JP6113609B2 - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

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Description

本発明は、トリガー式液体噴出器に関するものであり、特に、噴出器の大部分を覆い隠すシュラウドと、このシュラウドを保持する本体部に関する。
黴取り剤や洗剤、衣料用糊剤、住居用ワックス、整髪剤、芳香剤等の内容液を入れた容器においては、容器の口部に装着され、操作レバーを牽曳することによって本体部に設けたポンプを駆動して容器内の液体を直線状、霧状あるいは泡状にして噴射させるトリガー式液体噴出器が多用されており(例えば特許文献1参照)、これにより内容液の効率的な供給を可能にしている。
かかる噴出器は、特許文献1の図1、図2に示されているように、操作レバーやノズルを残して噴出器の全体を覆うシュラウド(特許文献1ではカバー)を備えていて、これを本体部(特許文献1では噴出器本体)に装着することで美観を高めている。
特開平11−290731号公報
ところで特許文献1の噴出器におけるシュラウドは、その側壁内面の上方に設けたガイドリブを本体部に連係させて後方から前方に向かうスライド移動を許容する一方、本体部の下部後方に設けた爪部をシュラウドの底壁内面に係合させることで抜け止め保持されるが、ガイドリブに対して爪部の位置が離れているため、成形等のばらつきによっては相互間の寸法が大きく変ってしまい、シュラウドの外れにつながるおそれがある。このため、爪部の係合代を比較的大きくしておく必要があった。また、爪部が容易に変形してしまわないよう、補強リブを設けたり肉厚を厚くしたりして剛性を高めておく必要もあった。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、従来のように高い剛性を備える爪部を用いなくてもシュラウドを後方への抜けに対して強固に抜け止め保持することができ、また、シュラウドの取り付け作業も行いやすい、新たなトリガー式液体噴出器を提案するところにある。
本発明は、容器内の内容液を吸引、加圧、圧送するポンプを備える本体部と、該本体部に揺動可能に支持されて牽曳を繰り返すことで該ポンプを駆動させる操作レバーと、該本体部の前方に設けられ加圧された内容液を外界に向けて噴出させるノズルと、該操作レバー及びノズルを残して該本体部を覆い隠すシュラウドとを備えるトリガー式液体噴出器であって、
前記本体部は、容器の口部に取り付けられる装着キャップを回転自在に保持する連結筒と、該連結筒の上縁から径方向内側に延在する頂壁とを備えるとともに、該本体部の両側方に、該連結筒の外周面から突出する一対の外向き突起と、該頂壁から起立する一対の板状壁とを備え、
前記シュラウドの両側壁に、前記板状壁に連係して該シュラウドの前方へのスライド移動を案内するガイドリブと、前記外向き突起に係合して該シュラウドを後方への抜けに対して抜け止め保持する内向き突起とを設けてなるトリガー式液体噴出器である。
前記シュラウドの両側壁に、前記板状壁に向けて突出する凸部を備えることが好ましい。
前記外向き突起及び内向き突起の少なくとも一方に、前記シュラウドの前方へのスライド移動に伴外向き突起に対する内向き突起の乗り越えを誘導する傾斜面を備えることが好ましい。
本発明のトリガー式液体噴出器は、シュラウドのガイドリブを本体部の頂壁に形成した板状壁に連係させているので、シュラウドを前方へスライド移動させることができるため、簡単に取り付けることができる。また、シュラウドの内向き突起に係合する外向き突起を、頂壁につながる連結筒に設けることで、シュラウドの前方へのスライド移動を案内する部位とシュラウドを後方への抜けに対して抜け止め保持する部位とが近接することになるので、内向き突起と外向き突起とが離れにくくなり、シュラウドを後方への抜けに対して強固に抜け止め保持することができる。更に、外向き突起及び内向き突起のそれぞれは、本体部及びシュラウドの両側方にそれぞれ設けられていて、シュラウドは左右2箇所で係合されるので、シュラウドの後方への抜けに対する抜け止めをより強固にすることができる。
シュラウドの両側壁に、板状壁に向けて突出する凸部を設ける場合は、シュラウドの側壁が内側へ倒れ込む不具合を防止できるので、良好な美観を呈することができる。
