JPH0764393B2 - 給液装置 - Google Patents

給液装置

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JPH0764393B2
JPH0764393B2 JP63242114A JP24211488A JPH0764393B2 JP H0764393 B2 JPH0764393 B2 JP H0764393B2 JP 63242114 A JP63242114 A JP 63242114A JP 24211488 A JP24211488 A JP 24211488A JP H0764393 B2 JPH0764393 B2 JP H0764393B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、給液装置に関する。
(従来技術) 給液装置に備えられている流量計は、複数のシリンダー
内でクランク軸に取り付けたピストンを流体圧により往
復動させてクランク軸を回転させ、この回転をクランク
軸に取り付けたエンコーダによりパルス信号に変換する
ように構成したものが使用されている。この形式の流量
計は、長期間信頼性の高い測定を可能ならしめる反面、
構造上、ピストンとクランク軸との間のガタや、クラン
ク軸とエンコーダとの取り付け部等にガタが存在するた
め、流れの方向が切換わった初期における50cc程度の極
微小な流量に対しては計量パルスを出力することができ
ないと言う不都合がある。
一方、自動給液においては特開昭63−125196号公報(第
13図)に示された、弁座移動型の給液ノズル、つまり筒
先部Aに、一端が筒先部Aの先端附近に開孔Bを有する
空気流入管Cが挿入されていて、その他端は筒胴部Dに
設けたチェック弁Eの負圧発生部Fと、自動閉弁機構G
の負圧室H内に開口している。筒胴部Dには、その側面
に給液装置本体のポンプに連通したホースSが結合し、
ここから筒先部Aへ到達する流路には、弁杆Jを介して
スプリングKにより常時流路を閉塞するように付勢され
た主弁Lが配設され、この下流側には空気流入管Cの負
圧発生部をなすチェック弁Eが対向配設されている。こ
の筒胴部Dの側面には、負圧室Hに生じた負圧によりダ
イヤフラムMを変形させて、レバーNにより摺動される
プッシュロッドRのお凹部と弁杆Jの凹部Pに係止して
いるピンQを外させて主弁Lを閉止する閉弁機構Gを設
けて、さらに主弁Lの弁座TをスプリングUにより摺動
自在に設けて構成されたものが使用されている。なお、
図中符号SはレバーNを引いた状態に保持する掛金を示
す。
(解決すべき課題) このような給液ノズルを使用した場合においては、閉弁
機構Gが働いた後にスプリングUにより弁座T、及び弁
杆Jを前進させて、弁杆JとプッシュロッドRとをピン
Qにより停止させて閉弁機構Gを復帰させる関係上、送
液停止後に液の逆流を可能ならしめる構造を採らざるを
得ない。
このため、流量計を介して逆流を行わせると、流量計に
オフセットが生じることになるばかりでなく、逆転時に
流量計の回転機構に無理な力が掛かるという問題があ
る。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは、給液停止時に発生する逆
流を流量計に流入させるのを防止した新規な給液装置を
提供することにある。
(問題を解決するための手段) このような課題を解決するために本発明においては、気
液分離用のフロート室を備えたポンプの吐出側に、順番
に流量計、給液停止時に開弁される第1の止弁、給液ホ
ース、液の流れにより発生する負圧により満タン検知時
に開弁して給液動作を中断し、開弁後の液圧低下により
開弁機構が復帰し、前記復帰後の液圧の上昇により開弁
する自動満タン給液ノズルとを接続した給液装置におい
て、前記第1の止弁の流出口側と前記ポンプのフロート
室とを液圧逃し用のバイパス管により接続し、前記パイ
パス管の途中に給液時には開弁され、また前記自動満タ
ン給液ノズルの給液動作の中断時に開弁される第2の止
弁を接続するとともに、前記第2の止弁の開弁時に前記
流量計の計測値から前記バイパス管による逆流分を減算
する手段を設けるようにした。
(作用) 給液停止後に発生するノズル側からの逆流を流量計を経
