JPS6154674B2 - - Google Patents
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- JPS6154674B2 JPS6154674B2 JP4110580A JP4110580A JPS6154674B2 JP S6154674 B2 JPS6154674 B2 JP S6154674B2 JP 4110580 A JP4110580 A JP 4110580A JP 4110580 A JP4110580 A JP 4110580A JP S6154674 B2 JPS6154674 B2 JP S6154674B2
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Landscapes
- Details Of Flowmeters (AREA)
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は給液装置、特に定量給油すなわち予め
設定した量の給油を行なうことができるいわゆる
プリセツト給油装置に関する。
設定した量の給油を行なうことができるいわゆる
プリセツト給油装置に関する。
一般に給油装置では給油時間をできるだけ短縮
するために、単位時間当りの流量をできるだけ大
にして給油を行なうのが望ましいが、設定(プリ
セツト)給油量に達したとき大流量を瞬時に停止
するのは技術的に極めて困難であり、計量誤差を
避けることができないので、計量精度を高めるた
めに2系統の弁機構を設けこれを別個に制御する
ようにしている。
するために、単位時間当りの流量をできるだけ大
にして給油を行なうのが望ましいが、設定(プリ
セツト)給油量に達したとき大流量を瞬時に停止
するのは技術的に極めて困難であり、計量誤差を
避けることができないので、計量精度を高めるた
めに2系統の弁機構を設けこれを別個に制御する
ようにしている。
すなわち、ポンプとノズルの間の大径の送油管
に主電磁弁を挿入し、この電磁弁をバイパスする
小径の管路に副電磁弁を設け、設定給油量に達す
る一定量前に主電磁弁を閉止して小径のバイパス
管を介しての小流量の給油に切換え、プリセツト
量に達すると副電磁弁を閉止するようにしてい
る。
に主電磁弁を挿入し、この電磁弁をバイパスする
小径の管路に副電磁弁を設け、設定給油量に達す
る一定量前に主電磁弁を閉止して小径のバイパス
管を介しての小流量の給油に切換え、プリセツト
量に達すると副電磁弁を閉止するようにしてい
る。
しかし、このような構成では給油装置内に2系
統の弁機構を設ける空間が得難く、2個の弁機構
を用いるためコスト高となり、さらに装置不使用
時には閉止された弁からノズルに至る流路内に閉
じ込められた油が気温差などの原因によつて漏出
する危険性もある。すなわち、従来のプリセツト
式給油装置ではプリセツト給油が完了して主、副
弁が閉止されると次の給油まで主、副弁が閉止状
態を続ける。従つて前述の危険を防ぐには主、副
弁のいずれかを例えば給油完了信号(ノズルスイ
ツチの出力)で開く必要があり、回路構成が複雑
となる。
統の弁機構を設ける空間が得難く、2個の弁機構
を用いるためコスト高となり、さらに装置不使用
時には閉止された弁からノズルに至る流路内に閉
じ込められた油が気温差などの原因によつて漏出
する危険性もある。すなわち、従来のプリセツト
式給油装置ではプリセツト給油が完了して主、副
弁が閉止されると次の給油まで主、副弁が閉止状
態を続ける。従つて前述の危険を防ぐには主、副
弁のいずれかを例えば給油完了信号(ノズルスイ
ツチの出力)で開く必要があり、回路構成が複雑
となる。
さらに、給油量(または金額)のプリセツト機
能を有しない装置を改造してプリセツト機能をも
たせる場合、上記従来の構成では流路に電磁弁を
挿入する必要があり、改造費および手数がかか
る。
能を有しない装置を改造してプリセツト機能をも
たせる場合、上記従来の構成では流路に電磁弁を
挿入する必要があり、改造費および手数がかか
る。
本発明はこの点にかんがみ提案されたもので、
第1の発明はプリセツト数値に対応する量の給液
を電動ポンプによつて行なうようにした給液装置
において、プリセツト数値よりも給液の単位時間
当りの流量または流速に応じて予め定めた数値だ
け少ない数値に対応する量の給液が完了したとき
前記ポンプのモータを消勢し、ポンプ及び流液の
