JP2017088205A - 放出作動ユニット,収容ユニット,この放出作動ユニットと収容ユニットとを結合させた内容物放出構造、およびこの内容物放出構造を備えたエアゾール式製品 - Google Patents

放出作動ユニット,収容ユニット,この放出作動ユニットと収容ユニットとを結合させた内容物放出構造、およびこの内容物放出構造を備えたエアゾール式製品 Download PDF

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桂一 本尾
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桂一 本尾
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Abstract

【課題】内容物放出機構側および容器本体側について、それぞれのユニット単位での最適収容化,最適管理化および有効利用化を図る。【解決手段】トリガレバー1の小回動操作にともなうエアゾール動作と、噴射用ガスの圧力低下後のトリガレバー1の大回動操作にともなうポンプ動作と、を実行する。トリガレバー1,カバー体4,ステム6,内ハウジング7,下流弁8などからなる放出作動ユニットAと、容器本体21,外ハウジング22などからなり内容物,噴射用ガスを収容した収容ユニットBとを個々に設ける。カバー体4の内周面と外ハウジング22の外周面との各ネジ作用部の螺合により各ユニットA,Bが結合する。この結合の際に、内容物の横断面シール部22bが内ハウジング7の下端部分で破断され、容器本体21と内ハウジング7などとが連通する。ポンプ動作時の、容器本体への減圧防止用の外気流入路も確保される。【選択図】 図1

Description

本発明は、内容物およびその噴射用ガスを収容した容器本体に対しての放出操作部の移動にともなう、前記噴射用ガスに基づく弁部材とステムとの間の弁作用により、前記内容物のエアゾール動作を実行する内容物放出構造に関する。
さらには、放出操作部の短移動にともなう噴射用ガスのエアゾール動作と、噴射用ガスの圧力低下後の放出操作部の長移動にともなう上流弁および下流弁のポンプ動作と、を個々に実行する内容物放出構造に関する。
特に、容器本体や外ハウジングを含みその内部空間域に内容物がシール保持される収容ユニットと、
放出操作部,内容物放出機構,この放出機構を保持して外ハウジングと一体化する内ハウジング、およびそのカバー体などを含む放出作動ユニットとを、
結合させた形の内容物放出構造に関する。
結合して内容物放出構造に設定される前の収容ユニットおよび放出作動ユニットはそれぞれ単独での管理・取扱いができ、収容ユニットの容器本体には内容物および噴射用ガスがシール状態で収容されている。
そして、収容ユニットと放出作動ユニットとを結合させた内容物放出構造は、収容ユニットの上記シール状態がいわば破棄され、放出操作部の移動によりエアゾール動作などを実行できる。
本明細書では、内容物放出側を「前」、それとはステム回りの180度反対側を「後」とそれぞれ記す。図1〜図6の左側が「前」で右側が「後」となる。
また、必要に応じて、各図の上下方向を「縦」、この上下方向と直交する水平面上などの任意方向を「横」,「左右」とそれぞれ記す。
従来、放出操作部の移動態様にともない、噴射用ガスに基づく短移動のエアゾール動作と、噴射用ガスの圧力低下後の上流弁および下流弁に基づく長移動のポンプ動作と、を個々に実行する内容物放出構造は、すでに提案されている(特許文献1参照)。
特開平2014−91527号公報
このような従来の、噴射用ガスに基づくエアゾール動作と、噴射用ガスの圧力低下後のポンプ動作とを個々に実行する内容物放出構造の、内容物およびその噴射ガスを収容した状態での管理対象は、その全体のみであった。
また、もっぱら噴射用ガスに基づくエアゾール動作を実行する内容物放出構造も、同じようにその全体を管理対象としている。
そのため、ユーザサイドで、使用済みエアゾール容器本体を、内容物および噴射用ガスが入った新エアゾール容器本体に取り換えて放出作動機構自体は再利用するなどは想定されていず、内容物放出構造の資源が簡単には有効利用できないという問題点があった。
そこで本発明では、このような放出作動機構の再利用化を考慮して、エアゾール動作、さらには噴射用ガスの圧力低下後のポンプ動作を実行する内容物放出構造を、容器本体側の収容ユニットと、放出操作部・放出作動機構側の放出作動ユニットとで構成する。
なお、本発明の基本的な着眼点は、エアゾール動作の内容物放出構造を、内容物,噴射用ガスなどの収容ユニットと、その容器本体から外部空間域へ内容物を放出する機構側の放出作動ユニットとに分けることである。
収容ユニットには内容物および噴射用ガスをシール状態で収容し、このシール状態が収容ユニットおよび放出作動ユニットの結合動作により解消される形にしている。
すなわち、それ単独で内容物および噴射用ガスをいわば密封状態で保持済みの収容ユニットと、内容物放出作動機能を備えた放出作動ユニットとを一体化することにより、容器本体の内部空間域が、下流弁などのバルブ作用部との連通状態に設定される。
本発明はこのような構成により、
(11)放出対象内容物およびその噴射用ガスのユニット単位での最適収容化を図り、
(12)製造時・出荷時における放出作動ユニットおよび収容ユニットそれぞれの単位での最適管理化を図り、
(13)容器本体内容物が略消尽された場合など、使用済み収容ユニットのみを新収容ユニットに代えて放出作動ユニットは継続使用し、内容物放出構造全体としての有効利用化を図る、
ことを目的とする。
本発明は、以上の課題を次のようにして解決する。
