JP4328144B2 - 液体噴射用ディスペンサ - Google Patents
液体噴射用ディスペンサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4328144B2 JP4328144B2 JP2003198539A JP2003198539A JP4328144B2 JP 4328144 B2 JP4328144 B2 JP 4328144B2 JP 2003198539 A JP2003198539 A JP 2003198539A JP 2003198539 A JP2003198539 A JP 2003198539A JP 4328144 B2 JP4328144 B2 JP 4328144B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- attachment
- container
- pump body
- suction port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 title claims description 9
- 238000002347 injection Methods 0.000 title description 10
- 239000007924 injection Substances 0.000 title description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 239000002453 shampoo Substances 0.000 description 2
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000003599 detergent Substances 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 239000006210 lotion Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/30—Dip tubes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/0005—Components or details
- B05B11/0037—Containers
- B05B11/0039—Containers associated with means for compensating the pressure difference between the ambient pressure and the pressure inside the container, e.g. pressure relief means
- B05B11/0044—Containers associated with means for compensating the pressure difference between the ambient pressure and the pressure inside the container, e.g. pressure relief means compensating underpressure by ingress of atmospheric air into the container, i.e. with venting means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1009—Piston pumps actuated by a lever
- B05B11/1011—Piston pumps actuated by a lever without substantial movement of the nozzle in the direction of the pressure stroke
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1043—Sealing or attachment arrangements between pump and container
- B05B11/1046—Sealing or attachment arrangements between pump and container the pump chamber being arranged substantially coaxially to the neck of the container
- B05B11/1047—Sealing or attachment arrangements between pump and container the pump chamber being arranged substantially coaxially to the neck of the container the pump being preassembled as an independent unit before being mounted on the container
