JP2012206078A - トリガー式噴出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】部材を組み立てる作業を、より簡単に行うことができるトリガー式噴出器を提案する。
【解決手段】本発明のトリガー式噴出器は、ベース2に設けた枢軸2hを介して回動可能に保持されるレバー8と、ベース2を介して容器1の口部1a内に垂下されレバー8の牽曳によって駆動するポンプ3と、レバー8に設けた窓孔8eから突出して設けられ、内容物を外界へ向けて噴射する噴射ノズルNとを備え、レバー8は、対向配置となる一対の側壁8aと、側壁8aの相互間に掛け渡されてレバー8の操作部となる正面壁8cとを有し、正面壁8cに、窓孔8eにつながるとともに、噴射ノズルNの取り付けに際して側壁8aを幅方向外側に向けて弾性変位させて噴射ノズルNを挿通させるスリット8fを設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、トリガー式噴出器に関するものであり、噴出器を構成する部材の組み立て作業を行いやすくしようとするものである。
黴取り剤や洗剤、衣料用糊剤、住居用ワックス、整髪剤、芳香剤等の内容物を入れた容器においては、容器の口部に取り付けられるポンプを、レバーを牽曳することによって駆動して、容器内の内容物を外界へ向けて噴射させるトリガー式の噴出器が多用されており、これにより内容物の効率的な供給を可能にしている。
かかるトリガー式噴出器は、例えば特許文献1に記載のように、内容物を収容する容器の口部に着脱自在に固定されるベース(特許文献1では装着筒部材)に回動可能に保持されるレバー(特許文献1ではトリガー)を設け、シリンダー内を摺動する環状ピストンを備えるポンプを、ベースによって容器の口部内に垂下されるように構成し、環状ピストンの上部に、レバーの牽曳によって上下に変位してポンプを駆動させるとともにその内側をポンプによって吸引、加圧、圧送される内容物の送給経路とするボディ(特許文献1では上下動部材)を配置し、ボディの先端部を、レバーに設けた窓孔(特許文献1では指掛け部と連結板部との間の空間)に挿通させるとともにその先端部に噴射ノズルを一体連結させる構成が一般的である。
特開2004−60617号公報
ところで、牽曳されるレバーの回動変位によってボディを上下に変位させるには、通常、レバーの内側面に押圧突起を突設し、その押圧突起よりも下方におけるボディの外面壁に被押圧突起を突設して、レバーの牽曳によって押圧突起が被押圧突起を押し下げるように構成する。一方、噴射ノズルは、その内側に、ポンプ内に設けた吸引弁との協働によって内容物を吸引、加圧、圧送する排出弁が組み込まれているのが普通であり、ある程度の大型化が避けられない。このため、通常、噴射ノズルの幅は窓孔の幅よりも大きくなっている。
上記のような構成となるトリガー式噴出器を組み立てるに当たっては、まず、ボディの後端部をレバーの表面側から挿入し(図6(a)参照)、引き続き、ボディの被押圧突起がレバーの押圧突起をくぐるようにボディを相対移動させて(図6(b)参照)、被押圧突起を押圧突起の下方に位置させる。次いで、両者の相対位置を保ったまま、ボディの後端部を環状ピストン上に載置させるとともに、レバーはベースに設けた枢軸に係合させることが必要となる(図6(c)参照)。このため、ボディとレバーとの位置合わせが面倒である上、それらをベース等に取り付ける際には両者を動かないように保持しておく不安定な作業が必要であって、組み立てやすさの点で改善の余地が残されていた。
本発明の課題は、容器内の内容物をレバーの牽曳によって噴射させるトリガー式噴出器に関し、噴出器を構成する部材の組み立て作業を行いやすくした、新規なトリガー式噴出器を提案するところにある。
