JP4089020B2 - オーディオ信号処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばAVアンプ装置と称されるオーディオ機器に適用して好適なオーディオ信号処理装置に関し、特にマルチチャンネルオーディオ信号を処理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、オーディオ信号源である再生装置などを接続すると共に、その再生装置側から供給されるオーディオ信号に増幅などの処理を施して、処理されたオーディオ信号を接続されたスピーカ装置に供給して放音させるアンプ装置として、AVアンプ装置(オーディオ・ビジュアル・センター・アンプリファイア装置を略したもの)と称されるものがある。AVアンプ装置は、例えば映像に同期したオーディオ信号(映像とは無関係のオーディオ信号が入力する場合もある)の高度な処理などが行える多機能化されたオーディオ機器であり、音場や音質などを任意の状態に設定できるようにしてある。
【0003】
このAVアンプ装置は、入力されるオーディオ信号として、通常の2チャンネルのステレオオーディオ信号の他に、マルチチャンネルオーディオ信号と称される5チャンネル程度のオーディオ信号が入力される場合もある。例えば、フロントの左チャンネルと、フロントの右チャンネルと、センターチャンネルと、リアの左チャンネルと、リアの右チャンネルと、低域専用チャンネルの合計6チャンネルのオーディオ信号が入力される場合がある。なお、このようなチャンネル構成の場合には、低域専用チャンネルを0.1チャンネルと見なして、残りの5チャンネルと合わせて5.1チャンネルと称する場合がある。低域専用チャンネルは、例えば120Hz程度よりも低域のオーディオ信号だけが得られるチャンネルで、スーパーウーファと称される低域音だけを再生するスピーカ装置に供給して放音させる。スーパーウーファを使用しない場合には、他のチャンネルの信号に混合して、他のチャンネル用のスピーカから、高域音と共に放音させる。低域専用チャンネル以外の他のチャンネルは、それぞれのチャンネル用の配置されたスピーカ装置に供給して、例えば聴取者の周囲に配置された複数のスピーカ装置で立体的な音響空間を形成させる。
【0004】
また、このようなAVアンプ装置は、スピーカ装置を接続する端子の他に、ヘッドホン装置を接続する端子も備えて、スピーカ装置からオーディオ信号を出力させる他に、ヘッドホン装置からオーディオ信号を出力させることも可能な構成にしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種のAVアンプ装置が備えるヘッドホン端子から出力されるオーディオ信号は、フロントの左チャンネル及び右チャンネルの2チャンネルの信号である。従って、例えば2チャンネルのオーディオ信号がAVアンプ装置に入力している状態で、AVアンプ装置に接続されたフロントの左右のチャンネル用の据え置き型のスピーカ装置から、この2チャンネルオーディオを出力させる状態を設定したときには、ヘッドホン端子に接続されたヘッドホン装置から出力される2チャンネルオーディオは、基本的に据え置き型のスピーカ装置から出力される音と同じ状態である。
【0006】
ところが、5チャンネルなどのマルチチャンネルのオーディオ信号がAVアンプ装置に入力している状態で、AVアンプ装置に接続された各チャンネル用の据え置き型のスピーカ装置から、マルチチャンネルオーディオを出力させる状態を設定したときには、ヘッドホン端子に接続されたヘッドホン装置から出力される2チャンネルオーディオは、マルチチャンネルオーディオを構成する音の内のフロントの2チャンネルの音だけになり、一部の音だけをヘッドホン装置で聞くことになってまう。
【0007】
具体的には、例えば上述した5.1チャンネルのマルチチャンネルオーディオとして、映画の音声がAVアンプ装置に入力している場合を想定したとき、この映画の動画像に同期した話し声(台詞)の音声は、主としてセンタチャンネルに含まれ、フロントの左右2チャンネルの信号では、音楽などの音が出力されるだけであり、AVアンプ装置に接続したヘッドホン装置でフロントの左右2チャンネルの音を聞いただけでは、映画の台詞を聞き取ることはできない。また、リアのチャンネルに含まれる各種効果音なども、ヘッドホン装置で聞くことはできない。
