JP4997659B2 - 音声処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マルチチャンネル音声データを再生する音声処理装置に関する。
BD(ブルーレイディスク)プレーヤと、AVアンプと、ディスプレイ装置とを備える音声再生システムが利用されている。BDプレーヤからAVアンプに送信される音声データは、マルチチャンネル音声データがエンコードされたものである。例えば、マルチチャンネル音声データは、図3に示すように、左音声信号L、右音声信号R、中央音声信号C、低域音声信号SW、サラウンド左音声信号SL、及び、サラウンド右音声信号SRを含む。また、最近では、BDプレーヤ等で使用されるDolby True HD、Dolby Digital Plus、DTS-HD等のHD(High Definition)関連の音声フォーマットが登場してきており、これらのフォーマットにおいては、サラウンド後方左音声信号SBL、サラウンド後方右音声信号SBR、左外側音声信号LW、右外側音声信号RW、左上側音声信号LH、右上側音声信号RHがさらに追加されている。
しかし、これらの全てのチャンネルの音声信号に対応するアンプをAVアンプに設けると、合計11.1ch分のアンプを設けることになるので、コストが非常に高くなってしまう。また、上記の拡張チャンネルのいずれかに代えて(又は、上記の拡張チャンネルに加えて)、図8に示すように左中央側音声信号LC、右中央側音声信号RCが追加される場合も同様である。さらには、AVアンプが、リスニングモードに応じて、DSPにおいて上記の拡張チャンネルを生成する場合も同様である。
特開2007−158561号公報
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、全チャンネル数分のアンプを設ける必要なく、第1拡張左音声信号、第2拡張左音声信号、および、第3拡張左音声信号の中から選択される1つまたは2つの音声信号を増幅して、これらのチャンネルに対応するスピーカー端子から出力することができる音声処理装置を提供することである。
本発明の好ましい実施形態による音声処理装置は、第1拡張左音声信号(又は第1拡張右音声信号)、又は、第2拡張左音声信号(又は第2拡張右音声信号)を増幅する第1増幅部と、第2拡張左音声信号、又は、第3拡張左音声信号(又は第3拡張右音声信号)を増幅する第2増幅部と、第1拡張左音声信号を出力する第1スピーカー端子と、第2拡張左音声信号を出力する第2スピーカー端子と、第3拡張左音声信号を出力する第3スピーカー端子と、前記第1増幅部からの第1拡張左音声信号を前記第1スピーカー端子に供給するか否かを切換える第1スイッチと、前記第1増幅部からの第2拡張左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給するか否かを切換える第2スイッチと、前記第2増幅部からの第2拡張左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給するか否かを切換える第3スイッチと、前記第2増幅部からの第3拡張左音声信号を前記第3スピーカー端子に供給するか否かを切換える第4スイッチと、マルチチャンネル音声データに、第1拡張左音声信号、第2拡張左音声信号、又は、第3拡張左音声信号のいずれが含まれているかを判断するチャンネル判断部と、第1拡張左音声信号が含まれていると判断された場合、前記第1スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第1拡張左音声信号を前記第1スピーカー端子に供給させ、第2拡張左音声信号が含まれていると判断された場合、前記第2スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第2拡張左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させ、又は、前記第3スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第2拡張左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させ、第3拡張左音声信号が含まれていると判断された場合、前記第4スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第3拡張左音声信号を前記第3スピーカー端子に供給させる切換制御部とを備える。
好ましい実施形態においては、前記第1拡張左音声信号が、サラウンド後方左音声信号、左外側音声信号、左上側音声信号及び左中央側音声信号のいずれかであり(又は、前記第1拡張右音声信号が、サラウンド後方右音声信号、右外側音声信号、右上側音声信号及び右中央側音声信号のいずれかであり)、前記第2拡張左音声信号が、サラウンド後方左音声信号、左外側音声信号、左上側音声信号及び左中央側音声信号のいずれかであり、かつ、前記第1拡張左音声信号とは異なり(又は、前記第2拡張右音声信号が、サラウンド後方右音声信号、右外側音声信号、右上側音声信号及び右中央側音声信号のいずれかであり、かつ、前記第1拡張右音声信号とは異なり)、前記第3拡張左音声信号が、サラウンド後方左音声信号、左外側音声信号、左上側音声信号及び左中央側音声信号のいずれかであり、かつ、前記第1拡張左音声信号および前記第2拡張左音声信号とは異なる(又は、前記第3拡張右音声信号が、サラウンド後方右音声信号、右外側音声信号、右上側音声信号及び右中央側音声信号のいずれかであり、かつ、前記第1拡張右音声信号および前記第2拡張右音声信号とは異なる)。
マルチチャンネル音声データにどのチャンネルが含まれているかを判別し、含まれているチャンネルを第1増幅手段又は第2増幅手段に増幅させることにより、2つの増幅手段を備えるだけで、第1拡張左音声信号、第2拡張左音声信号および第3拡張左音声信号の中から選択される1つ又は2つの音声信号を増幅して、これらのチャンネルに対応するスピーカー端子に出力することができる。同様に、2つの増幅手段を備えるだけで、第1拡張右音声信号、第2拡張右音声信号および第3拡張右音声信号の中から選択される1つ又は2つの音声信号を増幅して、これらのチャンネルに対応するスピーカー端子に出力することができる。
好ましい実施形態においては、前記切換制御手段が、第1拡張左音声信号が含まれておらず、かつ、第2拡張左音声信号が含まれていると判断された場合、前記第2スイッチに前記第1増幅手段によって増幅された第2拡張左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させ、第1拡張左音声信号が含まれており、かつ、第2拡張左音声信号が含まれていると判断された場合、前記第3スイッチに前記第2増幅手段によって増幅された第2拡張左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させる。
好ましい実施形態においては、第1拡張左音声信号と第2拡張左音声信号とが含まれていると判断された場合、前記切換制御手段が、前記第1スイッチに前記第1増幅手段によって増幅された第1拡張左音声信号を前記第1スピーカー端子に供給させ、前記第3スイッチに前記第2増幅手段によって増幅された第2拡張左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させ、第1拡張左音声信号と第3拡張左音声信号とが含まれていると判断された場合、前記切換制御手段が、前記第1スイッチに前記第1増幅手段によって増幅された第1拡張左音声信号を前記第1スピーカー端子に供給させ、前記第4スイッチに前記第2増幅手段によって増幅された第3拡張左音声信号を前記第3スピーカー端子に供給させ、第2拡張左音声信号と第3拡張左音声信号とが含まれていると判断された場合、前記切換制御手段が、前記第2スイッチに前記第1増幅手段によって増幅された第2拡張左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させ、前記第4スイッチに前記第2増幅手段によって増幅された第3拡張左音声信号を前記第3スピーカー端子に供給させる。
好ましい実施形態においては、第1拡張左音声信号と第2拡張左音声信号と第3拡張左音声信号とが含まれていると判断された場合、ユーザ操作によって予め設定された2つの音声信号をそれぞれ対応するスピーカー端子に供給するように前記切換制御手段が動作する。
好ましい実施形態においては、前記第1増幅部が、第1拡張左音声信号、又は、第2拡張左音声信号、又は、第4拡張左音声信号(又は第4拡張右音声信号)を増幅し、前記第2増幅部が、第2拡張左音声信号、又は、第3拡張左音声信号、又は、第4拡張左音声信号を増幅し、第4拡張左音声信号を出力する第4スピーカー端子と、前記第1増幅部からの第4拡張左音声信号を前記第4スピーカー端子に供給するか否かを切換える第5スイッチと、前記第2増幅部からの第4拡張左音声信号を前記第4スピーカー端子に供給するか否かを切換える第6スイッチと、をさらに備え、前記チャンネル判断部が、マルチチャンネル音声データに第4拡張左音声信号が含まれているかをさらに判断し、前記切換制御部が、第4拡張左音声信号が含まれていると判断された場合、前記第5スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第4拡張左音声信号を前記第4スピーカー端子に供給させ、又は、前記第6スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第4拡張左音声信号を前記第4スピーカー端子に供給させる。