本発明は、容器の口部に着脱自在に固定されるベースと、該ベースに設けた枢軸を介して回動可能に保持されるレバーと、該ベースを介して前記容器の口部内に垂下され該レバーの牽曳によって容器内の内容物を吸引、加圧、圧送するポンプと、該ポンプによって吸引、加圧、圧送された内容物を通過させる送給経路を有するボディと、該レバーに設けた窓孔から突出して設けられ、該ボディの先端部と連結して該送給経路を通り抜けた内容物を外界へ向けて噴射する噴射ノズルとを備えるトリガー式噴出器であって、
前記レバーは、対向配置となる一対の側壁と、該側壁の相互間に掛け渡されて該レバーの操作部となる正面壁とを有し、
該正面壁に、前記窓孔につながるとともに、前記噴射ノズルの取り付けに際して前記側壁を幅方向外側に向けて弾性変位させて該噴射ノズルを挿通させるスリットを設けたことを特徴とするトリガー式噴出器である。
前記正面壁は、該正面壁とヒンジ連結するとともに前記スリットを閉鎖する蓋体を備えることが望ましい。
前記側壁は、その内側面に係合部を有し、前記蓋体は、前記ヒンジ連結した縁部と対向する縁部に、該係合部と連係して該蓋体を保持する被係合部を備えることが望ましい。
前記枢軸を、前記ベースの天面壁から起立するとともに隙間を隔てて配置した一対の支持壁に形成し、前記ボディに、該支持壁の相互間に形成される隙間に向けて延設される回転止め部を設けることが望ましい。
牽曳によりポンプを駆動させるレバーを、対向配置となる一対の側壁と、側壁の相互間に掛け渡される正面壁とで構成し、正面壁に、噴射ノズルの取り付けに際して側壁を幅方向外側に向けて弾性変位させてその噴射ノズルを挿通させるスリットを設けたので、レバーの側壁の弾性変位下で、噴射ノズルをレバーの裏面側から表面側に向けて挿通させることができる。これにより、ボディの被押圧突起がレバーの押圧突起をくぐるようにして両者を位置合わせする必要がなくなるので、組み立て作業が容易となる。
正面壁とヒンジ連結する蓋体を設け、この蓋体でスリットを閉鎖するように構成する場合は、スリットが開口したままにならないので、見栄えが損なわれることがない。
側壁の内側面に係合部を形成し、蓋体にその係合部と連係する被係合部を設ける場合は、蓋体にレバーの牽曳に伴う押圧力が加わっても、スリットが不用意に開口してしまうことがない。
枢軸を、ベースの天面壁から起立するとともに隙間を隔てて配置した一対の支持壁に形成し、ボディに、支持壁の相互間に形成される隙間に向けて延設される回転止め部を設ける場合は、ボディをポンプに装着することでボディとベースとの位置が定まるので、レバーを取り付ける際にボディを動かないように保持しておく必要がなくなり、組み立て作業がより一層容易となる。
本発明に従うトリガー式噴出器の実施の形態を断面で示す側面図である。 図1に示すトリガー式噴出器につき、(a)は平面図であり、(b)は正面図である。 本発明に従うトリガー式噴出器のレバーにつき、(a)は正面図であり、(b)は側面視での断面図である。 本発明に従うトリガー式噴出器のレバーの組み付けを説明する図であり、(a)は正面図であり、(b)は側面視での断面図である。 本発明に従うトリガー式噴出器の他の実施の形態に係るレバーにつき、側面視での断面図である。 従来のトリガー式噴出器におけるボディとレバーとの組み付けを説明する側面視での断面図であって、(a)は、ボディの後端部をレバーの表面側から挿入する姿勢を示し、(b)は、ボディの被押圧突起がレバーの押圧突起をくぐるようにボディを相対移動させる姿勢を示し、(c)は、被押圧突起を押圧突起の下方に位置させた状態で、ボディ及びレバーを組み付ける姿勢を示す。