由させることなく、バイパス管により戻させて流量計の
逆転を防止する。
(実施例) そこで、以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づい
て説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す装置の構成図であっ
て、図中符号1は、ポンプモータ2により駆動される送
液ポンプで、これの吐出口1aには流量計3が接続され、
さらに流量計3の吐出口には後述する流量制御弁4が接
続されている。
第2図は上述した流量制御弁4の一実施例を示すもので
あって、図中符号20は、送液管の一部に配設される流量
制御弁としての主弁で、この主弁20は、後述する弁座穴
21aに対向する面に先端部が段階的に細くなる直径を有
するとともに、段差長を有する複数の段差部が形成され
ており、背面と蓋22との間に設けたスプリング23の押圧
力と、後述する導液通孔24を介して背面の液圧室25に作
用する管路の上流側の静圧を受けて常時弁座21に着座す
るように構成されている。
一方、この主弁20を摺動自在に挿通した弁本体26には給
液管の上流側に連通する導液通孔24と、給液管の下流側
に連通する排液通孔27が設けられ、各通孔にはソレノイ
ド28a、29aへの通電によりこれら通孔24、27を開閉する
第1電磁弁28、及び第2電磁弁29が設けられている。図
中符号30は、側路で、主弁20により流入側と、流出側を
隔てる壁部21に連孔を穿設し、これの流体抵抗を所望の
最低流量となるよう設定して構成されている。
再び第1図に戻って、流量制御弁4の吐出口に接続され
た主管5には電磁弁6を介して分岐管7を接続し、一方
の吐出口に給液ホース8を、他方の吐出口にバイパス管
9が接続されている。給液ホース8の他端は前述した液
の流れにより発生した負圧を利用して閉弁動作を行い、
液圧低下により閉弁機構が復帰する給液ノズル10が、ま
たバイパス管9は電磁弁11を介してポンプ1のフロート
室1b、つまり吐出液中のエアを分離して大気に放出する
部屋に接続されている。
図中符号13は、制御装置で、流量計3に設けられた流量
パルス発信器12、ノズルスイッチ14、及びプリセット量
設定釦やフリー給液設定釦等を設けたキイボード15から
の信号を受け、また表示器16、流量制御弁4、電磁弁
6、11、及びポンプモータ2をそれぞれ後述するフロー
チャートに基づいて制御するように構成されている。
次にこのように構成した装置の動作を第3、4、5、
6、7図に示したフローチャート、及び第8、9図に示
した波形図に基づいて説明する。
先ず、第3図に基づいて給液モードによる給液量の補正
について説明する。
給液を開始すべく給液装置からノズル10が外されてノズ
ルスイッチ14がONとなると(イ)、制御装置13は、給液
量から一定量、例えば50ccを減算する処理を実行する
(ロ)。この処理により、給液ホース8のふくらみ量に
よる給液前の過計量に対する減算補正が行われることに
なる。
このようにして給液動作に入り、後述するように自動満
タン給液では給液が停止する度に(ハ)、一定量例えば
50ccの減算処理を行う(ニ)。これにより、逆流量の減
算補正が行われる。一方、ノズルスイッチ14がOFFとな
る前に、プリセット最終給液になると(ホ)、一定量、
例えば50ccを加算する(ヘ)。これにより、ホースが収
縮した状態で給液が終了することによる過吐出の加算補
正が行われる。
[給液動作] (自動満タン給液、第4図、第7図) ノズル10が外されてノズルスイッチ14がONとなると(第
4図ヌ)、ポンプモータ2をON、前回の給液量を帰零し
て表示器16をゼロ表示とし、さらに主管5の電磁弁6を
励磁して開とする(ル、)。これにより、ポンプ1か
ら吐出した液は、流量計3を介して流量制御弁4に供給
される。
次に、ノズル10を自動車の燃料タンクに挿入してレバー
Nを引き、その位置で掛金Sに係止すると、レバーNに
押されたプッシュロッドRはピンQを介して一体となし
た弁杆Jを第13図中右方へ引戻して主弁Lを開く。液
は、流量制御弁4の側路30を介して小流量、例えば毎分
5リットルで流れる。このとき、前述したように(第3