外向き突起及び内向き突起の少なくとも一方に、シュラウドの前方へのスライド移動に伴い外向き突起に対する内向き突起の乗り越えを誘導する傾斜面を設ける場合は、シュラウドを前方へスライド移動させるにあたって、内向き突起が外向き突起を乗り越える際に要する力が小さくなるので、取り付け作業が更に簡単になる。
本発明に従うトリガー式液体噴出器の一実施形態を示す、側面視での断面図である。 図1に示す本体部(ボディ)とシュラウドの組み付け状態を説明する正面図である。 図1に示す本体部(ボディ)に関し、(a)は側面図であり、(b)は背面図である。 図3に示す本体部(ボディ)の平面図である。 図1に示すシュラウドに関し、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。 図5に示すシュラウドの下面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。なお、本願明細書、特許請求の範囲、要約書、及び図面では、後述するシュラウドの上壁が位置する側を上方(図1における上側)とし、装着キャップが設けられる側を下方(図1における下側)とする。また、ノズルが設けられる側を前方(図1における左側)とし、その反対側を後方(図1における右側)とする。また、上下方向及び前後方向に対して直交する方向(図1における紙面に垂直な方向)を側方(左右方向)とする。
図1における符号1は、トリガー式液体噴出器の一実施形態を示す。トリガー式液体噴出器1は、容器Cの口部に取り付けられる装着キャップ2と、装着キャップ2を回転自在且つ抜け出し不能に保持するとともに、容器C内の内容液を吸引、加圧、圧送するポンプを備える本体部3と、本体部3に連結するとともに容器Cの底部に向けて延び、ポンプの駆動にて容器C内の内容液を吸い上げるパイプ4と、本体部3の前方に設けられ、内容液を外界に向けて噴出させるノズル5と、本体部3に揺動可能に保持され、牽曳を繰り返すことでポンプを駆動させる操作レバー6と、操作レバー6に復元力を付与するバネ部材7と、本体部3を覆い隠すシュラウド8とを備えている。
装着キャップ2は、円筒状となる側壁2aの内面に、容器Cの口部に設けたねじ部に適合するねじ部2bを有している。また、側壁2aの上方には、中央部に上部開口2cを有する天壁2dが設けられていて、天壁2dにおける上部開口2cの縁部には、径方向内側に向かって下向きに傾斜する天壁テーパ部2eが設けられている。
本実施形態において本体部3は、複数の部材から構成されていて、装着キャップ2は、その一つをなすボディ30に取り付けられる。ボディ30の下方には、上部開口2cに挿通される円筒状の連結筒30aが設けられていて、連結筒30aの外周面には、径方向外側に延在するフランジ30bが設けられている。また、フランジ30bの外縁部上面には、径方向外側に向かって下向きに傾斜するフランジテーパ部30b1が設けられている。ボディ30に取り付けられた装着キャップ2は、フランジテーパ部30b1に当接して抜け止めされるとともに連結筒30aに対して回転自在に保持されるため、装着キャップ2のみを回転させることで、ボディ30を容器Cに取り付けることができる。
更に連結筒30aについて、図3〜図4を参照して詳細に説明する。連結筒30aの両側方には、連結筒30aの外周面から突出するとともに上下方向に延びる一対の外向き突起30a1が設けられている。図4に示すように外向き突起30a1の後方には、傾斜面30a2が設けられている。また、連結筒30aの上縁には径方向内側に延在する頂壁30cが設けられていて、頂壁30cの両側方には、上方に向けて起立する一対の板状壁30c1が設けられている。
そして、図1に示すように頂壁30cの上方には、連結筒30aに対して後方に偏心するとともに連結筒30aよりも小径となる縦筒30dが設けられていて、縦筒30dの上方には、前方に向けて延在する横筒30eが設けられている。ここで縦筒30dの内部と横筒30eの内部通路とは、穴Haを介してつながっている。また横筒30eの前方側には、上方及び側方に延在する板状壁30fが設けられ、板状壁30fには、前方に向けて突出する円柱部30g、及び円柱部30gの径方向外側に位置する円筒部30hが設けられている。また、横筒30eの両側方には、隙間をあけて横筒30eを間に挟む一対のサイド壁30iが設けられている。