JP2600792Y2 - 吐水装置 - Google Patents

吐水装置

Info

Publication number
JP2600792Y2
JP2600792Y2 JP1992028501U JP2850192U JP2600792Y2 JP 2600792 Y2 JP2600792 Y2 JP 2600792Y2 JP 1992028501 U JP1992028501 U JP 1992028501U JP 2850192 U JP2850192 U JP 2850192U JP 2600792 Y2 JP2600792 Y2 JP 2600792Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
water
water supply
supply amount
flow rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992028501U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0592815U (ja
Inventor
勝 在津
勝彦 長野
Original Assignee
東陶機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
Priority to JP1992028501U priority Critical patent/JP2600792Y2/ja
Publication of JPH0592815U publication Critical patent/JPH0592815U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2600792Y2 publication Critical patent/JP2600792Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Flow Control (AREA)
  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は吐水装置、更に詳しくは
任意に設定された所定量の湯、水を吐出して自動的に吐
水を停止する形式の吐水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の吐水装置としては、吐水
口に連絡する流路途中に設けられる電磁弁と、電磁弁よ
り上流側において流路に設けられる水量センサと、吐水
スイッチと、給水量を設定する給水量設定スイッチと、
給水量設定スイッチで設定された設定量が表示される表
示部と、水量センサからの信号を入力して吐出流量を積
算する流量積算器とを備え、吐水スイッチの投入により
開弁した電磁弁を流量積算器の積算値が設定値に達した
ときに閉弁するようにしたバス水栓が在り、浴槽へのお
湯張りに用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のバス水栓
は、表示部に設定給水量が表示されるので、表示部を見
ることにより設定された給水量を知ることはできるが、
瞬間流量を知ることはできず、仮に設置現場が給水圧力
の高い所、または低い所で、止水栓の開度を調整しなけ
ればならないような場合でも実際に吐出される水の状態
を目で見ながら適当に調整しなければならないなどの不
便がある。本考案は、従来技術が有する上記不便、不都
合に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、任意
に設定された所定量の湯、水を吐出して自動的に吐水を
停止する形式の吐水装置において、何時でもその時の瞬
間流量を正確に知ることができるようにすることであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案の吐水装置では、吐水口に連絡する流路途中に
設けられる電磁弁と、電磁弁より上流側において上記流
路に設けられる水量センサと、吐水スイッチと、給水量
を設定する給水量設定スイッチと、水量センサからの信
号を入力して水量センサが検出する流量を積算する流量
積算器と、給水量設定スイッチで設定された設定流量と
流量積算器の積算値とを比較して積算値が設定値に達し
たときに信号を発生する給水量比較手段と、吐水スイッ
チの投入信号発生により電磁弁を開弁駆動し給水量比較
手段からの信号発生により電磁弁を閉弁駆動する電磁弁
制御手段と、流量表示部と、水量センサからの信号を入
力して瞬間流量を算出する瞬間流量算出手段と、給水量
設定スイッチの設定信号を入力し該設定スイッチで設定
される設定値と予め定められた最大給水量とを比較して
設定値が最大給水量に達したときに信号を発生する設定
量比較器と、設定量比較器の信号発生により作動し、該
信号発生以後に発生する給水量設定スイッチからの給水
量を増加する設定信号に対してその信号の継続時間が所
定の時間を越えたか否かを判定し、所定時間を越えたと
きに信号を出力する信号時間判定手段と、設定量比較器
の信号出力がないときには設定スイッチで設定された設
定値を流量表示部に表示し、信号時間判定手段の信号出
力があったときには瞬間流量算出器の算出値を流量表示
部に表示する表示制御部とを備えるものである。
【0005】
【作用】以上のように構成した吐水装置においては、給
水量設定スイッチを操作することにより給水量が設定さ
れ、通常その設定された給水量が表示部に表示される
が、給水量設定スイッチが給水量を増加するように操作
され、設定給水量が予め定められた最大給水量に達した
後、更に給水量設定スイッチが給水量を増加するように
所定時間操作された場合には、表示部には設定給水量に
代わって瞬間流量が表示される。
【0006】
【実施例】以下、図に基づいて本考案の実施の一例を説
明する。図示実施例は、吐水装置が浴槽1の上縁面部1
aに取り付けられたバス水栓の場合を示しており、水栓
の本体Aは、順次連絡する湯水混合部a、量水部b、開
閉部cからなり、湯水混合部aの温度設定ハンドル2、
開閉部c出口に接続したスパウト3のみを上縁面部1a
表面側に位置せしめて上縁面部1a裏面に配置されてい
る。
【0007】上記湯水混合部aはワックス型感温器4