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明に従うトリガー式噴出器の実施の形態を断面で示す側面図であって、図2は、図1に示すトリガー式噴出器につき、(a)は平面図であり、(b)は正面図であって、図3は、本発明に従うトリガー式噴出器のレバーにつき、(a)は正面図であり、(b)は側面視での断面図であって、図4は、本発明に従うトリガー式噴出器のレバーの組み付けを説明する図であり、(a)は正面図であり、(b)は側面視での断面図であって、図5は、本発明に従うトリガー式噴出器の他の実施の形態に係るレバーにつき、側面視での断面図であって、図6は、従来のトリガー式噴出器におけるボディとレバーとの組み付けを説明する側面視での断面図であって、(a)は、ボディの後端部をレバーの表面側から挿入する姿勢を示し、(b)は、ボディの被押圧突起がレバーの押圧突起をくぐるようにボディを相対移動させる姿勢を示し、(c)は、被押圧突起を押圧突起の下方に位置させた状態で、ボディ及びレバーを組み付ける姿勢を示す。
なお、本実施の形態では、図1に示す矢印Xに沿う向きに対し、+側を前方、その反対側を後方とし、矢印Yに沿う向きに対し、+側を上方、その反対側を下方とする。また図2(a)、(b)に示す矢印Zに沿う向きを幅方向とする。
図1において、1は本発明に従うトリガー式噴出器が取り付けられる容器である。容器1は、上部を開口させた口部1aを有し、その内側に内容物を収容する内部空間を備えている。また、口部1aの外面壁には、ねじ部1bを設けている。
2は、容器1の口部1aに着脱自在に固定されるベースである。ベース2は、容器1の口部1aの上部を覆う円形の天面壁2aと、天面壁2aの外周より垂下され、容器1の口部1aの外周を取り囲む筒体2bと、筒体2bの内側に形成され、容器1の口部1aにねじ止めされるねじ部2cを有している。図示の例でベース2は、容器1の口部1aにねじで係合するものとしているが、アンダーカットによって係合させてもよい。
またベース2は、天面壁2aに形成した中央部の開孔縁から立ち上がり、筒体2bよりも小径となる上筒体2dと、上筒体2dの上部から漸次に縮径しながら起立し、上端に上筒体2dと連通する貫通開口を有するガイド筒2eを備えている。
さらにベース2は、上筒体2dの後方において天面壁2aから立ち上がり、幅方向に隙間を隔てて対向配置となる一対の支持壁2fと、支持壁2fの後方においてそれら支持壁2fを相互に連結する後方壁2gとを備えている。また、それぞれの支持壁2fの上部には、後述するレバーを回動自在に保持する枢軸2hが幅方向外側に向けて突設されている。
3は、ベース2を介して容器1の口部1a内に垂下されるポンプである。ポンプ3は、上端が開放されその上部が上筒体2dの内側に嵌合し、中間部にフランジfを設け、下端開口を内容物の吸引口とする筒状のシリンダー3aと、このシリンダー3aの内側に摺動可能に配置され、その往復移動により容器1の内部空間内の内容物を吸引、加圧、圧送するピストン3bと、このピストン3bを上方に向けて弾性支持するスプリング3cと、シリンダー3a内に配され、ピストン3bをガイドするポペット3dと、シリンダー3aの吸引口に配され、吸引に係る内容物の逆流を防止する吸引弁3eからなる。また、シリンダー3aの下端開口には、内容物を吸引する吸引管Sが取り付けられている。なお、ベース2を介してポンプ3を容器1の口部1a内に垂下させた姿勢において、フランジfと容器1の口部1aとの相互間にはパッキンPaが配され、フランジfと天面壁2aとの相互間にはパッキンPbが配されているので、容器1の内部空間を密閉することができる。
4は、その内側に、ポンプによって吸引、加圧、圧送された内容物を通過させる送給経路Rを有するボディである。このボディ4は、下端部をピストン3bに当接させるとともに、その内側に縦型経路Raを有するステム4aと、ステム4aの上端部と一体連結し、前方に向かうにつれて上方に向けて傾く傾斜姿勢で保持される傾斜筒体4bとを備えている。傾斜筒体4bの内側には、傾斜筒体4bの長手方向に沿って形成されて縦型経路Raと一体的につながる傾斜経路Rbが設けられている。そして、傾斜筒体4bの前方には、フランジ4c付きのノズル本体4dが傾斜筒体4bと一体的に設けられている。また、ノズル本体4dの内側には、傾斜経路Rbと一体的につながるとともに傾斜経路Rbよりも大径となる大径経路Rcが形成されている。ボディ4の上部には、幅方向の両外側に突出する円形の被押圧突起4eが形成されている。さらにボディ4に、ステム4aと傾斜筒体4bとの結合部から後方に向けて延びて枢軸2hの手前で折れ曲がり、その下端部を一対の支持壁2fの相互間の隙間に入り込ませた回転止め部4fを設けてもよい。