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器内の内容物を吸引口を通して吸い上げると共に加圧圧送して外部に噴射するポンプ本体と、このポンプ本体を容器の口部に取り付けるベースキャップと、容器内の内容物をポンプ本体の吸引口まで導くチューブとを備える液体噴射用ディスペンサに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
液体噴射用ディスペンサには、カビ取り剤や洗剤などを充填した容器に使用されるトリガータイプや、シャンプー、リンスあるいは整髪料などを充填した容器に使用される押込みヘッドタイプがあり、容器内に充填されている内容物を最後まで噴射できるよう、ポンプ本体の吸引口にチューブを斜めに垂下させて取り付けたものがある（例えば、特許文献１参照。）。
【０００３】
【特許文献１】
実開平７−２１５８６号（実用新案登録第２６０７１７５号）公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした従来の技術は、ポンプ本体の吸引口に対してチューブを取り付ける角度が固定されてしまうため、容器の形状に合わせてその都度、ポンプ本体の構造を変更・修正しなければならず不便であった。これに対し、チューブ自体を曲げてしまうことも考えられるが、この場合も、容器の形状に合わせてその都度、チューブの曲げ角度を変更・修正しなければならない。またチューブ自体を曲げる場合、その曲げ角度は常に一定とは成り難いため、自動化された生産ラインでディスペンサを容器に取り付けるときにチューブの先端が容器の内部と接触して取り付け難くなることが考慮される。
【０００５】
本発明は、こうした事実に鑑みてなされたものであり、ポンプ本体およびチューブを変更・修正することなく多種多様な容器に充填された内容物を最後まで噴射させることができ、しかも、容器に対して取り付け易い液体噴射用ディスペンサを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明である、請求項１に係る発明は、容器内の内容物を吸引口を通して吸い上げると共に加圧圧送して外部に噴射するポンプ本体と、このポンプ本体を容器の口部に取り付けるベースキャップと、容器内の内容物をポンプ本体の吸引口まで導くチューブとを備える液体噴射用ディスペンサにおいて、ポンプ本体は、その吸引口側に、容器の口部に向かって突出する管部を備えるチューブホルダが取り付けられたものであって、このチューブホルダの管部とチューブとの相互間に、チューブホルダの管部に嵌合させる一端と、チューブに係合させる他端とを有してチューブを容器内で斜めに垂下させる屈曲部が設けられた管状のアタッチメントを設け、更に、
チューブホルダとアタッチメントとの相互間に、抜け止め手段と、
チューブの先端を一方向に指向させる位置合わせ手段とを備え、
この位置合わせ手段は、チューブホルダ又はアタッチメントの一方に設けた凸部と、この凸部と嵌合する他方のアタッチメント又はチューブホルダに設けられたきり欠きであることを特徴とするものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
図１は、本発明の液体噴射用ディスペンサの一実施形態であるトリガータイプのディスペンサ１００を示す外観図であり、図２は、その要部断面図である。
【００１０】
ディスペンサ１００は、図１の破線に示す如く、噴射方向側が膨出した容器Ｃに取り付けられるものであって、その容器Ｃ内の内容物を吸い上げると共に加圧圧送して外部に噴射するポンプ本体１１０と、このポンプ本体１１０を容器Ｃの口部Ｃ1に取り付けるベースキャップ１２０と、容器Ｃ内の内容物をポンプ本体１１０まで導くディップチューブ１３０とを備える。
【００１１】
ポンプ本体１１０は、図２に示す如く、ボディ１１１に設けたシリンダ１１２内にピストン１１３を配し、このピストン１１３を、板ばねＳを介してボディ１１１に揺動自在に保持されたトリガー１１４でストロークさせることによりポンプ作用を生起させるものであり、その噴射口側には、スピンエレメント１４０を介して噴射ノズル１５０が回転自在に取り付けられている。この噴射ノズル１５０は、霧状噴射を目的とするノズル本体１５１と、このノズル本体１５１の前面に揺動自在に取り付けられ泡状噴射を目的とする衝突板１５２からなる。またポンプ本体１１０には外装カバー１６０が取り付けられている。
【００１２】