(1)内容物およびその噴射用ガスを収容した容器本体(例えば後述の容器本体21)に対しての放出操作部(例えば後述のトリガレバー1)の移動にともなう、前記噴射用ガスに基づく弁部材(例えば後述の下流弁8)とステム(例えば後述のステム下部6f)との間の弁作用により前記内容物のエアゾール動作を実行する、内容物放出構造の構成要素としての放出作動ユニット(例えば後述の放出作動ユニットA)であって、
前記内容物および前記噴射用ガスがシール状態で収容された前記容器本体を含む収容ユニット(例えば後述の収容ユニットB)との結合により、前記内容物放出構造を構成し、
前記放出操作部と、
自内部空間域(例えば後述の貯留空間域S1)に、前記放出操作部と連動して外部空間域への内容物通路(例えば後述の小径通路部6b,L字溝状部6c)を持つ前記ステム、このステムとの間で弁作用を呈する前記弁部材、および前記ステムを弁部材閉状態の方向に付勢する弾性部材(例えば後述のコイルスプリング11)が配設されて、前記容器本体の内容物が流入する筒状の内ハウジング(例えば後述の内ハウジング7)と、
前記内ハウジングを保持して前記収容ユニットと結合する機能を備えたカバー体(例えば後述のカバー体4)と、からなる、
構成態様のものを用いる。
(2)上記(1)において、
前記内容物放出構造は、
前記放出操作部の移動にともない、短移動の前記エアゾール動作と、前記噴射用ガスの圧力低下状態での上流弁(例えば後述のボール弁10)および前記弁部材としての下流弁に基づく長移動のポンプ動作と、を個々に実行するものであり、
前記内ハウジングは、その側面部に、
初期状態の前記下流弁により前記自内部空間域との間が閉状態に設定され、前記ポンプ動作の際には、前記収容ユニットの一部である筒状の外ハウジング(例えば後述の外ハウジング22)に形成された外孔部(例えば後述の下横孔部22a)とともに前記容器本体への外気流入部として作用する、減圧防止用の内孔部(例えば後述の上横孔部7c)を備えた、
構成態様のものを用いる。
(3)上記(1),(2)において、
前記内ハウジングは、
尖状の傾斜下端面(例えば後述の傾斜下端面7g)を備えた
構成態様のものを用いる。
(4)上記(1)の放出作動ユニットとの結合により内容物放出構造を構成する収容ユニット(例えば後述の収容ユニットB)であって、
前記容器本体と、
前記容器本体の開口筒状部(例えば後述の開口筒状部21a)に取り付けられて前記内ハウジングを収容する筒状の外ハウジング(例えば後述の外ハウジング22)と、からなり、
前記外ハウジングは、
その内部の横断面全体に形成され、前記内容物および前記噴射用ガスを前記容器本体へ閉じ込める横断面シール部(例えば後述の横断面シール部22b)、を備え、
前記放出作動ユニットとの結合に際し、
前記横断面シール部が前記内ハウジングとの当たり作用により破損して、前記容器本体の内部空間域と前記自内部空間域とが連通する、
構成態様のものを用いる。
(5)上記(4)において、
上記(2)の放出作動ユニットとの結合により内容物放出構造を構成し、
前記外ハウジングは、
その側面部の、前記横断面シール部よりも前記容器本体の内部空間域側に形成され、前記ポンプ動作の際には、前記内孔部とともに前記容器本体への外気流入部として作用する、減圧防止用の外孔部(例えば後述の下横孔部22a)を備えた、
構成態様のものを用いる。
(6)上記(1)の放出作動ユニットおよび上記(4)の収容ユニットの結合により構成される内容物放出構造であって、
前記横断面シール部が破損され、
前記内ハウジングを保持するカバー体が、前記容器本体の開口筒状部(例えば後述の開口筒状部21a)の外周面側に取り付けられた、
構成態様のものを用いる。
(7)上記(6)において、
上記(2)の放出作動ユニットおよび上記(5)の収容ユニットの結合により構成される内容物放出構造であって、
前記内ハウジングの外周面と前記外ハウジングの内周面とで画定される環状空間域(例えば後述の環状空間域S2)に、環状シール部(例えば後述の上オーリング7d,下オーリング7e)が、前記内孔部および前記外孔部を含む閉空間域を形成するため前記外周面および前記内周面と密接する態様で配設された、
構成態様のものを用いる。
(8)上記(6),(7)において、
前記外ハウジングは、
前記開口筒状部の小径外周面部分に取り付けられる環状垂下部(例えば後述の環状垂下部22d)を備え、
前記外周面側は、
前記環状垂下部の大径外周面(例えば後述の垂下外周面ネジ作用部22fが形成された外周面)の、
構成態様のものを用いる。
このような構成からなる放出作動ユニット,収容ユニット,内容物放出構造およびこの内容物放出構造を備えたエアゾール式製品を発明の対象としている。
本発明は、以上の構成をとることにより、
(21)放出対象内容物およびその噴射用ガスのユニット単位での最適収容化を図り、
(22)製造時・出荷時における放出作動ユニットおよび収容ユニットそれぞれの単位での最適管理化を図り、
(23)内容物放出構造全体の資源有効利用化を図る、
ことができる。
放出作動ユニットAおよび収容ユニットBの結合前の個々の単独ユニットを示す説明図である。 放出作動ユニットAを収容ユニットBの上外側部分に螺合させる初期状態を示す説明図である。 放出作動ユニットAを収容ユニットBの上外側部分に完全螺合させた状態の静止モードを示す説明図である。 図3のトリガレバーを短ストロークd1だけ回動操作したエアゾール作動モードを示す説明図である。 図3のトリガレバーを長ストロークd2だけ回動操作したポンプ作動モード(内容物放出経路f1)を示す説明図である。 図5のトリガレバー回動操作を解除した後の静止モード復帰時における、貯留空間域S1への内容物貯留経路f2および容器本体21への外気流入経路f3を示す説明図である。
図1〜図6を用いて本発明の実施するための最良の形態を説明する。
各図で用いるアルファベット付き参照番号の構成要素(例えば開口部1a)は原則として、この参照番号の数字部分の構成要素(例えばトリガレバー1)の一部であることを示している。