【0008】
この問題点を解決するためには、例えばヘッドホン装置を接続する際に、AVアンプ装置内でマルチチャンネルオーディオを2チャンネルオーディオに変換する処理を行うように設定すれば良い。ところが、このように設定すると、AVアンプ装置に接続された据え置き型のスピーカ装置から出力される音についても、マルチチャンネルオーディオを変換した2チャンネルオーディオになってしまう。
【0009】
従って、従来のAVアンプ装置でヘッドホン装置を使用して適正なマルチチャンネルオーディオを聞く際には、単純に据え置き型のスピーカをオフとするスイッチの切換えだけでなく、マルチチャンネルオーディオの処理状態をモード設定などで設定する操作が必要であり、また、ヘッドホン装置を使用した状態から、据え置き型のスピーカ装置を使用する状態に戻す際には、元の設定状態に戻す操作が必要であり、非常に操作が複雑になる問題があった。
【0010】
本発明の目的は、マルチチャンネルオーディオ信号のスピーカ装置からの出力とヘッドホン装置からの出力の双方が良好に行えるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、フロントの左チャンネルのオーディオ信号と、フロントの右チャンネルのオーディオ信号と、センタチャンネルのオーディオ信号と、リアの左チャンネルのオーディオ信号と、リアの右チャンネルのオーディオ信号と、低域専用チャンネルのオーディオ信号との少なくとも6チャンネルのオーディオ信号が入力する入力部と、
上記入力部に入力したフロントの左チャンネルのオーディオ信号とセンタチャンネルのオーディオ信号とリアの左チャンネルのオーディオ信号と低域専用チャンネルのオーディオ信号を混合するとともに、フロントの右チャンネルのオーディオ信号とセンタチャンネルのオーディオ信号とリアの右チャンネルのオーディオ信号と低域専用チャンネルのオーディオ信号を混合し、混合された2チャンネルのオーディオ信号を出力する信号処理部と、
上記入力部に入力した各チャンネルのオーディオ信号のうち、センタチャンネルのオーディオ信号とリアの左チャンネルのオーディオ信号とリアの右チャンネルのオーディオ信号と低域専用チャンネルのオーディオ信号を個別に出力するとともに、フロントの左チャンネルのオーディオ信号およびフロントの右チャンネルのオーディオ信号、または上記信号処理部で混合された2チャンネルのオーディオ信号を選択的に出力する第1の出力部と、
上記入力部に入力した各チャンネルのオーディオ信号のうち、フロントの左チャンネルのオーディオ信号およびフロントの右チャンネルのオーディオ信号、または上記信号処理部で混合された2チャンネルのオーディオ信号を選択的に出力する第2の出力部とを備え、
上記第1の出力部で、据え置き型のスピーカ装置用に増幅されたオーディオ信号を出力することと、上記第2の出力部は、ヘッドホン装置用に増幅されたオーディオ信号を出力することを同時に行えるようにしたオーディオ信号処理装置としたものである。
【0012】
この発明によると、第1の出力部からマルチチャンネルのオーディオ信号が各チャンネル毎に個別に出力されると共に、第2の出力部からは少なくともセンタチャンネルの信号成分が混合されて2チャンネルとなったオーディオが出力される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
【0014】
