JPH11290731A - トリガー式液体噴出器 - Google Patents
トリガー式液体噴出器Info
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- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1009—Piston pumps actuated by a lever
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- B05B11/1077—Springs characterised by a particular shape or material
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】近時、廃棄物を資源として再活用することが求
められて来ており、往復ポンプにおける復帰用のスプリ
ングも合成樹脂製とすることが実用化されつつある。そ
の一環として、上記スプリングを簡便かつ強力な合成樹
脂製の板ばねとするとともに、操作の感触をソフトで腰
の強いものにする。 【解決手段】噴出器本体１の内部にトリガー３で作動さ
れる往復ポンプ４を内蔵して成るトリガー式液体噴出器
において、上記噴出器本体１の上面に付設した水平基板
12の前部両側から複数条の彎曲細片32,33 で形成した左
右一対のばね片29を垂設し、これらのばね片29の下端30
をそれぞれ上記トリガー３の両側面中途部へ機械的に連
繋させた。
められて来ており、往復ポンプにおける復帰用のスプリ
ングも合成樹脂製とすることが実用化されつつある。そ
の一環として、上記スプリングを簡便かつ強力な合成樹
脂製の板ばねとするとともに、操作の感触をソフトで腰
の強いものにする。 【解決手段】噴出器本体１の内部にトリガー３で作動さ
れる往復ポンプ４を内蔵して成るトリガー式液体噴出器
において、上記噴出器本体１の上面に付設した水平基板
12の前部両側から複数条の彎曲細片32,33 で形成した左
右一対のばね片29を垂設し、これらのばね片29の下端30
をそれぞれ上記トリガー３の両側面中途部へ機械的に連
繋させた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トリガー式液体噴
出器、特にトリガー式液体噴出器における合成樹脂製復
帰ばねに関するものである。
出器、特にトリガー式液体噴出器における合成樹脂製復
帰ばねに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】液体を噴霧、噴射、噴泡等させる合成樹
脂製のトリガー式液体噴出器は既に周知である。このト
リガー式液体噴出器は、通常、側面形状が逆Ｌ字状の噴
出器本体の先端にノズルを設け、その噴出器本体の前部
からトリガーを前後動可能に垂設し、その噴出器本体の
内部に該トリガーで作動される往復ポンプを内蔵し、該
往復ポンプにはトリガー共々復帰動させる復帰用の金属
製コイルスプリングを内装し、かつ、その噴出器本体の
外側にカバーを被着している。また、その噴出器本体の
下端に装着筒と吸上げパイプとを備えて、該装着筒によ
り液体を収容した容器体の口頸部へと装着するととも
に、吸上げパイプをその容器体内へと挿入させるように
している。而して、トリガーを操作して往復ポンプを作
動させることにより、容器体内の液体を吸い上げてはノ
ズルから噴霧、噴射、噴泡等、適宜に噴出させる。
脂製のトリガー式液体噴出器は既に周知である。このト
リガー式液体噴出器は、通常、側面形状が逆Ｌ字状の噴
出器本体の先端にノズルを設け、その噴出器本体の前部
からトリガーを前後動可能に垂設し、その噴出器本体の
内部に該トリガーで作動される往復ポンプを内蔵し、該
往復ポンプにはトリガー共々復帰動させる復帰用の金属
製コイルスプリングを内装し、かつ、その噴出器本体の
外側にカバーを被着している。また、その噴出器本体の
下端に装着筒と吸上げパイプとを備えて、該装着筒によ
り液体を収容した容器体の口頸部へと装着するととも
に、吸上げパイプをその容器体内へと挿入させるように
している。而して、トリガーを操作して往復ポンプを作
動させることにより、容器体内の液体を吸い上げてはノ
ズルから噴霧、噴射、噴泡等、適宜に噴出させる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】近時、廃棄物を資源と
して再活用することが求められて来ており、往復ポンプ
における復帰用のスプリングも合成樹脂製とすることが
実用化されつつある。本発明は、その一環として、上記
往復ポンプにおける復帰用のスプリングを、簡便かつ強
力な合成樹脂製の板ばねとするとともに、その操作の感
