JP4562026B2 - 液体噴出容器 - Google Patents

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本発明は液体噴出容器に関する。
液体噴出容器として、容器体に液体噴出ポンプを固定したもので、上端の噴出ヘッドを上下動させることにより、装着した容器体内の収納液を吸い上げてヘッドの噴出口より噴出する如く構成したものが知られている。
従来のこの種の液体噴出容器では、噴出口が開いたままであるためノズル付近に残存する収納液が固まってしまう不都合が生じる場合があった。このような液の固化が生じるとノズル内の流通性が悪くなり、液の円滑な注出が阻害される虞れがある。そこでノズル先端にキャップを装着することが行われており、外気を遮断することによりノズル内に残存する液の乾燥を防ぎ、固化を防止する。(特許文献1参照)
前記液体噴出容器は、容器体上端より上方付勢状態で上下動可能に突出させたステムの上端に噴出ヘッドを嵌着するとともに、該噴出ヘッドの上下動により容器体内の液をその噴出口より噴出させる如く構成した液体噴出容器であって、噴出口を閉塞して着脱可能に装着した栓部材を設けるとともに、栓部材と噴出ヘッド外面とを、栓部材の離脱が可能な長さを有する可撓性の連結帯により一体に連結している。また、噴出ヘッドの外面に栓部材を係止する係止手段を設け、液の噴出時に栓部材を係止させてぶらぶらしない様に構成している。
特開2003−292018号公報
従来のこの種の容器は液の固化防止が図れて円滑な液の注出を行えるとともに、栓を紛失する虞れもなく、しかも取り扱いが便利で、製造も容易な優れたものである。しかしながら可撓性の連結帯は噴出口閉塞時或いは噴出ヘッド外面への係止時とで形状が異なる状態で固定されるため、一つの状態が長くなるとその形状の癖がついて取り扱いが面倒となる等いまだ改良の余地がある。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、噴出ヘッド内の液の乾燥,固化を防止でき、常時液の円滑な噴出ができる等上記した従来容器の持つ特性を発揮でき、しかも、取り扱いも極めて便利な液体噴出容器を提案するものである。
第1の手段として、容器体Aの口頸部4外周に装着筒10を嵌着することで、上端部を容器体A上方に露出した状態で容器体A内に嵌着した固定吸引部B1と、該固定吸引部より上方付勢状態で押し下げ可能に噴出ヘッド12を突出させた作動噴出部B2とを備え、該作動噴出部の上下動により前記容器体内液を前記固定吸引部内に吸引するとともに、前記噴出ヘッドの噴出口13より噴出する如く構成した液体噴出容器に於いて、前記噴出口13を開閉する栓部材Cを備え、該栓部材Cは、装着筒10の上部に起立した固定吸引部B1を構成する補助キャップ11外周に嵌着した固定リング20と、該固定リングに薄肉ヒンジ23を介して上下揺動可能に連結するとともに、上方起立状態で前記噴出口13を開閉可能に閉塞する揺動板21とを備え、該揺動板の下方垂下状態で前記揺動板に穿設した係合孔25を前記固定リングに突設した係止突部26に係合させて、固定リング20外面に沿って揺動板21を垂下させた
第2の手段として、前記第1の手段に於いて、前記固定吸引部B1に対する前記噴出ヘッド12の向きが一定の状態で前記作動噴出部B2の上下動を可能に構成し、前記固定リング20を前記噴出ヘッド12の前記噴出口13に対応する位置に前記揺動板21が位置する所定の向きに嵌着した。