先ず、図示の内容物放出構造は、図1に示すように内容物放出側の放出作動ユニットAと、内容物収容側の収容ユニットBとに大別される。
すなわち、内容物の放出操作・放出作動側と内容物収容の容器本体側とを分けて個々のユニット仕様とし、それぞれを結合した形の内容物放出機構に設定している。
結合前の収容ユニットBには内容物およびその噴射用ガスがシール状態で収容されており、このシール状態は、収容ユニットBと放出作動ユニットとを結合するときに破棄・解除される。
そのため、内容物放出動作により収容ユニットBの内容物がなくなってきた場合、この略空状態の収容ユニットを放出作動ユニットAから取り外して、新たなシール済み収容ユニットBをそれまでと同じ放出作動ユニットに取り付けて再使用することができる。
さらには、噴射用ガスを入れたエアゾール仕様の収容ユニットBに対し、放出作動ユニットAが、本来のエアゾール作動に加え、噴射用ガス圧力が低下した場合のポンプ作動も実行できる、といったいわばハイブリッド作動を想定している。
各ユニットを概観すれば、
(31)放出作動ユニットAは、
トリガレバー1,通路部材2,ノズル3,カバー体4,誤操作防止部材5,ステム6,内ハウジング7,下流弁8,ストッパブッシュ9,ボール弁10およびコイルスプリング11を備え、
(32)収容ユニットBは、
容器本体21,外ハウジング22およびチューブ23を備えている。
図1〜図6において、放出作動ユニットAに関し、
1は内容物放出操作用の回動式の放出操作部としてのトリガレバー,
1aはトリガレバー前面の上側部分およびこれに続く天面前部分に形成されて、後述のノズル3(通路部材2)の上下動を可能にするための開口部,
1bはトリガレバー後側の両側面に形成されて、後述のアーム状部4aの軸部分4bとの係合作用によりトリガレバーの回動中心となる一対の孔部,
1cはトリガレバー前後方向中間の両側面に形成されて、それぞれトリガレバー1の回動操作に基づく後述の円柱状部2bへの押圧作用により通路部材2を下動させる一対の、下広がり下向きの例えば円弧状の駆動曲面,
1dは後述の誤操作防止部材5がロック位置のとき、この部材後側の横湾曲板状部5dの上端側に当接する態様で設けられたリブ状部,
をそれぞれ示している。
また、放出作動ユニットAに関し、
2はトリガレバー1の回動操作により作動モード位置に下動するL字筒状の通路部材,
2aは通路部材2の内側に形成された下流通路部,
2bは通路部材外周面に形成されて、トリガレバー1の回動操作にともなう駆動曲面1cとの協働により通路部材2を下方向へ移動させる周知の円柱状部,
2cは通路部材外周面に形成されて、後述の誤操作防止部材5の縦方向溝状部5bまたは段部5cと選択的に協働する、すなわちトリガレバー1の回動操作(通路部材2の下動)の可否決定要素としての縦方向リブ状部,
をそれぞれ示している。
また、放出作動ユニットAに関し、
3は通路部材2の先端側に嵌合状態で取り付けられたノズル,
3aはノズル3に形成された内容物流出用の噴射孔部,
をそれぞれ示している。
また、放出作動ユニットAに関し、
4は後述の内ハウジング7と一体化して、通路部材2や自内部に配設された後述のステム上部6aを案内保護し、かつ、トリガレバー1の取付け基部として作用するカバー体,
4aはカバー体4の上端側小径部分から後方に延びる形のアーム状部,
4bはアーム状部の4aの上端側外面に形成されてトリガレバー1の孔部1bに入り込んだ状態で使用され、トリガレバー1の回動中心軸として作用する一対の軸部分,
4cは後述の誤操作防止部材5がロック位置のときにその横湾曲板状部5dの下端側に当接する態様で設けられた補強リブ状部,
4dは後述の誤操作防止部材5の環凹状部5eと係合して、この部材の回動状態を案内する環凸状部
4eはアーム状部4aの下端側であり、環凸状部4dの下方に延びて後述のステム上部6aの上下動の案内作用を呈する二重筒状部,
4fは二重筒状部4eの外下端部分から連続形成された環天井部付きの大径筒状部,
4gは大径筒状部4fの内上端側であって凹状側面からなり、後述の環鍔状部7aを保持する環天井部,
4hは大径筒状部4fの内周面に連続形成されて、後述の外ハウジング22の垂下外周面ネジ作用部22fと螺合するスパイラル状のカバー体ネジ作用部,
をそれぞれ示している。
また、放出作動ユニットAに関し、
5はカバー体4の上側小径部分に上下動せずに回動可能な形で取り付けられて、その回動位置に応じて通路部材2の下動を阻止する、すなわち作動モード設定操作を不可とする誤操作防止部材,
5aは誤操作防止部材5の回動操作用のつまみ,
5bは通路部材2の縦方向リブ状部2cの進入を許容する縦方向溝状部,
5cは縦方向リブ状部2cの下端面を受けて通路部材2の下動を阻止する段部,
5dはつまみ5aとは反対側に設けられた横湾曲板状部,
5eは誤操作防止部材5の下側小径部の外周面に設けられた環凹状部,
をそれぞれ示している。
また、放出作動ユニットAに関し、
6は通路部材2に取り付けられて、トリガレバー1との連動により後述の下流弁8との間で弁作用を呈し、内容物が通過するステム(ステム上部6a+ステム下部6f),
6aは通路部材2の下端側開口部に嵌合した筒状のステム上部,
6bはステム上部6aの上端側部分に形成された内容物通路としての小径通路部,
6cは小径通路部6bの下端部分からその下方の中径内周面の径・上下方向に形成された内容物通路としての複数のL字溝状部,
6dはL字溝状部6cの下側に連続形成された大径内周面,
6eは大径内周面6dの上端部分の表側外周面に形成されて、後述のストッパブッシュ9のステム用環状テーパ面9aとの離間対向状態に設定される下広がり上向きの下環状テーパ面,
6fはL字溝状部6cの設定範囲でこの溝状部が形成されていない相対的凸部分に嵌合した鞘状のステム下部,