図中ステップ ロ)、給液量から一定量が減算される。
一定量、例えば100ccが流れると(ヲ)、流量流量制御
弁4な第2ソレノイド29aを付勢して、排液通孔27を開
いて主弁20を全開にすると(ワ)、最大流量、例えば毎
分45リットルの吐出量でもって通常給液が開始され、
一定量、例えば10リットルの給液が行われた時点で
(カ)、第2ソレノイド29aを消勢し、また第1ソレノ
イド28aに通電して、微小時間、例えば0.15秒だけ第
1電磁弁を瞬間的に開放する(ヨ、)。これにより液
室25内の流体が微小量増加することとなって、主弁20が
弁座21側に移動し、段差部20bと弁座穴21aとの径の差で
決る流量に絞られることになる。この流量絞り動作によ
り、ノズル10からの液の吐出量は、通常給液に比較して
例えば毎分10リットル程度少ない中流量に設定され、タ
ンクからの吹き返しが防止されることになる。なお、こ
の流量絞り動作以前に液がノズルの液検出用の開口Bま
で上昇し、主弁Lが閉じて給液が停止した場合には
(タ)、後述するステップ(ソ)にジャンプする。
この中流量での給液が進行して、タンク内の泡がノズル
10の液検出用の開口Bまで上昇すると、負圧発生部Fで
生じた負圧が負圧室Hに作用して、ダイヤフラムMを吸
引して、ピンQがプッシュロッドRの凹部Pから外れ、
弁杆JがスプリングKに押されて、主弁Lを弁座Tに当
接させて主弁Lを閉じる。制御装置13は、この流量変
化による給液停止を検出して(レ)、前述したように
(第3図ステップ ハ、ニ)減算処理が後述する給液再
開時に行われる。そして主管5の電磁弁6を閉じ、流量
制御弁4の第1、第2電磁弁28、29を付勢して通孔24、
27を開き、またバイパス管9の電磁弁11を短時間△T′
開放する(ソ、)これにより、流量制御弁4の主弁20
は、スプリング23に付勢されて弁座21に当接して流路を
閉塞する。このとき、ホース8から逆流した液は、電磁
弁6により阻止される一方、分岐管7を介して、開放さ
れているバイパス管9を経由してポンプのフロート室1b
に戻ることになる。これにより、流量計3は逆流を受け
ることがない。ホース8内の液圧が下がり、弁座T、及
び弁杆JがスプリングUに押圧されて前進し、弁杆Jの
凹部とプッシュロッドRの凹部とが一致すると、ピンQ
により両者を一体にして主弁Lがこの位置に係止され
る。
泡が消える程度の時間、例えば4秒程度経過した段階で
(ツ)、制御装置13は、主管5の電磁弁6を励磁して開
とするとともに、第1、第2のソレノイド28a、29aを消
勢する(ネ、)。ポンプ1から送られた液は、流量制
御弁4の側路30を介して小流量でもってノズル10に流れ
込み、ノズル10の弁座Tに液圧を作用させてスプリング
Uに抗してこれを開かせて給液が再開される。このと
き、前述したように(第3図ステップ ハ、ニ)給液量
から一定量が減算される。所定の量、例えば100cc程度
液が流れた時点で(ナ、)、制御装置13は、第2電磁
弁29のソレノイド29aを微小時間△T、例えば0.35秒程
度付勢する(ラ、)。これにより、段差部20aと弁座
穴21aとの径の差で決る流量、つまり負圧発生部Fで生
じる負圧が自動閉弁機構Gを作動させるに充分な流量、
例えば毎分20リットル程度となる。この給液動作によ
り、泡が液検出用の開口Bまで上昇し、自動閉弁機構F
が作動して給液動作が停止すると(ム)、再び減算処理
が行われ、前述したステップ(ソ)に戻って再び(ソ)
〜(ム)の過程を繰返す。
この中流量による給液を繰返すことにより、泡の消失が
不十分に場合にあっても、規定の量の給液を確実に行わ
せることができる。この中流量による給液が複数回、例
えば2回繰返された場合には(ウ)、主管5の電磁弁6
を閉とするとともに、第1、第2ソレノイド28a、29aの
付勢し、電磁弁11を付勢してバイパス管9を開放する
(ヰ、)。泡の消失時間経過後に(ノ)、主管5の電
磁弁6を開とするとともに、給液量積算計の下位桁、例
えば10ccまでの有効数字がゼロとなる値、いわゆる丸め
に必要な量をプリセットしてプリセット最終給液モード
を設定し、さらに第1、第2のソレノイド28a、29bを消
勢し、流量制御弁4の側路20からの給液を行う(オ、
)。この間に前述したように(第3図ステップ ホ、
