JP2015062886A - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作レバーを揺動可能に支持する部材をより少なくすることで効率的な組み立てが実現できる、新たなトリガー式液体噴出器を提供する。【解決手段】本発明のトリガー式液体噴出器1において、操作レバー6は、本体部3に揺動可能に支持される枢支軸6cをそれぞれの外面、又は内面に設けた一対の側壁6bを有し、本体部3は、内部通路Taを通してノズル5に内容液を送給する横筒30eと、隙間sをあけて横筒30eを間に挟むサイド壁30iと、横筒30e又はサイド壁30iの何れか一方に設けられ対をなす枢支軸6cと連係する上方開放の溝部30jとを有し、サイド壁30iは、隙間sに対する枢支軸6c及び側壁6bの下方からの挿入を許容するよう横筒30eから離れる向きに弾性変形可能であることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、トリガー式液体噴出器に関するものであり、特に、噴出器のポンプを駆動させるための操作レバー、及びこの操作レバーを揺動可能に支持する本体部に関する。
黴取り剤や洗剤、衣料用糊剤、住居用ワックス、整髪剤、芳香剤、忌避剤、農薬、薬品等の内容液を入れた容器においては、容器の口部に装着され、操作レバーを牽曳することによって本体部に設けたポンプを駆動して容器内の液体を直線状、霧状あるいは泡状にして噴射させるトリガー式液体噴出器が多用されており(例えば特許文献1参照)、これにより内容液の効率的な供給を可能にしている。
特開平11−290731号公報
かかる噴出器において操作レバー(特許文献1ではトリガー)は、同文献の図2、図3に示されているように、復帰バネ6に設けたC字状の軸受34に対し、トリガー6の二又状両上端部35に設けた片持軸36を連係させ、また、筒先部材11の後端部(ノズル2を取り付ける側とは逆側の端部)を上述の上端部35の間に挿入するとともに、噴出器本体1の側部に設けたリブが、C字状となる軸受34の開放部分に合わさることで片持軸36を軸受34に保持している。すなわち、トリガー6は3つの部材(復帰バネ6、筒先部材11、及び噴出器本体1)によって保持されるものであるため、少ない部材で保持することで効率よく組み立てることができる工夫が望まれていた。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、操作レバーをより少ない部材で揺動可能に支持できるようにすることで効率的な組み立てが実現できる、新たなトリガー式液体噴出器を提案するところにある。
本発明は、本体部に枢支軸を介して揺動可能に取り付けられる操作レバーを有し、該操作レバーの牽曳を繰り返して該本体部に設けたポンプを駆動させ容器内の内容液を吸引、加圧、圧送して該本体部の前方に取り付けたノズルから噴出させるトリガー式液体噴出器であって、
前記操作レバーは、前記枢支軸をそれぞれの外面、又は内面に設けた一対の側壁を有し、
前記本体部は、内部通路を通して前記ノズルに内容液を送給する横筒と、隙間をあけて該横筒を間に挟むサイド壁と、該横筒又はサイド壁の何れか一方に設けられ対をなす前記枢支軸と連係する上方開放の溝部とを有し、
該サイド壁は、該隙間に対する該枢支軸及び側壁の下方からの挿入を許容するよう該横筒から離れる向きに弾性変形可能であるトリガー式液体噴出器である。
前記本体部は、対をなす前記サイド壁の相互間をつなぐ補強リブを有することが好ましい。
前記サイド壁は、前記溝部を有するとともに、該溝部を含む支持部分での厚みに対して該支持部分の両側を挟む連結部分での厚みが薄いことが好ましい。
操作レバーは、枢支軸をそれぞれの外面、又は内面に設けた一対の側壁を有するものとし、ノズルに内容液を送給する横筒を有する本体部には、隙間をあけてこの横筒を間に挟むサイド壁と、横筒又はサイド壁の何れか一方に設けられ対をなす枢支軸と連係する上方開放の溝部とを設け、上記隙間に対する枢支軸及び側壁の下方からの挿入を許容するよう、サイド壁を横筒から離れる向きに弾性変形可能としたことで、操作レバーを本体部のみで揺動可能に支持することができる。これにより、取り付けに要する部材数が減って効率的に組み立てを行うことができる。
