JP2015047551A - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

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【課題】本体部への装着キャップの取り付けに要する力が小さくなって、組み立て作業が容易になるトリガー式液体噴出器を提供する。【解決手段】本発明のトリガー式液体噴出器1において、容器Cの口部に取り付けられる装着キャップ2は、本体部3の下方に設けた連結筒部30aを挿通させ且つ連結筒部30aの外周面から径方向外側に延在するフランジ30bに抜け止め保持される上部開口2cを有するとともに、装着キャップ2を傾倒させた状態で上部開口2cを連結筒部30aの下端より挿入して本体部3に取り付けられるものである。【選択図】図1

Description

本発明は、トリガー式液体噴出器に関するものであり、特に、この噴出器を容器の口部に固定する装着キャップに関する。
黴取り剤や洗剤、衣料用糊剤、住居用ワックス、整髪剤、芳香剤等の内容液を入れた容器においては、容器の口部に装着され、操作レバーを牽曳することによって本体部に設けたポンプを駆動して容器内の液体を直線状、霧状あるいは泡状にして噴射させるトリガー式液体噴出器が多用されており(例えば特許文献1参照)、これにより内容液の効率的な供給を可能にしている。
かかる噴出器は、本体部の下部に設けたフランジに抜け止めされるとともに本体部に対して回動自在に設けられる装着キャップを備えていて、容器の口部にこの装着キャップをあてがい、本体部を保持したまま装着キャップのみを回転させることで、噴出器のノズルを所定の方向に向けた状態で容器へ装着することができる。
特開平11−290731号公報
ところで従来、装着キャップを本体部に取り付けるにあたっては、装着キャップの天壁に設けた上部開口から本体部の下端を挿通させ、フランジと天壁とが平行になるようにした状態で、装着キャップを押し込むようにしていた。すなわち、フランジと天壁とが全周に亘って当接した状態で押し込みが行われることになるため、取り付けに大きな力が必要となっていた。また、取り付け時のばらつきによっては、装着キャップを押し込む過大な力がフランジ及び装着キャップの一部だけに作用することがあって、フランジの外縁部や装着キャップの上部開口の縁部が捲れてしまうこともあった。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、本体部への装着キャップの取り付けに要する力が小さくなって組み立て作業が容易になるとともに、フランジや装着キャップに生じることがあった捲れの発生を効果的に防止することができる、新たなトリガー式液体噴出器を提案するところにある。
本発明は、容器の口部に取り付けられる装着キャップを有し、操作レバーの牽曳を繰り返して本体部に設けたポンプを駆動させ該容器内の内容液を吸引、加圧、圧送して内容液を噴出させるトリガー式液体噴出器であって、
前記装着キャップは、前記本体部の下方に設けた連結筒部を挿通させ且つ該連結筒部の外周面から径方向外側に延在するフランジに抜け止め保持される上部開口を有するとともに、該装着キャップを傾倒させた状態で該上部開口を該連結筒部の下端より挿入して該本体部に取り付けられるものであるトリガー式液体噴出器である。
前記フランジの外縁部上面に、径方向外側に向かって下向きに傾斜するフランジテーパ部を備えることが好ましい。
前記装着キャップは、前記上部開口を設けた天壁を有し、該天壁の上部開口縁部に径方向内側に向かって下向きに傾斜する天壁テーパ部を備えることが好ましい。
径方向外側に延在するフランジを備える本体部の連結筒部に対し、装着キャップを傾倒させた状態で取り付けるようにしたので、装着キャップはフランジに対して部分的に当接しながら連結筒部に挿入されることとなるため、装着キャップの押し込みに要する力が小さくなる。また、必要となる力が小さくて済む分、過大な力がフランジや装着キャップに加わるおそれがなくなるので、捲れの発生を効果的に防止することができる。