対をなすサイド壁30i同士は、本実施形態では総計二つの補強リブ30jでつながっている。なお、詳細は後述するが、サイド壁30iの下端30i1(図3(a)、(b)参照)は、組み立てた際にシュラウド8に連係するように構成されている。また、サイド壁30iには、側面視にてU字状をなす上方開放の溝部30kが設けられている。そして、横筒30eの下方には、縦筒30dから前方に向けて突出する円筒状の嵌合壁30mが設けられていて、嵌合壁30mの径方向内側には、円筒状をなすとともに縦筒30dからの突出量が嵌合壁30mよりも少なくなるように形成され、またその先端部が後述する吐出弁体と当接する吐出弁座30nが設けられている。また、嵌合壁30mと吐出弁座30nとの相互間には、縦筒30dを貫く穴Hbが設けられ、吐出弁座30nの内側には、縦筒30dを貫く穴Hcが設けられている。更に、嵌合壁30mには、その内外を連通させる穴Hdが設けられている。
また、縦筒30d内には、円筒状のインテイク31が設けられている。インテイク31の下方には、径方向外側に延在するフランジ31aが設けられていて、フランジ31aには、嵌合壁30mに設けた穴Hdに連通する穴Heが設けられている。また、インテイク31の下端には、前述のパイプ4が嵌合保持されている。更にインテイク31の内部通路の中間部には、その内部通路を上部及び下部に区画する隔壁31bが設けられている。そして隔壁31bの下方には、穴Hcに連通する穴Hfが設けられ、隔壁31bの上方には、穴Hbに連通する穴Hgが設けられている。更にインテイク31の上方には、段状に形成されて後述する吸い上げ弁体と当接する吸い上げ弁座31cが設けられ、更に吸い上げ弁座31cの上方には、穴Haに連通する穴Hhが設けられている。
そして、インテイク31の上方には、吸い上げ弁32が設けられている。吸い上げ弁32は、吸い上げ弁座31cに着座する平板状の吸い上げ弁体32aと、側面視にて環状をなし、吸い上げ弁体32aに対して常時下方へ向かう付勢力を作用させる弾性部32bを備えている。
また、嵌合壁30mの内側には、シリンダー部材33が設けられている。シリンダー部材33は、嵌合壁30mに嵌合保持される円筒状のシリンダー筒33aと、シリンダー筒33aの径方向内側に設けられる円筒状の区画筒33bとを同心二重配置で設けたものであり、シリンダー筒33aと区画筒33bとの後方側は、奥壁33cでつながっている。奥壁33cには、縦筒30dに設けた穴Hbに入り込むとともにインテイク31の穴Hgに連通する穴Hiが設けられている。そして区画筒33bの内側には、半球状をなすとともに吐出弁座30nに着座する吐出弁体33dと、螺旋状に延在して区画筒33bと吐出弁体33dとを相互に連結し且つ吐出弁体33dに対して常時後方へ向かう付勢力を作用する弾性部33eとが設けられていて、吐出弁体33d及び弾性部33eによって吐出弁を構成している。更に、シリンダー筒33aには、シリンダー筒33aの内外を連通させるとともに、嵌合壁30mとシリンダー筒33aとの間に形成される隙間を介して嵌合壁30mの穴Hdに連通する外気導入口Hjが設けられている。
シリンダー部材33の内側には、ピストン34が設けられている。ピストン34は、シリンダー筒33aの内周面に摺動可能に当接する環状の摺動部34aを有していて、摺動部34aには、前方に向けて延在するとともに前方側の端部を閉塞した周壁部34bが設けられている。また、周壁部34bの前方側端部には、前述の操作レバー6に係合する係合穴34cが設けられている。なお、摺動部34aは、操作レバー6が牽曳されていない状態において、シリンダー部材33の外気導入口Hjを塞ぐ位置に設けられている。
このように本実施形態では、ボディ30、インテイク31、吸い上げ弁32、シリンダー部材33、ピストン34によって、ポンプ機能を有する本体部3を構成している。