本発明の液体噴出容器は、噴出口13を開閉する栓部材Cを備えているため、不使用時には栓部材Cにより噴出口13を閉塞して内部の液の乾燥,固化を防止でき、液の円滑な噴出が可能となる。また、栓部材Cは、容器体A上方に露出する固定吸引部外周に固定リング20を嵌着して装着できるため、組み付け操作が容易である。また、固定リング20に薄肉ヒンジ23を介して上下揺動可能に連結した揺動板21の上方起立状態で噴出口13を閉塞するため、揺動板21は常時同じ状態を維持して変形する等の不都合はなく、更に、揺動板の下方垂下状態で揺動板21に穿設した係合孔25を固定リング20に突設した係止突部26に係合可能に構成しているため、液注出時にも揺動板21がぶらぶらせず、また、揺動板21は固定リング20から離れずに真下に垂下させておくことができ、従って取り扱いが極めて容易となる。
また、前記固定吸引部B1に対する前記噴出ヘッド12の向きが一定の状態で前記作動噴出部B2の上下動を可能に構成し、前記固定リング20を前記噴出ヘッド12の前記噴出口13に対応する位置に前記揺動板21が位置する所定の向きに嵌着した場合には、噴出口13が常時一定位置を上下動し、また、揺動板21も常時一定位置を上下揺動するため、揺動板21による噴出口13の閉塞が常時確実に行える利点がある。
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明液体噴出容器の一例を示し、該容器は、容器体Aと、ポンプ式のディスペンサーBとを備えている。容器体Aは胴部2より肩部3を介して口頸部4を起立している。
ディスペンサーBは、容器体A内の液を内部構造等の選択により霧状或いは泡状或いは水柱状などの状態で噴出するもので、固定吸引部B1と、作動噴出部B2とを備えている。
固定吸引部B1は上端部を容器体A上方に露出した状態で容器体A内に嵌着している。具体的一例を挙げると、容器体Aの口頸部4外周に嵌着した装着筒10により容器体A内に垂下するとともに下端部に吸い込み弁を設けたシリンダ(図示せず)上部を固定している。装着筒10の上部には補助キャップ11を備えている。
作動噴出部B2は固定吸引部B1より上方付勢状態で押し下げ可能に噴出ヘッド12を突出させており、この作動噴出部B2の上下動により容器体内の液を固定吸引部B1内に吸引するとともに、噴出ヘッド12の噴出口13より噴出する如く構成しており、固定吸引部B1と作動噴出部とで内部にポンプ機構を現出させている。作動噴出部B2の具体例を図示せずに説明すれば、例えば、シリンダ内に摺動可能に嵌合させた環状ピストンを下部外周に連繋させたステムの上端に前記噴出ヘッド12を嵌着し、作動噴出部B2をコイルスプリングにより常時上方へ付勢させる。また、ステム内には吐出弁を設ける。尚、固定吸引部B1及び作動噴出部B2の具体的構成はこれに限られず、従来のこの種の液体噴出容器の形態を採用できる。
また、作動噴出部B2は、固定吸引部B1に対する噴出ヘッド12の向きが一定の状態で上下動を可能に構成した位置決め手段を設けても良い。この位置決め手段として、例えば、図2に示す如く、噴出ヘッド12外面に縦突条14を縦設し、一方、補助キャップ11の内周面に案内溝15を縦設する。尚、位置決め手段は上記要件を満たせば他の具体的形態を当然採用できる。
本発明では、上記した如き液体噴出容器に於いて、上記噴出口13を開閉する栓部材Cを設けている。栓部材Cは合成樹脂等により形成されたもので、固定リング20と揺動板21とを備えている。
固定リング20は容器体A上方に露出する固定吸引部B1の外周に嵌着している。図示例では、補助キャップ11の外周に嵌着固定している。また、この固定リング20は噴出ヘッド12の噴出口13に対応する位置に揺動板21が位置する如く所定の向きに嵌着する位置決め手段を設けても良い。具体例として、図2に示す如く、補助キャップ11外周所定位置に一対の縦突条16を縦設し、一方、固定リング20内面所定位置に一対の縦凹溝22を縦設し、それらを嵌合させることにより上記位置決め手段を構成している。この場合には縦突条16と縦凹溝22の対が180°離間位置に設けているため、目視により前後を確認して嵌合する必要があるが、充分な嵌合強度を得られる利点がある。また、これら縦突条と縦凹溝の組み合わせは、本例に限らず、例えば、図4に示す如く、所定位置にそれぞれ一箇所設けてもよい。この場合には目視による前後の選択を必要としない。また、縦突条と縦凹溝の組み合わせは三箇所以上あっても良い。
