JPH0236476B2 - - Google Patents

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JPH0236476B2
JPH0236476B2 JP55126808A JP12680880A JPH0236476B2 JP H0236476 B2 JPH0236476 B2 JP H0236476B2 JP 55126808 A JP55126808 A JP 55126808A JP 12680880 A JP12680880 A JP 12680880A JP H0236476 B2 JPH0236476 B2 JP H0236476B2
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JP
Japan
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liquid supply
amount
liquid
signal
supply amount
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JP55126808A
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Keiichi Myamoto
Tetsuya Kakimoto
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5755897A publication Critical patent/JPS5755897A/ja
Publication of JPH0236476B2 publication Critical patent/JPH0236476B2/ja
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、給油配管の途中に設けられた給液停
止手段の作動により、所定の整数量において給液
を停止しうるようにした給液装置の改良に関する
ものである。
〔従来の技術〕
一般に、配管途中に流量計を設けると共に、該
配管の先端に手動操作ノズルバルブまたはタンク
液面を検出して自動閉弁する自動閉弁機構付ノズ
ルバルブを設けてなる給液装置が知られている。
しかし、従来方式によるものはタンクの液面を検
出していわゆる“満タン”で停止するが、一般的
に給液量は例えば24.67リツトルというように端
数のある数値となる。この場合、25.00リツトル
というように端数のない数値をするには人手でノ
ズルバルブを微調整し、表示計を黙視しつつ
25.00リツトルを給液する。このため、給液作業
に時間がかかつて煩わしいのみならず、ガソリン
給油所において給液量に端数があると金銭授受が
煩わしい。
このような煩わしさを防止するため、特公昭51
−27883号公報にみられるように流量計とノズル
バルブとの間に制御弁を設け、所定量の整数値と
なつたとき閉弁信号を出力して制御弁を閉弁し、
ノズルバルブの手動操作によらずに整数量給液を
自動的に行うものが知られている。
〔従来技術の問題点〕
しかし、このような従来技術の給油装置では、
制御弁が閉弁し整数量給液が自動的に完了した段
階で例えばタンク内にまだ単位整数量以上の給油
できるような空間があるような場合には、先に閉
弁した前記制御弁を再び開始させなければ再び給
油することができない。また、再給油を行うため
には、例えば定置式の給液装置にあつては、一旦
ノズルバルブを閉弁して給液装置のノズル掛けに
掛け戻し、再びノズルバルブをノズル掛けから外
してノズル掛けに付設された給液作業開始スイツ
チを作動させなければ、再び給油を行うことはで
きない。そして、この場合は、給液作業開始スイ
ツチが作動すると、それまでの積算給液量がリセ
ツトされてしまうといつた不具合があつた。
〔発明の目的〕
本発明は、このような従来技術による給液装置
の欠点を改良したもので、整数量給液が終了した
段階で、それまでの積算給液量をリセツトした
り、給液作業地点を離れることなく、さらに必要
な整数量の給液を繰り返して行うことができるよ
