JPH0443519Y2 - - Google Patents

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JPH0443519Y2
JPH0443519Y2 JP5962987U JP5962987U JPH0443519Y2 JP H0443519 Y2 JPH0443519 Y2 JP H0443519Y2 JP 5962987 U JP5962987 U JP 5962987U JP 5962987 U JP5962987 U JP 5962987U JP H0443519 Y2 JPH0443519 Y2 JP H0443519Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、給油ノズルの小型化、操作性の向上
を図つた給油装置に関する。
〔従来技術〕
従来、給油装置に用いられる給油ノズルは、吐
出ポンプを有するノズル本体と、該ノズル本体内
の流路を開閉する主弁体、副弁体と、該各弁体を
開閉する操作レバーとから構成され、給油ノズル
から油液を吐出するときの流量調節は操作レバー
の操作によつて主弁体、副弁体の開度を調節する
ことによつて行なわれている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然るに、従来技術によるものは、主弁体、副弁
体を開閉操作する操作レバーとが不可欠であり、
給油ノズルの小型化、軽量化を図る上で限界があ
り、小型で軽量な給油ノズルを製造することがで
きないという問題点があつた。
また、給油ノズルによつて流量調節するには、
操作レバーの微妙な操作が必要であり、満タン近
くになつたときに所定の整数値で給油を停止する
には、熟練が必要であるという問題があつた。
本考案はこのような従来技術の問題点に鑑みな
されたもので、主弁と操作レバーを廃止し、当該
操作レバーによらないで流量調節を可能とした給
油装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本考案は、モー
タによつて駆動されるポンプと、該ポンプによつ
て吐出された油液の流量を計測する流量計と、該
流量計から流出した油液を車両に給油すべくホー
ス先端に設けられた給油ノズルとからなる給油装
置において、前記ポンプの吐出側と流入側とをバ
イパスするリターン配管を設け、該リターン配管
には制御信号によつて開閉する電磁制御弁を設
け、前記給油ノズルは液圧に応じて開弁する自動
弁によつて構成すると共に、該給油ノズルには開
閉操作用のノズル操作スイツチ部を設け、かつ該
ノズル操作スイツチ部を操作して開弁モードとし
たときは前記電磁制御弁を閉弁し、閉弁モードと
したときには該電磁制御弁を開弁すべき制御信号
を出力する送液制御回路を設けたことを特徴とす
る。
〔作用〕
ノズル操作スイツチ部を開弁モードとしたとき
には、電磁制御弁が閉弁し、ポンプ吐出側へのリ
ターン流量を減少し、液圧を高めるから、給油ノ
ズルの自動弁がこの液圧によつて開弁し、車両に
給油することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を添付図面を参照しつ
つ、詳細に述べる。
第1図は本実施例による給油装置の全体構成図
を示し、図中1は本実施例に用いる固定式給油装
置、2は該給油装置1のケーシングを示し、該ケ
ーシング1内には一端が地下タンク(図示せず)
に連なる固定配管3が配設され、該固定配管3の
途中にはモータ4によつて駆動されるポンプ5、
給油量を計測する流量計6が配設され、該流量計
6には被測流量に比例した流量パルスを発信する
流量パルス発信器7が付設されている。
8はポンプ5と吐出側と流入側との間に設けら
れ、ポンプ5をバイパスするリターン配管で、該
リターン配管8の途中には電磁制御弁としての電
磁比例弁9が設けられている。ここで、該電磁比
例弁9はリターン配管8の途中に配設された弁部
9Aと、該弁部9Aを開閉駆動すべくパルスモー
タ等を内蔵したアクチユエータ部9Bとからな
り、後述する送液制御回路18から弁開指示信号
が入力されることによつて、1パルス毎に所定ス
トロークずつ開弁動作を行ない、逆に弁閉指示信
号が入力されることによつて、1パルス毎に所定
ストロークずつ閉弁動作を行なうものである。
10は固定配管3の他端側に接続されたホース
を示し、該ホース10の先端には給油ノズル11
が設けられている。ここで、該給油ノズル11
は、第2図に示す如く外側が把り部となつた筒状
のノズル本体11Aと、該ノズル本体11A内に
形成された液通路11Bと、該液通路11Bの途
中に形成された弁座11Cと、前記液通路11B
内を流れる油液の液圧に応動して開閉すべくばね
11Dによつて常時弁座11C側に付勢された自
動弁11Eと、前記ノズル本体11Aの先端に設
けられた吐出パイプ11Fとから大略構成されて
いる。そして、前記給油ノズル11の吐出パイプ
11F先端には燃料タンク内の液面を検知する超
音波式の液センサ12が設けられると共に、ノズ
ル本体11Aの上面側で操作しやすい位置にはノ
ズル操作スイツチ部13が設けられている。ここ
で、該ノズル操作スイツチ部13は、第3図に示
す如く開弁操作を行なうノズル開弁スイツチ13
