JPH0592815U - 吐水装置 - Google Patents

吐水装置

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JPH0592815U
JPH0592815U JP2850192U JP2850192U JPH0592815U JP H0592815 U JPH0592815 U JP H0592815U JP 2850192 U JP2850192 U JP 2850192U JP 2850192 U JP2850192 U JP 2850192U JP H0592815 U JPH0592815 U JP H0592815U
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water
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勝 在津
勝彦 長野
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東陶機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意に設定された所定量の湯、水を吐出して
自動的に吐水を停止する形式の吐水装置において設定給
水量を表示する表示部に瞬間流量を表示するようにす
る。 【構成】 給水量設定スイッチを押圧操作して給水量を
設定すると表示部に設定給水量を表示し、設定給水量が
予め定められた給水量上限に達した後、更に給水量設定
スイッチを所定時間押し続けると、水量センサで瞬間流
量を検出して表示部の表示を設定給水量から瞬間流量に
切り替える表示制御手段を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は吐水装置、更に詳しくは任意に設定された所定量の湯、水を吐出して 自動的に吐水を停止する形式の吐水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の吐水装置としては、吐水口に連絡する流路途中に設けられる電 磁弁と、電磁弁より上流側において流路に設けられる水量センサと、吐水スイッ チと、給水量を設定する給水量設定スイッチと、給水量設定スイッチで設定され た設定量が表示される表示部と、水量センサからの信号を入力して吐出流量を積 算する流量積算器とを備え、吐水スイッチの投入により開弁した電磁弁を流量積 算器の積算値が設定値に達したときに閉弁するようにしたバス水栓が在り、浴槽 へのお湯張りに用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のバス水栓は、表示部に設定給水量が表示されるので、表示部を見る ことにより設定された給水量を知ることはできるが、瞬間流量を知ることはでき ず、仮に設置現場が給水圧力の高い所、または低い所で、止水栓の開度を調整し なければならないような場合でも実際に吐出される水の状態を目で見ながら適当 に調整しなければならないなどの不便がある。 本考案は、従来技術が有する上記不便、不都合に鑑みてなされたもので、その 目的とする処は、任意に設定された所定量の湯、水を吐出して自動的に吐水を停 止する形式の吐水装置において、何時でもその時の瞬間流量を正確に知ることが できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の吐水装置では、吐水口に連絡する流路途中 に設けられる電磁弁と、電磁弁より上流側において上記流路に設けられる水量セ ンサと、吐水スイッチと、給水量を設定する給水量設定スイッチと、水量センサ からの信号を入力して水量センサが検出する流量を積算する流量積算器と、給水 量設定スイッチで設定された設定流量と流量積算器の積算値とを比較して積算値 が設定値に達したときに信号を発生する給水量比較手段と、吐水スイッチの投入 信号発生により電磁弁を開弁駆動し給水量比較手段からの信号発生により電磁弁 を閉弁駆動する電磁弁制御手段と、流量表示部と、水量センサからの信号を入力 して瞬間流量を算出する瞬間流量算出手段と、給水量設定スイッチの設定信号を 入力し該設定スイッチで設定される設定値と予め定められた最大給水量とを比較 して設定値が最大給水量に達したときに信号を発生する設定量比較器と、設定量 比較器の信号発生により作動し、該信号発生以後に発生する給水量設定スイッチ からの給水量を増加する設定信号に対してその信号の継続時間が所定の時間を越 えたか否かを判定し、所定時間を越えたときに信号を出力する信号時間判定手段 と、設定量比較器の信号出力がないときには設定スイッチで設定された設定値を 流量表示部に表示し、信号時間判定手段の信号出力があったときには瞬間流量算 出器の算出値を流量表示部に表示する表示制御部とを備えるものである。
【0005】
【作用】