揺動板21は、固定リング20に薄肉ヒンジ23を介して上下揺動可能に連結するとともに、上方起立状態で噴出口13を開閉可能に閉塞する如く構成したもので、図示例では、固定リング20の上端部所定位置に薄肉ヒンジ23を介して一端を連結した縦長板状をなし、他端一面には噴出口13に嵌合して閉塞するシール突部24を突設している。そして、図1に示す如く、上方起立状態でシール突部26が噴出口13に嵌着して噴出口13を液密に閉塞する如く構成している。尚、この揺動板21により噴出口13の閉塞は図示例のものに限らず、筒状突部を突設して噴出口周囲に密嵌させる如く構成しても良い。
また、本発明では、揺動板21の下方垂下状態で揺動板21に穿設した係合孔25を固定リング20に突設した係止突部26に係合可能に構成している。これにより、下方垂下位置の揺動板が図1に示す如く固定リング20に沿った状態で係止される。
上記の如く構成した液体噴出容器を使用する場合に付いて説明すると、不使用時には図3に示す如く揺動板21を上方に起立させてシール突部24を噴出口13に嵌合させることにより噴出口13を閉塞する。この際、揺動板21の存在で噴出ヘッド12に押し下げる外力が掛かっても噴出ヘッド12は下がらず、不用意な液の漏出を防止できる。また、液の噴出させる場合には、シール突部24を噴出口13から外して揺動板21を下方垂下位置に回動させ、図1に示す如く、係合孔25に係止突部26を嵌合させて揺動板21を係止する。この状態から噴出ヘッド12上下動させることにより収納液を噴出することができる。使用後は再び揺動板21を起立させて図3の状態としておけば良い。
本発明液体噴出容器の斜視図である。(実施例1) 本発明液体噴出容器の分解斜視図である。(実施例1) 本発明液体噴出容器の噴出口閉塞状態の斜視図である。(実施例1) 本発明液体噴出容器の分解斜視図である。(実施例2)
符号の説明
12…噴出ヘッド,13…噴出口,20…固定リング,23…薄肉ヒンジ,21…揺動板,
25…係合孔,26…係止突部,A…容器体,B…ディスペンサー,B1…固定吸引部,
B2…作動噴出部,C…栓部材

Claims (2)

  1. 容器体(A) の口頸部4外周に装着筒(10)を嵌着することで、上端部を容器体(A) 上方に露出した状態で容器体(A) 内に嵌着した固定吸引部(B1)と、該固定吸引部より上方付勢状態で押し下げ可能に噴出ヘッド(12)を突出させた作動噴出部(B2)とを備え、該作動噴出部の上下動により前記容器体内液を前記固定吸引部内に吸引するとともに、前記噴出ヘッドの噴出口(13)より噴出する如く構成した液体噴出容器に於いて、前記噴出口(13)を開閉する栓部材(C) を備え、該栓部材(C) は、装着筒(10)の上部に起立した固定吸引部(B1)を構成する補助キャップ(11)外周に嵌着した固定リング(20)と、該固定リングに薄肉ヒンジ(23)を介して上下揺動可能に連結するとともに、上方起立状態で前記噴出口(13)を開閉可能に閉塞する揺動板(21)とを備え、該揺動板の下方垂下状態で前記揺動板に穿設した係合孔(25)を前記固定リングに突設した係止突部(26)に係合させて、固定リング(20)外面に沿って揺動板(21)を垂下させたことを特徴とする液体噴出容器。
  2. 前記固定吸引部(B1)に対する前記噴出ヘッド(12)の向きが一定の状態で前記作動噴出部(B2)の上下動を可能に構成し、前記固定リング(20)を前記噴出ヘッド(12)の前記噴出口(13)に対応する位置に前記揺動板(21)が位置する所定の向きに嵌着した請求項1に記載の液体噴出容器。
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