好ましい実施形態においては、第2拡張左音声信号を前記第1増幅部または前記第2増幅部に供給する前の段階で出力するプリアウト端子をさらに備え、第1拡張左音声信号と第2拡張左音声信号と第3拡張左音声信号とが含まれていると判断された場合、前記切換制御部が、前記第1スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第1拡張左音声信号を前記第1スピーカー端子に供給させ、前記第4スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第3拡張左音声信号を前記第3スピーカー端子に供給させ、第2拡張左音声信号を前記プリアウト端子から出力させる。
好ましい実施形態においては、第2拡張左音声信号を前記第1増幅部または前記第2増幅部に供給する前の段階で出力する第1プリアウト端子と、第4拡張左音声信号を前記第1増幅部または前記第2増幅部に供給する前の段階で出力する第2プリアウト端子とをさらに備え、第1拡張左音声信号と第2拡張左音声信号と第3拡張左音声信号と第4拡張左音声信号とが含まれていると判断された場合、前記切換制御部が、前記第1スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第1拡張左音声信号を前記第1スピーカー端子に供給させ、前記第4スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第3拡張左音声信号を前記第3スピーカー端子に供給させ、第2拡張左音声信号を前記第1プリアウト端子から出力させ、第4拡張左音声信号を前記第2プリアウト端子から出力させる。
好ましい実施形態においては、第2拡張左音声信号、又は、第4拡張左音声信号(又は第4拡張右音声信号)を増幅する第3増幅部と、第4拡張左音声信号を出力する第4スピーカー端子と、前記第3増幅部からの第2拡張左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給するか否かを切換える第5スイッチと、前記第3増幅部からの第4拡張左音声信号を前記第4スピーカー端子に供給するか否かを切換える第6スイッチと、をさらに備え、前記チャンネル判断部が、マルチチャンネル音声データに第4拡張左音声信号が含まれているかをさらに判断し、前記切換制御部が、第2拡張左音声信号が含まれていると判断された場合、前記第2スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第2拡張左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させ、又は、前記第3スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第2拡張左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させ、又は、前記第5スイッチに前記第3増幅部によって増幅された第2拡張左音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させ、第4拡張左音声信号が含まれていると判断された場合、前記第6スイッチに前記第3増幅部によって増幅された第4拡張左音声信号を前記第4スピーカー端子に供給させる。
好ましい実施形態においては、第2拡張左音声信号を前記第1増幅部又は前記第2増幅部又は前記第3増幅部に供給する前の段階で出力するプリアウト端子をさらに備え、第1拡張左音声信号と第2拡張左音声信号と第3拡張左音声信号と第4拡張左音声信号とが含まれていると判断された場合、前記切換制御部が、前記第1スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第1拡張左音声信号を前記第1スピーカー端子に供給させ、前記第4スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第3拡張左音声信号を前記第3スピーカー端子に供給させ、前記第6スイッチに前記第3増幅部によって増幅された第4拡張左音声信号を前記第4スピーカー端子に供給させ、第2拡張左音声信号を前記プリアウト端子から出力させる。
全チャンネル数分のアンプを設ける必要なく、第1拡張左音声信号、第2拡張左音声信号、および、第3拡張左音声信号の中から選択される1つまたは2つの音声信号を増幅して、これらのチャンネルに対応するスピーカー端子から出力することができる。
AVアンプ1及びスピーカーの配置を示す図である。 音声再生システムを示す図である。 音声信号のチャンネルを示す図である。 音声処理部5を示す図である。 制御部2の処理を示すフローチャートである。 制御部2の処理を示すフローチャートである。 音声処理部5Aを示す図である。 音声信号のチャンネルを示す図である。 音声処理部5Bを示す図である。 音声処理部5Cを示す図である。 制御部2の処理を示すフローチャートである。 制御部2の処理を示すフローチャートである。 制御部2の処理を示すフローチャートである。 音声処理部5Dを示す図である。 制御部2の処理を示すフローチャートである。 制御部2の処理を示すフローチャートである。 制御部2の処理を示すフローチャートである。 音声処理部5Eを示す図である。 音声処理部5Fを示す図である。 音声処理部5Gを示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態によるディスク再生装置(以下、BDプレーヤという。)、音声処理装置(以下、AVアンプという。)及びディスプレイ装置を備える音声再生システムついて、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。図1は、AVアンプ1、及び、各スピーカーの配置の一例を説明する図である。AVアンプ1には、左スピーカーSL、右スピーカーSR、中央スピーカーSC、低域スピーカーSSW、サラウンド左スピーカーSSL、サラウンド右スピーカーSSR、サラウンド後方左スピーカーSSBL、サラウンド後方右スピーカーSSBR、左上側スピーカーSLH、右上側スピーカーSRH、左外側スピーカーSLW、右外側スピーカーSRWが接続されている。
図2は、音声再生システムの構成を示すブロック図である。BDプレーヤ100、AVアンプ1及びディスプレイ装置200は、例えばHDMI規格に準拠し、HDMIケーブルを介して相互に接続されている。BDプレーヤ100は、マルチチャンネル音声データ及び映像データを含むHDMIデータをAVアンプ1に送信する。AVアンプ1は、BDプレーヤ100から受信したHDMIデータに含まれるマルチチャンネル音声データを増幅してスピーカーに出力する。また、AVアンプ1は、映像データを含むHDMIデータをディスプレイ装置200に送信する。ディスプレイ装置200は、AVアンプ1から受信したHDMIデータに含まれる映像データを表示する。
AVアンプ1は、制御部2と、HDMI受信部3と、HDMI送信部4と、音声処理部5と、操作部6と、表示部7と、HDMI端子8,9とを有している。AVアンプ1には、スピーカー300(図1の各スピーカーに相当)が接続されている。
HDMI受信部3は、BDプレーヤ100から送信されたHDMIデータを受信して、受信したHDMIデータから元の映像データを生成し、HDMI送信部4に供給する。また、HDMI受信部3は、受信したHDMIデータから元のマルチチャンネル音声データを生成して、音声処理部5に供給する。
音声処理部5は、HDMI受信部3から供給されたマルチチャンネル音声データをデコードし、音響処理、D/A変換処理、ボリューム調整処理、増幅処理等の各処理を実行し、スピーカー300に各チャンネルの音声信号を供給する。音声処理部5に供給されるマルチチャンネル音声データについて説明する。Dolby True HD、Dolby Digital Plus、DTS-HD等のHD(High Definition)関連の音声フォーマットにおいては、図3に示すように、例えば、左音声信号L(前方左音声信号)、右音声信号R(前方右音声信号)、中央音声信号C、低域音声信号SW、サラウンド左音声信号SL、サラウンド右音声信号SR、サラウンド後方左音声信号SBL、サラウンド後方右音声信号SBR、左外側音声信号LW、右外側音声信号RW、左上側音声信号LH、右上側音声信号RH等が含まれる。