ノズル5は、ボディ30に設けた円柱部30gの前方側に配される縦壁5aを有していて、縦壁5aには、円柱部30gを取り囲んで後方へ向けて延在する内側筒状壁5bと、内側筒状壁5bの径方向外側にて円筒部30hの内周面に当接する外側筒状壁5cが設けられている。これによりノズル5は、円柱部30gを中心に回動可能に保持される。なお、ノズル5はボディ30に対して抜け止め保持(例えば板状壁30fに爪部を設け、これに係合する爪部をノズル5に設ける)されている。ここで、内側筒状壁5bの内側には、縦壁5aを貫く貫通穴5dが設けられていて、円柱部30gの外周面と内側筒状壁5bの内周面には、それぞれ前後方向に延在する溝が設けられている。これにより、ノズル5を回転させて相互の溝が合わさることで、横筒30eの内部通路と貫通穴5dとが連通して内容液の噴出が可能となる一方、これらの溝がずれている時は、横筒30eの内部通路と貫通穴5dとは非連通となって、内容液の噴出を阻止することができる。また、外側筒状壁5cの径方向外側には、横断面形状が矩形状となる外壁5eが設けられていて、更に外壁5eの前方側には、ヒンジ5fを介して一体に連結するとともに、内容液を外界に向けて噴出させる噴出口5gを形成した衝突壁5hが設けられている。なお、内容液を噴出させる際には、衝突壁5hはヒンジ5fにて折り曲げられて(折曲げられた衝突壁5hは外壁5eに係合保持される)、噴出口5gが貫通穴5dの前方に位置するようにしている。
操作レバー6は、前壁6a、及び前壁6aの両側方に設けられる一対の側壁6bを有するものであり、各側壁6bの上方には、ボディ30の溝部30kに揺動可能に連係する円柱状の枢支軸6cが設けられている。また、操作レバー6の中間部には、前壁6aを貫通するとともにピストン34との干渉を避ける逃がし穴6dが設けられていて、逃がし穴6dの側方には、係合穴34cに連係する円柱状の凸部6eが設けられている。
バネ部材7は、操作レバー6の後方において、ボディ30の横筒30eと嵌合壁30mとの間で保持され、前方へ向けて伸延しつつ湾曲しながら下方に向けて延在する形態をなすものであり、操作レバー6に対して常時前方へ向かう付勢力を付与している。
シュラウド8は、上方に設けられた上壁8a、及び上壁8aの側方から下方に向けて延在する一対の側壁8bを備えていて、側壁8bの後方下端には底壁8cが設けられている。また、図5(a)、(b)及び図6に示すように両側壁8bの内面には、その下方において前後方向に延在する横壁8d1と、横壁8d1の内側端縁より下方に向けて伸延する縦壁8d2とで構成され、横断面形状がL字状となるガイドリブ8dが設けられている。また、横壁8d1の下方には、前後方向に延在する凸部8eが設けられている。更に、凸部8eの下方には、上下方向に延在する内向き突起8fが設けられている。また、両側壁8bの上方には、その内面から内方に向けて突出するとともに前後方向に延在する上部横壁8g1と、上部横壁8g1の内側端縁より上方に向けて伸延する上部縦壁8g2とで構成される上部ガイドリブ8gが設けられている。
上記のような構成となるトリガー式液体噴出器1によれば、操作レバー6の牽曳によってピストン34が後方に押し込まれることで、シリンダー部材33内の内容液は、穴Hi及び穴Hgを通ってインテイク31の上部側の内部通路内に圧入され、吸い上げ弁体32aを押し上げて穴Hh、穴Ha、及び横筒30eの内部通路を通り、貫通穴5dを介して噴出口5gから噴出される。
次いで操作レバー6の牽曳を停止し、バネ部材7の付勢力で操作レバー6が元の位置に戻ることでピストン34も前方に移動し、シリンダー部材33内が負圧化される。これによって容器C内の内容液が、パイプ4を介してインテイク31の下部側の内部通路内に導入され、穴Hf及び穴Hcを通り、吐出弁座30nから離反した吐出弁体33d及び螺旋状となる弾性部33e間の隙間を介してシリンダー部材33内に導入される。なお、ピストン34が元の位置に戻るまでは、シリンダー部材33に設けられた外気導入口Hjが開口しているので、外気を、外気導入口Hj、嵌合壁30mとシリンダー筒33aとの間に形成される隙間、嵌合壁30mの穴Hd、及びインテイク31の穴Heを介して容器C内に取り込むことができる。このため、噴出に従って容器C内の内容液が減少しても、外気が容器C内に取り込まれるので、負圧によって容器Cが変形することはない。