6gはステム下部6fの下端側鍔状部の上面部分に形成されて、後述の下流弁8との間で弁作用を呈する上向き環凹状部,
6hはステム下部6fの底面部分に形成されて後述のコイルスプリング11の上端側を保持する下向き受け凹状部,
をそれぞれ示している。
また、放出作動ユニットAに関し、
7はその内部空間域に、ステム6や後述の下流弁8,ストッパブッシュ9,ボール弁10およびコイルスプリング11などを収容して配設する筒状の内ハウジング,
7aは内ハウジング7の上端部分に形成されて、大径筒状部4fの上端側の凹状側面からなる環天井部4gに嵌合保持された環鍔状部,
7bは環鍔状部7aの下面との密接状態で内ハウジング7の外周面上端部分に係合保持されたシール作動用の上環状パッキン,
7cは内ハウジング7の上側周面部に形成されて、ポンプ作動時の容器本体内部の減圧を防止するための外気取込み用の内孔部としての上横孔部,
7dは上横孔部7cより上方の内ハウジング外周面の環凹状部に取り付けられて、後述の外ハウジング22の内周面とのシール作用を呈する環状シール部としての上オーリング,
7eは放出作動ユニットAおよび収容ユニットBの結合状態のとき後述の外ハウジング22の下横孔部22aより下方となる内ハウジング外周面の環凹状部に取り付けられて、外ハウジング内周面とのシール作用を呈する環状シール部としての下オーリング,
7fは内ハウジング7の下端側内周面に形成されて、後述のボール弁10を受ける上流弁作用部としての上広がり上向きの弁作用環状テーパ面,
7gは内ハウジング7の下端部分に形成された尖状の傾斜下端面,
をそれぞれ示している。
また、放出作動ユニットAに関し、
8はステム上部6aの大径内周面6dおよび内ハウジング7の上側内周面に密接しながら上下動して、ステム下部6fの上向き環凹状部6gとの間で弁作用を呈し、かつ、図3の静止モードおよび図4のエアゾール作動モードにおいて上横孔部7cを閉塞する、すなわちこの上横孔部と外部空間域との間を非連通状態に設定する弁部材としての下流弁,
8aは後述のストッパブッシュ9との係止作用により下流弁8の上死点位置を設定し、かつ静止モードおよびエアゾール作動モードのときは内ハウジング7の上横孔部7cより上方の内周面に密接し、ポンプ作動モードのときは上横孔部7cより下方の内周面に密接する上外側逆スカート状部,
8bは常時、内ハウジング7の上横孔部7cより下方の内周面に密接する下外側スカート状部,
8cは常時、ステム上部6aの大径内周面6dと密接する上内側逆スカート状部,
8dは上内側逆スカート状部8cの下方に連続形成されて、ステム下部6fの上向き環凹状部6gとの間で弁作用を呈する上広がりの環状弁作用部,
をそれぞれ示している。
また、放出作動ユニットAに関し、
9は内ハウジング7の内周面の上端側部分に嵌合状態で取り付けられて、下流弁8の上死点位置を、その上外側逆スカート状部8aとの係止作用により設定する筒状のストッパブッシュ,
9aはストッパブッシュ9の内周面上端側に、ステム上部6aの下環状テーパ面6eと離間対向する態様で形成された下広がり下向きのステム用環状テーパ面,
9bはストッパブッシュ9の下端面からなり、下流弁8を、その上外側逆スカート状部8aとの係止作用により上死点位置に設定する上広がり下向きの下流弁用環状テーパ面,
をそれぞれ示している。
また、放出作動ユニットAに関し、
10は内ハウジング7の弁作用環状テーパ面7fに保持されて、その下側から上方への圧力全体が、上側から下方への圧力全体および自重よりも大きくなったときに上動して開状態となる上流弁としてのボール弁,
11は内ハウジング7のボール弁10よりも上方の底面部分とステム下部6fの下向き受け凹状部6hとの間に配設されて、ステム6およびこれと一体の通路部材2を上方向に付勢する弾性部材としてのコイルスプリング,
をそれぞれ示している。
収容ユニットBに関し、
21は後述の各種の内容物およびその噴射用ガスが収容される容器本体,
21aは容器本体の小径部分からなる上端側の開口筒状部,
21bは開口筒状部21aの外周面に連続形成されて、後述の垂下内周面ネジ作用部22eと螺合するスパイラル状の容器本体ネジ作用部,
をそれぞれ示している。
また、収容ユニットBに関し、
22は容器本体21に螺合状態で取り付けられて、かつ、内ハウジング7を螺合状態で固定する筒状の外ハウジング,
22aは外ハウジング22の小径の下側周面部に形成されて、内ハウジング7の上横孔部7cとともに、ポンプ作動モードにおける容器本体内部の減圧防止用の外気を取り込むための外孔部としての下横孔部,
22bは下横孔部22aより上方の外ハウジング内部空間域の横断面全体に形成されて、収容ユニットBがまだ放出作動ユニットAと結合していないときに容器本体内部を外部空間域から遮断し、かつ、結合動作の際に破損してこの遮断作用が消失する横断面シール部,
22cは外ハウジング22の上端開口部から外方に連続形成された環天井部,
22dは環天井部22cの外端部分から下方に連続形成された環状垂下部,
22eは環状垂下部22dの内周面に形成されて、容器本体ネジ作用部21bと螺合するスパイラル状の垂下内周面ネジ作用部,
22fは環状垂下部22dの外周面に形成されて、カバー体4のカバー体ネジ作用部4hと螺合するスパイラル状の垂下外周面ネジ作用部,
22gは環天井部22cの天面との密接状態で外ハウジング22の上端開口部の外周面部分に係合保持され、容器本体21との結合状態においてその上端側の開口筒状部21aの上端面とも密接するシール作動用の下環状パッキン,
23は外ハウジング22の下開口部側外周面に取り付けられた内容物流入用のチューブ,
をそれぞれ示している。
なお、横断面シール部22bの「横断面」は、外ハウジング内部空間域の水平断面のみでなく斜断面をも含む意で用いている。
放出作動ユニットAおよび収容ユニットBを結合した内容物放出構造に関し、