本実施の形態においては、AVアンプ装置と称される映像に同期したオーディオ信号(又は映像とは無関係のオーディオ信号)の高度な処理が行えるアンプ装置に適用したものである。まず、図2を参照してこのアンプ装置が接続されたステレオ装置の全体のシステム構成例を説明する。本例のアンプ装置10は、オーディオ信号が再生されるオーディオ機器として、コンパクトディスク(CD)と称される光ディスクからオーディオ信号を再生するディスク再生装置1と、テープカセットと称される磁気テープを使用してオーディオ信号の記録及び再生を行うテープ記録再生装置2と、ミニディスク(MD)等と称される光磁気ディスク又は光ディスクを使用してオーディオ信号の記録及び再生を行うディスク記録再生装置3とが接続してあり、それぞれの装置1,2,3で再生したオーディオ信号がアンプ装置10に供給される。
【0015】
また、映像信号及びオーディオ信号が再生される映像機器として、DVD(デジタルビデオディスク)等と称される光ディスクから映像信号及びオーディオ信号を再生するビデオディスク再生装置4と、磁気テープを使用して映像信号及びオーディオ信号を記録及び再生するビデオテープ記録再生装置5とが接続してあり、それぞれの装置4,5で再生した映像信号及びオーディオ信号がアンプ装置10に記録される。
【0016】
また、アンプ装置10で選択された映像信号を受像させる映像機器として、モニタ受像機6が接続してあり、さらにアンプ装置10で選択されたオーディオ信号を放音させるスピーカとして、前方の左右に配置されたフロントスピーカ7L,7Rと、前方の中央部に配置されたセンタースピーカ7Cと、後方の左右に配置されたリアースピーカ7SL,7SRと、任意の位置に配置されたスーパーウーファ7SWが接続してある。スーパーウーファ7SWは、予め設定された周波数(例えば120Hz)よりも低域の音を出力するスピーカである。他のスピーカ7C,7L,7R,7SL,7SRは、この周波数よりも高域音を出力する通常のものである。これらのスピーカ装置7C,7L,7R,7SL,7SR,7SWは、いわゆる据え置き型のスピーカ装置である。
【0017】
また、本例のアンプ装置10は、例えば前面パネル部にヘッドホン端子部53が設けてあり、ヘッドホン装置8のプラグ8aを挿入することで、このヘッドホン装置8からもオーディオ信号を放音させることができる構成としてある。
【0018】
本例のアンプ装置10に供給されるオーディオ信号としては、左右の2チャンネルのオーディオ信号の場合と、よりチャンネル数の多いマルチチャンネルのオーディオ信号の場合とがある。チャンネル数の多いオーディオ信号としては、ここではフロントの左チャンネルと、フロントの右チャンネルと、センターチャンネルと、リアの左チャンネルと、リアの右チャンネルと、低域専用チャンネルの6チャンネル(以下5.1チャンネルと称する)の信号が入力し、それぞれのチャンネルの信号が対応して処理された後、上述した配置の各チャンネル用のスピーカに供給して放音させる。本例の場合には、このようなチャンネル構成のオーディオ信号は、例えばビデオディスク再生装置4から供給されるデジタルオーディオ信号の場合に存在するモードであり(他の機器から供給される場合もある)、後述するデジタルRF入力部11に得られるRF変調されたオーディオ信号である。
【0019】
ここで、このような5.1チャンネルのデジタルオーディオ信号などの場合に存在する低域専用チャンネルは、例えば120Hz程度よりも低域(この周波数帯域についてはシステムによる異なる)のオーディオ信号だけが存在するチャンネルで、この低域専用チャンネルを使用するモードは、L.F.Eモードと称する。L.F.Eモードで低域専用チャンネルが存在するデジタルオーディオ信号には、その低域専用チャンネルが存在することを示す何らかの識別信号が、オーディオ信号に含まれている。なお、5.1チャンネルのデジタルオーディオ以外のマルチチャンネルオーディオで、同様の低域専用チャンネルを使用して、L.F.Eモードとなる場合もある。また、2チャンネルのオーディオ信号がアンプ装置10に入力した場合には、アンプ装置10内で、その2チャンネルの信号を処理して各チャンネル成分を生成させて、各チャンネルのスピーカに供給して放音させることもできる。
【0020】