本体部に、サイド壁の相互間をつなぐ補強リブを設ける場合は、必要な強度は補強リブで確保しつつサイド壁の厚みを薄くすることができるので、弾性変形しやすくなることで操作レバーの組み立てをより簡単にすることができるとともに、樹脂量の削減を図ることができる。また、サイド壁に溝部を設けるとともに、この溝部を含む支持部分での厚みに対して支持部分の両側を挟む連結部分での厚みが薄くなるようにする場合は、操作レバーの枢支軸に連係する支持部分の剛性は維持しつつ、連結部分での厚みが薄くなる分、樹脂量を更に削減することができる。
本発明に従うトリガー式液体噴出器の第一実施形態を示す、側面視での断面図である。 図1に示す本体部(ボディ)の側面図である。 (a)は図2に示す本体部(ボディ)の平面図であり、(b)は(a)に示すA−Aに沿う断面図である。 図1に示す操作レバーに関し、(a)は正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は平面図である。 操作レバーの本体部への取り付けを説明する、(a)は側面図であり、(b)は平面図であり、(c)は(a)に示すB−Bに沿う断面図である。 図5の状態から操作レバーを本体部に押し込んだ状態を示す平面図である。 操作レバーの本体部への取り付けが完了した状態を示す、(a)は側面図であり、(b)は平面図であり、(c)は(a)に示すC−Cに沿う断面図である。 本発明に従うトリガー式液体噴出器の第二実施形態を示す、本体部(ボディ)の側面図である。 (a)は図8に示す本体部(ボディ)の平面図であり、(b)は(a)に示すD−Dに沿う断面図であり、(c)は矢印Eに沿う矢視図である。 図8及び図9に示す本体部(ボディ)に取り付けられる操作レバーに関し、(a)は正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は平面図である。 図8及び図9に示す本体部(ボディ)に対し、図10に示す操作レバーを押し込んだ状態を示す平面図である。 図8及び図9に示す本体部(ボディ)に対し、図10に示す操作レバーの取り付けが完了した状態を示す、(a)は側面図であり、(b)は平面図であり、(c)は(a)に示すF−Fに沿う断面図である。 本発明に従うトリガー式液体噴出器の第三実施形態を示す、側面視での断面図である。 図13に示す本体部(ボディ)に関し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 図13に示す操作レバーに関し、(a)は正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は平面図である。 図13に示すトリガー式液体噴出器において、操作レバーを引き切った状態から更に操作レバーに力が加わった状態を説明する図である。 図16の平面図である(説明に必要な部分のみを示す)。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。なお、本願明細書、特許請求の範囲、要約書、及び図面では、後述するカバーの頂壁が位置する側を上方(図1における上側)とし、装着キャップが設けられる側を下方(図1における下側)とする。また、ノズルが設けられる側を前方(図1における左側)とし、その反対側を後方(図1における右側)とする。また、上下方向及び前後方向に対して直交する方向(図1における紙面に垂直な方向)を側方とする。
図1における符号1は、トリガー式液体噴出器の第一実施形態を示す。トリガー式液体噴出器1は、容器Cの口部に取り付けられる装着キャップ2と、装着キャップ2を回転自在且つ抜け出し不能に保持するとともに、容器C内の内容液を吸引、加圧、圧送するポンプを備える本体部3と、本体部3に連結するとともに容器Cの底部に向けて延び、ポンプの駆動にて容器C内の内容液を吸い上げるパイプ4と、本体部3の前方に設けられ、内容液を外界に向けて噴出させるノズル5と、本体部3に揺動可能に保持され、牽曳を繰り返すことでポンプを駆動させる操作レバー6と、牽曳された操作レバー6に復元力を付与するバネ部材7と、本体部3の上方及び側方を覆うカバー8とを備えている。
