャートを図7(a)に示す。図5に
示すサラウンドモニタ設定1の画面において領域90に
表示されたスロット番号92のSLOTnがオンされる
とSLOTnオン処理が開始され、ステップS10にて
図6に示すサラウンドモニタ設定2において設定された
スロットnのサラウンドモニタパッチ設定に従って、オ
ンされたスロットnとアナログ出力ユニット55間のサ
ラウンドモニタ結線が出力パッチ54にて設定される。
次に、上述したサラウンドモニタ設定1において、モニ
タするスロットを設定する際のSLOTnオフ処理のフ
ローチャートを図7(b)に示す。図5に示すサラウン
ドモニタ設定1の画面において領域90に表示されたス
ロット番号92のSLOTnがオフされると、SLOT
nオフ処理が開始され、ステップS20にてオフされた
スロットnとアナログ出力ユニット55間のサラウンド
モニタ結線が解除される。
【0039】次に、サラウンドモニタスイッチ71にお
けるスロット選択ボタン71bをオン/オフした際に実
行されるSLOTスイッチオン処理のフローチャートを
図8に示す。サラウンドモニタスイッチ71におけるス
ロット選択ボタン71bが操作されるとSLOTスイッ
チオン/オフ処理が開始され、ステップS31にてフラ
グSMON(サラウンドモニタ)が「1」か否かが判断
される。この場合、スロット選択ボタン71bがオン状
態の場合にSMONは「1」となり、スロット選択ボタ
ン71bがオフ状態の場合にSMONは「0」となる。
ところで、MIXバスボタン71aがオフ状態、かつ、
スロット選択ボタン71bがオフ状態の場合は、MIX
バスボタン71aを操作すると、MIXバスボタン71
aがオン状態になり、スロット選択ボタン71bを操作
すると、スロット選択ボタン71bがオン状態になる。
また、MIXバスボタン71aがオン状態、かつ、スロ
ット選択ボタン71bがオフ状態の場合は、MIXバス
ボタン71aを操作すると、MIXバスボタン71aが
オフ状態になり、スロット選択ボタン71bを操作する
と、MIXバスボタン71aがオフ状態になると共に、
スロット選択ボタン71bがオン状態になる。さらに、
MIXバスボタン71aがオフ状態、かつ、スロット選
択ボタン71bがオン状態の場合は、MIXバスボタン
71aを操作すると、スロット選択ボタン71bがオフ
状態になると共に、MIXバスボタン71aがオン状態
になり、スロット選択ボタン71bを操作すると、スロ
ット選択ボタン71bがオフ状態になる。そこで、スロ
ット選択ボタン71bがオン状態とされてフラグSMO
Nが「1」となっている場合は、ステップS32に進ん
でサラウンドモニタ出力として設定されているスロット
の出力がオンされる。これにより、外部から入力された
素材用の多チャンネルのサラウンド信号がモニタされる
ようになる。また、ステップS31にてフラグSMON
が「1」とされていないと判断された場合は、ステップ
S33に進んでサラウンドモニタ出力として設定されて
いるスロットがオフされる。ここで、MIXバスボタン
71aがオン状態とされている場合は、MIXバス47
においてミキシングされた多チャンネルのサラウンド信
号がサラウンドモニタ出力とされるようになる。これに
より、MIXバス47においてミキシングされた多チャ
ンネルのサラウンド信号がモニタされるようになる。
【0040】なお、以上説明した本発明の実施の形態の
ディジタル・ミキサでは、スロットからのサラウンドモ
ニタを選択するスロット選択ボタン71bが1つだけで
あったが、スロット選択ボタン71bを複数設けるよう
にしてもよい。その場合、複数のスロット選択ボタン7
1bに対応させて、図5に示すサラウンドモニタ設定1
の画面における表示領域90に複数のスロットボタン9
1と複数のスロット番号92を表示し、そこで各ボタン
でモニタするスロットのオン/オフを設定するようにし
てもよい。この場合、複数のスロット選択ボタン71b
は同時に複数オン可能とし、オンされた複数のスロット
選択ボタンの何れかでオンされているスロットが複数同
時にモニタできるようにするとよい。また、図6に示す
サラウンドモニタ設定2の画面では、カード44の各チ
ャンネルをサラウンドチャンネルにパッチするようにな
っているが、その代りに、カード44の各チャンネルを
アナログ出力ユニット55の各チャンネルに直接にパッ
チするようにしてもよい。
【0041】さらに、本発明の実施の形態のディジタル