フランジの外縁部上面に、径方向外側に向かって下向きに傾斜するフランジテーパ部を設ける場合は、フランジの外縁部上面と装着キャップとの干渉を避けることができるため、装着キャップの押し込みに要する力がより小さくなる。
装着キャップに、上部開口を形成した天壁を設け、天壁の上部開口縁部に径方向内側に向かって下向きに傾斜する天壁テーパ部を設ける場合は、装着キャップの取り付けにあたって天壁テーパ部がフランジ下面の角部に当接し、装着キャップのフランジへの乗り越えを誘導するので、この場合も装着キャップの押し込みに要する力がより小さくなる。
本発明に従うトリガー式液体噴出器の一実施形態を示す、側面視での断面図である。 図1に示す装着キャップの本体部への取り付けを説明する図、及びその拡大図である。 図2の状態から装着キャップを更に押し込んだ状態を示す図、及びその拡大図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。なお、本願明細書、特許請求の範囲、要約書、及び図面では、後述するカバーの頂壁が位置する側を上方(図1における上側)とし、装着キャップが設けられる側を下方(図1における下側)とする。また、ノズルが設けられる側を前方(図1における左側)とし、その反対側を後方(図1における右側)とする。また、上下方向及び前後方向に対して直交する方向(図1における紙面に垂直な方向)を側方とする。
図1における、符号1はトリガー式液体噴出器の一実施形態を示す。トリガー式液体噴出器1は、容器Cの口部に取り付けられる装着キャップ2と、装着キャップ2を回転自在且つ抜け出し不能に保持するとともに、容器C内の内容液を吸引、加圧、圧送するポンプを備える本体部3と、本体部3に連結するとともに容器Cの底部に向けて延び、ポンプの駆動にて容器C内の内容液を吸い上げるパイプ4と、本体部3の前方に設けられ、内容液を外界に向けて噴出させるノズル5と、本体部3に揺動可能に保持され、牽曳を繰り返すことでポンプを駆動させる操作レバー6と、牽曳された操作レバー6に復元力を付与するバネ部材7と、本体部3の上方及び側方を覆うカバー8とを備えている。
装着キャップ2は、円筒状となる側壁2aの内面に、容器Cの口部に設けたねじ部に適合するねじ部2bを有している。また、側壁2aの上方には、中央部に上部開口2cを有する天壁2dが設けられていて、天壁2dにおける上部開口2cの縁部には、径方向内側に向かって下向きに傾斜する天壁テーパ部2eが設けられている。
本実施形態において本体部3は、複数の部材から構成されていて、装着キャップ2は、その一つをなすボディ30に取り付けられる。ボディ30の下方には、上部開口2cに挿通される円筒状の連結筒部30aが設けられていて、連結筒部30aの外周面には、径方向外側に延在するフランジ30bが設けられている。また、フランジ30bの外縁部上面には、径方向外側に向かって下向きに傾斜するフランジテーパ部30cが設けられている。また連結筒部30aの上方には、連結筒部30aに対して後方に偏心するとともに連結筒部30aよりも小径となる縦筒30dが設けられていて、縦筒30dの上方には、前方に向けて延在する横筒30eが設けられている。ここで縦筒30dの内部通路と横筒30eの内部通路とは、穴Haを介してつながっている。また横筒30eの前方側には、上方及び側方に延在する板状壁30fが設けられ、板状壁30fには、前方に向けて突出する円柱部30g、及び円柱部30gの径方向外側に位置する円筒部30hが設けられている。また、横筒30eの両側方には、側面視にてU字状をなし前述の操作レバー6を揺動可能に保持する溝部30iが設けられている。そして、横筒30eの下方には、縦筒30dから前方に向けて突出する円筒状の嵌合壁30jが設けられていて、嵌合壁30jの径方向内側には、円筒状をなすとともに縦筒30dからの突出量が嵌合壁30jよりも少なくなるように形成され、またその先端部が後述する吐出弁体と当接する吐出弁座30kが設けられている。また、嵌合壁30jと吐出弁座30kとの相互間には、縦筒30dを貫く穴Hbが設けられ、吐出弁座30kの内側には、縦筒30dを貫く穴Hcが設けられている。更に、嵌合壁30jには、その内外を連通させる穴Hdが設けられている。