装着キャップ2は、円筒状となる側壁2aの内面に、容器Cの口部に設けたねじ部に適合するねじ部2bを有している。また、側壁2aの上方には、中央部に上部開口2cを有する天壁2dが設けられていて、天壁2dにおける上部開口2cの縁部には、径方向内側に向かって下向きに傾斜する天壁テーパ部2eが設けられている。
本実施形態において本体部3は、複数の部材から構成されていて、装着キャップ2は、その一つをなすボディ30に取り付けられる。ボディ30の下方には、上部開口2cに挿通される円筒状の連結筒部30aが設けられていて、連結筒部30aの外周面には、径方向外側に延在するフランジ30bが設けられている。また、フランジ30bの外縁部上面には、径方向外側に向かって下向きに傾斜するフランジテーパ部30cが設けられている。また連結筒部30aの上方には、連結筒部30aに対して後方に偏心するとともに連結筒部30aよりも小径となる縦筒30dが設けられていて、縦筒30dの上方には、前方に向けて延在するとともにその内側に内部通路Taを有する横筒30eが設けられている。ここで縦筒30dの内部と横筒30eの内部通路Taとは、穴Haを介してつながっている。また横筒30eの前方側には、上方及び側方に延在する板状壁30fが設けられ、板状壁30fには、前方に向けて突出する円柱部30g、及び円柱部30gの径方向外側に位置する円筒部30hが設けられている。
また、図2及び図3(a)、(b)に示すように、横筒30eの両側方には、隙間sをあけて横筒30eを間に挟む一対のサイド壁30iが設けられている。また、サイド壁30iには、側面視にてU字状をなす上方開放の溝部30jが設けられていて、図3(a)に示すようにサイド壁30iは、溝部30jを含む支持部分30kでの厚みt1に対し、支持部分30kの両側を挟む連結部分30mの厚みt2が薄くなっている。連結部分30mには、対をなすサイド壁30iの相互間をつなぐ補強リブ30nが設けられている(本実施形態では、支持部分30kを間に挟んで総計2つ設けられている)。また、対をなす溝部30jの間には、横筒30eと同幅(側方長さが等しい)となるリブ30pが設けられ、リブ30pの後方には、横筒30eよりも幅(側方長さ)が大きいガイドリブ30qが設けられている。
そして、図1に示すように、横筒30eの下方には、縦筒30dから前方に向けて突出する円筒状の嵌合壁30rが設けられていて、嵌合壁30rの径方向内側には、円筒状をなすとともに縦筒30dからの突出量が嵌合壁30rよりも少なくなるように形成され、またその先端部が後述する吸い上げ弁体と当接する吸い上げ弁座30sが設けられている。また、嵌合壁30rと吸い上げ弁座30sとの相互間には、縦筒30dを貫く穴Hbが設けられ、吸い上げ弁座30sの内側には、縦筒30dを貫く穴Hcが設けられている。更に、嵌合壁30rには、その内外を連通させる穴Hdが設けられている。
また、縦筒30d内には、円筒状のインテイク31が設けられている。インテイク31の下方には、径方向外側に延在するフランジ31aが設けられていて、フランジ31aには、嵌合壁30rに設けた穴Hdに連通する穴Heが設けられている。また、インテイク31の下端には、前述のパイプ4が嵌合保持されている。更にインテイク31の内側には、上方内部通路Tb及び下方内部通路Tcを区画形成する隔壁31bが設けられている。そして隔壁31bの下方には、穴Hcに連通する穴Hfが設けられ、隔壁31bの上方には、穴Hbに連通する穴Hgが設けられている。更にインテイク31の上方には、段状に形成されて後述する吐出弁体と当接する吐出弁座31cが設けられ、更に吐出弁座31cの上方には、穴Haに連通する穴Hhが設けられている。
そして、インテイク31の上方には、吐出弁32が設けられている。吐出弁32は、吐出弁座31cに着座する平板状の吐出弁体32aと、側面視にて環状をなし、吐出弁体32aに対して常時下方へ向かう付勢力を作用させる弾性部32bを備えている。