S1は上流弁のボール弁10と下流弁8との間に設定され、ポンプ作動操作の終了にともないこのボール弁から容器本体21の内容物が次回放出対象として流入する、内ハウジング7の内部空間域としての貯留空間域,
S2は内ハウジング7の外周面および外ハウジング22の内周面ならびに上オーリング7dおよび下オーリング7eによって閉空間状態に設定され、外側への連通部としての上横孔部7cと下横孔部22aとを含む形の、外気流入用の環状空間域,
d1はエアゾール作動用のトリガレバー回動操作のストローク(図4参照),
d2はポンプ作動用のトリガレバー回動操作のストローク(図5参照),
f1はポンプ作動モードにおける外部空間域への内容物放出経路(図5参照),
f2はポンプ作動モードの終了段階における貯留空間域S1への内容物貯留経路(図6参照),
f3はポンプ作動モードの終了段階における容器本体21への減圧防止用外気流入経路(図6参照),
をそれぞれ示している。
以上の各構成要素の中、トリガレバー1,通路部材2,ノズル3,カバー体4,誤操作防止部材5,ステム6,下流弁8,ストッパブッシュ9およびチューブ23はプラスチック製のものである。例えばポリプロピレン,ポリエチレン,ポリアセタール,ナイロン,ポリブチレンテレフタレートなどからなる
内ハウジング7,ボール弁10,コイルスプリング11,容器本体21および外ハウジング22はプラスチック製または金属製のものである。
また、上環状パッキン7bおよび下環状パッキン22gならびに上オーリング7dおよび下オーリング7eはゴム製またはプラスチック製のものである。
図示の内容物放出構造(放出作動ユニットA+収容ユニットB)の基本的特徴は、
(41)放出作動ユニットAが、トリガレバー1,通路部材2,ノズル3,カバー体4,誤操作防止部材5,ステム6,内ハウジング7,下流弁8,ストッパブッシュ9,ボール弁10およびコイルスプリング11などを備えたユニットであり、
(42)内ハウジング7は、その周面部分に、上方から上オーリング7d,上横孔部7cおよび下オーリング7eを有し、
(43)収容ユニットBが、容器本体21,外ハウジング22およびチューブ23などを備えたユニットであり、
(44)外ハウジング22は、その周面部分に下横孔部22aを有し、
(45)放出作動ユニットA(カバー体4)のカバー体ネジ作用部4hと、収容ユニットBの垂下外周面ネジ作用部22fと、を螺合させた内容物放出構造(図3参照)において、上オーリング7dおよび下オーリング7eの間に、外気流入用の上横孔部7cおよび下横孔部22aを包含する閉状態の環状空間域S2を設定し、
(46)図3の静止モードおよび図4のエアゾール作動モードでは、上横孔部7cと外部空間域との間が下流弁8の作用により閉状態に設定され、すなわち容器本体減圧防止用の外気流入経路f3が設定されず、かつ、エアゾール作動モードのとき容器本体21の内容物が噴射孔部3aから外部空間域に放出され、
(47)図5のポンプ作動モードでは、前回のトリガレバー1の回動操作解除にともない貯留空間域S1に収容された内容物がその放出経路f1を通って外部空間域に流出し、
(48)図6の復帰モードでは、上横孔部7cが下流弁8の作用により開状態となって容器本体減圧防止用の外気流入経路f3が設定され、かつ、貯留空間域S1に容器本体21の内容物(=次回の放出対象内容物)が流入する、
ことなどである。
ここで、放出作動ユニットA自体の組立て手順は例えば、
(51)ステム上部6aとステム下部6fとを、これら両者の間に下流弁8が組み入れられた形で嵌合させることにより、ステム6を設定し、
(52)次に、内ハウジング7に、ボール弁10,コイルスプリング11およびステム6を配設し、かつ、上オーリング7d,下オーリング7eおよび上環状パッキン7bを取り付け、
(53)次に、筒状のストッパブッシュ9を、内ハウジング7の上端側内周面に、ステム上部6aの上側から下方へ入れる形で嵌合させ、
(54)次に、内ハウジング7を、カバー体4の大径筒状部4fにその下側から上方へ入れて、環天井部4gと嵌合させ、
(55)次に、筒状の誤操作防止部材5を、カバー体4の環凸状部4dの上端側の開口筒状部に、その上側から下方へ入れて環凸状部4dと環凹状部5eとが係合した状態で配設し、
(56)次に、前端部分にノズル3を取り付けたL字筒状の通路部材2を、ステム上部6aに、その上側から下方へ入れて取り付け、
(57)次に、トリガレバー1を、その開口部1aが通路部材2の横部分の前側から後側へと通過する態様で後方に移動させ、これによりカバー体4の軸部分4bに係合して回動可能で、かつ、通路部材2の円柱状部2bと当接する形のトリガレバー1に設定する、
といった作業手順になる。
また、収容ユニットB自体の組立て手順は例えば、
(61)横断面シール部22bが形成された外ハウジング22に下環状パッキン22gを取り付け、
(62)次に外ハウジング22の垂下内周面ネジ作用部22eおよび容器本体ネジ作用部21bを螺合させる、
といった作業手順になる。
収容ユニットBの独立状態のとき、内容物および噴射ガスは、外ハウジング22の横断面シール部22bおよび下環状パッキン22gのシール作用により容器本体21の内部空間域へいわば閉じ込められている。
放出作動ユニットAおよび収容ユニットBからなる内容物放出構造を設定するには、図2,図3で示すように、放出作動ユニットAのカバー体ネジ作用部4hと、収容ユニットBの垂下外周面ネジ作用部22fと、を螺合させればよい。
そして、外ハウジング22の横断面シール部22bは、この螺合動作にともない、内ハウジング7の傾斜下端面7gのいわば鋭テーパ面作用により、その最下端部分などで確実に破断される(図2参照)。
その結果、収容ユニットBの容器本体21の内部空間域は、チューブ23および外ハウジング22を介して放出作動ユニットAの内ハウジング7と連通する。