以上のように構成した吐水装置においては、給水量設定スイチを操作すること により給水量が設定され、通常その設定された給水量が表示部に表示されるが、 給水量設定スイッチが給水量を増加するように操作され、設定給水量が予め定め られた最大給水量に達した後、更に給水量設定スイッチが給水量を増加するよう に所定時間操作された場合には、表示部には設定給水量に代わって瞬間流量が表 示される。
【0006】
【実施例】
以下、図に基づいて本考案の実施の一例を説明する。 図示実施例は、吐水装置が浴槽1の上縁面部1aに取り付け取り付けられたバ ス水栓の場合を示しており、水栓の本体Aは、順次連絡する湯水混合部a、量水 部b、開閉部cからなり、湯水混合部aの温度設定ハンドル2、開閉部c出口に 接続したスパウト3のみを上縁面部1a表面側に位置せしめて上縁面部1a裏面 に配置されている。
【0007】 上記湯水混合部aはワックス型感温器4と、該感温器4のワックスの熱膨張、 収縮により作動されて湯側、水側の開度比を可変する制御弁5を備える従来周知 のサーモスタットミキシングバルブからなり、制御弁5の湯側、水側夫々の一次 側を夫々逆止弁6、ストレーナ7及び止水栓8を備える給湯管9、給水管10に接 続し、二次側を上記感温器4を収容した混合室11を経由する混合流路12介して量 水部bに連絡している。
【0008】 量水部bは、一方が上記湯水混合部aの混合流路12出口に連絡し、他方が連結 管13を介して開閉部cの入り口に連絡する管路状に形成され、その途中に水量セ ンサ14と定流量弁15を装備している。 水量センサ14は量水部bにおいて流路16内に配備されて流水により回転する羽 根車17に取り付けた磁石14a と流路16外周面の適所に配備され上記磁石14aの磁 界の切り替わりを検知するMRセンサ14b からなり、羽根車17の回転による磁界 の切り替わりをMRセンサ14b が検知する都度信号を発生する。
【0009】 開閉部cは、前記連結管13を接続した入り口と出口に接続したスパウト3との 間に電磁弁18を装備して構成されている。 上記電磁弁18は、従来周知のダイヤフラム式の電磁弁であり、後述する制御部 Cからの出力により開弁し、出力の消滅により閉弁する。
【0010】 一方、浴槽1の上縁面部1a表面には操作パネルBを一体的に備えたカバープレ ート19が配置され、水栓本体Aの前記温度設定ハンドル2及びスパウト3が該カ バープレート19を貫通している。このカバープレート19は水栓本体Aを上縁面1a に取り付けることにより本体Aに設けられて上縁面部裏面に係止する段部20と上 縁面部1a表面側から本体aに取り付けられる押さえ部材21とにより上縁面1aに締 め付け固定されている。
【0011】 操作パネルBには、吐水スイッチ22、給湯量設定スイッチ23、水量表示部24が 設けられており、水がかかってもパネルBから円滑に排除できるようにパネルB 上面を上方に膨らむ緩やかな円弧面に形成すると共に各スイッチ22、23も蒲鉾状 に中央が膨出する形状に形成してある。
【0012】 吐水スイッチ22は押圧操作により吐水信号を発生し、次の押圧操作により吐水 信号を消滅するようになっている。 また、給湯量設定スイッチ23は吐出装置が連続給湯する給湯量を設定するもの で、設定量を増加させるプラス側スイッチ23a と設定量を減少させるマイナス側 スイッチ23b とからなり、夫々その押圧操作により増加用の設定信号、減少用の 設定信号を出力する。
【0013】 表示部24は給湯設定スイッチ23で設定された設定量及びこの吐出装置が吐出す る瞬間流量をデジタル表示するもので、制御部Cによりその表示が制御される。
【0014】 制御部Cは、マイクロコンピュータからなり、中央処理装置(CPU)25と、 入出力インターフェース26 27 、と、メモリー28とで構成されて上記操作パネル Bの裏面に一体に配備され、入力インターフェース26には水量センサ14、吐水ス イッチ22、給湯量設定スイッチ23が、出力インターフェース27には電磁弁18のソ レノイド18a 、表示部24が夫々接続しており、メモリー28には上記電磁弁18、表 示部24を制御するためのプログラムを記憶させてある。
【0015】 そして、この制御部Cにおいては、給水量設定スイッチ23の設定信号を入力し 、設定された給水量を記憶し、かつ表示部24に表示する。 給湯量の初期設定値は例えば250 lに設定されており、不図示の運転スイッチ が投入されると表示部24にもその量が表示されるが、給湯量設定スイッチ23の1 回の押圧操作により、所定の範囲、例えば30乃至350 lの範囲で設定量を10l毎 変えることができる。
【0016】 一方、吐水スイッチ22の投入信号の発生により、電磁弁18の電磁ソレノイド18 a に出力を発生して電磁弁18を開弁させ吐水を開始すると共に、水量センサ14か らの信号を入力してそのパルス数に基づいて給水量を積算し、この積算値を設定 給水量と比較して、積算流量が設定給水量に達した時、電磁弁18への出力を消滅 して電磁弁18を閉弁させ吐水を停止する。この時、吐水スイッチ22の投入信号も 消滅させる。