また、嵌合壁30rの内側には、シリンダー部材33が設けられている。シリンダー部材33は、嵌合壁30rに嵌合保持される円筒状のシリンダー筒33aと、シリンダー筒33aの径方向内側に設けられる円筒状の区画筒33bとを同心二重配置で設けたものであり、シリンダー筒33aと区画筒33bとの後方側は、奥壁33cでつながっている。奥壁33cには、縦筒30dに設けた穴Hbに入り込むとともにインテイク31の穴Hgに連通する穴Hiが設けられている。そして区画筒33bの内側には、半球状をなすとともに吸い上げ弁座30sに着座する吸い上げ弁体33dと、螺旋状に延在して区画筒33bと吸い上げ弁体33dとを相互に連結し且つ吸い上げ弁体33dに対して常時後方へ向かう付勢力を作用する弾性部33eとが設けられていて、吸い上げ弁体33d及び弾性部33eによって吸い上げ弁を構成している。更に、シリンダー筒33aには、シリンダー筒33aの内外を連通させるとともに、嵌合壁30rとシリンダー筒33aとの間に形成される隙間を介して嵌合壁30rの穴Hdに連通する外気導入口Hjが設けられている。
シリンダー部材33の内側には、ピストン34が設けられている。ピストン34は、シリンダー筒33aの内周面に摺動可能に当接する環状の摺動部34aを有していて、摺動部34aには、前方に向けて延在するとともに前方側の端部を閉塞した周壁部34bが設けられている。また、周壁部34bの前方側端部には、前述の操作レバー6に係合する係合凹部34cが設けられている。なお、摺動部34aは、操作レバー6が牽曳されていない状態において、シリンダー部材33の外気導入口Hjを塞ぐ位置に設けられている。
このように本実施形態では、ボディ30、インテイク31、吐出弁32、シリンダー部材33、ピストン34によって、ポンプ機能を有する本体部3を構成している。
ノズル5は、ボディ30に設けた円柱部30gの前方側に配される縦壁5aを有していて、縦壁5aには、円柱部30gを取り囲んで後方へ向けて延在する内側筒状壁5bと、内側筒状壁5bの径方向外側にて円筒部30hの内周面に当接する外側筒状壁5cが設けられている。これによりノズル5は、円柱部30gを中心に回動可能に保持される。なお、ノズル5はボディ30に対して抜け止め保持(例えば板状壁30fに爪部を設け、これに係合する爪部をノズル5に設ける)されている。ここで、内側筒状壁5bの内側には、縦壁5aを貫く貫通穴5dが設けられていて、円柱部30gの外周面と内側筒状壁5bの内周面には、それぞれ前後方向に延在する溝が設けられている。これにより、ノズル5を回転させて相互の溝が合わさることで、横筒30eの内部通路Taと貫通穴5dとが連通して内容液の噴出が可能となる一方、これらの溝がずれている時は、横筒30eの内部通路Taと貫通穴5dとは非連通となって、内容液の噴出を阻止することができる。また、外側筒状壁5cの径方向外側には、横断面形状が矩形状となる外壁5eが設けられていて、更に外壁5eの前方側には、ヒンジ5fを介して一体に連結するとともに、内容液を外界に向けて噴出させる噴出口5gを形成した衝突壁5hが設けられている。なお、内容液を噴出させる際には、衝突壁5hはヒンジ5fにて折り曲げられて(折曲げられた衝突壁5hは外壁5eに係合保持される)、噴出口5gが貫通穴5dの前方に位置するようにしている。
操作レバー6は、前壁6a及び前壁6aの両側方に設けられる一対の側壁6bを有している。図4(a)〜(c)に示すように、本実施形態で前壁6aは、上部に対して下部が幅広になっていて、側壁6bは上部側壁6b1と下部側壁6b2とで構成されている。また、それぞれの側壁6bの上方(上部側壁6b1の上方)には、ボディ30の溝部30jに揺動可能に連係する円柱状の枢支軸6cが設けられている。本実施形態では、枢支軸6cの上部に、上方に向かって上部側壁6b1に近づく向きに傾く傾斜部6dを設けている。また、操作レバー6の中間部には、前壁6aを貫通するとともにピストン34との干渉を避ける逃がし穴6eが設けられていて、逃がし穴6eの内面には、係合凹部34cに連係する円柱状の凸部6fが設けられている。また、前壁6aの裏面(後方の面)において、上部側壁6b1と下部側壁6b2との間には、バネ部材7を受け入れる隙間6gが設けられていて、隙間6gの下方には、前壁6aから後方に向けて延び、下部側壁6b2よりも高さが低くなるリブ6g1が設けられている。