触をソフトで腰の強いものにしようとするものである。
して再活用することが求められて来ており、往復ポンプ
における復帰用のスプリングも合成樹脂製とすることが
実用化されつつある。本発明は、その一環として、上記
往復ポンプにおける復帰用のスプリングを、簡便かつ強
力な合成樹脂製の板ばねとするとともに、その操作の感
触をソフトで腰の強いものにしようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項１の発明は、噴出器本体１の内部に該トリガー３で
作動される往復ポンプ４を内蔵して成るトリガー式液体
噴出器において、上記噴出器本体１の上面に付設した水
平基板12の前部両側から複数条の彎曲細片32,33 で形成
した左右一対のばね片29を垂設し、これらのばね片29の
下端30をそれぞれ上記トリガー３の両側面中途部へ機械
的に連繋させ、また、その水平基板12の中途部から左右
一対の軸受34を垂設し、該軸受34に上記トリガー３の上
端部35を枢着したことを特徴とする。
求項１の発明は、噴出器本体１の内部に該トリガー３で
作動される往復ポンプ４を内蔵して成るトリガー式液体
噴出器において、上記噴出器本体１の上面に付設した水
平基板12の前部両側から複数条の彎曲細片32,33 で形成
した左右一対のばね片29を垂設し、これらのばね片29の
下端30をそれぞれ上記トリガー３の両側面中途部へ機械
的に連繋させ、また、その水平基板12の中途部から左右
一対の軸受34を垂設し、該軸受34に上記トリガー３の上
端部35を枢着したことを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】図面は、請求項１のトリガー式液
体噴出器に係る実施の形態を示している。図において、
１は、側面形状が逆Ｌ字状の噴出器本体、２は、該噴出
器本体の先端に設けた噴霧、噴射、噴泡に切換え得るノ
ズル、３は、噴出器本体の前部から前後動可能に垂設し
たトリガー、４は、該トリガーでプランジャ５が作動さ
れる噴出器本体内蔵の往復ポンプ、６は、噴出器本体の
上面乃至トリガーの外側に装着した復帰ばねで、トリガ
ー及び往復ポンプのプランジャを前方へと付勢してい
る。７は、噴出器本体の下端に回転自在に装着した内ね
じ螺筒の装着筒、８は、該装着筒の内側で噴出器本体の
下端から垂設した吸上げパイプ、９は、噴出器本体の外
側に被着したカバーであり、これらは合成樹脂による成
形部材から成る。
体噴出器に係る実施の形態を示している。図において、
１は、側面形状が逆Ｌ字状の噴出器本体、２は、該噴出
器本体の先端に設けた噴霧、噴射、噴泡に切換え得るノ
ズル、３は、噴出器本体の前部から前後動可能に垂設し
たトリガー、４は、該トリガーでプランジャ５が作動さ
れる噴出器本体内蔵の往復ポンプ、６は、噴出器本体の
上面乃至トリガーの外側に装着した復帰ばねで、トリガ
ー及び往復ポンプのプランジャを前方へと付勢してい
る。７は、噴出器本体の下端に回転自在に装着した内ね
じ螺筒の装着筒、８は、該装着筒の内側で噴出器本体の
下端から垂設した吸上げパイプ、９は、噴出器本体の外
側に被着したカバーであり、これらは合成樹脂による成
形部材から成る。
【０００６】噴出器本体１は、合成樹脂成形の便宜上か
ら上部の射出筒10の前端に筒先部材11を嵌着し、該筒先
部材の先端に上記ノズル２を装着している。噴出器本体
１の上面の前部と後部すなわち上記筒先部材11の上面と
上記射出筒10の後部上面に、合成樹脂製板ばねから成る
上記復帰ばね６の水平基板12を受ける受座13,14 を形成
しており、前部の受座13を上記筒先部材11の上面に一体
に付設した小幅の水平片15から形成し、後部の受座14を
その水平片15の幅よりも広い間隔で平行する２条の前後
方向の突条16から形成している。
ら上部の射出筒10の前端に筒先部材11を嵌着し、該筒先
部材の先端に上記ノズル２を装着している。噴出器本体
１の上面の前部と後部すなわち上記筒先部材11の上面と
上記射出筒10の後部上面に、合成樹脂製板ばねから成る
上記復帰ばね６の水平基板12を受ける受座13,14 を形成
しており、前部の受座13を上記筒先部材11の上面に一体
に付設した小幅の水平片15から形成し、後部の受座14を
その水平片15の幅よりも広い間隔で平行する２条の前後
方向の突条16から形成している。
【０００７】復帰ばね６は、合成樹脂製板ばねに係るも
のであり、上記前後の受座13,14 に架設する水平基板12
を設けて、該水平基板の前部と後部を各々前後の受座1
3,14へと着座させ、そして、水平基板12は、頂壁17の両
縁からリブ18,19 を垂設したものとして、前端部を前部
の受座13すなわち小幅の水平片15に対応する小幅に、そ
れ以外を後部の受座14すなわち２条の突条16間に対応す