5は、大径経路Rc内に配置されて、吸引弁3eとの協働により内容物の噴出に寄与する弁体として機能する排出弁である。排出弁5は、その中央部に環状の弾性部5aを有し、その弾性部5aを挟んで前方側に台板5bを一体連結するとともに、後方側に弁板5cを一体連結している。台板5bは、その外周面に大径経路Rcの軸線方向に沿う複数の溝部5dを備えている。また、弁板5cは、フランジ4cと対向する面にパッキンPcを備えるとともに、弁板5cから傾斜経路Rbに沿って延設される軸部5eを有する。
そして6は、一端部を軸部5eに嵌め込んで排出弁5と連結するとともに、他端部を縦型経路Raと傾斜経路Rbとの連結部まで延在させた、傾斜経路Rb内に配設される棒状部材である。棒状部材6の外面壁と傾斜経路Rbの内側面との相互間には内容物を通過させる隙間が設けられている。
7は、ノズル本体4dとねじ係合により連結して(アンダーカット係合でもよい)噴射ノズルNを形成するキャップである。なお図示の例で噴射ノズルNとは、フランジ4cよりも前方に位置するボディ4及びキャップ7に係る部位をいう。また、キャップ7の前方側中央には、内容物を外界に向けて噴射させる噴射孔7aが設けられていて、更にその噴射孔7aを起点として前方側に向けて拡径する傾斜壁7bが形成されている。
8は、牽曳によってポンプ3を駆動させるレバーである。レバー8は、図3(a)、(b)において詳細に示すように、幅方向に間隔をおいて対向配置となる一対の側壁8aと、レバー8の後方から上方に至る部位において側壁8aの相互間を連結させてボディ4の大部分を覆い隠す天壁8bと、レバー8の前方側に設けられて一方の側壁8aから他方の側壁8aに掛け渡される正面壁8cとを備えている。天壁8bは、その中間部から下方に向けて延在するとともに側壁8aの相互間を連結してレバー8の剛性を高める補強壁8dを備えている。また、天壁8bと正面壁8cとの間は、ボディ4の傾斜筒体4bを挿通させてその先端に設けた噴射ノズルNを突出させる窓孔8eとなっている。更に正面壁8cには、窓孔8eにつながるとともに正面壁8cを表裏において貫通するスリット8fが形成されている。これにより、側壁8aのそれぞれを幅方向外側に弾性変位させることが可能となる。なお図示の例では、スリット8fの幅は窓孔8eと同一となっているが、窓孔8eの開口幅より狭くしてもよい。そして側壁8aの中間部には、幅方向内側に向けて肉厚部を設けることで側壁8aとの間に段差を形成して、その段差の下部に、ボディ4の被押圧突起4eと係合する凹状の押圧突起8gが設けられている。更に、側壁8aの後方にも溝部8hを残して幅方向内側に向けて肉厚部を設け、その溝部8hに、ベース2の枢軸2hに軸支されてレバー8を回動可能に保持する軸穴8iを設ける。これにより、レバー8をベース2に取り付ける際は、溝部8hによって枢軸2hをガイドしながら軸穴8iに挿入させることができるので、両者の特段の位置あわせが不要となり、組み付け作業が効率よく行えることとなる。