図3は、この内容物放出構造の内ハウジング7および容器本体21それぞれの内部空間域が連通し、かつ、トリガレバー1がその初期位置のままで回動操作されていない状態、すなわち静止モードを示している。
図3の静止モードでは、
(71)通路部材2,ノズル3およびステム6の一体物ならびにこれらとリンクしたトリガレバー1および下流弁8がコイルスプリング11の弾性作用により最上位置に設定され、
(72)下流弁8およびボール弁10はともに閉状態に設定され、
(73)ステム上部6aの下端部分は下流弁8の中央環凹状部からその上方向に離間し、
(74)環状空間域S2を構成する内ハウジング7の上横孔部7cは、その内側が下流弁8で閉状態に設定されるので、外部空間域と連通していない。
すなわち、放出対象内容物および噴射用ガスを収容した容器本体21の内部空間域は、チューブ23を介して内ハウジング7のボール弁10に、さらにはその先のいわば強制閉状態の下流弁8へと通じるのみである。
静止モードのトリガレバー1を図4の反時計方向に引き操作すると、通路部材2およびこれと一体のステム6が、トリガレバーの駆動曲面1cと通路部材の円柱状部2bとの当接変位作用によりコイルスプリング11の弾性力に抗しながら下動する(図4,図5参照)。
そして利用者がトリガレバー引き操作を止めると、トリガレバー1,通路部材2およびステム6がコイルスプリング11の上方への弾性力に基づいてそれぞれの初期状態の静止モード位置へ復帰する。
図3の場合、トリガレバー1への回動操作を選択的に阻止・許容する周知の誤操作防止部材5(例えば特開2010−253443号公報)が阻止状態に設定されている。
このとき、利用者が、トリガレバー1を図3の反時計方向に回動操作しようとしても、このトリガレバーと連動する通路部材2の縦方向リブ状部2cの下端面と、誤操作防止部材5の段部5cとが当接状態なので、トリガレバー1は回動できない。すなわち、トリガレバー1の回動操作は不可である。
図4および図5は、それぞれ図3の静止モードの誤操作防止部材5を略90度回動したロック解除位置にしてからトリガレバー1を引いたエアゾール態様およびポンプ態様の作動モードである。
誤操作防止部材5をロック解除位置にすると、段部5cの代わりに縦方向溝状部5bが縦方向リブ状部2cの下に位置し、横湾曲板状部5dが横方向リブ状部1dの端面から周方向に外れて、トリガレバー1およびこれと連動する通路部材2が移動可能となる。
この状態でトリガレバー1を引いて図示反時計方向にストロークd1ほど移動させた図4のエアゾール作動モードでは、
(81)トリガレバー1の駆動曲面1cと通路部材2の円柱状部2bとの当接変位作用により、この通路部材およびこれと一体のステム6がコイルスプリング11の弾性力に抗しながら下方に移動し、
(82)この移動のとき、下流弁8は噴射用ガスの圧力作用で図3の静止モード位置にとどまるので、その環状弁作用部8dがステム下部6fの上向き環凹状部6gから離間して、下流弁作用部がそれまでの「閉」状態から「開」状態に変化し、
(83)同じくボール弁10が、噴射用ガスの圧力作用により内ハウジング7の弁作用環状テーパ面7fから上動離間し、コイルスプリング11の下端部分に当接した状態へとシフトして、上流弁作用部もそれまでの「閉」状態から「開」状態に変化し、
(84)他方、エアゾール作動用の引き操作の場合、トリガレバー1のストロークd1が小さくて、内ハウジング7の外気取込み用の上横孔部7cは静止モードと同じく下流弁8の上外側逆スカート状部8a,下外側スカート状部8bで外部空間域からオフされている。
このエアゾール作動モードでは、容器本体21の内容物が、噴射用ガスの作用により「チューブ23−外ハウジング22−ボール弁10−下流弁8−内ハウジング7−L字溝状部6c−小径通路部6b−下流通路部2a−噴射孔部3a」を経て外部空間域に放出される。
図4のエアゾール作動モードでの繰り返し使用などにより容器本体21の噴射用ガスの圧力が低下してくると、下流弁8およびボール弁10それぞれの十分な押し上げ動作も担保されず、噴射用ガスの圧力作用による良好な内容物放出動作を期待できない。
図5は、このようなガス圧低下にともない十分なエアゾール作動が実行されない場合に、図3のトリガレバー1をエアゾール作動操作よりも大きなストロークd2だけ引き操作した状態、すなわちポンプ作動モードを示している。
なお、ストロークd2の広範囲にわたりトリガレバー1を回動操作できるのは容器本体21の噴射用ガスの圧力が低下しているからである。
図3の静止モードから図5のポンプ作動モードへの移行においては、エアゾール作動モードへの移行時と同様にトリガレバー1の引き操作とリンクした、ステム6の下動にともない、
(91)下流弁8が、ステム6とともに閉状態のまま下方へ移動し、
(92)この移動にともない、貯留空間域S1の容積が減少してそこでの内圧が高まって上流弁のボール弁10は強制閉状態に保持されるとともに、閉状態の下流弁8が上方への圧力を受けることによりステム6に対して上動し、
(93)上動した下流弁8は、その上面中央の環凹状部がステム上部6aの下端部分に当接して、ステム下部6fの弁作用部の上向き環凹状部6gから離間した開状態に保持され、
(94)内圧が高まった貯留空間域S1の内容物は、「開状態の下流弁8−L字溝状部6c−小径通路部6b−下流通路部2a−ノズル3」の内容物放出経路f1によりノズル孔部3aから外部空間域に放出される。
また、通常のポンプ作動と同じように、内容物の外部空間域への放出にともなう貯留空間域S1の内圧低下により、下流弁8が閉じる。
図6は、利用者が図5のトリガレバー引き操作を終了したときの復帰モードを示している。
なお、図5のトリガレバー1の引き操作終了段階の下流弁8は、その上外側逆スカート状部8aが内ハウジング7の上横孔部7cより下方となる部分に位置している。
利用者が図5のポンプ作動モードのトリガレバー引き操作を終了すると、