・ミキサにおいては、スロット毎にサラウンドモニタパ
ッチを設定するようになっていたが、必ずしもスロット
毎に設定しなくてもよい。入力パッチに入力する複数入
力を任意の方法で複数のグループに分け、その各グルー
プ毎にサラウンドモニタパッチを設定できるようになっ
ていればよい。さらにまた、図1に示す構成では、ステ
レオモニタ用スピーカ11とサラウンドモニタ用スピー
カ13を別個に設けていたが、サラウンドモニタ用スピ
ーカ13の前左スピーカLと前右スピーカRを、ステレ
オモニタ用スピーカとして共用するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、多チャン
ネルのサラウンド信号をサラウンドモニタ出力として出
力する経路を設けるようにしたので、外部から入力され
た素材用の多チャンネルのサラウンド信号やミキシング
バスから出力される録音用の多チャンネルのサラウンド
信号をモニタすることができるようになる。この場合、
特定のサラウンド・モードに対応したスピーカに送られ
る多チャンネルのサラウンド信号のサラウンド・モード
と、特定のサラウンド・モードとが一致しない場合は、
サラウンドモニタ出力が特定のサラウンド・モードにな
るように変換することができるようにされている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本本発明の実施の形態のディジタル・ミキサ
と、ディジタル・ミキサに接続される周辺機器との構成
を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態にかかるディジタル・ミ
キサの構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明にかかる図2に示す構成のディジタル
・ミキサにおけるミキシング処理が行われる等価的な機
能ブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態にかかるディジタル・ミ
キサのパネルに備えられているモニタ用スイッチの構成
を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態にかかるディジタル・ミ
キサにおけるサラウンドモニタ設定1の画面を示す図で
ある。
【図6】 本発明の実施の形態にかかるディジタル・ミ
キサにおけるサラウンドモニタ設定2の画面を示す図で
ある。
【図7】 本発明の実施の形態にかかるディジタル・ミ
キサにおけるスロットnオン処理、スロットnオフ処理
のフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態にかかるディジタル・ミ
キサにおけるスロットスイッチオン/オフ処理のフロー
チャートである。
【図9】 本発明の実施の形態にかかるディジタル・ミ
キサにおけるMIXバスのサラウンドチャンネルへの割
当を示す図表である。
【図10】 サラウンド・モードとそのスピーカ配置を
示す図である。
【図11】 他のサラウンド・モードとそのスピーカ配
置を示す図である。
【符号の説明】
1 ディジタル・ミキサ、2,3 マイク、4,5 楽
器、6 24トラックレコーダ、7 8トラックマスタ
ーレコーダ、8 DVDドライブ、9 外部エフェク
タ、10 ステレオアンプ、11 ステレオスピーカ、
12 サラウンドアンプ、13 サラウンドスピーカ、
21 CPU、22 フラッシュメモリ、23 RA
M、24 信号処理部、25 波形データインタフェー
ス、26 表示器、27 電動フェーダ、28 パネル
操作子、29 その他I/O、30 カードI/O、3
1〜36 カード、37 バス、40 アナログ入力ユ
ニット、41 ステレオアナログ入力ユニット、42
ステレオディジタル入力ユニット、43 内蔵エフェク
タ、44 カード、45 入力パッチ、46 入力チャ
ンネル部、47 MIXバス、48 ステレオバス、4
9 ソロバス、50 AUXバス、51 ステレオ出力
チャンネル部、52 出力チャンネル部、53 マトリ
ックス出力チャンネル部、54 出力パッチ、55 ア
ナログ出力ユニット、56 ステレオアナログ出力ユニ
ット、57 ステレオディジタル出力ユニット、58
カード、59 モニタ用セレクタ、60 モニタ用ミキ
サ、61 モニタ用アナログ出力、70 ステレオモニ