ポンプ本体１１０の吸引側には、インテイク１１５、インテイクアダプタ１１６、バルブホルダ１１７およびチューブホルダ１１８が順次取り付けられている。インテイク１１５は、容器Ｃの口部Ｃ1にねじ止めされるベースキャップ１２０を回転自在に保持する。またインテイク１１５は、シリンダ１１２とつながる領域に、倒立状態での噴霧を可能とするため、吸入弁Ｂ1と排出弁Ｂ2とが挿置されており、インテイクアダプタ１１６はバルブホルダ１１７との相互間に逆止弁Ｂ3を形成する。これら吸入弁Ｂ1、排出弁Ｂ2および逆止弁Ｂ3はそれぞれ、トリガー１１４の牽曳および板ばねＳによる戻り動作に伴うピストン１１３の往復運動で開閉する。
【００１３】
本実施形態では、チューブホルダ１１８は、バルブホルダ１１７、インテイクアダプタ１１６およびインテイク１１５と連通して容器の口部Ｃ1に向かって突出する管部１１８ａを備え、本実施形態では、この管部１１８ａがポンプ本体１１０の吸引口となる。
【００１４】
チューブホルダ１１８の管部（以下、単に「吸引口」という）１１８ａとディップチューブ１３０との相互間には、その一端１１を吸引口１１８ａに嵌合させ、他端１２をディップチューブ１３０の一端に嵌合させる管状のアタッチメント１０を設け、このアタッチメント１０に、ディップチューブ１３０を容器Ｃ内で角度θだけ斜めに垂下させる屈曲部１３を設けている。
【００１５】
かかる構成によれば、角度の異なる複数のアタッチメント１０を用意してアタッチメント１０を交換するだけで、多種多様な形状の容器に充填された内容物を、ポンプ本体１１０およびディップチューブ１３０の変更・修正を行うことなく、最後まで噴射させることができる。またアタッチメント１０だけを交換するだけで済むのでコストを抑えることもできる。
【００１６】
加えて、ポンプ本体１１０に対するディップチューブ１３０の取り付け角度は予め設けられたアタッチメント１０の屈曲部１３の曲げ角度によって常に一定に保たれるから、自動化された生産ラインでディスペンサ１０を容器Ｃに取り付けるときにディップチューブ１３０の先端が容器Ｃの内部と接触し難く取り付け作業性に優れる。
【００１７】
また本実施形態は、チューブホルダ１１８とアタッチメント１０との相互間に、アンダーカット嵌合部からなる抜け止め手段を備える。このアンダーカット嵌合部には、例えば図２に示す如く、チューブホルダ１１８の外周部に設けた環状の凸部Ｕ118と、アタッチメント１０の内周部に設けた環状の凸部Ｕ10とを嵌合させるものや、凸部Ｕ118または凸部Ｕ10のいずれか一方を溝に置き換えて突起と溝とを嵌合させるものがある。かかる構成によれば、アタッチメント１０を吸引口１１８ａに対して安価に固定することができる。
【００１８】
さらに本実施形態は、吸引口１１８ａとアタッチメント１０との相互間に、ディップチューブ１３０の先端を一方向に指向させる位置合わせ手段を備える。この位置合わせ手段には、例えば図３のチューブホルダ１１８とアタッチメント１０との分解斜視図に示す如く、チューブホルダ１１８の底面に設けた突起Ｐ118と、アタッチメント１０の端部１１に設けた切り欠きＰ10とを嵌合させるものがある。かかる構成によれば、搬送や容器Ｃへの取り付け作業においてもディスペンサ１０を構成するディップチューブ１３０の向きが変わらないため、流通性や取り付け作業性に優れる。
【００１９】
ところで、本発明は他の実施形態として、チューブホルダ１１８とアタッチメント１０との相互間に、例えば図４のチューブホルダ１１８とアタッチメント１０との分解斜視図に示す如く、ねじ部からなる抜け止め手段を設けてもよい。
【００２０】
本実施形態は、図２，３で説明した実施形態の変形例であり、チューブホルダ１１８の外周部に設けたねじ部Ｔ118と、アタッチメント１０の内周部に設けたねじ部Ｔ10とでチューブホルダ１１８にアタッチメント１０を螺着する。かかる構成によっても、アタッチメント１０を吸引口１１８ａに対して安価に固定することができる。なお、本実施形態において、図２，３と同一の部分は同一符号をもってその説明を省略するが、位置合わせ機構については、図示の突起Ｐ118および切り欠きＰ10に限るものではなく、例えば、一方のねじ谷に突起を形成し他方のねじ谷に該突起が乗越えまたは嵌合可能な部位を形成するなど公知の位置合わせ機構の採用が可能である。
【００２１】
上述したところは、本発明の好適な実施形態を示したに過ぎず、当業者によれば、請求の範囲において種々の変更を加えることができる。
【００２２】
例えば、上述した２つの本実施形態では、ポンプ本体の吸引口１１８ａに対してアタッチメント１０を外部嵌合させる構成としているが、反対に、吸引口１１８ａに対してアタッチメント１０を内部嵌合させる構成としてもよい。但し、この場合の位置合わせ手段は、例えば、吸引口１１８ａの先端部１１８ｅに図３，４で説明と同様の切り欠き（符号Ｐ10参照）を設ける一方、アタッチメント１０の端部１１から屈曲部１３までの任意の外表面上に凸部を設け、この切り欠きおよび凸部とを嵌合させたり、或いは、前述したねじ谷に突起を設ける嵌合方法など、公知の位置合わせ機構が適宜選択可能である。
【００２３】