(101)通路部材2,ノズル3およびステム6の一体物ならびにこれらとリンクしたトリガレバー1および下流弁8が、コイルスプリング11の上方への弾性作用によりそれぞれの静止モード位置に復帰し、
(102)この静止モード位置への復帰にともない貯留空間域S1の容積が増加してそこでの内圧が容器本体内部よりも低下し、
(103)この内圧低下によりボール弁10(上流弁)が開き、すなわちボール弁10が内ハウジング7の弁作用環状テーパ面7fから上動離間して、容器本体21の内容物が、チューブ23から貯留空間域S1へと内容物貯留経路f2を通って流入し、
(104)この内容物流入にともなう容器本体21の内部減圧を防止するための外気が外気流入経路f3により容器本体内部へ供給される。
上記(103)で内ハウジング7の貯留空間域S1に流入した内容物が、次回のトリガレバーのポンプ動作引き操作時の外部空間域への放出対象内容物となる。
外気流入経路f3は、概略「通路部材2の外周面と誤操作防止部材5・二重筒状部4eの各内周面との間‐ステム上部6aの外周面とストッパブッシュ9・内ハウジング7の各内周面との間‐上横孔部7c‐環状空間域S2‐下横孔部22a」の形に設定される。
すなわち、下流弁8が上動して上横孔部7cを閉じるまでの間、容器本体減圧防止用の外気流入経路f3が確保される。
この容器本体内部への減圧防止用の外気流入動作は、図5のトリガレバー1の引き操作時において、前回の内容物放出操作解除時の外気流入量不足のため容器本体内部が外部空間域に対し負圧状態のまま、といった場合にも生じる。
本発明が以上の実施形態に限定されないこと勿論であり、例えば、
(111)トリガレバー1に代えて押圧タイプの操作部を用いる、
(112)カバー体4の大径筒状部4fと外ハウジング22の環状垂下部22dとを、図示の螺合作用ではなく嵌合作用により結合する、
(113)上オーリング7dおよび下オーリング7eの一方または両方を外ハウジング22の内周面に設ける、
(114)上環状パッキン7bとのいわば二重シール作用を呈している上オーリング7dを省略する、
ようにしてもよい。
本発明が適用される製品としては、洗浄剤,清掃剤,制汗剤,冷却剤,筋肉消炎剤,ヘアスタイリング剤,ヘアトリートメント剤,染毛剤,育毛剤,化粧品,シェービングフォーム,食品,栄養補助食品(ビタミンなど)医薬品,医薬部外品,塗料,園芸用剤,忌避剤(殺虫剤),クリーナー,消臭剤,洗濯のり,ウレタンフォーム,消火器,接着剤,潤滑剤などの各種用途のものがある。
容器本体に収納する内容物は、液状,クリーム状,ゲル状など種々の形態のものを用いることができ、内容物に配合される成分としては例えば、粉状物,油成分,アルコール類,界面活性剤,高分子化合物,各用途に応じた有効成分,水などが挙げられる。
粉状物としては、金属塩類粉末,無機物粉末や樹脂粉末などを用いる。例えば、タルク,カオリン,アルミニウムヒドロキシクロライド(アルミ塩),アルギン酸カルシウム,金粉,銀粉,雲母,炭酸塩,硫酸バリウム,セルロースおよびこれらの混合物などを用いる。
油成分としては、シリコーン油,パーム油,ユーカリ油,ツバキ油,オリーブ油,ホホバ油,パラフィン油,ミリスチン酸,パルミチン酸,ステアリン酸,リノール酸,リノレン酸などを用いる。
アルコール類としては、エタノールなどの1価の低級アルコール,ラウリルアルコールなどの1価の高級アルコール,エチレングリコール,グリセリン,1,3−ブチレングリコールなどの多価アルコールなどを用いる。
界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウムなどのアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンオレイルエーテルなどの非イオン性界面活性剤、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインなどの両性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウムなどのカチオン性界面活性剤などを用いる。
高分子化合物としては、メチルセルロース,ゼラチン,デンプン,カゼイン,ヒドロキシエチルセルロース,キサンタンガム,カルボキシビニルポリマーなどを用いる。
各用途に応じた有効成分としては、サリチル酸メチル,インドメタシンなどの消炎鎮痛剤、安息香酸ナトリウム,クレゾールなどの除菌剤、ヒレスロイド,ジエチルトルアミドなどの害虫忌避剤、酸化亜鉛などの制汗剤、カンフル,メントールなどの清涼剤、エフェドリン,アドレナリンなどの抗喘息薬、スクラロース,アスパルテームなどの甘味料、エポキシ樹脂,ウレタンなどの接着剤や塗料、パラフェニレンジアミン,アミノフェノールなどの染料,リン酸二水素アンモニウム,炭酸水素ナトリウム・カリウムなどの消火剤などを用いる。
さらに、上記内容物以外の、懸濁剤,紫外線吸収剤,乳化剤,保湿剤,酸化防止剤、金属イオン封鎖剤なども用いることができる。
エアゾール式製品における噴射用ガスとしては、炭酸ガス,窒素ガス,圧縮空気,酸素ガス,希ガス,これらの混合ガスなどの圧縮ガスや、液化石油ガス,ジメチルエーテル,フロロカーボンなどの液化ガスを用いる。
1:トリガレバー
1a:開口部
1b:一対の孔部
1c:駆動曲面
1d:横方向リブ状部
2:L字筒状の通路部材
2a:下流通路部,
2b:円柱状部
2c:縦方向リブ状部
3:ノズル
3a:噴射孔部
4:カバー体
4a:アーム状部
4b:一対の軸部分
4c:補強リブ状部
4d:環凸状部
4e:二重筒状部
4f:大径筒状部
4g:環天井部
4h:カバー体ネジ作用部
5:誤操作防止部材
5a:つまみ
5b:縦方向溝状部
5c:段部
5d:横湾曲板状部
5e:環凹状部
6:ステム(ステム上部6a+ステム下部6f)