また、縦筒30d内には、円筒状のインテイク31が設けられている。インテイク31の下方には、径方向外側に延在するフランジ31aが設けられていて、フランジ31aには、嵌合壁30jに設けた穴Hdに連通する穴Heが設けられている。また、インテイク31の下端には、前述のパイプ4が嵌合保持されている。更にインテイク31の内部通路の中間部には、その内部通路を上部及び下部に区画する隔壁31bが設けられている。そして隔壁31bの下方には、穴Hcに連通する穴Hfが設けられ、隔壁31bの上方には、穴Hbに連通する穴Hgが設けられている。更にインテイク31の上方には、段状に形成されて後述する吸い上げ弁体と当接する吸い上げ弁座31cが設けられ、更に吸い上げ弁座31cの上方には、穴Haに連通する穴Hhが設けられている。
そして、インテイク31の上方には、吸い上げ弁32が設けられている。吸い上げ弁32は、吸い上げ弁座31cに着座する平板状の吸い上げ弁体32aと、側面視にて環状をなし、吸い上げ弁体32aに対して常時下方へ向かう付勢力を作用させる弾性部32bを備えている。
また、嵌合壁30jの内側には、シリンダー部材33が設けられている。シリンダー部材33は、嵌合壁30jに嵌合保持される円筒状のシリンダー筒33aと、シリンダー筒33aの径方向内側に設けられる円筒状の区画筒33bとを同心二重配置で設けたものであり、シリンダー筒33aと区画筒33bとの後方側は、奥壁33cでつながっている。奥壁33cには、縦筒30dに設けた穴Hbに入り込むとともにインテイク31の穴Hgに連通する穴Hiが設けられている。そして区画筒33bの内側には、半球状をなすとともに吐出弁座30kに着座する吐出弁体33dと、螺旋状に延在して区画筒33bと吐出弁体33dとを相互に連結し且つ吐出弁体33dに対して常時後方へ向かう付勢力を作用する弾性部33eとが設けられていて、吐出弁体33d及び弾性部33eによって吐出弁を構成している。更に、シリンダー筒33aには、シリンダー筒33aの内外を連通させるとともに、嵌合壁30jとシリンダー筒33aとの間に形成される隙間を介して嵌合壁30jの穴Hdに連通する外気導入口Hjが設けられている。
シリンダー部材33の内側には、ピストン34が設けられている。ピストン34は、シリンダー筒33aの内周面に摺動可能に当接する環状の摺動部34aを有していて、摺動部34aには、前方に向けて延在するとともに前方側の端部を閉塞した周壁部34bが設けられている。また、周壁部34bの前方側端部には、前述の操作レバー6に係合する係合穴34cが設けられている。なお、摺動部34aは、操作レバー6が牽曳されていない状態において、シリンダー部材33の外気導入口Hjを塞ぐ位置に設けられている。
このように本実施形態では、ボディ30、インテイク31、吸い上げ弁32、シリンダー部材33、ピストン34によって、ポンプ機能を有する本体部3を構成している。
ノズル5は、ボディ30に設けた円柱部30gの前方側に配される縦壁5aを有していて、縦壁5aには、円柱部30gを取り囲んで後方へ向けて延在する内側筒状壁5bと、内側筒状壁5bの径方向外側にて円筒部30hの内周面に当接する外側筒状壁5cが設けられている。これによりノズル5は、円柱部30gを中心に回動可能に保持される。なお、ノズル5はボディ30に対して抜け止め保持(例えば板状壁30fに爪部を設け、これに係合する爪部をノズル5に設ける)されている。ここで、内側筒状壁5bの内側には、縦壁5aを貫く貫通穴5dが設けられていて、円柱部30gの外周面と内側筒状壁5bの内周面には、それぞれ前後方向に延在する溝が設けられている。これにより、ノズル5を回転させて相互の溝が合わさることで、横筒30eの内部通路と貫通穴5dとが連通して内容液の噴出が可能となる一方、これらの溝がずれている時は、横筒30eの内部通路と貫通穴5dとは非連通となって、内容液の噴出を阻止することができる。また、外側筒状壁5cの径方向外側には、横断面形状が矩形状となる外壁5eが設けられていて、更に外壁5eの前方側には、ヒンジ5fを介して一体に連結するとともに、内容液を外界に向けて噴出させる噴出口5gを形成した衝突壁5hが設けられている。なお、内容液を噴出させる際には、衝突壁5hはヒンジ5fにて折り曲げられて(折曲げられた衝突壁5hは外壁5eに係合保持される)、噴出口5gが貫通穴5dの前方に位置するようにしている。