うにした給液装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するために、第1の発明は、先
端にノズルバルブを有する給液配管の途中に設け
られた流量計測手段および給液停止手段と、該流
量計測手段による計測流量をパルス信号に変換す
るパルス発信手段と、給液作業の開始を検出して
作業開始信号を出力する給液作業開始検出手段
と、該給液作業開始検出手段からの作業開始信号
によつて前回給液時の演算数値をリセツトし、前
記パルス発信手段からのパルス信号を受けて実給
液量を演算する給液量積算手段と、前記ノズルバ
ルブまたは前記ノズルバルブ近傍に設けた手動ス
イツチとして構成され、該スイツチを操作するこ
とにより整数追加給液を指示する整数追加給液指
示手段と、該整数追加給液指示手段からの指示信
号が入力されたとき、前記給液量積算手段から入
力される実給液量を予備給液量として転送する予
備給液量転送手段と、該予備給液量転送手段から
転送される予備給液量よりも前記給液停止手段の
動作遅れによつて定められる演算パラメータ分だ
け大なる給液量であつて、かつ端数のない所定の
給液量を整数給液量として演算する端数抑制手段
と、前記給液作業開始検出手段から作業開始信号
が入力されたとき前記給液停止手段に給液開始信
号を出力し、該端数抑制手段から入力される整数
給液量に対して所定の応答遅れ量だけ少ない給液
量と前記給液量積算手段によつて演算される実給
液量とが一致したとき、前記給液停止手段に給液
停止信号を発信する給液停止制御手段とから構成
される。
また、第2の発明は、先端にノズルバルブを有
する給液配管の途中に設けられた流量計測手段お
よび給液停止手段と、該流量計測手段による計測
流量をパルス信号に変換するパルス発信手段と、
給液作業の開始を検出して作業開始信号を出力す
る給液作業開始検出手段と、該給液作業開始検出
手段からの作業開始信号によつて前回給液時の演
算数値をリセツトし、前記パルス発信手段からの
パルス信号を受けて実給液量を演算する給液量積
算手段と、前記パルス発信手段からのパルス信号
を受けて流速変化を検出する流速変化検出手段
と、該流速変化検出手段から流速変化検出信号が
入力されたときに前記給液量積算手段から入力さ
れる実給液量、または前記パルス発信手段からの
パルス信号を受けて前記流速変化検出信号が入力
されるまでに積算した実給液量を予備給液量とし
て転送する予備給液量転送手段と、該予備給液量
転送手段から転送される予備給液量よりも前記給
液停止手段の動作遅れによつて定められる演算パ
ラメータ分だけ大なる給液量であつて、かつ端数
のない所定の給液量を整数給液量として演算する
端数抑制手段と、前記給液作業開始検出手段から
作業開始信号が入力されたとき前記給液停止手段
に給液開始信号を出力し、該端数抑制手段から入
力される整数液量に対して所定の応答遅れ量だけ
少ない給液量と前記給液量積算手段によつて演算
される実給液量とが一致したとき、前記給液停止
手段に給液停止信号を発信する給液停止制御手段
と、該給液停止制御手段による給液停止信号の発
信後に操作されることにより、該給液停止制御手
段に整数追加給液の開始を指示する作業開始信号
を出力すると共に、前記予備給液量転送手段に前
記給液量積算手段からの実給液量を端数抑制手段
に転送することを指示する信号を出力する整数追
加給液指示手段とを備え、かつ該整数追加給液指
示手段は前記ノズルバルブまたは前記ノズルバル
ブを近傍に設けた手動スイツチとして構成したこ
とにある。
〔作用〕
本発明によれば、整数量給液が一旦終了した段
階で、例えばタンク内にまだ単位整数量以上の給
油できるような空間がある場合でも、ノズルバル
ブまたはノズルバルブ近傍に設けた手動スイツチ
の操作により、それまでの積算給液量をリセツト
したり、給液作業地点を離れることなく、さらに
必要な整数量の給液を繰り返して行うことができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面と共に説明
する。
第1図において、1は給液配管で、該給液配管
1の途中にはモータ2により駆動されるポンプ
3、流量計測手段としての流量計4、停止弁5が
設けられ、該停止弁5は本実施例の給液停止手段
をなし、アクチユエータ6により作動される電磁