る広幅に形成して、その頂壁17の前部と後部をそれぞれ
上記水平片15と２条の突条16に載置させるとともに、両
側のリブ18,19 をそれぞれその水平片15と２条の突条16
の外側へ嵌合させている。また、水平基板12の後部で
は、頂壁17の下面にて上記両縁のリブ19の内側に更に２
条のリブ20を並設してそれぞれ上記２条の突条16の内側
へ嵌合させている。
のであり、上記前後の受座13,14 に架設する水平基板12
を設けて、該水平基板の前部と後部を各々前後の受座1
3,14へと着座させ、そして、水平基板12は、頂壁17の両
縁からリブ18,19 を垂設したものとして、前端部を前部
の受座13すなわち小幅の水平片15に対応する小幅に、そ
れ以外を後部の受座14すなわち２条の突条16間に対応す
る広幅に形成して、その頂壁17の前部と後部をそれぞれ
上記水平片15と２条の突条16に載置させるとともに、両
側のリブ18,19 をそれぞれその水平片15と２条の突条16
の外側へ嵌合させている。また、水平基板12の後部で
は、頂壁17の下面にて上記両縁のリブ19の内側に更に２
条のリブ20を並設してそれぞれ上記２条の突条16の内側
へ嵌合させている。
【０００８】前後の受座13,14 と水平基板12との間に
は、それぞれ嵌合固定手段21,22 を講じており、前部の
嵌合固定手段21は、水平基板前端部両縁のリブ18の前部
内縁にそれぞれ係合爪23を設けて、両係合爪23を上記水
平片15の両縁へ抱着係合させ、かつ、水平基板頂壁17の
前部に第１の窓孔24を穿設するとともに、その水平片15
の上面適所に第１の係止爪25を突設して、該第１の係止
爪25をその第１の窓孔24の前縁に係合させて成る。ま
た、後部の嵌合固定手段22は、その後部の受座14の後端
にて噴出器本体１すなわち上記射出筒10の上面から前方
へ抑止片26を突設して、該抑止片26により水平基板頂壁
17の後端部をおさえ、かつ、該抑止片26に第２の窓孔27
を穿設するとともに、水平基板頂壁17の後端部の上面適
所に第２の係止爪28を突設して、該第２の係止爪28をそ
の第２の窓孔27の前縁に係合させて成る。
は、それぞれ嵌合固定手段21,22 を講じており、前部の
嵌合固定手段21は、水平基板前端部両縁のリブ18の前部
内縁にそれぞれ係合爪23を設けて、両係合爪23を上記水
平片15の両縁へ抱着係合させ、かつ、水平基板頂壁17の
前部に第１の窓孔24を穿設するとともに、その水平片15
の上面適所に第１の係止爪25を突設して、該第１の係止
爪25をその第１の窓孔24の前縁に係合させて成る。ま
た、後部の嵌合固定手段22は、その後部の受座14の後端
にて噴出器本体１すなわち上記射出筒10の上面から前方
へ抑止片26を突設して、該抑止片26により水平基板頂壁
17の後端部をおさえ、かつ、該抑止片26に第２の窓孔27
を穿設するとともに、水平基板頂壁17の後端部の上面適
所に第２の係止爪28を突設して、該第２の係止爪28をそ
の第２の窓孔27の前縁に係合させて成る。
【０００９】水平基板12の前部両側からは、左右一対の
ばね片29を垂設してそれぞれ下端30をトリガー３の両側
面中途部に設けたポケット31へ機械的に出入摺動自在に
嵌挿連繋させており、左右一対のばね片29は、それぞれ
平行乃至ほぼ平行させた２条の彎曲細片32,33 から形成
し、下端30で一つにしている。また、水平基板12の左右
一対のばね片29の直後からは左右一対のＣ字状片から成
る軸受34を一体に垂設し、該軸受にトリガー３の二又状
の両上端部35をこれらに突設させた片持軸36にて枢着す
ることで前後動可能に垂設している。
ばね片29を垂設してそれぞれ下端30をトリガー３の両側
面中途部に設けたポケット31へ機械的に出入摺動自在に
嵌挿連繋させており、左右一対のばね片29は、それぞれ
平行乃至ほぼ平行させた２条の彎曲細片32,33 から形成
し、下端30で一つにしている。また、水平基板12の左右
一対のばね片29の直後からは左右一対のＣ字状片から成
る軸受34を一体に垂設し、該軸受にトリガー３の二又状
の両上端部35をこれらに突設させた片持軸36にて枢着す
ることで前後動可能に垂設している。
【００１０】而して、復帰ばね６の水平基板12を噴出器
本体１上面の前部と後部すなわち筒先部材11の上面と射
出筒10の後部上面に組み付けるときは、まず、復帰ばね
６の水平基板12の後部を、その噴出器本体１の前方やや
斜め上から後部の嵌合固定手段22たる抑止片26の下へ差
し込んで、水平基板頂壁17後端部の第２の係止爪28をそ
の抑止片26の第２の窓孔27の前縁へ係合させるととも
に、射出筒10上面の後部の受座14すなわち２条の突条16
へと着座させ、次いで、その水平基板12を押し下げて、
水平基板12の前部を、筒先部材11上面の前部の受座13す