次に、本例のアンプ装置10の内部構成を、図1を参照して説明する。図1は、オーディオ信号の処理系と、その処理の制御系を示す図である。アンプ装置10が備えるデジタルオーディオ信号の入力部としては、RF変調されたデジタルデータが供給されるデジタルRF入力部11と、光ファイバーケーブルが接続されてデジタルデータが供給される2つの光デジタル入力部12,13と、同軸ケーブルが接続されてデジタルデータが供給される同軸デジタル入力部14とを備える。各デジタル入力部11〜14に得られるデジタルデータは、切換スイッチ22に供給されて、このアンプ装置10のシステムコントローラ30の制御で、いずれかの入力部からのデジタルデータが選択され、その選択されたオーディオデータを、デジタル信号プロセッサ(DSP)23に供給する。この場合、デジタルRF入力部11に得られるRF変調されたデジタルデータは、RF復調部21にてRF変調された信号から復調した後、切換スイッチ22に供給する。またこのアンプ装置10は、デジタルオーディオ信号の出力部15を備え、切換スイッチ22で選択されたデジタルデータ(この選択はDSP23側に供給するための選択とは別の場合もある)を、出力部15に接続された機器側に供給して、その機器でのデジタル録音などができるようにしてある。
【0021】
アンプ装置10が備えるアナログオーディオ信号の入力部としては、4つのアナログ入力部16,17,18,19を備える。各アナログ入力部16〜19に得られるアナログオーディオ信号は、切換スイッチ24に供給されて、このアンプ装置10のシステムコントローラ30の制御で、いずれかの入力部からのオーディオ信号が選択され、その選択されたオーディオ信号を、デジタルデータに変換した後、デジタル信号プロセッサ23に供給する。またこのアンプ装置10は、アナログオーディオ信号の出力部20を備え、切換スイッチ24で選択されたオーディオ信号(この選択はDSP23側に供給するための選択とは別の場合もある)を、出力部20に接続された機器側に供給して、その機器での録音などができるようにしてある。
【0022】
デジタル信号プロセッサ23では、供給されるオーディオ信号に必要な処理を施す。このプロセッサ23での処理としては、例えば各チャンネルのオーディオ信号により再生される音場を、任意の音場や音響状態に設定するサラウンド処理や、チャンネル数を変換する処理(例えば2チャンネルのオーディオ信号を5.1チャンネルのオーディオ信号に変換する処理やその逆の処理など)などがデジタル処理で行われる。このデジタル信号プロセッサ23での処理は、システムコントローラ30の制御に基づいて行われる。
【0023】
デジタル信号プロセッサ23で処理されたデジタルオーディオ信号は、デジタル/アナログ変換器(DAC)25に供給されて、アナログオーディオ信号に変換される。デジタル/アナログ変換器25で変換されたオーディオ信号は、ローパスフィルタ26により高調波成分が除去された後、アンプ部27に供給されて、必要な増幅処理が行われると共に、出力処理部28でミュート処理などの出力処理が必要により行われて、2系統のスピーカ端子部51,52に供給される。また、スピーカ端子部とは別のヘッドホン端子部53が設けてあり、このヘッドホン端子部53にヘッドホン用に処理されたオーディオ信号が供給される。そして、スピーカ端子部51又は52に接続されたスピーカ装置7から(実際には図2に示すように各チャンネル毎のスピーカ装置から個別に)、処理されたオーディオ信号が放音され、ヘッドホン端子部53に接続されたヘッドホン装置8からもオーディオ信号が放音される。出力処理部28で処理されたオーディオ信号が、それぞれの端子部51,52,53に供給される構成の詳細については後述する。
【0024】
このアンプ装置10での処理を制御するシステムコントローラ30は、マイクロコンピュータと称される演算回路で構成されるもので、赤外線信号受光部31が受光したリモートコントロール装置からの赤外線信号と、アンプ装置10に配置されたタクトキースイッチ32,ロータリーエンコーダ33,マスターボリューム34の操作に基づいた信号とが供給されて、それぞれの信号に基づいた各種設定ができる。ロータリーエンコーダ33は、入力切換え(ファンクション切換え)を行う回転型の操作スイッチである。マスターボリューム34は、出力音量を調整するボリュームである。