ヘ)、給液量に一定量が加算される。このようにしてプ
リセットされた丸め量までの給液が終了した段階で
(ク)、ポンプモータ2をOFF、主管5の電磁弁6を
閉、さらにバイパス管9の電磁弁11を付勢してバイパス
管9を短時間△T′開放する(ヤ、)。レバーNから
掛金Sを外してノズル10をノズル掛にセットすれば、ノ
ズルスイッチ14がOFFとなる(マ、)。
(プリセット給液、第5図、第8図) キイボード15のプリセット量設定釦を操作して所望量、
例えば20リットルの給液量を設定してノズル掛からノズ
ル10を外すと、ノズルスイッチ14がONとなり(ヌ)、制
御装置13は、ポンプモータ2をON、表示器16を帰零さ
せ、さらに主管5の電磁弁6を励磁して開とする(ル、
)。
レバーNを引き、掛金Sに係止して主弁Lを開くと、
液が少量吐出される。このとき、前述したように(第3
図ステップ ロ)、給液量から一定量が減算される。一
定量、例えば100ccが流れた後(ヲ)、流量制御弁4の
第2ソレノイド29aを付勢して(ワ)排液通孔27を開い
て主弁20を全開にし、最大吐出量でもって通常給液が開
始される。一定量、例えば1リットルの給液が行われ
た段階で(カ)、第2電磁弁29を消勢する一方、ソレノ
イド28aに通電して()微小時間、例えば0.15秒程度
瞬間的に第1電磁弁28を開放する(ヨ、)。これによ
り、主弁20が絞られ、タンクからの吹き返しを起こすこ
なく大流量での給液が継続される。なお、プリセット量
が少ない場合、つまり10リットル給液が行われる以前に
設定量の一定量手前、例えば0.5リットル手前まで給液
された場合には、流量絞りを行うことなく(タ)、後述
するステップ(ソ)にジャンプする。この大流量での給
液が進行して、プリセット量から一定量、例えば0.5リ
ットル手前で給液が進行した段階で(レ)、制御装置13
は、最終給液とし、流量制御弁4の第1電磁弁28のソレ
ノイド28aを付勢して、流量制御弁4の主弁20を閉塞さ
せる(ソ)。そして小流量となり、第3図ステップ
(ホ、ヘ)で説明したように、今までの給液量に対して
一定量が加算される。
この小流量によってプリセット量までの給液が終了した
段階で(ツ)、ポンプモータ2を停止させ、第1ソレノ
イド28aを消勢し、さらに主管5の電磁弁6を消勢して
閉じ、またバイパス管9の電磁弁11を付勢して短時間△
T′だけバイパス管9を開放する(ネ、)。ノズル10
が給液装置にセットされてノズルスイッチ14がOFFとな
る(ナ、)。
(フリー給液、第6図、第9図) キイボード15のフリー給液設定釦を操作して、ノズル掛
からノズル10を外すとノズルスイッチ14がONとなり
(ヌ)、制御装置13は、ポンプモータ2をON、主管5を
電磁弁6を開、さらに表示器16を帰零させる(ル、
)。
次に、レバーNを引いて主弁Lを開くと、液が小流量
で吐出される。このとき、前記第3図におけるステップ
(ロ)において説明したように一定量、例えば50ccが減
算される。そして一定量、例えば100ccが流れると
(ヲ)、流量制御弁4の第2ソレノイド29aを付勢して
(ワ)排液通孔27を開いて主弁20を全開にして最大吐出
量でもって通常給液が行われる。
このようにして、液面が液検出用の開口Bまで上昇して
自動的に開弁するか、レバーNにより主弁Lを閉塞させ
て給液を一端停止させ、次いでレバーNにより主弁L
を開放して給液を再開させ、所定レベルまでの給液を
行った時点で給液を停止し、さらに必要がある場合に
はノズル側で吐出量を絞りながら給液を行う(、
)。このようにして所定量の給液が終了した時点で、
ノズル10をノズル掛に戻すと、ノズルスイッチ14がOFF
となっる(カ)。これにより、制御装置13は、ポンプモ
ータ2、第2ソレノイド29aをOFFとするとともに、主管
5の電磁弁6を閉、バイパス管9の電磁弁11を付勢して
バイパス管9を短時間△T′開放する(ヨ)。ホース8
から逆流した液は、電磁弁6により阻止される一方、分
岐管7を介して、開放されているバイパス管9を経由し
てポンプのフロート室1bに戻ることになる。これによ
り、流量計3は逆流を受けることがない。
なお、この実施例においては、給液終了時までポンプモ
ータを連続作動させているが、給液の中断毎にポンプモ