次に、図1、図2を参照しつつ、シュラウド8の取り付け方法について説明する。なお、図2では説明上、ボディ30とシュラウド8のみを示している。シュラウド8をボディ30に取り付けるに当たっては、板状壁30c1にガイドリブ8dを連係させ、サイド壁30iの下端30i1に上部ガイドリブ8gを連係させて、ボディ30の後方から前方に向かってシュラウド8をスライド移動させる。そして、内向き突起8fが外向き突起30a1を乗り越えることで、シュラウド8はボディ30に抜け止めされる。ここで、板状壁30c1及びガイドリブ8dと、内向き突起8f及び外向き突起30a1とは近接して設けられていて、内向き突起8fと外向き突起30a1とは相互に離れにくくなっているため、シュラウド8はボディ30に対して強固に保持される。また、板状壁30c1及びガイドリブ8d、並びに内向き突起8f及び外向き突起30a1は両側方に一対設けられていて、シュラウド8は左右2箇所で係合されるので、より強固に保持することができる。更に、図4に示すように本実施形態では、外向き突起30a1に傾斜面30a2を設けているので、内向き突起8fが外向き突起30a1を乗り越える際に要する力が小さくなって、シュラウド8の取り付け作業がより行いやすくなる。なお傾斜面は、内向き突起8fの前方側に設けることも可能である。
また、本実施形態においては、図2に示すようにシュラウド8の側壁8bに形成した凸部8eは、板状壁30c1に対応する位置に設けられているので、側壁8bが内側への倒れ込む不具合を防止することができる。
なお、本発明に従うトリガー式液体噴出器の内部構造は、本実施形態のものに限られず、通常使用される他の構造を用いることができる。
本発明によれば、シュラウドを強固に抜け止め保持することができる上、従来のように高い剛性を備える爪部を用いる必要がないため構造を簡素化することができ、またシュラウドの取り付けも簡単に行うことができる新規のトリガー式液体噴出器を提供することができる。
1 トリガー式液体噴出器
2 装着キャップ
2a 側壁
2b ねじ部
2c 上部開口
2d 天壁
2e 天壁テーパ部
3 本体部
4 パイプ
5 ノズル
5a 縦壁
5b 内側筒状壁
5c 外側筒状壁
5d 貫通穴
5e 外壁
5f ヒンジ
5g 噴出口
5h 衝突壁
6 操作レバー
6a 前壁
6b 側壁
6c 枢支軸
6d 逃がし穴
6e 凸部
7 バネ部材
8 シュラウド
8a 上壁
8b 側壁
8c 底壁
8d ガイドリブ
8d1 横壁
8d2 縦壁
8e 凸部
8f 内向き突起
8g 上部ガイドリブ
8g1 上部横壁
8g2 上部縦壁
30 ボディ
30a 連結筒
30a1 外向き突起
30a2 傾斜面
30b フランジ
30b1 フランジテーパ部
30c 頂壁
30c1 板状壁
30d 縦筒
30e 横筒
30f 板状壁
30g 円柱部
30h 円筒部
30i サイド壁
30i1 サイド壁の下端
30j 補強リブ
30k 溝部
30m 嵌合壁
30n 吐出弁座
31 インテイク
31a フランジ
31b 隔壁
31c 吸い上げ弁座
32 吸い上げ弁
32a 吸い上げ弁体
32b 弾性部
33 シリンダー部材
33a シリンダー筒
33b 区画筒
33c 奥壁
33d 吐出弁体
33e 弾性部
33 シリンダー部材
34 ピストン
34a 摺動部
34b 周壁部
34c 係合穴
C 容器
Ha〜Hi 穴
Hj 外気導入口

Claims (3)

  1. 容器内の内容液を吸引、加圧、圧送するポンプを備える本体部と、該本体部に揺動可能に支持されて牽曳を繰り返すことで該ポンプを駆動させる操作レバーと、該本体部の前方に設けられ加圧された内容液を外界に向けて噴出させるノズルと、該操作レバー及びノズルを残して該本体部を覆い隠すシュラウドとを備えるトリガー式液体噴出器であって、
    前記本体部は、容器の口部に取り付けられる装着キャップを回転自在に保持する連結筒と、該連結筒の上縁から径方向内側に延在する頂壁とを備えるとともに、該本体部の両側方に、該連結筒の外周面から突出する一対の外向き突起と、該頂壁から起立する一対の板状壁とを備え、
    前記シュラウドの両側壁に、前記板状壁に連係して該シュラウドの前方へのスライド移動を案内するガイドリブと、前記外向き突起に係合して該シュラウドを後方への抜けに対して抜け止め保持する内向き突起とを設けてなるトリガー式液体噴出器。
  2. 前記シュラウドの両側壁に、前記板状壁に向けて突出する凸部を備える請求項1に記載のトリガー式液体噴出器。
  3. 前記外向き突起及び内向き突起の少なくとも一方に、前記シュラウドの前方へのスライド移動に伴い外向き突起に対する内向き突起の乗り越えを誘導する傾斜面を備える請求項1又は2に記載のトリガー式液体噴出器。
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