JP3904836B2 - 液体噴出器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液体噴出器に関する。
【0002】
【従来の技術】
液体噴出器として、液を充填した容器体と、口頚部に装着キャップを嵌合させて着脱自在に容器体に装着するとともに、装着キャップ上端より上方付勢状態で上下動可能にステムを突設し、ステム上端にノズル付き噴出ヘッドを装着固定してなるものが知られている。これらは噴出ヘッドの上下動により内蔵ポンプ機構の作用で装着した容器体内の液を噴出口より外部へ噴出する如く構成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこの種噴出器では、収納液を使い切った後全体を廃棄する様構成されたものが一般的であるが、近年の廃棄物の処理事情により極力その量,嵩を減少すべく努力が払われるようになり、薄肉に構成された詰め替え用の簡易ボトルを用いて収納液のみを補充する如く構成したものが商品化されている。
【0004】
この様な簡易ボトルは廃棄物の量,嵩を減少するという目的を達成できるものではあるが、詰め替えの際にはポンプを外した容器体に液を注入し、再びポンプを装着するという手順が必要となり、容器体内への液の移し替え等面倒が伴い、また、液を外部に零す等の不都合を生じる虞もある。
【0005】
本発明はこの様な事情を考慮してなされたもので、廃棄物の量,嵩をできるだけ少ないものとすることは勿論、詰め替えもきわめて簡単に行える液体噴出器を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本請求項1発明の液体噴出器は上記課題を解決するため、上端を開口した筒状のケース本体2と、ケース本体2内に収納して着脱可能に吊設するとともに、薄肉の筒状胴部10上端より口頸部11を立設した液収納用の容器体3と、ケース本体2上端部に下端部を嵌合させるとともに、周壁6両側より一対の脚板15を垂設し、且つ、各脚板15下端部をケース本体2両側に上下動可能且つ回動可能に連係させたケース蓋体4と、ケース蓋体4の頂壁16を上下に貫通して固定するとともに、下端部を液密に口頸部内に垂下させ、且つ、上端の噴出ヘッド20の上下動により容器体内の液を吸い上げで噴出口21より噴出するポンプ5とを備え、ケース蓋体4を上方へ引き上げた後回動させて容器体3の交換が可能に構成したことを特徴とする液体噴出器として構成した。
【0007】
また、請求項2発明の液体噴出器は、上記容器体3が、口頸部11外面前後より突設した一対の係合突片12を、ケース本体2の前後上端部を外方へ膨出させて形成した膨出部6aの底壁をなす上向き段部7上に当接載置させて吊設してなる請求項1記載の液体噴出器として構成した。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
【0009】
本発明の液体噴出器1は、ケース本体2と、液を収納した容器体3と、ケース蓋体4と、ポンプ5とを備えている。
【0010】
ケース本体2は、上端を開口した筒状をなすもので、容器体3を収納し、吊り下げる手段を備えている。図示例では、前後面を外方へ円弧状に膨出させた横断面横長矩形状の周壁6を有し、該周壁6前後上端部中央を横長帯状に外方へ膨出させた膨出部6aをそれぞれ形成し、その底壁部分を容器体吊り下げ用の上向き段部7としてそれぞれ形成している。また、両側にはケース蓋体4の後述する突起を嵌合摺動させるための切溝8を形成している。切溝8は、上部より上下方向中間部所定位置に至る縦長で、上下端縁を半円状に形成している。尚、ケース本体2は図示例の如く底壁9を備えたものであっても、無いものであっても良い。
【0011】
容器体3は、液を収納し、また収納液を使い切った後に交換するもので、ケース本体2内に着脱可能に収納して吊設するとともに、薄肉の筒状胴部10上端より口頸部11を立設している。胴部10の薄肉の程度としては、体積500mlに於ける樹脂量が5〜40g程度を目安とするが、これに限られない。また、口頸部11は容器体3を吊り下げるための基部となるため、胴部10と比較して肉厚で保形性のあるものとする。吊り下げ手段としては種々採用できるが、図示例では、口頸部11外面前後より上記上向き段部7上に当接載置させた係合突片12をそれぞれ突設している。尚、吊り下げるといっても胴部10底面がケース本体底壁9上に接触する状態であっても良い。
【0012】
容器体3の上端開口はポンプ5の下端部を液密に垂下させるための手段を備える。一つの手段として図1の実施例に示す如く、破断が容易で柔軟性があり、破断の際に亀裂等が生じることが少なく、ポンプの破断貫通部分外周に密接して良好な液密性を得られる公知の合成樹脂製シール材13を使用している。
【0013】
また、別の手段として、図4に示す如く、口頸部11とポンプ5の下端部外周が密嵌する径に形成することが挙げられる。この様な場合には、ケース本体2に装着前の単独の容器体3として、図5に示す如きその上端開口部を剥離可能に閉塞する舌片付きのシール材13a を設けたり、通常形態のキャップを嵌着したもの(図示せず)を採用することができる。また、この様な構成と上記した破断貫通するシール材とを併用することも当然可能である。
