JP4942554B2 - トリガー式液体噴出器 - Google Patents
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Description
噴出器本体は、上下方向に延在した吸い上げ筒部と、この吸い上げ筒部から前方に向けて延設された射出筒部と、前後方向に揺動可能に垂設されたトリガーと、このトリガーの前後動に伴って内部が加圧および減圧されるシリンダを有する往復ポンプと、を備えている。
ノズルは、前記射出筒部に連結された連結筒部を備えるノズル本体と、前記連結筒部の内側に前方付勢された状態で前後動可能に設けられた弁体と、を備えている。
ノズル本体は、前記連結筒部の内側に配置されるとともに前記弁体の前端部が着座させられる環状の弁座板を有する弁座部と、前記弁座板の前側に配置されるとともに外周部にその前後方向における全長にわたって延在しかつノズル孔および前記弁座板の内側に連通するノズル連通溝が形成されたノズルチップと、を備えている。
ところで近年では、弁体の前端部が弁座板に着座した状態でこれらの間のシール性を向上させることにより、例えば弁体をトリガーの前後動に応じて素早く前後動させる等してトリガー式液体噴出器の操作性を向上させることに対する要望がある。
このような要望に応えるための手段として、弁体の前端部が着座する弁座板の内径を小さくすることが考えられる。
この発明では、ノズル本体において、弁座部およびノズルチップのうちのいずれか一方は連結筒部と一体に形成されるとともに、他方は別体で構成されているので、ノズルチップの外周部に、その前後方向における全長にわたって延在し弁座板の内側と連通するノズル連通溝が形成されていても、弁座板を、その内径をノズルチップの外径よりも小さくして形成することが可能になり、弁体の前端部による弁座板の内周縁に対する加圧力を大きくしてこれらの間のシール性を向上させることができる。
この場合、ノズル本体において、ノズルチップおよび連結筒部が一体に形成されるとともに、弁座部が別体に構成されているので、前述のように弁体の前端部と弁座板との間のシール性が向上されたトリガー式液体噴出器を確実に形成することができる。
さらにこの場合、前記連結板の後面に形成された嵌合溝に、弁座部の弁座嵌合筒が嵌合されて、この弁座部がノズルチップおよび前記連結板により前方から覆われるようになっているので、弁座部を別体としたことでこの弁座部がノズル本体から外れ易くなるのを防ぐことができる。
この場合においても、前述のように弁体の前端部と弁座板との間のシール性が向上されたトリガー式液体噴出器を確実に形成することができる。
この場合、弁体の前端部が前端から後方に向かうに従い漸次拡径しているので、弁体の前端部と弁座板との間のシール性をより一層確実に向上させることができる。
噴出器本体11には、上下方向に延在した吸い上げ筒部12と、この吸い上げ筒部12から前方に向けて延設された射出筒部13と、前後方向に揺動可能に垂設されたトリガー15と、このトリガー15の前後動に伴って内部が加圧および減圧されるシリンダ14aを有する往復ポンプ14と、が備えられている。
ここで図示の例では、射出筒部13において前側部分の外周面に、ノズル嵌合筒部19が水密に嵌合されており、ノズル本体22の連結筒部21はこのノズル嵌合筒部19を介して射出筒部13に連結されている。
例えば、前記実施形態では、ノズル本体22において、ノズルチップ28および連結筒部21を一体に形成し、弁座部25を別体とした構成を示したが、これに代えて図3に示されるように、ノズル本体22において、弁座部25および連結筒部21を一体に形成し、ノズルチップ28を別体とした構成を採用してもよい。
すなわち、ノズル本体22において、弁座部25およびノズルチップ28のうちのいずれか一方が連結筒部21と一体に形成されるとともに、他方は別体で構成されて、弁座板24の内径が、ノズルチップ28の外径よりも小さくなっていればよい。
なお、ノズルチップ装着筒44と弁座板24とは同軸に配置されている。また、ノズルチップ装着筒44とノズルチップ28との間には、ノズルキャップ26が嵌められている。
さらに、前記実施形態に代えて、射出筒部13とノズル嵌合筒部19とを一体に形成してもよい。
11 噴出器本体
12 吸い上げ筒部
13 射出筒部
14 往復ポンプ
14a シリンダ
15 トリガー
20 ノズル
21 連結筒部
22 ノズル本体
23 弁体
23e 弁体の前端部
24 弁座板
25 弁座部
26a ノズル孔
27 ノズル連通溝
28 ノズルチップ
40 連結板
41 嵌合溝
42 弁座嵌合筒
43 弁座摺動筒
44 ノズルチップ装着筒
Claims (4)
- 噴出器本体と、この噴出器本体の前端に設けられたノズルと、が備えられ、
前記噴出器本体は、上下方向に延在した吸い上げ筒部と、この吸い上げ筒部から前方に向けて延設された射出筒部と、前後方向に揺動可能に垂設されたトリガーと、このトリガーの前後動に伴って内部が加圧および減圧されるシリンダを有する往復ポンプと、を備え、
前記ノズルは、前記射出筒部に連結された連結筒部を備えるノズル本体と、前記連結筒部の内側に前方付勢された状態で前後動可能に設けられた弁体と、を備えるとともに、
前記ノズル本体は、前記連結筒部の内側に配置されるとともに前記弁体の前端部が着座させられる環状の弁座板を有する弁座部と、前記弁座板の前側に配置されるとともに外周部にその前後方向における全長にわたって延在しかつノズル孔および前記弁座板の内側に連通するノズル連通溝が形成されたノズルチップと、を備えたトリガー式液体噴出器であって、
前記ノズル本体において、前記弁座部およびノズルチップのうちのいずれか一方は前記連結筒部と一体に形成されるとともに、他方は別体で構成されて、前記弁座板の内径は、前記ノズルチップの外径よりも小さくなっていることを特徴とするトリガー式液体噴出器。 - 請求項1記載のトリガー式液体噴出器であって、
前記ノズル本体において、前記ノズルチップおよび連結筒部は一体に形成されるとともに、前記弁座部は別体に構成され、
前記ノズルチップと連結筒部とを連結する連結板の後面には、環状の嵌合溝が形成されるとともに、
前記弁座部は、前記弁座板から前方に向けて突設され前記嵌合溝に嵌合された弁座嵌合筒を備えていることを特徴とするトリガー式液体噴出器。 - 請求項1記載のトリガー式液体噴出器であって、
前記ノズル本体において、前記弁座部および連結筒部は一体に形成されるとともに、前記ノズルチップは別体に構成され、
前記弁座部と連結筒部とを連結する連結板の前面には、前記弁座板と同軸にノズルチップ装着筒が前方に向けて突設されるとともに、このノズルチップ装着筒の内側に前記ノズルチップが挿入されていることを特徴とするトリガー式液体噴出器。 - 請求項1から3のいずれかに記載のトリガー式液体噴出器であって、
前記弁体の前端部は、前端から後方に向かうに従い漸次拡径していることを特徴とするトリガー式液体噴出器。
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