バネ部材7は、図1に示すように操作レバー6の後方において、ボディ30の横筒30eと嵌合壁30rとの間で保持され、前方へ向けて伸延しつつ湾曲しながら下方に向けて延在する形態をなすものであり、その下方側の端部を操作レバー6の隙間6gに入り込ませるとともにリブ6g1に当接させて操作レバー6に対して常時前方へ向かう付勢力を付与している。
カバー8は、上方に設けられた頂壁8a、及び頂壁8aの側方から下方に向けて延在する一対の側壁8bを備えている。また、詳細な説明は省略するが、ボディ30に対して後方から前方に向けてスライドさせることで取り付けできるように構成されている。
上記のような構成となるトリガー式液体噴出器1によれば、操作レバー6の牽曳によってピストン34が後方に押し込まれることで、シリンダー部材33内の内容液は、穴Hi及び穴Hgを通ってインテイク31の上方内部通路Tb内に圧入され、吐出弁体32aを押し上げて穴Hh、穴Ha、及び横筒30eの内部通路Taを通り、貫通穴5dを介して噴出口5gから噴出される。
次いで操作レバー6の牽曳を停止し、バネ部材7の付勢力で操作レバー6が元の位置に戻ることでピストン34も前方に移動し、シリンダー部材33内が負圧化される。これによって容器C内の内容液が、パイプ4を介してインテイク31の下方内部通路Tc内に導入され、穴Hf及び穴Hcを通り、吸い上げ弁座30sから離反した吸い上げ弁体33d及び螺旋状となる弾性部33e間の隙間を介してシリンダー部材33内に導入される。なお、ピストン34が元の位置に戻るまでは、シリンダー部材33に設けられた外気導入口Hjが開口しているので、外気を、外気導入口Hj、嵌合壁30rとシリンダー筒33aとの間に形成される隙間、嵌合壁30rの穴Hd、及びインテイク31の穴Heを介して容器C内に取り込むことができる。このため、噴出に従って容器C内の内容液が減少しても、外気が容器C内に取り込まれるので、負圧によって容器Cが変形することはない。
次に図5〜図7を参照しつつ、操作レバー6のボディ30への取り付け方について説明する。なお、図5〜図7では説明上、単体のボディ30に対して操作レバー6を取り付ける例を示しているが、実際は、ボディ30にシリンダー部材33、ピストン34、及びバネ部材7を組み込んだ状態で操作レバー6の取り付けを行う。また、ボディ30には、操作レバー6を取り付ける際に邪魔にならない、他の部材を組み付けておいても構わない。
操作レバー6をボディ30へ取り付けるにあたっては、図5に示すようにボディ30における横筒30eとサイド壁30iとの隙間sに対し、操作レバー6の上部側壁6b1を下方から挿入する。ここで、サイド壁30iの連結部分30mは、支持部分30kよりも薄肉であるので、図6に示すように支持部分30kの前方及び後方において屈曲するように弾性変形させることで、支持部分30kを横筒30eから離れる向きへ変位させることができる。なお、対をなすサイド壁30iの連結部分30m同士は補強リブ30nでつながっているので、過剰に弾性変形することがなく、破損等を有効に防止することができる。また、本実施形態では、図5(c)に示すように上部側壁6b1の枢支軸6cに傾斜部6dを設けているので、操作レバー6を下方から押し込むだけで、上記の弾性変形を誘起することができる。そして、操作レバー6を上方に移動させることで、図7に示すように、枢支軸6cを溝部30jに嵌め込むことができる。本実施形態では、図7(a)、(b)に示すようにガイドリブ30qを設けていて、操作レバー6をガイドリブ30qに沿わせるようにして移動させることで操作レバー6の前後方向位置を規制することができるので、枢支軸6cの溝部30jへの嵌め込みがより行いやすくなる。また、操作レバー6の取り付け後は、ボディ30に設けたリブ30pによって、上部側壁6b1の側方内側への倒れ込みが抑制されるので、溝部30jに嵌まり込んだ枢支軸6cの抜け出しを防止することができる。また本実施形態では、補強リブ30nを、支持部分30kを間に挟んで2つ設けているので、支持部分30kを設けた部位におけるサイド壁30iの弾性変形量が抑制され、枢支軸6cの溝部30jからの外れを防止することができる。