【0025】
また本例のアンプ装置10は、蛍光表示管などで構成される表示部40を備え、システムコントローラ30から表示ドライバ35に表示を制御する信号を供給することで、この表示部40での表示がシステムコントローラ30により制御される構成としてある。この場合、本例の表示部40は、任意の文字,数字などが表示できる領域と、予め決められた文字,図形などが表示できる領域とが設けてあり、予め決められた所定の色で、ファンクション切換え状態やサラウンド処理状態などの各種動作状態を表示する。
【0026】
次に、本例のAVアンプ装置10の出力処理部28で処理されたオーディオ信号が、スピーカ装置又はヘッドホン装置が接続される端子部51,52,53に供給される構成の詳細を、図3を参照して説明する。
【0027】
端子50L,50R,50C,50LFE,50SL,50SRは、AVアンプ装置10内で処理されてアナログ信号に変換されたオーディオ信号(図1でのローパスフィルタ26の出力に相当)が得られる端子である。端子50Lにはフロントの左チャンネルのオーディオ信号が得られ、端子50Rにはフロントの右チャンネルのオーディオ信号が得られ、端子50Cにはセンタチャンネルのオーディオ信号が得られ、50LFEには低域専用チャンネルのオーディオ信号が得られ、端子SLにはリアの左チャンネルのオーディオ信号が得られ、端子50SRにはリアの右チャンネルのオーディオ信号が得られる。各端子に得られるオーディオ信号は、各チャンネル毎のアンプ部27L,27R,27C,27LFE,27SL,27SR(図1のアンプ部27に相当)を介して、第1のスピーカ端子部51の各チャンネル用のスピーカ端子51L,51R,51C,51LFE,51SL,51SRに供給する。各チャンネルのアンプ部27L,27R,27C,27LFE,27SL,27SRでは、いわゆる据え置き型のスピーカ装置を駆動できる比較的出力の大きな増幅処理(例えば数十〜百数十W程度の増幅)を行う。
【0028】
ここで、フロントの左チャンネル用のアンプ部27Lの出力と、フロントの右チャンネル用のアンプ部27Rの出力については、スイッチ59L,59Rを介して第1のスピーカ端子部51に供給する構成としてあり、このスイッチ59L,59Rの切換えにより、第2のスピーカ端子部52のフロントの左チャンネル及び右チャンネル用のスピーカ端子52L,52Rにも、フロントの左チャンネル及び右チャンネルのオーディオ信号を供給できる構成としてある。スイッチ59L,59Rでは、第1のスピーカ端子部51へのオーディオ信号の供給と、第2のスピーカ端子部52へのオーディオ信号の供給とが、個別に選択できる構成としてあり、両端子部51,52に接続されたスピーカ装置に同時にオーディオ信号を供給することもできる。但し、第2のスピーカ端子部52は、フロントの左右2チャンネルのスピーカ装置7L′,7R′だけが接続できる端子である。図3では、第1のスピーカ端子部51と第2のスピーカ端子部52の双方にスピーカ装置を接続した例を示したが、実際にはいずれか一方の系統だけを使用しても良い。
【0029】
なお、フロントの左チャンネル用のアンプ部27Lの入力部と、フロントの右チャンネル用のアンプ部27Rの入力部とには、ヘッドホン端子部53側に分岐するためのスイッチ58L,58Rが設けてある。このスイッチ58L,58Rでの切換処理の詳細については後述する。
【0030】
次に、ヘッドホン端子部53側にオーディオ信号を分岐するための構成を説明すると、端子50L,50R,50C,50LFE,50SL,50SRに得られる各チャンネル毎のオーディオ信号は、上述したスピーカ端子側の系とは別のヘッドホン端子用に分岐した後、2チャンネルのオーディオ信号とする混合処理が行われる。即ち、端子50Lに得られるフロントの左チャンネルのオーディオ信号を、バッファアンプ54Lを介して混合器55Lに供給すると共に、端子50Cに得られるセンタチャンネルのオーディオ信号をバッファアンプ54Cを介して混合器55Lに供給し、フロントの左チャンネルにセンタチャンネルのオーディオ信号を混合する。また、端子50Rに得られるフロントの右チャンネルのオーディオ信号を、バッファアンプ54Rを介して混合器55Rに供給すると共に、端子50Cに得られるセンタチャンネルのオーディオ信号をバッファアンプ54Cを介して混合器55Rに供給し、フロントの左チャンネルにセンタチャンネルのオーディオ信号を混合する。
