JP4270362B2 - 液体噴出容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は液体噴出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
液体噴出容器として、容器体に液体噴出ポンプを固定したもので、上端の噴出ヘッドを上下動させることにより、装着した容器体内の収納液を吸い上げてヘッドの噴出口より噴出する如く構成したものが知られている。
【0003】
具体的に一例を上げると、容器体の口頸部外周に嵌着した装着筒により容器体内に垂下したシリンダ上部を固定し、また、シリンダ内に摺動可能に嵌合させた環状ピストンを下部外周に連係させたステムの上端を装着筒上方へ上下動可能に突出し、その上端にノズル付きの噴出ヘッドを嵌着している。更に、これらピストン,ステム,噴出ヘッド等よりなる作動部材をコイルスプリングにより常時上方へ付勢させている。そして、作動部材をコイルスプリングの弾発力に抗して押し下げることにより、シリンダ内の液が加圧されてステム内に付設した吐出弁を介してヘッドの噴出口より噴出し、また、作動部材の押圧を解除すると上方付勢力により作動部材が上昇するとともに、シリンダ底部に付設された吸込弁を介して容器体内の液をシリンダ内に吸い上げる如く構成している。
【0004】
噴出ヘッドは、ステムの上端に嵌着させて液の噴出を行うものであり、ステム上端に嵌着した縦筒内と噴出口とを連通させた流路を備えており、また、押し下げを容易に行える等の目的で、頂壁周縁部より周壁を垂設した形態のケース体を設けているものが一般的である。例えば、ステムの上端に下端部を嵌着した縦筒を頂壁裏面より垂設するとともに、頂壁周縁部より周壁を垂設し、且つ、縦筒上部に基端を開口して周壁外方へ先端の噴出口を開口したノズル筒を延設してなる形態のものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の液体噴出容器では、噴出口が開いたままであるためノズル付近に残存する収納液が固まってしまう不都合が生じる場合がある。このような液の固化が生じると、ノズル内の流通性が悪くなり、液の円滑な注出が阻害される虞がある。そこで、ノズル先端にキャップを嵌着することも行われており、外気と遮断することによりノズル内に残存する液の乾燥を防ぎ、固化を防止する。
【0006】
しかしながら、ノズル用のキャップは使用の都度取り外して辺りに置いておかなければならず、或いは持っていなければならず不便であり、また、紛失するという不都合を招く虞もある。
【0007】
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、液の固化を防止して、円滑な注出を行えるとともに、紛失の虞もなく、しかも取り扱いが便利で、製造も容易な優れた液体噴出容器を提案するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、容器体2上端より上方付勢状態で押し下げ可能に突出させたステム5の上端に噴出ヘッド6を嵌着するとともに、該噴出ヘッド6の上下動により容器体2内の液をその噴出口7より噴出させる如く構成した液体噴出容器に於いて、上記噴出口7を閉塞して着脱可能に装着し、且つ、基板 14 の一面より筒部 15 又は棒状突起 19 を突設して構成した栓部材 12 を設け、栓部材12と噴出ヘッド6外面とを、栓部材12の離脱が可能な長さを有する可撓性の連結帯13により一体に連結し、噴出ヘッド周壁 10 外面側部に形成した一対の挟持突起 18 間に、基板 14 外面に突設した係合突起 17 を嵌着させることにより、筒部 15 又は棒状突起 19 を上方に向けて栓部材 12 を係止する如く構成した。
【0009】
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、上記噴出ヘッド6が、口頸部3に嵌着した装着筒4により着脱可能に容器体2に固定した液体噴出ポンプPに設けた噴出ヘッドである如く構成した。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0012】
本発明の液体噴出容器1は、容器体上端より上方付勢状態で押し下げ可能に突出させたステムの上端に噴出ヘッドを嵌着するとともに、該ヘッドの上下動により容器体内の液を霧状或いは泡状或いは水柱状等の状態により噴出するもので、例えば、図1に示す如く、口頸部3を起立した容器体2と、上記口頸部3に装着筒4を嵌着して容器体2に固定するとともに、装着筒上方へ上方付勢状態で押し下げ可能に突出させたステム5の上端に噴出ヘッド6を嵌着した液体噴出ポンプPとからなり、噴出ヘッド6を上下動することにより容器体内の液を吸い上げて噴出ヘッドの噴出口7より噴出させる如く構成したものが採用できる。
【0013】
図示例に於いて、噴出ヘッド6は、ステム5上端部に下端部を嵌着した縦筒8を頂壁9裏面より垂設するとともに、頂壁9周縁部より周壁10を垂設し、且つ、縦筒8上部に基端を連通して周壁10外方へ先端の噴出口7を開口したノズル筒11を延設してなる形態のものである。
【0014】
本発明では、上記噴出口7を閉塞して着脱可能に装着した栓部材12を設けるとともに、栓部材と噴出ヘッド外面とを、栓部材の離脱が可能な長さを有する可撓性の連結帯13により一体に連結しており、全体を合成樹脂により形成している。
【0015】