サラウンド後方左音声信号SBLは、ユーザの後方左側の位置から再生される音声信号である。サラウンド後方右音声信号SBRは、ユーザの後方右側の位置から再生される音声信号である。左外側音声信号LWは、左音声信号Lの外側(左側)の位置(つまりユーザの前方左外側)から再生される音声信号である。右外側音声信号RWは、右音声信号Rの外側(右)の位置(つまりユーザの前方右外側)から再生される音声信号である。左上側音声信号LHは、左音声信号Lの上側の位置(つまりユーザの前方左上側)から再生される音声信号である。右上側音声信号RHは、右音声信号Rの上側の位置(つまりユーザの前方右上側)から再生される音声信号である。
図4は、音声処理部5の要部を示すブロック図である。音声処理部5は、プリアウト部11と、パワーアンプ12と、SP(スピーカー)リレー13と、SP(スピーカー)端子14とを有する。図4においては、基本の5.1ch分(左音声信号L、右音声信号R、中央音声信号C、低域音声信号SW、サラウンド左音声信号SL、サラウンド右音声信号SR)に関する各回路については従来と同じであるので省略している。また、プリアウト部11の前段に設けられるDSP等についても省略している。
DSPは、HDMI受信部3から供給されるマルチチャンネル音声データをデコード及びD/A変換し、各チャンネルの音声信号を生成する。生成された音声信号は、プリアウト部11に供給される。
プリアウト部11は、スイッチS11a〜S11hを有する。スイッチS11aは、サラウンド後方左音声信号SBLをアンプ12aに出力するか否かを切り換える。スイッチS11bは、左外側音声信号LWをアンプ12aに出力するか否かを切り換える。スイッチS11cは、左上側音声信号LHをアンプ12bに出力するか否かを切り換える。スイッチS11dは、左外側音声信号LWをアンプ12bに出力するか否かを切り換える。スイッチS11a、11bの内、マルチチャンネル音声データに含まれているチャンネルに応じて、いずれか1つのスイッチがオン状態とされる。スイッチS11c、11dの内、マルチチャンネル音声データに含まれているチャンネルに応じて、いずれか1つのスイッチがオン状態とされる。
スイッチS11eは、サラウンド後方右音声信号SBRをアンプ12cに出力するか否かを切り換える。スイッチS11fは、右外側音声信号RWをアンプ12cに出力するか否かを切り換える。スイッチS11gは、右上側音声信号RHをアンプ12dに出力するか否かを切り換える。スイッチS11hは、右外側音声信号RWをアンプ12dに出力するか否かを切り換える。スイッチS11e、11fの内、マルチチャンネル音声データに含まれているチャンネルに応じて、いずれか1つのスイッチがオン状態とされる。スイッチS11g、11hの内、マルチチャンネル音声データに含まれているチャンネルに応じて、いずれか1つのスイッチがオン状態とされる。
なお、プリアウト部11がスイッチS11a〜S11hを備えるのではなく、マルチチャンネル音声データに含まれるチャンネルに応じて、DSPがアンプ12a〜12dに供給する音声信号のチャンネルを変更するようにしてもよい。
パワーアンプ12は、アンプ12a〜12dを有する。アンプ12aは、プリアウト部11から供給されるサラウンド後方左音声信号SBL、又は、左外側音声信号LWを増幅してSPリレー13(スイッチS13a、S13b)に供給する。アンプ12bは、プリアウト部11から供給される左上側音声信号LH、又は、左外側音声信号LWを増幅してSPリレー13(スイッチS13c、S13d)に供給する。アンプ12cは、プリアウト部11から供給されるサラウンド後方右音声信号SBR、又は、右外側音声信号RWを増幅してSPリレー13(スイッチS13e、S13f)に供給する。アンプ12dは、プリアウト部11から供給される右上側音声信号RH、又は、右外側音声信号RWを増幅してSPリレー13(スイッチS13g、S13h)に供給する。
SPリレー13は、リレースイッチ(以下スイッチという。)S13a〜S13hを有する。スイッチS13aは、アンプ12aから供給されるサラウンド後方左音声信号SBLを、サラウンド後方左SP端子14aに供給するか否かを切り換える。スイッチS13bは、アンプ12aから供給される左外側音声信号LWを、左外側SP端子14bに供給するか否かを切り換える。スイッチS13cは、アンプ12bから供給される左外側音声信号LWを、左外側SP端子14bに供給するか否かを切り換える。スイッチS13dは、アンプ12bから供給される左上側音声信号LHを、左上側SP端子14cに供給するか否かを切り換える。スイッチ13a〜S13dは、マルチチャンネル音声データに含まれるチャンネルに応じて切換えられる。
スイッチS13eは、アンプ12cから供給されるサラウンド後方右音声信号SBRを、サラウンド後方右SP端子14dに供給するか否かを切り換える。スイッチS13fは、アンプ12cから供給される右外側音声信号RWを、右外側SP端子14eに供給するか否かを切り換える。スイッチS13gは、アンプ12dから供給される右外側音声信号RWを、右外側SP端子14eに供給するか否かを切り換える。スイッチS13hは、アンプ12dから供給される右上側音声信号RHを、右上側SP端子14fに供給するか否かを切り換える。スイッチ13e〜S13hは、マルチチャンネル音声データに含まれるチャンネルに応じて切換えられる。
SP端子14は、SP端子14a〜14fを有する。サラウンド後方左SP端子14aにはサラウンド後方左スピーカーSSBLが接続される。左外側SP端子14bには左外側スピーカーSLWが接続される。左上側SP端子14cには左上側スピーカーSLHが接続される。サラウンド後方右SP端子14dにはサラウンド後方右スピーカーSSBRが接続される。右外側SP端子14eには右外側スピーカーSRWが接続される。右上側SP端子14fには右上側スピーカーSRHが接続される。
図2に戻り、HDMI送信部4は、HDMI受信部3から供給された映像データを、HDMIデータに変換し、ディスプレイ装置200に送信する。
制御部2は、内蔵又は接続された図示しないメモリに記憶されているAVアンプの動作プログラムに基づいて、各部を制御するものであり、例えば、マイクロコンピュータやCPU等である。制御部2は、マルチチャンネル音声データに含まれるチャンネルを判別し、スイッチS11a〜S11h、S13a〜S13hを切換制御する。(なお、マルチチャンネル音声データは、BD100プレーヤから受信する音声データに限定されず、DSPが出力する音声データであてもよい。)つまり、サラウンド後方左音声信号SBLが含まれていると判断された場合、制御部2は、スイッチS13aにアンプ12aによって増幅されたサラウンド後方左音声信号SBLをSP端子14aに供給させる。左外側音声信号LWが含まれていると判断された場合、制御部2は、スイッチS13bにアンプ12aによって増幅された左外側音声信号LWをSP端子14bに供給させ、又は、スイッチS13cにアンプ12bによって増幅された左外側音声信号LWをSP端子14bに供給させる。左上側音声信号LHが含まれていると判断された場合、制御部2は、スイッチS13dにアンプ12bによって増幅された左上側音声信号LHをSP端子14cに供給させる。各右信号についても同様である。
HDMI受信部3は、HDMIデータから元のマルチチャンネル音声データを生成し、音声処理部5に供給する。音声処理部5は、マルチチャンネル音声データをデコードし、その情報領域に含まれているチャンネル情報を読み出して、制御部2に供給する。
以下、本発明の動作を説明する。図5は、制御部2のプリアウト部11の切換処理を示すフローチャートである。制御部2は、音声処理部5から供給されるマルチチャンネル音声データに含まれる入力信号のチャンネル情報に基づいて、サラウンド後方左音声信号SBLとサラウンド後方右音声信号SBRとの組合せ、左上側音声信号LHと右上側音声信号RHとの組合せ、左外側音声信号LWと右外側音声信号RWとの組合せのいずれ(1つ又は2つ)が含まれているかを判断する。
まず、制御部2は、サラウンド後方左音声信号SBLとサラウンド後方右音声信号SBRとの組合せが含まれているか否かを判断する(S1)。含まれている場合(S1でYES)、制御部2は、サラウンド後方左音声信号SBLをサラウンド後方左SP端子14aに供給し、サラウンド後方右音声信号SBRをサラウンド後方右SP端子14dに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS11a、S11eをオン状態に、S11b、S11fをオフ状態に制御する(S2)。
次に、制御部2は、マルチチャンネル音声データに左上側音声信号LHと右上側音声信号RHとの組合せが含まれているか否かをさらに判断する(S3)。含まれている場合(S3でYES)、制御部2は、左上側音声信号LHを左上側SP端子14cに供給し、右上側音声信号RHを右上側SP端子14fに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS11c、S11gをオン状態に、S11d、S11hをオフ状態に制御する(S4)。
一方、S3においてマルチチャンネル音声データに左上側音声信号LHと右上側音声信号RHとの組合せが含まれていない場合、制御部2は、左外側音声信号LWを左外側SP端子14bに供給し、右外側音声信号RWを右外側SP端子14eに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS11d、S11hをオン状態に、S11c、S11gをオフ状態に制御する(S5)。