【0031】
そして、混合器55Lでセンタチャンネルが混合されたフロントの左チャンネルのオーディオ信号を混合器56Lに供給すると共に、端子50SLに得られるリアの左チャンネルのオーディオ信号を、バッファアンプ54SLを介して混合器56Lに供給し、フロントの左チャンネルにリアの左チャンネルのオーディオ信号を混合する。また、混合器55Rでセンタチャンネルが混合されたフロントの右チャンネルのオーディオ信号を混合器56Rに供給すると共に、端子50SRに得られるリアの右チャンネルのオーディオ信号を、バッファアンプ54SRを介して混合器56Rに供給し、フロントの右チャンネルにリアの右チャンネルのオーディオ信号を混合する。
【0032】
さらに、混合器56Lでリアチャンネルが混合された左チャンネルのオーディオ信号を混合器57Lに供給すると共に、端子50LFEに得られる低域専用チャンネルのオーディオ信号を、バッファアンプ54LFEを介して混合器57Lに供給し、左チャンネルのオーディオ信号に低域のオーディオ信号を混合する。また、混合器56Rでリアチャンネルが混合された右チャンネルのオーディオ信号を混合器57Rに供給すると共に、端子50LFEに得られる低域専用チャンネルのオーディオ信号を、バッファアンプ54LFEを介して混合器57Rに供給し、右チャンネルのオーディオ信号に低域のオーディオ信号を混合する。
【0033】
混合器57Lで混合された左チャンネルのオーディオ信号は、スイッチ58Lを介してヘッドホン用の左チャンネルのアンプ部27HLに供給し、このアンプ部27HLで増幅されたオーディオ信号を、ヘッドホン用端子部53の左チャンネル用端子53Lに供給する。混合器57Rで混合された右チャンネルのオーディオ信号は、スイッチ58Rを介してヘッドホン用の左チャンネルのアンプ部27HRに供給し、このアンプ部27HRで増幅されたオーディオ信号を、ヘッドホン用端子部53の右チャンネル用端子53Rに供給する。ヘッドホン用のアンプ部27HL,27HRでは、ヘッドホン装置に内蔵された小型のスピーカユニットを駆動できる比較的出力の小さな増幅処理(例えば数〜数十mW程度の増幅)を行う。
【0034】
ヘッドホン用のアンプ部27HL,27HRの前段に設けられたスイッチ58L,58Rは、各混合器55L,55R,56L,56R,57L,57Rで混合されたオーディオ信号と、混合されてないオーディオ信号(即ち端子50L,50Rに得られるオーディオ信号)とを連動して切換えるスイッチある。従って、このスイッチ58L,58Rの切換えで、ヘッドホン用のアンプ部27HL,27HRで増幅するオーディオ信号として、フロントの左右のチャンネルに他のチャンネルの成分が混合された信号と、フロントの左右のチャンネル成分だけの信号とを選択できる。また、スイッチ58L,58Rの切換状態によっては、各混合器55L,55R,56L,56R,57L,57Rで混合された2チャンネルのオーディオ信号を、端子50L,50Rに得られるフロントの2チャンネルのオーディオ信号の代わりに、各スピーカ端子部51,52に供給することもできる。
【0035】
なお、図3に示した構成では、オーディオ信号の基本的な出力処理構成についてだけ示してあり、ミューティング処理用の構成などについては省略してある。
【0036】