なわち水平片15に着座させると同時に、前部の嵌合固定
手段21たる水平基板前端部両縁のリブ18の各係合爪23を
その水平片15の両縁へ抱着係合させ、かつ、水平基板頂
壁17前部の第１の窓孔24の前縁をその水平片15上面の第
１の係止爪25へと係合させる。軸受34へのトリガー３の
枢着及びばね片下端30のポケット31への係合は、その後
に行えばよい。なお、組み付けの手順はこれに限るもの
ではなく、それらが前後してもよいことは勿論である。
本体１上面の前部と後部すなわち筒先部材11の上面と射
出筒10の後部上面に組み付けるときは、まず、復帰ばね
６の水平基板12の後部を、その噴出器本体１の前方やや
斜め上から後部の嵌合固定手段22たる抑止片26の下へ差
し込んで、水平基板頂壁17後端部の第２の係止爪28をそ
の抑止片26の第２の窓孔27の前縁へ係合させるととも
に、射出筒10上面の後部の受座14すなわち２条の突条16
へと着座させ、次いで、その水平基板12を押し下げて、
水平基板12の前部を、筒先部材11上面の前部の受座13す
なわち水平片15に着座させると同時に、前部の嵌合固定
手段21たる水平基板前端部両縁のリブ18の各係合爪23を
その水平片15の両縁へ抱着係合させ、かつ、水平基板頂
壁17前部の第１の窓孔24の前縁をその水平片15上面の第
１の係止爪25へと係合させる。軸受34へのトリガー３の
枢着及びばね片下端30のポケット31への係合は、その後
に行えばよい。なお、組み付けの手順はこれに限るもの
ではなく、それらが前後してもよいことは勿論である。
【００１１】このように組み付けられた復帰ばね６の水
平基板12は、トリガー３が引かれることにより両ばね片
29から後方及び上方へ大きな力を受けることとなるが、
噴出器本体１の上面に安定かつ強力に定着されて、両ば
ね片29の反力板として機能し、両ばね片29に適確かつ強
力に弾発力を発揮させる。したがって、両ばね片29に
は、合成樹脂製ではあってもトリガー３及び往復ポンプ
４のプランジャ５に対し前方へと遜色なく適正に弾発付
勢させることができる。そして、両ばね片29をそれぞれ
２条の彎曲細片32,33 としているので、トリガー操作に
ソフトな感触を与えることができ、腰の強い弾力を持た
せることができる。また、第１及び第２の窓孔24,27 の
各前縁に対する第１及び第２の係止爪25,28 の係合は、
その水平基板12の前方への無用な移動や抜け出しを適確
に阻止する。
平基板12は、トリガー３が引かれることにより両ばね片
29から後方及び上方へ大きな力を受けることとなるが、
噴出器本体１の上面に安定かつ強力に定着されて、両ば
ね片29の反力板として機能し、両ばね片29に適確かつ強
力に弾発力を発揮させる。したがって、両ばね片29に
は、合成樹脂製ではあってもトリガー３及び往復ポンプ
４のプランジャ５に対し前方へと遜色なく適正に弾発付
勢させることができる。そして、両ばね片29をそれぞれ
２条の彎曲細片32,33 としているので、トリガー操作に
ソフトな感触を与えることができ、腰の強い弾力を持た
せることができる。また、第１及び第２の窓孔24,27 の
各前縁に対する第１及び第２の係止爪25,28 の係合は、
その水平基板12の前方への無用な移動や抜け出しを適確
に阻止する。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、噴出器本体１の上面に
付設した水平基板12の前部両側から複数条の彎曲細片3
2,33 で形成した左右一対のばね片29を垂設し、これら
のばね片29の下端30をそれぞれトリガー３の両側面中途
部へ機械的に連繋させているので、簡便かつ強力な合成
樹脂製の板ばねとすることができるとともに、その操作
の感触をソフトで腰の強いものにすることができて、使
用感を頗る良好にでき、しかも、適正かつ確実な動作を
得ることができ、金属製のコイルスプリングに勝るとも
劣らないものとすることができる。また、その水平基板
12の中途部から左右一対の軸受34を垂設して、該軸受34
にトリガー３の上端部35を枢着しているので、トリガー
の枢着を簡潔かつ容易にすることができる。
付設した水平基板12の前部両側から複数条の彎曲細片3
2,33 で形成した左右一対のばね片29を垂設し、これら
のばね片29の下端30をそれぞれトリガー３の両側面中途
部へ機械的に連繋させているので、簡便かつ強力な合成
樹脂製の板ばねとすることができるとともに、その操作
の感触をソフトで腰の強いものにすることができて、使
用感を頗る良好にでき、しかも、適正かつ確実な動作を
得ることができ、金属製のコイルスプリングに勝るとも
劣らないものとすることができる。また、その水平基板
12の中途部から左右一対の軸受34を垂設して、該軸受34