Aと、開弁操作を行なうノズル閉弁スイツチ13
Bと、緊急停止を行なう緊急停止スイツチ13C
と、吐出流量を毎分の流量(/min)として表
示する流量表示部13Dとから構成され、前記開
弁スイツチ13A、閉弁スイツチ13Bは押動時
間に応じて開閉制御が可能となつている。
14は給油ノズル11を掛け外しするノズル掛
け、15は該ノズル掛け14に給油ノズル11を
掛け外しによつて作動するノズルスイツチで、該
ノズルスイツチ15はノズル掛け動作で閉成
(「H」レベル)し、ノズル外し動作で開成(「L」
レベル)となるように構成されている。
16は給油量を表示すべくケーシング2の正面
に設けられた給油量表示器で、該表示器16は流
量パルス発信器7からの流量パルスを計数し、表
示する。17はモータ4を駆動するモータ制御回
路で、該モータ制御回路17は後述する送液制御
回路18からの信号によつてモータ4の回転、停
止制御を行なう。
さらに、18はケーシング2内に設けられた送
液制御回路で、該送液制御回路18は第4図に示
す如くノツト回路19,20,21、アンド回路
22,23,24,25、オア回路26,27,
28、満タン給油制御回路29、給油停止回路3
0、パズル発信器31等から構成され、図示のよ
うな回路構成となつている。ここで、前記満タン
給油制御回路29の入力側は液センサ12と接続
され、該液センサ12から検知信号が入力される
ことによりオア回路27を介してモータ停止信号
を出力する。ノズル開弁スイツチ13Aはアンド
回路22と接続されると共に、ノツト回路19を
介してアンド回路23とそれぞれ接続され、一方
ノズル閉弁スイツチ13Bはアンド回路23と接
続されると共に、ノツト回路20を介してアンド
回路22と接続され、これら開弁スイツチ13
A、閉弁スイツチ13Bを同時操作したときの操
作無効回路を構成している。ノズルスイツチ15
はノツト回路21を介してノズル外し動作時にモ
ータ駆動信号を出力すると共に、オア回路26,
27を介してノズル掛け動作時にモータ停止信号
を出力し、かつ給油停止回路30の入力側と接続
され、また満タン給油制御回路29のリセツト端
子と接続されている。パルス発信器31はアンド
回路24,25、給油停止回路30に所定のクロ
ツクパルス(例えば、1PPSのパルス信号)を出
力する。アンド回路24はアンド回路22、ノツ
ト回路21の出力側、パルス発信器31にそれぞ
れ接続され、ノズル外し動作時にノズル開弁スイ
ツチ13Aを押動している間、弁閉指示信号を出
力する。また、アンド回路25はアンド回路2
3、ノツト回路21の出力側、パルス発振器31
にそれぞれ接続され、ノズル外し動作時にノズル
閉弁スイツチ13Bを押動している間、オア回路
28を介して弁開指示信号を出力する。さらに、
給油停止回路30は例えばアンド回路から構成さ
れ、該回路30はノズルスイツチ15、パルス発
振器31にそれぞれ接続され、ノズル掛け動作時
に、オア回路28を介して弁開指示信号を出力す
る。なお、オア回路27、ノツト回路21の出力
側はモータ制御回路17と接続され、アンド回路
24、オア回路28は電磁比例弁9と接続されて
いる。
本実施例はこのように構成されるが、次にその
作動について述べる。
いま、給油を開始すべく、給油ノズル11をノ
ズル掛け14から外すと、ノズルスイツチ15が
開成する。この結果、「H」→「L」レベルへの
立下りで満タン給油制御回路29の前回状態をリ
セツトすると共に、ノツト回路21を介してモー
タ制御回路17にモータ駆動信号を出力し、モー
タ4を起動し、ポンプ5を駆動する。この際、前
回の給油終了時に電磁比例弁9は全開状態にある
から、ポンプ5からの吐出流量はリターン配管8
を介して流入側に全量がリターンされ、給油ノズ
ル11の自動弁11Eには液圧は作用せず、該自
動弁11Eが開弁することはない。
次に、給油ノズル11を燃料タンクに挿入し、
給油を開始すべくノズル開弁スイツチ13Aを押
動する。この結果、アンド回路24のゲートが開
き、パルス発振器31からのクロツクパルスは該
アンド回路24から弁閉指示信号として、電磁比
例弁9に出力され、ノズル開弁スイツチ13Aを
押動している間、徐々に閉弁していく。このた
め、リターン配管8内のリターン流量が減少し、
ホース10側の液圧が高まつていき、給油ノズル
11では所定の液圧に達するとばね11Dに抗し
て自動弁11Eが開弁し、吐出パイプ11Fから
油液が流出する。この際、作業者は流量表示部1
3Dを目視し、所望の流量に達したら、ノズル開
弁スイツチ13Aの操作を停止すれば、電磁比例
弁9はこの開度を維持し、給油が続行される。
そして、所望の給油量に達した時点で給油を停
止すべく、ノズル閉弁スイツチ13Bを押動する
と、アンド回路25のアンドゲートが開き、パル
ス発信器31からのクロツクパルスは該アンド回
路25から弁開指示信号として電磁比例弁9に出
力され、ノズル閉弁スイツチ13Bを押動してい
る間、徐々に開弁していく。このため、リターン
配管8内のリターン流量が増大し、ホース10側
の液圧が低下し、給油ノズル11はばね11Dに
よりその自動弁11Eが閉弁し、給油が停止す
る。この際、流量表示部13Dを目視し、流量が
零となつた時点で、ノズル閉弁スイツチ13Bの