このようにオーディオ信号の出力部を構成したことで、スピーカ端子部51,52に接続された据え置き型のスピーカ装置からのオーディオ信号の出力と、ヘッドホン端子部53に接続されたヘッドホン装置からのオーディオ信号の出力との双方を良好に行うことができる。特に、スイッチ58L,58Rでの切換えで選択される処理として、スピーカ端子部51,52側に供給されるオーディオ信号を、端子50L,50Rに得られるフロントの左右のチャンネルのオーディオ信号とし、ヘッドホン端子部53側に供給されるオーディオ信号を、各混合器で他のチャンネルの信号が混合された左右のチャンネルのオーディオ信号とすることで、第1のスピーカ端子部51に接続されたスピーカ装置からは、マルチチャンネルオーディオによる音場を適正に再現できる音の出力が行われると共に、ヘッドホン端子部53に接続されたヘッドホン装置からは、左右2チャンネルのオーディオ信号に他のチャンネルの成分が混合された音の出力が行われる。従って、例えばビデオディスクなどから再生した映画の音声としてのマルチチャンネルオーディオを出力させたとき、スピーカ装置からは適正なステレオ音響による音場の再現ができると共に、ヘッドホン装置では台詞や効果音や低域音などが全て含まれたオーディオを聞き取ることができる。
【0037】
ここで、スピーカ装置からのマルチチャンネルオーディオの出力と、ヘッドホン装置からの合成2チャンネルオーディオの出力とは、同時に出力が可能な構成としてあるため、例えばスピーカ装置からオーディオを出力させていた状態で、ヘッドホン端子部(ヘッドホンジャック)53にヘッドホン装置8のプラグを挿入すると共に、スピーカ装置からの音の出力を停止させるスイッチ操作を行うだけで、マルチチャンネルのオーディオをヘッドホン装置で聞き取ることができ、出力されるオーディオ信号の処理状態を切換えるためのモード設定などが全く必要なく、簡単にスピーカ装置を使用した状態とヘッドホン装置を使用した状態との切換えが行える。また、各チャンネル毎のスピーカ装置からマルチチャンネルのオーディオを出力させた状態で、同時にヘッドホン装置から2チャンネルに合成されたオーディオをモニタすることも可能である。
【0038】
なお、上述した実施の形態では、フロントの左右2チャンネルに、センタチャンネル,リアの左右のチャンネル及び低域専用チャンネルを混合して出力させるようにしたが、フロントの左右2チャンネルに、マルチチャンネルを構成する他のいずれかのチャンネルだけを混合するようにしても良い。例えば、フロントの左右2チャンネルに、それぞれセンタチャンネルのオーディオ信号だけを混合して、その混合された2チャンネルのオーディオ信号をヘッドホン端子53側に供給するようにしても良い。このようにすることで、例えば映画の音声をヘッドホン装置で出力させる場合には、少なくとも台詞が左右のチャンネルに混合されるようになる。
【0039】
また、フロントの左右2チャンネルに、それぞれセンタチャンネルのオーディオ信号を混合すると共に、リアの左右のチャンネルを、個別に混合するようにしても良い。このようにすることで、さらにリアのチャンネルに含まれる効果音がヘッドホン装置から出力される。
【0040】
なお、上述した実施の形態では、5.1チャンネルなどのマルチチャンネルオーディオ信号は、ビデオディスク再生装置からアンプ装置に供給される信号としたが、他の映像機器やオーディオ機器から供給されるマルチチャンネルオーディオ信号(例えばチューナが受信した衛星放送波によるマルチチャンネルオーディオ信号)を、処理するようにしても良い。
【0041】
また、上述した実施の形態では、マルチチャンネルのオーディオ信号として、5.1チャンネルで構成されるオーディオ信号としたが、他の3チャンネル以上のオーディオ信号でも良い。
【0042】
さらに、上述した実施の形態では、AVアンプ装置と称されるオーディオ機器での処理に適用したが、システムステレオ装置などの他のオーディオ機器と一体化されたオーディオ機器で、同様の処理を行う場合にも適用できる。
【0043】
【発明の効果】
本発明によると、第1の出力部からマルチチャンネルのオーディオ信号が各チャンネル毎に個別に出力されると共に、第2の出力部からは少なくともセンタチャンネルの信号成分が混合された2チャンネルのオーディオが出力され、1台のオーディオ機器から2種類の異なる信号処理形態のマルチチャンネルオーディオを出力させることが可能になる。
【0044】