と、該感温器4のワックスの熱膨張、収縮により作動さ
れて湯側、水側の開度比を可変する制御弁5を備える従
来周知のサーモスタットミキシングバルブからなり、制
御弁5の湯側、水側夫々の一次側を夫々逆止弁6、スト
レーナ7及び止水栓8を備える給湯管9、給水管10に接
続し、二次側を上記感温器4を収容した混合室11を経由
する混合流路12介して量水部bに連絡している。
【0008】量水部bは、一方が上記湯水混合部aの混
合流路12出口に連絡し、他方が連結管13を介して開閉部
cの入り口に連絡する管路状に形成され、その途中に水
量センサ14と定流量弁15を装備している。水量センサ14
は量水部bにおいて流路16内に配備されて流水により回
転する羽根車17に取り付けた磁石14a と流路16外周面の
適所に配備され上記磁石14aの磁界の切り替わりを検知
するMRセンサ14b からなり、羽根車17の回転による磁
界の切り替わりをMRセンサ14b が検知する都度信号を
発生する。
【0009】開閉部cは、前記連結管13を接続した入り
口と出口に接続したスパウト3との間に電磁弁18を装備
して構成されている。上記電磁弁18は、従来周知のダイ
ヤフラム式の電磁弁であり、後述する制御部Cからの出
力により開弁し、出力の消滅により閉弁する。
【0010】一方、浴槽1の上縁面部1a表面には操作パ
ネルBを一体的に備えたカバープレート19が配置され、
水栓本体Aの前記温度設定ハンドル2及びスパウト3が
該カバープレート19を貫通している。このカバープレー
ト19は水栓本体Aを上縁面1aに取り付けることにより本
体Aに設けられて上縁面部裏面に係止する段部20と上縁
面部1a表面側から本体aに取り付けられる押さえ部材21
とにより上縁面1aに締め付け固定されている。
【0011】操作パネルBには、吐水スイッチ22、給湯
量設定スイッチ23、水量表示部24が設けられており、水
がかかってもパネルBから円滑に排除できるようにパネ
ルB上面を上方に膨らむ緩やかな円弧面に形成すると共
に各スイッチ22、23も蒲鉾状に中央が膨出する形状に形
成してある。
【0012】吐水スイッチ22は押圧操作により吐水信号
を発生し、次の押圧操作により吐水信号を消滅するよう
になっている。また、給湯量設定スイッチ23は吐出装置
が連続給湯する給湯量を設定するもので、設定量を増加
させるプラス側スイッチ23a と設定量を減少させるマイ
ナス側スイッチ23b とからなり、夫々その押圧操作によ
り増加用の設定信号、減少用の設定信号を出力する。
【0013】表示部24は給湯設定スイッチ23で設定され
た設定量及びこの吐出装置が吐出する瞬間流量をデジタ
ル表示するもので、制御部Cによりその表示が制御され
る。
【0014】制御部Cは、マイクロコンピュータからな
り、中央処理装置(CPU)25と、入出力インターフェ
ース26 27 、と、メモリー28とで構成されて上記操作パ
ネルBの裏面に一体に配備され、入力インターフェース
26には水量センサ14、吐水スイッチ22、給湯量設定スイ
ッチ23が、出力インターフェース27には電磁弁18のソレ
ノイド18a 、表示部24が夫々接続しており、メモリー28
には上記電磁弁18、表示部24を制御するためのプログラ
ムを記憶させてある。
【0015】そして、この制御部Cにおいては、給水量
設定スイッチ23の設定信号を入力し、設定された給水量
を記憶し、かつ表示部24に表示する。給湯量の初期設定
値は例えば250リットルに設定されており、不図示の運
転スイッチが投入されると表示部24にもその量が表示さ
れるが、給湯量設定スイッチ23の1回の押圧操作によ
り、所定の範囲、例えば30乃至350リットルの範囲で設
定量を10リットル毎に変えることができる。
【0016】一方、吐水スイッチ22の投入信号の発生に
より、電磁弁18の電磁ソレノイド18a に出力を発生して
電磁弁18を開弁させ吐水を開始すると共に、水量センサ
14からの信号を入力してそのパルス数に基づいて給水量
を積算し、この積算値を設定給水量と比較して、積算流
量が設定給水量に達した時、電磁弁18への出力を消滅し
て電磁弁18を閉弁させ吐水を停止する。この時、吐水ス
イッチ22の投入信号も消滅させる。
【0017】また、上記給水量設定スイッチ23による設
定給水量が上記所定の範囲の最大設定量(350 L)にな
っているとき、更に給湯量設定スイッチ23のプラス側ス
イッチ23a の信号が発生された場合、その信号が所定時
間以上継続するかどうか確認し、継続したときには、水
量センサ14からの信号に基づき瞬間流量、即ち所定の単
位時間例えば1分間当たりの流量を算出し、この瞬間流
量を既に表示されている設定給水量に代えて設定スイッ
チ22の信号が発生している間表示部24に表示する。流量
表示制御のフローチャートを図3に示す。尚、図3にお
いてAは積算流量記憶レジスタである。
【効果】本考案は以上のように構成したので、下記する
ような効果を奏する。(1).給湯量設定スイッチを設
定量が予め定められた上限に達した後も、更に所定時間
以上操作し続けることにより、表示部に瞬間流量を表示
させることができるので、設置現場が給水圧力の高い
所、または低い所で、止水栓の開度を調整しなければな
らないような場合でも表示部の瞬間流量表示を見ながら
止水弁の開度を調整することができ、正確な調整ができ
る。(2).浴槽などにお湯を張る場合など、瞬間流量
を知ることによりお湯が張れるまでの所要時間を予測す
ることができるので、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構成を示すクレーム対応機能ブロック
図。
【図2】本考案吐水装置の全体構成の概要を示すブロッ
サク図。
【図3】流量表示制御のフローチャート。
【図4】実施の一例を示す吐水装置の正面図で一部切欠
している。
【図5】平面図で浴槽の上縁面に取り付けた状態を示し
ている。
【図6】側面図。
【符号の説明】
3.吐水口(スパウト) 14.水量セン
サ 16.流路 18.電磁弁 22.吐水スイッチ 23.給水量設
定スイッチ 24.流量表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05D 7/06 F16K 21/16