またポンプ本体１１０の内部構造は、インテイクアダプタ１１６、バルブホルダ１１７やチューブホルダ１１８を用途に応じて省略できるため、アタッチメント１０は、インテイク１１５、バルブホルダ１１７などに取り付けてもよい。
【００２４】
さらにポンプ本体１００自体の構造もトリガータイプに限ることなく、例えば、噴射ノズルを指や掌で直接操作してポンプ作用を生起させ、シャンプーやリンスなどの吐出や化粧水などの噴霧に用いられる押込みヘッドタイプなど、ディスペンサの一部を操作して内容物の吸引、加圧、圧送を行うものであれば、その構造に限定を加えるものではない。
【００２５】
【発明の効果】
請求項１に係る発明は、ポンプ本体が、その吸引口側に、容器の口部に向かって突出する管部を備えるチューブホルダが取り付けられたものであって、このチューブホルダの管部とチューブとの相互間に、チューブホルダの管部に嵌合させる一端と、チューブに係合させる他端とを有する管状のアタッチメントを設け、このアタッチメントに、チューブを容器内で斜めに垂下させる屈曲部を設けたことから、角度の異なる複数のアタッチメントを用意してアタッチメントを交換するだけで、多種多様な形状の容器に充填された内容物を、ポンプ本体およびチューブの変更・修正を行うことなく、最後まで噴射させることができる。またアタッチメントだけを交換するだけで済むのでコストを抑えることもできる。
【００２６】
加えて請求項１に係る発明は、ポンプ本体に対するチューブの取り付け角度は予め設けられたアタッチメントの曲げ角度によって常に一定に保たれるから、自動化された生産ラインでディスペンサを容器に取り付けるときにチューブの先端が容器の内部と接触し難く取り付け作業性に優れる。
【００２７】
請求項１に係る発明は、チューブホルダとアタッチメントとの相互間に、アンダーカット嵌合部またはねじ部からなる抜け止め手段を備えるから、アタッチメントをポンプ本体の吸引口に対して安価に固定することができる。
【００２８】
請求項１に係る発明は、チューブホルダとアタッチメントとの相互間に、チューブホルダ又はアタッチメントの一方に設けた凸部と、この凸部と嵌合する他方のアタッチメント又はチューブホルダに設けられた切り欠きである、チューブの先端を一方向に指向させる位置合わせ手段を備えるから、搬送や容器への取り付け作業においてもディスペンサを構成するチューブの向きが変わらないため、流通性や取り付け作業性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の液体噴射用ディスペンサの一実施形態であるトリガータイプのディスペンサを示す外観図である。
【図２】 同実施形態における要部断面図である。
【図３】 同実施形態におけるチューブホルダとアタッチメントとの分解斜視図である。
【図４】 本発明の他の実施形態におけるチューブホルダとアタッチメントとの分解斜視図である。
【符号の説明】
１０ アタッチメント
１１，１２ 端部
１３ 屈曲部
１００ ディスペンサ
１１０ ポンプ本体
１１１ ボディ
１１２ シリンダ
１１３ ピストン
１１４ トリガー
１１５ インテイク
１１６ インテイクアダプタ
１１７ バルブホルダ
１１８ チューブホルダ
１１８ａ 管部（ポンプ本体の吸引口）
１２０ ベースキャップ
１３０ ディップチューブ
１４０ スピンエレメント
１５０ 噴射ノズル
Ｕ10，Ｕ118 アンダーカット嵌合部（抜け止め手段）
Ｔ10，Ｔ118 ねじ部（抜け止め手段）
Ｐ10，Ｐ118 位置合わせ手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器内の内容物を吸引口を通して吸い上げると共に加圧圧送して外部に噴射するポンプ本体と、このポンプ本体を容器の口部に取り付けるベースキャップと、容器内の内容物をポンプ本体の吸引口まで導くチューブとを備える液体噴射用ディスペンサに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
液体噴射用ディスペンサには、カビ取り剤や洗剤などを充填した容器に使用されるトリガータイプや、シャンプー、リンスあるいは整髪料などを充填した容器に使用される押込みヘッドタイプがあり、容器内に充填されている内容物を最後まで噴射できるよう、ポンプ本体の吸引口にチューブを斜めに垂下させて取り付けたものがある（例えば、特許文献１参照。）。
【０００３】
【特許文献１】
実開平７−２１５８６号（実用新案登録第２６０７１７５号）公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした従来の技術は、ポンプ本体の吸引口に対してチューブを取り付ける角度が固定されてしまうため、容器の形状に合わせてその都度、ポンプ本体の構造を変更・修正しなければならず不便であった。これに対し、チューブ自体を曲げてしまうことも考えられるが、この場合も、容器の形状に合わせてその都度、チューブの曲げ角度を変更・修正しなければならない。またチューブ自体を曲げる場合、その曲げ角度は常に一定とは成り難いため、自動化された生産ラインでディスペンサを容器に取り付けるときにチューブの先端が容器の内部と接触して取り付け難くなることが考慮される。