慣性によつて前記予め定めた数値に対応する量の
給液を行なうようにしたものである。
第1の発明はプリセツト数値に対応する量の給液
を電動ポンプによつて行なうようにした給液装置
において、プリセツト数値よりも給液の単位時間
当りの流量または流速に応じて予め定めた数値だ
け少ない数値に対応する量の給液が完了したとき
前記ポンプのモータを消勢し、ポンプ及び流液の
慣性によつて前記予め定めた数値に対応する量の
給液を行なうようにしたものである。
すなわち、本発明によれば流速の二段調節は行
なわず、ポンプ用モータの消勢後においてもポン
プの慣性によつて油が吐出する点に着目し、プリ
セツト値(量)に達する少し手前の(少ない)量
でモータを消勢しプリセツト値に到るまでの量
(慣性吐出量)をポンプ及び流液の慣性によつて
供給するようにし、プリセツト値よりどれ程手前
(少ない量)でモータを消勢させればよいか、す
なわち慣性吐出量はどれだけにすればよいかは、
そのときの単位時間当りの流量ないし流速によつ
て決定するようにしたものである。
なわず、ポンプ用モータの消勢後においてもポン
プの慣性によつて油が吐出する点に着目し、プリ
セツト値(量)に達する少し手前の(少ない)量
でモータを消勢しプリセツト値に到るまでの量
(慣性吐出量)をポンプ及び流液の慣性によつて
供給するようにし、プリセツト値よりどれ程手前
(少ない量)でモータを消勢させればよいか、す
なわち慣性吐出量はどれだけにすればよいかは、
そのときの単位時間当りの流量ないし流速によつ
て決定するようにしたものである。
プリセツトされる数値としては、例えばリツト
ルで表わした量または円で表わした金額とするこ
とができる。
ルで表わした量または円で表わした金額とするこ
とができる。
慣性吐出量はポンプの特性などの諸条件を考慮
して予め測定して定めておくが、経年変化その他
の原因により予め定めた慣性吐出量と現実の慣性
吐出量とが異なる場合が生じる。
して予め測定して定めておくが、経年変化その他
の原因により予め定めた慣性吐出量と現実の慣性
吐出量とが異なる場合が生じる。
本願第2の発明はこのような誤差を次回の給油
において補正することができるようにしたもの
で、プリセツト数値に対応する量の給液を電動ポ
ンプによつて行なうようにした給液装置におい
て、プリセツト数値よりも給液の単位時間当りの
流量または流速に応じて予め定めた数値だけ少な
い数値に対応する量の給液が完了したとき前記ポ
ンプのモータを消勢し、ポンプ及び流量の慣性に
よつて前記予め定めた数値に対応する量の給液を
行なうようになすとともに、給液が完了したとき
の給液量と前記プリセツト数値に対応する量とを
比較し両者間に許容量を越えた差が存在するとき
に、この差に応じて前記予め定めた数値を変更す
る学習機能を与えたものである。
において補正することができるようにしたもの
で、プリセツト数値に対応する量の給液を電動ポ
ンプによつて行なうようにした給液装置におい
て、プリセツト数値よりも給液の単位時間当りの
流量または流速に応じて予め定めた数値だけ少な
い数値に対応する量の給液が完了したとき前記ポ
ンプのモータを消勢し、ポンプ及び流量の慣性に
よつて前記予め定めた数値に対応する量の給液を
行なうようになすとともに、給液が完了したとき
の給液量と前記プリセツト数値に対応する量とを
比較し両者間に許容量を越えた差が存在するとき
に、この差に応じて前記予め定めた数値を変更す
る学習機能を与えたものである。
以下、図面を参照して実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図において、1は給油機のハウジング、2
は地下の貯油タンク(図示省略)からの送油管、
3はポンプ、4はポンプ用モータ、5は流量計、
6は管2の先端に接続されたホース、7はホース
先端のノズル、8はハウジング1に設けたノズル
ケース、9はノズルケース8内に設置されたスイ
ツチで、ノズルケース8への掛け外しに応じて動
作されポンプ用モータ4の付勢消勢その他の制御
を行なう。10は流量計5に関連装備され流量
(給油量)に応じてパルス(給油量信号)を発生
する流量パルス発信器、11は制御部、12,1
3,14はそれぞれ給油金額、給油量、給油単価
を表示する表示器、15は操作パネルで、プリセ
ツト給油量(または金額)および必要に応じて給
油単価を設定するキーボードその他操作スイツチ
等が配備されている。