S1において、サラウンド後方左音声信号SBLとサラウンド後方右音声信号SBRとの組合せが含まれていない場合、制御部2は、左外側音声信号LWを左外側SP端子14bに供給し、右外側音声信号RWを右外側SP端子14eに供給し、左上側音声信号LHを左上側SP端子14cに供給し、右上側音声信号RHを右上側SP端子14fに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS11b、S11c、S11f、S11gをオン状態に、S11a、S11d、S11e、S11hをオフ状態に制御する(S6)。
図6は、制御部2のSPリレー切換処理を示すフローチャートである。制御部2は、サラウンド後方左音声信号SBLとサラウンド後方右音声信号SBRとの組合せが含まれているか否かを判断する(S11)。含まれている場合(S11でYES)、制御部2は、サラウンド後方左音声信号SBLをサラウンド後方左SP端子14aに供給し、サラウンド後方右音声信号SBRをサラウンド後方右SP端子14dに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS13a、S13eをオン状態に、S13b、S13fをオフ状態に制御する(S12)。
次に、制御部2は、マルチチャンネル音声データに左上側音声信号LHと右上側音声信号RHとの組合せが含まれているか否かをさらに判断する(S13)。含まれている場合(S13でYES)、制御部2は、左上側音声信号LHを左上側SP端子14cに供給し、右上側音声信号RHを右上側SP端子14fに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS13d、S13hをオン状態に、S13c、S13gをオフ状態に制御する(S14)。
一方、S13において、左上側音声信号LHと右上側音声信号RHとの組合せが含まれていない場合、制御部2は、左上側音声信号LHを左上側SP端子14cに供給せず、右上側音声信号RHを右上側SP端子14fに供給しないように、スイッチS13d、S13hをオフ状態に制御する(S15)。そして、制御部2は、マルチチャンネル音声データに左外側音声信号LWと右外側音声信号RWとの組合せが含まれているか否かをさらに判断する(S16)。含まれている場合(S16でYES)、制御部2は、左外側音声信号LWを左外側SP端子14bに供給し、右外側音声信号RWを右外側SP端子14eに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS13c、S13gをオン状態に制御する(S17)。
S16において、左外側音声信号LWと右外側音声信号RWとの組合せが含まれていない場合、左外側音声信号LWを左外側SP端子14bに供給せず、右外側音声信号RWを右外側SP端子14eに供給しないように、スイッチS13c、S13gをオフ状態に制御する(S18)。
S11において、サラウンド後方左音声信号SBLとサラウンド後方右音声信号SBRとの組合せが含まれていない場合、制御部2は、サラウンド後方左音声信号SBLをサラウンド後方左SP端子14aに供給せず、サラウンド後方右音声信号SBRをサラウンド後方右SP端子14dに供給しないように、スイッチS13a、S13eをオフ状態に制御する(S19)。さらに、制御部2は、S13c、S13gをオフ状態に制御する(S19)。
次に、制御部2は、マルチチャンネル音声データに左上側音声信号LHと右上側音声信号RHとの組合せが含まれているか否かをさらに判断する(S20)。含まれている場合(S20でYES)、制御部2は、左上側音声信号LHを左上側SP端子14cに供給し、右上側音声信号RHを右上側SP端子14fに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS13d、S13hをオン状態に制御する(S21)。
一方、S20において、左上側音声信号LHと右上側音声信号RHとの組合せが含まれていない場合、制御部2は、左上側音声信号LHを左上側SP端子14cに供給せず、右上側音声信号RHを右上側SP端子14fに供給しないように、スイッチS13d、S13hをオフ状態に制御する(S22)。
次に、制御部2は、マルチチャンネル音声データに左外側音声信号LWと右外側音声信号RWとの組合せが含まれているか否かをさらに判断する(S23)。含まれている場合(S23でYES)、制御部2は、左外側音声信号LWを左外側SP端子14bに供給し、右外側音声信号RWを右外側SP端子14eに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS13b、S13fをオン状態に制御する(S24)。
S23で、左外側音声信号LWと右外側音声信号RWとの組合せが含まれていない場合、左外側音声信号LWを左外側SP端子14bに供給せず、右外側音声信号RWを右外側SP端子14eに供給しないように、スイッチS13b、S13fをオフ状態に制御する(S25)。
以上のように、2つのアンプ12a、12bのみを有することによって、サラウンド後方左音声信号SBL、左外側音声信号LWおよび左上側音声信号LHの中から任意に選択される2つのチャンネルの音声信号を増幅して、これらのチャンネルに対応するSP端子に出力することができる。また、2つのアンプ12c、12dのみを有することによって、サラウンド後方右音声信号SBR、右外側音声信号RWおよび右上側音声信号RHの中から任意に選択される2つのチャンネルの音声信号を増幅して、これらのチャンネルに対応するSP端子に出力することができる。このように処理できるのは、Dolby True HD、Dolby Digital Plus、DTS-HD等のHD(High Definition)関連の音声フォーマットにおいては、サラウンド後方左音声信号SBL、左外側音声信号LWおよび左上側音声信号LHの3つのチャンネルの音声信号が同時に含まれることはなく、サラウンド後方右音声信号SBR、右外側音声信号RWおよび右上側音声信号RHの3つのチャンネルの音声信号が同時に含まれることがないからである。
なお、仮に、サラウンド後方左音声信号SBL、左外側音声信号LWおよび左上側音声信号LHが同時に含まれる場合には、ユーザ操作によって予め設定された2つのチャンネルの音声信号を増幅して、各チャンネルのSP端子に出力するようにすればよい。同様に、サラウンド後方右音声信号SBR、右外側音声信号RWおよび右上側音声信号RHが同時に含まれる場合には、ユーザ操作によって予め設定された2つのチャンネルの音声信号を増幅して、各チャンネルのSP端子に出力するようにすればよい。
また、上記のフローチャートでは、サラウンド後方左音声信号SBL、左外側音声信号LWおよび左上側音声信号LHが同時に含まれる場合には、デフォルトでサラウンド後方左音声信号SBLと左上側音声信号LHとが選択されるような処理になっているがこの限りではなく、左外側音声信号LWが選択されるようにフローチャートが構成されてもよい。同じく、サラウンド後方右音声信号SBR、右外側音声信号RWおよび右上側音声信号RHが同時に含まれる場合には、デフォルトでサラウンド後方右音声信号SBRと右上側音声信号RHとが選択されるような処理になっているがこの限りではなく、右外側音声信号RWが選択されるようにフローチャートが構成されてもよい。
次に本発明の別の好ましい実施形態を説明する。図7に示すように、本例では、左外側音声信号LWと左上側音声信号LHとを入れ替え、右外側音声信号RWと右上側音声信号RHとを入れ替えた回路構成としてもよい。
次に本発明の別の好ましい実施形態を説明する。図8に示すように、本例では、左外側音声信号LWに代えて(又は加えて)左中央側音声信号LCが存在し、右外側音声信号RWに代えて(又は加えて)右中央側音声信号RCが存在する。左中央側音声信号LCは、左音声信号Lと中央音声信号Cとの間の位置から再生される音声信号である。右中央側音声信号RCは、右音声信号Rと中央音声信号Cとの間の位置から再生される音声信号である。この場合に、図9に示すように、左外側音声信号LWを左中央側音声信号LCに置き換え、右外側音声信号RWを右中央側音声信号RCに置き換えた回路構成が採用されるとよい。
これらを踏まえて上記実施形態を一般的に表現すると、サラウンド後方左音声信号SBLを第1拡張左音声信号と定義し、サラウンド後方右音声信号SBRを第1拡張右音声信号と定義し、左外側音声信号LWを第2拡張左音声信号と定義し、右外側音声信号RWを第2拡張右音声信号と定義し、左上側音声信号LHを第3拡張左音声信号と定義し、右上側音声信号RHを第3拡張右音声信号と定義する。
そして、第1拡張左音声信号は、サラウンド後方左音声信号SBL、左外側音声信号LW、左上側音声信号LHおよび左中央側音声信号LCのいずれかであればよい。第2拡張左音声信号は、サラウンド後方左音声信号SBL、左外側音声信号LW、左上側音声信号LHおよび左中央側音声信号LCのいずれかであればよく、かつ、第1拡張左音声信号と異なるチャンネルであればよい。第3拡張左音声信号は、サラウンド後方左音声信号SBL、左外側音声信号LW、左上側音声信号LHおよび左中央側音声信号LCのいずれかであればよく、かつ、第1拡張左音声信号および第2拡張左音声信号と異なるチャンネルであればよい。