図8〜図12は、本発明に従うトリガー式液体噴出器の第二実施形態を示す図である。なお、以下の説明において、第一実施形態と同一の機能を有する部位には、同一の符号、又は名称を付して説明を省略する。
図8、9に示すように第二実施形態のボディ30は概略、サイド壁30iに設けた溝部30jを横筒30eに設け、サイド壁30iの厚みを前後方向に一定とし、リブ30p及びガイドリブ30qを省略した点が、前述の第一実施形態と相違する。
また、図10に示す第二実施形態の操作レバー6は概略、上部側壁6b1の外面に設けた枢支軸6cを、その内面に設けた点が、前述の第一実施形態と相違する。
第二実施形態においても、図11に示すようにボディ30における横筒30eとサイド壁30iとの隙間sに対し、操作レバー6の上部側壁6b1を下方から挿入する。そして、サイド壁30iを横筒30eから離れる向きに弾性変形させるとともに、一対の上部側壁6b1も幅を広げるように弾性変形させて、図12に示すように、枢支軸6cを溝部30jに嵌め込むことができる。また補強リブ30nは、溝部30jを間に挟んで2つ設けられているので、溝部30jに対向する部位におけるサイド壁30iの弾性変形量が抑制されて、枢支軸6cの溝部30jからの外れが防止できる。
図13〜図18は、本発明に従うトリガー式液体噴出器の第三実施形態を示す図である。図13に示すように本実施形態のトリガー式液体噴出器1Aは、容器Cの口部に取り付けられる装着キャップ2Aと、容器C内の内容液を吸引、加圧、圧送するポンプを備える本体部3Aと、容器C内の内容液を吸い上げるパイプ4Aと、内容液を外界に向けて噴出させるノズル5Aと、本体部3Aに揺動可能に保持され、牽曳を繰り返すことでポンプを駆動させる操作レバー6Aと、牽曳された操作レバー6Aに復元力を付与するバネ部材7と、本体部3Aの上方及び側方を覆うカバー8Aとを備えるものである。
本体部3Aは、ボディ30A、インテイク31A、吸い上げ弁35A(本実施形態では球状)、吐出弁32A、シリンダー部材33A、ピストン34A、及び正倒立両用機構Xによって構成されている。また、正倒立両用機構Xは、パイプ取り付け部材36A、弁体保持部材37A、連結筒部材38A、球状弁39Aによって構成されている。なお、内容液を吸引、加圧、圧送する仕組みは、上述した第一実施形態と同様であるので説明を省略する。また、正倒立両用機構Xは、容器Cを正立姿勢にした場合には、球状弁39Aが弁体保持部材37Aに着座して穴Hkを閉鎖する一方、容器Cを倒立姿勢にした場合には、球状弁39Aが連結筒部材38Aに向けて移動し、容器C内の内容液を、穴Hm、穴Hk、穴Hnを通してインテイク31A内へ送給できるようにしている。
図14(a)、(b)に示すように、第三実施形態のボディ30Aは概略、第一実施形態のボディ30に対して、サイド壁30iに設けた溝部30jを横筒30eに設け、サイド壁30iの厚みを前後方向に一定とし、リブ30p及びガイドリブ30qを省略し、溝部30jの後方(溝部30jを形成する壁部30tの後端縁)において横筒30eとサイド壁30iとを連結する補強リブ30uを設けた点が相違する。
また、図15(a)〜(c)に示すように、第三実施形態の操作レバー6Aは概略、第一実施形態の操作レバー6に対して、上部側壁6b1の外面に設けた枢支軸6cを、その内面に設けた点が相違する。
操作レバー6Aをボディ30Aに取り付けるにあたっては、上述した第二実施形態と同様に、図15に示す上部側壁6b1を、図14に示す隙間sに対して下方から挿入し、サイド壁30iを横筒30eから離れる向きに弾性変形させるとともに、一対の上部側壁6b1も幅を広げるように弾性変形させることで、枢支軸6cを溝部30jに嵌め込むことができる。なお、補強リブ30uを、溝部30jから後方にずれた位置に設けることで、サイド壁30iの弾性変形は、枢支軸6cを溝部30jに嵌め込む際に必要な分だけに抑えられている。