操作レバー6は、前壁6a及び前壁6aの両側方に設けられる一対の側壁6bを有するものであり、各側壁6bの上方には、ボディ30の溝部30iに揺動可能に連係する円柱状の突起6cが設けられている。また、操作レバー6の中間部には、前壁6aを貫通するとともにピストン34との干渉を避ける逃がし穴6dが設けられていて、逃がし穴6dの側方には、係合穴34cに連係する円柱状の凸部6eが設けられている。
バネ部材7は、操作レバー6の後方において、ボディ30の横筒30eと嵌合壁30jとの間で保持され、前方へ向けて伸延しつつ湾曲しながら下方に向けて延在する形態をなすものであり、操作レバー6に対して常時前方へ向かう付勢力を付与している。
カバー8は、上方に設けられた頂壁8a、及び頂壁8aの側方から下方に向けて延在する一対の側壁8bを備えている。また、詳細な説明は省略するが、ボディ30に対して後方から前方に向けてスライドさせることで取り付けできるように構成されている。なお従来は、特許文献1の図1に示すように、スライドさせて取り付けたカバーを抜け止め保持するための爪部が本体部の後方に設けられていることが一般的であるが、本実施形態ではこのような爪部をはじめ、他の突起物が本体部3(ボディ30)の後方に設けられていない点が従来のものと相違する。
上記のような構成となるトリガー式液体噴出器1によれば、操作レバー6の牽曳によってピストン34が後方に押し込まれることで、シリンダー部材33内の内容液は、穴Hi及び穴Hgを通ってインテイク31の上部側の内部通路内に圧入され、吸い上げ弁体32aを押し上げて穴Hh、穴Ha、及び横筒30eの内部通路を通り、貫通穴5dを介して噴出口5gから噴出される。
次いで操作レバー6の牽曳を停止し、バネ部材7の付勢力で操作レバー6が元の位置に戻ることでピストン34も前方に移動し、シリンダー部材33内が負圧化される。これによって容器C内の内容液が、パイプ4を介してインテイク31の下部側の内部通路内に導入され、穴Hf及び穴Hcを通り、吐出弁座30kから離反した吐出弁体33d及び螺旋状となる弾性部33e間の隙間を介してシリンダー部材33内に導入される。なお、ピストン34が元の位置に戻るまでは、シリンダー部材33に設けられた外気導入口Hjが開口しているので、外気を、外気導入口Hj、嵌合壁30jとシリンダー筒33aとの間に形成される隙間、嵌合壁30jの穴Hd、及びインテイク31の穴Heを介して容器C内に取り込むことができる。このため、噴出に従って容器C内の内容液が減少しても、外気が容器C内に取り込まれるので、負圧によって容器Cが変形することはない。
次に図2、図3を参照しつつ、装着キャップ2のボディ30への取り付け方について説明する。なお、図2、図3では、単体のボディ30に対して装着キャップ2を取り付ける例を示しているが、この方法に限定されるものではなく、装着キャップ2を取り付ける際に邪魔にならない、他の部材をボディ30に組み付けておいても構わない。
装着キャップ2をボディ30へ取り付けるにあたっては、図2に示すように装着キャップ2をボディ30に対して傾倒させた状態とし(図示の例は、装着キャップ2を前傾姿勢にしている)、連結筒部30aを上部開口2cに挿通するとともに、図2の拡大図に示す二点鎖線に沿って、装着キャップ2をフランジ30bに向けて押し込みを行う。なお、装着キャップ2を取り付けるに当たっては、ボディ30の軸線に対して45度程度の角度で挿入することが望ましい。本実施形態では、フランジ30bの外縁部上面にフランジテーパ部30cを設けているので(図2の拡大図において、フランジ30bの外縁部上面に点線で示す部分は、フランジテーパ部30cが設けられていない場合のフランジ外形を示す)、フランジ30bの外縁部上面と装着キャップ2との干渉を避けることができるため、装着キャップ2の押し込みに要する力をより小さくすることができる。