【０００５】
本発明は、こうした事実に鑑みてなされたものであり、ポンプ本体およびチューブを変更・修正することなく多種多様な容器に充填された内容物を最後まで噴射させることができ、しかも、容器に対して取り付け易い液体噴射用ディスペンサを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明である、請求項１に係る発明は、容器内の内容物を吸引口を通して吸い上げると共に加圧圧送して外部に噴射するポンプ本体と、このポンプ本体を容器の口部に取り付けるベースキャップと、容器内の内容物をポンプ本体の吸引口まで導くチューブとを備える液体噴射用ディスペンサにおいて、ポンプ本体は、その吸引口側に、容器の口部に向かって突出する管部を備えるチューブホルダが取り付けられたものであって、このチューブホルダの管部とチューブとの相互間に、チューブホルダの管部に嵌合させる一端と、チューブに係合させる他端とを有してチューブを容器内で斜めに垂下させる屈曲部が設けられた管状のアタッチメントを設け、更に、
チューブホルダとアタッチメントとの相互間に、抜け止め手段と、
チューブの先端を一方向に指向させる位置合わせ手段とを備え、
この位置合わせ手段は、チューブホルダ又はアタッチメントの一方に設けた凸部と、この凸部と嵌合する他方のアタッチメント又はチューブホルダに設けられたきり欠きであることを特徴とするものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
図１は、本発明の液体噴射用ディスペンサの一実施形態であるトリガータイプのディスペンサ１００を示す外観図であり、図２は、その要部断面図である。
【００１０】
ディスペンサ１００は、図１の破線に示す如く、噴射方向側が膨出した容器Ｃに取り付けられるものであって、その容器Ｃ内の内容物を吸い上げると共に加圧圧送して外部に噴射するポンプ本体１１０と、このポンプ本体１１０を容器Ｃの口部Ｃ1に取り付けるベースキャップ１２０と、容器Ｃ内の内容物をポンプ本体１１０まで導くディップチューブ１３０とを備える。
【００１１】
ポンプ本体１１０は、図２に示す如く、ボディ１１１に設けたシリンダ１１２内にピストン１１３を配し、このピストン１１３を、板ばねＳを介してボディ１１１に揺動自在に保持されたトリガー１１４でストロークさせることによりポンプ作用を生起させるものであり、その噴射口側には、スピンエレメント１４０を介して噴射ノズル１５０が回転自在に取り付けられている。この噴射ノズル１５０は、霧状噴射を目的とするノズル本体１５１と、このノズル本体１５１の前面に揺動自在に取り付けられ泡状噴射を目的とする衝突板１５２からなる。またポンプ本体１１０には外装カバー１６０が取り付けられている。
【００１２】
ポンプ本体１１０の吸引側には、インテイク１１５、インテイクアダプタ１１６、バルブホルダ１１７およびチューブホルダ１１８が順次取り付けられている。インテイク１１５は、容器Ｃの口部Ｃ1にねじ止めされるベースキャップ１２０を回転自在に保持する。またインテイク１１５は、シリンダ１１２とつながる領域に、倒立状態での噴霧を可能とするため、吸入弁Ｂ1と排出弁Ｂ2とが挿置されており、インテイクアダプタ１１６はバルブホルダ１１７との相互間に逆止弁Ｂ3を形成する。これら吸入弁Ｂ1、排出弁Ｂ2および逆止弁Ｂ3はそれぞれ、トリガー１１４の牽曳および板ばねＳによる戻り動作に伴うピストン１１３の往復運動で開閉する。
【００１３】
本実施形態では、チューブホルダ１１８は、バルブホルダ１１７、インテイクアダプタ１１６およびインテイク１１５と連通して容器の口部Ｃ1に向かって突出する管部１１８ａを備え、本実施形態では、この管部１１８ａがポンプ本体１１０の吸引口となる。
【００１４】
チューブホルダ１１８の管部（以下、単に「吸引口」という）１１８ａとディップチューブ１３０との相互間には、その一端１１を吸引口１１８ａに嵌合させ、他端１２をディップチューブ１３０の一端に嵌合させる管状のアタッチメント１０を設け、このアタッチメント１０に、ディップチューブ１３０を容器Ｃ内で角度θだけ斜めに垂下させる屈曲部１３を設けている。
【００１５】
かかる構成によれば、角度の異なる複数のアタッチメント１０を用意してアタッチメント１０を交換するだけで、多種多様な形状の容器に充填された内容物を、ポンプ本体１１０およびディップチューブ１３０の変更・修正を行うことなく、最後まで噴射させることができる。またアタッチメント１０だけを交換するだけで済むのでコストを抑えることもできる。
【００１６】
加えて、ポンプ本体１１０に対するディップチューブ１３０の取り付け角度は予め設けられたアタッチメント１０の屈曲部１３の曲げ角度によって常に一定に保たれるから、自動化された生産ラインでディスペンサ１０を容器Ｃに取り付けるときにディップチューブ１３０の先端が容器Ｃの内部と接触し難く取り付け作業性に優れる。