ここで、図16に示すように操作レバー6Aを引き切った状態から更に操作レバー6Aに力が加わると、ピストン34Aとの連結部である凸部6fが支点となって、操作レバー6Aの枢支軸6cには前方へ向かう力が加わる。このため、図17に示すように上部側壁6b1は外側に広がって、枢支軸6cが溝部30jから外れてしまうおそれがあるものの、本実施形態では、溝部30jを間に挟む2つの補強リブ30nに加え、更に補強リブ30uを設けて横筒30eとサイド壁30iとを連結し、サイド壁30iの不必要な弾性変形を阻止しているので、枢支軸6cの外れがより確実に防止できる。
なお、本発明に従うトリガー式液体噴出器の内部構造は、上述した実施形態のものに限られず、通常使用される他の構造を用いることができる。
本発明によれば、操作レバーを揺動可能に支持する部材が本体部(ボディ)だけで済むので、より簡単に組み立てることができる新規のトリガー式液体噴出器を提供することができる。
1、1A トリガー式液体噴出器
2、2A 装着キャップ
2a 側壁
2b ねじ部
2c 上部開口
2d 天壁
2e 天壁テーパ部
3、3A 本体部
4、4A パイプ
5、5A ノズル
5a 縦壁
5b 内側筒状壁
5c 外側筒状壁
5d 貫通穴
5e 外壁
5f ヒンジ
5g 噴出口
5h 衝突壁
6、6A 操作レバー
6a 前壁
6b 側壁
6b1 上部側壁
6b2 下部側壁
6c 枢支軸
6d 傾斜部
6e 逃がし穴
6f 凸部
6g 隙間
6g1 リブ
7、7A バネ部材
8、8A カバー
8a 頂壁
8b 側壁
30、30A ボディ
30a 連結筒部
30b フランジ
30c フランジテーパ部
30d 縦筒
30e 横筒
30f 板状壁
30g 円柱部
30h 円筒部
30i サイド壁
30j 溝部
30k 支持部分
30m 連結部分
30n 補強リブ
30p リブ
30q ガイドリブ
30r 嵌合壁
30s 吸い上げ弁座
30t 壁部
30u 補強リブ
31、31A インテイク
31a フランジ
31b 隔壁
31c 吐出弁座
32、32A 吐出弁
32a 吐出弁体
32b 弾性部
33、33A シリンダー部材
33a シリンダー筒
33b 区画筒
33c 奥壁
33d 吸い上げ弁体
33e 弾性部
34、34A ピストン
34a 摺動部
34b 周壁部
34c 係合凹部
35A 吸い上げ弁
36A パイプ取り付け部材
37A 弁体保持部材
38A 連結筒部材
39A 球状弁
C 容器
Ha〜Hi 穴
Hj 外気導入口
Hk、Hm、Hn 穴
Ta 内部通路
Tb 上方内部通路
Tc 下方内部通路
s 隙間
X 正倒立両用機構

Claims (3)

  1. 本体部に枢支軸を介して揺動可能に取り付けられる操作レバーを有し、該操作レバーの牽曳を繰り返して該本体部に設けたポンプを駆動させ容器内の内容液を吸引、加圧、圧送して該本体部の前方に取り付けたノズルから噴出させるトリガー式液体噴出器であって、
    前記操作レバーは、前記枢支軸をそれぞれの外面、又は内面に設けた一対の側壁を有し、
    前記本体部は、内部通路を通して前記ノズルに内容液を送給する横筒と、隙間をあけて該横筒を間に挟むサイド壁と、該横筒又はサイド壁の何れか一方に設けられ対をなす前記枢支軸と連係する上方開放の溝部とを有し、
    該サイド壁は、該隙間に対する該枢支軸及び側壁の下方からの挿入を許容するよう該横筒から離れる向きに弾性変形可能であるトリガー式液体噴出器。
  2. 前記本体部は、対をなす前記サイド壁の相互間をつなぐ補強リブを有する請求項1に記載のトリガー式液体噴出器。
  3. 前記サイド壁は、前記溝部を有するとともに、該溝部を含む支持部分での厚みに対して該支持部分の両側を挟む連結部分での厚みが薄いものである請求項1に記載のトリガー式液体噴出器。
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