図1に示す実施例では、円板状の基板14の一面より、ノズル筒11先端部に嵌着させる円筒状の筒部15を突設したキャップ状の栓部材12を設けており、基板14の一側縁部に一端を連結した連結帯13の他端を噴出ヘッド周壁10外面一側部に一体に連結している。この栓部材12は図2に示す如く、連結片16を介して筒部15が上を向いた状態で周壁10外面後部に一体に連結して形成しており、連結帯13は周壁10より外方へ突設した基部先端より周壁10に沿って円弧状に延びて基板14と一体に連結している。そして、使用時に連結片16を破断して使用する如く構成している。
【0016】
また、噴出ヘッド6外面に上記栓部材12を係止する係止手段Aを設けても良い。この係止手段Aを設けることにより、ポンプ使用時に外した栓部材12がぶらぶらするのを防止でき、液の噴出をより円滑に行える。図示例に於いて係止手段Aは、基板14外面に係合突起17を突設し、また、噴出ヘッド周壁10外面側部に一対の挟持突起18を形成し、係合突起17を各挟持突起18間に嵌着させる事により図2の二点鎖線に示す如く栓部材12を係止させる如く構成している。
【0017】
この栓部材12の係止位置は図示例のものに限らず、噴出ヘッドの押下げ操作の邪魔にならない位置であれば噴出ヘッド外面のいずれの位置であっても良い。また、係止手段Aも上記した形態のものに限らず、栓部材12の簡単な係止及び離脱が可能な形態のものであれば採用でき、例えば、突起と該突起が嵌合する凹部との組み合わせ等種々の形態のものが採用できる。
【0018】
上記の如く構成した液体噴出容器1は、図1の状態から栓部材12を外し、係合突起17を挟持突起18間に嵌合させて係止させた後、噴出ヘッド6を押し下げれば、液が噴出口7より噴出する。頻繁に使用する場合にはそのままの状態で保管しておいても良い。また、使用期間のインターバルが長い場合には、栓部材12を挟持突起18より外し、再びノズル筒11先端に装着して保管する。
【0019】
図4及び図5は他の実施例を示すもので、本実施例では、基板14の一面より棒状突起19を突設した栓部材12を設けている。この栓部材12は、棒状突起19をノズル筒11の噴出口7内に嵌着することにより噴出口7を閉塞する如く構成している。その他は基本的に図1の実施例と同様である。
【0020】
図6及び図7は更に他の実施例を示すもので、本実施例では、容器体2がエアゾールの噴出機構を内臓し、その上端よりステム5を直接突出した公知機構のエアゾール容器体であり、該ステム5に噴出ヘッド6を嵌着している。また、噴出ヘッド6は前面の凹部20内に噴出口7を開口しており、凹部20に筒部15を嵌着して着脱可能に栓部材12を嵌合させている。その他は実質的に図1と同様である。
【0021】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明の液体噴出容器は、噴出口7を閉塞する栓部材12を着脱自在に装着しているため、ノズル筒11内等に残存する液の固化を防止でき、常時円滑な液の噴出を行えるものである。また、栓部材12はその離脱が可能な長さを有する可撓性の連結帯13により噴出ヘッド6と一体に連結されているため、紛失の虞がなく、形成する際も噴出ヘッドと一緒に形成できるため安価に製造することができるメリットがある。
【0022】
また、第2の手段の液体噴出容器にあっては、収納液がなくなった際に液体噴出ポンプPを外して収納液の詰め替えを行える利点があり、上記内部に残存する液の固化防止効果とともに長期にわたり容器を使用できる利点を兼ね備えている。
【0023】
また、噴出ヘッド6外面に上記栓部材12を係止する係止手段Aを設けてなるものにあっては、使用時に外した栓部材12がぶらぶらする等の不都合を防止し、より液の噴出が行い易くなる利点を兼ね備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】同実施例の平面図である。
【図3】同実施例の噴出ヘッドを示す斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す側面図である。
【図5】同実施例の平面図である。
【図6】本発明の更に他の実施例を示す側面図である。
【図7】同実施例の平面図である。
【符号の説明】
2…容器体,3…口頸部,4…装着筒,5…ステム,6…噴出ヘッド,
7…噴出口,12…栓部材,13…連結帯,P…液体噴出ポンプ
Claims (2)
- 容器体2上端より上方付勢状態で押し下げ可能に突出させたステム5の上端に噴出ヘッド6を嵌着するとともに、該噴出ヘッド6の上下動により容器体2内の液をその噴出口7より噴出させる如く構成した液体噴出容器に於いて、上記噴出口7を閉塞して着脱可能に装着し、且つ、基板 14 の一面より筒部 15 又は棒状突起 19 を突設して構成した栓部材 12 を設け、栓部材12と噴出ヘッド6外面とを、栓部材12の離脱が可能な長さを有する可撓性の連結帯13により一体に連結し、噴出ヘッド周壁 10 外面側部に形成した一対の挟持突起 18 間に、基板 14 外面に突設した係合突起 17 を嵌着させることにより、筒部 15 又は棒状突起 19 を上方に向けて栓部材 12 を係止する如く構成したことを特徴とする液体噴出容器。
- 上記噴出ヘッド6が、口頸部3に嵌着した装着筒4により着脱可能に容器体2に固定した液体噴出ポンプPに設けた噴出ヘッドである請求項1記載の液体噴出容器。
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