は地下の貯油タンク(図示省略)からの送油管、
3はポンプ、4はポンプ用モータ、5は流量計、
6は管2の先端に接続されたホース、7はホース
先端のノズル、8はハウジング1に設けたノズル
ケース、9はノズルケース8内に設置されたスイ
ツチで、ノズルケース8への掛け外しに応じて動
作されポンプ用モータ4の付勢消勢その他の制御
を行なう。10は流量計5に関連装備され流量
(給油量)に応じてパルス(給油量信号)を発生
する流量パルス発信器、11は制御部、12,1
3,14はそれぞれ給油金額、給油量、給油単価
を表示する表示器、15は操作パネルで、プリセ
ツト給油量(または金額)および必要に応じて給
油単価を設定するキーボードその他操作スイツチ
等が配備されている。
第2図は制御回路の一例を示すブロツク図であ
る。今、操作パネル15上で単価150円の油を
3000円分プリセツトしたとする。プリセツト回路
16から3000円に対応するプリセツト値信号aが
切換回路17を介して演算回路18へ入力され
る。一方、給油単価設定回路19から150円に対
応する信号bが演算回路18に入力され、ここで
a/b(3000円÷150円)が計算され、演算値20
()が減算回路20に入力され記憶される。
る。今、操作パネル15上で単価150円の油を
3000円分プリセツトしたとする。プリセツト回路
16から3000円に対応するプリセツト値信号aが
切換回路17を介して演算回路18へ入力され
る。一方、給油単価設定回路19から150円に対
応する信号bが演算回路18に入力され、ここで
a/b(3000円÷150円)が計算され、演算値20
()が減算回路20に入力され記憶される。
給油金額でなく給油量(例えば20)をプリセ
ツトした場合は切換回路17から対応するプリセ
ツト値信号a′が直接減算回路20に入力され記憶
される。
ツトした場合は切換回路17から対応するプリセ
ツト値信号a′が直接減算回路20に入力され記憶
される。
なお、減算回路20に前回給油時の数値が残存
しているとき(プリセツト値に達するまでに「満
タン」となつた場合)は、今回のプリセツト値が
前回の値に代えて記憶される。
しているとき(プリセツト値に達するまでに「満
タン」となつた場合)は、今回のプリセツト値が
前回の値に代えて記憶される。
ノズル7をノズルケース8から外すと、ノズル
スイツチ9からの信号cによつて演算回路21と
計数回路22の内容が帰零されるとともに、モー
タ制御回路30を介してポンプモータ4を付勢す
る。これによつてポンプ3が動作し給油量に応じ
たパルス(流量パルス)が発信器10から出力さ
れ、このパルスは計数回路22で計数されるとと
もに、減算回路20に入力され、先に記憶された
プリセツト値(20)から流量パルス(給油量)
が減算されていく。
スイツチ9からの信号cによつて演算回路21と
計数回路22の内容が帰零されるとともに、モー
タ制御回路30を介してポンプモータ4を付勢す
る。これによつてポンプ3が動作し給油量に応じ
たパルス(流量パルス)が発信器10から出力さ
れ、このパルスは計数回路22で計数されるとと
もに、減算回路20に入力され、先に記憶された
プリセツト値(20)から流量パルス(給油量)
が減算されていく。
演算回路21は計数回路22の出量(給油量)
と単価設定回路19の出力(単価)とで給油金額
を演算し、演算結果を表示器駆動回路23を介し
て給油金額表示器12に順次表示する。
と単価設定回路19の出力(単価)とで給油金額
を演算し、演算結果を表示器駆動回路23を介し
て給油金額表示器12に順次表示する。
単価設定回路19および計数回路22の出力は
それぞれ表示器駆動回路24,25にも与えら
れ、単価および給油量がそれぞれ単価表示器14
および給油量表示器13に表示される。
それぞれ表示器駆動回路24,25にも与えら
れ、単価および給油量がそれぞれ単価表示器14
および給油量表示器13に表示される。
発信器10からの流量パルスはさらに計数回路
(流量測定回路)26にも与えられる。この計数
回路26はクロツクパルス発生器27からのクロ
ツクパルスの例えば立上りによつてそのときの計
数値を出力するとともに帰零される。従つて一つ
のパルス(の立上り)から次のパルス(の立上
り)までの間(例えば1秒間)の流量パルスの計
数値によつて単位時間当りの流量ないし流速を知
ることができる。
(流量測定回路)26にも与えられる。この計数
回路26はクロツクパルス発生器27からのクロ