同様に、第1拡張右音声信号は、サラウンド後方右音声信号SBR、右外側音声信号RW、右上側音声信号RHおよび右中央側音声信号RCのいずれかであればよい。第2拡張右音声信号は、サラウンド後方右音声信号SBR、右外側音声信号RW、右上側音声信号RHおよび右中央側音声信号RCのいずれかであればよく、かつ、第1拡張右音声信号と異なるチャンネルの信号であればよい。第3拡張右音声信号は、サラウンド後方右音声信号SBR、右外側音声信号RW、右上側音声信号RHおよび右中央側音声信号RCのいずれかであればよく、かつ、第1拡張左音声信号および第2拡張左音声信号と異なるチャンネルの信号であればよい。
また、本発明にとって最低限必須であるのは、第1拡張左音声信号、第2拡張左音声信号および第3拡張左音声信号の内、選択される1つ又は2つの音声信号を増幅する構成、および、第1拡張右音声信号、第2拡張右音声信号および第3拡張右音声信号の内、選択される1つ又は2つの音声信号を増幅する構成の少なくとも一方である。つまり、第1拡張左音声信号、第2拡張左音声信号および第3拡張左音声信号の内、選択される1つ又は2つの音声信号を増幅する構成、および、第1拡張右音声信号、第2拡張右音声信号および第3拡張右音声信号の内、選択される1つ又は2つの音声信号を増幅する構成の両方を備える必要はない。
例えば、第1拡張左音声信号、第2拡張左音声信号および第3拡張左音声信号の内、選択される1つ又は2つの音声信号を増幅する構成のみを備える場合、上記の各フローチャートにおいて、サラウンド後方左音声信号SBLとサラウンド後方右音声信号SBRとの組合せが含まれているか否かを判断する処理は、サラウンド後方左音声信号SBLが含まれているか否かを判断する処理に変更される。左上側音声信号LHと右上側音声信号RHとの組合せが含まれているか否かを判断する処理は、左上側音声信号LHが含まれているか否かを判断する処理に変更される。左外側音声信号LWと右外側音声信号RWとの組合せが含まれているか否かを判断する処理は、左外側音声信号LWが含まれているか否かを判断する処理に変更される。
次に、本発明のさらに別の実施形態を説明する。図10は本例の音声処理部5Cを示す。なお、本例では、説明を簡単化するために左側のチャンネルについてのみ説明するが、右側のチャンネルについても同様である。プリアウト部111は、スイッチS111a〜S111fを有する。スイッチS111aは、サラウンド後方左音声信号SBLをアンプ112aに出力するか否かを切り換える。スイッチS111bは、左外側音声信号LWをアンプ112aに出力するか否かを切り換える。スイッチS111cは、左中央側音声信号LCをアンプ112aに出力するか否かを切り換える。スイッチS111dは、左上側音声信号LHをアンプ112bに出力するか否かを切り換える。スイッチS111eは、左外側音声信号LWをアンプ112bに出力するか否かを切り換える。スイッチS111fは、左中央側音声信号LCをアンプ112bに出力するか否かを切り換える。スイッチS111a〜S111cの内、マルチチャンネル音声データに含まれているチャンネルに応じて、いずれか1つのスイッチがオン状態とされる。スイッチS111d〜S111fの内、マルチチャンネル音声データに含まれているチャンネルに応じて、いずれか1つのスイッチがオン状態とされる。
なお、プリアウト部111がスイッチS111a〜S111fを備えるのではなく、マルチチャンネル音声データに含まれるチャンネルに応じて、DSPがアンプ112a、112bに供給する音声信号のチャンネルを変更するようにしてもよい。
パワーアンプ112は、アンプ112a、112bを有する。アンプ112aは、プリアウト部111から供給されるサラウンド後方左音声信号SBL、又は、左外側音声信号LW、又は、左中央側音声信号LCを増幅してSPリレー113(スイッチS113a、S113b、S113d)に供給する。アンプ112bは、プリアウト部111から供給される左上側音声信号LH、又は、左外側音声信号LW、又は、左中央側音声信号LCを増幅してSPリレー113(スイッチS113c、S113e、S113f)に供給する。
SPリレー113は、リレースイッチ(以下スイッチという。)S113a〜S113fを有する。スイッチS113aは、アンプ112aから供給されるサラウンド後方左音声信号SBLを、サラウンド後方左SP端子114aに供給するか否かを切り換える。スイッチS113bは、アンプ112aから供給される左外側音声信号LWを、左外側SP端子114bに供給するか否かを切り換える。スイッチS113cは、アンプ112bから供給される左外側音声信号LWを、左外側SP端子114bに供給するか否かを切り換える。スイッチS113dは、アンプ112aから供給される左中央側音声信号LCを、左中央側SP端子114cに供給するか否かを切り換える。スイッチS113eは、アンプ112bから供給される左中央側音声信号LCを、左中央側SP端子114cに供給するか否かを切り換える。スイッチS113fは、アンプ112bから供給される左上側音声信号LHを、左上側SP端子114dに供給するか否かを切り換える。スイッチS113a〜S113fは、マルチチャンネル音声データに含まれるチャンネルに応じて切換えられる。
SP端子114は、SP端子114a〜114dを有する。サラウンド後方左SP端子114aにはサラウンド後方左スピーカーSSBLが接続される。左外側SP端子114bには左外側スピーカーSLWが接続される。左中央側SP端子114cには左中央側スピーカーSLCが接続される。左上側SP端子114dには左上側スピーカーSLHが接続される。
図11〜図13は本例の動作を示すフローチャートである。制御部2は、マルチチャンネル音声データにサラウンド後方左音声信号SBLが含まれているか否かを判断する(S31)。含まれている場合(S31でYES)、制御部2は、サラウンド後方左音声信号SBLをサラウンド後方左SP端子114aに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS111a、S113aをオン状態に、S111b、S111c、S113b、S113dをオフ状態に制御する(S32)。
制御部2は、マルチチャンネル音声データに左上側音声信号LHが含まれているか否かを判断する(S33)。含まれている場合(S33でYES)、制御部2は、左上側音声信号LHを左上側SP端子114dに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS111d、S113fをオン状態に、S111e、S111f、S113c、S113eをオフ状態に制御する(S34)。
含まれていない場合(S33でNO)、制御部2は、マルチチャンネル音声データに左外側音声信号LWが含まれているか否かを判断する(S35)。含まれている場合(S35でYES)、制御部2は、左外側音声信号LWを左外側SP端子114bに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS111e、S113cをオン状態に、S111d、S111f、S113e、S113fをオフ状態に制御する(S36)。
含まれていない場合(S35でNO)、制御部2は、マルチチャンネル音声データに左中央側音声信号LCが含まれているか否かを判断する(S37)。含まれている場合(S37でYES)、制御部2は、左中央側音声信号LCを左中央側SP端子114cに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS111f、S113eをオン状態に、S111d、S111e、S113c、S113fをオフ状態に制御する(S38)。含まれていない場合(S37でNO)、制御部2は、スイッチS111d、S111e、S111f、S113c、S113e、S113fをオフ状態に制御する(S39)。
S31において含まれていないと判断されると(S31でNO)、図12のように、制御部2は、マルチチャンネル音声データに左外側音声信号LWが含まれているか否かを判断する(S40)。含まれている場合(S40でYES)、制御部2は、左外側音声信号LWを左外側SP端子114bに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS111b、S113bをオン状態に、S111a、S111c、S113a、S113dをオフ状態に制御する(S41)。
制御部2は、マルチチャンネル音声データに左上側音声信号LHが含まれているか否かを判断する(S42)。含まれている場合(S42でYES)、制御部2は、左上側音声信号LHを左上側SP端子114dに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS111d、S113fをオン状態に、S111e、S111f、S113c、S113eをオフ状態に制御する(S43)。