【００１７】
また本実施形態は、チューブホルダ１１８とアタッチメント１０との相互間に、アンダーカット嵌合部からなる抜け止め手段を備える。このアンダーカット嵌合部には、例えば図２に示す如く、チューブホルダ１１８の外周部に設けた環状の凸部Ｕ118と、アタッチメント１０の内周部に設けた環状の凸部Ｕ10とを嵌合させるものや、凸部Ｕ118または凸部Ｕ10のいずれか一方を溝に置き換えて突起と溝とを嵌合させるものがある。かかる構成によれば、アタッチメント１０を吸引口１１８ａに対して安価に固定することができる。
【００１８】
さらに本実施形態は、吸引口１１８ａとアタッチメント１０との相互間に、ディップチューブ１３０の先端を一方向に指向させる位置合わせ手段を備える。この位置合わせ手段には、例えば図３のチューブホルダ１１８とアタッチメント１０との分解斜視図に示す如く、チューブホルダ１１８の底面に設けた突起Ｐ118と、アタッチメント１０の端部１１に設けた切り欠きＰ10とを嵌合させるものがある。かかる構成によれば、搬送や容器Ｃへの取り付け作業においてもディスペンサ１０を構成するディップチューブ１３０の向きが変わらないため、流通性や取り付け作業性に優れる。
【００１９】
ところで、本発明は他の実施形態として、チューブホルダ１１８とアタッチメント１０との相互間に、例えば図４のチューブホルダ１１８とアタッチメント１０との分解斜視図に示す如く、ねじ部からなる抜け止め手段を設けてもよい。
【００２０】
本実施形態は、図２，３で説明した実施形態の変形例であり、チューブホルダ１１８の外周部に設けたねじ部Ｔ118と、アタッチメント１０の内周部に設けたねじ部Ｔ10とでチューブホルダ１１８にアタッチメント１０を螺着する。かかる構成によっても、アタッチメント１０を吸引口１１８ａに対して安価に固定することができる。なお、本実施形態において、図２，３と同一の部分は同一符号をもってその説明を省略するが、位置合わせ機構については、図示の突起Ｐ118および切り欠きＰ10に限るものではなく、例えば、一方のねじ谷に突起を形成し他方のねじ谷に該突起が乗越えまたは嵌合可能な部位を形成するなど公知の位置合わせ機構の採用が可能である。
【００２１】
上述したところは、本発明の好適な実施形態を示したに過ぎず、当業者によれば、請求の範囲において種々の変更を加えることができる。
【００２２】
例えば、上述した２つの本実施形態では、ポンプ本体の吸引口１１８ａに対してアタッチメント１０を外部嵌合させる構成としているが、反対に、吸引口１１８ａに対してアタッチメント１０を内部嵌合させる構成としてもよい。但し、この場合の位置合わせ手段は、例えば、吸引口１１８ａの先端部１１８ｅに図３，４で説明と同様の切り欠き（符号Ｐ10参照）を設ける一方、アタッチメント１０の端部１１から屈曲部１３までの任意の外表面上に凸部を設け、この切り欠きおよび凸部とを嵌合させたり、或いは、前述したねじ谷に突起を設ける嵌合方法など、公知の位置合わせ機構が適宜選択可能である。
【００２３】
またポンプ本体１１０の内部構造は、インテイクアダプタ１１６、バルブホルダ１１７やチューブホルダ１１８を用途に応じて省略できるため、アタッチメント１０は、インテイク１１５、バルブホルダ１１７などに取り付けてもよい。
【００２４】
さらにポンプ本体１００自体の構造もトリガータイプに限ることなく、例えば、噴射ノズルを指や掌で直接操作してポンプ作用を生起させ、シャンプーやリンスなどの吐出や化粧水などの噴霧に用いられる押込みヘッドタイプなど、ディスペンサの一部を操作して内容物の吸引、加圧、圧送を行うものであれば、その構造に限定を加えるものではない。
【００２５】
【発明の効果】
請求項１に係る発明は、ポンプ本体が、その吸引口側に、容器の口部に向かって突出する管部を備えるチューブホルダが取り付けられたものであって、このチューブホルダの管部とチューブとの相互間に、チューブホルダの管部に嵌合させる一端と、チューブに係合させる他端とを有する管状のアタッチメントを設け、このアタッチメントに、チューブを容器内で斜めに垂下させる屈曲部を設けたことから、角度の異なる複数のアタッチメントを用意してアタッチメントを交換するだけで、多種多様な形状の容器に充填された内容物を、ポンプ本体およびチューブの変更・修正を行うことなく、最後まで噴射させることができる。またアタッチメントだけを交換するだけで済むのでコストを抑えることもできる。
【００２６】
加えて請求項１に係る発明は、ポンプ本体に対するチューブの取り付け角度は予め設けられたアタッチメントの曲げ角度によって常に一定に保たれるから、自動化された生産ラインでディスペンサを容器に取り付けるときにチューブの先端が容器の内部と接触し難く取り付け作業性に優れる。
【００２７】
請求項１に係る発明は、チューブホルダとアタッチメントとの相互間に、アンダーカット嵌合部またはねじ部からなる抜け止め手段を備えるから、アタッチメントをポンプ本体の吸引口に対して安価に固定することができる。
【００２８】