ツクパルスの例えば立上りによつてそのときの計
数値を出力するとともに帰零される。従つて一つ
のパルス(の立上り)から次のパルス(の立上
り)までの間(例えば1秒間)の流量パルスの計
数値によつて単位時間当りの流量ないし流速を知
ることができる。
計数回路26の出力(流量信号)は記憶回路2
8に与えられる。ここで、例えば20リツトルをプ
リセツトした場合、20リツトルの給油が完了した
時点でポンプ3のモータ4を消勢しても、ポンプ
は慣性でなお少し回るから20リツトル以上の給油
が行なわれることになる。そこで、20リツトルよ
りも少し手前でモータ4を消勢し慣性によつて残
りの量(慣性吐出量)を給油するようにすればよ
い。しかし、例えば流量が毎分50リツトルで給油
する場合と、毎分20リツトルで給油する場合とで
はモータを消勢してからポンプが停止するまでに
慣性によつてポンプから吐出される量は異なる。
例えば慣性による吐出量は、モータを消勢したと
きの流量が50/minのときは0.15、流量が20
/minのときは0.06というように異なる。そ
こで記憶回路28は当該ポンプの特性や油の粘性
その他の条件を考慮してモータが消勢されたとき
の流量に応じた慣性による吐出量を予め測定して
記憶しておき計数回路26からの流量信号に応じ
た慣性吐出量に対応する信号(慣性吐出量信号)
dを出力して比較回路29へ与える。
8に与えられる。ここで、例えば20リツトルをプ
リセツトした場合、20リツトルの給油が完了した
時点でポンプ3のモータ4を消勢しても、ポンプ
は慣性でなお少し回るから20リツトル以上の給油
が行なわれることになる。そこで、20リツトルよ
りも少し手前でモータ4を消勢し慣性によつて残
りの量(慣性吐出量)を給油するようにすればよ
い。しかし、例えば流量が毎分50リツトルで給油
する場合と、毎分20リツトルで給油する場合とで
はモータを消勢してからポンプが停止するまでに
慣性によつてポンプから吐出される量は異なる。
例えば慣性による吐出量は、モータを消勢したと
きの流量が50/minのときは0.15、流量が20
/minのときは0.06というように異なる。そ
こで記憶回路28は当該ポンプの特性や油の粘性
その他の条件を考慮してモータが消勢されたとき
の流量に応じた慣性による吐出量を予め測定して
記憶しておき計数回路26からの流量信号に応じ
た慣性吐出量に対応する信号(慣性吐出量信号)
dを出力して比較回路29へ与える。
慣性吐出量信号は、その流量のときにポンプの
モータを消勢させれば、ポンプが停止するまでに
慣性によつて吐出される筈の量を表わす信号であ
る。
モータを消勢させれば、ポンプが停止するまでに
慣性によつて吐出される筈の量を表わす信号であ
る。
比較回路29には減算回路20からの出力(プ
リセツト量から給油量を引いた量に対応する減算
値信号)eも与えられ、そこでこの信号eが上述
の慣性吐出量信号dと比較され両者が一致したと
き比較回路29は出力fを発生する。上述の例で
プリセツト量20、流量50/min慣性吐出量
0.15とすると、記憶回路28からは0.15に対
応する信号dが出力されているから減算回路20
の出力eが20−19.85=0.15となつたと
き、比較回路29が出力fを発生し、この出力
(モータ消勢信号)が制御回路30を介してモー
タ4を消勢させる。そしてポンプ3の慣性によつ
て残り0.15が給油され20でポンプ4が停止す
ることになる。
リセツト量から給油量を引いた量に対応する減算
値信号)eも与えられ、そこでこの信号eが上述
の慣性吐出量信号dと比較され両者が一致したと
き比較回路29は出力fを発生する。上述の例で
プリセツト量20、流量50/min慣性吐出量
0.15とすると、記憶回路28からは0.15に対
応する信号dが出力されているから減算回路20
の出力eが20−19.85=0.15となつたと
き、比較回路29が出力fを発生し、この出力
(モータ消勢信号)が制御回路30を介してモー
タ4を消勢させる。そしてポンプ3の慣性によつ
て残り0.15が給油され20でポンプ4が停止す
ることになる。
プリセツト値に達する前に被給油タンクが「満
タン」になれば、ノズルの内蔵弁が停止し、ノズ
ル8をノズルケース9を戻すことにより、ノズル
スイツチ9からの信号cの消失によつてモータ4
が消勢される。
タン」になれば、ノズルの内蔵弁が停止し、ノズ
ル8をノズルケース9を戻すことにより、ノズル