また、本実施形態において本体部3(ボディ30)の後方には、カバー8を抜け止め保持するための爪部等を設けておらず、図2の拡大図に示す二点鎖線に沿って装着キャップ2を押し込んでも、装着キャップ2の移動域(図2の拡大図に示す二点鎖線を境にボディ30と反対側であって、符号Mで示す領域)には、装着キャップ2の移動を妨げるものがないため、押し込む途中で装着キャップ2の姿勢を変える必要はない。
更に、本実施形態における装着キャップ2は天壁テーパ部2eを備えているので、図3に示すように天壁テーパ部2eがフランジ30bの下面の角部に当接しても、天壁テーパ部2eによって装着キャップ2のフランジ30bへの乗り越えが誘導されるので、装着キャップ2の押し込みに要する力をより小さくすることができる。
なお、図2、図3では装着キャップ2を前傾姿勢にして押し込む例を示したが、装着キャップ2を傾倒させる向きはこれに限定されるものではなく、後方あるいは側方に向けて傾倒させてもよい。また、本発明に従うトリガー式液体噴出器の内部構造は、本実施形態のものに限られず、通常使用される他の構造を用いることができる。
本発明によれば、本体部への装着キャップの取り付けに要する力が小さくなって組み立て作業が容易になるとともに、従来、組み立て作業時に生じることがあった、フランジや装着キャップの捲れを効果的に防止できる、新規のトリガー式液体噴出器を提供することができる。
1 トリガー式液体噴出器
2 装着キャップ
2a 側壁
2b ねじ部
2c 上部開口
2d 天壁
2e 天壁テーパ部
3 本体部
4 パイプ
5 ノズル
5a 縦壁
5b 内側筒状壁
5c 外側筒状壁
5d 貫通穴
5e 外壁
5f ヒンジ
5g 噴出口
5h 衝突壁
6 操作レバー
6a 前壁
6b 側壁
6c 突起
6d 逃がし穴
6e 凸部
7 バネ部材
8 カバー
8a 頂壁
8b 側壁
30 ボディ
30a 連結筒部
30b フランジ
30c フランジテーパ部
30d 縦筒
30e 横筒
30f 板状壁
30g 円柱部
30h 円筒部
30i 溝部
30j 嵌合壁
30k 吐出弁座
31 インテイク
31a フランジ
31b 隔壁
31c 弁座
32 吸い上げ弁
32a 吸い上げ弁体
32b 弾性部
33 シリンダー部材
33a シリンダー筒
33b 区画筒
33c 奥壁
33d 吐出弁体
33e 弾性部
34 ピストン
34a 摺動部
34b 周壁部
34c 係合穴
C 容器
Ha〜Hi 穴
Hj 外気導入口
M 装着キャップの移動域

Claims (3)

  1. 容器の口部に取り付けられる装着キャップを有し、操作レバーの牽曳を繰り返して本体部に設けたポンプを駆動させ該容器内の内容液を吸引、加圧、圧送して内容液を噴出させるトリガー式液体噴出器であって、
    前記装着キャップは、前記本体部の下方に設けた連結筒部を挿通させ且つ該連結筒部の外周面から径方向外側に延在するフランジに抜け止め保持される上部開口を有するとともに、該装着キャップを傾倒させた状態で該上部開口を該連結筒部の下端より挿入して該本体部に取り付けられるものであるトリガー式液体噴出器。
  2. 前記フランジの外縁部上面に、径方向外側に向かって下向きに傾斜するフランジテーパ部を備える請求項1に記載のトリガー式液体噴出器。
  3. 前記装着キャップは、前記上部開口を設けた天壁を有し、該天壁の上部開口縁部に径方向内側に向かって下向きに傾斜する天壁テーパ部を備える請求項1又は2に記載のトリガー式液体噴出器。
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