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐水口に連絡する流路途中に設けられる
    電磁弁と、電磁弁より上流側において上記流路に設けら
    れる水量センサと、吐水スイッチと、給水量を設定する
    給水量設定スイッチと、水量センサからの信号を入力し
    て水量センサが検出する流量を積算する流量積算器と、
    給水量設定スイッチで設定された設定流量と流量積算器
    の積算値とを比較して積算値が設定値に達したときに信
    号を発生する給水量比較手段と、吐水スイッチの投入信
    号発生により電磁弁を開弁駆動し給水量比較手段からの
    信号発生により電磁弁を閉弁駆動する電磁弁制御手段
    と、流量表示部と、水量センサからの信号を入力して瞬
    間流量を算出する瞬間流量算出手段と、給水量設定スイ
    ッチの設定信号を入力し該設定スイッチで設定される設
    定値と予め定められた最大給水量とを比較して設定値が
    最大給水量に達したときに信号を発生する設定量比較器
    と、設定量比較器の信号発生により作動し、該信号発生
    以後に発生する給水量設定スイッチからの設定信号に対
    してその信号の継続時間が所定の時間を越えたか否かを
    判定し、所定時間を越えたときに信号を出力する信号時
    間判定手段と、設定量比較器の信号出力ないときには設
    定スイッチで設定された設定値を流量表示部に表示し、
    信号時間判定手段の信号出力があったときには瞬間流量
    算出器の算出値を流量表示部に表示する表示制御部とを
    備えることを特徴とする吐水装置。
JP1992028501U 1992-04-28 1992-04-28 吐水装置 Expired - Lifetime JP2600792Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992028501U JP2600792Y2 (ja) 1992-04-28 1992-04-28 吐水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992028501U JP2600792Y2 (ja) 1992-04-28 1992-04-28 吐水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0592815U JPH0592815U (ja) 1993-12-17
JP2600792Y2 true JP2600792Y2 (ja) 1999-10-25

Family

ID=12250426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992028501U Expired - Lifetime JP2600792Y2 (ja) 1992-04-28 1992-04-28 吐水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2600792Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5504451B2 (ja) * 2012-09-14 2014-05-28 島津エミット株式会社 電動バルブアクチュエータ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0592815U (ja) 1993-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4563780A (en) Automated bathroom
US5577660A (en) Temperature sensing automatic faucet
US5979776A (en) Water flow and temperature controller for a bathtub faucet
US4791860A (en) Equipment for supplying hot water
US4509550A (en) Water temperature display and flow control apparatus
JP2600792Y2 (ja) 吐水装置
JP2566234Y2 (ja) 自動給水装置
JP2623545B2 (ja) 給湯装置
JP2583863B2 (ja) 給湯装置
JP2663432B2 (ja) 給湯装置
JPH01203842A (ja) 自動給湯装置
JPH08302774A (ja) 自動水栓装置
JP2831504B2 (ja) シャワー装置
JPS63148045A (ja) 風呂装置
JP2629185B2 (ja) 給湯装置
JPS6266052A (ja) 自動給湯装置
JP2563520B2 (ja) 風呂給湯装置
JPS6335214A (ja) 湯水混合装置
JPH05180454A (ja) 給湯装置
JPH0557603B2 (ja)
WO2004106791A1 (en) Fluid control valve
JPH0277912A (ja) 自動給湯装置
JP2003139387A (ja) 給湯システム
JP2510613Y2 (ja) 風呂装置
JPH08247309A (ja) 湯張り栓ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070827

Year of fee payment: 8