スイツチ9からの信号cの消失によつてモータ4
が消勢される。
第3図は第2の発明の一実施例のブロツク図
で、第2図と同一の符号は対応する要素を示しこ
れらの要素については説明は省略する。
で、第2図と同一の符号は対応する要素を示しこ
れらの要素については説明は省略する。
既述のように予め定めた慣性吐出量と実際の慣
性吐出量とは異なる場合がある。例えば、流量50
/minの慣性吐出量を0.15と予め定めて記憶
してあつても、実際の慣性吐出量が0.17であつ
たとすると、0.02の誤差が生じる。
性吐出量とは異なる場合がある。例えば、流量50
/minの慣性吐出量を0.15と予め定めて記憶
してあつても、実際の慣性吐出量が0.17であつ
たとすると、0.02の誤差が生じる。
すなわち、既述の例のようにプリセツト量20
、流量50/minの場合、0.15の慣性吐出量
を予期して19.85の給油が行なわれた時点でポ
ンプモータを消勢しても、実際の給油量は20.02
となつてしまう。第3図の構成はこのような誤
差が生じたとき、記憶値を書換える学習機能を与
えたものである。
、流量50/minの場合、0.15の慣性吐出量
を予期して19.85の給油が行なわれた時点でポ
ンプモータを消勢しても、実際の給油量は20.02
となつてしまう。第3図の構成はこのような誤
差が生じたとき、記憶値を書換える学習機能を与
えたものである。
すなわち31は判別回路で、計数回路22の出
力(現実の給油量、例えば20.02)と切換回路
17の出力a′または演算回路18の出力(プリセ
ツト量例えば20)とが与えられる。判別回路3
1は両入力に許容値以上の誤差があるときは、記
憶慣性吐出量書換信号hを記憶回路28に送つ
て、当該慣性吐出量の記憶値を書換える。例えば
上述の例で流量50/minの慣性吐出量を0.15
から0.17に書換える。
力(現実の給油量、例えば20.02)と切換回路
17の出力a′または演算回路18の出力(プリセ
ツト量例えば20)とが与えられる。判別回路3
1は両入力に許容値以上の誤差があるときは、記
憶慣性吐出量書換信号hを記憶回路28に送つ
て、当該慣性吐出量の記憶値を書換える。例えば
上述の例で流量50/minの慣性吐出量を0.15
から0.17に書換える。
ところでプリセツト量に達する前に「満タン」
になつたときにも計数回路22の出力(実際の給
油量)とプリセツト量との差が生じるが、この場
合には判別回路31は書換信号hを発生してはな
らない。
になつたときにも計数回路22の出力(実際の給
油量)とプリセツト量との差が生じるが、この場
合には判別回路31は書換信号hを発生してはな
らない。
このため、第2の判別回路32を設け、比較回
路29からの出力f(この出力fによりプリセツ
ト量の給油が行なわれることが期待される)とノ
ズルをノズルケースに戻したときのノズルスイツ
チ9からの信号gとが入力されたとき判別回路3
2が制御信号iを出力するようにしこの出力信号
iによつてのみ判別回路30が動作して書換信号
hを出力するようにしてある。従つてプリセツト
値に達するまでに満タンになつても信号fは出力
されないから、判別回路32は信号iを出力せず
従つて判別回路31も記憶吐出量書換信号hを出
力することはない。
路29からの出力f(この出力fによりプリセツ
ト量の給油が行なわれることが期待される)とノ
ズルをノズルケースに戻したときのノズルスイツ
チ9からの信号gとが入力されたとき判別回路3
2が制御信号iを出力するようにしこの出力信号
iによつてのみ判別回路30が動作して書換信号
hを出力するようにしてある。従つてプリセツト
値に達するまでに満タンになつても信号fは出力
されないから、判別回路32は信号iを出力せず
従つて判別回路31も記憶吐出量書換信号hを出
力することはない。
以上のように本発明によれば電磁弁を全く使用
しないので構造が簡単でコストが安くなり、また
嵩が低くなるので給油機ハウジング内の限られた
空間内に収納ができ装置をコンパクトにすること
ができる。この点は特に既存の給油機を改造する
場合に大きな利点となる。また流路を閉止しない
ので非給油時の油の膨張による漏れの危険性も回
避できる効果もある。
しないので構造が簡単でコストが安くなり、また
嵩が低くなるので給油機ハウジング内の限られた
空間内に収納ができ装置をコンパクトにすること
ができる。この点は特に既存の給油機を改造する
場合に大きな利点となる。また流路を閉止しない