にトリガー３の上端部35を枢着しているので、トリガー
の枢着を簡潔かつ容易にすることができる。
【図１】 請求項１の発明に係る実施の形態を示す縦断
側面図である。
側面図である。
【図２】 同実施の形態におけるカバーを分離させた分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図３】 同実施の形態における主要３部材の分解側面
図である。
図である。
【図４】 図３に示す主要３部材のうちの２部材の組立
正面図である。
正面図である。
【図５】 図１Ａ−Ａ線要部の断面図である。
【図６】 図３に示す主要３部材のうちの一の部材の側
面図である。
面図である。
【図７】 同部材の正面図である。
【図８】 同部材の平面図である。
【図９】 図３に示す主要３部材のうちの他の一の部材
の正面図である。
の正面図である。
【図１０】同部材の平面図である。
１…噴出器本体 ２…ノズル ３…トリガー ４…往復ポンプ ５…プランジャ ６…復帰ばね ７…装着筒 ８…吸上げパイプ ９…カバー 10…射出筒 11…筒先部材 12…水平基板 13,14 …受座 15…水平片 16…突条 17…頂壁 18,19,20…リブ 21,22 …嵌合固定手
段 23…係合爪 24…第１の窓孔 25…第１の係止爪 26…抑止片 27…第２の窓孔 28…第２の係止爪 29…ばね片 30…下端 31…ポケット 32,33 …彎曲細片 34…軸受 35…上端部 36…片持軸
段 23…係合爪 24…第１の窓孔 25…第１の係止爪 26…抑止片 27…第２の窓孔 28…第２の係止爪 29…ばね片 30…下端 31…ポケット 32,33 …彎曲細片 34…軸受 35…上端部 36…片持軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土田 治夫 東京都江東区大島３丁目２番６号 株式会 社吉野工業所内 (72)発明者 中村 弘幸 東京都江東区大島３丁目２番６号 株式会 社吉野工業所内
Claims (1)
- 【請求項１】 噴出器本体１の内部にトリガー３で作動
される往復ポンプ４を内蔵して成るトリガー式液体噴出
器において、上記噴出器本体１の上面に付設した水平基
板12の前部両側から複数条の彎曲細片32,33 で形成した
左右一対のばね片29を垂設し、これらのばね片29の下端
30をそれぞれ上記トリガー３の両側面中途部へ機械的に
連繋させ、また、その水平基板12の中途部から左右一対
の軸受34を垂設し、該軸受34に上記トリガー３の上端部
35を枢着したことを特徴とするトリガー式液体噴出器。
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|---|---|---|---|
| JP11607698A JP3839163B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | トリガー式液体噴出器 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP11607698A JP3839163B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | トリガー式液体噴出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11290731A true JPH11290731A (ja) | 1999-10-26 |
| JP3839163B2 JP3839163B2 (ja) | 2006-11-01 |
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ID=14678125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11607698A Expired - Lifetime JP3839163B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | トリガー式液体噴出器 |
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| JP (1) | JP3839163B2 (ja) |
Cited By (11)
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- 1998-04-10 JP JP11607698A patent/JP3839163B2/ja not_active Expired - Lifetime
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