タスイッチ、71 サラウンドモニタスイッチ、71a
MIXバス選択ボタン、71b スロット選択ボタ
ン、72ボリューム、80 表示領域、81 ソロボタ
ン、82,83 スピーカアイコン、84,85 レベ
ル表示部、90 領域、91 スロットボタン、92ス
ロット番号、95 領域、96 表示欄、97 表示
欄、101 表示領域、102 チャンネル番号、10
3 スロット番号、104 サラウンドチャンネル、1
05 クリアボタン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力された複数の入力信号が選
    択的にミキシングバスに送られ、送られた信号が該ミキ
    シングバスにおいてミキシングされて複数の出力に選択
    的に出力されるディジタル・ミキサであって、 前記外部から入力された複数の入力信号が多チャンネル
    のサラウンド信号とされ、前記ミキシングバスにおいて
    多チャンネルのサラウンド信号がミキシングされて出力
    される際に、前記外部から入力された多チャンネルのサ
    ラウンド信号をサラウンドモニタ出力として出力する経
    路と、前記ミキシングバスから出力される多チャンネル
    のサラウンド信号をサラウンドモニタ出力として出力す
    る経路とが設けられていることを特徴とするディジタル
    ・ミキサ。
  2. 【請求項2】 特定のサラウンドチャンネル構成に対応
    した多チャンネルのサラウンド信号をモニタする特定の
    サラウンド・モードに対応したスピーカが備えられてお
    り、該スピーカに送られる多チャンネルのサラウンド信
    号のチャンネル構成と、前記特定のサラウンドチャンネ
    ル構成とが一致しない場合は、前記サラウンドモニタ出
    力として出力する経路上において、前記サラウンドモニ
    タ出力が特定のサラウンドチャンネル構成となるように
    変換されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    ディジタル・ミキサ。
  3. 【請求項3】 前記外部から入力された多チャンネルの
    サラウンド信号のチャンネル構成に対して、前記ミキシ
    ングバスから出力される多チャンネルのサラウンド信号
    におけるサラウンド・モードを、異なるチャンネル構成
    のサラウンド・モードに設定することが可能とされてい
    ることを特徴とする請求項1記載のディジタル・ミキ
    サ。
  4. 【請求項4】 外部から入力された複数グループにグル
    ープ分けされた複数の入力からの入力信号が選択的に複
    数のミキシングバスに送られ、送られた信号が該ミキシ
    ングバスにおいてミキシングされて複数の出力に選択的
    に出力されるディジタル・ミキサであって、 前記ミキシングバスにおけるサラウンド・モードを指定
    するサラウンド・モード指定手段と、 前記複数の入力からの入力信号に対し、前記サラウンド
    ・モード指定手段により指定されたサラウンド・モード
    に応じたサラウンド音量制御を行い、選択的に前記ミキ
    シングバスに出力する入力チャンネル手段と、 前記サラウンド・モードのチャンネル構成に対応して用
    意されたモニタ用サウンドシステムと、 前記ミキシングバスでミキシングされた前記サラウンド
    ・モードに応じたチャンネル構成のミキシング信号を、
    前記モニタ用サウンドシステムに供給するよう制御する
    第1モニタ制御手段と、 前記グループ分けされたグループに含まれる複数の入力
    のチャンネル構成を指定するチャンネル構成指定手段
    と、 前記グループ分けされた1つのグループを少なくとも選
    択し、選択されたグループにおける複数入力からの入力
    信号を、前記チャンネル構成指定手段により指定された
    チャンネル構成から、前記サラウンド・モード指定手段
    により指定されたサラウンド・モードに対応したチャン
    ネル構成に変換し、変換されたチャンネル構成の入力信
    号を、前記モニタ用サウンドシステムに供給するよう制
    御する第2モニタ制御手段と、 を備えることを特徴とするディジタル・ミキサ。
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