ので非給油時の油の膨張による漏れの危険性も回
避できる効果もある。
なお、本発明の装置は油以外の液体に対しても
使用できることもちろんである。
使用できることもちろんである。
第1図は本発明を実施した給油装置の概略構成
を示す図、第2図は第1の発明による制御部のブ
ロツク図、第3図は第2の発明による制御部のブ
ロツク図である。 1……給油ハウジング、2……送油管、3……
ポンプ、4……モータ、5……流量計、8……ノ
ズルケース、9……ノズルスイツチ、10……流
量パルス発信器、11……制御部、12……給油
金額表示器、13……給油量表示器、14……給
油単価表示器、15……操作パネル、16……プ
リセツト回路、17……切換回路、18,21…
…演算回路、19……給油単価設定回路、20…
…減算回路、22,26……計数回路、23,2
4,25……表示器駆動回路、28……記憶回
路、29……比較回路、30……モータ制御回
路、31,32……判別回路。
を示す図、第2図は第1の発明による制御部のブ
ロツク図、第3図は第2の発明による制御部のブ
ロツク図である。 1……給油ハウジング、2……送油管、3……
ポンプ、4……モータ、5……流量計、8……ノ
ズルケース、9……ノズルスイツチ、10……流
量パルス発信器、11……制御部、12……給油
金額表示器、13……給油量表示器、14……給
油単価表示器、15……操作パネル、16……プ
リセツト回路、17……切換回路、18,21…
…演算回路、19……給油単価設定回路、20…
…減算回路、22,26……計数回路、23,2
4,25……表示器駆動回路、28……記憶回
路、29……比較回路、30……モータ制御回
路、31,32……判別回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 給液ノズルと、この給液ノズルに送液する送
液流路と、この送液流路に挿設されたポンプと、
このポンプの駆動用モータと、前記送液流路に挿
設された流量計と、この流量計による計測液量に
応じた数の流量パルスを発信する流量パルス発信
器と、表示器と、前記給液ノズルによる給液操作
の開始および終了に応じた信号を発生させるノズ
ルスイツチと、このノズルスイツチからの信号に
応じて前記モータの付勢消勢を制御するモータ制
御回路とを備えた給液装置において、 前記プリセツト値から前記流量パルスの数を減
算して減算信号を出力する減算回路と、 前記流量パルスに基づく単位時間当りの流量ま
たは流速を測定し対応する信号を発生する流量測
定回路と、 複数の給液流量のそれぞれに対応する前記ポン
プの慣性吐出量を予め設定記憶し、これらの記憶
慣性吐出量のうち前記流量測定回路からの流量信
号に応じた慣性吐出量を選出しこれに対応する慣
性吐出量信号を出力する記憶回路と、 前記減算値信号と前記慣性吐出量信号とを比較
し両信号が一致したときモータ消勢信号を出力し
て前記モータ制御回路に与える比較回路と を設けたことを特徴とする給液装置。 2 給液ノズルと、この給液ノズルに送液する送
液流路と、この送液流路に挿設されたポンプと、
このポンプの駆動用モータと、前記送液流路に挿
設された流量計と、この流量計による計測液量に
応じた数の流量パルスを発信する流量パルス発信
器と、表示器と、前記給液ノズルによる給液操作
の開始および終了に応じた信号を発生させるノズ
ルスイツチと、このノズルスイツチからの信号に
応じて前記モータの付勢消勢を制御するモータ制
御回路とを備えた給液装置において、 前記プリセツト値から前記流量パルスの数を減
算して減算信号を出力する減算回路と、 前記流量パルスに基づく単位時間当りの流量ま
たは流速を測定し対応する信号を発生する流量測
定回路と、 複数の給液流量のそれぞれに対応する前記ポン
プの慣性吐出量を予め設定記憶し、これらの記憶
慣性吐出量のうち前記流量測定回路からの流量信
号に応じた慣性吐出量を選出しこれに対応する慣
性吐出量信号を出力する記憶回路と、 前記減算値信号と前記慣性吐出量信号とを比較
し両信号が一致したときモータ消勢信号を出力し
て前記モータ制御回路に与える比較回路と 前記ノズルスイツチからの給油操作終了対応信
号と前記比較回路からのモータ消勢信号とのアン
ド入力に応答し給液操作終了時点までに発生され
た前記流量パルスの数と前記プリセツト数値とを
比較し、両者に許容値以上の誤差があつたとき記
憶慣性吐出量書換信号を前記記憶回路に送つて対