押下操作を終了すればよい。
さて、給油の進行によつて燃料タンク内が満タ
ンになるまで液面が上昇すると、液センサ12は
これを検知して液面検知信号を出力する。満タン
給油制御回路29は液面検知信号の入力によつて
モータ停止信号を出力し、モータ4の駆動を停止
してオーバフローを防止する。また、何らかの原
因で緊急事態が発生したときには、緊急停止スイ
ツチ13Cを押動すれば、直ちにモータ停止信号
が出力される。
さらに、給油が終了して給油ノズル11をノズ
ル掛け14に掛けると、ノズルスイツチ15は閉
成して「H」レベルとなり、給油停止回路30は
そのゲートを開いてパルス発振器31からのクロ
ツクパルスを弁開指示信号として電磁比例弁9に
出力する。なお、通常給油にあつてはノズル閉弁
スイツチ13Bを操作した後、給油ノズル11を
ノズル掛け14に掛けるが、満タン給油、プリセ
ツト給油等にあつては、ノズル閉弁スイツチ13
Bの操作を忘れたまま掛けてしまうことがある
が、給油停止回路30はこのための安全回路とし
ての機能を有している。
かくして、本実施例によれば、ノズル操作スイ
ツチ部13のノズル開弁スイツチ13A、ノズル
閉弁スイツチ13Bの操作によつて、電磁比例弁
9を所望の開度に制御することにより、固定配管
3、ホース10内の液圧を制御し、この液圧によ
つて給油ノズル11の自動弁11Eを開閉制御す
ることができる。このため、従来技術の如く操作
レバーによつて主弁体、副弁体等を開閉操作する
必要がなく、給油ノズルの構成を簡略化し、かつ
作業者はノズル操作スイツチ部13の各スイツチ
13A,13B,13Cを操作するのみで流量調
節することができるから、操作性を向上させるこ
とができる。
なお、実施例では給油装置として固定式給油装
置1を例示したが、懸垂式給油装置として構成し
てもよい。また、電磁比例弁9はパルスモータを
用いたものに限らず、電磁ソレノイド等を用いた
電磁制御弁として構成してもよい。また、ノズル
スイツチ15はノズル掛け時に開成し、ノズル外
し時に閉成する構成としてもよい。さらに、ノズ
ル操作スイツチ部13のノズル開弁スイツチ13
A、ノズル閉弁スイツチ13B等は単一のダイヤ
ル式スイツチ等により構成してもよい。
〔考案の効果〕 本考案に係る給油装置は以上詳細に述べた如く
であつて、給油ノズルとして自動弁を内蔵する構
成とすると共に、該給油ノズルにはノズル操作ス
イツチ部を設け、該スイツチ部によつてポンプの
吐出側と流入側との間に設けた電磁制御弁を開閉
制御する構成としたから、給油ノズルの構成を著
るしく簡略、軽量化し、また給油ノズルを指先に
よるスイツチ操作のみで可能とし、さらに流量調
節も容易である等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例による給油装置の全体構成
図、第2図は給油ノズルを示す要部破断の外観
図、第3図はノズル操作スイツチ部の正面図、第
4図は送液制御回路の回路構成図である。 1……固定式給油装置、2……ケーシング、3
……固定配管、4……モータ、5……ポンプ、6
……流量計、7……流量パルス発信器、8……リ
ターン配管、9……電磁比例弁、10……ホー
ス、11……給油ノズル、11A……ノズル本
体、11E……自動弁、12……液センサ、13
……ノズル操作スイツチ部、13A……ノズル開
弁スイツチ、13B……ノズル閉弁スイツチ、1
3C……緊急停止スイツチ、15……ノズルスイ
ツチ、16……給油量表示器、17……モータ制
御回路、18……送液制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータによつて駆動されるポンプと、該ポンプ
    によつて吐出された油液の流量を計測する流量計
    と、該流量計から流出した油液を車両に給油すべ
    くホース先端に設けられた給油ノズルとからなる
    給油装置において、前記ポンプの吐出側と流入側
    とをバイパスするリターン配管を設け、該リター
    ン配管には制御信号によつて開閉する電磁制御弁
    を設け、前記給油ノズルは液圧に応じて開弁する
    自動弁によつて構成すると共に、該給油ノズルに
    は開閉操作用のノズル操作スイツチ部を設け、か
    つ該ノズル操作スイツチ部を操作して開弁モード
    としたときには前記電磁制御弁を閉弁し、閉弁モ
    ードとしたときには該電磁制御弁を開弁すべき制
    御信号を出力する送液制御回路を設けたことを特
    徴とする給油装置。
JP5962987U 1987-04-20 1987-04-20 Expired JPH0443519Y2 (ja)

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JP5962987U JPH0443519Y2 (ja) 1987-04-20 1987-04-20

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JPS63167000U JPS63167000U (ja) 1988-10-31
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