請求項１に係る発明は、チューブホルダとアタッチメントとの相互間に、チューブホルダ又はアタッチメントの一方に設けた凸部と、この凸部と嵌合する他方のアタッチメント又はチューブホルダに設けられた切り欠きである、チューブの先端を一方向に指向させる位置合わせ手段を備えるから、搬送や容器への取り付け作業においてもディスペンサを構成するチューブの向きが変わらないため、流通性や取り付け作業性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の液体噴射用ディスペンサの一実施形態であるトリガータイプのディスペンサを示す外観図である。
【図２】 同実施形態における要部断面図である。
【図３】 同実施形態におけるチューブホルダとアタッチメントとの分解斜視図である。
【図４】 本発明の他の実施形態におけるチューブホルダとアタッチメントとの分解斜視図である。
【符号の説明】
１０ アタッチメント
１１，１２ 端部
１３ 屈曲部
１００ ディスペンサ
１１０ ポンプ本体
１１１ ボディ
１１２ シリンダ
１１３ ピストン
１１４ トリガー
１１５ インテイク
１１６ インテイクアダプタ
１１７ バルブホルダ
１１８ チューブホルダ
１１８ａ 管部（ポンプ本体の吸引口）
１２０ ベースキャップ
１３０ ディップチューブ
１４０ スピンエレメント
１５０ 噴射ノズル
Ｕ10，Ｕ118 アンダーカット嵌合部（抜け止め手段）
Ｔ10，Ｔ118 ねじ部（抜け止め手段）
Ｐ10，Ｐ118 位置合わせ手段
Claims (1)
- 容器内の内容物を吸引口を通して吸い上げると共に加圧圧送して外部に噴射するポンプ本体と、このポンプ本体を容器の口部に取り付けるベースキャップと、容器内の内容物をポンプ本体の吸引口まで導くチューブとを備える液体噴射用ディスペンサにおいて、
ポンプ本体は、その吸引口側に、容器の口部に向かって突出する管部を備えるチューブホルダが取り付けられたものであって、
このチューブホルダの管部とチューブとの相互間に、チューブホルダの管部に嵌合させる一端と、チューブに係合させる他端とを有してチューブを容器内で斜めに垂下させる屈曲部が設けられた管状のアタッチメントを設け、更に、
チューブホルダとアタッチメントとの相互間に、抜け止め手段と、
チューブの先端を一方向に指向させる位置合わせ手段とを備え、
この位置合わせ手段は、チューブホルダ又はアタッチメントの一方に設けた凸部と、この凸部と嵌合する他方のアタッチメント又はチューブホルダに設けられた切り欠きであることを特徴とする液体噴射用ディスペンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003198539A JP4328144B2 (ja) | 2003-07-17 | 2003-07-17 | 液体噴射用ディスペンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003198539A JP4328144B2 (ja) | 2003-07-17 | 2003-07-17 | 液体噴射用ディスペンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005034714A JP2005034714A (ja) | 2005-02-10 |
| JP4328144B2 true JP4328144B2 (ja) | 2009-09-09 |
Family
ID=34208300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003198539A Expired - Fee Related JP4328144B2 (ja) | 2003-07-17 | 2003-07-17 | 液体噴射用ディスペンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4328144B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007160139A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Puresuko Kk | 鞘管及びこの鞘管を備えた手動ポンプ装置 |
| JP5596450B2 (ja) * | 2010-07-15 | 2014-09-24 | 花王株式会社 | ディスペンサ付きの薄肉容器 |
| JP2015100649A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-04 | エステー株式会社 | 中栓及び揮散装置 |
| JP6456687B2 (ja) * | 2014-06-30 | 2019-01-23 | 株式会社吉野工業所 | トリガー式液体噴出器 |
| KR101887397B1 (ko) * | 2016-11-22 | 2018-09-21 | 주식회사 다린 | 분무장치 |