弁として構成されている。前記給液配管1の先端
にはノズルバルブ7が設けられ、該ノズルバルブ
7を開始すればタンクに給液しうるように構成さ
れている。なお、ノズルバルブ7は自動閉弁機構
付のものであつてもよい。
8は計量計4に設けられたパルス発信手段とし
てのパルス発信器で、該パルス発信器8は流量計
4により計測流量に比例したパルス信号を発信す
る。そして、パルス発信器8は流速(流量)変化
検出回路9、予備給液量積算回路10、給液量積
算回路11とそれぞれ接続されている。ここで、
流速変化検出回路9は本発明の流速変化検出手段
をなし、該流速変化検出回路9はパルス信号を単
位時間あたりの流量、即ち流速の変化を検出する
手段、例えばデジタル−アナログ変換回路、パル
ス間隔を時間として検出するパルス間隔検出回路
または未到来パルス検出回路等が用いられる。予
備給液量積算回路10は後述のゲート回路16と
共に本発明の予備給液量転送手段をなし、該予備
給液量積算回路10はパルス発信器8からのパル
ス信号を給液量として積算し、流速変化検出回路
9からの流速信号またはパルス間隔信号が減少し
て所定値以下となつたとき、またはノズルバルブ
7が閉弁して流速が零となつたとき積算動作を停
止し、それまでの給液量を予備給液量(V0)と
して記憶すると共に次段の端数抑制回路12に転
送する。また、給液量積算回路11は本発明の給
液量積算手段を構成し、該給液量積算回路11は
パルス発信器8からのパルス信号を実給液量
(V)として積算し、記憶する。
前記端数抑制回路12は本発明の端数抑制手段
をなし、該端数抑制回路12は、抑制端数パラメ
ータ入力回路13からのパラメータに応じて予備
給液量積算回路10からの予備給液量(V0)を、
当該予備給液量より大なる値であつて、かつ端数
のない給液量を整数給液量(V1)として演算す
る回路で、前記抑制端数パラメータ入力回路13
は例えば停止弁5の閉弁動作時間、流速等に応じ
て定められる。即ち、例えば抑制端数パラメータ
入力回路13に設定された演算パラメータが「小
数1桁以下はすべて零で(即ち、0.1リツトル以
下はすべて零で)予備給液量(V0)よりも0.5リ
ツトル以上大きい最小の整数」である場合には、
予備給液量(V0)が24.49リツトルであれば端数
抑制回路12は25.00リツトルを整数給液量(V1
として演算し、また予備給液量(V0)が24.51リ
ツトルであれば同様に26.00リツトル演算する。
また、14は給液停止制御手段としての予測制
御回路を示し、該予測制御回路14は給液量積算
回路11と接続されて実給液量(V)入力される
と共に端数抑制回路12と接続されて整数給液量
(V1)が入力され、整数給液量V1から所定の応答
遅れ量(ΔV)を演算したものが実給液量(V)
と一致した時点で、停止弁5のアクチユエータ6
に閉弁信号を発信する。即ち、 実給液量(V) =整数給液量(V1)−応答遅れ量(ΔV) となつた時点で閉弁信号を発信する。
ここで、応答遅れ量(ΔV)は、予測制御回路
14で記憶され、または演算されるもので、即ち 応答遅れ量=流速×閉弁動作時間 として演算される。なお、閉弁動作時間は停止弁
5毎に定まる固有の値であるから、ノズルバルブ
7が絞られて、流速が一定とすれば、応答遅れ量
(ΔV)も一定となる。一方、流速がその都度変
化し、一定でない場合には図中1点鎖線で示す如
く流速変化検出回路9と予測制御回路14とを接
続し該流速変化検出回路9からノズルバルブ7が
絞られた以後、またはノズルバルブ7が再度開弁
した時以後の流速を入力し、前述の応答遅れ量
(ΔV)を演算してもよい。
15は給油作業開始検出手段としての給液作業
開始スイツチで、該スイツチ15を投入すること
により、給液量積算回路10,11、端数抑制回
路12、予測制御回路14等の各数値がリセツト
されると共に、該予測制御回路14を介してアク
チユエータ6に給液開始信号が発信され、停止弁
5が開弁する。なお、給液作業開始スイツチ15
としては、例えばノズルバルブ7を給液装置ノズ
ル掛けから外す動作に応じて投入されるものであ
る。
さらに、16は予備給液量積算回路10と共に
予備給液量転送手段を構成するゲート回路、17
は例えばノズルバルブ7の近傍に設けられた整数
追加給液指示手段としての手動スイツチを示し、
該手動スイツチ17を閉成することにより前記ゲ
ート回路16が開くと共に端数抑制回路12、予
測制御回路14がリセツトされ、しかも該ゲート
回路16により給液量積算回路11からの実給液
量(V)が予備給液量積算回路10に転送されて
記憶されるように構成されている。また、予測制
御回路14がリセツトされると、アクチユエータ
6に再び停止弁開弁信号が発信される。
なお、以上の説明において、手動スイツチ17
は、懸垂式計量機の場合には、吊下給油ホースに
接続されたノズルバルブの近傍に設けられた給油
ホース昇降用スイツチ部(手元スイツチ)に設け
ればよく、また定置式計量機の場合には手動スイ
ツチ17を該計量機本体のノズル掛け近傍外面パ
ネル等に設けてもよく、要はノズルバルブまたは
該ノズルバルブが位置する近傍であればよい。ま
た、予備給液量積算回路10はパルス発信器8に
接続されて積算機能を有するものとして説明した
が、積算機能を持たず(即ち、パルス発信器8に
接続せず)、流速変化検出回路9から流速信号ま
たはパルス間隔信号が入力された時点で給液量積
算回路11から実給液量が転送されて記憶するも
であつてもよく。要は予備給液量(V0)を端数
抑制回路12に転送することができるものであれ
ばよい。
本実施例はこのように、構成されるが、次にこ
の作用について述べる。
給液作業前はノズルバルブ7はノズル掛けに掛
けられて給液作業開始スイツチ15は開成してお
り、停止弁5は閉弁している。
この状態で、ノズルバルブ7をノズル掛けから
外すと、前記スイツチ15が閉成して給液量積算
回路10,11、端数抑制回路12、予測制御回
路14に記憶されている前回の計測値はリセツト
されると共に、予測制御回路14を介してアクチ
ユエータ6の停止弁開弁信号が送られ、停止弁5
が開弁する。
ノズルバルブ7を全開すれば給液が開始され、
パルス発信器8からは流量計4による計測流量に
比例したパルス信号が発信され、このパルス信号
は流速変化検出回路9および給液積算回路10,
11に送られ、しかも該流速変化検出回路9から
の流速信号またはパルス間隔信号は予備給液量積
算回路10に入力されている。
給液が進んでタンク内に所定量の油液の供給が
行なわれると、ノズルバルブ7に設けられた自動
閉弁機構が作動して全閉とするか、または人手に
よつて全閉または半開とする。
この結果、パルス発信器8からのパルス信号が
零となるかパルス間隔が長くなるから、予備給液
量積算回路10は流速変化検出回路9からの入力
される流速変化を検出して流量の積算を停止し、
その時点での給液量(V0)を記憶すると共に該
給液量(V0)を端数抑制回路12に転送する。
給液量積算回路11はパルス発信器8からパルス
信号をすべて実給液量(V)として積算する。
いま、前記端数抑制回路12に入力された予備
給液量(V0)が24.65リツトル、抑制端数パラメ
ータ入力回路13に入力されている演算パラメー
タが前述した条件とすば、該端数抑制回路12は
整数給液量(V1)として26.00リツトルを演算し、
この値を予測制御回路14に出力する。
次に、給液作業者は給液量が整数値でないこと
を知つて、再びノズルバルブ7を全開または半開
とすれば給液作業は続行される。
一方、予測制御回路14には停止弁5の閉弁動
作時間およびノズルバルブ7全開時または半開時
の流速(流速一定とした場合)が記憶されている
から、応答遅れ量(ΔV)も定められ、前述の如
く給液作業が再び続行されることによつて、端数
抑制回路12より入力された整数給液量(V1
から応答遅れ量(ΔV)を減算したものが給液量
積算回路11から入力された刻々の実給液量
(V)と一致した時点で閉弁信号を発信する。こ
の結果、アクチユエータ6が励磁され、所定の閉
弁時間後に停止弁5は全閉し、端数のない正確な
整数量の給液が行なわれる。
なお、ノズルバルブ7の開度に応じて流速が一
定でない場合には、流速変化検出回路9から入力
される流速に基づいて応答遅れ量(ΔV)の演算
を行なえばよい。
さらに、所定の整数量の給液作業は終了した
が、タンク内が、“満タン”になつていない場合、
またはさらに給液量を増やしたい場合等の作用に
ついて述べる。
これらの場合には、ノズルバルブ7の手元に設
けられた手動スイツチ17を閉成すると、端数抑
制回目12、予測制御回路14内に記憶されてい
る数値がリセツトされると共にゲート回路16が
開く。この結果、給液量積算回路11内の実給液
量(V)は予備給液量積算回路10に転送され、
この実給液量(V)が改めて記憶され、さらにこ
の値は不備給液量(V1)として端数抑制回路1
2に転送される。また、予測制御回路14からは
停止弁5の開弁信号が発信され再び開弁する。
従つて、ノズルバルブ7を開弁すれば給液作業
は再開し、該ノズルバルブ7を全閉まはた半開す
ることによつて、前述したと同様の動作を行な
い、所望の整数量の給液が繰り返して行なわれ
る。
なお、ノズルバルブ7を手動調整して第1回目
の整数給液を行なう場合には、流量変化検出回路
9を設ける必要がなく、手動スイツチ17のみを
設ければよい。また、この場合はゲート回路16
から端数抑制回路12に予備給液量を直線転送す
ればよいから、予備給液量積算回路10も省略し
うる。
第2図は本発明の他の実施例を示すもので、第
1図と同一構成要素には同一符号を付すものとす
る。
本実施例の特徴とするところは、停止弁5、ア
クチユエータ6を廃止し、予測制御回路14をモ
ータ2と接続し、モータ2により駆動されるポン
プ3をもつて給液停止手段を兼用させるようにし
たことにある。
このように構成することにより、予測制御回路
14からは第1図に示す実施例における閉弁信号
に代えてモータ停止信号を発信し、モータ2が停
止することによつて所定の作動遅れ時間後にポン
プ3の回転を停止させ、もつて所望の整数量の給
液を行なわせることにある。
本発明の各実施例は以上詳述した如くである
が、実施例では理解が容易なるように流速変化検
出回路9と手動スイツチ17とを別個に設けるも
のとして説明したが、自動閉弁機構付ノズルバル
ブの如く、常に一度閉弁することが条件である場
合には、手動スイツチ17の操作により、閉弁時
の給液量を給液量積算回路11からゲート回路1
6を介して端数抑制回路12に転送すればよいか
ら、該流速変化検出回路9は不要とすることがで
きる。
また、端数抑制回路12と抑制端数パラメータ
入力回路13とは別個のものとして説明したが、
演算パラメータは停止弁5、ポンプ3等の給液停
止手段の動作遅れ時間に基づく応答遅れ量により
定められるものであるから、一の給液装置では固
定的であり、従つて、抑制端数パラメータ入力回
路13も不要とすることができる。
さらに、本発明においては流量計4、パルス発
信器8、ノズルバルブ7等を除いた回路はそれぞ
れ別個の回路である必要はなく、マイクロコンピ
ユータ、ミニコンピユータ等を用いたものであつ
てもよく、要は一定の手順に従うプログラムで制
御されるものであつてもよい。
〔発明の効果〕
本発明の給液装置は以上詳細に述べた如くであ
つて、一度整数量で給液が停止した後、タンク内
にまだ単位整数量以上の給油できるような空間が
ある場合には、それまでの積算給液量をリセツト
したり給液作業地点を離れることなく、ノズルバ
ルブまたはその近傍に設けられた整数追加給液指
示手段を操作するのみで、端数制御手段が次の整
数給液量を自動的に演算し、定量給液を再開する
から、必要な整数量の給液を繰り返して行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1、第2の実施
例を示す系統図である。 1……給液配管、2……モータ、3……ポン
プ、4……流量計、5……停止弁、6……アクチ
ユエータ、7……ノズルバルブ、8……パルス発
信器、9……流速変化検出回路、10……予備給
液量積算回路、11……給液量積算回路、12…
…端数抑制回路、13……抑制端数パラメータ入
力回路、14……予測制御回路、15……給液動
作開始スイツチ、16……ゲート回路、17……
手動スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先端にノズルバルブを有する給液配管の途中
    に設けられた流量計測手段および給液停止手段
    と、該流量計測手段による計測流量をパルス信号
    に変換するパルス発信手段と、給液作業の開始を
    検出して作業開始信号を出力する給液作業開始検