【0017】 また、上記給水量設定スイッチ23による設定給水量が上記所定の範囲の最大設 定量(350 L)になっているとき、更に給湯量設定スイッチ23のプラス側スイッ チ23a の信号が発生された場合、その信号が所定時間以上継続するかどうか確認 し、継続したときには、水量センサ14からの信号に基づき瞬間流量、即ち所定の 単位時間例えば1分間当たりの流量を算出し、この瞬間流量を既に表示されてい る設定給水量に代えて設定スイッチ22の信号が発生している間表示部24に表示す る。 流量表示制御のフローチャートを図3に示す。尚、図3においてAは積算流量 記憶レジスタである。
【効果】
本考案は以上のように構成したので、下記するような効果を奏する。 (1).給湯量設定スイッチを設定量が予め定められた上限に達した後も、更に 所定時間以上操作し続けることにより、表示部に瞬間流量を表示させることがで きるので、設置現場が給水圧力の高い所、または低い所で、止水栓の開度を調整 しなければならないような場合でも表示部の瞬間流量表示を見ながら止水弁の開 度を調整することができ、正確な調整ができる。 (2).浴槽などにお湯を張る場合など、瞬間流量を知ることによりお湯が張れ るまでの所要時間を予測することができるので、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構成を示すクレーム対応機能ブロック
図。
【図2】本考案吐水装置の全体構成の概要を示すブロッ
サク図。
【図3】流量表示制御のフローチャート。
【図4】実施の一例を示す吐水装置の正面図で一部切欠
している。
【図5】平面図で浴槽の上縁面に取り付けた状態を示し
ている。
【図6】側面図。
【符号の説明】
3.吐水口(スパウト) 14.水量セン
サ 16.流路 18.電磁弁 22.吐水スイッチ 23.給水量設
定スイッチ 24.流量表示部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐水口に連絡する流路途中に設けられる
    電磁弁と、電磁弁より上流側において上記流路に設けら
    れる水量センサと、吐水スイッチと、給水量を設定する
    給水量設定スイッチと、水量センサからの信号を入力し
    て水量センサが検出する流量を積算する流量積算器と、
    給水量設定スイッチで設定された設定流量と流量積算器
    の積算値とを比較して積算値が設定値に達したときに信
    号を発生する給水量比較手段と、吐水スイッチの投入信
    号発生により電磁弁を開弁駆動し給水量比較手段からの
    信号発生により電磁弁を閉弁駆動する電磁弁制御手段
    と、流量表示部と、水量センサからの信号を入力して瞬
    間流量を算出する瞬間流量算出手段と、給水量設定スイ
    ッチの設定信号を入力し該設定スイッチで設定される設
    定値と予め定められた最大給水量とを比較して設定値が
    最大給水量に達したときに信号を発生する設定量比較器
    と、設定量比較器の信号発生により作動し、該信号発生
    以後に発生する給水量設定スイッチからの設定信号に対
    してその信号の継続時間が所定の時間を越えたか否かを
    判定し、所定時間を越えたときに信号を出力する信号時
    間判定手段と、設定量比較器の信号出力ないときには設
    定スイッチで設定された設定値を流量表示部に表示し、
    信号時間判定手段の信号出力があったときには瞬間流量
    算出器の算出値を流量表示部に表示する表示制御部とを
    備えることを特徴とする吐水装置。
JP1992028501U 1992-04-28 1992-04-28 吐水装置 Expired - Lifetime JP2600792Y2 (ja)

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JPH0592815U true JPH0592815U (ja) 1993-12-17
JP2600792Y2 JP2600792Y2 (ja) 1999-10-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012247068A (ja) * 2012-09-14 2012-12-13 Shimadzu Emit Co Ltd 電動バルブアクチュエータ

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JP2012247068A (ja) * 2012-09-14 2012-12-13 Shimadzu Emit Co Ltd 電動バルブアクチュエータ

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