6a:ステム上部
6b:小径通路部
6c:L字溝状部
6d:大径内周面
6e:下環状テーパ面
6f:ステム下部
6g:上向き環凹状部
6h:下向き受け凹状部
7:内ハウジング
7a:環鍔状部
7b:上環状パッキン
7c:外気取込み用の上横孔部
7d:上オーリング
7e:下オーリング
7f:弁作用環状テーパ面
7g:傾斜下端面
8:下流弁
8a:上外側逆スカート状部
8b:下外側スカート状部
8c:上内側逆スカート状部
8d:環状弁作用部
9:ストッパブッシュ
9a:ステム用環状テーパ面
9b:下流弁用環状テーパ面
10:ボール弁
11:コイルスプリング
21:容器本体
21a:上端側の開口筒状部
21b:容器本体ネジ作用部
22:外ハウジング
22a:下横孔部
22b:横断面シール部
22c:環天井部
22d:環状垂下部
22e:垂下内周面ネジ作用部
22f:垂下外周面ネジ作用部
22g:下環状パッキン
23:チューブ
A:放出作動ユニット(図1参照)
B:収容ユニット(図1参照)
S1:貯留空間域
S2:環状空間域
d1:トリガレバー回動操作の短ストローク(図4参照)
d2:トリガレバー回動操作の長ストローク(図5参照)
f1:内容物放出経路(図5参照)
f2:内容物貯留経路(図6参照)
f3:外気流入経路(図6参照)

Claims (9)

  1. 内容物およびその噴射用ガスを収容した容器本体に対しての放出操作部の移動にともなう、前記噴射用ガスに基づく弁部材とステムとの間の弁作用により前記内容物のエアゾール動作を実行する、内容物放出構造の構成要素としての放出作動ユニットであって、
    前記内容物および前記噴射用ガスがシール状態で収容された前記容器本体を含む収容ユニットとの結合により、前記内容物放出構造を構成し、
    前記放出操作部と、
    自内部空間域に、前記放出操作部と連動して外部空間域への内容物通路を持つ前記ステム、このステムとの間で弁作用を呈する前記弁部材、および前記ステムを弁部材閉状態の方向に付勢する弾性部材が配設されて、前記容器本体の内容物が流入する筒状の内ハウジングと、
    前記内ハウジングを保持して前記収容ユニットと結合する機能を備えたカバー体と、からなる、
    ことを特徴とする内容物放出構造の放出作動ユニット。
  2. 前記内容物放出構造は、
    前記放出操作部の移動にともない、短移動の前記エアゾール動作と、前記噴射用ガスの圧力低下状態での上流弁および前記弁部材としての下流弁に基づく長移動のポンプ動作と、を個々に実行するものであり、
    前記内ハウジングは、その側面部に、
    初期状態の前記下流弁により前記自内部空間域との間が閉状態に設定され、前記ポンプ動作の際には、前記収容ユニットの一部である筒状の外ハウジングに形成された外孔部とともに前記容器本体への外気流入部として作用する、減圧防止用の内孔部を備えている、
    ことを特徴とする請求項1記載の内容物放出構造の放出作動ユニット。
  3. 前記内ハウジングは、
    尖状の傾斜下端面を備えている、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の内容物放出構造の放出作動ユニット。
  4. 請求項1記載の放出作動ユニットとの結合により前記内容物放出構造を構成する収容ユニットであって、
    前記容器本体と、
    前記容器本体の開口筒状部に取り付けられて前記内ハウジングを収容する筒状の外ハウジングと、からなり、
    前記外ハウジングは、
    その内部の横断面全体に形成され、前記内容物および前記噴射用ガスを前記容器本体へ閉じ込める横断面シール部、を備え、
    前記放出作動ユニットとの結合に際し、
    前記横断面シール部が前記内ハウジングとの当たり作用により破損して、前記容器本体の内部空間域と前記自内部空間域とが連通する、
    ことを特徴とする内容物放出構造の収容ユニット。
  5. 請求項2記載の放出作動ユニットとの結合により前記内容物放出構造を構成する収容ユニットであって、
    前記外ハウジングは、
    その側面部の、前記横断面シール部よりも前記容器本体の内部空間域側に形成され、前記ポンプ動作の際には、前記内孔部とともに前記容器本体への外気流入部として作用する、減圧防止用の外孔部を備えている、
    ことを特徴とする請求項4記載の内容物放出構造の収容ユニット。
  6. 請求項1記載の放出作動ユニットおよび請求項4記載の収容ユニットの結合により構成される内容物放出構造であって、
    前記横断面シール部が破損され、
    前記内ハウジングを保持するカバー体が、前記容器本体の開口筒状部の外周面側に取り付けられている、
    ことを特徴とする内容物放出構造。
  7. 請求項2記載の放出作動ユニットおよび請求項5記載の収容ユニットの結合により構成される内容物放出構造であって、
    前記内ハウジングの外周面と前記外ハウジングの内周面とで画定される環状空間域に、環状シール部が、前記内孔部および前記外孔部を含む閉空間域を形成するため前記外周面および前記内周面と密接する態様で配設されている、
    ことを特徴とする請求項6記載の内容物放出構造。
  8. 前記外ハウジングは、
    前記開口筒状部の小径外周面に取り付けられる環状垂下部を備え、
    前記外周面側は、
    前記環状垂下部の大径外周面である、
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の内容物放出構造。
  9. 請求項6乃至8のいずれかに記載の内容物放出構造を備え、かつ、前記容器本体に噴射用ガスおよび内容物を収容した、
    ことを特徴とするエアゾール式製品。
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