【0014】
ケース蓋体4は、ケース本体2上端部に下端部を嵌合させるとともに、周壁14両側より一対の脚板15を垂設し、且つ、各脚板15下端部をケース本体2両側にそれぞれ上下動可能且つ回動可能に連係させたもので、上方へ引き上げた後回動させて容器体3の交換が可能に構成している。
【0015】
図示例では、ケース本体2と同様形態の周壁14上端縁より頂壁16を延設するとともに、周壁14両側よりケース本体2両側面にそれぞれ縦長板状の脚板15を垂設し、脚板15の内面下端部より突設した係合突起17を切溝8に抜け出しを防止して嵌合している。係合突起17には図3に示す如く、その基端部外周に環状凹溝18を凹設して該凹溝を切溝周縁部のケース本体周壁6縁部に嵌合させて上下動可能且つ回動可能に装着している。尚、この際の係合突起17の嵌合は強制的にはめ込むことにより行える。また、周壁14の前後中央部には上記膨出部6a内に嵌合した突片19をそれぞれ垂設しており、各突片の下端により係合突片12上面を押圧係止している。
【0016】
ポンプ5は、ケース蓋体4の頂壁16を上下に貫通して固定したもので、下端を液密に口頸部内に垂下させるとともに、上端の噴出ヘッド20の上下動により容器体3内の液を吸い上げて噴出口21より噴出する如く構成した公知機構のものを採用出来る。
【0017】
図1の実施例では、頂壁16下方へ垂下したシリンダ22の下端に短い吸上パイプ23を突設し、その先端面を傾斜面に形成してシール材13を容易に破断できる如く構成している。また、ポンプ機構の一例を図示しないで説明すると、シリンダ内に嵌合させたピストンを下部外周より突設したステムの上端に噴出ヘッドを嵌着した作動部材を備え、作動部材をコイルスプリング等により常時上方へ付勢させており、また、シリンダ内下部には吸込弁を、ステム内上部には吐出弁をそれぞれ設けたものが挙げられる。
【0018】
上記した液体噴出器1を使用する場合には、例えば、図1の状態から噴出ヘッド20を押し下げると、ポンプ機構の作用で、シリンダ22内の液が噴出口21より噴出し、また、ヘッドの押圧を解除すると容器体3内の液を吸上パイプ23を介して吸い上げる。収納液を使い切った際には、ケース蓋体4を上方へ引上げてポンプを容器体3から外した後回動させ、空の容器体3を取り出し、次いで図2に示す如く新たな容器体3を収納装着した後、再びケース蓋体4を回動させて上方より押し下げ、シール材13をポンプ5下端部で破断しつつケース本体2にケース蓋体4を嵌合させる。
【0019】
尚、上記各部材は合成樹脂で形成すると良い。
【0020】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明の液体噴出器は既述構成としたことにより、収納液を使い切った後に薄肉胴部を有する容器体のみを廃棄すれば良いため、廃棄物の量,嵩を極力少なくすることができ、しかも容器体の交換に当たってはケース蓋体を引き上げて回動させるというきわめて簡単な操作により行えるものである。
【0021】
また、口頸部11外面前後より突設した一対の係合突片12を、ケース本体2の前後上端部を外方へ膨出させて形成した膨出部6aの底壁をなす上向き段部7上に当接載置させて吊設してなるものにあっては、容器体を所定位置に容易に装着することができ、しかも着脱も極めて容易となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部切欠側面図である。
【図2】同実施例の容器体の装着を説明する斜視図である。
【図3】同実施例の脚板下端部の要部縦断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す一部切欠要部側面図である。
【図5】本発明の容器体の他の一例を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
2…ケース本体,3…容器体,4…ケース蓋体,5…ポンプ,6…周壁,
10…胴部,11…口頸部,15…脚部,16…頂壁,20…噴出ヘッド,
21…噴出口

Claims (2)

  1. 上端を開口した筒状のケース本体2と、ケース本体2内に収納して着脱可能に吊設するとともに、薄肉の筒状胴部10上端より口頸部11を立設した液収納用の容器体3と、ケース本体2上端部に下端部を嵌合させるとともに、周壁6両側より一対の脚板15を垂設し、且つ、各脚板15下端部をケース本体2両側に上下動可能且つ回動可能に連係させたケース蓋体4と、ケース蓋体4の頂壁16を上下に貫通して固定するとともに、下端部を液密に口頸部内に垂下させ、且つ、上端の噴出ヘッド20の上下動により容器体内の液を吸い上げで噴出口21より噴出するポンプ5とを備え、ケース蓋体4を上方へ引き上げた後回動させて容器体3の交換が可能に構成したことを特徴とする液体噴出器。
  2. 上記容器体3が、口頸部11外面前後より突設した一対の係合突片12を、ケース本体2の前後上端部を外方へ膨出させて形成した膨出部6aの底壁をなす上向き段部7上に当接載置させて吊設してなる請求項1記載の液体噴出器。
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