含まれていない場合(S42でNO)、制御部2は、マルチチャンネル音声データに左中央側音声信号LCが含まれているか否かを判断する(S44)。含まれている場合(S44でYES)、制御部2は、左中央側音声信号LCを左中央側SP端子114cに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS111f、S113eをオン状態に、S111d、S111e、S113c、S113fをオフ状態に制御する(S45)。含まれていない場合(S44でNO)、制御部2は、スイッチS111d、S111e、S111f、S113c、S113e、S113fをオフ状態に制御する(S46)。
S40において含まれていないと判断されると(S40でNO)、図13のように、制御部2は、マルチチャンネル音声データに左中央側音声信号LCが含まれているか否かを判断する(S47)。含まれている場合(S47でYES)、制御部2は、左中央側音声信号LCを左中央側SP端子114cに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS111c、S113dをオン状態に、S111a、S111b、S113a、S113bをオフ状態に制御する(S48)。含まれていない場合(S47でNO)、制御部2は、スイッチS111a、S111b、S111c、S113a、S113b、S113dをオフ状態に制御する(S49)。
制御部2は、マルチチャンネル音声データに左上側音声信号LHが含まれているか否かを判断する(S50)。含まれている場合(S50でYES)、制御部2は、左上側音声信号LHを左上側SP端子114dに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS111d、S113fをオン状態に、S111e、S111f、S113c、S113eをオフ状態に制御する(S51)。含まれていない場合(S50でNO)、制御部2は、スイッチS111d、S111e、S111f、S113c、S113e、S113fをオフ状態に制御する(S52)。
次に、本発明のさらに別の実施形態を説明する。図14は本例の音声処理部5Dを示す。なお、本例では、説明を簡単化するために左側のチャンネルについてのみ説明するが、右側のチャンネルについても同様である。プリアウト部211は、スイッチS211a〜S211fを有する。スイッチS211aは、サラウンド後方左音声信号SBLをアンプ212aに出力するか否かを切り換える。スイッチS211bは、左中央側音声信号LCをアンプ212aに出力するか否かを切り換える。スイッチS211cは、左外側音声信号LWをアンプ212bに出力するか否かを切り換える。スイッチS211dは、左中央側音声信号LCをアンプ212bに出力するか否かを切り換える。スイッチS211eは、左上側音声信号LHをアンプ212cに出力するか否かを切り換える。スイッチS211fは、左中央側音声信号LCをアンプ212cに出力するか否かを切り換える。
なお、プリアウト部211がスイッチS211a〜S211fを備えるのではなく、マルチチャンネル音声データに含まれるチャンネルに応じて、DSPがアンプ212a〜212cに供給する音声信号のチャンネルを変更するようにしてもよい。
パワーアンプ212は、アンプ212a、212b、212cを有する。アンプ212aは、プリアウト部211から供給されるサラウンド後方左音声信号SBL、又は、左中央側音声信号LCを増幅してSPリレー213(スイッチS213a、S213c)に供給する。アンプ212bは、プリアウト部211から供給される左外側音声信号LW、又は、左中央側音声信号LCを増幅してSPリレー213(スイッチS213b、S213d)に供給する。アンプ212cは、プリアウト部211から供給される左上側音声信号LH、又は、左中央側音声信号LCを増幅してSPリレー213(スイッチS213e、S213f)に供給する。
SPリレー213は、リレースイッチ(以下スイッチという。)S213a〜S213fを有する。スイッチS213aは、アンプ212aから供給されるサラウンド後方左音声信号SBLを、サラウンド後方左SP端子214aに供給するか否かを切り換える。スイッチS213bは、アンプ212bから供給される左外側音声信号LWを、左外側SP端子214bに供給するか否かを切り換える。スイッチS213cは、アンプ212aから供給される左中央側音声信号LCを、左中央側SP端子214cに供給するか否かを切り換える。スイッチS213dは、アンプ212bから供給される左中央側音声信号LCを、左中央側SP端子214cに供給するか否かを切り換える。スイッチS213eは、アンプ212cから供給される左中央側音声信号LCを、左中央側SP端子214cに供給するか否かを切り換える。スイッチS213fは、アンプ212cから供給される左上側音声信号LHを、左上側SP端子214dに供給するか否かを切り換える。
図15〜図17は本例の動作を示すフローチャートである。制御部2は、マルチチャンネル音声データにサラウンド後方左音声信号SBLが含まれているか否かを判断する(S61)。含まれている場合(S61でYES)、制御部2は、サラウンド後方左音声信号SBLをサラウンド後方左SP端子214aに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS211a、S213aをオン状態に、S211b、S213cをオフ状態に制御する(S62)。
制御部2は、マルチチャンネル音声データに左外側音声信号LWが含まれているか否かを判断する(S63)。含まれている場合(S63でYES)、制御部2は、左外側音声信号LWを左外側SP端子214bに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS211c、S213bをオン状態に、S211d、S213dをオフ状態に制御する(S64)。
制御部2は、マルチチャンネル音声データに左上側音声信号LHが含まれているか否かを判断する(S65)。含まれている場合(S65でYES)、制御部2は、左上側音声信号LHを左上側SP端子214dに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS211e、S213fをオン状態に、S211f、S213eをオフ状態に制御する(S66)。
含まれていない場合(S65でNO)、制御部2は、マルチチャンネル音声データに左中央側音声信号LCが含まれているか否かを判断する(S67)。含まれている場合(S67でYES)、制御部2は、左中央側音声信号LCを左中央側SP端子214cに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS211f、S213eをオン状態に、S211e、S213fをオフ状態に制御する(S68)。含まれていない場合(S67でNO)、制御部2は、スイッチS211e、S211f、S213e、S213fをオフ状態に制御する(S69)。
S61で含まれていないと判断された場合(S61でNO)、図16のように、制御部2は、マルチチャンネル音声データに左中央側音声信号LCが含まれているか否かを判断する(S70)。含まれている場合(S70でYES)、制御部2は、左中央側音声信号LCを左中央側SP端子214cに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS211b、S213cをオン状態に、S211a、S213aをオフ状態に制御する(S71)。一方、含まれていない場合(S70でNO)、制御部2は、スイッチS211a、S211b、S213a、S213cをオフ状態に制御する(S72)。
制御部2は、マルチチャンネル音声データに左外側音声信号LWが含まれているか否かを判断する(S73)。含まれている場合(S73でYES)、制御部2は、左外側音声信号LWを左外側SP端子214bに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS211c、S213bをオン状態に、S211d、S213dをオフ状態に制御する(S74)。含まれていない場合(S73でNO)、制御部2は、スイッチS211c、S211d、S213b、S213dをオフ状態に制御する(S75)。
制御部2は、マルチチャンネル音声データに左上側音声信号LHが含まれているか否かを判断する(S76)。含まれている場合(S76でYES)、制御部2は、左上側音声信号LHを左上側SP端子214dに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS211e、S213fをオン状態に、S211f、S213eをオフ状態に制御する(S77)。含まれていない場合(S76でNO)、制御部2は、スイッチS211e、S211f、S213e、S213fをオフ状態に制御する(S78)。
S63で含まれていないと判断された場合(S63でNO)、図17のように、制御部2は、マルチチャンネル音声データに左中央側音声信号LCが含まれているか否かを判断する(S79)。含まれている場合(S79でYES)、制御部2は、左中央側音声信号LCを左中央側SP端子214cに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS211d、S213dをオン状態に、S211c、S213bをオフ状態に制御する(S80)。一方、含まれていない場合(S79でNO)、制御部2は、スイッチS211c、S211d、S213b、S213dをオフ状態に制御する(S81)。
制御部2は、マルチチャンネル音声データに左上側音声信号LHが含まれているか否かを判断する(S82)。含まれている場合(S82でYES)、制御部2は、左上側音声信号LHを左上側SP端子214dに供給するように、スイッチを制御する。すなわち、制御部2は、スイッチS211e、S213fをオン状態に、S211f、S213eをオフ状態に制御する(S83)。含まれていない場合(S82でNO)、制御部2は、スイッチS211e、S211f、S213e、S213fをオフ状態に制御する(S84)。
次に、本発明のさらに別の実施形態を説明する。図18は本例の音声処理部5Eを示す。なお、本例では、説明を簡単化するために左側のチャンネルについてのみ説明するが、右側のチャンネルについても同様である。本例では、図4の実施例と比較して、音声処理部5Eは、左外側音声信号LWをアンプ12aまたはアンプ12bに供給する前の段階でAVアンプ1の外部に出力するためのプリアウト端子15をさらに備える。マルチチャンネル音声データに、サラウンド後方左音声信号SBL、左外側音声信号LW、左上側音声信号LHの全てが含まれる場合、図5、図6の処理によって、サラウンド後方左音声信号SBLはアンプ12aで増幅され、サラウンド後方左SP端子14aに供給され、左上側音声信号LHはアンプ12bで増幅され、左上側SP端子14cに供給される。この場合、左外側音声信号LWは、プリアウト端子15から出力される。プリアウト端子15にAVアンプ1とは異なるアンプを接続することによって、他のアンプを使用して左外側音声信号LWを増幅して、スピーカーから音声を出力できる。処理としては、図5のS4の後に、マルチチャンネル音声データに左外側音声信号LWが含まれているか否かが判断され、含まれている場合には左外側音声信号LWがプリアウト端子15から出力されるように制御され、含まれていない場合には左外側音声信号LWがプリアウト端子15から出力されないように制御される。
次に、本発明のさらに別の実施形態を説明する。図19は本例の音声処理部5Fを示す。なお、本例では、説明を簡単化するために左側のチャンネルについてのみ説明するが、右側のチャンネルについても同様である。本例では、図10の実施例と比較して、音声処理部5Fは、左外側音声信号LWをアンプ112a、112bに供給する前の段階でAVアンプ1の外部に出力するためのプリアウト端子415と、左中央側音声信号LCをアンプ112a、112bに供給する前の段階でAVアンプ1の外部に出力するためのプリアウト端子416とをさらに備える。マルチチャンネル音声データに、サラウンド後方左音声信号SBL、左外側音声信号LW、左上側音声信号LHが含まれる場合、図11〜図13の処理によって、サラウンド後方左音声信号SBLはアンプ112aで増幅され、サラウンド後方左SP端子114aに供給され、左上側音声信号LHはアンプ112bで増幅され、左上側SP端子114dに供給される。この場合、左外側音声信号LWは、プリアウト端子415から出力される。プリアウト端子415にAVアンプ1とは異なるアンプを接続することによって、他のアンプを使用して左外側音声信号LWを増幅して、スピーカーから音声を出力できる。
マルチチャンネル音声データに、サラウンド後方左音声信号SBL、左上側音声信号LH、左中央側音声信号LCが含まれる場合、図11〜図13の処理によって、サラウンド後方左音声信号SBLはアンプ112aで増幅され、サラウンド後方左SP端子114aに供給され、左上側音声信号LHはアンプ112bで増幅され、左上側SP端子114dに供給される。この場合、左中央側音声信号LCは、プリアウト端子416から出力される。プリアウト端子416にAVアンプ1とは異なるアンプを接続することによって、他のアンプを使用して左中央側音声信号LCを増幅して、スピーカーから音声を出力できる。
マルチチャンネル音声データに、サラウンド後方左音声信号SBL、左外側音声信号LW、左上側音声信号LH、左中央側音声信号LCが含まれる場合、図11〜図13の処理によって、サラウンド後方左音声信号SBLはアンプ112aで増幅され、サラウンド後方左SP端子114aに供給され、左上側音声信号LHはアンプ112bで増幅され、左上側SP端子114dに供給される。この場合、左外側音声信号LWは、プリアウト端子415から出力され、左中央側音声信号LCは、プリアウト端子416から出力される。プリアウト端子415、416にAVアンプ1とは異なるアンプを接続することによって、他のアンプを使用して左外側音声信号LW、左中央側音声信号LCを増幅して、スピーカーから音声を出力できる。
次に、本発明のさらに別の実施形態を説明する。図20は本例の音声処理部5Gを示す。なお、本例では、説明を簡単化するために左側のチャンネルについてのみ説明するが、右側のチャンネルについても同様である。本例では、図14の実施例と比較して、音声処理部5は、左中央側音声信号LCをアンプ212a、212b又は212Cに供給する前の段階でAVアンプ1の外部に出力するためのプリアウト端子516をさらに備える。マルチチャンネル音声データに、サラウンド後方左音声信号SBL、左外側音声信号LW、左上側音声信号LH、左中央側音声信号LCが含まれる場合、図15〜図17の処理によって、サラウンド後方左音声信号SBLはアンプ212aで増幅され、サラウンド後方左SP端子214aに供給され、左外側音声信号LWはアンプ212bで増幅され、左外側SP端子214bに供給され、左上側音声信号LHはアンプ212cで増幅され、左上側SP端子214dに供給される。この場合、左中央側音声信号LCは、プリアウト端子516から出力される。プリアウト端子516にAVアンプ1とは異なるアンプを接続することによって、他のアンプを使用して左中央側音声信号LCを増幅して、スピーカーから音声を出力できる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。AVアンプの上記動作をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびこれを記録した記録媒体という形態で提供されてもよい。
本発明は、AVアンプ等に好適に採用され得る。
1 AVアンプ
2 制御部
5 音声処理部
7 表示部
11 プリアウト部
12 パワーアンプ
13 SPリレー
14 SP端子

Claims (10)

  1. 第1拡張左音声信号又は第1拡張右音声信号である第1拡張音声信号、あるいは、第2拡張左音声信号又は第2拡張右音声信号である第2拡張音声信号を増幅する第1増幅部と、
    第2拡張音声信号、あるいは、第3拡張左音声信号又は第3拡張右音声信号である第3拡張音声信号を増幅する第2増幅部と、
    第1拡張音声信号を出力する第1スピーカー端子と、
    第2拡張音声信号を出力する第2スピーカー端子と、
    第3拡張音声信号を出力する第3スピーカー端子と、
    前記第1増幅部からの第1拡張音声信号を前記第1スピーカー端子に供給するか否かを切換える第1スイッチと、
    前記第1増幅部からの第2拡張音声信号を前記第2スピーカー端子に供給するか否かを切換える第2スイッチと、
    前記第2増幅部からの第2拡張音声信号を前記第2スピーカー端子に供給するか否かを切換える第3スイッチと、
    前記第2増幅部からの第3拡張音声信号を前記第3スピーカー端子に供給するか否かを切換える第4スイッチと、
    マルチチャンネル音声データに、第1拡張音声信号、第2拡張音声信号、又は、第3拡張音声信号のいずれが含まれているかを判断するチャンネル判断部と、
    第1拡張音声信号が含まれていると判断された場合、前記第1スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第1拡張音声信号を前記第1スピーカー端子に供給させ、第2拡張音声信号が含まれていると判断された場合、前記第2スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第2拡張音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させ、又は、前記第3スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第2拡張音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させ、第3拡張音声信号が含まれていると判断された場合、前記第4スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第3拡張音声信号を前記第3スピーカー端子に供給させる切換制御部とを備える、音声処理装置。
  2. 前記第1拡張左音声信号が、サラウンド後方左音声信号、左外側音声信号、左上側音声信号及び左中央側音声信号のいずれかであり、前記第1拡張右音声信号が、サラウンド後方右音声信号、右外側音声信号、右上側音声信号及び右中央側音声信号のいずれかであり、
    前記第2拡張左音声信号が、サラウンド後方左音声信号、左外側音声信号、左上側音声信号及び左中央側音声信号のいずれかであり、かつ、前記第1拡張左音声信号とは異なり、前記第2拡張右音声信号が、サラウンド後方右音声信号、右外側音声信号、右上側音声信号及び右中央側音声信号のいずれかであり、かつ、前記第1拡張右音声信号とは異なり、
    前記第3拡張左音声信号が、サラウンド後方左音声信号、左外側音声信号、左上側音声信号及び左中央側音声信号のいずれかであり、かつ、前記第1拡張左音声信号および前記第2拡張左音声信号とは異なり、前記第3拡張右音声信号が、サラウンド後方右音声信号、右外側音声信号、右上側音声信号及び右中央側音声信号のいずれかであり、かつ、前記第1拡張右音声信号および前記第2拡張右音声信号とは異なる、請求項1に記載の音声処理装置。
  3. 前記切換制御部が、第1拡張音声信号が含まれておらず、かつ、第2拡張音声信号が含まれていると判断された場合、前記第2スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第2拡張音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させ、第1拡張音声信号が含まれており、かつ、第2拡張音声信号が含まれていると判断された場合、前記第3スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第2拡張音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させる、請求項1または2に記載の音声処理装置。
  4. 第1拡張音声信号と第2拡張音声信号とが含まれていると判断された場合、前記切換制御部が、前記第1スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第1拡張音声信号を前記第1スピーカー端子に供給させ、前記第3スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第2拡張音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させ、
    第1拡張音声信号と第3拡張音声信号とが含まれていると判断された場合、前記切換制御部が、前記第1スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第1拡張音声信号を前記第1スピーカー端子に供給させ、前記第4スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第3拡張音声信号を前記第3スピーカー端子に供給させ、
    第2拡張音声信号と第3拡張音声信号とが含まれていると判断された場合、前記切換制御部が、前記第2スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第2拡張音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させ、前記第4スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第3拡張音声信号を前記第3スピーカー端子に供給させる、請求項1または2に記載の音声処理装置。
  5. 第1拡張音声信号と第2拡張音声信号と第3拡張音声信号とが含まれていると判断された場合、ユーザ操作によって予め設定された2つの音声信号をそれぞれ対応するスピーカー端子に供給するように前記切換制御部が動作する、請求項1〜4のいずれかに記載の音声処理装置。
  6. 前記第1増幅部が、第1拡張音声信号、あるいは、第2拡張音声信号、あるいは、第4拡張左音声信号又は第4拡張右音声信号である第4拡張音声信号を増幅し、
    前記第2増幅部が、第2拡張音声信号、あるいは、第3拡張音声信号、あるいは、第4拡張音声信号を増幅し、
    第4拡張音声信号を出力する第4スピーカー端子と、
    前記第1増幅部からの第4拡張音声信号を前記第4スピーカー端子に供給するか否かを切換える第5スイッチと、
    前記第2増幅部からの第4拡張音声信号を前記第4スピーカー端子に供給するか否かを切換える第6スイッチと、をさらに備え、
    前記チャンネル判断部が、マルチチャンネル音声データに第4拡張音声信号が含まれているかをさらに判断し、
    前記切換制御部が、第4拡張音声信号が含まれていると判断された場合、前記第5スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第4拡張音声信号を前記第4スピーカー端子に供給させ、又は、前記第6スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第4拡張音声信号を前記第4スピーカー端子に供給させる、請求項1または2に記載の音声処理装置。
  7. 第2拡張音声信号を前記第1増幅部または前記第2増幅部に供給する前の段階で出力するプリアウト端子をさらに備え、
    第1拡張音声信号と第2拡張音声信号と第3拡張音声信号とが含まれていると判断された場合、前記切換制御部が、前記第1スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第1拡張音声信号を前記第1スピーカー端子に供給させ、前記第4スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第3拡張音声信号を前記第3スピーカー端子に供給させ、第2拡張音声信号を前記プリアウト端子から出力させる、請求項1〜6のいずれかに記載の音声処理装置。
  8. 第2拡張音声信号を前記第1増幅部または前記第2増幅部に供給する前の段階で出力する第1プリアウト端子と、
    第4拡張音声信号を前記第1増幅部または前記第2増幅部に供給する前の段階で出力する第2プリアウト端子とをさらに備え、
    第1拡張音声信号と第2拡張音声信号と第3拡張音声信号と第4拡張音声信号とが含まれていると判断された場合、前記切換制御部が、前記第1スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第1拡張音声信号を前記第1スピーカー端子に供給させ、前記第4スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第3拡張音声信号を前記第3スピーカー端子に供給させ、第2拡張音声信号を前記第1プリアウト端子から出力させ、第4拡張音声信号を前記第2プリアウト端子から出力させる、請求項6に記載の音声処理装置。
  9. 第2拡張音声信号、あるいは、第4拡張左音声信号又は第4拡張右音声信号である第4拡張音声信号を増幅する第3増幅部と、
    第4拡張音声信号を出力する第4スピーカー端子と、
    前記第3増幅部からの第2拡張音声信号を前記第2スピーカー端子に供給するか否かを切換える第5スイッチと、
    前記第3増幅部からの第4拡張音声信号を前記第4スピーカー端子に供給するか否かを切換える第6スイッチと、をさらに備え、
    前記チャンネル判断部が、マルチチャンネル音声データに第4拡張音声信号が含まれているかをさらに判断し、
    前記切換制御部が、第2拡張音声信号が含まれていると判断された場合、前記第2スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第2拡張音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させ、又は、前記第3スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第2拡張音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させ、又は、前記第5スイッチに前記第3増幅部によって増幅された第2拡張音声信号を前記第2スピーカー端子に供給させ、第4拡張音声信号が含まれていると判断された場合、前記第6スイッチに前記第3増幅部によって増幅された第4拡張音声信号を前記第4スピーカー端子に供給させる、請求項1または2に記載の音声処理装置。
  10. 第2拡張音声信号を前記第1増幅部又は前記第2増幅部又は前記第3増幅部に供給する前の段階で出力するプリアウト端子をさらに備え、
    第1拡張音声信号と第2拡張音声信号と第3拡張音声信号と第4拡張音声信号とが含まれていると判断された場合、前記切換制御部が、前記第1スイッチに前記第1増幅部によって増幅された第1拡張音声信号を前記第1スピーカー端子に供給させ、前記第4スイッチに前記第2増幅部によって増幅された第3拡張音声信号を前記第3スピーカー端子に供給させ、前記第6スイッチに前記第3増幅部によって増幅された第4拡張音声信号を前記第4スピーカー端子に供給させ、第2拡張音声信号を前記プリアウト端子から出力させる、請求項9に記載の音声処理装置。
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