応する慣性吐出量を書き換えさせる判定回路と を設けたことを特徴とする給液装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4110580A JPS56142198A (en) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | Liquid feeder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4110580A JPS56142198A (en) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | Liquid feeder |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56142198A JPS56142198A (en) | 1981-11-06 |
JPS6154674B2 true JPS6154674B2 (ja) | 1986-11-22 |
Family
ID=12599190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4110580A Granted JPS56142198A (en) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | Liquid feeder |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56142198A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04507173A (ja) * | 1990-05-02 | 1992-12-10 | ナイマー フーバート ローレンツ | 経端ねじ組立体 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741121U (ja) * | 1980-08-19 | 1982-03-05 | ||
JPS5749089A (en) * | 1980-09-05 | 1982-03-20 | Tokico Ltd | Liquid supply system |
JPS5882123A (ja) * | 1981-11-11 | 1983-05-17 | Tokyo Tatsuno Co Ltd | 給油装置 |
JPS59195715A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-06 | Tokico Ltd | 定量給液制御方式 |
JPS61260000A (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-18 | 株式会社 東京タツノ | 給液装置 |
JPH0620976Y2 (ja) * | 1988-04-12 | 1994-06-01 | 株式会社イナックス | 貯水量が正確な定量止水栓 |
JP2501661Y2 (ja) * | 1989-03-03 | 1996-06-19 | 株式会社イナックス | 定量吐水装置 |
FR2685475B1 (fr) * | 1991-12-20 | 1995-09-22 | Luro Sarl Ets | Procede de distribution controlee a comptage volumetrique de quantites dosees de liquide et dispositif pour sa mise en óoeuvre. |
-
1980
- 1980-03-28 JP JP4110580A patent/JPS56142198A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04507173A (ja) * | 1990-05-02 | 1992-12-10 | ナイマー フーバート ローレンツ | 経端ねじ組立体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56142198A (en) | 1981-11-06 |
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