ータを停止させるようにしても同様の作用を奏すること
は明らかである。
なお、この実施例においては、流量制御弁4として小流
量設定用の小孔30を設けたものを使用しているが、第10
図に示したように閉塞可能な流量制御弁40を使用する場
合には、第1図に示したように主管5に電磁弁6を用い
ることなく、第11図に示すようにポンプ1の吐出口1aに
流量計3、上述の流量制御弁40、及び分岐管7を接続
し、分岐管7の一方の吐出口に給液ノズル10を接続する
とともに、分岐管7の他方の吐出口に電磁弁11を介して
バイパス管9を接続しただけでも同様の作用を奏する。
すなわち、給液が停止した段階では、流量制御弁40の主
弁20をもって主管5を閉塞させる一方、電磁弁11を開放
してノズル10からのポンプ1のフロート室1bに至るバイ
パス管9を開放することにより、流量計3への逆流を防
止することができる。
また、上述の実施例においては、各給液ノズルに専用の
給液ポンプを備えた給液装置について説明したが、第12
図に示したように1台の給液ポンプ50の吐出口50aに分
岐管51を接続し、分岐管51の主管58に流量計52、52′、
流量制御弁53、53′を接続しするタイプのものにあって
も、流量制御弁53、53′として閉止型のものを使用した
り、別途電磁弁54、54′を接続するとともに、ノズル5
5、55′の流入口側とポンプ50のフロート室50bとをそれ
ぞれ電磁弁56、56′を介してバイパス管57、57′を接続
しても同様の作用を奏することは明らかである。
(発明の効果) 以上説明したように本発明においては、気液分離用のフ
ロート室を備えたポンプの吐出側に、順番に流量計、給
液停止時に閉弁される第1の止弁、給液ホース、液の流
れにより発生する負圧により満タン検知時に閉弁して給
液動作を中断し、閉弁後の液圧低下により閉弁機構が復
帰し、復帰後の液圧の上昇により開弁する自動満タン給
液ノズルとを接続した給液装置において、第1の止弁の
流出口側とポンプのフロート室とを液圧逃し用のバイパ
ス管により接続し、バイパス管の途中に給液時には閉弁
され、また自動満タン給液ノズルの給液動作の中断時に
開弁される第2の止弁を接続するとともに、第2の止弁
の開弁時に流量計の計測値から前記バイパス管による逆
流分を減算する手段を設けを設けたので、計量誤差の発
生を防止しつつ、自動満タン給液ノズルに生じる逆流を
流量計を経由させることなく戻させて、流量計の逆転を
防止して、流量計の寿命を延長させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す装置のブロック図、第
2図は、同上装置に使用する流量制御弁の一実施例を示
す断面図、第3、4、5、6図はそれぞれ同上装置の動
作を示すフローチャート、第7、8、9図は同上装置に
おける各給液モードを示す波形図、第10図は、流量制御
弁の他の例を示す断面図、第11、12図は本発明の他の実
施例を示す構成図、及び第13図(イ)(ロ)は給液ノズ
ルの一例を示す断面図である。 1……送液ポンプ、2……ポンプモータ 3……流量計、10……給液ノズル 6、11……弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気液分離用のフロート室を備えたポンプの
    吐出側に、順番に流量計、給液停止時に開弁される第1
    の止弁、給液ホース、液の流れにより発生する負圧によ
    り満タン検知時に開弁して給液動作を中断し、開弁後の
    液圧低下により開弁機構が復帰し、前記復帰後の液圧の
    上昇により開弁する自動満タン給液ノズルとを接続した
    給液装置において、 前記第1の止弁の流出口側と前記ポンプのフロート室と
    を液圧逃し用のバイパス管により接続し、前記パイパス
    管の途中に給液時には開弁され、また前記自動満タン給
    液ノズルの給液動作の中断時に開弁される第2の止弁を
    接続するとともに、前記第2の止弁の開弁時に前記流量
    計の計測値から前記バイパス管による逆流分を減算する
    手段を設けたことを特徴とする給液装置。
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