    出手段と、該給液作業開始検出手段からの作業開
    始信号によつて前回給液時の演算数値をリセツト
    し、前記パルス発信手段からのパルス信号を受け
    て実給液量を演算する給液量積算手段と、前記ノ
    ズルバルブまたは前記ノズルバルブ近傍に設けた
    手動スイツチとして構成され、該スイツチを操作
    することにより整数追加給液を指示する整数追加
    給液指示手段と、該整数追加給液指示手段からの
    指示信号が入力されたとき、前記給液量積算手段
    から入力される実給液量を予備給液量として転送
    する予備給液量転送手段と、該予備給液量転送手
    段から転送される予備給液量よりも前記給液停止
    手段の動作遅れによつて定められる演算パラメー
    タ分だけ大なる給液量であつて、かつ端数のない
    所定の給液量を整数給液量として演算する端数抑
    制手段と、前記給液作業開始検出手段から作業開
    始信号が入力されたとき前記給液停止手段に給液
    開始信号を出力し、該端数抑制手段から入力され
    る整数給液量に対して所定の応答遅れ量だけ少な
    い給液量と前記給液量積算手段によつて演算され
    る実給液量とが一致したとき、前記給液停止手段
    に給液停止信号を発信する給液停止制御手段とか
    ら構成してなる給液装置。 2 先端にノズルバルブを有する給液配管の途中
    に設けられた流量計測手段および給液停止手段
    と、該流量計測手段による計測流量をパルス信号
    に変換するパルス発信手段と、給液作業の開始を
    検出して作業開始信号を出力する給液作業開始検
    出手段と、該給液作業開始検出手段からの作業開
    始信号によつて前回給液時の演算数値をリセツト
    し、前記パルス発信手段からのパルス信号を受け
    て実給液量を演算する給液量積算手段と、前記パ
    ルス発信手段からのパルス信号を受けて流速変化
    を検出する流速変化検出手段と、該流速変化検出
    手段から流速変化検出信号が入力されたときに前
    記給液量積算手段から入力される実給液量、また
    は前記パルス発信手段からのパルス信号を受けて
    前記流速変化検出信号が入力されるまでに積算し
    た実給液量を予備給液量として転送する予備給液
    量転送手段と、該予備給液量転送手段から転送さ
    れる予備給液量よりも前記給液停止手段の動作遅
    れによつて定められる演算パラメータ分だけ大な
    る給液量であつて、かつ端数のない所定の給液量
    を整数給液量として演算する端数抑制手段と、前
    記給液作業開始検出手段から作業開始信号が入力
    されたとき前記給液停止手段に給液開始信号を出
    力し、該端数抑制手段から入力される整数給液量
    に対して所定の応答遅れ量だけ少ない給液量と前
    記給液量積算手段によつて演算される実給液量と
    が一致したとき、前記給液停止手段に給液停止信
    号を発信する給液停止制御手段と、該給液停止制
    御手段による給液停止信号の発信後に操作される
    ことにより、該給液停止制御手段に整数追加給液
    の開始を指示する作業開始信号を出力すると共
    に、前記予備給液量転送手段に前記給液量積算手
    段からの実給液量を端数抑制手段に転送すること
    を指示する信号を出力する整数追加給液指示手段
    とを備え、かつ該整数追加給液指示手段は前記ノ
    ズルバルブまたは前記ノズルバルブ近傍に設けた
    手動スイツチとして構成してなる給液装置。 3 前記給液停止手段は、給液開始信号の入力に
    より開弁し、給液停止信号の入力により閉弁する
    ように、前記給液配管の途中に設けられた停止弁
    である特許請求の範囲1項記載の給液装置。 4 前記給液停止手段は、給液開始信号の入力に
    より駆動され、給液停止信号の入力により停止す
    るように、前記給液配管の途中に設けられたポン
    プである特許請求の範囲1項記載の給液装置。
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