上記のように構成したトリガー式噴出器は、ボディ4とレバー8との組み立てに当たり、図4(a)に示すように、レバー8の一対の側壁8aを幅方向外側にそれぞれ弾性変位させる。そして、その弾性変位の下、図4(b)に示すように、ボディ4の先端部に位置する噴射ノズルNを窓孔8e又はスリット8fの裏面側から表面側(後方から前方)に向けて挿通させる。これにより、ボディ4の被押圧突起4eがレバー8の押圧突起8gをくぐるようにボディ4を相対移動させる必要がなくなるので、組み立て作業が容易となる。なお、このようにしてボディ4とレバー8とを組み合わせておき、両者をポンプ3及びベース2に取り付けることも可能であるが、図4(a)、(b)に示すように、予めポンプ3にボディ4を取り付けておき、その後弾性変位させたレバー8を取り付けるようにする場合は、ボディ4とレバー8との位置合わせ状態を維持しておく必要がなくなるので、組み立て作業がより簡単になる。
また、図5に示すように、正面壁8cとヒンジhを介して連結する蓋体8jを設け、この蓋体8jでスリット8fを閉鎖するように構成する場合は、スリット8fが開口したままにならないので、見栄えが損なわれることがない。
さらに、図5に示すように、各側壁8aの内側面から幅方向内側に係合部8kをそれぞれ突設させ、蓋体8jには、ヒンジhと連結した縁部と対向する縁部における幅方向両外側に、それぞれの係合部8kと係合する被係合部8mを設ける場合は、蓋体8jの閉鎖姿勢が維持されるので、レバー8の牽曳に伴う押圧力が蓋体8jに加わっても、スリット8fが不用意に開口してしまうことがない。
そしてボディ4に、上述した回転止め部4fを設ける場合は、ベース2に対するボディ4、ひいては噴射ノズルNが回転することなく保持されるので、レバー8を取り付ける際にボディ4を動かないように保持しておく必要がなくなり、組み立て作業がより一層容易となる。
本発明によれば、部材を組み立てる作業を、より簡単に行うことができるトリガー式噴出器を提供できる。
1 容器
1a 口部
2 ベース
2a 天面壁
2b 筒体
2f 支持壁
2h 枢軸
3 ポンプ
3a シリンダー
3b ピストン
4 ボディ
4a ステム
4b 傾斜筒体
4c フランジ
4d ノズル本体
4e 被押圧突起
4f 回転止め部
5 排出弁
6 棒状部材
7 キャップ
8 レバー
8a 側壁
8b 天壁
8c 正面壁
8d 補強壁
8e 窓孔
8f スリット
8g 押圧突起
8h 溝部
8i 軸穴
8j 蓋体
8k 係合部
8m 被係合部
R 送給経路
N 噴射ノズル
h ヒンジ

Claims (4)

  1. 容器の口部に着脱自在に固定されるベースと、該ベースに設けた枢軸を介して回動可能に保持されるレバーと、該ベースを介して前記容器の口部内に垂下され該レバーの牽曳によって容器内の内容物を吸引、加圧、圧送するポンプと、該ポンプによって吸引、加圧、圧送された内容物を通過させる送給経路を有するボディと、該レバーに設けた窓孔から突出して設けられ、該ボディの先端部と連結して該送給経路を通り抜けた内容物を外界へ向けて噴射する噴射ノズルとを備えるトリガー式噴出器であって、
    前記レバーは、対向配置となる一対の側壁と、該側壁の相互間に掛け渡されて該レバーの操作部となる正面壁とを有し、
    該正面壁に、前記窓孔につながるとともに、前記噴射ノズルの取り付けに際して前記側壁を幅方向外側に向けて弾性変位させて該噴射ノズルを挿通させるスリットを設けたことを特徴とするトリガー式噴出器。
  2. 前記正面壁は、該正面壁とヒンジ連結するとともに前記スリットを閉鎖する蓋体を備える請求項1に記載のトリガー式噴出器。
  3. 前記側壁は、その内側面に係合部を有し、前記蓋体は、前記ヒンジ連結した縁部と対向する縁部に、該係合部と連係して該蓋体を保持する被係合部を備える請求項2に記載のトリガー式噴出器。
  4. 前記枢軸を、前記ベースの天面壁から起立するとともに隙間を隔てて配置した一対の支持壁に形成し、前記ボディに、該支持壁の相互間に形成される隙間に向けて延設される回転止め部を設けた請求項1〜3の何れかに記載のトリガー式噴出器。
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