さらに、第1の出力部は、据え置き型のスピーカ装置用に増幅されたオーディオ信号を出力し、第2の出力部は、ヘッドホン装置用に増幅されたオーディオ信号を出力することで、第1の出力部に接続された据え置き型のスピーカ装置からのマルチチャンネルオーディオの出力と、第2の出力部に接続されたヘッドホン装置からの2チャンネルオーディオの出力との双方が、モード設定などの操作を行うことなく良好に行える。
【0045】
さらにまた、入力部には、さらに左リアチャンネルのオーディオ信号と、右リアチャンネルのオーディオ信号が入力し、第2の出力部では、左チャンネルのオーディオ信号に左リアチャンネルのオーディオ信号を混合すると共に、右チャンネルのオーディオ信号に右リアチャンネルのオーディオ信号を混合することで、第2の出力部に接続された2チャンネル用のヘッドホン装置又はスピーカ装置から、リアチャンネルを含むマルチチャンネル用のオーディオ信号が良好に出力される。
【0046】
さらにまた、入力部には、さらに低域専用チャンネルのオーディオ信号が入力し、第2の出力部では、左チャンネルのオーディオ信号と右チャンネルのオーディオ信号とに、低域専用チャンネルのオーディオ信号を混合することで、第2の出力部に接続された2チャンネル用のヘッドホン装置又はスピーカ装置から、低域専用チャンネルを含むマルチチャンネル用のオーディオ信号が良好に出力される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるアンプ装置の例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるシステム構成例を示す構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるオーディオ信号出力部を示す構成図である。
【符号の説明】
7C,7L,7R,7SL,7SR,7SW…据え置き型のスピーカ装置、8…ヘッドホン装置、10…アンプ装置、11〜14…デジタル入力部、16〜19…アナログ入力部、23…デジタル信号プロセッサ(DSP)、30…システムコントローラ、51…第1のスピーカ端子部、52…第2のスピーカ端子部、53…ヘッドホン端子部
Claims (1)
- フロントの左チャンネルのオーディオ信号と、フロントの右チャンネルのオーディオ信号と、センタチャンネルのオーディオ信号と、リアの左チャンネルのオーディオ信号と、リアの右チャンネルのオーディオ信号と、低域専用チャンネルのオーディオ信号との少なくとも6チャンネルのオーディオ信号が入力する入力部と、
上記入力部に入力したフロントの左チャンネルのオーディオ信号とセンタチャンネルのオーディオ信号とリアの左チャンネルのオーディオ信号と低域専用チャンネルのオーディオ信号を混合するとともに、フロントの右チャンネルのオーディオ信号とセンタチャンネルのオーディオ信号とリアの右チャンネルのオーディオ信号と低域専用チャンネルのオーディオ信号を混合し、混合された2チャンネルのオーディオ信号を出力する信号処理部と、
上記入力部に入力した各チャンネルのオーディオ信号のうち、センタチャンネルのオーディオ信号とリアの左チャンネルのオーディオ信号とリアの右チャンネルのオーディオ信号と低域専用チャンネルのオーディオ信号を個別に出力するとともに、フロントの左チャンネルのオーディオ信号およびフロントの右チャンネルのオーディオ信号、または上記信号処理部で混合された2チャンネルのオーディオ信号を選択的に出力する第1の出力部と、
上記入力部に入力した各チャンネルのオーディオ信号のうち、フロントの左チャンネルのオーディオ信号およびフロントの右チャンネルのオーディオ信号、または上記信号処理部で混合された2チャンネルのオーディオ信号を選択的に出力する第2の出力部とを備え、
上記第1の出力部で、据え置き型のスピーカ装置用に増幅されたオーディオ信号を出力することと、上記第2の出力部は、ヘッドホン装置用に増幅されたオーディオ信号を出力することを同時に行えるようにした
オーディオ信号処理装置。
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