-
2003
- 2003-07-17 JP JP2003198539A patent/JP4328144B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2005034714A (ja) | 2005-02-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3916998B2 (ja) | トリガー式流体吐出器 | |
| JP2002264980A (ja) | トリガー式噴霧装置用シュラウド・カバー | |
| GB2263507A (en) | Fingertip sprayer mounted on an angle neck container | |
| JP2016159929A (ja) | トリガー式液体噴出器 | |
| JPH11197562A (ja) | 直立／倒立噴霧機 | |
| JP4328144B2 (ja) | 液体噴射用ディスペンサ | |
| JP2016209790A (ja) | トリガー式噴出器 | |
| US20050011913A1 (en) | In-line manually operated liquid dispenser with simplified construction | |
| JP4898329B2 (ja) | ポンプ付容器に用いられるポンプホルダー | |
| JP5252308B2 (ja) | 遅延吐出ポンプ | |
| JP4107892B2 (ja) | トリガー式流体噴出器 | |
| JP4171822B2 (ja) | 液体を収容した軟質容器に被着する外容器 | |
| JP2006213351A (ja) | ポンプ容器 | |
| EP3705189B1 (en) | Trigger type liquid ejector | |
| JP2005066497A (ja) | 広角度噴射角可変ノズルヘッド付きトリガースプレー装置 | |
| JP2005239244A (ja) | 吐出器用アタッチメント | |
| CN214440078U (zh) | 一种长寿命全塑喷雾头 | |
| JP2024077182A (ja) | トリガー式液体排出器及び容器 | |
| JP2004016952A (ja) | トリガー式液体噴出器 | |
| JP4270362B2 (ja) | 液体噴出容器 | |
| JP4425578B2 (ja) | 液体噴出器 | |
| JP3929281B2 (ja) | トリガー式流体吐出器 | |
| JP2005239232A (ja) | 液状物の噴射器 | |
| JP4990106B2 (ja) | ２連式吐出器 | |
| JP4198617B2 (ja) | ノズル用貯留具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060131 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081020 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081028 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081113 |
|
| RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20081113 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081209 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090206 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090310 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090508 |
|
| A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20090515 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090609 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090612 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4328144 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619 Year of fee payment: 4 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |